JP2008170659A - 粉体接着剤 - Google Patents

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洋一 玉川
Goshi Mitsui
郷史 三井
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英好 新沼
Hideki Takahashi
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Abstract

【課題】電子写真方式で塗布(転写)が可能な実用性のある粉体接着剤を提供する。
【解決手段】36.3〜39.8質量%の環状ポリオレフィン樹脂と18.5質量%の環状ポリオレフィン樹脂と30質量%の脂環族飽和炭化水素樹脂と10質量%以下の熱可塑性エストラマー又はポリオレフィンと1.2質量%の帯電制御剤と4.0質量%の離型剤をへンシェルミキサで混合し、二軸連続混練機で最高180℃にて混練し、冷却し、超音速ジェット式粉砕機で粉砕し、高精度分級機で微粉カットして、質量平均粒径約9μmの粉体に分級し、へンシェルミキサー中で、1質量%と0.3質量%の微粒子シリカと0.3質量%のアルミナ微粒子の外添混合処理を行って粉体接着剤を得る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粉体接着剤に関する。
従来、特定の個人のみへ文字情報を伝達するために、一般に、文字記載物を封書の形態にし、開封後に始めて当該個人が文字情報を確認できるようにしていた。
近年、個人情報保護が厳しく問われるようにもなり、各種事業所等では、例えば、個人の各種データ、成績表、給与明細書等の個人情報は、これを文字記載物の内部の印字箇所に記録して、印字箇所の周縁部もしくは文字記載物の全面を接着や圧着により封筒状やカード状にして配布したりしている。
このうち、はがきサイズのカード状のものは圧着はがきと呼ばれており、通常の郵便はがきと同じ料金で利用できることから、情報提供者側の利便性が高い印字(印刷)情報秘匿システムとして、広告宣伝のダイレクトメール等にも汎用されている。
このような圧着はがき等による印字情報秘匿システムを利用するには、従来、専門の製造業者に委託するか、高価な圧着はがき等製造・印刷装置を導入するかして秘匿情報を作成していた。
これらの圧着はがき等製造・印刷装置を用いて秘匿情報を作成するには、接着剤を情報印字の後に塗布する方法や、情報印字の前に塗布する方法等があるが、いずれにしても秘匿情報を大量に作成するという前提が必須であり高価であった。
また、そのような製造業者への委託は、個人情報の流出の問題も潜在的に存在しており好ましい秘匿情報の作成方法とはいえない。
ところで、近年、パソコンやプリンタの発達と相侯って、小規模事業所や個人でも利用できるように、少量単位でも簡易に圧着はがきを作成できるようにしたものも提案されている。
例えば、感圧接着剤を予め塗布した剥離紙付きはがき用紙が販売されている。これは、2つ折り内部の印字面に所定の文字情報等を印字後に、感圧接着剤部分を圧着して投函用の圧着はがきを完成させるものである。
また、例えば、粘着フイルムとはがき用紙を一組にしたものが販売されている。これは、2つ折り内部の印字面に所定の文字情報等を印字後に、2つ折り内部に粘着フイルムを挟むようにして圧着して、投函用の圧着はがきを作成できるようにしたものである。
しかしながら、これでもコスト高は避けられず、取り扱いが煩雑であり、個人的に数枚の圧着はがきを作成するのなら良いが、ある程度の枚数単位で、安価で、迅速に、且つ対需要即応体制で作成できるものではない。
そこで、粘着剤を内包したマイクロカプセルから成るトナー状粘着剤を静電印刷法により基材の表面に転写してフラッシュ定着させ、接着時には圧力によりマイクロカプセルを破壊しカプセル内の粘着剤を浸出させるようにして、圧着はがきを容易に作成できるとする提案がなされている。また、この提案では、粘着剤を溶融、混練、粉砕した粉砕トナーも示唆されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、事務用プリンタや複写機の交換用の印字用カートリッジに圧着用物質を入れて、それら事務用プリンタ又は複写機による印字作業と同様の操作で圧着用物質を官製はがきや封筒に塗布し、その後、圧着専用機にかけるようにし、圧着専用機にかけるところまでを1台のプリンタ又は複写機で出来るとする提案がなされている。また、この提案では、二つ折りの片面、三つ折の中央両面に圧着用物質を塗布することが示唆されている。(例えば、特許文献2参照。)
