JP2007050567A - 圧着用はがきの粉体接着剤塗布方法 - Google Patents

圧着用はがきの粉体接着剤塗布方法 Download PDF

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Abstract

【課題】具体的な材料処方で実用性のある圧着用はがきの粉体接着剤を作製してその実用的具体的塗布方法を提供する。
【解決手段】軟化点120℃のポリエステル樹脂を主成分とする粉体接着剤Aと軟化温度110±4℃の炭化水素系樹脂を主成分とする粉体接着剤Bの2種類の粉体接着剤を作製する。感光体ドラム6、帯電器7、記録ヘッド8、現像器9、現像ローラ11を備えた画像形成部2及び3と、搬送ベルト12、定着器4、両面印刷搬送機構5を有する粉体接着剤塗布装置1の2つの現像器9に粉体接着剤A及びBを収容する。秘匿情報印字済みの三つ折り圧着用はがきの表面の圧着すべき2面に粉体接着剤A及びBを転写して定着し、両面印刷搬送機構5で反転させ、裏面の圧着すべき2面に粉体接着剤A及びBを転写し定着して塗布が完了する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧着用はがきの粉体接着剤塗布方法に関する。
従来、特定の個人のみへ文字情報を伝達するために、一般に、文字記載物を封書の形態にし、開封後に始めて当該個人が文字情報を確認できるようにしていた。
近年、個人情報保護が厳しく問われるようにもなり、各種事業所等では、例えば、個人の各種データ、成績表、給与明細書等の個人情報は、これを文字記載物の内部の印字箇所に記録して、印字箇所の周縁部もしくは文字記載物の全面を接着や圧着により封筒状やカード状にして配布したりしている。
このうち、はがきサイズのカード状のものは圧着はがきと呼ばれており、通常の郵便はがきと同じ料金で利用できることから、情報提供者側の利便性が高い印字(印刷)情報秘匿システムとして、広告宣伝のダイレクトメール等にも汎用されている。
このような圧着はがき等による印字情報秘匿システムを利用するには、従来、専門の製造業者に委託するか、高価な圧着はがき等製造・印刷装置を導入するかして秘匿情報を作成していた。
これらの圧着はがき等製造・印刷装置を用いて秘匿情報を作成するには、接着剤を情報印字の後に塗布する方法や、情報印字の前に塗布する方法等があるが、いずれにしても秘匿情報を大量に作成するという前提が必須であり高価であった。
また、そのような製造業者への委託は、個人情報の流出の問題も潜在的に存在しており好ましい秘匿情報の作成方法とはいえない。
ところで、近年、パソコンやプリンタの発達と相侯って、小規模事業所や個人でも利用できるように、少量単位でも簡易に圧着はがきを作成できるようにしたものも提案されている。
例えば、感圧接着剤を予め塗布した剥離紙付きはがき用紙が販売されている。これは、2つ折り内部の印字面に所定の文字情報等を印字後に、感圧接着剤部分を圧着して投函用の圧着はがきを完成させるものである。
また、例えば、粘着フイルムとはがき用紙を一組にしたものが販売されている。これは、2つ折り内部の印字面に所定の文字情報等を印字後に、2つ折り内部に粘着フイルムを挟むようにして圧着して、投函用の圧着はがきを作成できるようにしたものである。
しかしながら、これでもコスト高は避けられず、取り扱いが煩雑であり、個人的に数枚の圧着はがきを作成するのなら良いが、ある程度の枚数単位で、安価で、迅速に、且つ対需要即応体制で作成できるものではない。
そこで、粘着剤を内包したマイクロカプセルから成るトナー状粘着剤を静電印刷法により基材の表面に転写してフラッシュ定着させ、接着時には圧力によりマイクロカプセルを破壊しカプセル内の粘着剤を浸出させるようにして、圧着はがきを容易に作成できるとする提案がなされている。また、この提案では、粘着剤を溶融、混練、粉砕した粉砕トナーも示唆されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、事務用プリンタや複写機の交換用の印字用カートリッジに圧着用物質を入れて、それら事務用プリンタ又は複写機による印字作業と同様の操作で圧着用物質を官製はがきや封筒に塗布し、その後、圧着専用機にかけるようにし、圧着専用機にかけるところまでを1台のプリンタ又は複写機で出来るとする提案がなされている。