JP4797047B2 - レンズ鏡胴 - Google Patents
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Description
しかしながら、このレンズ鏡胴においては、第1筐体及び第2筐体にそれぞれガイドシャフト及びレンズ枠を組込んだ後に第1筐体と第2筐体を連結しているため、複数のレンズ枠(レンズ)同士の光軸合わせ(軸芯合わせ)が困難であり、又、複数の駆動機構はお互いが離れて筐体の内部に配置(固定)されており、さらに、駆動機構を電気的に接続するフレキシブル配線板は第1筐体及び第2筐体の厚み方向における前面及び背面を覆うように配設されているため、その分だけ幅寸法及び厚み寸法が増加して大型化を招き、小型化、薄型化が要求される携帯電話機等に搭載するには不向きであった。
しかしながら、このレンズ鏡胴においては、フレキシブル配線板は採用していないものの、配線基板を筐体の内部でかつズームレンズ光学系の背後に配置しているため、厚み方向の寸法が増加し大型化を招く構成であり、この構成を流用して携帯電話機等に搭載し得る小型で薄型のレンズ鏡胴を得ることは困難であった。
この構成によれば、フレキシブル配線板が、筐体の外側において正面壁及び背面壁を除く側壁に沿うように配設されてモータ及び位置センサに対して電気的に接続されるため、正面壁及び背面壁が配列する厚み方向の寸法を低くして薄型化を達成することができ、又、一つのフレキシブル配線板がモータと位置センサに接続されるため、部品点数を削減して、構造を簡素化、低コスト化等を達成することができる。その結果、小型で薄型化が要求される携帯電話機等に搭載されるデジタルカメラ(モバイルカメラ)に好適なレンズ鏡胴が得られる。
また、モータ及び位置センサが、レンズ光学系を挟んで筐体の両側に配置され、駆動機構が、モータを保持すると共に側壁の一部を画定するように筐体の開口部を覆う保持プレートを含み、フレキシブル配線板は、保持プレート、屈曲要素を覆う領域に位置する側壁、保持プレートと対向する領域に位置する側壁に沿うように配設されているため、モータと位置センサがレンズ光学系を挟んで両側に配置されることで、モータと位置センサが近くに配置された場合にフレキシブル配線板を接続する関係上生じ得る無駄な空間を解消でき、モータと位置センサをそれぞれ必要最小限の空間に収めることができ、又、フレキシブル配線板の取り回し及び結線も容易に行うことができ、全体として小型化を達成することができる。また、駆動機構の一部をなす保持プレートが、筐体の側壁を画定する(筐体の開口部を塞ぐ)ように、駆動機構が筐体に組み付けられるため、その組み付けが容易であり、又、一旦組み付けた後でも内部の点検又は修理等の際に容易に取り外すことができる。
この構成によれば、正面壁上にはフレキシブル配線板が配設されていないため、カバーの取り外し又は取り付けを容易に行うことができ、又、正面壁にカバーで覆れる開口部を設けたことにより、レンズ光学系の可動レンズ群等を筐体内に挿入して容易に配置することができる。
この構成によれば、複数の駆動機構及び位置センサを備える構成においても、これらがレンズ光学系を挟んで両側にそれぞれ配置されるため、ズーミング機能等を搭載しつつも、小型化、薄型化等を達成することができる。
図1ないし図17は、本発明に係るレンズ鏡胴の一実施形態を示すものであり、図1はレンズ鏡胴Mが携帯電話機Pに搭載された状態を示す斜視図、図2及び図3はレンズ鏡胴Mの斜視図、図4はカバーを外した状態でのレンズ鏡胴の斜視図、図5はカバー及び駆動機構を外した状態でのレンズ鏡胴の斜視図、図6はレンズ鏡胴の分解斜視図、図7及び図8はレンズ鏡胴の筐体を示す斜視図、図9及び図10は筐体の内部を示す断面図及び平面図、図11はレンズ鏡胴の外側面及び内部を示す断面図、図12はレンズ鏡胴の光軸を含む面での断面図、図13は押えカバーの斜視図、図14は駆動機構を示す斜視図、図15及び図16はフレキシブル配線板の配設状態を示す平面図及び側面図、図17は可動レンズ群の動作を説明する断面図である。
