JP2007050936A - パーツフィーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成でパーツ移送効率を向上させることができるパーツフィーダを提供する。
【解決手段】 一側面の両端部に磁性体電極5が形成されたパーツ6を、磁性体電極5が前後に位置する姿勢に整列して移送するパーツフィーダであって、磁極部28の先端を円弧状に形成した電磁石と、磁極部28の円弧状先端に被せた状態で回転可能な非磁性体製の回転板27と、該回転板27を挟んで磁極部28とは反対側に設けられたパーツ貯留部29と、該パーツ貯留部29に下端が連通し、磁極部28の円弧状先端28aに沿って設けられた円弧状のパーツ搬送路30と、該パーツ搬送路30の終端に配置された導出部材54とを備え、磁性体電極5を磁極部28の磁力により吸引してパーツ貯留部29内のパーツ6を回転板27の表面に吸着させ、この吸着状態で回転板27を回転してパーツ6をパーツ搬送路30へ送り出して整列する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、磁性体電極が形成されたチップ状のパーツを磁力により整列して移送するパーツフィーダに関する。
磁性体電極が形成されたチップ状のパーツを整列して移送するパーツフィーダにおいては、磁石が発生する磁力によりパーツを吸引して壁に吸着し、この吸着状態で磁石を移動することによりパーツを取込口へ搬送するものが提案されている(特許文献1参照)。このパーツフィーダは、予め定められた向きに整列していないパーツを取込口の縁に引っ掛けて落下させる一方、整列されたパーツのみを取入口へ取り込んで、パーツの整列処理を行う。
また、パーツフィーダの中には、搬送中のパーツが予め定められた向きに整列しているか否かを光学的な検査手段を用いて検査し、この検査結果に基づいて、整列していないパーツを排除したり、あるいは反転したりして、パーツの向きを整列するものが存在する。
特開平11−059872号公報
ところで、近年、パーツフィーダのパーツ移送効率の向上が望まれている。しかしながら、上記特許文献に記載のパーツフィーダは、取入口でパーツの整列処理を行っているため、短時間に大量のパーツを取入口へ送ると、パーツが取入口で詰まり易い。したがって、却ってパーツ移送効率を低下させる虞がある。さらに、磁性体電極を壁に沿わせた状態で磁石を移動することでパーツを壁面に摺動させながら搬送するので、パーツの搬送中に磁性体電極が壁へ擦り付けられ易く、パーツの磁性体電極が損傷することがある。
また、検査手段を備えてパーツの整列状態を検査するパーツフィーダにおいては、パーツを高速で搬送すると、検査手段が全てのパーツをもれなく検査することが困難になる。このため、幾つかのパーツが整列していないままの状態で移送先へ移送されてしまう虞がある。そこで、検査手段を複数設ける等することが考えられるが、検査手段やパーツフィーダ全体の構成が複雑になったり、パーツフィーダの製造コストが高くなったりする不都合を生じてしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成でパーツ移送効率を向上させることができ、且つ移送中のパーツの磁性体電極が損傷することを抑えることができるパーツフィーダを提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、一側面の両端部に磁性体電極が形成されたパーツを、磁性体電極が前後に位置する姿勢に整列して移送するパーツフィーダであって、
磁極部の先端を円弧状に形成した磁力発生源と、
前記磁極部の円弧状先端に被せた状態で回転可能な非磁性体製の回転板と、
該回転板を挟んで前記磁極部とは反対側に設けられたパーツ貯留部と、
該パーツ貯留部に下端が連通し、前記磁極部の円弧状先端に沿って設けられた円弧状のパーツ搬送路と、
該パーツ搬送路の終端に配置され、パーツをパーツ搬送路から回転板の外方へ導出する導出部材と、
を備え、前記磁性体電極を磁極部の磁力により吸引してパーツ貯留部内のパーツを回転板の表面に吸着させ、この吸着状態で回転板を回転してパーツをパーツ搬送路へ送り出して整列することを特徴とするパーツフィーダである。
請求項2に記載のものは、前記回転板の回転中心を磁極部の円弧状先端の曲率中心よりもパーツ貯留部側へ偏心したことを特徴とする請求項1に記載のパーツフィーダである。
請求項3に記載のものは、前記パーツ搬送路へ向けて圧縮気体を噴出可能な気体噴出機構を備え、
