JP4797048B2 - レンズ鏡胴 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等に搭載される小型のデジタルカメラ(モバイルカメラ)に適用されるレンズ鏡胴に関し、特に、被写体光を屈曲させて後方のレンズ群に導くプリズムを備えたレンズ鏡胴に関する。
従来のレンズ鏡胴(デジタルカメラ)としては、対物レンズ,対物レンズを通過した被写体光を90度屈曲させるプリズム,プリズムの後方に配列された複数のレンズ群からなるレンズ光学系と、レンズ光学系が収容される第1筐体及び第2筐体と、第2筐体に取り付けられた撮像素子と、レンズ光学系に含まれる複数の可動レンズ群を光軸方向に往復動自在にガイドするべく第1筐体及び第2筐体に嵌合された複数のガイドシャフトと、第1筐体又は第2筐体に配置された複数の駆動機構等を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このレンズ鏡胴においては、第1筐体及び第2筐体にそれぞれガイドシャフト及びレンズ枠を組込んだ後に第1筐体と第2筐体を連結しているため、複数のレンズ群(レンズ)同士の光軸合わせ(軸芯合わせ)が困難であり、又、複数の駆動機構はお互いが離れた位置において筐体の内部に配置(固定)されているため、小型化、薄型化が困難であった。
一方、複数のレンズ群からなるレンズ光学系は、一般的に一直線上に配列されたものが殆どであり、それらの光学特性を検査する場合は、一直線をなす光軸方向上に汎用の検査装置を設置して所定の光学検査が行われている。
しかしながら、上記のように、筐体内にプリズムが固定されたレンズ鏡胴において、製造過程で光学特性を検査する場合は、90度屈曲した光路(光軸)上での検査が可能な専用の検査装置が必要であり、設備費用が増加し、検査用の専用スペースを確保する必要があった。
特開2007−271649号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、部品の集約化による小型化、組付け作業性の向上、組付け精度の向上、レンズの光軸合わせの高精度化、設備及び管理費用等の低減等を図りつつ、汎用の検査装置でレンズ光学系の光学特性を検査できるレンズ鏡胴を提供することにある。
本発明のレンズ鏡胴は、プリズムと、プリズムの後方に配列される可動レンズ群を含むレンズ光学系と、レンズ光学系の光軸方向に伸長すると共にプリズム及びレンズ光学系を収容する筐体と、複数の可動レンズ群をそれぞれ光軸方向に駆動する駆動機構とを備えたレンズ鏡胴であって、上記筐体は、プリズムを嵌め込んで収容するべく略三角形状に延出する一対の延出壁部により画定される収容部と、プリズムに入射する入射光の光軸方向及びレンズ光学系の光軸方向においてプリズムの位置決めを行う位置決め部と、収容部に嵌め込まれたプリズムを押圧して固定するべく着脱自在な押えカバーを含み、上記押えカバーは、一対の延出壁部に組み付けられた状態で、一対の延出壁部と協働してプリズムに入射する入射光の入射窓を画定するように形成され、上記プリズムは、収容部に嵌め込まれて位置決め部により位置決めされると共に押えカバーの着脱により筐体に対して着脱自在に収容され、上記筐体は、プリズムを収容する前の状態で、レンズ光学系の光軸方向に開口するように形成されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、プリズムが筐体に対して着脱自在となっているため、製造過程等においてレンズ光学系の光学特性を検査する場合は、筐体にレンズ光学系が組み込まれかつプリズムが組み込まれる前の状態で、又、組み付けたプリズムを再び取り外した状態で、汎用の検査装置を用いて光学特性を容易に検査することができる。したがって、専用の検査装置が不要になり、又、生産ライン等において専用の検査装置を設置するスペースが不要になり、設備及び管理費用等の低減等を達成することができる。
また、筐体が、プリズムを嵌め込んで収容するべく略三角形状に延出する一対の延出壁部により画定される収容部と、プリズムに入射する入射光の光軸方向及びレンズ光学系の光軸方向においてプリズムの位置決めを行う位置決め部と、収容部に嵌め込まれたプリズムを押圧して固定するべく着脱自在な押えカバーを含むため、プリズムを組み付ける際には、プリズムを一対の延出壁部に挟み込まれるように嵌め込んで押えカバーを一対の延出壁部に結合することにより、プリズムを筐体に容易に組み付けることができ、その組付けの際に、位置決め部にプリズムを当接させるだけで、筐体の所定位置に高精度に組み付けることができ、それ故に、構造の簡素化、小型化等を達成しつつ、組付け精度の向上、レンズ光学系との光軸合わせの高精度化、組付け作業性の向上等を達成することができる。
