JP3815893B2 - 生体監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、在宅者や車両,船舶,飛行機等の操縦者のように医療機関から離れた位置にいる被診断対象者の生体情報を検出して健康管理を行う生体監視システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、医療機関から離れた場所にいる被診断対象者の心電図等の生体情報を電話回線などの通信システムを利用して医療サービスセンタに送信し、この送られてきた生体情報によって被診断対象者の健康状態を監視する生体監視システムの開発が行われてきている。
【0003】
このような生体監視システムは、例えば、一人暮らしの高齢者の健康状態を心電図や血圧などの生体情報によって常時監視して、健康状態の悪化の兆候が検出された場合に医療機関に通報して医師を派遣したり、また、バス等の公共機関の運転手の乗務中の生体情報を常時検出して健康状態の悪化の兆候が検出された場合にその乗務を中止させる等の措置を講じるのに利用される。
【0004】
従来の生体監視システムには、在宅者の健康管理を行うものとして特開平8−38435号公報に記載のものがあり、また、車両操縦者の生体情報を検出するものとして特開平6−22914号公報に記載のものがある。
【0005】
上記従来の生体監視システムは、何れも、被診断対象者の住宅や車両の運転席等に設置された心電計や血圧計等から送信されてくる心電図計測データおよび血圧計測データ等に基づいて、サービスセンタにおいて健康状態を監視するものである。
【0006】
しかしながら、人の健康状態を心電図や血圧等の計測データのみに基づいて判断するのは、実際には難しい作業であり、特に心臓の不整脈を心電図の計測データのみから判断するのは非常に難しく、判断を誤る場合が多い。また、心電計や血圧計等の誤動作により、心電図計測データや血圧計測データの検出洩れや誤検出が生じる場合があり、被診断対象者の健康状態を的確に判断する際の障害になっている。
【0007】
一方、上記のような生体監視システムにおいて、送信する計測データ量を多くして診断の精度を高めようとする場合には、コストアップやデータ処理の負担が大きくなるという問題が生じる。
【0008】
この発明は、上記のような従来の生体監視システムにおける問題点を解決するために為されたものである。
【0009】
すなわち、この発明は、医療機関から離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判断することが出来るとともに、被診断対象者に対して適切な処置を行うことが出来る生体監視システムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の生体監視システムは、上記目的を達成するために、被診断対象者から生体データを検出する生体データ検出手段と、前記生体データ検出手段によって検出された生体データの異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段による異常の検出があった場合、前記生体データ検出手段で検出された生体データを前記被診断対象者の氏名が特定される識別情報と共に遠隔送信する通信手段と、前記被診断対象者を撮影した撮影情報と前記被診断対象者の音声を収録した音声情報の一方又は両方からなる被診断対象者情報を検出する被診断対象者情報検出手段と、前記通信手段が送信する生体データ及び識別情報、通信回線を介して前記被診断対象者情報検出手段が送信する被診断対象者情報に基づいて、前記被診断対象者の健康状態を判定する判定手段と、を備え、前記判定手段は、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態に関して予め分類した複数のレベルを設定し、前記通信手段によって送信された生体データと前記識別情報に基づいて、前記被診断対象者の健康状態の診断が必要か否かを判定し、必要有りと判定した場合には、前記識別情報によって特定される被診断対象者の前記被診断対象者情報を取得して、前記生体データと前記被診断対象者情報に基づいて、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態が前記複数のレベルの何れに該当するかを判定することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記異常検出手段は、前記生体データ検出手段に接続され、検出された生体データの異常を検出して、当該生体データを前記通信手段に設定し、当該生体データと前記識別情報を前記通信手段によって前記判定手段に送信させることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記判定手段は、医療機関に通信回線を介して接続され、前記健康状態が前記複数のレベルの内で医療機関での診断と治療を要するレベルであると判定した場合には、前記通信手段を介して前記識別情報で特定される被診断対象者に向けて指定した医療機関での診断と治療を促すメッセージを送信すると共に、前記指定した医療機関に当該被診断対象者の生体データを送信することを特徴とする。