該気体噴出機構は、両方の磁性体電極がパーツ搬送路上に位置し、且つ回転板に重合した整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させない一方、整列姿勢以外の状態で回転板に吸着している非整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させる程度の勢いで圧縮気体を噴出するように設定されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパーツフィーダである。
請求項4に記載のものは、前記磁極部が生じる磁力の強さを調整可能な磁力調整機構を備え、
該磁力調整機構は、両方の磁性体電極がパーツ搬送路上に位置し、且つ回転板に重合した整列姿勢のパーツをパーツ搬送路に維持する一方、整列姿勢以外の状態で回転板に吸着している非整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させる程度の強さに磁極部からの磁力を調整可能としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のパーツフィーダである。
請求項5に記載のものは、前記パーツ搬送路の外方に、パーツを摺動しながらパーツ搬送路の終端へ向けて誘導する円弧壁状の誘導部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパーツフィーダである。
請求項6に記載のものは、前記パーツ搬送路の終端に、底部および側部をパーツの送り方向へ進行するにしたがって次第に傾けたパーツ回転部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のパーツフィーダである。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、磁極部の先端を円弧状に形成した磁力発生源と、磁極部の円弧状先端に被せた状態で回転可能な非磁性体製の回転板と、該回転板を挟んで磁極部とは反対側に設けられたパーツ貯留部と、該パーツ貯留部に下端が連通し、磁極部の円弧状先端に沿って設けられた円弧状のパーツ搬送路と、該パーツ搬送路の終端に配置され、パーツをパーツ搬送路から回転板の外方へ導出する導出部材とを備え、磁性体電極を磁極部の磁力により吸引してパーツ貯留部内のパーツを回転板の表面に吸着させ、この吸着状態で回転板を回転してパーツをパーツ搬送路へ送り出して整列するので、磁極部の円弧状先端に磁性体電極を吸引して、パーツ搬送路上にパーツの両端部を配置し易くすることができる。したがって、パーツを磁性体電極がパーツ搬送路に沿って前後に位置する姿勢で簡単に整列することができる。このことから、パーツの姿勢を整えるための複雑な機構を備える必要がなく、簡単な構成でパーツを整列可能なパーツフィーダを実現することができる。これにより、移送速度を上げたとしても、パーツの整列が間に合わずに整列していない状態のパーツが移送されたり、あるいはパーツフィーダ内で詰まってしまったりする不具合を抑えることができ、整列されたパーツの移送効率の向上を図ることができる。
また、パーツ搬送路上において、磁性体電極が回転板上を摺動することなくパーツを搬送することができる。したがって、磁性体電極が回転板へ擦り付けられることがなく、パーツの磁性体電極が損傷することを抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、回転板の回転中心を磁極部の円弧状先端の曲率中心よりもパーツ貯留部側へ偏心したので、パーツ搬送路と回転板の回転中心との距離をパーツ貯留部からパーツ搬送路の終端へ向かうに連れて次第に長くなるように設定することができる。したがって、パーツ搬送路におけるパーツの回転半径を変化させて搬送距離を次第に大きくすることができ、パーツ搬送路に沿って並んだパーツの前後間隔を広げることができる。このことから、パーツがパーツ搬送路上で詰まり難くなり、パーツフィーダによるパーツの移送をスムーズに行うことができる。さらに、パーツの選別を効率よく行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、パーツ搬送路へ向けて圧縮気体を噴出可能な気体噴出機構を備え、両方の磁性体電極がパーツ搬送路上に位置し、且つ回転板に重合した整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させない一方、整列姿勢以外の状態で回転板に吸着している非整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させる程度の勢いで圧縮気体を噴出するように上記気体噴出機構を設定したので、パーツ搬送路へ圧縮気体を噴出して、パーツ搬送路上から非整列姿勢のパーツを取り除くことができ、整列されたパーツの選別を簡単に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、磁極部が生じる磁力の強さを調整可能な磁力調整機構を備え、該磁力調整機構は、両方の磁性体電極がパーツ搬送路上に位置し、且つ回転板に重合した整列姿勢のパーツをパーツ搬送路に維持する一方、整列姿勢以外の状態で回転板に吸着している非整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させる程度の強さに磁極部からの磁力を調整可能としたので、磁極部が生じる磁力の強さを調整して、パーツ搬送路上から非整列姿勢のパーツを取り除くことができ、整列されたパーツの選別を簡単に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、パーツ搬送路の外方に、パーツを摺動しながらパーツ搬送路の終端へ向けて誘導する円弧壁状の誘導部を備えたので、整列したパーツの姿勢が搬送途中で変わってしまう不具合を抑えることができ、整列姿勢のパーツの移送効率を一層向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、パーツ搬送路の終端に、底部および側部をパーツの送り方向へ進行するにしたがって次第に傾けたパーツ回転部を設けたので、パーツの姿勢を回転板に対向していた磁性体電極が異なる方向を向く状態に変換することができ、次工程へ移送する際のパーツの姿勢の設定自由度を拡げることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るパーツフィーダ1の正面図、図2は断面図である。
パーツフィーダ1は、図1に示すように、パーツを縦方向へ回転搬送しながら整列する整列機構2と、該整列機構2で整列されたパーツを移送先(例えば、次工程を行う装置)へ送る送り機構3とをベース4上に備えて構成されている。
なお、本実施形態のパーツフィーダ1は、磁性体電極5を備えたチップ状のコイル6を移送対象パーツとして移送する。このコイル(パーツ)6は、0.4mg程度の重量を有し、図3に示すように、長さ0.8mm、四角形端部の一辺長さ0.4mm程度の小さな角片形状のセラミック製コイル芯7を備え、該コイル芯7の中央部分を両端部分よりも細く形成し、この中央部分にワイヤ8を巻回している。また、コイル6の一側面(図中下側面)の両端部に、例えばニッケルメッキ等を施して磁性体電極5を形成し、該磁性体電極5にワイヤ8の端部を半田付けしている。さらに、コイル6の他側面(図中上側面)に有色の樹脂層9を形成し、コイル6の向き(具体的には磁性体電極5を下に向けた姿勢)が容易に認識できるように構成されている。そして、パーツフィーダ1においては、磁性体電極5が前後に位置する姿勢に整列して移送される。
整列機構2は、上部に配置されたホッパー部13と、該ホッパー部13の下方に配置され、パーツ6を磁力で吸引しながら整列する整列操作部14とを備え、ホッパー部13と整列操作部14との側方(図1中右側方)には、ホッパー部13から整列操作部14へパーツ6を流下させるための縦長な流下路15を備え、整列操作部14を挟んで流下路15とは反対側には、整列操作部14で発生する磁力の強さを調整可能な変圧器等の磁力調整機構16を備えている。
ホッパー部13は、図1および図2に示すように、横長な貯留空間部18を上方へ向けて拡開した状態で区画形成し、貯留空間部18の一側(図1中左側)の上方に投入口19を開設し、貯留空間部18の他側(図1中右側)を流下路15の上部に連通している。また、貯留空間部18の底部を開口し、この底部開口の下方に搬送機(ベルトコンベア)20を配置している。搬送機20は、投入口19の下方から流下路15の上部の側方に亘って延設された無端ベルト21と、この無端ベルト21を掛け渡す両端のローラ22と、一方のローラ22を回転駆動するモータ等のローラ駆動源(図示せず)とにより構成されている。したがって、ホッパー部13の投入口19からパーツ6を投入して貯留空間部18に貯留し、この貯留状態で搬送機20を駆動して無端ベルト21を流下路15の上部へ向けて移動すると、貯留空間部18内のパーツ6を流下路15へ送ることができる。
整列操作部14は、ケーシング25の略中央部分に収納され、磁力調整機構16に電気的に接続された電磁石26(本発明における磁力発生源に相当)と、該電磁石26を覆う状態でケーシング25の表面(前面)に配置された非磁性体製の円形回転板27と、該回転板27の下部を挟んで後述する電磁石26の磁極部28とは反対側に設けられたパーツ貯留部29と、該パーツ貯留部29に下端(始端)が連通した状態で回転板27上に設定された円弧状のパーツ搬送路30とを備えて構成されている。また、当該整列操作部14の前方を透明なカバー31で開閉可能な状態で覆っている。
