JP2007052326A - カメラ装置 - Google Patents

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Tomoyuki Mishima
智之 三島
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Abstract

【課題】撮像レンズに対してなるべく近づけた位置でプリズムを保持すること。
【解決手段】撮像素子20と、撮像レンズ24と、撮像レンズ24を撮像素子20の正面側に保持するレンズ鏡筒30と、撮像レンズ24の正面側に配設され、両側方向からの光を撮像レンズ24に向けて導くプリズム40とを備えている。撮像レンズ24の最前の第1レンズ25に、その外周方向に沿って突出する突出保持部26が形成されている。突出保持部26をプリズム40の背面に当接させた状態で、プリズム40を保持するプリズム押え部36が設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両周辺景色等を撮像するためのカメラ装置に関する。
車載カメラ装置として、撮像ユニットの前方に三角柱状のプリズムを配設したものがある。このようなカメラ装置は、例えば、車両の前方に配設されている。そして、車両の左右両側方向からの光を、プリズムを介して撮像ユニットに導く。これにより、単一の撮像ユニットで、左右両側方向を撮像可能にしている。
従来、撮像ユニットの前方にプリズムを固定する構成としては、プリズムと撮像ユニットとの間に弾性部材を圧縮状態で介在させ、ケース内部で、撮像ユニットが弾性部材を介してプリズムをケース前部の内面に押付けるようにして固定するものがある。
また、例えば、撮像ユニット等を収容するケース内に、別途プリズムを保持するためのプリズムホルダを設けて、該プリズムを一定位置に保持するようにしたものもある。
前者に関連する先行技術としては、例えば特許文献1に記載のものがあり、後者に関連する先行技術としては、例えば、特許文献2に記載のものがある。
特開2003−110890号公報 特開2004−186884号公報
しかしながら、従来技術では、撮像ユニット内におけるレンズと、プリズムとが別々の固定手段によって固定されているため、レンズの光軸とプリズムの中心軸とがずれ、撮像範囲もずれてしまう恐れがあった。
また、弾性部材やプリズムホルダを用いてプリズムを固定していたため、プリズムと撮像ユニットとの間隔が大きくなる傾向にあった。このため、撮像ユニットにおけるレンズの入射瞳位置からプリズムが離れることとになり、十分な撮像範囲からの光をレンズに導くためには、プリズムやケースに設ける透明窓を大型化せざるを得なかった。これにより、カメラ装置全体の大型化を招く等の問題を生じていた。
そこで、本発明の第1の課題は、レンズと光学的手段とを一定の位置関係に精度よく保持できるようにすることであり、第2の課題は、撮像レンズに対してなるべく近づけた位置で光学的手段を保持することを目的とする。
この発明に係るカメラ装置は、単一の撮像素子によって複数の視野方向を同時に撮像するカメラ装置であって、撮像素子と、最前位置に配設される第1レンズを有する撮像レンズと、前記撮像レンズを前記撮像素子の正面側に保持するレンズ鏡筒と、前記撮像レンズの正面側に配設され、複数の視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導く光学的手段と、を備え、前記光学的手段の少なくとも一部と前記第1レンズとが、前記レンズ鏡筒内に配設されているものである。
なお、レンズ鏡筒内の前端側内周部は、前記光学的手段の少なくとも一部と前記第1レンズとを、前記撮像レンズの光軸に直交する方向において一定位置に位置決めする形状に形成されているとよい。
また、前記第1レンズと前記光学的手段との間に、前記第1レンズと前記光学的手段との間隔寸法又は前記撮像レンズの光軸に直交する方向における相対位置を一定に保つ保持部が設けられており、前記第1レンズと前記光学的手段との間に前記介在保持部を介在させてそれらの間隔寸法又は前記撮像レンズの光軸に直交する方向における相対位置を一定に保った状態で、前記光学的手段を保持する光学的手段保持部材をさらに備えていてもよい。
また、前記光学的手段及び前記第1レンズのうちの少なくとも一方に、前記保持部を嵌め込み可能な凹部が形成され、前記保持部が前記凹部に嵌め込まれた状態で、前記光学的手段及び前記第1レンズが保持されていてもよい。
さらに、前記保持部は、前記第1レンズ又は前記光学的手段に、前記第1レンズの周縁部の位置で前記光学的手段側又は前記第1レンズ側に向けて突出するように形成された保持部であり、前記光学的手段保持部材は、前記保持部を前記光学的手段又は前記第1レンズに当接させた状態で、前記光学的手段を保持する部材であってもよい。
また、前記保持部は、前記レンズ鏡筒の内部に内側に向けて突出するように形成された部材であり、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段を前記保持部に当接させた状態で、前記光学的手段を保持する部材であってもよい。