また、この提案では、二つ折りの片面、三つ折の中央両面に圧着用物質を塗布することが示唆されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、感熱接着剤を含むトナーを用い、電子写真方式により画像を対需要即応式で作成する方法が提案されている。この提案では、感熱接着剤の軟化温度は電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高くなるように構成し、また、感熱接着剤の電子写真方式用トナーに占める割合を5〜60重量%とし、また、感熱接着剤の組成は熱接着性樹脂、ホットメルト及びワックス類からなる群より選ばれる1種類以上を含むようにすることが提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
特開平09−104849号公報(段落0005、0014、図1、図3、図6) 特開2000−006553号公報(要約、図なし) 特開2004−126231号公報(段落0085〜0087、図なし)
しかしながら、特許文献1の技術は、マイクロカプセル式のトナーについては構成及び組成について記載されてはいるが、粉砕トナーについては単なる思い付き程度に示唆されているのみであり、具体的な組成、製法、及び用法についての記載がなく、これでは、この分野の当業者といえども有用な粉砕トナーを作成することは勿論、試作することさえ出来ない。
また、特許文献2の技術は、圧着専用機にかける前までの官製はがきや封筒による印字情報秘匿書類を作成するものであり、投函用に完成するには圧着専用機にかけなければならない点で利便性と経済性に欠けるものであり、また対需要即応性には程遠いものと言わざるを得ない。
また、特許文献3の技術では、単に感熱接着剤の軟化温度が電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高く設定されているというのみで、感熱接着剤を含むトナーの詳細な処方等の説明はない。
ところで、対需要即応性のある圧着はがきの作成方法としては、個人的にも使用できる小型の電子写真式プリンタのトナーカートリッジに収容して使用可能な粉体接着剤を具体的に実現し、その粉体接着剤を現像、転写及び定着によって同プリンタで可変情報を印字(又は印刷、以下同様)した紙面に塗布できればよいと考えられる。
但し、そのように印字後の用紙に対する接着剤の塗布を電子写真式プリンタを用いて行うものとすると、粉体接着剤は通常のトナーとほぼ同様の形態のものでないと、接着剤として塗布(現像、転写、及び定着)は出来ないと考えられる。
しかしながら、トナー状の圧着はがき用粉体接着剤は、従来の提案技術である上記の各特許文献には思い付き程度に示唆されてはいるものの、既に述べたように具体的な材料処方も具体的な用法も開示されていない。
また、そのようなトナー状の圧着はがき用粉体接着剤は今日まで市場に流通もしていない。流通している圧着はがき用粉体接着剤は液状または粘着シート状のものだけである。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、具体的な材料処方から成る実用性のある圧着用はがきの粉体接着剤を作製してその実用的かつ具体的な塗布方法を提供することである。
本発明の粉体接着剤塗布方法は、三つ折り圧着用はがきの圧着すべき2面に一度の塗布処理で物性の異なる粉体接着剤をそれぞれ塗布するように構成される。
この粉体接着剤塗布方法は、例えば、少なくとも第1と第2の画像形成部と、定着器と、両面印刷搬送機構とを備え、上記第1と第2の画像形成部に物性の異なる第1と第2の粉体接着剤をそれぞれ収容し、該第1と第2の粉体接着剤を上記第1と第2の画像形成部の現像部でそれぞれ現像し、三つ折り圧着用はがきの三つ折り前の展開された長手方向を搬送方向として上記三つ折り圧着用はがきを搬送し、該三つ折り圧着用はがきの表面の圧着すべき2面に、上記第1と第2の画像形成部で現像された上記第1と第2の粉体接着剤を上記第1と第2の画像形成部の転写部でそれぞれ転写し、該2面に転写された上記第1と第2の粉体接着剤を上記定着器により定着し、上記両面印刷搬送機構により上記三つ折り圧着用はがきの裏面を表側に反転させて搬送し、上記第1と第2の粉体接着剤を上記第1と第2の画像形成部の現像部でそれぞれ現像し、上記三つ折り圧着用はがきの裏面の圧着すべき2面に、上記第1と第2の画像形成部で現像された上記第1と第2の粉体接着剤を上記第1と第2の画像形成部の転写部でそれぞれ転写し、該2面に転写された上記第1と第2の粉体接着剤を上記定着器により定着するように構成される。