また、感熱接着剤を含むトナーを用い、電子写真方式により画像を対需要即応式で作成する方法が提案されている。この提案では、感熱接着剤の軟化温度は電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高くなるように構成し、また、感熱接着剤の電子写真方式用トナーに占める割合を5〜60重量%とし、また、感熱接着剤の組成は熱接着性樹脂、ホットメルト及びワックス類からなる群より選ばれる1種類以上を含むようにすることが提案されている。(例えば、特許文献3参照。)
特開平09−104849号公報(段落0005、0014、図1、図3、図6) 特開2000−006553号公報(要約、図なし) 特開2004−126231号公報(段落0085〜0087、図なし)
しかしながら、特許文献1の技術は、マイクロカプセル式のトナーについては構成及び組成について記載されてはいるが、粉砕トナーについては単なる思い付き程度に示唆されているのみであり、具体的な組成、製法、及び用法についての記載がなく、これでは、この分野の当業者といえども有用な粉砕トナーを作成することは勿論、試作することさえ出来ない。
また、特許文献2の技術は、圧着専用機にかける前までの官製はがきや封筒による印字情報秘匿書類を作成するものであり、投函用に完成するには圧着専用機にかけなければならない点で利便性と経済性に欠けるものであり、また対需要即応性には程遠いものと言わざるを得ない。
また、特許文献3の技術では、単に感熱接着剤の軟化温度が電子写真方式用のトナーの結着樹脂の軟化温度よりも高く設定されているというのみで、感熱接着剤を含むトナーの詳細な処方等の説明はない。
ところで、対需要即応性のある圧着はがきの作成方法としては、個人的にも使用できる小型の電子写真式プリンタのトナーカートリッジに収容して使用可能な粉体接着剤を具体的に実現し、その粉体接着剤を現像、転写及び定着によって同プリンタで可変情報を印字(又は印刷、以下同様)した紙面に塗布できればよいと考えられる。
但し、そのように印字後の用紙に対する接着剤の塗布を電子写真式プリンタを用いて行うものとすると、粉体接着剤は通常のトナーとほぼ同様の形態のものでないと、接着剤として塗布(現像、転写、及び定着)は出来ないと考えられる。
しかしながら、トナー状の圧着はがき用粉体接着剤は、従来の提案技術である上記の各特許文献には思い付き程度に示唆されてはいるものの、既に述べたように具体的な材料処方も具体的な用法も開示されていない。
また、そのようなトナー状の圧着はがき用粉体接着剤は今日まで市場に流通もしていない。流通している圧着はがき用接着剤は液状または粘着シート状のものだけである。液体または粘着シートでは、電子写真方式で印刷塗布はできない。
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、電子写真方式で塗布(転写)が可能な実用性のある粉体接着剤を提供することである。
先ず、第1の発明の粉体接着剤は、電子写真法による現像、転写及び定着の工程により紙面に塗布可能に構成され、環状ポリオレフィン樹脂を基本構造とし、該環状ポリオレフィン樹脂を40%以上含有し、熱可塑性エラストマーを30%以下含有するように構成される。
次に、第2の発明の粉体接着剤は、電子写真法による現像、転写及び定着の工程により紙面に塗布可能に構成され、環状ポリオレフィン樹脂を基本構造とし、該環状ポリオレフィン樹脂を40%以上含有し、該環状ポリオレフィン樹脂以外のポリオレフィン樹脂を30%以下含有するように構成される。
本発明によれば、電子写真方式で塗布(転写)が可能な実用性のある粉体接着剤を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
前述したトナー状の熱可塑性樹脂粉体からなる接着剤において、接着力が強すぎて紙破れが発生したり文字移りがするなどの不具合を防ぐためには、可変情報印字トナー(以下、単に印字用トナーという)と接着剤が溶融の際に一体化しないようにすることが必要であると考えられる。
そして、そのためには、接着剤の構成を可変情報印字トナーの構成と異ならせることが必要であると考えられる。
また、粉体接着に使用する樹脂は、接着・剥離(剥離強度)の観点からすると、ポリオレフィン樹脂が好ましい。しかし、ポリオレフィン樹脂単独では適切な剥離強度を得ることが難しいことが実験の結果判明している。
この適切な剥離強度を得るように接着性を改善するためには、ポリオレフィン樹脂と相溶する樹脂により改質することができる。例えば、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)、ロジン、テルペン、石油炭化水素などの樹脂やそれらの変性樹脂が一般的に知られている。
もちろん、PEやPPなどのポリオレフィンも相溶する。またポリオレフィン樹脂にスチレンやアクリルなどといった極性基を持たせた変性ポリオレフィン樹脂が改質剤として知られている。