また、前記レンズ鏡筒に一体形成された部材であってもよい。
さらに、前記光学的手段保持部材は、前記レンズ鏡筒とは別体とされ、前記第1レンズが前記レンズ鏡筒に保持された状態で、前記レンズ鏡筒に取付けられる部材であってもよい。
また、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段と前記レンズ鏡筒間を防水封止していてもよい。
また、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段を封止状に覆う部材であってもよい。
また、前記保持部が弾性材により形成され、又は、前記保持部のうちの当接部分に弾性体が取付けられていてもよい。
この発明のカメラ装置によると、前記光学的手段の少なくとも一部と前記第1レンズとが、前記レンズ鏡筒内に配設されているため、レンズ鏡筒内で光学的手段と第1レンズとを一定の位置関係に精度よく保持し易くなり、第1の課題が達成される。
特に、レンズ鏡筒内の前端側内周部は、前記光学的手段の少なくとも一部と前記第1レンズとを、前記撮像レンズの光軸に直交する方向において一定位置に位置決めする形状に形成されていると、光学的手段の中心軸と第1レンズの光軸とを精度よく位置合わせすることができる。
また、前記第1レンズと前記光学的手段との間に、前記第1レンズと前記光学的手段との間隔寸法又は前記撮像レンズの光軸に直交する方向における相対位置を一定に保つ保持部が設けられており、前記第1レンズと前記光学的手段との間に前記介在保持部を介在させてそれらの間隔寸法又は前記撮像レンズの光軸に直交する方向における相対位置を一定に保った状態で、前記光学的手段を保持する光学的手段保持部材をさらに備えていると、撮像レンズに対してなるべく近づけた位置で光学的手段を保持することができる。
また、前記光学的手段及び前記第1レンズのうちの少なくとも一方に、前記保持部を嵌め込み可能な凹部が形成され、前記保持部が前記凹部に嵌め込まれた状態で、前記光学的手段及び前記第1レンズが保持されていると、保持部と光学的手段又は保持部と第1レンズとの位置関係をより精度よくすることができる。
この場合に、前記保持部は、前記第1レンズ又は前記光学的手段に、前記第1レンズの周縁部の位置で前記光学的手段側又は前記第1レンズ側に向けて突出するように形成された保持部であり、前記光学的手段保持部材は、前記保持部を前記光学的手段又は前記第1レンズに当接させた状態で、前記光学的手段を保持する部材であると、撮像レンズの光軸に直交する方向において、保持部をより一定に位置に保つことができる。
あるいは、前記保持部は、前記レンズ鏡筒の内部に内側に向けて突出するように形成された部材であり、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段を前記保持部に当接させた状態で、前記光学的手段を保持する部材であると、撮像レンズの光軸に直交する方向において、保持部をより一定に位置に保つことができる。
さらに、前記光学的手段保持部材は、前記レンズ鏡筒に一体形成された部材であると、構成の簡易化を図ることができる。
さらに、前記光学的手段保持部材は、前記レンズ鏡筒とは別体とされ、前記第1レンズが前記レンズ鏡筒に保持された状態で、前記レンズ鏡筒に取付けられる部材であると、第1レンズをレンズ鏡筒に取付ける際に、光学的保持手段が取付け作業の妨げとならない。
また、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段と前記レンズ鏡筒間を防水封止していると、他の防水ケース等を省略することができ、より小型化及び構成の簡易化を図ることができる。
また、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段を封止状に覆う部材であると、他の防水ケースを省略することができ、より小型化及び構成の簡易化を図ることができる。
また、前記保持部が弾性材により形成され、又は、前記保持部の当接側の端部に弾性体が取付けられていると、その弾性変形を利用して、プリズムをよりしっかりとがたつき無く取付けることができる。
{第1の実施の形態}
以下、この発明の第1の実施の形態に係るカメラ装置について説明する。図1はカメラ装置の内部構成を示す図であり、図2は同カメラ装置の要部拡大図である。
このカメラ装置10は、単一の撮像素子20によって複数の視野方向を同時に撮像するものである。本カメラ装置10は、例えば、車両前部の略中央部に設けられるエンブレム部分やグリル部分等に、車両の前部左右両側方を撮像可能な姿勢で設置される。本カメラ装置は、その他、車両後部の左右両方向等を撮像するものであってもよいし、或は、建築物、道路等で複数方向を撮像するものであってもよい。
このカメラ装置10は、撮像素子20と、撮像レンズ24と、レンズ鏡筒30と、光学的手段として単一のプリズム40とを備えている。なお、説明の便宜上、像側を前側、撮像素子20側を後側として説明する。
