JP5026358B2 - 撮像素子支持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置における撮像素子の支持機構に関する。
デジタルカメラでは、撮影光学系によって形成される被写体像を、CCDやCMOS等の固体撮像素子による光電変換を経て画像信号として出力し、画像の表示や記録を行う。一般的に、撮像素子はフィルタなどとユニット化された状態で撮像装置の本体部分(例えば、レンズ非交換式のデジタルカメラであれば、レンズ鏡筒を構成する固定部材)に対して固定されるが、その際に、撮像素子の撮像面(受光面)の光軸方向位置を調整するべく、撮像素子ユニットと固定部材との間にスペーサを挟む構造が知られている(特許文献1、特許文献2)。
特開2003−348397号公報 特開2004−15330号公報
この種の撮像素子の支持機構において、スペーサは、撮像素子ユニットを組み付ける前の状態では固定されておらず、固定部材への撮像素子ユニットの組み付けに際してスペーサを手などで保持する必要があり、作業性が悪かった。例えば、固定部材に対して撮像素子ユニットをねじ留め固定するタイプでは、固定部材上の複数の固定用ねじ座のそれぞれに、ねじ挿通用の開口が形成されたスペーサを載せ、ねじ座のねじ穴に対して開口が位置ずれしないようにスペーサを保持しつつ撮像素子ユニットのねじ留め作業を行わなくてはならず、手間がかかっていた。また、撮像素子ユニットを組み付けるまでの段階においてスペーサの紛失も生じやすかった。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、撮像素子の位置調整用のスペーサの取り扱いが容易で、組付作業性に優れた撮像素子支持機構を提供することを目的とする。
本発明は、撮像素子の保持枠を挿入可能な開口部を有し、該開口部内に撮像素子保持枠の光軸方向位置を決める位置規制面が形成された撮像素子支持部材と、この撮像素子支持部材の位置規制面と撮像素子保持枠との間に挟まれる複数の位置調整座を有し、該複数の位置調整座の間を接続した一体部材からなる共用スペーサと、この共用スペーサと撮像素子支持部材の開口部の間に設けられ、該共用スペーサの弾性変形によって係脱され、係合によって開口部内に共用スペーサを保持させる爪係合部とを備えたことを特徴としている。
共用スペーサと撮像素子支持部材の開口部の間には、該開口部内への共用スペーサの挿入動作によって、共用スペーサに爪係合用の弾性変形を生じさせる弾性変形誘発部を備えていることが好ましい。
爪係合部の具体的な構成として、共用スペーサの複数の位置調整座を接続する橋絡部上に爪部を形成し、該橋絡部に対向する撮像素子支持部材の開口部内面に、橋絡部側の爪部が係合する爪係止穴を形成するとよい。
撮像素子保持枠は撮像素子支持部材に対して複数のねじで固定され、共用スペーサの複数の位置調整座のそれぞれに、該複数のねじを挿通させるねじ挿通穴を形成することで、共用スペーサの支持強度を高めることができる。
撮像素子支持部材の開口部は略矩形をなし、共用スペーサは、この略矩形の開口部の隣り合う二辺に沿う略L字に形成されていることが好ましい。
本発明の撮像素子支持機構はまた、撮像素子の保持枠を挿入可能な開口部を有し、該開口部内に撮像素子保持枠の光軸方向位置を決める位置規制面が形成された撮像素子支持部材;この撮像素子支持部材の位置規制面と撮像素子保持枠との間に挟まれて撮像素子の光軸方向位置を調整させる、光軸直交平面内で弾性変形可能なスペーサ;及び、このスペーサと撮像素子支持部材の開口部の間に設けた、該スペーサの弾性変形によって係脱され、係合によって開口部内にスペーサを保持させる爪係合部;を備えたことを特徴としている。
以上の本発明によれば、スペーサが爪係合部によって保持されるため、撮像素子の組み付けに際してスペーサを保持しながら作業する必要がなく、作業性に優れている。また、撮像素子を組み付ける前の段階におけるスペーサの脱落、紛失を防ぐことができる。爪係合部はスペーサの弾性変形によって係脱されるため、複雑な着脱機構などは不要であり、簡単な構造で低コストに得ることができる。また本発明では、爪係合部を備えるスペーサを、複数の位置調整座を一体化させた共用スペーサとすることによって、撮像素子の組み付けに際して個々の位置調整座を押さえながら作業する必要がなく、特に優れた作業性が得られる。