【0014】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記判定手段は、医療機関に通信回線を介して接続され、前記健康状態が前記複数のレベルの内で緊急治療を要するレベルであると判定した場合には、選択された医療機関に緊急通報を送信すると共に、当該医療機関に前記識別情報で特定される被診断対象者の生体データを送信することを特徴とする。
【0015】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記被診断対象者の居る場所が、当該被診断対象者の住居である。
【0016】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記被診断対象者の居る場所が、交通手段の運転席である。
【0017】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記交通手段に全地球測位システムが搭載されている。
【0018】
また、本発明の生体監視システムは、前述の特徴に加えて、前記生体データは心電図データであり、前記異常検出手段は、前記心電図データから不整脈を検出する不整脈検出器であることを特徴とする。
【0020】
また、本発明の生体監視方法は、被診断者が居る場所から離れた場所で被診断者の健康状態を監視する生体監視方法において、被診断対象者から生体データを検出する生体データ検出手段によって検出された生体データの異常を、前記生体データ検出手段に接続された異常検出手段が検出する異常検出工程と、前記異常検出工程によって異常の検出があった場合、前記生体データを前記被診断対象者の氏名が特定される識別情報と共に遠隔送信する通信工程と、前記被診断対象者を撮影した撮影情報と前記被診断対象者の音声を収録した音声情報の一方又は両方からなる被診断対象者情報を検出する被診断対象者情報検出工程と、前記通信工程で送信される生体データ及び識別情報、前記被診断対象者情報検出工程で検出された被診断対象者情報に基づいて、遠隔地に設けられた判定装置が前記被診断対象者の健康状態を判定する判定工程と、を有し、前記判定工程は、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態に関して予め分類した複数のレベルを設定し、前記通信工程によって送信された生体データと前記識別情報に基づいて、前記被診断対象者の健康状態の診断が必要か否かを判定し、必要有りと判定した場合には、前記識別情報によって特定される被診断対象者の前記被診断対象者情報を通信回線を介して取得し、前記生体データと前記被診断対象者情報に基づいて、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態が前記複数のレベルの何れに該当するかを判定する。
【0022】
また、本発明の生体監視方法は、前述の特徴に加えて、前記被診断対象者の居る場所が、当該被診断対象者の住居であることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の生体監視方法は、前述の特徴に加えて、前記被診断対象者の居る場所が、交通手段の運転席であることを特徴とする。
【0024】
また、本発明の生体監視方法は、前述の特徴に加えて、前記交通手段に全地球測位システムが搭載されていることを特徴とする。
【0025】
また、本発明の生体監視方法は、前述の特徴に加えて、前記生体データは心電図データであり、前記異常検出工程は、前記心電図データから不整脈を検出することを特徴とする。
【0027】
このような特徴を有する本発明によると、例えば、住居等の被診断対象者が居る場所において、心電計等の生体データ検出手段(工程)によって被診断対象者の生体データ検出が行われ、この検出された心電図データ等の生体データに対して、異常検出手段(工程)による異常の有無が検出される。そして、その検出の結果、例えば不整脈等の異常があることが検出された場合には、通信手段(工程)によって生体データが遠隔送信される判定手段(工程)において、異常が検出された生体データに対して健康状態の診断が必要か否かの第1判定がなされる。この際、通信手段(工程)は、生体データを被診断対象者の特定が可能な識別情報(ID)と共に判定手段に遠隔送信しており、判定手段(工程)では、識別情報によって被診断対象者を特定して、送信された生体データに対する判定を行う。