撮像素子20は、例えば、単一のCCD等により構成されている。この撮像素子20は、基板22に実装固定されており、基板22には、撮像素子20の駆動回路等を含む処理回路が形成されている。
撮像レンズ24は、プリズム40からの光を所望の特性で撮像素子20に導くように設計されたレンズであり、例えば、複数のレンズが組合わせた複合レンズにより構成されている。この撮像レンズ24に含まれるレンズのうち最前位置(像側を前方とする)に配設されるもの(前玉)が、第1レンズ25である。
この撮像レンズ24は、後述する構成により、撮像素子20の正面側の一定位置に保持される。
プリズム40は、複数の視野方向からの光を撮像レンズ24に導く部材であり、ここでは、断面略二等辺三角形の角柱状の透明部材により形成されている。そして、その頂点部分40aを前方に向けると共に、その頂点部分40aを挟む各プリズム側面を両側斜め前方、即ち、後述する透明窓56に対面させ、かつ、頂点部分40aとは反対側のプリズム背面を撮像レンズ24に対面させた姿勢で、配設固定されている。なお、配設固定構造については後述する。
そして、カメラ装置10の両側方向からの光60L,60Rが、プリズム40の各側面に入射した後、各側面で内面反射して、プリズム40の背面から外部に出射して、撮像レンズ24に導かれ、撮像素子20の撮像面に入射する。これにより、カメラ装置10の左右両側方向の視野画像を撮像することができるようになっている。
レンズ鏡筒30は、樹脂等により形成され、上記撮像レンズ24を撮像素子20の正面側に保持する部材である。ここでは、レンズ鏡筒30は、撮像レンズ24を所定配列形態で保持するレンズ保持筒部32を有している。撮像レンズ24は通常略円形状なので、レンズ保持筒部32の内周面は、該撮像レンズ24形状に対応する略円筒形状に形成されている。そして、撮像レンズ24がレンズ保持筒部32内に収容されることで、特に、第1レンズ25がレンズ光軸に略直交する方向において一定位置に位置決めされる。
なお、レンズ鏡筒30の後側開口部分に、その内側に突出するレンズ押え部33が形成されている。このレンズ押え部33は、撮像レンズ24をその後方から抜止め状に保持する役割を果している。このレンズ押え部33は、レンズ鏡筒30に対して一体形成された部材であってもよい。あるいは、レンズ鏡筒30内にその後方から撮像レンズ24を収容した後に、該レンズ鏡筒30の後側開口部分に対して後付可能なように、レンズ鏡筒30に対して、螺合嵌合構造やネジ、接着剤、係合等を利用した取付構造によって取付可能な構成であってもよい。
このレンズ鏡筒30の前部において、上記プリズム40が次の構成により保持されている。
すなわち、レンズ鏡筒30の前側部分は、上記プリズム40の背面部分を収容可能なプリズム保持筒部34に形成されている。ここでは、プリズム40の背面部分は略方形状なので、プリズム保持筒部34の内周面は、略角筒形状に形成されている。そして、このプリズム保持筒部34内に、プリズム40の背面部分が収容配置されることで、該プリズム40が撮像レンズ24の光軸に略直交する方向において一定位置に位置決めされるようになっている。本実施形態では、プリズム40の背面部分の周縁部に、外方に突出するフランジ部42を形成し、このフランジ部42を含むプリズム40の背面部分を、プリズム保持筒部34内に収容保持している。
つまり、レンズ鏡筒30の前端部分には、プリズム40の一部である背面部分と第1レンズ25とが配設される。そして、レンズ鏡筒30の前端側内周部は、プリズム40の一部である背面部分をレンズ光軸に略直交する方向において一定位置に位置決めする形状部分(プリズム保持筒部34部分)と、第1レンズ25をレンズ光軸に略直交する方向において一定位置に位置決めする形状部分(レンズ保持筒部32の前端部分)とを有する構成とされている。
また、上記第1レンズ25の前面の周縁部に、プリズム側に向けて突出する突出保持部26が保持部として形成されている。突出保持部26は、上記第1レンズ25の外周縁部に沿って連続的に突出する円環状の突起であってもよいし、或は、該外周縁部に沿って部分的に突出する少なくとも1つの突起によって構成されていてもよい。また、突出保持部26は、2色成型等により第1レンズ25に一体成型された要素であっても、接着剤等で後に固着された構成であってもよい。第1レンズ25は、その本体部分をレンズ保持筒部32内に収容すると共に、突出保持部26をプリズム保持筒部34内に延出させた姿勢で、レンズ鏡筒30内に保持される。そして、上記プリズム保持筒部34内で、突出保持部26の先端部とプリズム40の背面とが当接可能に構成されている。なお、本実施形態では、プリズム40の背面はフラットであるが、後述する第2実施形態のように、突出保持部40を嵌め込み可能な凹部が形成されていてもよい。
さらに、レンズ鏡筒30の前側開口部に、その内側に向けて突出するプリズム押え部36が形成されている。そして、上記プリズム保持筒部34内で、突出保持部26の先端部とプリズム40の背面とを当接させた状態で、プリズム押え部36がプリズム40の背面部分、ここでは、上記フランジ部42をその前方側から押え込んで、当該当接状態で保持している。すなわち、プリズム押え部36は、光学的手段保持部材として機能する。なお、本実施形態では、フランジ部42を介してプリズム40を保持するようにしているが、必ずしもその必要はなく、プリズム40の各側面を直接押え込んで保持するようにしてもよい。
なお、プリズム押え部36は、レンズ鏡筒30に対して一体形成された部材であってもよい。これにより、構成の簡易化を図ることができ、また、この部分での防水性を確実にすることができる。あるいは、レンズ鏡筒30内にその前方から第1レンズ25等を収容した後に、レンズ鏡筒30の前側開口部分に対して後付可能なように、レンズ鏡筒30に対して、螺合嵌合構造やネジ、接着剤、係合等を利用した取付構造によって取付可能な構成であってもよい。
また、レンズ鏡筒30は、ホルダ28を介して撮像素子20の前方の一定位置に保持されている。すなわち、上記基板22にホルダ28がねじ止等の固定手段を介して固定されている。このホルダ28の筒部28a内に、レンズ鏡筒30をねじ止等の固定手段を介して固定することで、レンズ鏡筒30が撮像素子20の前方の一定位置に保持される。
また、上記撮像素子20、撮像レンズ24、レンズ鏡筒30、プリズム40等は、ケース体50内に収容されている。
ケース体50は、上記各構成部材を封止状に覆う筺状体に形成されている。ここでは、ケース体50は、リアケース52とフロントケース54との2分割構成とされている。そして、リアケース52の内部にねじ止等により基板等を固定した状態(固定構造については図示省略)で、該撮像レンズ24やプリズム40を覆うようにしてフロントケース54がリアケース52にねじ止等の固定手段により取付けられ一体化される。ここで、フロントケース54とリアケース52との間の防水をより確実にするため、両者間には、OリングO1が圧縮状に介在配置されている。
また、本ケース体50の前部、即ち、フロントケース54の前部の両側面は、その前方に向けて内側に傾斜する形状に形成されており、各両側面にそれぞれ透明部材による透明窓56が設けられている。これら透明窓56は、プリズム40の各側面に対面する各位置に形成されている。
また、フロントケース54のうち透明窓56を除く部分と、リアケース52とは、遮光性を有する部材により形成されている。フロントケース54のように、部分的に透明窓56を有する部材は、例えば、次のような製造方法にて製造することができる。まず、フロントケース54の全体を透明ポリカーボネート等の透明材料で一体形成する。次に、透明窓56の対応部分にマスキングを施した状態で、フロントケース54の表面全体に遮光性塗料を塗布し、マスキングを除去する。これにより、上記のようなフロントケース54を製造することができる。その他、例えば、透明樹脂と不透明樹脂との2色成型にてフロントケース54を製造することもできるし、また、フロントケース54のうち透明窓56部分に開口を形成しておき、この開口に別部材である透明窓56を接着剤等で後付けすることでも実現できる。
以上のように構成されたカメラ装置10によると、プリズム40の一部である背面部分と第1レンズ25とが、レンズ鏡筒30内に配設されているため、該レンズ鏡筒30内でプリズム40と第1レンズ25とを一定の位置関係に精度よく保持し易くなる。
特に、レンズ鏡筒30筒内の前端側内周部は、プリズム40の背面部分と第1レンズ25とを、撮像レンズ24の光軸に直交する方向において一定位置に位置決めする形状に形成されているため、プリズム40の中心軸と第1レンズ25の光軸とを精度よく位置合わせすることができる。
また、第1レンズ25に突出保持部26が形成されており、該突出保持部26をプリズム40に当接させた状態で保持するプリズム押え部36を備えているため、第1レンズ25とプリズム40との間隔を、突出保持部26の突出寸法に応じた寸法にして、プリズム40を保持することができる。このため、撮像レンズ24に対してなるべく近づけた位置でプリズム40を保持することができる。これにより、プリズム40の小型化、透明窓56の小型化等を実現でき、カメラ装置10の小型化を図ることができる。
しかも、撮像レンズ24のレンズ軸方向における撮像レンズ24とプリズム40との間隔寸法を、突出保持部26の突出寸法によって決定することができるため、該間隔寸法を一定にすることができ、撮像範囲等の撮像特性の品質一定化に貢献する。
なお、上記突出保持部26はゴム等の弾性材により形成されていてもよい。または、図3に示すように、突出保持部26のうちの第1レンズ25やプリズム40と当接する部分に弾性体27が取付けられた構成であってもよい。図3では、弾性体27を突出保持部26に外嵌め可能なキャップ状に形成し、突出保持部26に外嵌めするようにしている。
このようにして突出保持部26に弾性を持たせるようにすると、該弾性部分を圧縮変形させつつ、上記プリズム40を保持することができる。これにより、プリズム40をよりしっかりとがたつき無く保持できるようになる。