図1から図4を参照して、本発明による撮像素子の支持機構を備えたズームレンズ鏡筒70の概略構造を説明する。このズームレンズ鏡筒70の撮像光学系は、物体(被写体)側から順に第1レンズ群LG1、第2レンズ群LG2、絞り兼用のシャッタ羽根S、第3レンズ群LG3、ローパスフィルタ25及び撮像素子71を備えており、以下の説明中で光軸方向とは、この撮影光学系の光軸Oと平行な方向を意味する。
ローパスフィルタ25と撮像素子71はユニット化されて撮像素子ホルダ(撮像素子支持部材)23に固定され、撮像素子ホルダ23がハウジング22の後部に固定される。ハウジング22の外側には、ズームモータ150とAFモータ160が支持されている。
第3レンズ群LG3を保持する3群レンズ枠51は、ハウジング22に対して光軸方向に移動可能に支持されていて、AFモータ160によって駆動される。
ハウジング22の内側にはカム環11が支持されている。カム環11は、ズームモータ150の駆動力によって回転され、鏡筒収納状態(図3)から撮影状態(図4)になるまでの間は、回転しながら光軸方向に移動し、撮影状態におけるズーム域(図4上半のワイド端と図4下半のテレ端の間)では、光軸方向には定位置で回転される。
カム環11を挟んで第1繰出筒13と直進案内環10が支持されている。第1繰出筒13と直進案内環10はそれぞれハウジング22に対して光軸方向に直進案内されており、かつカム環11に対しては、相対回転は可能で光軸方向に共に移動するように結合されている。
直進案内環10は、2群レンズ移動枠8を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。2群レンズ移動枠8の内部には、第2レンズ群LG2を保持する2群レンズ保持枠2、シャッタ羽根Sを保持するシャッタブロック100が支持されている。また、ハウジング22に対して光軸方向に直進案内された第1繰出筒13はさらに、第2繰出筒12を光軸方向へ相対移動可能に直進案内している。第2繰出筒12の内部には、1群レンズ保持枠1を介して第1レンズ群LG1が支持されている。
第2繰出筒12は内径方向に突出する1群用カムフォロアCF1を有し、この1群用カムフォロアCF1が、カム環11の外周面に形成した1群制御カム溝CG1に摺動可能に嵌合している。第2繰出筒12は第1繰出筒13を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、1群制御カム溝CG1の形状に従って、第2繰出筒12すなわち第1レンズ群LG1が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
カム環11の内周面に形成した2群制御カム溝CG2に対し、2群レンズ移動枠8の外周面に設けた2群用カムフォロアCF2が係合している。2群レンズ移動枠8は直進案内環10を介して光軸方向に直進案内されているため、カム環11が回転すると、2群制御カム溝CG2の形状に従って、2群レンズ移動枠8すなわち第2レンズ群LG2が光軸方向へ所定の軌跡で移動する。
2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12の間には、圧縮ばねからなる群間付勢ばね27が挿入されており、2群レンズ移動枠8と第2繰出筒12は互いに離間する方向に付勢されている。
以上の構造からなるズームレンズ鏡筒70は次のように動作する。図1及び図3に示す鏡筒収納状態では、図2及び図4に示す撮影状態よりも光軸方向の光学系の長さ(第1レンズ群LG1の物体側の面から撮像素子71の撮像面までの距離)が短くなっている。この鏡筒収納状態において撮影状態への移行信号(例えば、ズームレンズ鏡筒70が搭載されるカメラに設けたメインスイッチのオン)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒繰出方向に駆動され、カム環11が回転しながら光軸方向前方へ繰り出される。直進案内環10と第1繰出筒13は、カム環11と共に前方に直進移動する。カム環11が回転すると、その内側では、直進案内環10を介して直進案内された2群レンズ移動枠8が、2群用カムフォロアCF2と2群制御カム溝CG2の関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。また、カム環11が回転すると、該カム環11の外側では、第1繰出筒13を介して直進案内された第2繰出筒12が、1群用カムフォロアCF1と1群制御カム溝CG1の関係によって光軸方向に所定の軌跡で移動される。