電磁石26は、先端を円弧状(詳しくは円環状)に形成した磁極部28を備え、この円弧状先端28aをケーシング25の表面(本実施形態では前側面。図2中右側に位置する表面)と略同じ位置に配置している(図2および図5参照)。磁極部28は、コア32の前端(図2中右端)に浅いカップ状の第1磁極体33を備え、該第1磁極体33の外方に円筒状の第2磁極体34を配置し、該第2磁極体34をコア32の後端(図2中左端)に接続して構成されている。第1磁極体33は、磁極部28の円弧状先端28aの一部となる縁部33aをケーシング25の前側面へ向けて延出するとともに、縁部33aの厚さが先端へ向けて次第に薄くなる状態、言い換えると断面において縁部33aの先端が鋭角に尖った状態で形成している。また、第2磁極体34は、磁極部28の円弧状先端28aの一部となる先端部に環状の突起34aを第1磁極体33の縁部33aの先端へ向けて突設し、この突起34aを第1磁極体33の縁部33aの先端に対向させている。
そして、磁極部28は、第1磁極体33の縁部33aの先端と第2磁極体34の突起34aとの間をパーツの太さよりも狭い幅で離隔して円弧状の磁場発生空間部35を形成している。したがって、電磁石26に通電すると、第1磁極体33の先端に一方の磁極(例えばN極)が発生するととも、第2磁極体34の突起34aに他方の磁極(例えばS極)が発生する。これにより、磁場発生空間部35に磁場が磁極部28の円弧状先端28aに沿って円弧状に発生する。
また、電磁石26の中央部分には、前後方向へ延設された回転軸36を磁極部28の円弧状先端28aの曲率中心(磁場発生空間部35の曲率中心)C1よりも下方(パーツ貯留部29側)へ偏心した位置で軸支し、回転軸36の前端(図2中右端)に円弧状先端28aよりもひと回り大きな回転板27を縦向きの姿勢で止着している。したがって、図4に示すように、回転板27の回転中心C2を磁極部28の円弧状先端28aの曲率中心C1よりもパーツ貯留部29側へ偏心した位置に配置したことになる。また、磁極部28の第1磁性体33の内側にリング状のスペーサ37を設け、該スペーサ37により回転板27を支持した状態で、回転板27の外周部分を磁極部28の円弧状先端28aへ当接あるいは近接している。さらに、回転軸36の後端(図2中左端)には、プーリ38およびタイミングベルト39を介してモータ等の回転板駆動源40を接続し、該回転板駆動源40を駆動することで回転板27を磁極部28の円弧状先端28aに被せた状態で回転できるように構成されている。なお、本実施形態では、回転板27は、正面から見て時計方向へ回転する。また、回転板27は、板厚0.2mmのステンレス鋼で構成されているが、非磁性体製であればどのような材質であってもよい。例えば、アルミ板、プラスチック板、ガラス板などでもよい。
回転板27の下部の前方に配置されたパーツ貯留部29は、ホッパー部13から流下路15を介して送られてきたパーツ6を整列前に一時貯留する箇所である。このパーツ貯留部29は、ケーシング25の下半部分、流下路15の下端部および回転板27の下部にプレート状の貯留部形成部材41を重合し、該貯留部形成部材41の上端部を回転板27へ向けて下り傾斜させ(図2参照)、該下り傾斜面と回転板27との間に形成されている。また、当該パーツ貯留部29の底部を磁極部28の先端28aに沿って円弧状に凹ませて形成し(図4参照)、パーツ貯留部29の底部に位置するパーツ6から優先して磁極部28の磁力により吸引されるように構成されている。さらに、パーツ貯留部29の側方には、パーツ貯留部29内にパーツ6が所定の高さ(例えば、パーツ6が横向きで2〜3個積み重なった程度の高さ)まで貯留されたか否かを検出する非接触タイプのレベルセンサ(例えば透過センサ)42を設けている。そして、パーツ貯留部29と流下路15の下端との間には、図1に示すように、パーツ貯留部29へ向けて下り傾斜した連通路43を形成し、流下路15から流下したパーツ6をパーツ貯留部29へ誘導できるように構成されている。