また、この粉体接着剤塗布方法では、例えば、上記2面に転写される上記第1と第2の粉体接着剤は、上記第1と第2の画像形成部の現像部でそれぞれ異なる量で現像されて転写されるように構成される。
この場合、上記2面に転写される上記第1と第2の粉体接着剤は、例えば、上記2面のうち印刷画像の印刷比率が高い方の面に、より多く現像されて転写されるように構成される。
そして、上記2面に転写される上記第1と第2の粉体接着剤は、例えば、上記2面の一方の面では上記第1の画像形成部の現像部で全面均一のベタ現像で現像された上記第1の粉体接着剤が転写され、上記2面の他方の面では上記第2の画像形成部の現像部で可変情報画像の印字部分のみに対応して現像された上記第2の粉体接着剤が転写されるように構成される。
また、上記2面に転写される上記第1と第2の粉体接着剤は、例えば、上記2面ともに可変情報画像の印字部分のみに対応して上記第1と第2の画像形成部にて現像された上記第1と第2の粉体接着剤が転写されるように構成される。
また、上記2面に転写される上記第1と第2の粉体接着剤は、例えば、上記2面の一方の面では全面均一のベタ現像で現像された上記第1の粉体接着剤が転写され、上記2面の他方の面では全面均一のベタ現像よりも低い現像率で現像された上記第2の粉体接着剤が転写されるように構成される。
この場合、上記2面の他方の面に転写される上記第2の粉体接着剤は、例えば、格子状に現像されて転写され、また、例えば、網点状に現像されて転写されるように構成される。
本発明によれば、圧着すべき2面のうちの一方の面に塗布する粉体接着剤の量よりも他方の面に塗布する粉体接着剤の量が少なくなるように塗布するので、適度な接着力及び剥離性を維持しつつ比較的高価な粉体接着剤の使用量を可及的に低減させることができて経済的である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
最初にトナー状の粉体接着剤の材料処方及び具体的な作製方法について実施形態1として説明する。
第1の物性の粉体接着剤としては、先ず、結着樹脂として軟化点120℃のポリエステル樹脂を100質量%、帯電制御剤として日本カーリット社製の帯電制御剤LR−147を1質量%、ワックスとして三井化学製のポリエチレンワックスNP−056を3質量%を用意する。
これらをケミカルミキサーで混合し、その混合物を二軸押出機によって溶融混練してから冷却し、粗砕した。更に、その粗砕物をI式ジェットミルによって粉砕し、その粉砕物を分級して、平均体積粒径9μmの粉体粒子を得る。
そして、この粉体粒子を100質量%と、流動性改良剤としての外添剤である日本アエロジル社製の微粒シリカRY−50を1質量%とを、へンシェルミキサーによって混合し、その混合物を篩別して、第1の粉体接着剤としての透明でトナー状の粉体接着剤Aを得た。
次に第2の物性の粉体接着剤としては、先ず、結着樹脂として軟化温度110±4℃の炭化水素系樹脂(シクロオレフィンとエチレンの共重合体)90質量%以上、帯電制御剤0.3〜3質量%、ワックス1〜9質量%を用意する。
これらを、ミキサーにて混合し、その混合物を二軸スクリュー混練機にて温度をかけながら混練し、この混練物を冷却し、機械式粉砕機にて2mm程度にまで粉砕し、気流式粉砕機にてさらに微粒子にまで粉砕し、適切な粒子径に分級を行う。
その後、この混練粉砕物を、シリコンオイル又はアルキルジシラザンにて表面処理済みのシリカ微粒子0.1〜5質量%(対混練粉砕品)及びアルミナを外添し、軟化温度106℃で、平均粒径(体積D50)9.0μmの第2の粉体接着剤としての透明でトナー状の粉体接着剤Bを得た。
上記の製法でも明らかなように第1の粉体接着剤と第2の粉体接着剤とは、相互に物性が異なっている。
(実施形態2)
次に、上記のように互いに物性の異なる粉体接着剤A及びBを塗布する装置及びそれを用いた粉体接着剤の基本的塗布方法について実施形態2として以下に説明する。
図1は、秘匿情報印字面に適宜の型式のプリンタで可変情報を印字した後の三つ折り圧着用はがきの上記可変情報の印字面に重ねて、上述した粉体接着剤A及びBを塗布するために使用される粉体接着剤塗布装置の主要部の構成を模式的に示す側断面図である。
同図において、粉体接着剤塗布装置1はケーブルによって不図示のパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されている。同図に示すように粉体接着剤塗布装置1は、少なくとも第1の画像形成部2と、第2の画像形成部3と、定着器4と、両面印刷搬送機構5とを備えている。
