JP2000093396A - 生体監視システム - Google Patents
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- G16H40/60—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
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- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16Z—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- General Business, Economics & Management (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Primary Health Care (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 医療機関から離れた場所にいる被診断対象者
の健康状態を的確に判断することが出来るとともに、被
診断対象者に対して適切な処置を行うことが出来る生体
監視システムを提供する。 【解決手段】被診断対象者Ｍの住居Aに、心電計１と、
不整脈検出器２と、血圧計３と、携帯電話Ｔと、ビデオ
カメラ４が設置され、サービスセンタＢに、サーバ１０
と判定装置１１が設置され、携帯電話Ｔによってサーバ
１０に送信される不整脈検出器２からの生体情報に基づ
いて、判定装置１１が、ビデオカメラ４による被診断対
象者の撮像情報と音声情報とを電話回線を介して入手
し、これらの生体情報および撮像情報または音声情報に
基づいて、被診断対象者の健康状態を診断する。
の健康状態を的確に判断することが出来るとともに、被
診断対象者に対して適切な処置を行うことが出来る生体
監視システムを提供する。 【解決手段】被診断対象者Ｍの住居Aに、心電計１と、
不整脈検出器２と、血圧計３と、携帯電話Ｔと、ビデオ
カメラ４が設置され、サービスセンタＢに、サーバ１０
と判定装置１１が設置され、携帯電話Ｔによってサーバ
１０に送信される不整脈検出器２からの生体情報に基づ
いて、判定装置１１が、ビデオカメラ４による被診断対
象者の撮像情報と音声情報とを電話回線を介して入手
し、これらの生体情報および撮像情報または音声情報に
基づいて、被診断対象者の健康状態を診断する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、在宅者や車両,
船舶,飛行機等の操縦者のように医療機関から離れた位
置にいる被診断対象者の生体情報を検出して健康管理を
行う生体監視システムに関する。
船舶,飛行機等の操縦者のように医療機関から離れた位
置にいる被診断対象者の生体情報を検出して健康管理を
行う生体監視システムに関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】近年、医療機関から離
れた場所にいる被診断対象者の心電図等の生体情報を電
話回線などの通信システムを利用して医療サービスセン
タに送信し、この送られてきた生体情報によって被診断
対象者の健康状態を監視する生体監視システムの開発が
行われてきている。
れた場所にいる被診断対象者の心電図等の生体情報を電
話回線などの通信システムを利用して医療サービスセン
タに送信し、この送られてきた生体情報によって被診断
対象者の健康状態を監視する生体監視システムの開発が
行われてきている。
【０００３】このような生体監視システムは、例えば、
一人暮らしの高齢者の健康状態を心電図や血圧などの生
体情報によって常時監視して、健康状態の悪化の兆候が
検出された場合に医療機関に通報して医師を派遣した
り、また、バス等の公共機関の運転手の乗務中の生体情
報を常時検出して健康状態の悪化の兆候が検出された場
合にその乗務を中止させる等の措置を講じるのに利用さ
れる。
一人暮らしの高齢者の健康状態を心電図や血圧などの生
体情報によって常時監視して、健康状態の悪化の兆候が
検出された場合に医療機関に通報して医師を派遣した
り、また、バス等の公共機関の運転手の乗務中の生体情
報を常時検出して健康状態の悪化の兆候が検出された場
合にその乗務を中止させる等の措置を講じるのに利用さ
れる。
【０００４】従来の生体監視システムには、在宅者の健
康管理を行うものとして特開平８−３８４３５号公報に
記載のものがあり、また、車両操縦者の生体情報を検出
するものとして特開平６−２２９１４号公報に記載のも
のがある。
康管理を行うものとして特開平８−３８４３５号公報に
記載のものがあり、また、車両操縦者の生体情報を検出
するものとして特開平６−２２９１４号公報に記載のも
のがある。
【０００５】上記従来の生体監視システムは、何れも、
被診断対象者の住宅や車両の運転積等に設置された心電
計や血圧計等から送信されてくる心電図計測データおよ
び血圧計測データ等に基づいて、サービスセンタにおい
て健康状態を監視するものである。
被診断対象者の住宅や車両の運転積等に設置された心電
計や血圧計等から送信されてくる心電図計測データおよ
び血圧計測データ等に基づいて、サービスセンタにおい
て健康状態を監視するものである。
【０００６】しかしながら、人の健康状態を心電図や血
圧等の計測データのみに基づいて判断するのは、実際に
は難しい作業であり、特に心臓の不整脈を心電図の計測
データのみから判断するのは非常に難しく、判断を誤る
場合が多い。また、心電計や血圧計等の誤動作により、
心電図計測データや血圧計測データの検出洩れや誤検出
が生じる場合があり、被診断対象者の健康状態を的確に
判断する際の障害になっている。
圧等の計測データのみに基づいて判断するのは、実際に
は難しい作業であり、特に心臓の不整脈を心電図の計測
データのみから判断するのは非常に難しく、判断を誤る
場合が多い。また、心電計や血圧計等の誤動作により、
心電図計測データや血圧計測データの検出洩れや誤検出
が生じる場合があり、被診断対象者の健康状態を的確に
判断する際の障害になっている。
【０００７】一方、上記のような生体監視システムにお
いて、送信する計測データ量を多くして診断の精度を高
めようとする場合には、コストアップやデータ処理の負
担が大きくなるという問題が生じる。
いて、送信する計測データ量を多くして診断の精度を高
めようとする場合には、コストアップやデータ処理の負
担が大きくなるという問題が生じる。
【０００８】この発明は、上記のような従来の生体監視
システムにおける問題点を解決するために為されたもの
である。
システムにおける問題点を解決するために為されたもの
である。
【０００９】すなわち、この発明は、医療機関から離れ
た場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判断する
ことが出来るとともに、被診断対象者に対して適切な処
置を行うことが出来る生体監視システムを提供すること
を目的としている。
た場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判断する
ことが出来るとともに、被診断対象者に対して適切な処
置を行うことが出来る生体監視システムを提供すること
を目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】第１の発明による生体監
視システムは、上記目的を達成するために、被診断対象
者が居る場所から離れた場所で被診断対象者の健康状態
を監視する生体監視システムにおいて、前記被診断対象
者が居る場所に、被診断対象者の生体情報を検出する第
１検出手段と、この第１検出手段によって検出される生
体情報に基づいて被診断対象者の健康状態を診断する第
１診断手段と、この第１診断手段から被診断対象者の生
体情報が入力される第１通信手段と、被診断対象者を撮
像した撮像情報または被診断対象者の音声を収録した音
声情報を検出する第２検出手段と、この第２検出手段か
ら撮像情報または音声情報が入力される第２通信手段が
設置され、前記被診断対象者から離れた場所に、前記第
１通信手段および第２通信手段に接続されてこの第１通
信手段または第２通信手段を介して前記第１診断手段か
らの生体情報または第２検出手段からの撮像情報または
音声情報を受信する受信手段と、この受信手段によって
受信された生体情報,撮像情報または音声情報に基づい
て被診断対象者の健康状態を診断する第２診断手段が設
置されていることを特徴としている。
視システムは、上記目的を達成するために、被診断対象
者が居る場所から離れた場所で被診断対象者の健康状態
を監視する生体監視システムにおいて、前記被診断対象