さらに、押えカバーを一対の延出壁部に組み付けることで入射窓が画定されるため、予め入射窓が画定された構造に比べて、プリズムの着脱を容易に行うことができる。
上記構成において、押えカバーは、スナップフィット結合により、筐体に組み付けられている、構成を採用することができる。
この構成によれば、押えカバーが弾性変形を利用したスナップフィット結合により筐体に組み付けられるため、ネジ等を用いて締結する場合に比べて、構造の簡素化、部品点数の削減等を達成しつつ、着脱作業を容易に行うことができる。
上記構成をなすレンズ鏡胴によれば、構造の簡素化、部品の集約化による小型化、組付け作業性の向上、組付け精度の向上、レンズの光軸合わせの高精度化、設備及び管理費用等の低減等を達成しつつ、汎用の検査装置でレンズ光学系の光学特性を検査できるレンズ鏡胴を得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図16は、本発明に係るレンズ鏡胴の一実施形態を示すものであり、図1はレンズ鏡胴が携帯電話機Pに搭載された状態を示す斜視図、図2はレンズ鏡胴の斜視図、図3はカバーを外した状態でのレンズ鏡胴の斜視図、図4はカバー及び駆動機構を外した状態でのレンズ鏡胴の斜視図、図5はレンズ鏡胴の分解斜視図、図6ないし図8はレンズ鏡胴の筐体を示す斜視図及び端面図、図9及び図10は押えカバーの斜視図及び正面図、図11及び図12は筐体の内部を示す断面図及び平面図、図13はレンズ鏡胴の光軸を含む面での断面図、図14は駆動機構を筐体から外した状態を示す斜視図、図15はプリズム(押えカバー)及びカバーを組み付ける前の状態でのレンズ鏡胴の斜視図、図16は可動レンズ群の動作を説明する断面図である。
尚、ここでは、レンズ鏡胴Mは、図1に示すように、携帯電話機Pのモニタを有する蓋体P1に内蔵されており、被写体光(入射光)の光軸L1が蓋体P1の外面に垂直に進入するとプリズムにより直角に屈曲されてレンズ光学系の光軸L2方向に進み、レンズ鏡胴Mの後方側に連結されたCCD等の撮像素子に入り込むように形成されている。ここでは、光軸L1及び光軸L2により全体の屈曲した光軸Lが形成されている。
このレンズ鏡胴Mは、図2ないし図5に示すように、外輪郭を画定する筐体10、ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23、複数の可動レンズ群としての前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40、前側レンズ群30と後側レンズ群40を光軸方向Lにおいて互いに引き寄せるコイルスプリング50、固定レンズ群としての前側固定レンズ群60及び後側固定レンズ群70、屈曲要素としてのプリズム80、駆動機構90、前側可動レンズ群30の光軸方向Lにおける位置を検出する第1位置センサ101、後側可動レンズ群40の光軸方向Lにおける位置を検出する第2位置センサ102、フレキシブル配線板110等を備えている。
ここでは、プリズム80より屈曲された光軸L2上において後方に向けて順次に配列された、前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、後側固定レンズ群70により、レンズ光学系が構成されている。
筐体10は、図2ないし図8に示すように、樹脂材料を用いて略矩形の断面をなす空洞でかつ光軸方向L2に伸長するように形成され、光軸方向L2の前方に位置する前壁11、光軸方向L2の後方に位置する後壁12、光軸方向L2に垂直な方向に面する側壁13及び底壁14、開口部15,16、前壁11から略三角形状に延出する一対の延出側壁17、開口部15を覆うべく着脱自在に形成されたカバー18、プリズム80を押えるべく着脱自在に形成された押えカバー19等を備えている。ここでは、図2及び図3に示すように、前壁11、一対の延出壁部17、及び押えカバー19の縁部により、プリズム80に入射する入射光の入射窓Sが画定されている。
また、筐体10は、図6ないし図8に示すように、光軸方向L2の前方から前側固定レンズ群60を挿入して固定し得る前側環状固定部11a、3つの嵌合孔11b、ネジ穴11c、位置決め突起11d、第1位置センサ101を取り付ける凹部11e、駆動機構90の一部を嵌め込む凹部11f、光軸方向L2の後方から後側固定レンズ群70を挿入して固定し得る後側環状固定部12a、3つの嵌合孔12b、ネジ穴12c、位置決め突起12d、第2位置センサ102を取り付ける凹部12e、駆動機構90の一部を嵌め込む凹部12f、凹部12fに連続する略U字状のフランジ部12g、CCD等の撮像素子を収容する略矩形の凹部12h、カバー18を掛止する掛止爪12i,13a、駆動機構90を位置決めする位置決め突起14a、ネジBを通す円孔14b、ネジ穴17a、押えカバー19を掛止する4つの掛止爪17b、プリズム80を位置決めする位置決め部17c等を備えている。