【0028】
そして、判定手段(工程)が健康状態の診断が必要であると判定した場合には、判定手段は、通信回線を介して被診断対象者の顔などの撮像情報或いは音声などの音声情報からなる被診断対象者情報を取得し、当初に送られていた生体データとこの被診断対象者情報とに基づいて、被診断対象者の健康状態を判定する。
【0029】
以上のように、本発明によれば、離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電図等の生体データのみならず、被診断対象者の顔の表情などを撮像した撮像情報或いは音声を収録した音声情報を加えて総合的に診断することができるので、例えば、医療機関から離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判断することができ、この診断結果に基づいて被診断対象に対して適切な処置を行うことができる。
【0030】
また、本願発明によれば、検出された心電図データ等の生体データに異常がある場合に、即座に撮像情報や音声情報を取得して健康状態の診断を行うのではなく、異常検出された生体データによって健康状態の診断が必要か否かを判定して、必要と判定された場合に撮像情報や音声情報からなる被診断対象者情報を取得するようにしているので、生体データ検出手段の誤動作や誤検出によって得られた生体データに基づく健康状態の判定を排除することができると共に、健康状態の判定が必要な場合にのみ情報量の多い被診断対象者情報を取得することで、通信コストの低減やデータ処理負担の軽減を図ることができる。
【0031】
また、本発明は、異常検出手段を生体データ検出手段に接続して、生体データの異常が検出された後に、この生体データを通信手段に設定し、この生体データと被診断対象者を特定する識別情報を、この通信手段によって判定手段に送信する。
【0032】
これによると、生体データの異常時のみ生体データの遠隔送信がなされるので、更に、通信コストの低減やデータ処理負担の軽減を図ることができる。
【0033】
また、前述の異常検出手段を被診断対象者から離れた判定手段側に設けてもよい。この場合には、心電計等の生体データ検出手段によって被診断対象者の生体検査が行われ、この検出された心電図データ等の生体データが通信手段に設定されて、識別情報と共に被診断対象者が居る場所から離れた場所に設置された判定手段に送信される。そして、この判定手段側に設置された異常検出手段によって生体データの異常が検出される。
【0034】
これによっても、離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電図等の生体データのみならず、被診断対象者の顔の表情などを撮像した撮像情報或いは音声を収録した音声情報を加えて総合的に診断することができるので、例えば、医療機関から離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判断することができ、この診断結果に基づいて被診断対象に対して適切な処置を行うことができる。
【0035】
また、検出された心電図データ等の生体データに異常がある場合に、即座に撮像情報や音声情報を取得して健康状態の診断を行うのではなく、異常検出された生体データによって健康状態の診断が必要か否かを判定して、必要と判定された場合に撮像情報や音声情報からなる被診断対象者情報を取得するようにしているので、生体データ検出手段の誤動作や誤検出によって得られた生体データに基づく健康状態の判定を排除することができると共に、健康状態の判定が必要な場合にのみ情報量の多い被診断対象者情報を取得することで、通信コストの低減やデータ処理負担の軽減を図ることができる。
【0036】
また、本発明では、判定手段(工程)は、被診断対象者の健康状態に関して予め分類した複数のレベルを設定し、健康状態が複数のレベルの何れに該当するかを判定するので、被診断対象者の健康状態に異常が生じた際には、その診断のレベルに対応した処理を即座に実行することができる。
【0037】
そして、この診断のレベルによって、被診断対象者の健康状態がさほど心配するような状態ではないレベルに属する場合にはその旨の診断結果を、また、緊急ではないが治療を要するため医療機関での診断と治療を必要とするレベルに属する場合にはその旨の診断結果を、さらにまた、緊急を要するレベルに属する場合にはその旨の診断結果を、それぞれの場合において選択して出力することができる。
【0038】
この複数のレベル内で、診断の結果が被診断対象者の健康状態が精密検査や治療を必要とするレベルに属していると判定された場合には、被診断対象者に向けて指定した医療機関での診断と治療を促すメッセージを送信すると共に、この指定した医療機関にその被診断対象者の生体データ又は撮像情報,音声情報などの被診断対象者情報を送信する。これによって、被診断対象者に対する医療機関における精密検査や治療等の措置を迅速に行うことができる。