パーツ搬送路30は、回転板27のうち磁極部28とは反対側の表面(すなわち回転板27の前面)上に設定された円弧状の通路であり、磁極部28の円弧状先端28aおよび磁場発生空間部35に沿って設けられている。本実施形態では、回転板27の左半部分の前面に設定され、パーツ6がパーツ貯留部29から上方へ向けて磁極部28の円弧状先端28aの曲率中心C1の周りを時計方向へ回転して搬送されるように構成されている。また、パーツ搬送路30の外方には、パーツ6を摺動しながらパーツ搬送路30の終端へ向けて誘導する円弧壁状の誘導部44を備えている(図4および図5参照)。そして、パーツ搬送路30の曲率中心および誘導部44の曲率中心を磁極部28の円弧状先端28aの曲率中心C1と一致させて、回転板27の回転中心C2よりも上方、すなわちパーツ貯留部29から離れる方向へ偏心している。したがって、回転板27の回転中心C2とパーツ搬送路30(あるいは誘導部44)との距離は、パーツ搬送路30に沿って搬送方向(すなわちパーツ貯留部29からパーツ搬送路30の終端へ向かう方向)へ移動するに連れて次第に長くなるように設定されている。
なお、本実施形態では、パーツ6は、両端部の磁性体電極5がパーツ搬送路30上に位置し、且つ回転板27に重合した状態で磁極部28に吸引される姿勢(以下、整列姿勢と称す。)で整列される(図7参照)。この整列姿勢のパーツ6aは、両端部の磁性体電極5を磁極部28へ最も近づけることができ、磁極部28からの磁力、詳しくは磁場発生空間部35内の磁場に起因する磁力により吸引され易くなる。一方、整列姿勢以外の状態のパーツ(具体的には両端部の磁性体電極5が回転板27に重合しない非整列姿勢のパーツ6b、あるいは一方の磁性体電極5がパーツ搬送路30に位置しない非整列姿勢のパーツ6c)は、少なくともいずれかの磁性体電極5が整列姿勢の磁性体電極5よりも磁極部28から遠ざかって位置するため、整列姿勢時よりも弱い吸引力で回転板27の表面に吸着される。また、パーツ搬送路30におけるパーツ6の整列作用については、後で詳細に説明する。
そして、送り機構3は、パーツ6を直進させて搬送するための機構(リニアフィーダ)であり、図1に示すように、搬送台46と、該搬送台46を振動可能な状態で支持する支持台47と、支持台47と搬送台46との間に配置され、搬送台46を振動させる電磁式の振動発生部48とにより概略構成されている。搬送台46は、当該搬送台46の上部にパーツ6を滑り移動させる溝状の送り通路49を形成し、該送り通路49の上方には、送り通路49内のパーツ6の状態を監視する監視センサ50を設けてある。また、振動発生部48は、搬送台46をパーツ6の搬送方向(図1中白抜きの矢印で示す方向)へ移動させる電磁石等の加振手段51と、支持台47の側部と搬送台46の側部とを連結する板ばね52とにより構成され、板ばね52を傾斜した状態に配置して、板ばね52の搬送台46側の端部がパーツ6の搬送方向よりも僅かに上向きの方向へ沿って撓み移動できるように設定されている。
さらに、搬送台46の始端(図中左端)には、パーツ6を整列操作部14のパーツ搬送路30から回転板27の外方の送り機構3へ導出するための導出部材54を備え、該導出部材54をパーツ搬送路30の終端に配置している。この導出部材54は、図4および図6に示すように、パーツ搬送路30の終端に対向する箇所に、整列姿勢のパーツ6aが前端部(具体的には磁性体電極5を形成した前端部)から進入可能な断面L字状の切欠部55を設け、該切欠部55から円弧状のパーツ搬送路30の接線方向へ延出する溝部56を備え、該溝部56の終端を送り通路49に連通し、整列機構2により整列したパーツ6を送り機構3の送り通路49へ導出するように構成されている。また、送り通路49の途中には、底部および側部をパーツ6の送り方向へ進行するにしたがって次第に傾けた、すなわちひねったパーツ回転部57を形成し、パーツ6がパーツ回転部57を通ると、パーツ6の姿勢が回転板27に対向していた側面をひねって上方に向ける状態へ変換するように構成されている。
そして、パーツフィーダ1は、整列操作部14のパーツ搬送路30へ向けて圧縮気体(例えば圧縮空気)を噴出可能な気体噴出機構60を備えている。この気体噴出機構60は、パーツ搬送路30の外方に配置され、複数(本実施形態では3つ)の気体噴出孔61を開設した噴出部62と、整列操作部14を貫通して気体噴出孔61に連通する連通孔63と、該連通孔63に接続された気体供給源(図示せず)とにより構成され、気体噴出孔61の開口端をパーツ搬送路30へ臨ませている(図5参照)。また、噴出部62から噴出される圧縮気体の勢いが、回転板27に整列姿勢で吸着するパーツ6をパーツ搬送路30から落下させない一方、整列姿勢以外の状態で回転板27に吸着しているパーツ6をパーツ搬送路30から落下させる程度の勢いとなるように設定されている。
次に、パーツフィーダ1の作用について説明する。なお、パーツフィーダ1でパーツ6を移送する準備として、磁力調整機構16を調整して、磁極部28から発生する磁力がパーツ6を十分に吸引して回転板27の表面に吸着させ、吸着したパーツ6が自重により回転板27上を滑り落ちないように、詳しくは吸着力により生じる回転板27とパーツ6との摩擦力がパーツ6の自重よりも大きくなるように設定する。また、送り機構3の振動発生部48を駆動して搬送台46を振動させ、また、気体噴出機構60からパーツ搬送路30へ向けて圧縮気体を噴出しておく。