3つの嵌合孔11b及び3つの嵌合孔12bは、図6及び図7に示すように、光軸方向L2の後方から、ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23をそれぞれ挿入してそれぞれの両端部を嵌合させる(前端部を嵌合孔11bに嵌合させ、後端部を嵌合孔12bに嵌合させる)ように形成されている。
このように、筐体10が3つのガイドシャフト21,22,23の両端部を嵌合させて固定するため、光軸Lと平行になるように3つのガイドシャフト21,22,23を高精度に組み付けることができ、それ故に、3つのガイドシャフト21,22,23にガイドされる複数の可動レンズ群(前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40のレンズGの)光軸合わせを高精度に行うことができる。
開口部15は、図4及び図5に示すように、略矩形に開口するように形成され、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40を筐体10内に挿入し又は筐体10から取り出し得る大きさに形成されている。このように、開口部15を設けたことにより、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40を筐体10内に容易に挿入して組み付けることができ、全体としての組み付け作業性を向上させることができる。
開口部16は、図4及び図5に示すように、開口部15と略90度異なる方向に面する側壁を取り除いて開口部15と隣接するように略矩形に形成され、筐体10に外側から近付けられて取り付けられる後述する駆動機構90の保持プレート93で覆われるようになっている。このように、開口部15に加えて開口部16を設けることで、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40の組み付け及び取り外しを一層容易に行うことができる。
一対の延出壁部17は、図6ないし図8に示すように、前壁11から略三角形状に光軸方向L2に平行に延出するように形成され、プリズム80を嵌め込んで収容する収容部を画定し、又、プリズム80を収容する前の状態でレンズ光学系の光軸方向L2前方に開口するように形成されている。
掛止爪17bは、図6ないし図8に示すように、一対の延出壁部17の外側面において傾斜して突出するように形成されている。
位置決め部17cは、図8に示すように、筐体10の前壁11と一対の延出壁部17の領域において、プリズム80を光軸方向L1、光軸方向L2、光軸L1,L2に垂直な方向に位置決めし得るように複数の突条として形成されている。
このように、筐体10に位置決め部17cを設けたことにより、プリズム80を嵌め込んで当接させるだけで、筐体10の所定位置に高精度に組み付けることができ、組付け作業性の向上、組付け精度の向上、レンズ光学系との光軸合わせの高精度化等を達成することができる。
カバー18は、図3ないし図5に示すように、薄板状の金属板を用いて、平板状でかつ開口部15を閉塞し得るように略矩形の外輪郭をなすように形成され、ネジBを通す円孔18a、位置決め突起11d,12dを嵌合させる円孔18b、掛止爪13a,12iに掛止される掛止片18c等を備えている。
そして、カバー18は、図3に示すように、筐体10の内部に収容する部品(ガイドシャフト21,22,23、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、コイルスプリング50等)の組み付けが完了した後に、開口部15を覆うようにネジBを用いて筐体10に結合されるようになっている。
このように、筐体10に対して着脱自在なカバー18を設けたことにより、内部の確認及び必要に応じた分解作業を容易に行うことができる。また、カバー18を平板状に形成したことにより、カバー18に垂直な光軸方向L1(光軸L2に垂直な厚み方向)の薄型化を達成することができる。
押えカバー19は、樹脂材料を用いて形成されており、図9及び図10に示すように、筐体10の一対の延出壁部17に結合されかつ入射窓Sの一部を画定するように形成され、筐体10の掛止爪17bに掛止される4つの掛止片19a、プリズム80に当接させられる4つの当接部19b等を備えている。
