JP4906802B2 - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents
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このようなズームレンズ鏡胴においては、3つのレンズ群をそれぞれ駆動するために、3つの駆動機構(アクチュエータ)が必要になり、ズームレンズ鏡胴の小型化を図るのは困難であった。
このズームレンズ鏡胴においては、4群構成において2つのレンズ群を移動させるため、3つのレンズ群を移動させる場合に比べれば駆動機構は2つで済むものの、第2レンズ群がズーム駆動される際に移動するストローク(光軸方向における移動量)が大きく、ズームレンズ鏡胴の光軸方向における短縮化、小型化を図るのは困難であった。
この構成によれば、4群構成のズームレンズ鏡胴において、第1レンズ群と第4レンズ群が固定され、第3レンズ群が第2駆動機構によりズーム駆動され、第2レンズ群が第1駆動機構によりフォーカス駆動及び補正駆動されるため、所定の倍率を確保しつつも全体としてのレンズ光学系の光軸方向における移動量を抑えることができ、その結果、筐体の光軸方向における寸法を短縮でき、ズームレンズ鏡胴の小型化を達成することができる。
特に、4群構成のレンズ光学系が、負の屈折力をもつ第1レンズ群、正の屈折力をもつ第2レンズ群、正の屈折力をもつ第3レンズ群、正の屈折力をもつ第4レンズ群からなるため、所望の倍率及び所望の光学特性を確保しつつも、光軸方向の移動量を抑えて、全体としての小型化を達成することができる。
また、第1レンズ群,第2レンズ群,第3レンズ群,及び第4レンズ群が、共通の直線上に配列されているため、第1レンズ群,第2レンズ群,第3レンズ群,及び第4レンズ群からなるレンズ光学系を筐体にセットされた状態で、所定の検査装置にセットして容易に特性検査を行うことができる。
さらに、第2レンズ群と第3レンズ群とを光軸方向において互いに近づけるように付勢するコイルスプリングが、第1駆動機構及び第2駆動機構の近傍に配設されているため、第1駆動機構及び第2駆動機構に対して無理な負荷(曲げモーメント等)を及ぼすことなく、構造の簡素化を行いつつ、第2レンズ群及び第3レンズ群のガタ寄せを行うことができる。
特に、ズーム駆動される第3レンズ群の屈折力を大きくすることで、所定の倍率を確保しつつ、第3レンズ群の移動量を小さくでき、ズームレンズ鏡胴の小型化を達成することができる。
この構成によれば、第3レンズ群の屈折力を大きくすることで、光軸に対する位置ずれの感度が敏感になるが、第3レンズ群の最前に位置するレンズがレンズ枠(他のレンズ)に対して調芯可能に設けられているため、この最前のレンズの調芯を行ってレンズ枠に固定することにより、光軸上に高精度に位置合わせすることができ、所望の光学特性を得ることができる。
この構成によれば、第3レンズ群に含まれる複数のレンズが、両凸形状の最前レンズ、物体側に凸状をなすメニスカス形状の中間レンズ、物体側に凸状をなすメニスカス形状の後方レンズにより形成されるため、所望の光学特性を確保しつつ、強い屈折力(パワー)、すなわち、短い移動量で所定の倍率を得ることができる。
この構成によれば、光軸(光路)がプリズム等の屈曲要素を通過して例えば90度に屈曲させられてレンズ光学系に導かれるズームレンズ鏡胴において、小型化等を達成することができ、小型化、薄型化等が要求される携帯電話機等に搭載されるのに適したズームレンズ鏡胴を得ることができる。
図1ないし図9は、本発明に係るズームレンズ鏡胴の一実施形態を示すものであり、図1はズームレンズ鏡胴Mが携帯電話機Pに搭載された状態を示す斜視図、図2はズームレンズ鏡胴Mの斜視図、図3はズームレンズ鏡胴の分解斜視図、図4はズームレンズ鏡胴の筐体を示す斜視図、図5及び図6は筐体の内部を示す断面図及び平面図、図7はズームレンズ鏡胴の光軸を含む面での断面図、図8はレンズ光学系の第3レンズ群を示す断面図、図9はズームレンズ鏡胴に含まれるレンズ光学系の動作を説明する断面図である。
尚、ここでは、ズームレンズ鏡胴Mは、図1に示すように、携帯電話機Pのモニタを有する蓋体P1に内蔵されており、被写体光の光軸Lが蓋体P1の外面に垂直に進入した後に直角に屈曲して、ズームレンズ鏡胴Mの後方側に連結されたCCD等の撮像素子に入り込むように形成されている。