上記第1の画像形成部2には、粉体接着剤Aが収容され、第2の画像形成部3には粉体接着剤Bが収容されている。第1と第2の画像形成部2と3は、それぞれ収容されている粉体接着剤の物性が異なることを別にすれば、全体の構成は同一である。
そこで、第1の画像形成部2を取り上げて説明すれば、第1の画像形成部2は、少なくとも、光体ドラム6を中心にして、その感光体ドラム6の周面を取り囲むように配置された帯電器7、記録ヘッド8、粉体接着剤現像器9、その粉体接着剤現像器9の下部側面開口部に回転可能に保持される現像ローラ11を備えている。上記感光体ドラム6と現像ローラ11とは、その対向部で現像部を形成している。
更に、第1の画像形成部2には、上記の感光体ドラム6の下面に接して搬送ベルト12が配置され、この搬送ベルト12を介して感光体ドラム6の下面に圧接する転写ローラ13が配置されている。上記感光体ドラム6、搬送ベルト12及び転写ローラ13は、それらの対向部で転写部を形成している。
上記の搬送ベルト12は、駆動ローラ14と従動ローラ15に掛け渡されて張設され、図の反時計回り方向に循環移動するように構成されている。
そして、その搬送ベルト12の、用紙搬送方向(図の右から左方向)下流側に定着器4が配置されている。定着器4は、少なくとも加熱ローラ16と押圧ローラ17を備えている。
図2(a) 〜(d) は、三つ折り圧着用はがきの三つ折り前の展開された状態と、それへの粉体接着剤の塗布状態を示す図である。
尚、以下の図では、粉体接着剤の塗布部分をハッチング(図2(b),(d) )、ハーフトーン(図4(a) )、黒べた又は黒模様(図5(b) 、図6(b) )で示しているが、実際には粉体接着剤は前述したように透明であり、粉体接着剤を塗布した下地の紙面に予め印刷されている印刷画像(可変情報の印字文字又は画像、以下同様)は粉体接着剤の塗布層を通して透けて見えているものである。
また、三つ折り圧着用はがきの紙面に印刷されている印刷画像は、公開可能な情報及び秘匿すべき情報ともに、手元にあるプリンタ(機種は問わない)で個人的に印刷したものでよい。
図2(a) は、接着剤無加工の三つ折り圧着用はがき18の宛名記載面18−1を有する第1面(表面)の三つ折り前の展開した状態を示している。そして、同図(b) は、その第1面の圧着すべき2面18−2及び18−3に、物性の異なる粉体接着剤AとBが塗布された状態を示している。
また、図2(c) は、上記接着剤無加工の三つ折り圧着用はがき18の差出人の公開情報記載面18−4を有する第2面(裏面)の三つ折り前の展開した状態を示している。そして、同図(d) は、その第2面の圧着すべき2面18−5及び18−6に、物性の異なる粉体接着剤AとBが塗布された状態を示している。
この図2(a) 〜(d) 及び前述の図1を再び用いて、本発明における粉体接着剤の基本的塗布方法について以下に説明する。
先ず、上記第1と第2の画像形成部2及び3は、帯電器7で初期化帯電された感光体ドラム6の周面に、記録ヘッド8により所定のパターンの静電潜像を形成し、この静電潜像を、現像部で、現像ローラ11により粉体接着剤A及びBをそれぞれ現像する。
搬送ベルト12は、三つ折り圧着用はがき18の三つ折り前の展開された長手方向を搬送方向として、三つ折り圧着用はがき18を図1及び図2(a) の矢印aで示すように搬送する。
第1の画像形成部2の現像部で現像された粉体接着剤Aの現像パターンの先端が第1の画像形成部2の転写部に回転搬送されてくるタイミングで、その転写部に、三つ折り圧着用はがき18の第1面の圧着すべき2面の一方の面18−2の転写開始部が搬送されてくる。
その一方の面18−2に、第1の画像形成部2の転写部により粉体接着剤Aの現像パターンが転写される。
このように一方の面18−2に粉体接着剤Aの現像パターンを転写された三つ折り圧着用はがき18は、引き続き搬送ベルト12によって搬送され、その圧着すべき2面の他方の面18−3の転写開始部が第2の画像形成部3の転写部に到達する。
そのタイミングで、第2の画像形成部3の現像部で現像された粉体接着剤Bの現像パターンの先端が第2の画像形成部3の転写部に回転搬送されてくる。
そして、上記他方の面18−3に、第2の画像形成部3の転写部により粉体接着剤Bの現像パターンが転写される。
第1面の圧着すべき2面18−2及び18−3に、粉体接着剤A及びBをそれぞれ転写された三つ折り圧着用はがき18は、図1及び図2(b) の矢印bで示すように搬送されて、第1面を上にして定着器4を通過し、通過しながら接着剤A及びBが三つ折り圧着用はがき18の圧着すべき2面18−2及び18−3に定着される。