掛止片19aは、弾性変形可能でかつ掛止爪17bを嵌合させる開口部を画定するように形成されている。
そして、押えカバー19は、図5及び図13に示すように、プリズム80を2つの延出壁部17の間に挟み込むように挿入した後に、プリズム80を位置決め部17cに向けて押えつつ固定するように、掛止片19aを掛止爪17bに掛止して筐体10にスナップフィット結合されるようになっている。ここで、掛止片19aは、その弾性変形を利用して撓ませつつ掛止爪17bに対してスナップフィット結合されるため、掛止片19aを外側に撓ませれば、押えカバー19を筐体10から容易に取り外すことができる。
このように、プリズム80を組み付ける際には、プリズム80を筐体10の収容部(一対の延出壁部17の間)に嵌め込み、その外側からプリズム80を押えるようにして押えカバー19を結合するだけで、容易に組み付けを行うことができ、構造の簡素化、小型化、組付け作業性を向上させることができる。また、押えカバー19が弾性変形を利用したスナップフィット結合により筐体10に組み付けられるため、ネジ等を用いて締結する場合に比べて、構造の簡素化、部品点数の削減等を達成しつつ、着脱作業を容易に行うことができる。
ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23は、それぞれ円形断面をなし光軸方向Lに伸長するように形成され、それらの前端部が対応する嵌合孔11bにそれぞれ嵌合され、それらの後端部が対応する嵌合孔12bにそれぞれ嵌合されて、光軸方向Lに平行な状態で筐体10に固定されている。
そして、ガイドシャフト21は、後述する前側可動レンズ群30の連結部32を摺動自在に連結させて光軸方向L2にガイドするようになっている。
また、ガイドシャフト22は、後述する後側可動レンズ群40の連結部42を摺動自在に連結させて光軸方向L2にガイドするようになっている。
さらに、回転止めガイドシャフト23は、後述する前側可動レンズ群30の連結部33及び後側可動レンズ群40の連結部43を摺動自在に連結させて光軸L回りの回転を一緒に規制しつつ光軸方向L2にガイドするようになっている。
前側可動レンズ群30は、図4、図5、図11に示すように、一つのレンズGを保持するレンズ枠31、レンズ枠31から延出してガイドシャフト21に摺動自在に連結される嵌合孔を有する連結部32、レンズ枠31から延出して回転止めガイドシャフト23に摺動自在に連結される略U字状の連結部33、レンズ枠31から延出して第1位置センサ101により検出され得る検出片34、レンズ枠31から延出して駆動機構90の一部をなす第1ナット91cに係合させられる略U字状の係合片35、係合片35の近傍に設けられてコイルスプリング50の端部が掛止される掛止部36等を備えている。
後側可動レンズ群40は、図4、図5、図12に示すように、3つのレンズGを保持するレンズ枠41、レンズ枠41から延出してガイドシャフト22に摺動自在に連結される嵌合孔を有する連結部42、レンズ枠41から延出して回転止めガイドシャフト23に摺動自在に連結される略U字状の連結部43、レンズ枠41から延出して第2位置センサ102により検出され得る検出片44、レンズ枠41から延出して駆動機構90の一部をなす第2ナット92cに係合させられる略U字状の係合片45、レンズ枠41から延出してコイルスプリング50の端部が掛止される掛止部46等を備えている。
コイルスプリング50は、図12に示すように、その一端部が前側可動レンズ群30の掛止部36に掛止され、その他端部が後側可動レンズ群40の掛止部46に掛止されて、前側可動レンズ群30と後側可動レンズ群40とを光軸方向Lにおいて互いに近づけるように付勢力を及ぼすようになっている。
前側固定レンズ群60は、図5及び図11に示すように、レンズG単体からなり、筐体10の前側環状固定部11aに対して、光軸方向L2の前方から挿入して固定されるように形成されている。
後側固定レンズ群70は、図5及び図11に示すように、レンズG単体からなり、筐体10の後側環状固定部12aに対して、光軸方向L2の後方から挿入して固定されるように形成されている。
プリズム80は、図4、図5、図13に示すように、筐体10において被写体から発せられた被写体光(入射光)を、90度屈曲させて(光軸L1から光軸L2に屈曲させて)、筐体10内に配置されたレンズ光学系(前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、後側固定レンズ群70)に導き、さらに筐体10の後端部に配置される撮像素子に導くように形成されている。そして、プリズム80は、2つの延出壁部17の間に挟み込むように挿入されて、位置決め部17cにより所定位置に位置決めされ、その外側から押えカバー19を延出壁部17に結合して押圧されることにより、筐体10内に保持されるようになっている。
