JP2015130109A - 運行管理システム、デジタルタコグラフ - Google Patents

運行管理システム、デジタルタコグラフ Download PDF

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Abstract

【課題】運送事業者にとって少ない負担で、全ドライバーへの点呼およびアルコールチェックを実行する技術を提供する。【解決手段】本実施形態の運行管理システム1によれば、車両の運行状況を記録するドライブレコーダ機能付きデジタルタコグラフ10が、車両の運行を管理する運行管理者によって操作される事務所PC20との間で通信可能である場合に、車両に搭乗する運転者に対して点呼を行うために運転者の情報として運転者の映像および運転者の音声を車内カメラ・マイク17aを介して取得して事務所PC20に送信するとともに、アルコール濃度用センサ(アルコールチェッカ)44aを介して運転者の呼気中アルコール値を取得して事務所PC20に送信し、事務所PC20では、受信した運転者情報および検査結果を運行管理者に報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、運転者への点呼およびアルコールチェックを実行する技術に関する。
特許文献1には、点呼のためにドライバーによって携帯されるドライバー装置を用いて呼気中アルコールの検査結果を運送事業者側の運送事業者装置に送信する点が記載されている。
特開2012−159959号公報
しかし、上記技術では、全ドライバーにドライバー装置を携帯させる必要があり、運送事業者にとっての負担が増大するという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、運送事業者にとって少ない負担で、全ドライバー(運転者)への点呼およびアルコールチェックを実行する技術を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明によれば、車両の運行状況を記録するデジタルタコグラフが、車両の運行を管理する運行管理者によって操作される管理者用端末との間で通信可能である場合に、車両に搭乗する運転者に対して点呼を行うために運転者の情報を取得して管理者用端末に送信するとともに、運転者の呼気中アルコールの検査結果を取得して管理者用端末に送信し、管理者用端末では、受信した運転者情報および検査結果を運行管理者に報知するので、特許文献1に記載の技術のように全ドライバーにドライバー装置を携帯させる必要がなく、運送事業者にとっての負担を軽減することができる。
したがって、本発明によれば、運送事業者にとって少ない負担で、全ドライバー(運転者)への点呼およびアルコールチェックを実行することができる。
本実施形態の運行管理システムの概略構成を示す説明図である。 (a)は運行管理システムを構成するデジタルタコグラフの全体構成を示す概略図であり、(b)はデジタルタコグラフが事務所PCに送信するデータの構造を示す説明図である。 (a)は運行管理システムを構成する事務所PCの全体構成を示す概略図であり、(b)は運行管理システムを構成する管理センタの全体構成を示す概略図である。 事務所PCが作成する運転日報を示す説明図である。 運行管理システムが実行する運行管理処理のうちデジタルタコグラフが実行する運行管理処理(1)を示すフローチャートである。 運行管理システムが実行する運行管理処理のうち管理センタが実行する運行管理処理(2)を示すフローチャートである。 運行管理システムが実行する運行管理処理のうち事務所PCが実行する運行管理処理(3)を示すフローチャートである。 運行管理システムが実行する運行管理処理のうち事務所PCが実行する運行管理処理(4)を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。なお、本発明は下記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
[1.運行管理システム1の構成の説明]
図1に示す運行管理システム1は、トラックやバスなどの車両の運行状況を記録するドライブレコーダ機能付きデジタルタコグラフ(以下デジタルタコグラフ)10と、車両の運行管理者によって操作される管理者用端末としての事務所PC20と、管理センタ30と、が互いに通信可能に構成される。
この運行管理システム1は、運転者が運行管理者と対面できない状況において点呼を実施するのに有効である。
[1.1.デジタルタコグラフ10の構成の説明]