定着器4を通過した三つ折り圧着用はがき18は、図1及び図2(b) の矢印c及びdで示すように、両面印刷搬送機構5によって搬送され、その先で搬送を切り返される。
両面印刷搬送機構5により搬送を切り返された三つ折り圧着用はがき18は、切り返し前の搬送方向後端を切り返し後の搬送方向前端として、図1及び図2の矢印e、f、g、h及びiで示すように搬送され、第2面を上にして搬送ベルト12の上循環移動部による搬送状態となる。
そして、上記と同様の第1及び第2の画像形成部2及び3による粉体接着剤A及びBの感光体ドラム6への現像と、その現像パターンの三つ折り圧着用はがき18の裏面の圧着すべき2面18−5及び18−6への転写が行われる。
その後、三つ折り圧着用はがき18は、図1の及び図2(d) に示す矢印bで示すように搬送されて、第2面を上にして定着器4を通過し、通過しながら接着剤A及びBが三つ折り圧着用はがき18の圧着すべき2面18−5及び18−5に定着される。
定着器4を通過した三つ折り圧着用はがき18は、図1及び図2(b) の矢印jで示すように、搬送されて機外に排出され、粉体接着剤A及びBの三つ折り圧着用はがき18の両面への塗布が完了する。
図3(a) は、そのように粉体接着剤A及びBを塗布された三つ折り圧着用はがき18を三つ折りにした状態を示す図であり、同図(b) は、三つ折りにした三つ折り圧着用はがき18を熱圧着する貼付け工程(投函直前の圧着はがきの状態に作成する工程)を示す図である。
尚、同図(b) に示す貼付け工程では、粉体接着剤塗布装置1の定着器4を用い、定着器4の定着温度は、三つ折り圧着用はがき18が三つ折りで3倍の紙厚になっているので、高い定着温度で定着器4を通すようにする。もちろん貼付け専用機としてもよい。
上記の実施形態2では、三つ折り圧着用はがきへの物性の異なる粉体接着剤A及びBを用いた基本的塗布方法において、塗布の態様については説明しなかったが、塗布の態様にはさまざまな方法があるので、これについて実施形態3として以下に説明する。
(実施形態3)
本例においては、図1に示した粉体接着剤塗布装置1において、三つ折り圧着用はがき18の圧着すべき2面(18−2、18−3、18−5、18−6)へ転写される第1の画像形成部2の現像部で現像された粉体接着剤Aと第2の画像形成部3の現像部で現像された粉体接着剤Bとでは、それぞれ異なる量で現像されて転写される。
図4(a),(b) は、そのような粉体接着剤A及びBが、それぞれ異なる量で現像されて転写される具体的な塗布の態様を二例示す図である。尚、同図(a),(b) は、いずれも三つ折り圧着用はがき18の宛名記載面18−1を有する第1面(表面)を示している。
同図(a) は圧着すべき2面のうちの一方の面18−2には粉体接着剤Aがベタで現像されて転写され、他方の面18−3では、印刷された印刷画像(図4(a) の例では英文字A)の印字部分のみに対応して現像された粉体接着剤Bが塗布されている例を示している。
このように、2面のうちいずれか一方の面に粉体接着剤をベタに塗布するだけで2面を圧着したときは全面が隙間なく圧着される。そして、他方の面は、印刷画像の部分だけ粉体接着剤を塗布するので、2面を圧着後に剥離したときに、他方の面の印刷画像が対面へ転移することが防止されるとともに、一般に文字の印字率は全体の5%程度であるので、粉体接着剤の使用量を大幅に削減することができる。
また、図4(b) は、圧着すべき2面ともに、粉体接着剤A及びBが、印刷画像の部分だけに塗布されている例を示している。すなわち、2面のうちの一方の面18−2では粉体接着剤Aが印刷画像(英文字B)の部分にのみ塗布されており、他方の面18−3でも粉体接着剤Bが印刷画像(英文字A)の部分にのみ塗布されている。
このように、たとえ面全体に粉体接着剤を塗布しなくても、秘匿すべき印刷画像の部分には粉体接着剤が塗布されているので、2面を圧着後には、剥離しないかぎり印刷画像を見ることはできないから、圧着はがきの目的は達せられる。そして、この場合は2面ともに印刷部分にのみ粉体接着剤を用いているので、一層、粉体接着剤の使用量を大幅に削減することができる。
尚、秘匿情報が印刷された面の文字のみを覆うように粉体接着剤を塗布するには、文字データを元に粉体接着剤の塗布パターンを例えばパソコン(パーソナルコンピュータ)等で作成する。その塗布パターンデータを、図1に示した粉体接着剤塗布装置1の第1の画像形成部2又は第2の画像形成部3に送信して粉体接着剤A又はBを三つ折り圧着用はがき18の圧着すべき2面に現像し転写し定着するとよい。