者が居る場所に、被診断対象者の生体情報を検出する第
１検出手段と、この第１検出手段によって検出される生
体情報に基づいて被診断対象者の健康状態を診断する第
１診断手段と、この第１診断手段から被診断対象者の生
体情報が入力される第１通信手段と、被診断対象者を撮
像した撮像情報または被診断対象者の音声を収録した音
声情報を検出する第２検出手段と、この第２検出手段か
ら撮像情報または音声情報が入力される第２通信手段が
設置され、前記被診断対象者から離れた場所に、前記第
１通信手段および第２通信手段に接続されてこの第１通
信手段または第２通信手段を介して前記第１診断手段か
らの生体情報または第２検出手段からの撮像情報または
音声情報を受信する受信手段と、この受信手段によって
受信された生体情報,撮像情報または音声情報に基づい
て被診断対象者の健康状態を診断する第２診断手段が設
置されていることを特徴としている。
【００１１】この第１の発明による生体監視システム
は、住居等の被診断対象者が居る場所において、心電計
等の第１検出手段によって被診断対象者の生体検査が行
われ、この検出された心電図データ等の生体情報に基づ
いて第１診断手段が被診断対象者の健康状態の診断を行
う。そして、この第１診断手段による診断の結果、被診
断対象者に不整脈等の異常があることが検出された場合
に、検出された生体情報が第１送信手段に入力されて、
この第１送信手段を介して被診断対象者が居る場所から
離れた場所に設置された受信手段に伝送される。
は、住居等の被診断対象者が居る場所において、心電計
等の第１検出手段によって被診断対象者の生体検査が行
われ、この検出された心電図データ等の生体情報に基づ
いて第１診断手段が被診断対象者の健康状態の診断を行
う。そして、この第１診断手段による診断の結果、被診
断対象者に不整脈等の異常があることが検出された場合
に、検出された生体情報が第１送信手段に入力されて、
この第１送信手段を介して被診断対象者が居る場所から
離れた場所に設置された受信手段に伝送される。
【００１２】そして、この被診断対象者が居る場所から
離れた場所において、第１送信手段によって送信されて
きた生体情報に基づいて、第２診断手段が被診断対象者
の健康状態を再度診断する。このとき、第２診断手段が
さらに検査の要有りとの診断を行った場合に、第２送信
手段を介して第２検出手段から被診断対象者の顔などの
撮像情報と音声情報とを受信手段によって受信する。
離れた場所において、第１送信手段によって送信されて
きた生体情報に基づいて、第２診断手段が被診断対象者
の健康状態を再度診断する。このとき、第２診断手段が
さらに検査の要有りとの診断を行った場合に、第２送信
手段を介して第２検出手段から被診断対象者の顔などの
撮像情報と音声情報とを受信手段によって受信する。
【００１３】そして、第２診断手段は、この第１送信手
段を介して送信されてきた生体情報および第２送信手段
によって送信されてきた撮像情報または音声情報に基づ
いて、被診断対象者の健康状態の診断を行う。
段を介して送信されてきた生体情報および第２送信手段
によって送信されてきた撮像情報または音声情報に基づ
いて、被診断対象者の健康状態の診断を行う。
【００１４】以上のように、上記第１の発明によれば、
離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電図等
の生体情報のみならず、必要に応じて被診断対象者の顔
の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録した音
声情報も加えて診断することが出来るので、医療機関か
ら離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判
断することが出来るとともに、この診断結果に基づいて
被診断対象者に対して適切な処置を行うことが可能にな
る。
離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電図等
の生体情報のみならず、必要に応じて被診断対象者の顔
の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録した音
声情報も加えて診断することが出来るので、医療機関か
ら離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判
断することが出来るとともに、この診断結果に基づいて
被診断対象者に対して適切な処置を行うことが可能にな
る。
【００１５】第２の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住居で
あることを特徴としている。
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住居で
あることを特徴としている。
【００１６】この第２の発明による生体監視システム
は、一人暮らしの老人などの健康状態をその住居から離
れた場所から監視して、健康状態に異常があった際に、
医療機関への通報などの必要な措置を講じる在宅健康管
理システムに適用される。
は、一人暮らしの老人などの健康状態をその住居から離
れた場所から監視して、健康状態に異常があった際に、
医療機関への通報などの必要な措置を講じる在宅健康管
理システムに適用される。
【００１７】この第２の発明によれば、在宅者の健康状
態を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて被
診断対象者の顔の表情などを撮影した撮像情報および音
声を収録した音声情報も加えて診断することにより、的
確に判断することが出来る。
態を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて被
診断対象者の顔の表情などを撮影した撮像情報および音
声を収録した音声情報も加えて診断することにより、的
確に判断することが出来る。
【００１８】第３の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、交通手段の運転席であ
ることを特徴としている。
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、交通手段の運転席であ
ることを特徴としている。
【００１９】この第３の発明による生体監視システム
は、バスの運転手などの公共の交通機関の運転手の乗務
中の健康管理システムに適用される。この第３の発明に
よれば、公共の交通機関の運転手の乗務中の健康状態
を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて運転
手の顔の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録
した音声情報も加えて診断することにより、的確に判断
することが出来る。
は、バスの運転手などの公共の交通機関の運転手の乗務
中の健康管理システムに適用される。この第３の発明に
よれば、公共の交通機関の運転手の乗務中の健康状態
を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて運転
手の顔の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録
した音声情報も加えて診断することにより、的確に判断
することが出来る。
【００２０】第４の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記交通手段に全地球測位システムが搭載されているこ
とを特徴としている。この第４の発明による生体監視シ
ステムは、被診断対象者が乗務しているバス等の交通機
関の位置が、この交通機関に搭載されている全地球測位
システムによって、交通機関から離れた場所においてそ
の運転手の健康状態とともに把握される。
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記交通手段に全地球測位システムが搭載されているこ
とを特徴としている。この第４の発明による生体監視シ
ステムは、被診断対象者が乗務しているバス等の交通機
関の位置が、この交通機関に搭載されている全地球測位
システムによって、交通機関から離れた場所においてそ
の運転手の健康状態とともに把握される。
【００２１】従って、この第４の発明によれば、運転手
の健康状態に異常が生じた際に、直ぐに救急車を派遣す
る等の必要な措置を講じることが出来る。
の健康状態に異常が生じた際に、直ぐに救急車を派遣す
る等の必要な措置を講じることが出来る。
【００２２】第５の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記診断手段に、被診断対象者の健康状態をあらかじめ