すなわち、このレンズ鏡胴における光学系は、図13に示すように、光軸方向L(光軸L1,L2)の前方から後方に向けて順に配列された、プリズム80と、レンズ光学系(前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、後側固定レンズ群70)により構成され、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40が駆動機構90により適宜駆動されて光軸方向L2に相対的に移動して変倍動作(ズーミング)を行うと共に、前側レンズ群30が合焦動作及び補正動作を行うようになっている。
駆動機構90は、図4、図5、図11、図12、図14に示すように、前側可動レンズ群30を駆動する第1駆動機構91、後側可動レンズ群40を駆動する第2駆動機構92、第1駆動機構91及び第2駆動機構92を一体的に連結して保持する保持プレート93等を備えている。
第1駆動機構91は、図11に示すように、第1モータ91a、第1モータ91aに直結された第1リードスクリュー91b、第1リードスクリュー91bに螺合されると共に前側可動レンズ群30の係合片35に光軸方向L2の後側から係合する第1ナット91c、第1リードスクリュー91bの先端に嵌合された第1軸受部材91d、第1モータ91a及び第1軸受部材91dを保持する第1保持プレート91e等を備えている。ここで、第1モータ91aとしてはステッピングモータ等が採用される。
第1保持プレート91eは、コ字状に両端が屈曲して形成され、その主面においてネジBを捩じ込むネジ孔91e´を有し、一端側で第1モータ91aを保持し、他端側で第1軸受部材91dを保持するようになっている。
そして、第1駆動機構91は、第1モータ91aの起動により第1リードスクリュー91bが回転すると、第1ナット91cが光軸方向L2に移動し、第1ナット91cに追従する係合片35を介して、前側可動レンズ群30を光軸方向Lの所望の位置に移動させるようになっている。
第2駆動機構92は、図12に示すように、第2モータ92a、第2モータ92aに直結された第2リードスクリュー92b、第2リードスクリュー92bに螺合されると共に後側可動レンズ群40の係合片45に光軸方向L2の前側から係合する第2ナット92c、第2リードスクリュー92bの先端に嵌合された第2軸受部材92d、第2モータ92a及び第2軸受部材92dを保持する第2保持プレート92e等を備えている。ここで、第2モータ92aとしてはステッピングモータ等が採用される。
第2保持プレート92eは、第1保持プレート91eと同一形状をなすようにコ字状に両端が屈曲して形成され、その主面においてネジBを捩じ込むネジ孔92e´を有し、一端側で第2モータ92aを保持し、他端側で第2軸受部材92dを保持するようになっている。
そして、第2駆動機構92は、第2モータ92aの起動により第2リードスクリュー92bが回転すると、第2ナット92cが光軸方向L2に移動し、第2ナット92cに追従する係合片45を介して、後側可動レンズ群40を光軸方向L2の所望の位置に移動させるようになっている。
保持プレート93は、図14に示すように、略矩形の平板状に形成されると共に2つの屈曲片を画定するように形成され、第1保持プレート91eのネジ孔91e´に捩じ込むネジBを通す円孔93a、第2保持プレート92eのネジ孔92e´に捩じ込むネジBを通す円孔93b、筐体10の延出壁部17に形成されたネジ穴17aに捩じ込むネジBを通す円孔93c、筐体10の底壁14に形成された位置決め突起14aが嵌合される円孔93d、円孔14bを通されたネジBが捩じ込まれるネジ孔93eを画定している。
そして、第1駆動機構91及び第2駆動機構92は、図14に示すように、第1モータ91aに直結されかつ第1ナット91cを螺合させた第1リードスクリュー91bと第2モータ92aに直結されかつ第2ナット92cを螺合させた第2リードスクリュー92bとを平行に配列させるように、第1保持プレート91eと第2保持プレート92eを隣接させ、ネジBにより、一つの保持プレート93に対して一体的に連結される。これにより、モジュール化された一つの駆動機構90が形成される。
また、駆動機構90は、図14に示すように、円孔93cを通したネジBをネジ孔17aに捩じ込みかつ円孔14bを通したネジBをネジ孔93eに捩じ込むことにより、その一部(第1保持プレート91e、第2保持プレート92e、及び保持プレート93)により筐体10の開口部16を塞ぐように、着脱自在に取り付けられるようになっている。