尚、ここでは、レンズ鏡胴Mは、図1に示すように、携帯電話機Pのモニタを有する蓋体P1に内蔵されており、被写体光の光軸Lが蓋体P1の外面に垂直に進入した後に直角に屈曲して、レンズ鏡胴Mの後方側に連結されたCCD等の撮像素子に入り込むように形成されている。
ここでは、プリズム80、プリズム80よりも光路(光軸方向L)の後方において順次配列された、前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、後側固定レンズ群70により、レンズ光学系が構成されている。
そして、筐体10においては、図2及び図3に示すように、延出側壁17及び押えカバー19の縁部並びにカバー18等により正面壁S1が画定され、延出側壁17及び押えカバー19並びに前壁11の縁部により正面壁S1内において略矩形の撮影窓S1´が画定され、正面壁S1と対向する底壁14により背面壁S2が画定され、側壁13及び延出側壁17によりレンズ光学系を挟んで一方側に位置する側壁S3、押えカバー19により傾斜した側壁S4、延出側壁17及び後述する駆動機構90の保持プレート93によりレンズ光学系を挟んだ他方側に位置し側壁S3と対向する側壁S5が画定されている。
このように、筐体10が3つのガイドシャフト21,22,23の両端部を嵌合させて固定するため、光軸Lと平行になるように3つのガイドシャフト21,22,23を高精度に組み付けることができ、それ故に、3つのガイドシャフト21,22,23にガイドされる複数の可動レンズ群(前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40のレンズGの)光軸合わせを高精度に行うことができる。
そして、カバー18は、図2に示すように、正面壁S1を画定すると共に、筐体10の内部に収容する部品(ガイドシャフト21,22,23、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、コイルスプリング50等)の組み付けが完了した後に、開口部15を覆うようにネジBを用いて筐体10に結合されるようになっている。
このように、筐体10に対して着脱自在なカバー18を設けたことにより、内部の確認及び必要に応じた分解作業を容易に行うことができる。また、カバー18を平板状に形成したことにより、カバー18に垂直な方向(光軸Lに垂直な厚み方向)の薄型化を達成することができる。
そして、押えカバー19は、図6及び図12に示すように、プリズム80を2つの延出側壁17の間に挟み込むように挿入した後に、プリズム80を位置決め部17cに向けて押えつつ固定するように、掛止片19aを掛止爪17bに掛止して筐体10に結合されるようになっている。ここで、掛止片19aは掛止爪17bに対してスナップフィットにより結合されるため、掛止片19aを外側に撓ませれば、押えカバー19を筐体10から容易に取り外すことができる。
そして、ガイドシャフト21は、後述する前側可動レンズ群30の連結部32を摺動自在に連結させて光軸方向Lにガイドするようになっている。
また、ガイドシャフト22は、後述する後側可動レンズ群40の連結部42を摺動自在に連結させて光軸方向Lにガイドするようになっている。
さらに、回転止めガイドシャフト23は、後述する前側可動レンズ群30の連結部33及び後側可動レンズ群40の連結部43を摺動自在に連結させて光軸L回りの回転を一緒に規制しつつ光軸方向Lにガイドするようになっている。
後側固定レンズ群70は、図6及び図9に示すように、レンズG単体からなり、筐体10の後側環状固定部12aに対して、光軸方向Lの後方から挿入して固定されるように形成されている。
第1駆動機構91は、図9に示すように、第1モータ91a、第1モータ91aに直結された第1リードスクリュー91b、第1リードスクリュー91bに螺合されると共に前側可動レンズ群30の係合片35に光軸方向Lの後側から係合する第1ナット91c、第1リードスクリュー91bの先端に嵌合された第1軸受部材91d、第1モータ91a及び第1軸受部材91dを保持する第1保持プレート91e等を備えている。ここで、第1モータ91aとしてはステッピングモータ等が採用される。