まず、複数のパーツ6をホッパー部13の投入口19から貯留空間部18へ投入し、搬送機20を駆動して貯留空間部18内のパーツ6を流下路15へ流下し、パーツ貯留部29へ送る。このとき、パーツ貯留部29にパーツ6が所定量まで貯留してレベルセンサ42がパーツ6を検出すると、この検出信号に基づいて搬送機20が停止し、パーツ6のパーツ貯留部29への供給が停止する。したがって、パーツ6がパーツ貯留部29に供給され過ぎることを防ぎ、パーツ貯留部29内のパーツ6と回転板27との接触抵抗が大きくなり過ぎることを抑えることができる。このことから、回転板27を滞りなく回転駆動させることができ、パーツ6の搬送動作をスムーズに行うことができる。
パーツ貯留部29にパーツ6が貯留されると、整列操作部14は、パーツ6の磁性体電極5を磁極部28の磁力により吸引してパーツ貯留部29内のパーツ6を回転板27の表面に吸着させる。この吸着状態で回転板27を時計方向へ回転すると、パーツ6が磁極部28の円弧状先端28aに沿って移動してパーツ搬送路30へ送り出される。このとき、磁性体電極5が磁極部28の円弧状先端28aに吸引されるため、パーツ6の両端部がパーツ搬送路30上に配置され易い。したがって、パーツ6を磁性体電極5,5がパーツ搬送路30に沿って前後に位置する姿勢で簡単に整列することができる。このことから、パーツ6の姿勢を監視するためのセンサやパーツ6の姿勢を整えるための複雑な機構を備える必要がなく、簡単な構成でパーツ6を整列可能なパーツフィーダ1を実現することができる。これにより、移送速度を上げたとしても、パーツ6の整列が間に合わずに整列していない状態のパーツ6が移送されたり、あるいはパーツフィーダ1内で詰まってしまったりする不具合を抑えることができ、整列されたパーツ6の移送効率の向上を図ることができる。
また、パーツ搬送路30上において、磁性体電極5が回転板27上を摺動することなくパーツ6を搬送することができる。したがって、磁性体電極5が回転板27へ擦り付けられることがなく、パーツ6の磁性体電極5が損傷することを抑えることができる。
そして、回転板27の表面に吸着して回転搬送されるパーツ6の中には、図7に示すように、磁性体電極5,5を搬送方向の前後に位置する姿勢で吸着されたとしても、磁性体電極5,5を回転板27に対向させている整列姿勢のパーツ6aや、磁性体電極5,5を回転板27に対向させていない非整列姿勢のパーツ6bが混在する。さらには、一方の磁性体電極5が磁極部28に吸引されていても、前後に位置するパーツ6に邪魔されてパーツ搬送路30に沿って配置されないで起立してしまったり、他方の磁性体電極5がパーツ搬送路30から外れたりした非整列姿勢のパーツ6cも混在する。
このように様々な姿勢が混在した状態でパーツ6がパーツ搬送路30に沿って回転搬送され、気体噴出孔の61の側方に到達すると、これらのパーツ6は、気体噴出機構60からの圧縮気体を受ける。すると、整列姿勢のパーツ6aは、圧縮気体の圧力に耐え得る程度の吸着力で吸着しているので、パーツ搬送路30上から落下しないが、整列姿勢の状態よりも吸着力が弱い非整列姿勢のパーツ6b,6cは、圧縮気体の圧力により吹き飛ばされてパーツ搬送路30から落下する。すなわち、気体噴出機構60は、整列姿勢のパーツ6aをパーツ搬送路30から落下させない一方、非整列姿勢のパーツ6b,6cをパーツ搬送路30から落下させる程度の勢いで圧縮気体を噴出するので、パーツ搬送路30上から非整列姿勢のパーツ6b,6cを取り除くことができ、整列されたパーツ6の選別を簡単に行うことができる。そして、パーツ搬送路30から取り除かれたパーツ6は、下方のパーツ貯留部29へ落下して貯留され、再びパーツ搬送路30へ送ることができる。
さらに、パーツ搬送路30上に残った整列姿勢のパーツ6aは、回転板27の回転により誘導部44に側面を摺動させながらパーツ搬送路30を上昇し、パーツ搬送路30の終端および導出部材54へ向けて誘導される。したがって、整列したパーツ6の姿勢が搬送途中で変わってしまう不具合を抑えることができ、整列姿勢のパーツ6の移送効率を一層向上させることができる。