このように、駆動機構90を筐体10の外側から近づけて開口部16を覆うように組み付けることで、その組み付けが容易に行うことができ、又、一旦組み付けた後でも内部の点検又は修理等の際に容易に取り外すことができる。
尚、保持プレート93と第1モータ91a及び第2モータ92aの間に、エポキシ樹脂等の接着剤94を充填することにより、隙間を完全に密閉でき、筐体10内部へのゴミ等の侵入を防止することができる。
第1位置センサ101は、投光素子及び受光素子を備えた透過型の光センサであり、図3、図11に示すように、筐体10の側壁13にて開口する凹部11eに取り付けられている。そして、第1位置センサ101は、検出片34が投光素子から受光素子に向う検出光を遮ることで、前側可動レンズ群30の初期位置を検出するようになっている。
第2位置センサ102は、投光素子及び受光素子を備えた透過型の光センサであり、図3、図11に示すように、筐体10の側壁13にて開口する凹部12eに取り付けられている。そして、第2位置センサ102は、検出片44が投光素子から受光素子に向う検出光を遮ることで、後側可動レンズ群40の初期位置を検出するようになっている。
フレキシブル配線板110は、図2に示すように、駆動機構90の第1モータ91a及び第2モータ92aの接続端子、第1位置センサ101及び第2位置センサ102の接続端子にそれぞれ接続されるように、筐体10の外側壁に沿って配設されている。
次に、このレンズ鏡胴Mの組み付けについて説明する。
組み付けに先立って、筐体10、カバー18、押えカバー19、3つのガイドシャフト21,22,23、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、コイルスプリング50、前側固定レンズ群60、後側固定レンズ群70、プリズム80、モジュール化された駆動機構90、第1位置センサ101及び第2位置センサ102、フレキシブル配線板110等を準備する。
先ず、第1位置センサ101が筐体10の凹部11eに嵌め込まれ、第2位置センサ102が筐体10の凹部12eに嵌め込まれる。
そして、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40が開口部15から筐体10内に挿入されて所定位置に保持され、ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23が、光軸方向L2の後方から筐体10に近づけられて対応する嵌合孔12bにそれぞれ挿入され、ガイドシャフト21が前側可動レンズ群30の連結部32に挿入され、ガイドシャフト22が後側可動レンズ群40の連結部42に挿入され、回転止めガイドシャフト23が後側可動レンズ群40の連結部43に挿入されかつ前側可動レンズ群30の連結部33に挿入され、さらに、筐体10の対応する嵌合孔11bにそれぞれ挿入される。
これにより、ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23は、それぞれの両端部が筐体10の嵌合孔11b,12bに嵌合されて固定された状態となり、光軸方向L2と平行に高精度に固定される。
また、前側可動レンズ群30は、回転止めガイドシャフト23により光軸L2回りの回転が規制されつつガイドシャフト21により光軸方向L2に移動自在にガイドされる状態となり、後側可動レンズ群40は、回転止めガイドシャフト23により光軸L2回りの回転が規制されつつガイドシャフト22により光軸方向L2に移動自在にガイドされる状態となる。このように、光軸方向L2にガイドする専用のガイドシャフト21,22と光軸L2回りの回転を規制する共通のガイドシャフト23を採用することで、構造の簡素化、部品点数の削減が達成され、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40は光軸方向Lに高精度にガイドされ得る。
続いて、コイルスプリング50が、前側可動レンズ群30の掛止部36と後側可動レンズ群40の掛止部46に掛止されて張設される。尚、コイルスプリング50の組み付けは、この順番に限定されず、駆動機構90が組み付けられた後に組み付けられてもよい。
続いて、前側固定レンズ群60が、光軸方向L2の前方から筐体10に近づけられて、前側環状固定部11aに挿入され適宜接着剤等を用いて固定される。
続いて、後側固定レンズ群70が、光軸方向L2の後方から筐体10に近づけられて、後側環状固定部12aに挿入され適宜接着剤等を用いて固定される。