第1保持プレート91eは、コ字状に両端が屈曲して形成され、その主面においてネジBを捩じ込むネジ孔91e´を有し、一端側で第1モータ91aを保持し、他端側で第1軸受部材91dを保持するようになっている。
そして、第1駆動機構91は、第1モータ91aの起動により第1リードスクリュー91bが回転すると、第1ナット91cが光軸方向Lに移動し、第1ナット91cに追従する係合片35を介して、前側可動レンズ群30を光軸方向Lの所望の位置に移動させる。
第2保持プレート92eは、第1保持プレート91eと同一形状をなすようにコ字状に両端が屈曲して形成され、その主面においてネジBを捩じ込むネジ孔92e´を有し、一端側で第2モータ92aを保持し、他端側で第2軸受部材92dを保持するようになっている。
そして、第2駆動機構92は、第2モータ92aの起動により第2リードスクリュー92bが回転すると、第2ナット92cが光軸方向Lに移動し、第2ナット92cに追従する係合片45を介して、後側可動レンズ群40を光軸方向Lの所望の位置に移動させる。
また、駆動機構90は、図14に示すように、円孔93cを通したネジBをネジ孔17aに捩じ込みかつ円孔14bを通したネジBをネジ孔93eに捩じ込むことにより、その一部(第1保持プレート91e、第2保持プレート92e、及び保持プレート93)により筐体10の開口部16を塞ぐように、着脱自在に取り付けられるようになっている。
このように、駆動機構90を筐体10の外側から近づけて開口部16を覆うように組み付けることで、その組み付けを容易に行うことができ、又、一旦組み付けた後でも内部の点検又は修理等の際に容易に取り外すことができる。
尚、保持プレート93と第1モータ91a及び第2モータ92aの間に、エポキシ樹脂等の接着剤94を充填することにより、隙間を完全に密閉でき、筐体10内部へのゴミ等の侵入を防止することができる。
第2位置センサ102は、投光素子及び受光素子を備えた透過型の光センサであり、図4、図9、図11(a)に示すように、筐体10の側壁13にて開口する凹部12eに取り付けられている。そして、第2位置センサ102は、検出片44が投光素子から受光素子に向う検出光を遮ることで、後側可動レンズ群40の初期位置を検出するようになっている。
ここで、第1位置センサ101と第2位置センサ102は、図4及び図11に示すように、レンズ光学系を挟んで駆動機構90と反対側に配置され、かつ、光軸方向Lに配列されている。
このように、第1位置センサ101及び第2位置センサ102と駆動機構90とは、レンズ光学系(プリズム80、前側固定レンズ群60、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、後側固定レンズ群70)を挟んで両側にそれぞれ配置されるため、ズーミング機能等を搭載しつつも、小型化、薄型化等を達成することができ、又、第1位置センサ101と第2位置センサ102とが、光軸方向Lに配列されているため、フレキシブル配線板110を小型で小さい面積にすることができ、その結果、薄型化、小型化等を達成することができる。
そして、フレキシブル配線板110は、筐体10の外側において、保持プレート93及び延出側壁17により画定される側壁S5、押えカバー19により画定される側壁S4、側壁S5とレンズ光学系を挟んで対向する側壁S3に沿うように、配設されている。
また、一つのフレキシブル配線板110が、第1モータ91a及び第2モータ92aと第1位置センサ101及び第2位置センサ102に接続されるため、部品点数を削減して、構造を簡素化、低コスト化等を達成することができる。その結果、小型で薄型化が要求される携帯電話機等に搭載されるデジタルカメラ(モバイルカメラ)に好適なレンズ鏡胴を得ることができる。