デジタルタコグラフ10は、図2(a)に示すように、ハードウェア構成として、CPU11、RAM12、ROM13、メモリカード14、操作部15、GPS16、入力部17、通信部18等を備える。CPU11は、RAM12やROM13に記憶されたプログラムやデータに従って、デジタルタコグラフ10各部に対する制御及び各種演算を実行する装置である。RAM12は、メインメモリ等として利用される記憶装置である。ROM13は、不揮発性の記憶装置であり、読み出し専用のデータ等を記憶している。メモリカード14は、プログラム等の各種データを保存しておくための装置である。また、メモリカード14には、車両の運行に従って、荷積や休憩に関する情報(運行記録)も記録される。操作部15は、撮影スイッチ15a(図1参照)などへの運転者からの各種指示を入力するための入力装置である。GPS16は、車両の位置情報や距離情報、時間情報を取得する装置である。入力部17は、車内カメラ・マイク17a(図1参照)によって取得した運転者の映像および運転者の音声や車外カメラ・マイク17b(図1参照)によって取得した車外の映像および車外音を入力するための装置である。通信部18は、携帯電話アンテナ18a(図1参照)などを用いて事務所PC20や管理センタ30と通信を行うための通信インタフェースである。なお、デジタルタコグラフ10には、記憶媒体として内蔵型ハードディスクを備えていてもよい。
また、デジタルタコグラフ10は、車両の速度やエンジン回転数を検知する車速センサ41、警告音などを出力する音声出力装置42、デジタルタコグラフ10の作動状態や運転者への警告メッセージ等を表示する表示装置43、アルコール濃度用センサ(アルコールチェッカ)44aによって運転者の呼気中のアルコール濃度を検知して測定するアルコール測定装置44等と連動している。
また、デジタルタコグラフ10は、ドライブレコーダ機能を有している。なお、ドライブレコーダ機能とは、事故原因の特定に役立てるために、車速センサ41の検出信号から車両に所定以上の衝撃が加わったことを検出すると、車外カメラ・マイク17bで取得した車両周囲の画像および音声や、車内カメラ・マイク17aで取得した車両室内の画像および音声、運転者によるアクセルおよびブレーキの操作量等の車両データを記録する機能である。
なお、CPU11は、運転者情報取得手段、検査結果取得手段および装置側通信制御手段に該当する。また、通信部18は、装置側通信手段に該当する。
[1.2.事務所PC20の構成の説明]
事務所PC20は、運行管理者が所在する事業会社等に設置されているパーソナルコンピュータであり、図3(a)に示すように、ハードウェア構成として、CPU21、RAM22、ROM23、HDD24、操作部25、再生部26、入力部27、通信部28等を備える。CPU21は、RAM22やROM23に記憶されたプログラムやデータに従って、事務所PC20各部に対する制御及び各種演算を実行する装置である。RAM22は、メインメモリ等として利用される記憶装置である。ROM23は、不揮発性の記憶装置であり、読み出し専用のデータ等を記憶している。HDD24は、プログラム等の各種データを保存しておくための装置である。操作部25は、運行管理者からの各種指示を入力するための入力装置であり、複数のキースイッチ等によって構成される。再生部26は、スピーカやモニタを備え、音声データおよび映像データの再生を行う。入力部27は、マイクロフォンによって運行管理者の音声を入力するための装置である。通信部28は、デジタルタコグラフ10や管理センタ30と通信を行うための通信インタフェースである。
なお、CPU21および再生部26は、運転者情報再生手段および検査結果報知手段に該当する。また、通信部28は、端末側通信手段に該当する。
[1.3.管理センタ30の構成の説明]
管理センタ30は、運行管理者が所在する事業会社等に設置されているサーバーコンピュータであり、図3(b)に示すように、ハードウェア構成として、CPU31、RAM32、ROM33、HDD34、通信部35等を備える。CPU31は、RAM32やROM33に格納されたプログラムやデータに従って、管理センタ30各部に対する制御及び各種演算を実行する装置である。RAM32は、メインメモリとして利用される記憶装置である。ROM33は、不揮発性の記憶装置であり、読み出し専用のデータ等を記憶している。HDD34は、管理センタ30が作動するためのプログラムや各種データを保存しておくための記憶装置である。通信部35は、デジタルタコグラフ10や事務所PC20との間で通信を行うための通信インタフェースである。
なお、CPU31は、センタ側通信制御手段に該当する。また、HDD34は、運転者状況保存手段に該当する。また、通信部35は、センタ側通信手段に該当する。
[2.運行管理処理の説明]
次に、運行管理システム1が実行する運行管理処理を説明する。
この運行管理処理は、デジタルタコグラフ10が実行する運行管理処理(1)、管理センタ30が実行する運行管理処理(2)、事務所PC20が実行する運行管理処理(3)・(4)からなる。以下、順に説明する。
[2.1.デジタルタコグラフ10が実行する運行管理処理(1)の説明]
まず、デジタルタコグラフ10が実行する運行管理処理(1)について図5のフローチャートを参照しながら説明する。