分類した複数のレベルが設定されていることを特徴とし
ている。この第５の発明による生体監視システムは、第
２診断手段が、被診断対象者の健康状態の診断をあらか
じめ設定された複数のレベルに分類して診断する。従っ
て、被診断対象者の健康状態に異常が生じた際に、その
診断のレベルに対応した処理を即座に実行することが出
来る。
記目的を達成するために、第１の発明の構成に加えて、
前記診断手段に、被診断対象者の健康状態をあらかじめ
分類した複数のレベルが設定されていることを特徴とし
ている。この第５の発明による生体監視システムは、第
２診断手段が、被診断対象者の健康状態の診断をあらか
じめ設定された複数のレベルに分類して診断する。従っ
て、被診断対象者の健康状態に異常が生じた際に、その
診断のレベルに対応した処理を即座に実行することが出
来る。
【００２３】第６の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、被診断対象者が居る場所から
離れた場所で被診断対象者の健康状態を監視する生体監
視システムにおいて、前記被診断対象者が居る場所に、
被診断対象者の生体情報を検出する第１検出手段と、こ
の第１検出手段から被診断対象者の生体情報が入力され
る第１通信手段と、被診断対象者を撮像した撮像情報ま
たは被診断対象者の音声を収録した音声情報を検出する
第２検出手段と、この第２検出手段から撮像情報または
音声情報が入力される第２通信手段が設置され、前記被
診断対象者から離れた場所に、前記第１通信手段および
第２通信手段に接続されてこの第１通信手段または第２
通信手段を介して前記第１検出手段からの生体情報また
は第２検出手段からの撮像情報または音声情報を受信す
る受信手段と、この受信手段によって受信された生体情
報,撮像情報または音声情報に基づいて被診断対象者の
健康状態を診断する診断手段が設置されていることを特
徴としてる。
記目的を達成するために、被診断対象者が居る場所から
離れた場所で被診断対象者の健康状態を監視する生体監
視システムにおいて、前記被診断対象者が居る場所に、
被診断対象者の生体情報を検出する第１検出手段と、こ
の第１検出手段から被診断対象者の生体情報が入力され
る第１通信手段と、被診断対象者を撮像した撮像情報ま
たは被診断対象者の音声を収録した音声情報を検出する
第２検出手段と、この第２検出手段から撮像情報または
音声情報が入力される第２通信手段が設置され、前記被
診断対象者から離れた場所に、前記第１通信手段および
第２通信手段に接続されてこの第１通信手段または第２
通信手段を介して前記第１検出手段からの生体情報また
は第２検出手段からの撮像情報または音声情報を受信す
る受信手段と、この受信手段によって受信された生体情
報,撮像情報または音声情報に基づいて被診断対象者の
健康状態を診断する診断手段が設置されていることを特
徴としてる。
【００２４】この第６の発明による生体監視システム
は、住居等の被診断対象者が居る場所において、心電計
等の第１検出手段によって被診断対象者の生体検査が行
われ、この検出された心電図データ等の生体情報が第１
送信手段に入力されて、この第１送信手段を介して被診
断対象者が居る場所から離れた場所に設置された受信手
段に伝送される。
は、住居等の被診断対象者が居る場所において、心電計
等の第１検出手段によって被診断対象者の生体検査が行
われ、この検出された心電図データ等の生体情報が第１
送信手段に入力されて、この第１送信手段を介して被診
断対象者が居る場所から離れた場所に設置された受信手
段に伝送される。
【００２５】そして、この被診断対象者が居る場所から
離れた場所において、第１送信手段によって送信されて
きた生体情報に基づいて、診断手段が被診断対象者の健
康状態を診断する。
離れた場所において、第１送信手段によって送信されて
きた生体情報に基づいて、診断手段が被診断対象者の健
康状態を診断する。
【００２６】このとき、診断手段がさらに検査の要有り
との診断を行った場合に、第２送信手段を介して第２検
出手段から被診断対象者の顔などの撮像情報と音声情報
とを受信手段によって受信する。
との診断を行った場合に、第２送信手段を介して第２検
出手段から被診断対象者の顔などの撮像情報と音声情報
とを受信手段によって受信する。
【００２７】そして、診断手段は、この第１送信手段を
介して送信されてきた生体情報および第２送信手段によ
って送信されてきた撮像情報または音声情報に基づい
て、被診断対象者の健康状態の診断を行う。
介して送信されてきた生体情報および第２送信手段によ
って送信されてきた撮像情報または音声情報に基づい
て、被診断対象者の健康状態の診断を行う。
【００２８】以上のように、上記第６の発明によれば、
離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電図等
の生体情報のみならず、必要に応じて被診断対象者の顔
の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録した音
声情報も加えて診断することが出来るので、医療機関か
ら離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判
断することが出来るとともに、この診断結果に基づいて
被診断対象者に対して適切な処置を行うことが可能にな
る。
離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電図等
の生体情報のみならず、必要に応じて被診断対象者の顔
の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録した音
声情報も加えて診断することが出来るので、医療機関か
ら離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確に判
断することが出来るとともに、この診断結果に基づいて
被診断対象者に対して適切な処置を行うことが可能にな
る。
【００２９】第７の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第６の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住居で
あることを特徴としている。この第７の発明による生体
監視システムは、一人暮らしの老人などの健康状態をそ
の住居から離れた場所から監視して、健康状態に異常が
あった際に、医療機関への通報などの必要な措置を講じ
る在宅健康管理システムに適用される。
記目的を達成するために、第６の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住居で
あることを特徴としている。この第７の発明による生体
監視システムは、一人暮らしの老人などの健康状態をそ
の住居から離れた場所から監視して、健康状態に異常が
あった際に、医療機関への通報などの必要な措置を講じ
る在宅健康管理システムに適用される。
【００３０】この第７の発明によれば、在宅者の健康状
態を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて被
診断対象者の顔の表情などを撮影した撮像情報および音
声を収録した音声情報も加えて診断することにより、的
確に判断することが出来る。
態を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて被
診断対象者の顔の表情などを撮影した撮像情報および音
声を収録した音声情報も加えて診断することにより、的
確に判断することが出来る。
【００３１】第８の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第６の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、交通手段の運転席であ
ることを特徴としている。この第８の発明による生体監
視システムは、バスの運転手などの公共の交通機関の運
転手の乗務中の健康管理システムに適用される。
記目的を達成するために、第６の発明の構成に加えて、
前記被診断対象者が居る場所が、交通手段の運転席であ
ることを特徴としている。この第８の発明による生体監
視システムは、バスの運転手などの公共の交通機関の運
転手の乗務中の健康管理システムに適用される。
【００３２】この第８の発明によれば、公共の交通機関
の運転手の乗務中の健康状態を、心電図等の生体情報の
みならず、必要に応じて運転手の顔の表情などを撮影し
た撮像情報および音声を収録した音声情報も加えて診断
することにより、的確に判断することが出来る。