すなわち、鏡筒収納状態からの第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2の繰出量はそれぞれ、前者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する第2繰出筒12のカム繰出量との合算値として決まり、後者が、ハウジング22に対するカム環11の前方移動量と、該カム環11に対する2群レンズ移動枠8のカム繰出量との合算値として決まる。ズーミングは、この第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2が互いの空気間隔を変化させながら撮影光軸Oに沿って移動することにより行われる。収納状態から鏡筒繰出を行うと、まず図4の上半断面に示すワイド端の繰出状態になり、さらにズームモータ150を鏡筒繰出方向に駆動させると、図4の下半断面に示すテレ端の繰出状態となる。テレ端とワイド端の間のズーム領域では、カム環11は前述の定位置回転を行い、光軸方向へは進退しない。収納状態への移行信号(例えば、カメラのメインスイッチのオフ)が入力されると、ズームモータ150が鏡筒収納方向に駆動され、ズームレンズ鏡筒70は以上の繰出動作とは逆の収納動作を行う。
また、第2繰出筒12の前端部には、第1レンズ群LG1の前方を開閉可能なバリヤ羽根104が設けられており、鏡筒収納状態ではバリヤ羽根104が閉じており、撮影状態への繰り出し動作に応じてバリヤ羽根104が開かれる。
第3レンズ群LG3を支持する3群レンズ枠51は、以上のズームモータ150による第1レンズ群LG1及び第2レンズ群LG2の駆動とは独立して、AFモータ160によって光軸方向に前後移動させることができる。そして、光学系がワイド端からテレ端までのズーム域にあるとき、測距手段によって得られた被写体距離情報に応じてAFモータ160を駆動することにより、第3レンズ群LG3が光軸方向に移動してフォーカシングが実行される。
図5は、撮像素子71を有する撮像素子ユニット20を分解した状態を示している。撮像素子71は、光電変換素子を有する受光面部(センサ部)、その前方を覆うカバーガラス、基板部などがパッケージされた構造になっており、その後部に、画像信号伝送用の配線を有するフレキシブルプリント基板72が固定されている。図示しないが、フレキシブルプリント基板72の端部には、デジタルカメラの画像処理回路に接続される端子が設けられている。
図3、図4及び図11に示すように、撮像素子71は、撮像素子保持枠62に対して接着剤Bによって固定されている。撮像素子保持枠62は中央に、撮像素子71を進入させる矩形開口62aを有し、該矩形開口62aの両側に、2つのフィルタ保持ねじ挿通穴62bと、3つのユニット固定ねじ挿通穴62c(62c-1、62c-2、62c-3)が形成されている。矩形開口62aは、撮像素子71の撮像面に対応する横長矩形をなしており、2つのフィルタ保持ねじ挿通穴62bは、矩形開口62aの左右一対の短辺部に沿って位置している。3つのうち2つのユニット固定ねじ挿通穴62c-1、62c-2は、矩形開口62aの一方の短辺部側にフィルタ保持ねじ挿通穴62bを挟んで設けられ、残る1つのユニット固定ねじ挿通穴62c-3は、矩形開口62aの他方の短辺部側に、ユニット固定ねじ挿通穴62c-2と略同じ上下方向位置で設けられている。また、矩形開口62aの一方の短辺部側には、ユニット固定ねじ挿通穴62c-1、62c-2の間に位置させて円形の位置決め穴62d-1が形成され、矩形開口62aの他方の短辺部側には、フィルタ保持ねじ挿通穴62bとユニット固定ねじ挿通穴62c-3の間に位置させてU字状の位置決め凹部62d-2が形成されている。
撮像素子71の前部には、四角枠状のパッキン61と、該パッキン61の開口部に嵌るローパスフィルタ25が支持され、このローパスフィルタ25とパッキン61を挟み込むようにして、撮像素子保持枠62に対してフィルタ保持枠21が固定される。フィルタ保持枠21は、ローパスフィルタ25の前方に位置する矩形開口21aの両側に、撮像素子保持枠62の2つのフィルタ保持ねじ挿通穴62bに連通する2つのねじ穴部21bを有し、それぞれのねじ穴部21bに対して、フィルタ保持ねじ挿通穴62bを通してフィルタ保持ねじ67を螺合させることでフィルタ保持枠21と撮像素子保持枠62が固定され、該フィルタ保持枠21と撮像素子71の間にローパスフィルタ25とパッキン61が保持される。パッキン61は弾性を有しており、フィルタ保持ねじ67の締め付けによって圧縮変形されて、ローパスフィルタ25と撮像素子71の間を密封された防塵空間とさせる。図6に示すように、フィルタ保持枠21を固定した状態で、撮像素子保持枠62における3つのユニット固定ねじ挿通穴62cの周囲が、フィルタ保持枠21に覆われずに露出された当付フランジ62eとなっている。