また、上記の例では、三つ折り圧着用はがき18の宛名記載面18−1を有する第1面(表面)を示して説明したが、図2(c),(d) に示した差出人の公開情報記載面18−4を有する第2面(裏面)の場合も同様である。
また、図4(b) の例の場合、いずれか一方の面に粉体接着剤の縁取り塗布を行うようにすれば、粉体接着剤の使用量は若干増えるが圧着面の封止を完全にすることができる。
(実施形態4)
本例においては、図1に示した粉体接着剤塗布装置1において、三つ折り圧着用はがき18の圧着すべき2面(18−2、18−3、18−5、18−6)へ転写される第1の画像形成部2の現像部で現像された粉体接着剤Aと第2の画像形成部3の現像部で現像された粉体接着剤Bとでは、圧着すべき2面のうち印刷画像の印刷比率が高い方の面に対応する粉体接着剤が他面の粉体接着剤よりも、より多く現像されて転写されるように構成される。
尚、以下の説明では、印刷比率が高い方の面に対応する粉体接着剤を全面均一のベタ現像で現像して転写し、印刷比率が低い方の面に対応する粉体接着剤を全面均一のベタ現像よりも低い現像率で現像して転写する例をあげて説明する。
図5(a) は、三つ折り圧着用はがき18の圧着すべき2面の印刷画像の印刷比率が異なる例を示す図であり、同図(b) は印刷画像の印刷比率が高い方の面に対応する粉体接着剤が他面の粉体接着剤よりも多く現像されて転写された例を示す図である。尚、同図(a),(b) も、三つ折り圧着用はがき18の宛名記載面18−1を有する第1面を示している。
図5(a) は、圧着すべき2面のうち一方の面18−2の印刷比率が他方の面18−3の印刷比率よりも印刷比率が高い場合の例を示している。そして、本例では、図(b) に示すように、印刷比率が高い方の面18−2には粉体接着剤Aが全面均一のベタ現像で現像されて転写されている。そして、印刷比率が低い方の面18−3には、全面均一のベタ現像よりも低い現像率である格子状のパターンに現像された粉体接着剤Bが転写されている。
図6(a) は、圧着すべき2面のうち一方の面の印刷比率が他方の面の印刷比率よりも印刷比率が高い場合の例として図5(a) を再掲した図であり、同図(b) は印刷画像の印刷比率が高い方の面に対応する粉体接着剤が他面の粉体接着剤よりも多く現像されて転写された他の例を示す図である。
そして、この場合も、図(b) に示すように、印刷比率が高い方の面18−2には粉体接着剤Aが全面均一のベタ現像で現像されて転写されている。そして、印刷比率が低い方の面18−3には、全面均一のベタ現像よりも低い現像率である網点状のパターンに現像された粉体接着剤Bが転写されている。
ところで、上記の実施形態1〜4では、物性の異なる2種類の粉体接着剤A及びBを圧着すべき2面にそれぞれ塗布することによって、2面を圧着後の剥離時に、接着剤塗布面の下地の紙面に予め印刷されていた文字や画像が反対面に転移する現象すなわち「字移り」のような不具合の発生を防止するようにしている。
本来、圧着はがきは、はがきの受取人のみに特別の情報を通知するための通信方式であり、したがって、はがきの受取人が圧着面を剥離して開封するまでは、その特別情報が外部から秘匿されている状態でなければならない。
上述の実施形態1〜4のように、手元のプリンタで印刷画像を印字し、その圧着すべき2面に小型の装置を用いて粉体接着剤を塗布して個人的に圧着はがきを作製できる場合はよいが、秘匿情報を印刷済みの大量の圧着はがきを、従来のように専門の圧着業者に委託する場合、印刷されている秘匿情報が無関係の外部に漏洩しないとも限らない。
(実施形態5)
上記のような場合に、印刷されている秘匿情報を可及的に暗号化して、秘匿情報の印刷面が人目に触れても判読できないようにする方法で、粉体接着剤を塗布する方法がある。これについて、実施形態5として以下に説明する。尚、本例では、説明を分かり易くするために二つ折り圧着はがきを例にとって説明する。
図7(a) 〜(d) は、実施形態5における粉体接着剤を塗布する前段の印刷工程を説明する図である。
先ず、図7(a) に示すような「ABCDE」という可変情報からなる秘匿情報20を圧着はがきに印刷するものとする。尚、本例では、この印刷すべき可変情報は、圧着すべき2面のうちの1面分の文字量である。