の運転手の乗務中の健康状態を、心電図等の生体情報の
みならず、必要に応じて運転手の顔の表情などを撮影し
た撮像情報および音声を収録した音声情報も加えて診断
することにより、的確に判断することが出来る。
【００３３】第９の発明による生体監視システムは、前
記目的を達成するために、第６の発明の構成に加えて、
前記交通手段に全地球測位システムが搭載されているこ
とを特徴としている。この第９の発明による生体監視シ
ステムは、被診断対象者が乗務しているバス等の交通機
関の位置が、この交通機関に搭載されている全地球測位
システムによって、交通機関から離れた場所においてそ
の運転手の健康状態とともに把握される。
記目的を達成するために、第６の発明の構成に加えて、
前記交通手段に全地球測位システムが搭載されているこ
とを特徴としている。この第９の発明による生体監視シ
ステムは、被診断対象者が乗務しているバス等の交通機
関の位置が、この交通機関に搭載されている全地球測位
システムによって、交通機関から離れた場所においてそ
の運転手の健康状態とともに把握される。
【００３４】従って、この第９の発明によれば、運転手
の健康状態に異常が生じた際に、直ぐに救急車を派遣す
る等の必要な措置を講じることが出来る。
の健康状態に異常が生じた際に、直ぐに救急車を派遣す
る等の必要な措置を講じることが出来る。
【００３５】第１０の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第６の発明の構成に加え
て、前記診断手段に、被診断対象者の健康状態をあらか
じめ分類した複数のレベルが設定されていることを特徴
としている。この第１０の発明による生体監視システム
は、診断手段が、被診断対象者の健康状態の診断をあら
かじめ設定された複数のレベルに分類して診断する。従
って、被診断対象者の健康状態に異常が生じた際に、そ
の診断のレベルに対応した処理を即座に実行することが
出来る。
前記目的を達成するために、第６の発明の構成に加え
て、前記診断手段に、被診断対象者の健康状態をあらか
じめ分類した複数のレベルが設定されていることを特徴
としている。この第１０の発明による生体監視システム
は、診断手段が、被診断対象者の健康状態の診断をあら
かじめ設定された複数のレベルに分類して診断する。従
って、被診断対象者の健康状態に異常が生じた際に、そ
の診断のレベルに対応した処理を即座に実行することが
出来る。
【００３６】第１１の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、被診断対象者が居る場所か
ら離れた場所で被診断対象者の健康状態を監視する生体
監視システムにおいて、前記被診断対象者が居る場所で
被診断対象者の生体情報を検出する第１検出工程と、こ
の第１検出工程において検出された生体情報を前記被診
断対象者から離れた場所に送信する第１送信工程と、こ
の第１送信工程によって送信される生体情報に基づいて
前記被診断対象者から離れた場所において被診断対象者
の健康状態を診断する第１診断工程と、この第１診断工
程における診断結果に基づいて被診断対象者が居る場所
で被診断対象者を撮像した撮像情報または被診断対象者
の音声を収録した音声情報を検出する第２検出工程と、
この第２検出工程において検出された撮像情報または音
声情報を送信する第２送信工程と、この第２送信工程に
よって送信される撮像情報または音声情報に基づいて前
記被診断対象者から離れた場所において被診断対象者の
健康状態を診断する第２診断工程とを含むことを特徴と
している。
前記目的を達成するために、被診断対象者が居る場所か
ら離れた場所で被診断対象者の健康状態を監視する生体
監視システムにおいて、前記被診断対象者が居る場所で
被診断対象者の生体情報を検出する第１検出工程と、こ
の第１検出工程において検出された生体情報を前記被診
断対象者から離れた場所に送信する第１送信工程と、こ
の第１送信工程によって送信される生体情報に基づいて
前記被診断対象者から離れた場所において被診断対象者
の健康状態を診断する第１診断工程と、この第１診断工
程における診断結果に基づいて被診断対象者が居る場所
で被診断対象者を撮像した撮像情報または被診断対象者
の音声を収録した音声情報を検出する第２検出工程と、
この第２検出工程において検出された撮像情報または音
声情報を送信する第２送信工程と、この第２送信工程に
よって送信される撮像情報または音声情報に基づいて前
記被診断対象者から離れた場所において被診断対象者の
健康状態を診断する第２診断工程とを含むことを特徴と
している。
【００３７】この第１１の発明による生体監視システム
は、第１検出工程において、被診断対象者が居る場所で
被診断対象者の生体情報が検出され、第１送信工程にお
いて、第１検出工程で検出された生体情報が被診断対象
者から離れた場所に送信され、第１診断工程において、
第１送信工程によって送信される生体情報に基づいて被
診断対象者から離れた場所で被診断対象者の健康状態が
診断され、第２検出工程において、第１診断工程におけ
る診断結果に基づいて被診断対象者が居る場所で被診断
対象者を撮像した撮像情報または被診断対象者の音声を
収録した音声情報が検出され、第２送信工程において、
第２検出工程において検出された撮像情報または音声情
報が送信され、第２診断工程において、第２送信工程に
よって送信される撮像情報または音声情報に基づいて被
診断対象者から離れた場所において被診断対象者の健康
状態が診断される。
は、第１検出工程において、被診断対象者が居る場所で
被診断対象者の生体情報が検出され、第１送信工程にお
いて、第１検出工程で検出された生体情報が被診断対象
者から離れた場所に送信され、第１診断工程において、
第１送信工程によって送信される生体情報に基づいて被
診断対象者から離れた場所で被診断対象者の健康状態が
診断され、第２検出工程において、第１診断工程におけ
る診断結果に基づいて被診断対象者が居る場所で被診断
対象者を撮像した撮像情報または被診断対象者の音声を
収録した音声情報が検出され、第２送信工程において、
第２検出工程において検出された撮像情報または音声情
報が送信され、第２診断工程において、第２送信工程に
よって送信される撮像情報または音声情報に基づいて被
診断対象者から離れた場所において被診断対象者の健康
状態が診断される。
【００３８】以上のように、上記第１１の発明によれ
ば、離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電
図等の生体情報のみならず、必要に応じて被診断対象者
の顔の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録し
た音声情報も加えて診断することが出来るので、医療機
関から離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確
に判断することが出来るとともに、この診断結果に基づ
いて被診断対象者に対して適切な処置を行うことが可能
になる。
ば、離れた場所に居る被診断対象者の健康状態を、心電
図等の生体情報のみならず、必要に応じて被診断対象者
の顔の表情などを撮影した撮像情報および音声を収録し
た音声情報も加えて診断することが出来るので、医療機
関から離れた場所にいる被診断対象者の健康状態を的確
に判断することが出来るとともに、この診断結果に基づ
いて被診断対象者に対して適切な処置を行うことが可能
になる。
【００３９】第１２の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程において、被診断対象者の健康状
態の診断があらかじめ設定された複数のレベルに分類さ
れて行われることを特徴としている。
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程において、被診断対象者の健康状
態の診断があらかじめ設定された複数のレベルに分類さ
れて行われることを特徴としている。
【００４０】この第１２の発明による生体監視システム
は、第２診断工程における診断が、被診断対象者の健康
状態があらかじめ設定された複数のレベルの何れに分類
されるかを判断することにより行われる。従って、被診
断対象者の健康状態に異常が生じた際に、その診断のレ
ベルに対応した処理を即座に実行することが出来る。
は、第２診断工程における診断が、被診断対象者の健康
状態があらかじめ設定された複数のレベルの何れに分類
されるかを判断することにより行われる。従って、被診
断対象者の健康状態に異常が生じた際に、その診断のレ
ベルに対応した処理を即座に実行することが出来る。
【００４１】第１３の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程における所要の診断レベルに対応