また、筐体10は、図2ないし図4に示すように、光軸方向Lの前方から前側固定レンズ群60を挿入して固定し得る前側環状固定部11a、3つの嵌合孔11b、ネジ穴11c、位置決め突起11d、第1検出センサ101を取り付ける凹部11e、駆動機構90の一部を嵌め込む凹部11f、光軸方向Lの後方から後側固定レンズ群70を挿入して固定し得る後側環状固定部12a、3つの嵌合孔12b、ネジ穴12c、位置決め突起12d、第2検出センサ102を取り付ける凹部12e、駆動機構90の一部を嵌め込む凹部12f、凹部12fに連続する略U字状のフランジ部12g、CCD等の撮像素子を収容する略矩形の凹部12h、カバー110を掛止する掛止爪12i,13a、駆動機構90を位置決めする位置決め突起14a、ネジBを通す円孔14b、ネジ穴17a、押えカバー120を掛止する4つの掛止爪17b、プリズム80を位置決めする位置決め部17c等を備えている。
このように、筐体10が3つのガイドシャフト21,22,23の両端部を嵌合させて固定するため、光軸Lと平行になるように3つのガイドシャフト21,22,23を高精度に組み付けることができ、それ故に、3つのガイドシャフト21,22,23にガイドされる複数の可動レンズ群(前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40のレンズGの)光軸合わせを高精度に行うことができる。
そして、ガイドシャフト21は、後述する前側可動レンズ群(第2レンズ群)30の連結部32を摺動自在に連結させて光軸方向Lにガイドするようになっている。
また、ガイドシャフト22は、後述する後側可動レンズ群(第3レンズ群)40の連結部42を摺動自在に連結させて光軸方向Lにガイドするようになっている。
さらに、回転止めガイドシャフト23は、後述する前側可動レンズ群(第2レンズ群)30の連結部33及び後側可動レンズ群(第3レンズ群)40の連結部43を摺動自在に連結させて光軸L回りの回転を一緒に規制しつつ光軸方向Lにガイドするようになっている。
レンズGは、図7に示すように、物体側に凸状をなす正の屈折力をもつメニスカス形状のレンズである。
中間レンズG2は、図7及び図8に示すように、物体側に凸状をなす負の屈折力をもつメニスカス形状のレンズである。
後方レンズG3は、図7及び図8に示すように、物体側に凸状をなす負の屈折力をもつメニスカス形状のレンズである。
そして、最前レンズG1、中間レンズG2、及び後方レンズG3は、他のレンズ群(前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側固定レンズ群70)よりも、全体として強い屈折力をもつように設定されている。
すなわち、レンズ枠41は、嵌合孔41aに中間レンズG2及び後方レンズG3が嵌め込まれて固定された後、最前レンズG1が環状凹部41bに嵌め込まれて光軸Lに垂直な方向に微調整されて調芯が行われ、所定の調整後に接着剤等を用いて固着されるように形成されている。
また、後側可動レンズ群(第3レンズ群)40に含まれる複数のレンズが、両凸形状の最前レンズG1、物体側に凸状をなすメニスカス形状の中間レンズG2、物体側に凸状をなすメニスカス形状の後方レンズG3により形成されるため、所望の光学特性を確保しつつ、強い屈折力(パワー)すなわち所定の倍率を得ることができる。
第1駆動機構91は、第1ステップモータ91a、第1ステップモータ91aに直結された第1リードスクリュー91b、第1リードスクリュー91bに螺合されると共に前側可動レンズ群30の係合片35に光軸方向Lの後側から係合する第1ナット91c、第1リードスクリュー91bの先端に嵌合された第1軸受部材91d、第1ステップモータ91a及び第1軸受部材91dを保持する第1保持プレート91e等を備えている。
そして、第1駆動機構91は、第1ステップモータ91aの起動により第1リードスクリュー91bが回転すると、第1ナット91cが光軸方向Lに移動し、第1ナット91cに追従する係合片35を介して、前側可動レンズ群30を光軸方向Lの所望の位置に移動させる。
そして、第2駆動機構92は、第2ステップモータ92aの起動により第2リードスクリュー92bが回転すると、第2ナット92cが光軸方向Lに移動し、第2ナット92cに追従する係合片45を介して、後側可動レンズ群40を光軸方向Lの所望の位置に移動させる。
また、第2駆動機構92は、後側可動レンズ群(第3レンズ群)40に対して、ズーム駆動(変倍動作)を行うようになっている。
すなわち、このズームレンズ鏡胴においては、図7に示すように、プリズム80の後方において、前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、後側固定レンズ群70が順に配列された4群6枚の構成となっており、第1レンズ群(前側固定レンズ群60)と第4レンズ群(後側固定レンズ群70)が固定され、第3レンズ群(後側可動レンズ群40)が第2駆動機構92によりズーム駆動され、第2レンズ群(前側可動レンズ群30)が第1駆動機構91によりフォーカス駆動及び補正駆動されるため、所定の倍率を確保しつつも全体としてのレンズ光学系の光軸方向Lにおける移動量を抑えることができ、その結果、筐体10の光軸方向Lにおける寸法を短縮でき、ズームレンズ鏡胴の小型化を達成することができる。