【0039】
また、診断の結果が被診断対象者の健康状態が危険なレベルに属していると判定された場合には、選択された医療機関に緊急通報を送信すると共に、当該医療機関に被診断対象者の生体データ又は撮像情報,音声情報などの被診断対象者情報を送信する。これよって、被診断対象者が居る場所に救急車を派遣するなどの緊急処置を直ちにとることができ、危険なレベルにある被診断対象者に対する治療の早期実施が可能になる。
【0040】
更に、本発明は、被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住居である場合には、一人暮らしの老人などの健康状態をその住居から離れた場所から監視して、健康状態に異常があった際に、医療機関への通報などの必要な措置を講じる在宅健康管理システムに適用できる。
【0041】
これによって、在宅者の健康状態を、心電図等の生体データのみならず、必要に応じて被診断対象者の顔の表情などを撮像した撮像情報および音声を収録した音声情報も加えて診断することにより、的確に判断することができる。
【0042】
また、本発明は、被診断対象者が居る場所が交通手段の運転席である場合には、バスの運転手などの公共交通機関における運転手の乗務中の健康状態を、心電図等の生体データのみならず、運転手の顔の表情などを撮像した撮像情報および音声を収録した音声情報も加えて診断することにより、的確に判断することができる。
【0043】
また、本発明は、被診断対象者が居る場所が交通手段の運転席である場合であって、この交通手段に全地球測位システムが搭載されている場合には、被診断対象者が乗務しているバスなどの交通機関の位置が、この交通機関に搭載されている全地球測位システムによって、交通機関から離れた場所においても運転手の健康状態とともに把握できる。
【0044】
これによって、運転手の健康状態に異常が生じた際には、直ぐに救急車を派遣する等の必要な措置を講じることができる。
【0053】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の最も好適と思われる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明を行う。
【0054】
図1は、この発明による生体監視システムを在宅者の生体監視に適用した場合の実施形態の一例を示している。
この図1において、被診断対象者Mの住居Aには、心電計1と、この心電計1に接続された不整脈検出器2と、血圧計3およびビデオカメラ4が備えられている。さらに、被診断者の住居Aには、パケットデータ伝送が可能な携帯電話Tが備えられている。
【0055】
サービスセンタBには、被診断対象者Mの生体データを蓄積するサーバ10と、このサーバ10に接続された判定装置11とが設置され、判定装置11は、サーバ10から入力される被診断対象者Mの生体データに基づいて、後述する被診断対象者Mの健康状態の判定を行うようになっている。
【0056】
このサービスセンタBのサーバ10は、携帯電話Tからの電波を受信する中継局Uに接続され、さらに、電話回線mを介して被診断者の住居Aに設置されたビデオカメラ4に接続されるようになっている。
さらに、サーバ10は、通信回線nを介して医療機関Cに接続されるようになっている。
【0057】
上記生体監視システムは、被診断対象者の住居Aにおいて、心電計1によって被診断対象者Mの心電図検査が行われ、この検出された心電図データに基づいて不整脈検出器2が判定を行った結果、被診断対象者Mに不整脈があることが検出された場合に、この検出された心電図データが携帯電話Tのデータパケットに携帯電話TのIDとともに設定される。
【0058】
そして、携帯電話TがサービスセンタBに接続されることによって、携帯電話Tに設定された心電図データと携帯電話TのIDが、中継局Uを介してサービスセンタBのサーバ10に伝送される。
このサービスセンタBに伝送された心電図データは、携帯電話TのIDによって特定される被診断対象者Mの氏名とともにサーバ10に蓄積されるとともに、判定装置11に入力される。
【0059】
判定装置11は、サーバ10から供給される心電図データに基づいて被診断対象者Mの健康状態の判定を行う。
そして、判定装置11によってさらに検査の要有りとの判定が行われた際には、サーバが被診断者の住居Aのビデオカメラ4に接続されて、このビデオカメラ4によって撮像された被診断対象者Mの顔などの撮像情報と、ビデオカメラ4に備えられたマイクロフォンによって収録される被診断対象者Mの音声とが、電話回線mを介してサーバ10に取り込まれる。
【0060】