して被診断対象者に診断結果を送信する第３送信工程を
含むことを特徴としている。
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程における所要の診断レベルに対応
して被診断対象者に診断結果を送信する第３送信工程を
含むことを特徴としている。
【００４２】この第１３の発明による生体監視システム
は、第２診断工程における診断の結果、被診断対象者の
健康状態がさほど心配するような状態ではないレベルに
属する場合にはその旨の診断結果を、また、緊急では無
いが治療を要するため医療機関での診断と治療を必要と
するレベルに属する場合にはその旨の診断結果を、さら
にまた、緊急を要するレベルに属する場合にはその旨の
診断結果を、それぞれ第３送信工程において被診断対象
者に送信する。
は、第２診断工程における診断の結果、被診断対象者の
健康状態がさほど心配するような状態ではないレベルに
属する場合にはその旨の診断結果を、また、緊急では無
いが治療を要するため医療機関での診断と治療を必要と
するレベルに属する場合にはその旨の診断結果を、さら
にまた、緊急を要するレベルに属する場合にはその旨の
診断結果を、それぞれ第３送信工程において被診断対象
者に送信する。
【００４３】従って、この第１３の発明によれば、被診
断対象者は自分の健康状態を的確に把握することが出来
る。
断対象者は自分の健康状態を的確に把握することが出来
る。
【００４４】第１４の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程における所要の診断レベルに対応
して被診断対象者の生体情報,撮像情報または音声情報
を医療機関に送信する第４送信工程を含むことを特徴と
している。
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程における所要の診断レベルに対応
して被診断対象者の生体情報,撮像情報または音声情報
を医療機関に送信する第４送信工程を含むことを特徴と
している。
【００４５】この第１４の発明による生体監視システム
は、第２診断工程における診断の結果、被診断対象者の
健康状態が精密検査や治療を必要とするレベルに属して
いる場合には、第４送信工程において、被診断対象者の
生体情報,撮像情報または音声情報が医療機関に送信さ
れる。従って、この第１４の発明によれば、被診断対象
者に対する医療機関における精密検査や治療等の措置を
迅速に行うことが出来る。
は、第２診断工程における診断の結果、被診断対象者の
健康状態が精密検査や治療を必要とするレベルに属して
いる場合には、第４送信工程において、被診断対象者の
生体情報,撮像情報または音声情報が医療機関に送信さ
れる。従って、この第１４の発明によれば、被診断対象
者に対する医療機関における精密検査や治療等の措置を
迅速に行うことが出来る。
【００４６】第１５の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程における所要の診断のレベルに対
応して前記被診断対象者が居る場所に救急車を派遣する
処置工程を含むことを特徴としている。
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記第２診断工程における所要の診断のレベルに対
応して前記被診断対象者が居る場所に救急車を派遣する
処置工程を含むことを特徴としている。
【００４７】この第１５の発明による生体監視システム
は、第２診断工程における診断の結果、被診断対象者の
健康状態が危険なレベルに属している場合には、処置工
程において、被診断対象者が居る場所に救急車が派遣さ
れる。従って、この第１５の発明によれば、救急車の派
遣によって被診断対象者に対する治療の早期実施が可能
になる。
は、第２診断工程における診断の結果、被診断対象者の
健康状態が危険なレベルに属している場合には、処置工
程において、被診断対象者が居る場所に救急車が派遣さ
れる。従って、この第１５の発明によれば、救急車の派
遣によって被診断対象者に対する治療の早期実施が可能
になる。
【００４８】第１６の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住
居であることを特徴としている。
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記被診断対象者が居る場所が、被診断対象者の住
居であることを特徴としている。
【００４９】この第１６の発明による生体監視システム
は、一人暮らしの老人などの健康状態をその住居から離
れた場所から監視して、健康状態に異常があった際に、
医療機関への通報などの必要な措置を講じる在宅健康管
理システムに適用される。
は、一人暮らしの老人などの健康状態をその住居から離
れた場所から監視して、健康状態に異常があった際に、
医療機関への通報などの必要な措置を講じる在宅健康管
理システムに適用される。
【００５０】この第１６の発明によれば、在宅者の健康
状態を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて
被診断対象者の顔の表情などを撮影した撮像情報および
音声を収録した音声情報も加えて診断することにより、
的確に判断することが出来る。
状態を、心電図等の生体情報のみならず、必要に応じて
被診断対象者の顔の表情などを撮影した撮像情報および
音声を収録した音声情報も加えて診断することにより、
的確に判断することが出来る。
【００５１】第１７の発明による生体監視システムは、
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記被診断対象者が居る場所が、交通手段の運転席
であることを特徴としている。この第１７の発明による
生体監視システムは、バスの運転手などの公共の交通機
関の運転手の乗務中の健康管理システムに適用される。
前記目的を達成するために、第１１の発明の構成に加え
て、前記被診断対象者が居る場所が、交通手段の運転席
であることを特徴としている。この第１７の発明による
生体監視システムは、バスの運転手などの公共の交通機
関の運転手の乗務中の健康管理システムに適用される。
【００５２】この第１７の発明によれば、公共の交通機
関の運転手の乗務中の健康状態を、心電図等の生体情報
のみならず、必要に応じて運転手の顔の表情などを撮影
した撮像情報および音声を収録した音声情報も加えて診
断することにより、的確に判断することが出来る。
関の運転手の乗務中の健康状態を、心電図等の生体情報
のみならず、必要に応じて運転手の顔の表情などを撮影
した撮像情報および音声を収録した音声情報も加えて診
断することにより、的確に判断することが出来る。
【００５３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【００５４】図１は、この発明による生体監視システム
を在宅者の生体監視に適用した場合の実施形態の一例を
示している。この図１において、被診断対象者Ｍの住居
Aには、心電計１と、この心電計１に接続された不整脈
検出器２と、血圧計３およびビデオカメラ４が備えられ
ている。さらに、被診断者の住居Aには、パケットデー
タ伝送が可能な携帯電話Ｔが備えられている。
を在宅者の生体監視に適用した場合の実施形態の一例を
示している。この図１において、被診断対象者Ｍの住居
Aには、心電計１と、この心電計１に接続された不整脈
検出器２と、血圧計３およびビデオカメラ４が備えられ
ている。さらに、被診断者の住居Aには、パケットデー
タ伝送が可能な携帯電話Ｔが備えられている。
【００５５】サービスセンタＢには、被診断対象者Ｍの
生体データを蓄積するサーバ１０と、このサーバ１０に
接続された判定装置１１とが設置され、判定装置１１
は、サーバ１０から入力される被診断対象者Ｍの生体デ
ータに基づいて、後述する被診断対象者Ｍの健康状態の
判定を行うようになっている。
生体データを蓄積するサーバ１０と、このサーバ１０に
接続された判定装置１１とが設置され、判定装置１１
は、サーバ１０から入力される被診断対象者Ｍの生体デ
ータに基づいて、後述する被診断対象者Ｍの健康状態の
判定を行うようになっている。
【００５６】このサービスセンタＢのサーバ１０は、携
帯電話Ｔからの電波を受信する中継局Ｕに接続され、さ
らに、電話回線ｍを介して被診断者の住居Aに設置され
たビデオカメラ４に接続されるようになっている。さら
に、サーバ１０は、通信回線ｎを介して医療機関Ｃに接
続されるようになっている。
帯電話Ｔからの電波を受信する中継局Ｕに接続され、さ
らに、電話回線ｍを介して被診断者の住居Aに設置され