最初のステップS1010では、点呼を行うために操作部15の撮影スイッチ15aが押されたか否かを判断する。撮影スイッチ15aが押されていないと判断された場合には(S1010:NO)、撮影スイッチ15aが押されるまで待機するために再びS1010を実行する。一方、撮影スイッチ15aが押されたと判断された場合には(S1010:YES)、S1020に移行する。
S1020では、撮影スイッチ15aが押された旨を示す情報を事務所PC20へ送信する。その後、S1030に移行する。
S1030では、S1020で撮影スイッチ15aが押された旨を示す情報を事務所PC20へ送信したことに対して、事務所PC20からの応答があったか否かを判断する。事務所PC20からの応答があったと判断された場合には(S1030:YES)、S1040に移行する。一方、事務所PC20からの応答がなかったと判断された場合には(S1030:NO)、S1140に移行する。
S1040では、事務所PC20からの応答があったことを受けて、事務所PC20に接続する。その後、S1050に移行する。
S1050では、運転者の映像および運転者の音声を取得し始める。つまり、撮影および録音を開始する。その後、S1060に移行する。
S1060では、運転者の映像(映像データ)および運転者の音声(音声データ)を圧縮して事務所PC20へ送信し始める。なお、映像データおよび音声データは、図2(b)に例示するようなデータリストに登録される。また、アルコール値を示すデータおよび体調情報を示すデータについても同様にこのデータリストに登録される。このデータリストでは、事務所PC20へ送信されたデータが消去され、新たに生成されたデータがリストの最後尾に追加される。一例を挙げると、リスト先頭のデータ「1001.mp4」が送信後にリストから消去され(左側列から右側列への移行)、新たに生成されたデータがデータリストの最後尾(右側列中の「Z」番目として表示)に追加されるといった具合である。その後、S1070に移行する。
S1070では、運転者の呼気中アルコールの検査結果(アルコール値)の入力があったか否かを判断する。アルコール値の入力がなかったと判断された場合には(S1070:NO)、アルコール値の入力があるまで待機するために再びS1070を実行する。一方、アルコール値の入力があったと判断された場合には(S1070:YES)、S1080に移行する。
S1080では、S1070で入力されたアルコール値を事務所PC20へ送信する。その後、S1090に移行する。
S1090では、操作部15に対して運転者の体調に関する情報(体調情報)の入力があったか否かを判断する。体調情報の入力がなかったと判断された場合には(S1090:NO)、体調情報の入力があるまで待機するために再びS1090を実行する。一方、体調情報の入力があったと判断された場合には(S1090:YES)、S1100に移行する。
S1100では、S1090で入力された体調情報を事務所PC20へ送信する。その後、S1110に移行する。
S1110では、操作部15に対して点呼を終了する旨の入力があったか否かを判断する。点呼を終了する旨の入力がなかったと判断された場合には(S1110:NO)、点呼を終了する旨の入力があったと判断されるまで待機するために再びS1110を実行する。一方、点呼を終了する旨の入力があったと判断された場合には(S1110:YES)、S1120に移行する。
S1120では、S1050で開始していた運転者の映像および運転者の音声の取得を終了する。その後、S1130に移行する。
S1130では、S1060で開始していた映像データおよび音声データの圧縮および事務所PC20への送信を終了する。また、点呼を行った場所と時刻、アルコール値等が点呼記録としてメモリカード14に記録するとともに、点呼記録および運行記録を事務所PC20に送信する。その後、本処理を終了する。
S1140では、事務所PC20からの応答がなかったことを受けて、管理センタ30に接続する。その後、S1150に移行する。
S1150では、運転者の映像および運転者の音声を取得し始める。つまり、撮影および録音を開始する。その後、S1160に移行する。
S1160では、運転者の呼気中アルコールの検査結果(アルコール値)の入力があったか否かを判断する。アルコール値の入力がなかったと判断された場合には(S1160:NO)、アルコール値の入力があるまで待機するために再びS1160を実行する。一方、アルコール値の入力があったと判断された場合には(S1160:YES)、S1170に移行する。
S1170では、操作部15に対して運転者の体調に関する情報(体調情報)の入力があったか否かを判断する。体調情報の入力がなかったと判断された場合には(S1170:NO)、体調情報の入力があるまで待機するために再びS1170を実行する。一方、体調情報の入力があったと判断された場合には(S1170:YES)、S1180に移行する。