また、回転板27の回転中心C2を磁極部28の円弧状先端28aの曲率中心C1よりもパーツ貯留部29側へ偏心したことにより、パーツ搬送路30と回転中心C2との距離をパーツ貯留部29からパーツ搬送路30の終端へ向かうに連れて次第に長くなるように設定することができる。したがって、パーツ6が回転軸36の周りを回転してパーツ搬送路30の終端へ向けて搬送されると、パーツ6の回転半径が次第に長くなり、パーツ6の搬送速度(すなわち単位時間当たりの搬送距離)を次第に速くすることができる。このことから、パーツ搬送路30に沿って並んだパーツ6の前後間隔を広げることができる。これにより、パーツ6がパーツ搬送路30上で詰まり難くなり、パーツフィーダ1によるパーツ6の移送をスムーズに行うことができる。また、パーツフィーダ1によって送り出されるパーツ6の間に隙間ができると、パーツの選別を効率よく行うことができる。
整列姿勢のパーツ6aがパーツ搬送路30の終端まで到達すると、このパーツ6は、導出部材54の切欠部55から溝部56へ進入して回転板27の外方へ導出され、振動発生部48が発生する振動により溝部56内で僅かに振動しながら送り機構3の送り通路49へ滑り移動する。さらに、パーツ回転部57を通過すると、パーツ6は、回転板27に対向していた磁性体電極5が上方を向く状態に姿勢に変換され、この変換した姿勢で送り通路49の終端まで送られて次工程を行う装置へ移送される。したがって、次工程へ移送する際のパーツ6の姿勢の設定自由度を拡げることができる。
なお、本実施形態では、電磁石26によりパーツ6を吸引するように構成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁力発生源として永久磁石を採用し、この永久磁石によりパーツ6を吸引するように構成すれば、パーツフィーダ1の消費電力を低減することができ、パーツフィーダ1のランニングコストを抑えることができる。
また、本実施形態の気体噴出孔61は、その開口端が回転板27の回転中心C2を向く状態で開設されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、気体噴出孔61の開口端を誘導部44へ向けた状態で開設すれば、圧縮気体が誘導部44に吹き付けられて誘導部44の表面に沿って流れ易くなり、誘導部44とパーツ搬送路30上のパーツ6のとの間に吹き込み易くなる。したがって、不安定な非整列姿勢のパーツ6b,6cを一層落下させ易くなるので好適である。
ところで、上記実施形態では、気体噴出機構60から噴出する圧縮気体の圧力により、パーツ搬送路30上の非整列姿勢のパーツ6b,6cをパーツ搬送路30から外すように構成されたが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁力調整機構16により調整された磁力を利用して非整列姿勢のパーツ6b,6cをパーツ搬送路30から外してもよい。具体的に説明すると、磁力調整機構16を調整して磁極部28から発生する磁力がパーツ6を選別できる程度の強さ、すなわち整列姿勢のパーツ6aをパーツ搬送路30に維持する一方、非整列姿勢のパーツ6b,6cをパーツ搬送路30から落下させる程度の強さになるように設定してもよい。このように磁極部28の磁力の強さを調整し、パーツ貯留部29に貯留されたパーツ6を磁極部28の磁力により吸引してパーツ貯留部29内のパーツ6を回転板27の表面に吸着させ、この吸着状態で回転板27を回転してパーツ搬送路30へ送り出せば、整列姿勢のパーツ6aのみを回転板27に吸着したまま上昇させ、非整列姿勢のパーツ6b,6cを自重によりパーツ搬送路30から落下させることができる。このようにして、磁極部28が生じる磁力の強さを調整するだけで、パーツ搬送路30上から非整列姿勢のパーツ6b,6cを取り除くことができ、整列されたパーツ6の選別を簡単に行うことができる。
なお、上記した気体噴出機構60から噴出する圧縮気体の圧力と、磁力調整機構16により調整された磁力とを併用して非整列姿勢のパーツ6b,6cをパーツ搬送路から落下させるように構成すれば、パーツ6の選別を一層効率よく行うことができて好適である。
また、上記実施形態では、縦向きに配置した回転板27の表面にパーツ6を吸着させて、パーツ6の磁性体電極5が側方(詳しくは後方)を向く姿勢で搬送できるようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、回転板27を横向きに配置してもよく、横向きの回転板27の上面にパーツ6を吸着させるように整列操作部14を構成すれば、磁性体電極5を下方に向けた姿勢でパーツ6を整列することができ、また、下面にパーツ6を吸着させるように整列操作部14を構成すれば、磁性体電極5を上方に向けた姿勢でパーツ6を整列することができる。さらに、回転板27を傾斜した状態で配置してもよく、傾斜状態の回転板27の表面にパーツ6を吸着させるように整列操作部14を構成すれば、磁性体電極5を傾斜させた姿勢でパーツ6を整列することができる。このように、回転板27の姿勢の設定を変えて整列操作部14を構成すれば、送り機構3のパーツ回転部57においてパーツ6の姿勢を変換する必要がなく、磁性体電極5を所望の位置に配置した姿勢でパーツ6を移送することができて好適である。