また、例えば、レンズ鏡筒30の途中に絞り部材31を設けた場合には、レンズ鏡筒30の前方開口と後方開口の双方を通じて、撮像レンズ24を構成する各レンズをレンズ鏡筒30内に配設する必要がある。そこで、図4に示すように、上記レンズ押え部33及びプリズム押え部36の双方を、レンズ鏡筒30に対して、螺合嵌合構造やネジ、接着剤、係合等を利用した取付構造によって取付可能な構成としておくとよい。
さらに、図5に示すように、上記ケース体50を省略し、ホルダ28Bの後方部分に、基板22等を収容する収容空間を形成すべくリアケース52Bを取付けるようにしてもよい。また、ホルダ28Bとリアケース52Bとの間や、ホルダ28Bの筒部28Baとレンズ鏡筒30との間、プリズム押え部36とプリズム40の背面部分との間等に、OリングO2,O3,O4等を介在させる等して防水構造にするとよい。プリズム押え部36はOリングO4と共に、プリズム40の一部である背面部分とレンズ鏡筒30間を防水封止していることになる。
これにより、別途フロントケースを設けることなく、より小型化及び構成の簡易化を図りつつ、防水構造を持つカメラ装置10Bを構成することができる。
なお、本実施形態では、第1レンズ25に突出保持部26を突出形成した構成について説明したが、必ずしもその必要はなく、プリズム40側に第1レンズ25に向けて突出する突出保持部を形成してもよい。
{第2の実施の形態}
この発明の第2の実施の形態に係るカメラ装置について説明する。図6はカメラ装置の内部構成を示す図であり、図7は同カメラ装置の要部拡大図である。
このカメラ装置110は、上記第1実施形態と同様に、単一の撮像素子120によって複数の視野方向を同時に撮像するためのものであり、用途も上記と同様である。
このカメラ装置110は、撮像素子120と、撮像レンズ124と、レンズ鏡筒130と、光学的手段として一対のプリズム140,142とを備えている。
撮像素子120は、上記撮像素子20と同様構成要素である。
撮像レンズ124も、上記撮像レンズ24と同様構成要素であり、第1レンズ125を備えている。
プリズム140,142は、複数の視野方向からの光を撮像レンズ124に導く部材であり、ここでは、各プリズム140,142は互いに鏡像対称となる略三角柱形状に形成されている。この左右一対のプリズム140,142は、例えば、それらのプリズム柱軸を撮像レンズ124のレンズ中心軸に直交させた姿勢で、それぞれを撮像レンズ124前面の左半部及び右半部の正面に位置させるようにして配設されている。
また、この配置状態においては、左右のプリズム140,142は、その一の頂点部分140a,142aが前側に向けられ、その一方側の左又は右のプリズム側面が後述する透明窓138に対面して側方視野方向に向けられている。また、上記頂点部分140a,142aに対するプリズム背面は、撮像レンズ124前面の左半部又は右半部に対面するように配設される。各プリズム140,142の外向きの側面及び背面は透過面に保たれる一方、各プリズム140,142の内向きの側面は反射面(鏡面)に形成されている。
これにより、カメラ装置110の両側方向からの光160L,160Rが、各プリズム140,142の一方側の外向き側面に入射した後、それぞれのプリズム140,142において側面間で2回内面反射し、それぞれのプリズム140,142の背面から出射して撮像レンズ124に入射して撮像素子120に導かれるようになっている。これにより、カメラ装置110の左右両側方向の視野画像を撮像することができるようになる。
レンズ鏡筒130は、樹脂等により形成され、上記撮像レンズ124を撮像素子120の正面側に保持する部材である。ここでは、レンズ鏡筒130は、撮像レンズ124を所定配列形態で保持するレンズ保持筒部132を有している。撮像レンズ124は通常略円形状なので、レンズ保持筒部132の内周面は、該撮像レンズ124の正面視形状に対応する略円筒形状に形成されている。
なお、レンズ鏡筒130の後側開口部分に、上記レンズ押え部33と同様構成のレンズ押え部133が形成されている。このレンズ押え部133は、レンズ鏡筒130に対して一体形成された部材であってもよいし、或は、レンズ鏡筒130内に対して後付可能な構成であってもよい。
このレンズ鏡筒130の前部において、上記プリズム140,142が次の構成により保持されている。
すなわち、レンズ鏡筒130の前側部分は、上記プリズム140,142の背面部分を収容可能なプリズム保持筒部134に形成されている。ここでは、一対のプリズム140,140の背面側から投影形状は略方形状なので、プリズム保持筒部134の内周面は、略角筒形状に形成されている。そして、このプリズム保持筒部134内に、プリズム140,142の背面部分が収容配置されるようになっている。
また、上記第1レンズ125の前面の周縁部に、プリズム側に向けて突出する突出保持部126が形成されている。
図8〜図10は突出保持部の一例を示す図である。この例では、突出保持部126Aは、第1レンズ125の外周縁部に沿って連続的に突出する円環状の突起に形成されている。この場合、各プリズム140,142の背面はフラットな面であってもよいし、図11及び図12に示すように、各プリズム140,142の背面のうち突出保持部126Aが当接する部分に、該突出保持部126Aの延在方向に沿って延びる略弧状の凹溝141a,143aが形成されていてもよい。