第2検出センサ102は、投光素子及び受光素子を備えた透過型の光センサであり、図2、図5に示すように、筐体10の凹部12eに取り付けられている。そして、第2検出センサ102は、検出片44が投光素子から受光素子に向う検出光を遮ることで、後側可動レンズ群40の初期位置を検出するようになっている。
そして、カバー110は、筐体10の内部に収容する部品(ガイドシャフト21,22,23、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、コイルスプリング50等)の組み付けが完了した後に、開口部15を覆うようにネジBを用いて筐体10に結合されるようになっている。
そして、押えカバー120は、図2及び図3に示すように、プリズム80を2つの延出壁17の間に挟み込むように挿入した後に、プリズム80を位置決め部17cに向けて押えつつ固定するように、掛止片121を掛止爪17bに掛止して筐体10に結合されるようになっている。ここで、掛止片121は掛止爪17bに対してスナップフィットにより結合されるため、掛止片121を外側に撓ませれば、押えカバー120を筐体10から容易に取り外すことができる。
このように、フレキシブル配線板130が光路から外れた領域で外壁に沿うように配置されているため、ズームレンズ鏡胴の薄型化、小型化に寄与することができる。
組み付けに先立って、筐体10、3つのガイドシャフト21,22,23、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、コイルスプリング50、前側固定レンズ群60、後側固定レンズ群70、プリズム80、モジュール化された駆動機構90、第1検出センサ101及び第2検出センサ102、カバー110、押えカバー120、フレキシブル配線板130等を準備する。
そして、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40が開口部15から筐体10内に挿入されて所定位置に保持され、ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23が、光軸方向Lの後方から筐体10に近づけられて対応する嵌合孔12bにそれぞれ挿入され、ガイドシャフト21が前側可動レンズ群30の連結部32に挿入され、ガイドシャフト22が後側可動レンズ群40の連結部42に挿入され、回転止めガイドシャフト23が後側可動レンズ群40の連結部43に挿入されかつ前側可動レンズ群30の連結部33に挿入され、さらに、筐体10の対応する嵌合孔11bにそれぞれ挿入される。
また、前側可動レンズ群30は、回転止めガイドシャフト23により光軸L回りの回転が規制されつつガイドシャフト21により光軸方向Lに移動自在にガイドされる状態となり、後側可動レンズ群40は、回転止めガイドシャフト23により光軸L回りの回転が規制されつつガイドシャフト22により光軸方向Lに移動自在にガイドされる状態となる。
このように、光軸方向Lにガイドする専用のガイドシャフト21,22と光軸L回りの回転を規制する共通のガイドシャフト23を採用することで、構造の簡素化、部品点数の削減が達成され、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40は光軸方向Lに高精度にガイドされ得る。
続いて、前側固定レンズ群60が、光軸方向Lの前方から筐体10に近づけられて、前側環状固定部11aに挿入され適宜接着剤等を用いて固定される。
続いて、後側固定レンズ群70が、光軸方向Lの後方から筐体10に近づけられて、後側環状固定部12aに挿入され適宜接着剤等を用いて固定される。
尚、後側固定レンズ群70が先に組み込まれ、続いて、前側固定レンズ群60が組み込まれてもよい。
ここで、特性検査で合格すると、プリズム80が筐体10に嵌め込まれ、その外側から押えカバー120が組み付けられる。尚、特性検査で不合格になると、適宜手直し工程に移行される。
続いて、カバー110が開口部15を塞ぐようにネジBにより筐体10に組み付けられる。尚、プリズム80及び押えカバー120の組み付け前に、カバー110を組み付けてもよい。
これにより、ズームレンズ鏡胴が完成する。
その後、必要に応じて、筐体10の後方に位置する凹部12hに撮像素子が嵌め込まれる。
先ず、被写体光は、プリズム80に垂直な方向から進入し、プリズム80により90度光路が屈曲させられ、直線上に並ぶ前側固定レンズ群60→前側可動レンズ群30→後側可動レンズ群40→後側固定レンズ群70を順次通過し、さらに後方に配置される撮像素子に入射するようになっている。
そして、休止状態においては、前側レンズ群30は光軸方向Lの最も前方に停止し、後側可動レンズ群40は光軸方向Lの最も後方に停止した状態にある。