パーツフィーダの正面図である。 パーツフィーダの断面図である。 移送対象パーツとしてのコイルの概略図であり、(a)は正面図、(b)は下方から見た斜視図である。 整列操作部の部分拡大図である。 気体噴出孔周辺の整列操作部の部分断面図である。 パーツ搬送路の終端周辺の整列操作部の部分断面図である。 パーツ搬送路におけるパーツの姿勢を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 気体噴出孔の変形例を示す概略図である。
符号の説明
1 パーツフィーダ
2 整列機構
3 送り機構
4 ベース
5 磁性体電極
6 コイル(パーツ)
7 コイル芯
8 ワイヤ
9 樹脂層
13 ホッパー部
14 整列操作部
15 流下路
16 磁力調整機構
18 貯留空間部
19 投入口
20 搬送機
21 無端ベルト
22 ローラ
25 ケーシング
26 電磁石
27 回転板
28 磁極部
28a 円弧状先端
29 パーツ貯留部
30 パーツ搬送路
31 カバー
32 コア
33 第1磁極体
33a 縁部
34 第2磁極体
34a 突起
35 磁場発生空間部
36 回転軸
37 スペーサ
38 プーリ
39 タイミングベルト
40 回転板駆動源
41 貯留部形成部材
42 レベルセンサ
43 連通路
44 誘導部
46 搬送台
47 支持台
48 振動発生部
49 送り通路
50 監視センサ
51 加振手段
52 板ばね
54 導出部材
55 切欠部
56 溝部
57 パーツ回転部
60 気体噴出機構
61 気体噴出孔
62 噴出部
63 連通孔

Claims (6)

  1. 一側面の両端部に磁性体電極が形成されたパーツを、磁性体電極が前後に位置する姿勢に整列して移送するパーツフィーダであって、
    磁極部の先端を円弧状に形成した磁力発生源と、
    前記磁極部の円弧状先端に被せた状態で回転可能な非磁性体製の回転板と、
    該回転板を挟んで前記磁極部とは反対側に設けられたパーツ貯留部と、
    該パーツ貯留部に下端が連通し、前記磁極部の円弧状先端に沿って設けられた円弧状のパーツ搬送路と、
    該パーツ搬送路の終端に配置され、パーツをパーツ搬送路から回転板の外方へ導出する導出部材と、
    を備え、前記磁性体電極を磁極部の磁力により吸引してパーツ貯留部内のパーツを回転板の表面に吸着させ、この吸着状態で回転板を回転してパーツをパーツ搬送路へ送り出して整列することを特徴とするパーツフィーダ。
  2. 前記回転板の回転中心を磁極部の円弧状先端の曲率中心よりもパーツ貯留部側へ偏心したことを特徴とする請求項1に記載のパーツフィーダ。
  3. 前記パーツ搬送路へ向けて圧縮気体を噴出可能な気体噴出機構を備え、
    該気体噴出機構は、両方の磁性体電極がパーツ搬送路上に位置し、且つ回転板に重合した整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させない一方、整列姿勢以外の状態で回転板に吸着している非整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させる程度の勢いで圧縮気体を噴出するように設定されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパーツフィーダ。
  4. 前記磁極部が生じる磁力の強さを調整可能な磁力調整機構を備え、
    該磁力調整機構は、両方の磁性体電極がパーツ搬送路上に位置し、且つ回転板に重合した整列姿勢のパーツをパーツ搬送路に維持する一方、整列姿勢以外の状態で回転板に吸着している非整列姿勢のパーツをパーツ搬送路から落下させる程度の強さに磁極部からの磁力を調整可能としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のパーツフィーダ。
  5. 前記パーツ搬送路の外方に、パーツを摺動しながらパーツ搬送路の終端へ向けて誘導する円弧壁状の誘導部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパーツフィーダ。
  6. 前記パーツ搬送路の終端に、底部および側部をパーツの送り方向へ進行するにしたがって次第に傾けたパーツ回転部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のパーツフィーダ。
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