このとき、判定装置11による判定に基づいて、サーバ10が携帯電話Tにも接続されて、血圧計3によって検出される被診断対象者Mの血圧データが、携帯電話Tから中継局Uを介してサーバ10に取り込まれる。
【0061】
サービスセンタBでは、上記のようにしてサーバ10に取り込まれた心電図データ,血圧データ,撮像情報および音声情報から、判定装置11が総合的に判断して、被診断対象者Mの健康状態を、次の三つのレベルに分類する。
【0062】
すなわち、判定装置11は、被診断対象者Mの健康状態がさほど心配するような状態ではないため注意を促すメッセイジを送るレベル1と、緊急では無いが治療を要するため医療機関での診断と治療を促すメッセイジを送るレベル2と、緊急を要するため医療機関に通報して救急車を被診断者の住居Aに急行させるレベル3の三段階に分類する。
【0063】
そして、サーバ10は、判定装置11において被診断対象者Mの健康状態がレベル2に分類されたときには、被診断対象者Mの携帯電話Tに上記メッセージを送信するとともに、このメッセージにおいて指定した医療機関に被診断対象者Mの上記の各生体データを送信する。
【0064】
また、サーバ10は、判定装置11において被診断対象者Mの健康状態がレベル3に分類されたときには、医療機関または消防署に通報して救急車を被診断者の住居Aに急行させるとともに、通報の際に指定した医療機関に被診断対象者Mの上記の各生体データを送信する。
【0065】
なお、上記の例においては、被診断対象者Mの不整脈の検出を、被診断者の住居Aに設置された不整脈検出器2によって行い、この不整脈検出器2によって心臓の不整脈が検出されたときにその心電図データをサービスセンタBに伝送するようになっているが、被診断者の住居Aの心電計1から携帯電話Tを介してサービスセンタBに被診断対象者Mの心電図データが適宜送られるようにしておいて、判定装置11によって不整脈の検出を行うようにしてもよい。
【0066】
図2は、この発明による生体監視システムをバスの運転席に設置した実施形態における一例を示したものである。
この図2の生体監視システムは、バスの運転手の乗務中の健康状態を監視するものであって、バスEの運転席には、図1の例の場合と同様に、心電計1,不整脈検出器2,血圧計3およびビデオカメラ4が設置されている。そして、この運転席には、さらに、パケットデータ伝送が可能な携帯電話T1,ビデオカメラ4に接続された自動車無線機T2、およびバスEの位置を検出するためのGPSセンサT3が備えられている。
【0067】
心電計1は、バスEのハンドルE1に取り付けられた一対の電極e1,e2によってこのハンドルE1を握る運転手の両手間の電位差を測定することにより心臓の拍動を検出する電位式心拍センサに接続されている。
【0068】
サービスセンタBにおける構成は、図1の例の場合と同様であり、それぞれ同じ符号が付されている。
すなわち、被診断対象者Mの生体データを蓄積するサーバ10と、このサーバ10に接続された判定装置11とが設置されており、さらに、サーバ10は、通信回線nを介して医療機関Cに接続されるようになっている。
【0069】
このサービスセンタBのサーバ10は、携帯電話T1からの電波を受信する中継局U1に接続され、さらに、中継局U2およびバスEに設置された自動車無線機T2を介してバスEの運転席に設置されたビデオカメラ4に接続されるようになっている。
【0070】
サーバ10は、さらに、バスEに設置されたGPSセンサT3から衛生S1,S2を介して電波を受信してバスEの位置を検出する地上制御局U3に接続されている。
この車両用の生体監視システムは、バスEにおいて、心電計1が、ハンドルE1を握る運転手M1の両手間の電位差をこのハンドルE1に取り付けられた電位式心拍センサの一対の電極e1,e2によって測定することにより、運転手M1の心電図データを常時検出している。
【0071】
そして、この心電計1によって検出された心電図データに基づいて不整脈検出器2が判定を行った結果、運転手M1に不整脈があることが検出された場合に、この検出された心電図データが携帯電話T1のデータパケットに携帯電話T1のIDとともに設定される。
【0072】
そして、携帯電話T1がサービスセンタBに接続されることによって、携帯電話T1に設定された心電図データと携帯電話T1のIDが、中継局U1を介してサービスセンタBのサーバ10に伝送される。
このサービスセンタBに伝送された心電図データは、図1の例の場合と同様に、携帯電話T1のIDによって特定される運転手M1の氏名とともにサーバ10に蓄積され、さらに判定装置11に入力される。
【0073】
判定装置11は、サーバ10から入力される心電図データに基づいて運転手M1の健康状態の判定を行う。
そして、判定装置11がさらに検査の要有りとの判定を行った場合には、サーバが中継局U2および自動車無線機T2を介してバスEのビデオカメラ4に接続され、このビデオカメラ4によって撮像された運転手M1の顔などの撮像情報と、ビデオカメラ4に備えられたマイクロフォンによって収録される運転手M1の音声とがサーバ10に取り込まれる。