以上のように構成された撮像素子ユニット20は、ハウジング22の後部に固定された撮像素子ホルダ23に対して取り付けられる。図7に示すように、撮像素子ホルダ23には、撮像素子ユニット20の形状に対応するユニット取付開口23aが形成されていて、このユニット取付開口23aのうち最も後方の部分が、撮像素子保持枠62が進入可能な形状の後端開口部23bとなっており、後端開口部23bの奥側(光軸方向前方)に取付フランジ部23cが形成されている。ユニット取付開口23aは、概ね撮像素子71に対応する横長矩形の開口形状をなしていて、取付フランジ部23cは、ユニット取付開口23aの長辺方向に沿う長辺部23c-Lと、短辺方向に沿う短辺部23c-Sを有するL字状に形成されている。
取付フランジ部23cには、光軸方向後方に向けて、撮影光軸Oと直交する平面上に位置する3つの環状当付面(位置規制面)23d(23d-1、23d-2、23d-3)が形成されている。詳細には、第1の環状当付面23d-1は、取付フランジ部23cの短辺部23c-Sの上端部付近に形成され、第2の環状当付面23d-2は、短辺部23c-Sと長辺部23c-Lの境界付近に形成され、第3の環状当付面23d-3は、長辺部23c-Lの端部(後方から見て右側の端部)付近に形成されている。この3つの環状当付面23d-1、23d-2及び23d-3のそれぞれの中心には、撮像素子保持枠62側の3つのユニット固定ねじ挿通穴62c-1、62c-2及び62c-3に対応する位置関係で、ユニット固定ねじ穴23eが形成されている。また、取付フランジ部23cの短辺部23c-Sには、撮像素子保持枠62の位置決め穴62d-1に対応する位置に、該位置決め穴62d-1に対して挿入可能な円柱状の位置決め突起23f-1が突設されている。さらに、ユニット取付開口23a内には、取付フランジ部23cの短辺部23c-Sに対向する短辺側に、環状当付面23d-3の上方に位置させて、撮像素子保持枠62の位置決め凹部62d-2に対して係合可能なU字状の位置決め凸部23f-2が形成されている。
ユニット取付開口23aにはさらに、後端開口部23bの内面のうち取付フランジ部23cに隣接する位置に、3つの爪係止穴23g(23g-1、23g-2、23g-3)が形成されている。第1の爪係止穴23g-1は、ユニット取付開口23aの短辺側に位置しており、環状当付面23d-1の近傍に設けられている。第2の爪係止穴23g-2と第3の爪係止穴23g-3は、ユニット取付開口23aの長辺側に位置しており、環状当付面23d-2と環状当付面23d-3の間に設けられている。それぞれの爪係止穴23gに隣接して、撮像素子ホルダ23の後面側に臨む爪導入斜面(弾性変形誘発部)23hが形成されている。爪導入斜面23hは、後端開口部23bと撮像素子ホルダ23の後面部との境界を斜めに切り落とした形状をしている。さらに、後端開口部23b上には、ユニット取付開口23aの長辺側と短辺側にそれぞれ一つずつ、半円形凹部23iが形成されている。
以上の構造の撮像素子ホルダ23のユニット取付開口23aに対して、撮像素子ユニット20の光軸方向位置を調整するためのスペーサ(共用スペーサ)64が取り付けられる。スペーサ64は、撮像素子ホルダ23側の取付フランジ部23cの短辺部23c-Sと長辺部23c-Lに対応する略L字状の形状をなしており、取付フランジ部23cの3つの環状当付面23d(23d-1、23d-2、23d-3)に対応する位置関係にある3つの位置調整座64a(64a-1、64a-2、64a-3)の間を、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cで接続した一体構造になっている。詳細には、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cはそれぞれ、ユニット取付開口23aの短辺方向と長辺方向に沿って延設されており、第1の位置調整座64a-1は短辺橋絡部64bの先端部に位置し、第2の位置調整座64a-2は短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cの境界部に位置し、第3の位置調整座64a-3は長辺橋絡部64cの先端部に位置している。スペーサ64は、弾性変形可能な材質で形成されており、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cを互いに接離させる方向に弾性変形させることができる。