たビデオカメラ４に接続されるようになっている。さら
に、サーバ１０は、通信回線ｎを介して医療機関Ｃに接
続されるようになっている。
【００５７】上記生体監視システムは、被診断対象者の
住居Aにおいて、心電計１によって被診断対象者Ｍの心
電図検査が行われ、この検出された心電図データに基づ
いて不整脈検出器２が判定を行った結果、被診断対象者
Ｍに不整脈があることが検出された場合に、この検出さ
れた心電図データが携帯電話Ｔのデータパケットに携帯
電話ＴのＩＤとともに設定される。
住居Aにおいて、心電計１によって被診断対象者Ｍの心
電図検査が行われ、この検出された心電図データに基づ
いて不整脈検出器２が判定を行った結果、被診断対象者
Ｍに不整脈があることが検出された場合に、この検出さ
れた心電図データが携帯電話Ｔのデータパケットに携帯
電話ＴのＩＤとともに設定される。
【００５８】そして、携帯電話ＴがサービスセンタＢに
接続されることによって、携帯電話Ｔに設定された心電
図データと携帯電話ＴのＩＤが、中継局Ｕを介してサー
ビスセンタＢのサーバ１０に伝送される。このサービス
センタＢに伝送された心電図データは、携帯電話ＴのＩ
Ｄによって特定される被診断対象者Ｍの氏名とともにサ
ーバ１０に蓄積されるとともに、判定装置１１に入力さ
れる。
接続されることによって、携帯電話Ｔに設定された心電
図データと携帯電話ＴのＩＤが、中継局Ｕを介してサー
ビスセンタＢのサーバ１０に伝送される。このサービス
センタＢに伝送された心電図データは、携帯電話ＴのＩ
Ｄによって特定される被診断対象者Ｍの氏名とともにサ
ーバ１０に蓄積されるとともに、判定装置１１に入力さ
れる。
【００５９】判定装置１１は、サーバ１０から供給され
る心電図データに基づいて被診断対象者Ｍの健康状態の
判定を行う。そして、判定装置１１によってさらに検査
の要有りとの判定が行われた際には、サーバが被診断者
の住居Aのビデオカメラ４に接続されて、このビデオカ
メラ４によって撮像された被診断対象者Ｍの顔などの撮
像情報と、ビデオカメラ４に備えられたマイクロフォン
によって収録される被診断対象者Ｍの音声とが、電話回
線ｍを介してサーバ１０に取り込まれる。
る心電図データに基づいて被診断対象者Ｍの健康状態の
判定を行う。そして、判定装置１１によってさらに検査
の要有りとの判定が行われた際には、サーバが被診断者
の住居Aのビデオカメラ４に接続されて、このビデオカ
メラ４によって撮像された被診断対象者Ｍの顔などの撮
像情報と、ビデオカメラ４に備えられたマイクロフォン
によって収録される被診断対象者Ｍの音声とが、電話回
線ｍを介してサーバ１０に取り込まれる。
【００６０】このとき、判定装置１１による判定に基づ
いて、サーバ１０が携帯電話Ｔにも接続されて、血圧計
３によって検出される被診断対象者Ｍの血圧データが、
携帯電話Ｔから中継局Ｕを介してサーバ１０に取り込ま
れる。
いて、サーバ１０が携帯電話Ｔにも接続されて、血圧計
３によって検出される被診断対象者Ｍの血圧データが、
携帯電話Ｔから中継局Ｕを介してサーバ１０に取り込ま
れる。
【００６１】サービスセンタＢでは、上記のようにして
サーバ１０に取り込まれた心電図データ,血圧データ,撮
像情報および音声情報から、判定装置１１が総合的に判
断して、被診断対象者Ｍの健康状態を、次の三つのレベ
ルに分類する。
サーバ１０に取り込まれた心電図データ,血圧データ,撮
像情報および音声情報から、判定装置１１が総合的に判
断して、被診断対象者Ｍの健康状態を、次の三つのレベ
ルに分類する。
【００６２】すなわち、判定装置１１は、被診断対象者
Ｍの健康状態がさほど心配するような状態ではないため
注意を促すメッセイジを送るレベル１と、緊急では無い
が治療を要するため医療機関での診断と治療を促すメッ
セイジを送るレベル２と、緊急を要するため医療機関に
通報して救急車を被診断者の住居Aに急行させるレベル
３の三段階に分類する。
Ｍの健康状態がさほど心配するような状態ではないため
注意を促すメッセイジを送るレベル１と、緊急では無い
が治療を要するため医療機関での診断と治療を促すメッ
セイジを送るレベル２と、緊急を要するため医療機関に
通報して救急車を被診断者の住居Aに急行させるレベル
３の三段階に分類する。
【００６３】そして、サーバ１０は、判定装置１１にお
いて被診断対象者Ｍの健康状態がレベル２に分類された
ときには、被診断対象者Ｍの携帯電話Ｔに上記メッセー
ジを送信するとともに、このメッセージにおいて指定し
た医療機関に被診断対象者Ｍの上記の各生体データを送
信する。
いて被診断対象者Ｍの健康状態がレベル２に分類された
ときには、被診断対象者Ｍの携帯電話Ｔに上記メッセー
ジを送信するとともに、このメッセージにおいて指定し
た医療機関に被診断対象者Ｍの上記の各生体データを送
信する。
【００６４】また、サーバ１０は、判定装置１１におい
て被診断対象者Ｍの健康状態がレベル３に分類されたと
きには、医療機関または消防署に通報して救急車を被診
断者の住居Aに急行させるとともに、通報の際に指定し
た医療機関に被診断対象者Ｍの上記の各生体データを送
信する。
て被診断対象者Ｍの健康状態がレベル３に分類されたと
きには、医療機関または消防署に通報して救急車を被診
断者の住居Aに急行させるとともに、通報の際に指定し
た医療機関に被診断対象者Ｍの上記の各生体データを送
信する。
【００６５】なお、上記の例においては、被診断対象者
Ｍの不整脈の検出を、被診断者の住居Aに設置された不
整脈検出器２によって行い、この不整脈検出器２によっ
て心臓の不整脈が検出されたときにその心電図データを
サービスセンタＢに伝送するようになっているが、被診
断者の住居Aの心電計１から携帯電話Ｔを介してサービ
スセンタＢに被診断対象者Ｍの心電図データが適宜送ら
れるようにしておいて、判定装置１１によって不整脈の
検出を行うようにしてもよい。
Ｍの不整脈の検出を、被診断者の住居Aに設置された不
整脈検出器２によって行い、この不整脈検出器２によっ
て心臓の不整脈が検出されたときにその心電図データを
サービスセンタＢに伝送するようになっているが、被診
断者の住居Aの心電計１から携帯電話Ｔを介してサービ
スセンタＢに被診断対象者Ｍの心電図データが適宜送ら
れるようにしておいて、判定装置１１によって不整脈の
検出を行うようにしてもよい。
【００６６】図２は、この発明による生体監視システム
をバスの運転席に設置した実施形態における一例を示し
たものである。この図２の生体監視システムは、バスの
運転手の乗務中の健康状態を監視するものであって、バ
スＥの運転席には、図１の例の場合と同様に、心電計
１,不整脈検出器２,血圧計３およびビデオカメラ４が設
置されている。そして、この運転席には、さらに、パケ
ットデータ伝送が可能な携帯電話Ｔ１,ビデオカメラ４
に接続された自動車無線機Ｔ２、およびバスＥの位置を
検出するためのＧＰＳセンサＴ３が備えられている。
をバスの運転席に設置した実施形態における一例を示し
たものである。この図２の生体監視システムは、バスの
運転手の乗務中の健康状態を監視するものであって、バ
スＥの運転席には、図１の例の場合と同様に、心電計
１,不整脈検出器２,血圧計３およびビデオカメラ４が設
置されている。そして、この運転席には、さらに、パケ
ットデータ伝送が可能な携帯電話Ｔ１,ビデオカメラ４
に接続された自動車無線機Ｔ２、およびバスＥの位置を
検出するためのＧＰＳセンサＴ３が備えられている。
【００６７】心電計１は、バスＥのハンドルＥ１に取り
付けられた一対の電極ｅ１,ｅ２によってこのハンドル
Ｅ１を握る運転手の両手間の電位差を測定することによ
り心臓の拍動を検出する電位式心拍センサに接続されて
いる。
付けられた一対の電極ｅ１,ｅ２によってこのハンドル
Ｅ１を握る運転手の両手間の電位差を測定することによ
り心臓の拍動を検出する電位式心拍センサに接続されて
いる。
【００６８】サービスセンタＢにおける構成は、図１の
例の場合と同様であり、それぞれ同じ符号が付されてい
る。すなわち、被診断対象者Ｍの生体データを蓄積する
サーバ１０と、このサーバ１０に接続された判定装置１
１とが設置されており、さらに、サーバ１０は、通信回
線ｎを介して医療機関Ｃに接続されるようになってい
る。
例の場合と同様であり、それぞれ同じ符号が付されてい
る。すなわち、被診断対象者Ｍの生体データを蓄積する
サーバ１０と、このサーバ１０に接続された判定装置１
１とが設置されており、さらに、サーバ１０は、通信回
線ｎを介して医療機関Ｃに接続されるようになってい
る。
【００６９】このサービスセンタＢのサーバ１０は、携
帯電話Ｔ１からの電波を受信する中継局Ｕ１に接続さ
れ、さらに、中継局Ｕ２およびバスＥに設置された自動
車無線機Ｔ２を介してバスＥの運転席に設置されたビデ
オカメラ４に接続されるようになっている。