図13及び図14は突出保持部の他の例を示す図である。この例では、突出保持部126Bは、一対の棒状の突起形状に形成されている。また、各突出保持部126Bの先端部は段部を介して細径部分126Baに形成されている。この場合、各プリズム140,142の背面はフラットな面であってもよいし、図15及び図16に示すように、各プリズム140,142の背面のうち各突出保持部126Bが当接する部分に、丸穴状の凹部141b,143bが形成されていてもよい。
なお、プリズム側に上記突出保持部を形成し、第1レンズ側に該突出保持部を嵌め込み可能な凹部が形成されていてもよい。また、保持部がプリズム及び第1レンズに突出形成されていない構成にあっては、プリズム及び第1レンズの双方に凹部が形成されていてもよい。
このように保持部を第1レンズやプリズムに形成された凹部に嵌め込む構成とすることで、第1レンズとプリズムとの位置関係(軸合せ)をより精度よくすることができる。すなわち、この保持部は、撮像レンズの光軸に直交する方向における第1レンズとプリズムとの相対位置を一定に保つ役割をも果す。
図8〜図10に示す例では、第1レンズ125のレンズ軸を中心として第1レンズ125と各プリズム140,142との相対的な回転姿勢が自由であり、従って、取付作業が容易であるという特徴がある。一方、図13及び図14に示す例では、第1レンズ125のレンズ軸を中心として第1レンズ125と各プリズム140,142との相対的な回転姿勢を一定に保つことができるという特徴がある。
さらに、レンズ鏡筒130の前側開口部に、プリズム押えホルダ136が形成されている。このプリズム押えホルダ136は、レンズ鏡筒130に一体形成された部材であり、その両側部はその前方に向けて内側に傾斜する形状に形成されている。さらに、プリズム押えホルダ136の内部には、前端部から後方に向けて延設された仕切壁137が形成されている。これにより、プリズム押えホルダ136の内部には、その前方に向けて順次狭くなる略三角柱形状の収容空間が2つ形成されている。各収容空間は、各プリズム140,142に対応する形状に形成されており、それぞれにプリズム140,142がその各側面を内面に密接させた状態で収容保持される。
そして、プリズム保持筒部134内で、突出保持部126の先端部と各プリズム140,142の背面とを当接させた状態で、プリズム押えホルダ136が各プリズム140,142をその前方側から押え込んで、当該当接状態で保持している。すなわち、プリズム保持筒部134は、光学的手段保持部材として機能する。
また、プリズム押えホルダ136の各両側面であって各プリズム140,142の外側側面に対面する位置にそれぞれ透明窓138が形成されている。プリズム押えホルダ136のうち透明窓138を除く部分は遮光性を有していることが好ましい。このように部分的に透明窓138を有する部材は、上記フロントケース54と同様の製造方法により製造できる。
また、レンズ鏡筒130は、上記ホルダ28と同様構成のホルダ128を介して撮像素子120の前方の一定位置に保持されている。
さらに、上記撮像素子120、撮像レンズ124、レンズ鏡筒130、プリズム140,142等は、上記ケース体50と同様構成のケース体150内に収容されている。
以上のように構成されたカメラ装置110によると、プリズム140,142の一部である背面部分と第1レンズ125とが、レンズ鏡筒130内に配設されているため、該レンズ鏡筒130内でプリズム140,142と第1レンズ125とを一定の位置関係に精度よく保持し易くなる。
特に、レンズ鏡筒130筒内の前端側内周部は、プリズム140,142の背面部分と第1レンズ125とを、撮像レンズ124の光軸に直交する方向において一定位置に位置決めする形状に形成されているため、プリズム140,142の中心軸と第1レンズ125の光軸とを精度よく位置合わせすることができる。
また、第1レンズ125に突出保持部126が形成されており、該突出保持部126をプリズム140,142に当接させた状態で保持するプリズム押えホルダ136を備えているため、第1レンズ125とプリズム140,142との間隔を、突出保持部126の突出寸法に応じた寸法にして、プリズム140,142を保持することができる。このため、撮像レンズ124に対してなるべく近づけた位置でプリズム140,142を保持することができる。これにより、プリズム140,142の小型化、ケース体150の透明窓の小型化等を実現でき、カメラ装置110全体の小型化を図ることができる。
しかも、撮像レンズ124のレンズ軸方向における撮像レンズ124とプリズム140,142との間隔寸法を、突出保持部126の突出寸法によって決定することができるため、該間隔寸法を一定にすることができ、撮像範囲等の撮像特性の品質一定化に貢献する。