スペーサ64には、取付フランジ部23cに対向する側に、該取付フランジ部23c上の環状当付面23d-1、23d-2及び23d-3に対して当接可能な、撮影光軸Oと直交する当付面64dが形成されている。スペーサ64の3つの位置調整座64a-1、64a-2及び64a-3のそれぞれの中心には、取付フランジ部23c上の3つのユニット固定ねじ穴23eに対応する位置関係で、ねじ挿通穴64eが形成されている。また、スペーサ64の短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cにはそれぞれ、ユニット取付開口23aの2つの半円形凹部23iに嵌合可能な半円形凸部64fが形成されている。
スペーサ64の短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cは、ユニット取付開口23aの後端開口部23bに嵌合する外形形状を有し、この短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64c上に、ユニット取付開口23aの3つの爪係止穴23g(23g-1、23g-2、23g-3)に対応して位置させて、3つの係合爪64g(64g-1、64g-2、64g-3)が突出形成されている。第1の係合爪64g-1は、短辺橋絡部64bの上端部付近の、第1の位置調整座64a-1の近傍に設けられている。第2の係合爪64g-2と第3の係合爪64g-3は、長辺橋絡部64cの長手方向に離間させて、第2の位置調整座64a-2と第3の位置調整座64a-3の間の位置に設けられている。図6に示すように、それぞれの係合爪64gは、光軸方向前方側に、撮像素子ホルダ23側の爪導入斜面23hと略平行な傾斜面(弾性変形誘発部)64hを有し、光軸方向後方側に、撮影光軸Oと略直交する抜止面64iを有している。
撮像素子ホルダ23に対してスペーサ64を取り付けるときには、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cをそれぞれ取付フランジ部23cの短辺部23c-Sと長辺部23c-Lに対向させ、2つの半円形凸部64fの位置をそれぞれ撮像素子ホルダ23側の2つの半円形凹部23iに合わせた状態で、ユニット取付開口23a内に挿入される。このとき、スペーサ64の3つの係合爪64g(64g-1、64g-2、64g-3)の前面側の傾斜面64hがそれぞれ、撮像素子ホルダ23側の3つの爪導入斜面23hに当て付き、スペーサ64挿入方向の力から、各係合爪64gを後端開口部23bの内壁部に乗り上げさせる分力が生じる。この分力によって、スペーサ64は、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cを互いに接近させるように弾性変形される。図9は、短辺橋絡部64bが後端開口部23bの内側に向けて弾性変形された状態を示している。
スペーサ64の挿入動作を継続すると、図10に示すように、3つの係合爪64g(64g-1、64g-2、64g-3)がそれぞれ、対応する爪係止穴23g(23g-1、23g-2、23g-3)に係合し、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cが弾性変形された状態から復元される。この状態では、スペーサ64の外形部が後端開口部23b内に嵌ることで、撮影光軸Oと直交する平面内でのスペーサ64の位置が一定に定まる。また、当付部64dが取付フランジ部23cの3箇所の環状当付面23d(23d-1、23d-2、23d-3)に当て付くことで、スペーサ64の挿入方向(光軸方向前方)への位置が決まる。そして、3つの係合爪64g(64g-1、64g-2、64g-3)の抜止面64iが爪係止穴23gの壁面に当て付くため、スペーサ64は、挿入方向と反対の方向への移動も規制される。すなわち、スペーサ64がユニット取付開口23aに対して、爪係合によって抜け止めされる。このスペーサ64の取付状態では、スペーサ64側に設けた3つのねじ挿通穴64eがそれぞれ、ユニット取付開口23a側の3つのユニット固定ねじ穴23eに連通する。