【0074】
このとき、判定装置11による判定に基づいて、サーバ10が携帯電話T1にも接続されて、血圧計3によって検出される被診断対象者Mの血圧データが、携帯電話T1から中継局Uを介してサーバ10に取り込まれる。
サービスセンタBでは、上記のようにしてサーバ10に取り込まれた心電図データ,血圧データ,撮像情報および音声データから、判定装置11が総合的に判断して、運転手M1の健康状態を、次の三つのレベルに分類する。
【0075】
すなわち、判定装置11は、運転手M1の健康状態がさほど心配するような状態ではないため注意を促すメッセイジを送るレベル1と、緊急では無いが治療を要するため医療機関での診断と治療を促すメッセイジを送るレベル2と、緊急を要するためバスEの乗務を直ちに中止させるとともに救急車を派遣するレベル3の三段階に分類する。
【0076】
そして、サーバ10は、判定装置11において運転手M1の健康状態がレベル2に分類されたときには、バスEの携帯電話T1に上記メッセージを送信するとともに、このメッセージにおいて指定した医療機関に運転手M1の上記の各生体データを送信する。
【0077】
また、サーバ10は、判定装置11において運転手M1の健康状態がレベル3に分類されたときには、携帯電話T1または自動車無線機T2を介して直ちにバスEの乗務を中止させる警告を送信するとともに、この運転手M1が乗務しているバスEに救急車を派遣し、さらに、指定した医療機関に運転手M1の上記の各生体データを送信する。
【0078】
このバスEに救急車を派遣する際に、サービスセンタBでは、バスEに設置されたGPSセンサT3から衛生S1,S2を介して電波を受信する地上制御局U3からサーバ10に送信されてくるバスEの位置情報を救急車に知らせて、救急車到着までの時間の短縮を図る。
【0079】
なお、上記車両用の生体監視システムにおいて、バスEにASV (ADVANCED SAFETY VEHICLE) の構成を取り入れて、遠隔操作による制御装置を取り付けておき、判定装置11において運転手M1の健康状態がレベル3に分類された際に、サービスセンタBからの遠隔操作によって、バスEを強制的に減速および停止させるようにしてもよい。
【0080】
また、上記の例においては、運転手M1の不整脈の検出を、バスEに設置された不整脈検出器2によって行い、この不整脈検出器2によって心臓の不整脈が検出されたときにその心電図データをサービスセンタBに伝送するようになっているが、バスEの心電計1から携帯電話T1を介してサービスセンタBに被診断対象者Mの心電図データが適宜送られるようにしておいて、判定装置11により不整脈の検出を行うようにしてもよい。
【0081】
さらにまた、上記例においては、バスEにおいて運転手M1の心電図データを検出するのに電位式心拍センサを用いているが、この電位式心拍センサの代わりに、赤外線心拍センサ等の他の検出手段を用いても良い。
さらにまた、この図2の生体監視システムは、バス等の車両の運転手の他、船舶および航空機の操縦者等の生体監視にも適用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における他の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 …心電計(生体データ検出手段)
2 …不整脈検出器(異常検出手段)
3 …血圧計
4 …ビデオカメラ(被診断対象者情報検出手段)
10…サーバ(判定手段)
11…判定装置(判定手段)
A …被診断者の住居
B …サービスセンタ
C …病院(医療機関)
E …バス(交通手段)
M …被診断対象者
M1…運転手(被診断対象者)
T,T1 …携帯電話(通信手段)
T2…自動車無線機(被診断対象者情報検出手段)
T3…GPSセンサ(全地球測位システム)
U …中継局
U1…中継局
U2…中継局
U3…地上制御局
Claims (13)
- 被診断対象者から生体データを検出する生体データ検出手段と、
前記生体データ検出手段によって検出された生体データの異常を検出する異常検出手段と、
前記異常検出手段による異常の検出があった場合、前記生体データ検出手段で検出された生体データを前記被診断対象者の氏名が特定される識別情報と共に遠隔送信する通信手段と、
前記被診断対象者を撮影した撮影情報と前記被診断対象者の音声を収録した音声情報の一方又は両方からなる被診断対象者情報を検出する被診断対象者情報検出手段と、
前記通信手段が送信する生体データ及び識別情報、通信回線を介して前記被診断対象者情報検出手段が送信する被診断対象者情報に基づいて、前記被診断対象者の健康状態を判定する判定手段と、を備え、