そして、第1駆動機構91により、前側可動レンズ群30が光軸方向Lにフォーカス駆動及び補正駆動され、第2駆動機構92により、後側可動レンズ群40が光軸方向Lにズーム駆動され、図9(a)に示す広角端撮影位置から、図9(b)に示す中間撮影位置を経て、図9(c)に示す望遠端撮影位置に至るようになっている。
上記実施形態においては、第1レンズ群(前側固定レンズ群60)を単一のレンズG、第2レンズ群(前側可動レンズ群30)を単一のレンズG、第3レンズ群(後側可動レンズ群40)を3つのレンズG1,G2,G3、第4レンズ群(後側固定レンズ群70)を単一のレンズGとした場合を示したが、これに限定されるものではなく、第1レンズ群及び第4レンズ群を固定とし、第2レンズ群及び第3レンズ群を可動とし、かつ、第3レンズ群の屈折力を大きく設定できるものであれば、その他の仕様(形状、屈折特性)をなすレンズを採用してもよい。
P1 蓋体
M レンズ鏡胴
L 光軸方向
10 筐体
11 前壁
11a 前側環状固定部
11b 嵌合孔
11c ネジ穴
11d 位置決め突起
11e,11f 凹部
12 後壁
12a 後側環状固定部
12b 嵌合孔
12c ネジ穴
12d 位置決め突起
12e,12f 凹部
12g フランジ部
12h 凹部
12i,13a 掛止爪
13,14 側壁
14a 位置決め突起
14b 円孔
15,16 開口部
17 延出壁
17a ネジ穴
17b 掛止爪
17c 位置決め部
21,22 ガイドシャフト
23 回転止めガイドシャフト
30 前側可動レンズ群(第2レンズ群)
31 レンズ枠
G レンズ
32,33 連結部
34 検出片
35 係合片
36 掛止部
40 後側可動レンズ群(第3レンズ群)
41 レンズ枠
G1 最前レンズ
G2 中間レンズ
G3 後方レンズ
42,43 連結部
44 検出片
45 係合片
46 掛止部
50 コイルスプリング
60 前側固定レンズ群(第1レンズ群)
G レンズ
70 後側固定レンズ群(第4レンズ群)
G レンズ
80 プリズム(屈曲要素)
90 駆動機構
91 第1駆動機構
91a 第1ステップモータ
91b 第1リードスクリュー
91c 第1ナット
91d 第1軸受部材
91e 第1保持プレート
92 第2駆動機構
92a 第2ステップモータ
92b 第2リードスクリュー
92c 第2ナット
92d 第2軸受部材
92e 第2保持プレート
93 連結プレート
94 接着剤
101 第1検出センサ
102 第2検出センサ
110 カバー
111,112 円孔
113 掛止片
120 押えカバー
121 掛止片
122 当接部
130 フレキシブル配線板
Claims (4)
- 光軸方向に伸長する筐体と、
前記筐体内において光軸方向に順に直線上に配列された,負の屈折力をもつ第1レンズ群,正の屈折力をもつ第2レンズ群,正の屈折力をもつ第3レンズ群,正の屈折力をもつ第4レンズ群からなるレンズ光学系と、
前記レンズ光学系に含まれるレンズ群を駆動する駆動機構と、を備え、
前記第1レンズ群及び第4レンズ群は前記筐体に固定され、前記第2レンズ群及び第3レンズ群は光軸方向に可動に支持されたズームレンズ鏡胴であって、
前記駆動機構は、前記第2レンズ群をフォーカス駆動及び補正駆動する第1駆動機構と、前記第3レンズ群をズーム駆動する第2駆動機構を含み、
前記第1駆動機構及び第2駆動機構の近傍には、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群とを光軸方向において互いに近づけるように付勢するコイルスプリングが配設され、
前記第3レンズ群は、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記第4レンズ群よりも屈折力が大きく設定されている、
ことを特徴とするズームレンズ鏡胴。 - 前記第3レンズ群は、レンズ枠と、前記レンズ枠に保持された複数のレンズを含み、
前記複数のレンズのうち最も前方に配置されるレンズは、前記レンズ枠に対して調芯可能に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ鏡胴。 - 前記第3レンズ群は、両凸形状の最前レンズと、物体側に凸状をなすメニスカス形状の中間レンズと、物体側に凸状をなすメニスカス形状の後方レンズとを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ鏡胴。 - 前記筐体には、前記第1レンズ群の前方において、入射する光を屈曲させて前記レンズ光学系に導く屈曲要素が配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ鏡胴。
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