なお、以上では、ユニット取付開口23aに対してスペーサ64を光軸方向へ直線的に挿入し、3つの係合爪64g-1、64g-2及び64g-3がそれぞれ爪導入斜面23hに案内されて、短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cの両方が弾性変形されるという組み付け態様を説明したが、これと異なる手順でスペーサ64の組み付けを行うこともできる。例えば、長辺橋絡部64c上の2つの係合爪64g-2、64g-3が、対応する2つの爪係止穴23g-2、23g-3に対して直接挿入されるように、スペーサ64を斜め上方からユニット取付開口23a内に挿入する。この状態で、短辺橋絡部64b上の係合爪64g-1のみが外れている。そして、短辺橋絡部64bを取付フランジ部23cへの接近方向へ押し込むと、係合爪64g-1の傾斜面64hが爪導入斜面23hに案内されて、図9のように短辺橋絡部64bがユニット取付開口23aの内側方向へ弾性変形され、この弾性変形によって係合爪64g-1が後端開口部23bの内壁部を乗り越えて、爪係止穴23g-1に係合する。
スペーサ64は、以上のようにして撮像素子ホルダ23のユニット取付開口23aに対して係着されており、3つの係合爪64g(64g-1、64g-2、64g-3)と3つの爪係止穴23g(23g-1、23g-2、23g-3)の係合を解除することによって撮像素子ホルダ23から取り外すことが可能である。例えば、図9に示すように、短辺橋絡部64bをユニット取付開口23aの内側方向へ弾性変形させることで、係合爪64g-1を爪係止穴23g-1から離脱させることができる。すると、残る2つの係合爪64g-2,64g-3はいずれも長辺橋絡部64c上に設けられているため、スペーサ64に対して斜め上方への引き抜き動作を与えることにより、係合爪64g-2,64g-3を対応する爪係止穴23g-2、23g-3から離脱させ、スペーサ64を取り外すことができる。スペーサ64の取り外し手順はこれに限られず、長辺橋絡部64cを弾性変形させて2つの係合爪64g-2,64g-3を先に外してから、短辺橋絡部64b側の係合爪64g-1を最後に取り外すことも可能である。
スペーサ64を取り付けた状態のユニット取付開口23aに対して、図8に示すように撮像素子ユニット20が組み付けられる。撮像素子ユニット20の組み付け位置は、位置決め穴62d-1に位置決め突起23f-1を挿入させ、かつ位置決め凹部62d-2に位置決め凸部23f-2を係合させることによって決められる。そして、これらによって位置決めしながら撮像素子ユニット20をユニット取付開口23a内に挿入していくと、撮像素子保持枠62の当付フランジ62eがスペーサ64の3つの位置調整座64a(64a-1、64a-2、64a-3)に当接する。そして、撮像素子保持枠62に形成された3つのユニット固定ねじ挿通穴62c(62c-1、62c-2、62c-3)がそれぞれ、スペーサ64側のねじ挿通穴64eと、その奥に位置するユニット取付開口23aのユニット固定ねじ穴23eに連通する。図11に示すように、この連通するそれぞれのユニット固定ねじ挿通穴62cとねじ挿通穴64eに対してユニット固定ねじ66を挿入し、該ユニット固定ねじ66をユニット固定ねじ穴23eに螺合させて締め付けることにより、スペーサ64を間に挟んだ状態で撮像素子ユニット20が撮像素子ホルダ23に対して固定される。
以上の本実施形態の撮像素子支持構造において、撮像素子ユニット20の光軸方向の位置の基準となるのは、撮像素子ホルダ23における環状当付面23d(23d-1、23d-2、23d-3)である。この環状当付面23dと、撮像素子ユニット20側の光軸方向位置基準面である当付フランジ62eとの間に挟まれるスペーサ64の位置調整座64a(64a-1、64a-2、64a-3)の厚みに応じて、撮像素子ユニット20における撮像素子71の光軸方向位置を調整することができる。具体的には、位置調整座64aの厚みが異なる複数種のスペーサ64を準備しておき、製造工程において、撮像素子ユニット20の最も適切な光軸方向位置が得られるスペーサ64を選択して組み付ける。前述のように、スペーサ64は、3つの係合爪64g(64g-1、64g-2、64g-3)をそれぞれ爪係止穴23g(23g-1、23g-2、23g-3)に対して係合させた抜け止め状態で撮像素子ホルダ23に取り付けられているため、一旦組み付けてしまえば不用意に脱落するおそれがない。そのため、撮像素子ユニット20を組み付けるときにスペーサ64を手などで押さえておく必要がなく、作業性に優れている。また、スペーサ64は、撮像素子ユニット20には依存せず単独で撮像素子ホルダ23に保持されているため、撮像素子ユニット20の組み付け前の段階で紛失してしまうおそれもない。さらに、スペーサ64の取り付けまでを行う生産ラインと、撮像素子ユニット20の組み付けを行う生産ラインを分けることも可能であり、このようにすると、高価な撮像素子ユニット20を、それに適した作業環境で取り扱うことができるので好ましい。