次に、図7(a) に示す「ABCDE」の秘匿情報20を、図7(b) に示すように、ランダムに分割して、第一群の分割可変情報21と第二群の分割可変情報22の二群に分割する。
続いて、圧着すべき2面のうちの一方の面に印刷する印字トナーの現像パターンを上記ランダムに二群に分割した第一群の分割可変情報に対応する画像(非反転画像)の形状23に現像し、この現像パターンを、図7(d) に示すように、二つ折り圧着用はがき24の圧着すべき2面の一方の面24−1に転写する。
他方、圧着すべき2面のうちの他方の面に印刷する印字トナーの現像パターンを上記ランダムに二群に分割した第二群の分割可変情報を鏡面反転した画像(反転画像)の形状25に現像し、この現像パターンを、図7(d) に示すように、二つ折り圧着用はがき24の圧着すべき2面の他方の面24−2に転写する。
この状態で、例えば、剥離性圧着接着剤の塗布専用業者に外注委託に出したとしても、圧着すべき2面24−1及び24−2に印刷されている秘匿情報は、見ただけでは判読することはできない。
勿論、剥離性圧着接着剤の塗布は、専用業者に外注委託しなくても、上述の実施形態1〜4で述べたように、小型簡略な粉体接着剤塗布装置1を用いて塗布するようにしてもよい。
尚、本例で使用すべき粉体接着剤は、圧着すべき2面24−1及び24−2ともに同一物性の粉体接着剤を用いるようにする。好ましくは、通常のトナーに近似の物性の(但し、染料や顔料等の色材を含まない)もの、例えば実施形態1〜4で使用した粉体接着剤Aのような組成であることが望ましい。
換言すれば、本来の場合は、対向する2面に塗布して圧着後に剥離したとき、字移りがするような接着剤であることが条件となる。
図8(a) は、上記秘匿情報印刷済みの二つ折りはがき24に粉体接着剤が塗布された状態を示す図であり、図8(b) は、その二つ折りはがき24を投函可能状態に圧着する圧着工程を示す図、図8(c) は、その圧着後に、二つ折りはがき24の受取人が圧着面を開封したときの印刷面の状態を示す図である。
図8(a),(b) の段階では、前述したように、たとえ接着剤塗布や圧着処理の委託を受けた業者内部の大勢の作業員の目に触れても、二つ折りはがきの2面24−1及び24−2に印刷されている秘匿情報は、見ただけでは判読することはできない。
そして、この二つ折りはがき24が圧着後に投函され、その二つ折りはがき24の受取人が、図8(c) に示すように、圧着面を開封したとき、開封面の印刷情報が対面に字移りしているため、ランダムに二群に分割されてそれぞれ2面に印刷されていた分割可変情報が、対向面で一体となり、2面の一方の面24−1では非反転画像として現れ、他方の面24−2では鏡面反転画像として現れてくるようになっている。
この二つ折りはがき24の受取人は、非反転画像の方を見ることによって秘匿情報を容易に読み取ることができる。
尚、本例の実施形態では、秘匿情報を横方向にランダムに切り分けて二群に分割しているが、これに限ることなく、縦方向の切り分け、中抜きと残り部分の二分割など、二群又は二組に分ける方法又は組み合わせは、どのような組み合わせ方法でもよい。要は、分割された非反転部分の組と、他の鏡面反転部分の組とが一体に組み合わされたとき正しい文字になれば良い。
実施形態2において三つ折り圧着用はがきに物性の異なる2種類の粉体接着剤を塗布するために使用される粉体接着剤塗布装置の主要部の構成を模式的に示す側断面図である。 (a) 〜(d) 実施形態2における三つ折り圧着用はがきの三つ折り前の展開された状態とそれへの粉体接着剤の塗布状態を示す図である。 (a) は実施形態2における粉体接着剤を塗布された三つ折り圧着用はがきを三つ折りにした状態を示す図、(b) は三つ折りにした三つ折り圧着用はがきを熱圧着する貼付け工程を示す図である。 (a),(b) は実施形態3として2種類の粉体接着剤がそれぞれ異なる量で現像されて転写される具体的な塗布の態様を二例示す図である。 (a) は実施形態4として三つ折り圧着用はがきの圧着すべき2面の印刷画像の印刷比率が異なる例を示す図、(b) は印刷画像の印刷比率が高い方の面に対応する粉体接着剤が他面の粉体接着剤よりも多く現像されて転写された例を示す図である。 (a) は実施形態4として三つ折り圧着用はがきの圧着すべき2面の印刷画像の印刷比率が異なる例を示す図、(b) は印刷画像の印刷比率が高い方の面に対応する粉体接着剤が他面の粉体接着剤よりも多く現像されて転写された他の例を示す図である。 (a) 〜(d) は実施形態5における粉体接着剤を塗布する前段の印刷工程を説明する図である。 (a) は秘匿情報印刷済みの二つ折りはがきに粉体接着剤が塗布された状態を示す図、(b) は二つ折りはがきを投函可能状態に圧着する圧着工程を示す図、(c) はその二つ折りはがきの受取人が圧着面を開封したときの印刷面の状態を示す図である。