組み付けに先立って、筐体10、カバー18、押えカバー19、3つのガイドシャフト21,22,23、前側可動レンズ群30、後側可動レンズ群40、コイルスプリング50、前側固定レンズ群60、後側固定レンズ群70、プリズム80、モジュール化された駆動機構90、第1位置センサ101及び第2位置センサ102、フレキシブル配線板110等を準備する。
そして、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40が開口部15から筐体10内に挿入されて所定位置に保持され、ガイドシャフト21,22及び回転止めガイドシャフト23が、光軸方向Lの後方から筐体10に近づけられて対応する嵌合孔12bにそれぞれ挿入され、ガイドシャフト21が前側可動レンズ群30の連結部32に挿入され、ガイドシャフト22が後側可動レンズ群40の連結部42に挿入され、回転止めガイドシャフト23が後側可動レンズ群40の連結部43に挿入されかつ前側可動レンズ群30の連結部33に挿入され、さらに、筐体10の対応する嵌合孔11bにそれぞれ挿入される。
また、前側可動レンズ群30は、回転止めガイドシャフト23により光軸L回りの回転が規制されつつガイドシャフト21により光軸方向Lに移動自在にガイドされる状態となり、後側可動レンズ群40は、回転止めガイドシャフト23により光軸L回りの回転が規制されつつガイドシャフト22により光軸方向Lに移動自在にガイドされる状態となる。
このように、光軸方向Lにガイドする専用のガイドシャフト21,22と光軸L回りの回転を規制する共通のガイドシャフト23を採用することで、構造の簡素化、部品点数の削減が達成され、前側可動レンズ群30及び後側可動レンズ群40は光軸方向Lに高精度にガイドされ得る。
続いて、前側固定レンズ群60が、光軸方向Lの前方から筐体10に近づけられて、前側環状固定部11aに挿入され適宜接着剤等を用いて固定される。
続いて、後側固定レンズ群70が、光軸方向Lの後方から筐体10に近づけられて、後側環状固定部12aに挿入され適宜接着剤等を用いて固定される。
尚、後側固定レンズ群70が先に組み込まれ、続いて、前側固定レンズ群60が組み込まれてもよい。
ここで、特性検査で合格すると、プリズム80が筐体10に嵌め込まれ、その外側から押えカバー19が組み付けられる。尚、特性検査で不合格になると、適宜手直し工程に移行される。続いて、カバー18が開口部15を塞ぐように筐体10に組み付けられる。
尚、カバー18は、プリズム80及び押えカバー19の組み付け前に組み付けられてもよい。
これにより、レンズ鏡胴が完成する。
その後、必要に応じて、筐体10の後方に位置する凹部12hに撮像素子が嵌め込まれる。
先ず、被写体光は、プリズム80に垂直な方向から進入し、プリズム80により90度光路が屈曲させられ、直線上に並ぶ前側固定レンズ群60→前側可動レンズ群30→後側可動レンズ群40→後側固定レンズ群70を順次通過し、さらに後方に配置される撮像素子に入射するようになっている。
そして、休止状態においては、前側レンズ群30は光軸方向Lの最も前方に停止し、後側可動レンズ群40は光軸方向Lの最も後方に停止した状態にある。
そして、第1駆動機構91により、前側可動レンズ群30が光軸方向Lに駆動され、第2駆動機構92により、後側可動レンズ群40が光軸方向Lに駆動され、図17(a)に示す広角端撮影位置から、図17(b)に示す中間撮影位置を経て、図17(c)に示す望遠端撮影位置に至るようになっている。
上記構成をなすレンズ鏡胴Mによれば、構造の簡素化、組付け作業性の向上、組付け精度の向上等が達成されつつ、電気的接続を行うフレキシブル配線板110を筐体10の正面壁S1及び背面壁S2から外れた領域(側壁S5,S4,S3)に配設したことによって、携帯電話機P等に搭載されるのに適した小型で薄型のレンズ鏡胴が得られる。
上記実施形態においては、前側固定レンズ群60及び後側固定レンズ群70を含むレンズ光学系において、本発明を適用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、固定レンズ群が無い可動レンズ群だけのレンズ光学系において本発明を適用してもよい。