また、スペーサ64の組み付け時には、取付フランジ部23cへの接近方向に押し込むことで、係合爪64gが爪導入斜面23hに案内されて短辺橋絡部64bや長辺橋絡部64cの弾性変形が誘発され、さらに押し込むと係合爪64gが対応する爪係止穴23gに係合するので、簡単に装着させることができる。このとき、前述のように、3つの係合爪64gが全て爪導入斜面23hの案内を受けるようにしてもよいし、特定の係合爪64g(例えば、係合爪64g-1)のみが爪導入斜面23hの案内を受けるようにしてもよい。
また、スペーサ64は、略矩形のユニット取付開口23aの隣接する二辺に沿う略L字形状をなし、その各辺部にそれぞれ爪係合部が設けられている。具体的には、ユニット取付開口23aの短辺部側の爪係合部として、係合爪64g-1と爪係止穴23g-1が設けられ、長辺部側の爪係合部として、係合爪64g-2、64g-3と爪係止穴23g-2、64g-3が設けられている。このように、ユニット取付開口23aの短辺部側と長辺部側とに略直交する関係で爪係合部を設けたことにより、短辺部側と長辺部側の互いの爪係合部がスペーサ64の倒れを防ぐように作用し、スペーサ64の位置を安定させることができる。また、このような高い安定性を備えつつ、スペーサ64の短辺橋絡部64bと長辺橋絡部64cはそれぞれの端部が自由端部となっているため、爪係合を解除するときには、容易に弾性変形させることができる。
また、スペーサ64は、撮像素子ユニット20の光軸方向の位置決めを行う3箇所の位置調整座64a(64a-1,64a-2、64a-3)を、長辺橋絡部64cと短辺橋絡部64bで接続した一体の部材として構成されており、一度の組み付けでこれら3箇所の位置調整座64aの装着が完了する。そのため、3つの位置調整座64aに相当する部位が別体として形成されているような態様に比べて、組み付け作業の手間を軽減することができる。また、3つの位置調整座64aのそれぞれの中心にねじ挿通穴64eを形成して、ユニット固定ねじ66を通すようにしたことで、ユニット固定ねじ66を締め付けたときに、その締め付け力がそれぞれの位置調整座64aに直接作用するので、スペーサ64に対する支持強度の面でも優れた構造になっている。
以上、図示実施形態に基づき説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態のスペーサ64には、ユニット固定ねじ66を挿通させる3つのねじ挿通穴64eを形成し、ユニット固定ねじ66を締め付けたときに高い固定強度が得られるようにしているが、本発明は、ねじ挿通穴64eのような開口を備えない形態のスペーサにも適用が可能である。
また、実施形態のスペーサ64は、略矩形のユニット取付開口23aの隣接する二辺に沿う略L字状をなしており、前述のように、この形状は、各係合爪64gを爪係止穴23gに対して係脱させる際の弾性変形を生じさせやすい点で優れているが、例えば、ユニット取付開口23aの内周全体に嵌る四角枠状のスペーサなどであっても、本発明を適用することができる。
また、実施形態のように複数の位置調整座64aを接続した一体構成の共用スペーサであると、複数の位置調整座の組み付けを一度に行うことができるため特に作業性に優れているが、単独の位置調整座からなるスペーサに弾性変形によって着脱される爪係合部を設けた態様であっても、スペーサの保持不要による作業性向上、スペーサの脱落及び紛失防止といった本発明の効果を得ることができる。
本発明を適用したズームレンズ鏡筒の収納状態の外観斜視図である。 同ズームレンズ鏡筒の撮影状態の外観斜視図である。 同ズームレンズ鏡筒の収納状態の断面図である。 同ズームレンズ鏡筒の撮影状態の断面図である。 撮像素子ユニットの分解斜視図である。 撮像素子ユニットとスペーサの前方斜視図である。 撮像素子ホルダのユニット取付開口に対してスペーサを取り付ける前の状態を示す後方斜視図である。 スペーサを取り付けた撮像素子ホルダのユニット取付開口に対して撮像素子ユニットを組み付ける状態を示す後方斜視図である。 ユニット取付開口の内方へスペーサの短辺橋絡部が弾性変形された状態の、撮像素子ホルダの背面図である。 ユニット取付開口に対してスペーサが3箇所の爪係合で抜け止めされた状態にある撮像素子ホルダの背面図である。 撮像素子ホルダに対してスペーサを介して撮像素子ユニットを固定した状態を示す、図10のXI-XI線に沿う位置の断面図である。