符号の説明
1 粉体接着剤塗布装置
2 第1の画像形成部
3 第2の画像形成部
4 定着器
5 両面印刷搬送機構
6 光体ドラム
7 帯電器
8 記録ヘッド
9 粉体接着剤現像器
11 現像ローラ
12 搬送ベルト
13 転写ローラ
14 駆動ローラ
15 従動ローラ
16 加熱ローラ
17 押圧ローラ
18 三つ折り圧着用はがき
18−1 宛名記載面
18−2、18−3 第1面の圧着すべき2面
18−4 差出人の公開情報記載面
18−5、18−6 第2面の圧着すべき2面
20 秘匿情報
21 第一群の分割可変情報
22 第二群の分割可変情報
23 非反転画像の形状
24 二つ折り圧着用はがき
24−1 圧着すべき一方の面
24−2 圧着すべき他方の面
25 鏡面反転画像の形状

Claims (9)

  1. 三つ折り圧着用はがきの圧着すべき2面に一度の塗布処理で物性の異なる粉体接着剤をそれぞれ塗布することを特徴とする圧着用はがきの粉体接着剤塗布方法。
  2. 少なくとも第1と第2の画像形成部と、定着器と、両面印刷搬送機構とを備え、
    前記第1と第2の画像形成部に物性の異なる第1と第2の粉体接着剤をそれぞれ収容し、
    該第1と第2の粉体接着剤を前記第1と第2の画像形成部の現像部でそれぞれ現像し、
    三つ折り圧着用はがきの三つ折り前の展開された長手方向を搬送方向として前記三つ折り圧着用はがきを搬送し、
    該三つ折り圧着用はがきの表面の圧着すべき2面に、前記第1と第2の画像形成部で現像された前記第1と第2の粉体接着剤を前記第1と第2の画像形成部の転写部でそれぞれ転写し、
    該2面に転写された前記第1と第2の粉体接着剤を前記定着器により定着し、
    前記両面印刷搬送機構により前記三つ折り圧着用はがきの裏面を表側に反転させて搬送し、
    前記第1と第2の粉体接着剤を前記第1と第2の画像形成部の現像部でそれぞれ現像し
    前記三つ折り圧着用はがきの裏面の圧着すべき2面に、前記第1と第2の画像形成部で現像された前記第1と第2の粉体接着剤を前記第1と第2の画像形成部の転写部でそれぞれ転写し、
    該2面に転写された前記第1と第2の粉体接着剤を前記定着器により定着する
    ことを特徴とする請求項1記載の圧着用はがきの粉体接着剤塗布方法。
  3. 前記2面に転写される前記第1と第2の粉体接着剤は、前記第1と第2の画像形成部の現像部でそれぞれ異なる量で現像されて転写される、ことを特徴とする請求項1又は2記載の粉体接着剤塗布方法。
  4. 前記2面に転写される前記第1と第2の粉体接着剤は、前記2面のうち印刷画像の印刷比率が高い方の面に、より多く現像されて転写される、ことを特徴とする請求項3記載の粉体接着剤塗布方法。
  5. 前記2面に転写される前記第1と第2の粉体接着剤は、前記2面の一方の面では前記第1の画像形成部の現像部で全面均一のベタ現像で現像された前記第1の粉体接着剤が転写され、前記2面の他方の面では前記第2の画像形成部の現像部で可変情報画像の印字部分のみに対応して現像された前記第2の粉体接着剤が転写される、ことを特徴とする請求項3記載の粉体接着剤塗布方法。
  6. 前記2面に転写される前記第1と第2の粉体接着剤は、前記2面ともに可変情報画像の印字部分のみに対応して前記第1と第2の画像形成部にて現像された前記第1と第2の粉体接着剤が転写される、ことを特徴とする請求項3記載の粉体接着剤塗布方法。
  7. 前記2面に転写される前記第1と第2の粉体接着剤は、前記2面の一方の面では全面均一のベタ現像で現像された前記第1の粉体接着剤が転写され、前記2面の他方の面では全面均一のベタ現像よりも低い現像率で現像された前記第2の粉体接着剤が転写される、ことを特徴とする請求項3記載の粉体接着剤塗布方法。
  8. 前記2面の他方の面に転写される前記第2の粉体接着剤は、格子状に現像されて転写される、ことを特徴とする請求項7記載の粉体接着剤塗布方法。
  9. 前記2面の他方の面に転写される前記第2の粉体接着剤は、網点状に現像されて転写される、ことを特徴とする請求項7記載の粉体接着剤塗布方法。

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