なお、上記第1実施形態における突出保持部26と同様に、突出保持部126はゴム等の弾性材により形成されていてもよい。または、図17に示すように、突出保持部126のうちの少なくとも先端部に弾性体127が取付けられた構成であってもよい。図17では、弾性体127を突出保持部126に外嵌め可能なキャップ状に形成し、突出保持部126に外嵌めするようにしている。
このようにして突出保持部126に弾性を持たせるようにすることで、上記したように、プリズム140,142をよりしっかりとがたつき無く保持できるようになる。
また、本実施形態では、レンズ鏡筒130とプリズム押えホルダ136とを一体形成し、構成の簡易化及びそれらの間での防水性を優れたものにする構成としたが、必ずしもそうする必要はない。図18に示すように、上記レンズ鏡筒130とプリズム押えホルダ136とを別部材とし、プリズム押えホルダ136をレンズ鏡筒130の前部に対して、螺合嵌合構造やネジ、接着剤、係合等を利用した取付構造によって取付可能な構成としてもよい。より具体的には、図18では、レンズ鏡筒130側に係合突起部130pを形成すると共に、プリズム押えホルダ136にレンズ鏡筒130の前端部に外嵌め可能な外嵌部139を形成し、その外嵌部139に前記係合突起部130pが係合可能な被係合孔部139hを形成している。そして、係合突起部130pを被係合孔部139hに嵌め込むように係合させることで、レンズ鏡筒130にプリズム押えホルダ136を取付ける構成としている。なお、レンズ押え部133についても、同様に、レンズ鏡筒130とは別体に形成し、後付可能な構成とすることが好ましい。
この構成によると、レンズ鏡筒130の前側開口を通じて第1レンズ125等をレンズ鏡筒130内に収容させた後、プリズム押えホルダ136をレンズ鏡筒130に取付けることができるため、第1レンズ125の収容時に、プリズム押えホルダ136が妨げとならない。このため、レンズ鏡筒130の中間部に絞り部材131等が設けられ、第1レンズ125等をレンズ鏡筒130の後方開口から収容することができない場合等に、有効である。
さらに、図19に示すように、上記ケース体150を省略し、ホルダ128Bの後方部分に、基板122等を収容する収容空間を形成すべくリアケース152Bを取付けるようにしてもよい。また、ホルダ128Bとリアケース152Bとの間や、ホルダ128Bの筒部128Baとレンズ鏡筒130との間等に、OリングO5,O6等を介在させる等して防水構造にするとよい。なお、プリズム押えホルダ136は、プリズム140,142を封止状に覆う部材でもある。また、図6及び図7に示す例では、プリズム押えホルダ136とレンズ鏡筒130とは一体形成されているため、両者間は防水されている。一方、図9に示す例では、プリズム押えホルダ136とレンズ鏡筒130とは別体であるため、両者間にOリング等を用いた防水構造を組込む必要がある。
これにより、別途フロントケースを設けることなく、より小型化及び構成の簡易化を図りつつ、防水構造を持つカメラ装置110Bを構成することができる。
なお、本実施形態では、第1レンズ125に突出保持部126を突出形成した構成について説明したが、必ずしもその必要はなく、プリズム140,142側に第1レンズ125に向けて突出する突出保持部を形成してもよい。
また、上記各実施形態では、突出保持部26,126が第1レンズ25,125又はプリズム40,142に形成される例について説明したが、図20に示す変形例のように、レンズ鏡筒230の内部に、内側に向けて突出するように形成された保持部226であってもよい。すなわち、図20に示す例では、保持部226の断面形状を略T字状に形成して、その内周面から間隔をあけた位置で第1レンズ225(第1レンズ25に対応する部材)及びプリズム240(プリズム40に対応する部材)に当接するようにしている。勿論、保持部226は、断面略方形状の突起であってもよい。また、光学的手段保持部材であるプリズム押え部236(プリズム押え部26に対応する部材)によって、プリズム240の背面を保持部226の端部に当接させた状態で、該プリズム240を保持している。なお、プリズム押え部236は、別体とされ後から接着剤や係合構造等により取付けられた構成とされている。また、第1レンズ225は、レンズ鏡筒230内部等にある図示省略のレンズ押え手段によって、保持部226の内側端部に当接させられている。
さらには、上記保持部26,126,226等は、必ずしも、第1レンズ25,125やプリズム40,142、レンズ鏡筒230に形成された構成である必要はなく、それらとは別に独立した部材であってもよい。
もっとも、保持部26,126,226を、第1レンズ25,125又はプリズム40,142、レンズ鏡筒230等に一体形成又は後付けで形成した構成とすることによって、保持部26,126,226を、レンズ光軸と直交する方向において一定位置に保ち易いという利点がある。