帯電話Ｔ１からの電波を受信する中継局Ｕ１に接続さ
れ、さらに、中継局Ｕ２およびバスＥに設置された自動
車無線機Ｔ２を介してバスＥの運転席に設置されたビデ
オカメラ４に接続されるようになっている。
【００７０】サーバ１０は、さらに、バスＥに設置され
たＧＰＳセンサＴ３から衛生Ｓ１,Ｓ２を介して電波を
受信してバスＥの位置を検出する地上制御局Ｕ３に接続
されている。この車両用の生体監視システムは、バスＥ
において、心電計１が、ハンドルＥ１を握る運転手Ｍ１
の両手間の電位差をこのハンドルＥ１に取り付けられた
電位式心拍センサの一対の電極ｅ１,ｅ２によって測定
することにより、運転手Ｍ１の心電図データを常時検出
している。
たＧＰＳセンサＴ３から衛生Ｓ１,Ｓ２を介して電波を
受信してバスＥの位置を検出する地上制御局Ｕ３に接続
されている。この車両用の生体監視システムは、バスＥ
において、心電計１が、ハンドルＥ１を握る運転手Ｍ１
の両手間の電位差をこのハンドルＥ１に取り付けられた
電位式心拍センサの一対の電極ｅ１,ｅ２によって測定
することにより、運転手Ｍ１の心電図データを常時検出
している。
【００７１】そして、この心電計１によって検出された
心電図データに基づいて不整脈検出器２が判定を行った
結果、運転手Ｍ１に不整脈があることが検出された場合
に、この検出された心電図データが携帯電話Ｔ１のデー
タパケットに携帯電話Ｔ１のＩＤとともに設定される。
心電図データに基づいて不整脈検出器２が判定を行った
結果、運転手Ｍ１に不整脈があることが検出された場合
に、この検出された心電図データが携帯電話Ｔ１のデー
タパケットに携帯電話Ｔ１のＩＤとともに設定される。
【００７２】そして、携帯電話Ｔ１がサービスセンタＢ
に接続されることによって、携帯電話Ｔ１に設定された
心電図データと携帯電話Ｔ１のＩＤが、中継局Ｕ１を介
してサービスセンタＢのサーバ１０に伝送される。この
サービスセンタＢに伝送された心電図データは、図１の
例の場合と同様に、携帯電話Ｔ１のＩＤによって特定さ
れる運転手Ｍ１の氏名とともにサーバ１０に蓄積され、
さらに判定装置１１に入力される。
に接続されることによって、携帯電話Ｔ１に設定された
心電図データと携帯電話Ｔ１のＩＤが、中継局Ｕ１を介
してサービスセンタＢのサーバ１０に伝送される。この
サービスセンタＢに伝送された心電図データは、図１の
例の場合と同様に、携帯電話Ｔ１のＩＤによって特定さ
れる運転手Ｍ１の氏名とともにサーバ１０に蓄積され、
さらに判定装置１１に入力される。
【００７３】判定装置１１は、サーバ１０から入力され
る心電図データに基づいて運転手Ｍ１の健康状態の判定
を行う。そして、判定装置１１がさらに検査の要有りと
の判定を行った場合には、サーバが中継局Ｕ２および自
動車無線機Ｔ２を介してバスＥのビデオカメラ４に接続
され、このビデオカメラ４によって撮像された運転手Ｍ
１の顔などの撮像情報と、ビデオカメラ４に備えられた
マイクロフォンによって収録される運転手Ｍ１の音声と
がサーバ１０に取り込まれる。
る心電図データに基づいて運転手Ｍ１の健康状態の判定
を行う。そして、判定装置１１がさらに検査の要有りと
の判定を行った場合には、サーバが中継局Ｕ２および自
動車無線機Ｔ２を介してバスＥのビデオカメラ４に接続
され、このビデオカメラ４によって撮像された運転手Ｍ
１の顔などの撮像情報と、ビデオカメラ４に備えられた
マイクロフォンによって収録される運転手Ｍ１の音声と
がサーバ１０に取り込まれる。
【００７４】このとき、判定装置１１による判定に基づ
いて、サーバ１０が携帯電話Ｔ１にも接続されて、血圧
計３によって検出される被診断対象者Ｍの血圧データ
が、携帯電話Ｔ１から中継局Ｕを介してサーバ１０に取
り込まれる。サービスセンタＢでは、上記のようにして
サーバ１０に取り込まれた心電図データ,血圧データ,撮
像情報および音声データから、判定装置１１が総合的に
判断して、運転手Ｍ１の健康状態を、次の三つのレベル
に分類する。
いて、サーバ１０が携帯電話Ｔ１にも接続されて、血圧
計３によって検出される被診断対象者Ｍの血圧データ
が、携帯電話Ｔ１から中継局Ｕを介してサーバ１０に取
り込まれる。サービスセンタＢでは、上記のようにして
サーバ１０に取り込まれた心電図データ,血圧データ,撮
像情報および音声データから、判定装置１１が総合的に
判断して、運転手Ｍ１の健康状態を、次の三つのレベル
に分類する。
【００７５】すなわち、判定装置１１は、運転手Ｍ１の
健康状態がさほど心配するような状態ではないため注意
を促すメッセイジを送るレベル１と、緊急では無いが治
療を要するため医療機関での診断と治療を促すメッセイ
ジを送るレベル２と、緊急を要するためバスＥの乗務を
直ちに中止させるとともに救急車を派遣するレベル３の
三段階に分類する。
健康状態がさほど心配するような状態ではないため注意
を促すメッセイジを送るレベル１と、緊急では無いが治
療を要するため医療機関での診断と治療を促すメッセイ
ジを送るレベル２と、緊急を要するためバスＥの乗務を
直ちに中止させるとともに救急車を派遣するレベル３の
三段階に分類する。
【００７６】そして、サーバ１０は、判定装置１１にお
いて運転手Ｍ１の健康状態がレベル２に分類されたとき
には、バスＥの携帯電話Ｔ１に上記メッセージを送信す
るとともに、このメッセージにおいて指定した医療機関
に運転手Ｍ１の上記の各生体データを送信する。
いて運転手Ｍ１の健康状態がレベル２に分類されたとき
には、バスＥの携帯電話Ｔ１に上記メッセージを送信す
るとともに、このメッセージにおいて指定した医療機関
に運転手Ｍ１の上記の各生体データを送信する。
【００７７】また、サーバ１０は、判定装置１１におい
て運転手Ｍ１の健康状態がレベル３に分類されたときに
は、携帯電話Ｔ１または自動車無線機Ｔ２を介して直ち
にバスＥの乗務を中止させる警告を送信するとともに、
この運転手Ｍ１が乗務しているバスＥに救急車を派遣
し、さらに、指定した医療機関に運転手Ｍ１の上記の各
生体データを送信する。
て運転手Ｍ１の健康状態がレベル３に分類されたときに
は、携帯電話Ｔ１または自動車無線機Ｔ２を介して直ち
にバスＥの乗務を中止させる警告を送信するとともに、
この運転手Ｍ１が乗務しているバスＥに救急車を派遣
し、さらに、指定した医療機関に運転手Ｍ１の上記の各
生体データを送信する。
【００７８】このバスＥに救急車を派遣する際に、サー
ビスセンタＢでは、バスＥに設置されたＧＰＳセンサＴ
３から衛生Ｓ１,Ｓ２を介して電波を受信する地上制御
局Ｕ３からサーバ１０に送信されてくるバスＥの位置情
報を救急車に知らせて、救急車到着までの時間の短縮を
図る。
ビスセンタＢでは、バスＥに設置されたＧＰＳセンサＴ
３から衛生Ｓ１,Ｓ２を介して電波を受信する地上制御
局Ｕ３からサーバ１０に送信されてくるバスＥの位置情
報を救急車に知らせて、救急車到着までの時間の短縮を
図る。
【００７９】なお、上記車両用の生体監視システムにお
いて、バスＥにＡＳＶ (ADVANCED SAFETY VEHICLE) の
構成を取り入れて、遠隔操作による制御装置を取り付け
ておき、判定装置１１において運転手Ｍ１の健康状態が
レベル３に分類された際に、サービスセンタＢからの遠
隔操作によって、バスＥを強制的に減速および停止させ
るようにしてもよい。
いて、バスＥにＡＳＶ (ADVANCED SAFETY VEHICLE) の
構成を取り入れて、遠隔操作による制御装置を取り付け
ておき、判定装置１１において運転手Ｍ１の健康状態が
レベル３に分類された際に、サービスセンタＢからの遠
隔操作によって、バスＥを強制的に減速および停止させ
るようにしてもよい。
【００８０】また、上記の例においては、運転手Ｍ１の
不整脈の検出を、バスＥに設置された不整脈検出器２に
よって行い、この不整脈検出器２によって心臓の不整脈
が検出されたときにその心電図データをサービスセンタ
Ｂに伝送するようになっているが、バスＥの心電計１か
ら携帯電話Ｔ１を介してサービスセンタＢに被診断対象
者Ｍの心電図データが適宜送られるようにしておいて、
判定装置１１により不整脈の検出を行うようにしてもよ
い。
不整脈の検出を、バスＥに設置された不整脈検出器２に
よって行い、この不整脈検出器２によって心臓の不整脈
が検出されたときにその心電図データをサービスセンタ
Ｂに伝送するようになっているが、バスＥの心電計１か
ら携帯電話Ｔ１を介してサービスセンタＢに被診断対象
者Ｍの心電図データが適宜送られるようにしておいて、
判定装置１１により不整脈の検出を行うようにしてもよ
い。
【００８１】さらにまた、上記例においては、バスＥに
おいて運転手Ｍ１の心電図データを検出するのに電位式
心拍センサを用いているが、この電位式心拍センサの代
わりに、赤外線心拍センサ等の他の検出手段を用いても
良い。さらにまた、この図２の生体監視システムは、バ