符号の説明
1 1群レンズ保持枠
2 2群レンズ保持枠
8 2群レンズ移動枠
10 直進案内環
11 カム環
12 第2繰出筒
13 第1繰出筒
20 撮像素子ユニット
21 フィルタ保持枠
21a 矩形開口
21b ねじ穴部
22 ハウジング
23 撮像素子ホルダ(撮像素子支持部材)
23a ユニット取付開口
23b 後端開口部
23c 取付フランジ部
23c-L 長辺部
23c-S 短辺部
23d(23d-1 23d-2 23d-3) 環状当付面(位置規制面)
23e ユニット固定ねじ穴
23f-1 位置決め突起
23f-2 位置決め凸部
23g(23g-1 23g-2 23g-3) 爪係止穴(爪係合部)
23h 爪導入斜面(弾性変形誘発部)
23i 半円形凹部
25 ローパスフィルタ
27 群間付勢ばね
51 3群レンズ枠
61 パッキン
62 撮像素子保持枠
62a 矩形開口
62b フィルタ保持ねじ挿通穴
62c(62c-1 62c-2 62c-3) ユニット固定ねじ挿通穴
62d-1 位置決め穴
62d-2 位置決め凹部
62e 当付フランジ
64 スペーサ(共用スペーサ)
64a(64a-1 64a-2 64a-3) 位置調整座
64b 短辺橋絡部
64c 長辺橋絡部
64d 当付部
64e ねじ挿通穴
64f 半円形凸部
64g(64g-1 64g-2 64g-3) 係合爪(爪係合部)
64h 傾斜面(弾性変形誘発部)
64i 抜止面
66 ユニット固定ねじ
67 フィルタ保持ねじ
70 ズームレンズ鏡筒
71 撮像素子
72 フレキシブルプリント基板
100 シャッタブロック
104 バリヤ羽根
150 ズームモータ
160 AFモータ
B 接着剤
CF1 1群用カムフォロア
CF2 2群用カムフォロア
CG1 1群制御カム溝
CG2 2群制御カム溝
LG1 第1レンズ群
LG2 第2レンズ群
LG3 第3レンズ群
O 撮影光学系の光軸
S シャッタ羽根

Claims (6)

  1. 撮像素子の保持枠を挿入可能な開口部を有し、該開口部内に撮像素子保持枠の光軸方向位置を決める位置規制面が形成された撮像素子支持部材;
    上記撮像素子支持部材の位置規制面と撮像素子保持枠との間に挟まれる複数の位置調整座を有し、該複数の位置調整座の間を接続した一体部材からなる共用スペーサ;及び
    上記共用スペーサと撮像素子支持部材の開口部の間に設けた、該共用スペーサの弾性変形によって係脱され、係合によって上記開口部内に共用スペーサを保持させる爪係合部;
    を備えたことを特徴とする撮像素子支持機構。
  2. 請求項1記載の撮像素子支持機構において、上記撮像素子支持部材の開口部内への上記共用スペーサの挿入動作によって、該共用スペーサに爪係合用の弾性変形を生じさせる弾性変形誘発部を備えている撮像素子支持機構。
  3. 請求項1または2記載の撮像素子支持機構において、上記共用スペーサの複数の位置調整座を接続する橋絡部上に、上記爪係合部を構成する爪部が形成され、該橋絡部に対向する撮像素子支持部材の開口部内面に、該爪部が係合する爪係止穴が形成されている撮像素子支持機構。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の撮像素子支持機構において、上記撮像素子保持枠は撮像素子支持部材に対して複数のねじで固定され、上記共用スペーサの上記複数の位置調整座のそれぞれに、該複数のねじを挿通させるねじ挿通穴が形成されている撮像素子支持機構。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載の撮像素子支持機構において、撮像素子支持部材の上記開口部は略矩形をなし、上記共用スペーサは、該略矩形の開口部の隣り合う二辺に沿う略L字状をなしている撮像素子支持機構。
  6. 撮像素子の保持枠を挿入可能な開口部を有し、該開口部内に撮像素子保持枠の光軸方向位置を決める位置規制面が形成された撮像素子支持部材;
    上記撮像素子支持部材の位置規制面と撮像素子保持枠との間に挟まれて撮像素子の光軸方向位置を調整させる、光軸直交平面内で弾性変形可能なスペーサ;及び
    上記スペーサと撮像素子支持部材の開口部の間に設けた、該スペーサの上記弾性変形によって係脱され、係合によって上記開口部内にスペーサを保持させる爪係合部;
    を備えたことを特徴とする撮像素子支持機構。
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