尚、後側固定レンズ群70が先に組み込まれ、続いて、前側固定レンズ群60が組み込まれてもよい。
続いて、第1ナット91cが係合片35に光軸方向L2の後側から当接し、第2ナット92cが係合片45に光軸方向L2の前側から当接するようにして、モジュール化された駆動機構90が、光軸方向L2に垂直な方向から筐体10に近づけられて、開口部16を塞ぐように筐体10に組み付けられる。
そして、図15に示すように、筐体10は、プリズム80が組み付けられる前の状態で、レンズ光学系の光軸方向L2前方に開口しており、このレンズ鏡胴が汎用の検査装置にセットされて、前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、及び後側固定レンズ群70からなるレンズ光学系の光学特性が検査される。
ここでは、プリズム80を組み込む前の状態で光学検査を行うことができるため、専用の検査装置が不要になり、又、生産ライン等において専用の検査装置を設置するスペースが不要になり、設備及び管理費用等の低減等を達成することができる。
そして、光学特性の検査で合格すると、プリズム80が筐体10に嵌め込まれ、その外側から押えカバー19が組み付けられる。尚、特性検査で不合格になると、適宜手直し工程に移行される。
続いて、カバー19が開口部15を塞ぐように筐体10に組み付けられる。
最後に、フレキシブル配線板110が、筐体10の外側壁に沿うように配設されて、第1モータ91a及び第2モータ92aの接続端子、第1位置センサ101及び第2位置センサ102の接続端子にそれぞれ接続される。これにより、レンズ鏡胴が完成する。その後、必要に応じて、筐体10の後方に位置する凹部12hに撮像素子が嵌め込まれる。
次に、レンズ鏡胴の動作について、図16を参照しつつ簡単に説明する。
先ず、被写体光は、プリズム80に垂直な方向L1から進入し、プリズム80により90度光路が屈曲させられて光軸L2方向に進行し、直線上に並ぶレンズ光学系(前側固定レンズ群60→前側可動レンズ群30→後側可動レンズ群40→後側固定レンズ群70)を順次通過し、さらに後方に配置される撮像素子に入射するようになっている。
そして、休止状態においては、前側レンズ群30は光軸方向L2の最も前方に停止し、後側可動レンズ群40は光軸方向L2の最も後方に停止した状態にある。
そして、第1駆動機構91により、前側可動レンズ群30が光軸方向L2に駆動され、第2駆動機構92により、後側可動レンズ群40が光軸方向L2に駆動され、図16(a)に示す広角端撮影位置から、図16(b)に示す中間撮影位置を経て、図16(c)に示す望遠端撮影位置に至るようになっている。
上記構成をなすレンズ鏡胴Mによれば、構造の簡素化、部品の集約化による小型化、組付け作業性の向上、組付け精度の向上、レンズの光軸合わせの高精度化、設備及び管理費用等の低減等を達成しつつ、汎用の検査装置でレンズ光学系の光学特性を検査でき、携帯電話機P等に搭載されるのに適した小型化で薄型化のレンズ鏡胴が得られる。
上記実施形態においては、プリズム80を筐体10に対して着脱自在に収容する構成として、一対の延出壁部17と着脱自在な押えカバー19を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、レンズ光学系を筐体に組み付けた後に光学特性の検査を行うことができ、その後にプリズムを組み付け又は取り外しできるものであれば、その他の構成を採用してもよい。
上記実施形態においては、複数の可動レンズ群として二つの可動レンズ群30,40と、駆動機構として二つの駆動機構91,92(第1モータ91a,第2モータ92a)、位置センサとして二つの位置センサ101,102を備えた場合を示したが、これに限定されるものではなく、3つ以上の可動レンズ群及び駆動機構並びに位置センサを含む構成において、本発明を適用してもよい。
上記実施形態においては、前側固定レンズ群60及び後側固定レンズ群70を含むレンズ光学系において、本発明を適用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、固定レンズ群が無い可動レンズ群だけのレンズ光学系において本発明を適用してもよい。
以上述べたように、本発明のレンズ鏡胴は、構造の簡素化、部品の集約化による小型化、組付け作業性の向上、組付け精度の向上、レンズの光軸合わせの高精度化、設備及び管理費用等の低減等を達成することができるため、小型化で薄型化が要求される携帯電話機等に搭載されるデジタルカメラ等に適用できるのは勿論のこと、携帯電話機に限らず、その他の携帯情報端末機又はデジタルカメラ、あるいは、設置型のデジタルカメラ等のレンズ鏡胴としても有用である。