第1の実施の形態に係るカメラ装置の内部構成を示す図である。 同上のカメラ装置の要部拡大図である。 突出保持部に弾性体を取付けた状態を示す図である。 第1実施形態に係るカメラ装置の変形例を示す図である。 第1の実施の形態に係るカメラ装置の他の変形例を示す図である。 第2の実施の形態に係るカメラ装置の内部構成を示す図である。 同上のカメラ装置の要部拡大図である。 一例に係る突出保持部の正面図である。 図8のA−A線断面図である。 一例に係る突出保持部の側面図である。 同上の突出保持部に適用されるプリズムを示す平面図である。 同上のプリズムを示す背面図である。 他の例に係る突出保持部の正面図である。 同上の突出保持部の側面図である。 同上の突出保持部に適用されるプリズムを示す平面図である。 同上の突出保持部に適用されるプリズムを示す背面図である。 突出保持部に弾性体を取付けた状態を示す図である。 第2実施形態に係るカメラ装置の変形例を示す図である。 第2実施形態に係るカメラ装置の他の変形例を示す図である。 変形例に係る保持部を示す図である。
符号の説明
10,10B カメラ装置
20 撮像素子
24 撮像レンズ
25 第1レンズ
26 突出保持部
27 弾性体
30 レンズ鏡筒
36 プリズム押え部
40 プリズム
110,110B カメラ装置
120 撮像素子
124 撮像レンズ
125 第1レンズ
126 突出保持部
127 弾性体
130 レンズ鏡筒
136 プリズム押えホルダ
140,142 プリズム

Claims (11)

  1. 単一の撮像素子によって複数の視野方向を同時に撮像するカメラ装置であって、
    撮像素子と、
    最前位置に配設される第1レンズを有する撮像レンズと、
    前記撮像レンズを前記撮像素子の正面側に保持するレンズ鏡筒と、
    前記撮像レンズの正面側に配設され、複数の視野方向からの光を前記撮像レンズに向けて導く光学的手段と、
    を備え、
    前記光学的手段の少なくとも一部と前記第1レンズとが、前記レンズ鏡筒内に配設されている、カメラ装置。
  2. 請求項1記載のカメラ装置であって、
    レンズ鏡筒内の前端側内周部は、前記光学的手段の少なくとも一部と前記第1レンズとを、前記撮像レンズの光軸に直交する方向において一定位置に位置決めする形状に形成されている、カメラ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のカメラ装置であって、
    前記第1レンズと前記光学的手段との間に、前記第1レンズと前記光学的手段との間隔寸法又は前記撮像レンズの光軸に直交する方向における相対位置を一定に保つ保持部が設けられており、
    前記第1レンズと前記光学的手段との間に前記介在保持部を介在させてそれらの間隔寸法又は前記撮像レンズの光軸に直交する方向における相対位置を一定に保った状態で、前記光学的手段を保持する光学的手段保持部材をさらに備えた、カメラ装置。
  4. 請求項3記載のカメラ装置であって、
    前記光学的手段及び前記第1レンズのうちの少なくとも一方に、前記保持部を嵌め込み可能な凹部が形成され、
    前記保持部が前記凹部に嵌め込まれた状態で、前記光学的手段及び前記第1レンズが保持されている、カメラ装置。
  5. 請求項3又は請求項4記載のカメラ装置であって、
    前記保持部は、前記第1レンズ又は前記光学的手段に、前記第1レンズの周縁部の位置で前記光学的手段側又は前記第1レンズ側に向けて突出するように形成された保持部であり、
    前記光学的手段保持部材は、前記保持部を前記光学的手段又は前記第1レンズに当接させた状態で、前記光学的手段を保持する部材である、カメラ装置。
  6. 請求項3又は請求項4記載のカメラ装置であって、
    前記保持部は、前記レンズ鏡筒の内部に内側に向けて突出するように形成された部材であり、
    前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段を前記保持部に当接させた状態で、前記光学的手段を保持する部材である、カメラ装置。
  7. 請求項3〜請求項6のいずれかに記載のカメラ装置であって、
    前記光学的手段保持部材は、
    前記レンズ鏡筒に一体形成された部材である、カメラ装置。
  8. 請求項3〜請求項6のいずれかに記載のカメラ装置であって、
    前記光学的手段保持部材は、
    前記レンズ鏡筒とは別体とされ、前記第1レンズが前記レンズ鏡筒に保持された状態で、前記レンズ鏡筒に取付けられる部材である、カメラ装置。
  9. 請求項3〜請求項8のいずれかに記載のカメラ装置であって、
    前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段と前記レンズ鏡筒間を防水封止している、カメラ装置。
  10. 請求項3〜請求項8のいずれかに記載のカメラ装置であって、
    前記光学的手段保持部材は、前記光学的手段を封止状に覆う部材である、カメラ装置。
  11. 請求項3〜請求項8のいずれかに記載のカメラ装置であって、
    前記保持部が弾性材により形成され、又は、前記保持部のうちの当接部分に弾性体が取付けられた、カメラ装置。
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