前記判定手段は、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態に関して予め分類した複数のレベルを設定し、前記通信手段によって送信された生体データと前記識別情報に基づいて、前記被診断対象者の健康状態の診断が必要か否かを判定し、必要有りと判定した場合には、前記識別情報によって特定される被診断対象者の前記被診断対象者情報を取得して、前記生体データと前記被診断対象者情報に基づいて、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態が前記複数のレベルの何れに該当するかを判定することを特徴とする生体監視システム。 - 前記異常検出手段は、前記生体データ検出手段に接続され、検出された生体データの異常を検出して、当該生体データを前記通信手段に設定し、当該生体データと前記識別情報を前記通信手段によって前記判定手段に送信させることを特徴とする請求項1に記載の生体監視システム。
- 前記判定手段は、医療機関に通信回線を介して接続され、前記健康状態が前記複数のレベルの内で医療機関での診断と治療を要するレベルであると判定した場合には、前記通信手段を介して前記識別情報で特定される被診断対象者に向けて指定した医療機関での診断と治療を促すメッセージを送信すると共に、前記指定した医療機関に当該被診断対象者の生体データを送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の生体監視システム。
- 前記判定手段は、医療機関に通信回線を介して接続され、前記健康状態が前記複数のレベルの内で緊急治療を要するレベルであると判定した場合には、選択された医療機関に緊急通報を送信すると共に、当該医療機関に前記識別情報で特定される被診断対象者の生体データを送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の生体監視システム。
- 前記被診断対象者の居る場所が、当該被診断対象者の住居である請求項1〜4のいずれかに記載の生体監視システム。
- 前記被診断対象者の居る場所が、交通手段の運転席である請求項1〜4のいずれかに記載の生体監視システム。
- 前記交通手段に全地球測位システムが搭載されている請求項5に記載の生体監視システム。
- 前記生体データは心電図データであり、前記異常検出手段は、前記心電図データから不整脈を検出する不整脈検出器であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の生体監視システム。
- 被診断者が居る場所から離れた場所で被診断者の健康状態を監視する生体監視方法において、
被診断対象者から生体データを検出する生体データ検出手段によって検出された生体データの異常を、前記生体データ検出手段に接続された異常検出手段が検出する異常検出工程と、
前記異常検出工程によって異常の検出があった場合、前記生体データを前記被診断対象者の氏名が特定される識別情報と共に遠隔送信する通信工程と、
前記被診断対象者を撮影した撮影情報と前記被診断対象者の音声を収録した音声情報の一方又は両方からなる被診断対象者情報を検出する被診断対象者情報検出工程と、
前記通信工程で送信される生体データ及び識別情報、前記被診断対象者情報検出工程で検出された被診断対象者情報に基づいて、遠隔地に設けられた判定装置が前記被診断対象者の健康状態を判定する判定工程と、を有し、
前記判定工程は、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態に関して予め分類した複数のレベルを設定し、前記通信工程によって送信された生体データと前記識別情報に基づいて、前記被診断対象者の健康状態の診断が必要か否かを判定し、必要有りと判定した場合には、前記識別情報によって特定される被診断対象者の前記被診断対象者情報を通信回線を介して取得し、前記生体データと前記被診断対象者情報に基づいて、前記識別情報によって特定される被診断対象者の健康状態が前記複数のレベルの何れに該当するかを判定することを特徴とする生体監視方法。 - 前記被診断対象者の居る場所が、当該被診断対象者の住居である請求項9に記載の生体監視方法。
- 前記被診断対象者の居る場所が、交通手段の運転席である請求項9又は10のいずれかに記載の生体監視方法。
- 前記交通手段に全地球測位システムが搭載されている請求項11に記載の生体監視システム。
- 前記生体データは心電図データであり、前記異常検出工程は、前記心電図データから不整脈を検出することを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の生体監視方法。
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