本発明に係るレンズ鏡胴を携帯電話機に搭載した状態を示す斜視図である。 本発明に係るレンズ鏡胴の一実施形態を示す斜視図である。 レンズ鏡胴において、カバーを筐体から外した状態を示す斜視図である。 レンズ鏡胴において、カバー及び駆動機構を筐体から外した状態を示す斜視図である。 レンズ鏡胴の分解斜視図である。 レンズ鏡胴の一部をなす筐体を示す斜視図である。 レンズ鏡胴の一部をなす筐体を示す斜視図である。 レンズ鏡胴の一部をなす筐体を示す端面図である。 レンズ鏡胴の一部なす押えカバーを示す斜視図である。 レンズ鏡胴の一部なす押えカバーを示す正面図である。 レンズ鏡胴の内部を示す断面図である。 レンズ鏡胴の内部を示す平面図である。 レンズ鏡胴の光軸Lを含む面での断面図である。 レンズ鏡胴において、駆動機構を筐体から外した状態を示す斜視図である。 レンズ鏡胴において、プリズム及びカバーが組み付けられる前の状態を示す斜視図である。 レンズ鏡胴に含まれる可動レンズ群の動作を説明するものであり、(a)は広角端撮影位置にある状態を示す断面図、(b)は中間撮影位置にある状態を示す断面図、(c)は望遠端撮影位置にある状態を示す断面図である。
符号の説明
P 携帯電話機
P1 蓋体
M レンズ鏡胴
L 光軸方向
L1 入射光の光軸
L2 レンズ光学系の光軸
S 入射窓
10 筐体
11 前壁
11a 前側環状固定部
11b 嵌合孔
11c ネジ穴
11d 位置決め突起
11e,11f 凹部
12 後壁
12a 後側環状固定部
12b 嵌合孔
12c ネジ穴
12d 位置決め突起
12e,12f 凹部
12g フランジ部
12h 凹部
12i,13a 掛止爪
13 側壁
14 底壁
14a 位置決め突起
14b 円孔
15,16 開口部
17 一対の延出壁部(収容部)
17a ネジ穴
17b 掛止爪
17c 位置決め部
18 カバー
18a,18b 円孔
18c 掛止片
19 押えカバー
19a 掛止片
19b 当接部
21,22 ガイドシャフト
23 回転止めガイドシャフト
30 前側可動レンズ群
31 レンズ枠
G レンズ
32,33 連結部
34 検出片
35 係合片
36 掛止部
40 後側可動レンズ群
41 レンズ枠
G レンズ
42,43 連結部
44 検出片
45 係合片
46 掛止部
50 コイルスプリング
60 前側固定レンズ群
G レンズ
70 後側固定レンズ群
G レンズ
80 プリズム
90 駆動機構
91 第1駆動機構
91a 第1モータ
91b 第1リードスクリュー
91c 第1ナット
91d 第1軸受部材
91e 第1保持プレート
91e´ ネジ孔
92 第2駆動機構
92a 第2モータ
92b 第2リードスクリュー
92c 第2ナット
92d 第2軸受部材
92e 第2保持プレート
92e´ ネジ孔
93 保持プレート
93a,93b,93c,93d 円孔
93e ネジ孔
94 接着剤
101 第1位置センサ
102 第2位置センサ
110 フレキシブル配線板

Claims (2)

  1. プリズムと、前記プリズムの後方に配列される可動レンズ群を含むレンズ光学系と、前記レンズ光学系の光軸方向に伸長すると共に前記プリズム及びレンズ光学系を収容する筐体と、前記複数の可動レンズ群をそれぞれ光軸方向に駆動する駆動機構とを備えたレンズ鏡胴であって、
    前記筐体は、前記プリズムを嵌め込んで収容するべく略三角形状に延出する一対の延出壁部により画定される収容部と、前記プリズムに入射する入射光の光軸方向及び前記レンズ光学系の光軸方向において前記プリズムの位置決めを行う位置決め部と、前記収容部に嵌め込まれた前記プリズムを押圧して固定するべく着脱自在な押えカバーを含み、
    前記押えカバーは、前記一対の延出壁部に組み付けられた状態で、前記一対の延出壁部と協働して前記プリズムに入射する入射光の入射窓を画定するように形成され、
    前記プリズムは、前記収容部に嵌め込まれて前記位置決め部により位置決めされると共に前記押えカバーの着脱により前記筐体に対して着脱自在に収容され、
    前記筐体は、前記プリズムを収容する前の状態で、前記レンズ光学系の光軸方向に開口するように形成されている、
    ことを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記押えカバーは、スナップフィット結合により、前記筐体に組み付けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
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