しかし、単純にこれらの相溶樹脂を使用すると、接着力は向上するが、圧着後の開封時の剥離が難しく剥離面が破損する「紙破れ」が発生するほどの接着力になってしまう場合が多い。また、せっかく剥離性が良いと思われたものでも、剥離時に粉体化して周囲を汚す「粉落ち」などが発生するものがあることも実験の結果判明している。
一般に、下地(印刷画像)となるトナーは、スチレン−アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂が多く使用されている。従って、トナーの上から塗布される粉体接着剤が圧着後の開封時にトナーと接着しないで剥離するには、粉体接着剤に使用する樹脂になるべく極性を持たない、若しくは極性が低い樹脂の方が良いと考えられる。
また、被膜強度を向上させるには、ポリオレフイン樹脂、特に環状オレフィン・コポリマーを基本構成として水添加された炭化水素樹脂(石油樹脂)と高分子ポリオレフインまたはオレフィン系エラストマーから成る粉体接着剤が良いことが実験的に判ってきた。
また、使用する樹脂は保存性、定着適性を考慮して、ガラス転移点が50℃以上、軟化温度が50〜200℃が好ましい。
上記のポリオレフイン樹脂に相溶する樹脂は、エチレン酢酸ビニル共重合体、ロジン、テルペンなどの樹脂、芳香族系石油樹脂、脂肪族系石油樹脂などの炭化水素樹脂(石油樹脂)やそれらの変性樹脂、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフイン樹脂や酸化ポリエチレン、酸化ポリプロピレンなどそれらの変性樹脂などがある。
本発明では剥離強度を最適に満たすため、すなわち、圧着後の開封剥離時に印刷部分が反対面に転移する字移り「文字オフセット」、接着力が強すぎて剥離面が破損する「紙破れ」、剥離製は良いものの剥離面に接着剤が粉体化して残る「粉落ち」、などの状態にならない粉体接着剤を探求した。
その結果として、環状ポリオレフィン樹脂を基本構造に持ち、ロジン、テルペン、石油炭化水素樹脂を含み、特に30%以下の熱可塑性エラストマーを含有するように処理を行った樹脂が適しているという知見を得て本発明を完成するに至ったものである。
尚、熱可塑性エラストマー(TPE:Thermoplastic Elastomers) としては、オレフィン系エラストマー(TPO)、スチレン系エラストマー(SBC)、塩化ビニル系エラストマー(TPVC)、ウレタン系エラストマー(PU)、(ポリ)アミド系エラストマー(TPAE)、(ポリ)エステル系エラストマー(TPEE)、フッ素系エラストマー、シリコーン系エラストマー、イソプレン系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、ニトリルブタジエン系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、クロロプレン系エラストマーなどが知られている。
また、二重結合を水素化により減少させた水添化処理されたもの、さらには基本構造にスチレンやアクリルなどといった極性基を持たせた変性エラストマーなどもが知られている。
これら熱可塑性エラストマーを粉体接着剤に利用して、剥離性が良く且つ粉落ちの無い粉体接着剤を作製する。また、コスト、環境規制、接着力の増強などを考慮すると、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマーが望ましい。
以下、本発明が完成するに至るまでの粉体接着剤の種々なる試作の結果に基づく粉体接着剤の、組成、製造方法、その接着力及び文字オフセット、紙破れ、粉落ちなどを生じない良好な剥離製の評価結果について述べる。
図1は、一実施の形態として作成された6種類の粉体接着剤の組成を示す図表である。同図表には、横欄に左から右へ6種類の粉体接着剤を、比較例1、2、3、実施例1、2、3として示している。
また、同図表は、縦欄には上から下へ、
「Topas TM」、ティコナ社製、環状ポリオレフィン樹脂、Mw=10,000、Mw/Mn=2、
「Topas TB」、ティコナ社製、環状ポリオレフィン樹脂、Mw=140,000、Mw/Mn=28、
「Topas S8007」、ティコナ社製、環状ポリオレフィン樹脂、Mw=80,000、Mw/Mn=2、
「アルコンP−100」、荒川化学社製、脂環族飽和炭化水素樹脂、
「Quintac SL−125」、日本ゼオン株式会社製、熱可塑性エストラマー、
「PAK−0026」、旭化成ケミカルズ株式会社製、ポリオレフィン(MPF:26、JIS K 7210)、
「LR147」、日本カーリット社製、帯電制御剤、
「NP056」、三井化学社製、離型剤、
をそれぞれ示している。