S1180では、操作部15に対して点呼を終了する旨の入力があったか否かを判断する。点呼を終了する旨の入力がなかったと判断された場合には(S1180:NO)、点呼を終了する旨の入力があったと判断されるまで待機するために再びS1180を実行する。一方、点呼を終了する旨の入力があったと判断された場合には(S1180:YES)、S1190に移行する。
S1190では、S1150で開始していた運転者の映像および運転者の音声の取得を終了する。その後、S1200に移行する。
S1200では、アルコール値および体調情報を圧縮する。その後、S1210に移行する。
S1210では、映像データおよび音声データを圧縮する。その後、S1220に移行する。
S1220では、S1200で圧縮したアルコール値および体調情報とS1210で圧縮した映像データおよび音声データを管理センタ30へ送信する。また、点呼を行った場所と時刻、アルコール値等が点呼記録としてメモリカード14に記録するとともに、点呼記録および運行記録を事務所PC20に送信する。その後、本処理を終了する。
[2.2.管理センタ30が実行する運行管理処理(2)の説明]
次に、管理センタ30が実行する運行管理処理(2)について図6のフローチャートを参照しながら説明する。
最初のステップS2010では、デジタルタコグラフ10などからの接続があるか否かを判断する。接続がないと判断された場合には(S2010:NO)、接続があるまで待機するために再びS2010を実行する。一方、接続があると判断された場合には(S2010:YES)、S2020に移行する。
S2020では、デジタルタコグラフ10から接続されたか否かを判断する。デジタルタコグラフ10から接続されたのではないと判断された場合には(S2020:NO)、S2030に移行する。一方、デジタルタコグラフ10から接続されたと判断された場合には(S2020:YES)、S2060に移行する。
S2030では、デジタルタコグラフ10から接続されたのではないと判断されたことを受けて、事務所PC20から接続されたと判断し、事務所PC20へインデックスを送信するとともに、事務所PC20からのリクエストを受信する。なお、インデックスとは、デジタルタコグラフ10から送信されて保存している情報(映像データ、音声データ、アルコール値、体調情報、点呼記録、運行記録など)の一覧である。また、リクエストとは、デジタルタコグラフ10から送信されて保存している情報を指定して事務所PC20に送信するよう要請する旨である。その後、S2040に移行する。
S2040では、事務所PC20から要求された情報に対応するファイルをRAM32から読み出して事務所PC20へ送信する。その後、S2050に移行する。
S2050では、事務所PC20から接続を終了する旨の要求があったか否かを判断する。事務所PC20から接続を終了する旨の要求がなかったと判断された場合には(S2050:NO)、事務所PC20から接続を終了する旨の要求があるまで待機するために再びS2050を実行する。一方、事務所PC20から接続を終了する旨の要求があったと判断された場合には(S2050:YES)、事務所PC20との接続を終了し、本処理を終了する。
S2060では、デジタルタコグラフ10から接続されたと判断されたことを受けて、デジタルタコグラフ10からファイルを受信する。なお、このファイルには、デジタルタコグラフ10が取得した情報(映像データ、音声データ、アルコール値、体調情報、点呼記録、運行記録など)が含まれている。その後、S2070に移行する。
S2070では、デジタルタコグラフ10から受信したファイルをRAM32に保存する。そして、本処理を終了する。
[2.3.事務所PC20が実行する運行管理処理(3)の説明]
次に、事務所PC20が実行する運行管理処理(3)について図7のフローチャートを参照しながら説明する。
最初のステップS3010では、デジタルタコグラフ10からの接続要求があるか否かを判断する。デジタルタコグラフ10からの接続要求がないと判断された場合には(S3010:NO)、デジタルタコグラフ10からの接続要求があるまで待機するために再びS3010を実行する。一方、デジタルタコグラフ10からの接続要求があると判断された場合には(S3010:YES)、S3020に移行する。
S3020では、デジタルタコグラフ10から映像データおよび音声データを受信する。その後、S3030に移行する。
S3030では、デジタルタコグラフ10から受信した映像データおよび音声データの再生を開始する。その後、S3040に移行する。
S3040では、運行管理者の音声を取得し始める。その後、S3050に移行する。
S3050では、取得した運行管理者の音声(音声ファイル)を圧縮してデジタルタコグラフ10へ送信する処理を開始する。その後、S3060に移行する。