上記実施形態においては、駆動機構90が第1駆動機構91及び第2駆動機構92を含みかつ一体的にモジュール化された場合を示したが、これに限定されるものではなく、第1駆動機構91及び第2駆動機構92が別々に筐体10に組み付けられる構成において、本発明を採用してもよい。
P 携帯電話機
P1 蓋体
L 光軸方向
10 筐体
S1 正面壁
S1´ 撮影窓
S2 背面壁
S3,S4,S5 側壁
11 前壁
11a 前側環状固定部
11b 嵌合孔
11c ネジ穴
11d 位置決め突起
11e,11f 凹部
12 後壁
12a 後側環状固定部
12b 嵌合孔
12c ネジ穴
12d 位置決め突起
12e,12f 凹部
12g フランジ部
12h 凹部
12i,13a 掛止爪
13 側壁
14 底壁
14a 位置決め突起
14b 円孔
15,16 開口部
17 延出側壁
17a ネジ穴
17b 掛止爪
17c 位置決め部
18 カバー
18a,18b 円孔
18c 掛止片
19 押えカバー
19a 掛止片
19b 当接部
21,22 ガイドシャフト
23 回転止めガイドシャフト
30 前側可動レンズ群
31 レンズ枠
G レンズ
32,33 連結部
34 検出片
35 係合片
36 掛止部
40 後側可動レンズ群
41 レンズ枠
G レンズ
42,43 連結部
44 検出片
45 係合片
46 掛止部
50 コイルスプリング
60 前側固定レンズ群
G レンズ
70 後側固定レンズ群
G レンズ
80 プリズム(屈曲要素)
90 駆動機構
91 第1駆動機構
91a 第1モータ
91b 第1リードスクリュー
91c 第1ナット
91d 第1軸受部材
91e 第1保持プレート
91e´ ネジ孔
92 第2駆動機構
92a 第2モータ
92b 第2リードスクリュー
92c 第2ナット
92d 第2軸受部材
92e 第2保持プレート
92e´ ネジ孔
93 保持プレート
93a,93b,93c,93d 円孔
93e ネジ孔
94 接着剤
101 第1位置センサ
102 第2位置センサ
110 フレキシブル配線板
111,112,113 配設部
114 延出部
Claims (3)
- 光を通す撮影窓が形成された正面壁,前記正面壁と対向する背面壁,前記正面壁及び背面壁を連結する側壁を画定する筐体と、前記筐体内に配置されると共に,前記撮影窓から進入する光を屈曲させる屈曲要素及び前記屈曲要素よりも光路の後方に配置され光軸方向に移動自在に支持された可動レンズ群を含むレンズ光学系と、前記可動レンズ群を光軸方向に駆動するモータを含む駆動機構と、前記可動レンズ群の位置を検出する位置センサと、前記モータ及び位置センサに電気的に接続されるフレキシブル配線板と、を備えたレンズ鏡胴であって、
前記モータ及び位置センサは、前記レンズ光学系を挟んで前記筐体の両側に配置され、
前記駆動機構は、前記モータを保持すると共に前記側壁の一部を画定するように前記筐体の開口部を覆う保持プレートを含み、
前記フレキシブル配線板は、前記筐体の外側において、前記保持プレート、前記屈曲要素を覆う領域に位置する前記側壁、前記保持プレートと対向する領域に位置する前記側壁に沿うように配設されている、
ことを特徴とするレンズ鏡胴。 - 前記筐体は、前記正面壁の一部を画定すると共に着脱自在に取り付けられた平板状のカバーを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。 - 前記可動レンズ群は、光軸方向において配列された複数の可動レンズ群を含み、
前記駆動機構は、前記複数の可動レンズ群をそれぞれ駆動するべく隣接して配列された複数の駆動機構を含み、
前記位置センサは、前記複数の可動レンズ群に対応して配列された複数の位置センサを含む、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡胴。
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