ス等の車両の運転手の他、船舶および航空機の操縦者等
の生体監視にも適用することが出来る。
おいて運転手Ｍ１の心電図データを検出するのに電位式
心拍センサを用いているが、この電位式心拍センサの代
わりに、赤外線心拍センサ等の他の検出手段を用いても
良い。さらにまた、この図２の生体監視システムは、バ
ス等の車両の運転手の他、船舶および航空機の操縦者等
の生体監視にも適用することが出来る。
【図１】本発明の実施形態における一例を示すブロック
図である。
図である。
【図２】本発明の実施形態における他の例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１ …心電計（第１検出手段） ２ …不整脈検出器（第１診断手段） ３ …血圧計 ４ …ビデオカメラ（第２検出手段） １０…サーバ（受信手段） １１…判定装置（第２診断手段,診断手段） Ａ …被診断者の住居 Ｂ …サービスセンタ Ｃ …病院 Ｅ …バス（交通手段） Ｍ …被診断対象者 Ｍ１…運転手 Ｔ,Ｔ１ …携帯電話（第１送信手段） Ｔ２…自動車無線機（第２送信手段） Ｔ３…ＧＰＳセンサ（全地球測位システム） Ｕ …中継局 Ｕ１…中継局 Ｕ２…中継局 Ｕ３…地上制御局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安士 光男 東京都大田区大森西４丁目15番５号 パイ オニア株式会社大森工場内 (72)発明者 佐藤 宏 東京都目黒区目黒１丁目４番１号 パイオ ニア株式会社内
Claims (17)
- 【請求項１】 被診断対象者が居る場所から離れた場所
で被診断対象者の健康状態を監視する生体監視システム
において、 前記被診断対象者が居る場所に、被診断対象者の生体情
報を検出する第１検出手段と、この第１検出手段によっ
て検出される生体情報に基づいて被診断対象者の健康状
態を診断する第１診断手段と、この第１診断手段から被
診断対象者の生体情報が入力される第１通信手段と、被
診断対象者を撮像した撮像情報または被診断対象者の音
声を収録した音声情報を検出する第２検出手段と、この
第２検出手段から撮像情報または音声情報が入力される
第２通信手段が設置され、 前記被診断対象者から離れた場所に、前記第１通信手段
および第２通信手段に接続されてこの第１通信手段また
は第２通信手段を介して前記第１診断手段からの生体情
報または第２検出手段からの撮像情報または音声情報を
受信する受信手段と、この受信手段によって受信された
生体情報,撮像情報または音声情報に基づいて被診断対
象者の健康状態を診断する第２診断手段が設置されてい
る、 ことを特徴とする生体監視システム。 - 【請求項２】 前記被診断対象者が居る場所が、被診断
対象者の住居である請求項１に記載の生体監視システ
ム。 - 【請求項３】 前記被診断対象者が居る場所が、交通手
段の運転席である請求項１に記載の生体監視システム。 - 【請求項４】 前記交通手段に全地球測位システムが搭
載されている請求項１に記載の生体監視システム。 - 【請求項５】 前記第２診断手段に、被診断対象者の健
康状態をあらかじめ分類した複数のレベルが設定されて
いる請求項１に記載の生体監視システム。 - 【請求項６】 被診断対象者が居る場所から離れた場所
で被診断対象者の健康状態を監視する生体監視システム
において、 前記被診断対象者が居る場所に、被診断対象者の生体情
報を検出する第１検出手段と、この第１検出手段から被
診断対象者の生体情報が入力される第１通信手段と、被
診断対象者を撮像した撮像情報または被診断対象者の音
声を収録した音声情報を検出する第２検出手段と、この
第２検出手段から撮像情報または音声情報が入力される
第２通信手段が設置され、 前記被診断対象者から離れた場所に、前記第１通信手段
および第２通信手段に接続されてこの第１通信手段また
は第２通信手段を介して前記第１検出手段からの生体情
報または第２検出手段からの撮像情報または音声情報を
受信する受信手段と、この受信手段によって受信された
生体情報,撮像情報または音声情報に基づいて被診断対
象者の健康状態を診断する診断手段が設置されている、 ことを特徴とする生体監視システム。 - 【請求項７】 前記被診断対象者が居る場所が、被診断
対象者の住居である請求項６に記載の生体監視システ
ム。 - 【請求項８】 前記被診断対象者が居る場所が、交通手
段の運転席である請求項６に記載の生体監視システム。 - 【請求項９】 前記交通手段に全地球測位システムが搭
載されている請求項６に記載の生体監視システム。 - 【請求項１０】 前記診断手段に、被診断対象者の健康
状態をあらかじめ分類した複数のレベルが設定されてい
る請求項６に記載の生体監視システム。 - 【請求項１１】 被診断対象者が居る場所から離れた場
所で被診断対象者の健康状態を監視する生体監視システ
ムにおいて、 前記被診断対象者が居る場所で被診断対象者の生体情報
を検出する第１検出工程と、 この第１検出工程において検出された生体情報を前記被
診断対象者から離れた場所に送信する第１送信工程と、 この第１送信工程によって送信される生体情報に基づい
て前記被診断対象者から離れた場所において被診断対象
者の健康状態を診断する第１診断工程と、 この第１診断工程における診断結果に基づいて被診断対
象者が居る場所で被診断対象者を撮像した撮像情報また
は被診断対象者の音声を収録した音声情報を検出する第
２検出工程と、 この第２検出工程において検出された撮像情報または音
声情報を送信する第２送信工程と、 この第２送信工程によって送信される撮像情報または音
声情報に基づいて前記被診断対象者から離れた場所にお
いて被診断対象者の健康状態を診断する第２診断工程
と、 とを含む生体監視システム。 - 【請求項１２】 前記第２診断工程において、被診断対
象者の健康状態の診断があらかじめ設定された複数のレ
ベルに分類されて行われる請求項１１に記載の生体監視
システム。 - 【請求項１３】 前記第２診断工程における所要の診断
レベルに対応して被診断対象者に診断結果を送信する第
３送信工程を含む請求項１１に記載の生体監視システ
ム。 - 【請求項１４】 前記第２診断工程における所要の診断
レベルに対応して被診断対象者の生体情報,撮像情報ま
たは音声情報を医療機関に送信する第４送信工程を含む
請求項１１に記載の生体監視システム。 - 【請求項１５】 前記第２診断工程における所要の診断
のレベルに対応して前記被診断対象者が居る場所に救急
車を派遣する処置工程を含む請求項１１に記載の生体監
視システム。 - 【請求項１６】 前記被診断対象者が居る場所が、被診
断対象者の住居である請求項１１に記載の生体監視シス
テム。 - 【請求項１７】 前記被診断対象者が居る場所が、交通
手段の運転席である請求項１１に記載の生体監視システ
ム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27173298A JP3815893B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 生体監視システム |
| US09/401,801 US6485415B1 (en) | 1998-09-25 | 1999-09-22 | Medical monitoring system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27173298A JP3815893B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 生体監視システム |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000093396A true JP2000093396A (ja) | 2000-04-04 |
| JP3815893B2 JP3815893B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=17504072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27173298A Expired - Fee Related JP3815893B2 (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | 生体監視システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6485415B1 (ja) |
| JP (1) | JP3815893B2 (ja) |
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