S3060では、デジタルタコグラフ10から運転者の呼気中アルコールの検査結果(アルコール値)を受信したか否かを判断する。アルコール値を受信していないと判断された場合には(S3060:NO)、アルコール値を受信したと判断されるまで待機するために再びS3060を実行する。一方、アルコール値を受信したと判断された場合には(S3060:YES)、S3070に移行する。
S3070では、デジタルタコグラフ10から受信したアルコール値を再生部26に表示する。その後、S3080に移行する。
S3080では、デジタルタコグラフ10から運転者の体調に関する情報(体調情報)を受信したか否かを判断する。体調情報を受信していないと判断された場合には(S3080:NO)、体調情報を受信したと判断されるまで待機するために再びS3080を実行する。一方、体調情報を受信したと判断された場合には(S3080:YES)、S3090に移行する。
S3090では、デジタルタコグラフ10から受信した体調情報を表示する。また、デジタルタコグラフ10から点呼記録および運行記録も受信する。なお、受信したアルコール値、体調情報、点呼記録、運行記録などはHDD24を記録しておく。その後、S3095に移行する。
S3095では、デジタルタコグラフ10から受信した情報(映像データ、音声データ、アルコール値、体調情報、点呼記録、運行記録など)に基づき、図4に例示するような運転日報を作成し、作成した運転日報を保存するとともに表示する。なお、この運転日報には、運行日付、乗務員に関する情報、車両に関する情報、呼気中のアルコール検査結果、就業記録、運行記録、点検記録、運行評価等が含まれている。その後、S3100に移行する。
S3100では、デジタルタコグラフ10から接続を終了する旨の要求があったか否かを判断する。デジタルタコグラフ10から接続を終了する旨の要求がなかったと判断された場合には(S3100:NO)、デジタルタコグラフ10から接続を終了する旨の要求があるまで待機するために再びS3100を実行する。一方、デジタルタコグラフ10から接続を終了する旨の要求があったと判断された場合には(S3100:YES)、S3110に移行する。
S3110では、映像データおよび音声データの受信およびその再生を終了する。その後、S3120に移行する。
S3120では、運行管理者の音声の取得を終了する。その後、S3130に移行する。
S3130では、音声データの圧縮およびデジタルタコグラフ10への送信を終了する。その後、本処理を終了する。
[2.4.事務所PC20が実行する運行管理処理(4)の説明]
次に、事務所PC20が実行する運行管理処理(4)について図8のフローチャートを参照しながら説明する。
最初のステップS4010では、管理センタ30に対して接続を要求する。その後、S4020に移行する。
S4020では、管理センタ30からの応答があったか否かを判断する。管理センタ30からの応答がなかったと判断された場合には(S4020:NO)、管理センタ30からの応答があったと判断されるまで待機するために再びS4020を実行する。一方、管理センタ30からの応答があったと判断された場合には(S4020:YES)、S4030に移行する。
S4030では、管理センタ30に対して認証可能な否かを判断する。管理センタ30に対して認証可能であると判断された場合には(S4030:YES)、S4040に移行する。一方、管理センタ30に対して認証可能ではないと判断された場合には(S4030:NO)、そのまま本処理を終了する。
S4040では、管理センタ30に認証した後に、管理センタ30から送信されたインデックスを受信して表示する。その後、S4050に移行する。
S4050では、操作部25に対して行われた管理者によるインデックス中のファイルの選択を受け付け、受け付けた選択内容を管理センタ30に送信する。その後、S4060に移行する。
S4060では、管理センタ30から送信されたファイルを受信する。その後、S4070に移行する。
S4070では、受信したファイルを保存する。その後、S4080に移行する。
S4080では、保存したファイルを再生して運行管理者に確認してもらう。その後、S4090に移行する。
S4090では、ファイルに基づき図4に例示するような運転日報を作成し、作成した運転日報を保存するとともに表示する。その後、本処理を終了する。
[3.実施形態の効果]
本実施形態の運行管理システム1によれば、車両の運行状況を記録するデジタルタコグラフ10が、車両の運行を管理する運行管理者によって操作される事務所PC20との間で通信可能である場合に、車両に搭乗する運転者に対して点呼を行うために運転者の情報として運転者の映像および運転者の音声を取得して事務所PC20に送信するとともに、運転者の呼気中アルコールの検査結果を取得して事務所PC20に送信し、事務所PC20では、受信した運転者情報および検査結果を運行管理者に報知するので、特許文献1に記載の技術のように全ドライバーにドライバー装置を携帯させる必要がなく、運送事業者にとっての負担を軽減することができる。
したがって、本実施形態の運行管理システム1によれば、運送事業者にとって少ない負担で、全ドライバーへの点呼およびアルコールチェックを実行することができる。
1…運行管理システム、10…デジタルタコグラフ、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…メモリカード、15…操作部、15a…撮影スイッチ、16…GPS、17…入力部、17a…車内カメラ・マイク、17b…車外カメラ・マイク、18…通信部、18a…携帯電話アンテナ、20…事務所PC、21…CPU、22…RAM、23…ROM、24…HDD、25…操作部、26…再生部、27…入力部、28…通信部、30…管理センタ、31…CPU、32…RAM、33…ROM、34…HDD、35…通信部、41…車速センサ、42…音声出力装置、43…表示装置、44…アルコール測定装置、44a…アルコール濃度用センサ(アルコールチェッカ)。

Claims (3)

  1. 車両の運行状況を記録するデジタルタコグラフ(10)と、前記車両の運行を管理する運行管理者によって操作される管理者用端末(20)と、管理センタ(30)と、が互いに通信可能に構成される運行管理システム(1)であって、
    前記デジタルタコグラフ(10)は、
    前記車両に搭乗する運転者に対して点呼を行うために運転者の情報として少なくとも運転者の音声を取得する運転者情報取得手段(11)と、
    運転者の呼気中アルコールを検査した結果を取得する検査結果取得手段(11)と、
    前記管理者用端末(20)および前記管理センタ(30)との間で通信可能な装置側通信手段(18)と、
    前記管理者用端末(20)との間で通信可能である場合には、前記運転者情報取得手段(11)が取得する運転者の情報を前記装置側通信手段(18)を制御して前記管理者用端末(20)に送信させるとともに、前記検査結果取得手段(11)が取得する運転者の呼気中アルコールの検査結果を前記装置側通信手段(18)を制御して前記管理者用端末(20)に送信させる装置側通信制御手段(11)と、を備え、
    前記管理者用端末(20)は、
    前記デジタルタコグラフ(10)および前記管理センタ(30)との間で通信可能な端末側通信手段(28)と、
    前記端末側通信手段(28)が前記デジタルタコグラフ(10)から受信した前記運転者情報を再生する運転者情報再生手段(21,26)と、
    前記端末側通信手段(28)が前記デジタルタコグラフ(10)から受信した前記検査結果を報知する検査結果報知手段(21,26)と、を備えること
    を特徴とする運行管理システム(1)。
  2. 請求項1に記載の運行管理システム(1)において、
    前記デジタルタコグラフ(10)においては、
    前記装置側通信制御手段(11)は、前記管理者用端末(20)との間で通信が可能でない場合において、前記管理センタ(30)との間で通信可能であるときには、前記運転者情報取得手段(11)が取得する前記運転者情報を前記装置側通信手段(18)を制御して前記管理センタ(30)に送信させるとともに、前記検査結果取得手段(11)が取得する前記検査結果を前記装置側通信手段(18)を制御して前記管理センタ(30)に送信させ、
    前記管理センタ(30)においては、
    前記デジタルタコグラフ(10)および前記管理者用端末(20)との間で通信可能なセンタ側通信手段(35)と、
    前記センタ側通信手段(35)が前記デジタルタコグラフ(10)から受信した前記運転者情報を保存するとともに、前記センタ側通信手段(35)が前記デジタルタコグラフ(10)から受信した前記検査結果を保存する運転者状況保存手段(34)と、
    前記管理者用端末(20)からの要求があった場合に、前記運転者状況保存手段(34)が保存する前記運転者情報と前記検査結果とを前記センタ側通信手段(35)を制御して前記管理者用端末(20)に送信させるセンタ側通信制御手段(31)と、を備え、
    前記管理者用端末(20)においては、
    前記管理センタ(30)の前記運転者状況保存手段(34)が保存する前記運転者情報と前記検査結果とを送信する旨の要求を前記端末側通信手段(28)を制御して前記管理センタ(30)に送信する前記センタ側通信制御手段(21)を備え、
    前記運転者情報再生手段(21,26)は、前記要求に応じて、前記端末側通信手段(28)が前記管理センタ(30)から受信した前記運転者情報を再生し、
    前記検査結果報知手段(21,26)は、前記要求に応じて、前記端末側通信手段(28)が前記管理センタ(30)から受信した前記検査結果を報知すること
    を特徴とする運行管理システム(1)。
  3. 請求項1または請求項2に記載の運行管理システム(1)を構成するデジタルタコグラフ(10)。
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