この図表のような配合にて、次のようにサンプルを試作した。すなわち、粉体接着剤の上記の原材料を計量後、先ず、へンシェルミキサーFM−20(三井鉱山株式会社製)にて混合した。
混合した試料は、二軸連続混練機PCM−43(株式会社池貝製)を使用して最高180℃の温度にて混練を行った。
その後、冷却し、粉砕分級には超音速ジェット式粉砕機IDS−2(日本ニューマチック株式会社製)にて粉砕を行い、更に、高精度分級機DSX−2(日本ニューマチック株式会社製)で微粉カットを行った。
この粉砕分級された粉体接着剤を、へンシェルミキサー中で微粒子シリカRY−50(日本アエロジル株式会社製)1質量%、微粒子シリカRX−972(日アエロジル株式会社製)0.3質量%、アルミナ微粒子0.3質量%を配合した後に、外添混合処理を行った。
こうして、質量平均粒径約9μmの粉体接着剤としての着色微粒子を得た(粒度分布測定装置マルチサイザーIII(ペックマン・コールター株式会社製)にて測定)。尚、本来、接着材は無色とすべきであるが、本例では、接着剤の塗布量や、その他の状態を目視で調べるために、予め着色剤を混入して作成した。
ここで、上記の粉体接着剤を用紙2面に塗布して圧着後の剥離性を調査するために、粉体接着剤の塗布に用いられた画像記録装置について説明する。
図2は、紙面に印字用トナーで可変情報を印字し、その紙面の印字面に重ねて、上述した比較例1、2、3、実施例1、2、3の粉体接着剤を塗布するために使用された電子写真式のカラー画像形成装置(以下、単にプリンタという)の外観斜視図である。
尚、本例のプリンタは、非磁性一成分カラープリンタN5300(カシオ計算機株式会社製)を示している。このプリンタは、タンデム方式で両面印刷用のカラープリンタである。
同図において、プリンタ1はケーブルによって不図示のパーソナルコンピュータ等のホスト機器に接続されている。このプリンタ1は装置本体上部2と装置本体下部3によって構成され、装置本体上部2の上面には操作パネル4が配設され、更に印字用紙の排紙部5が形成されている。
操作パネル4は複数のキーが配設されたキー操作部4aと、不図示のCPUから出力される表示情報に基づき表示を行う液晶ディスプレイ4bで構成されている。
また、排紙部5には、排紙ローラ6の回転によって後述する画像形成ユニットによりカラー画像を形成され、更に上述した比較例1、2、3、実施例1、2、又は3の粉体接着剤を塗布された用紙が排出され、排紙部5上に順次積載される。
装置本体下部3には、給紙カセット7や後述する両面印刷用搬送ユニットが装着されている。また、装置本体下部3には、その前面に開閉可能なフロントカバー8が設けられ、このフロントカバー8の下方に上記の給紙カセット7が着脱自在に設けられている。この給紙カセット7は、用紙を補給する際などには、取手7aを装置手前に引くことによって、図の矢印aで示すように手前に引き出すことができる。
上記のフロントカバー8は、例えばジャム処理やメンテナンス等が行われるときに開放される。また、両面印刷用搬送ユニットは、装置本体下部3の右側面に設けられた横蓋9を開放することによって着脱できるようになっている。上記の横蓋9はメンテナンス用の側面開放蓋も兼ねている。
また、この横蓋9のある装置本体下部3の右側面上部には、MPF(マルチペーパーフィーダー)トレイの装着部カバー11が配設されており、この装着部カバー11を下方に開いて、その上にMPFトレイを装着できるようになっている。但し、図1において上記装着部カバー11にMPFトレイは装着されていない。
図3は、上記の外観を有するプリンタ1の内部構成を示す側断面図である。同図に示すように、プリンタ1は、画像形成部12、ベルトユニット13、両面印刷用搬送ユニット14、給紙部15、及び定着部16で構成されている。
画像形成部12は、多段式に並設された4個の画像形成ユニット17(17−1、17−2、17−3、17−4)で構成される。これらの各画像形成ユニット17は後述する現像容器内に収納された現像剤であるトナーの種類を除けば、いずれも同じ構成であるので、以下、イエロー(Y)用の画像形成ユニット17−3を例にしてその構成を説明する。
画像形成ユニット17は、それぞれドラムセット18とトナーセット19とが一体に組み付けられて構成される。ドラムセット18は、感光体ドラム21を備え、この感光体ドラム21の周面近傍を取り巻いて、クリーナ22及び帯電器23が配置されている。
更に続いて、装置本体のフレームに支持された記録ヘッド24が配置され、更にトナーセット19を構成する現像容器25及び現像ローラ26が配置されている。そして、最下部には、ベルトユニット13の用紙搬送ベルト27の用紙搬送面が当接し、その用紙搬送ベルト27の用紙搬送面を挟んで、ベルトユニット13のフレームに支持された転写器28が配置されている。
上記の現像容器25は、内部にトナーを収容し、下部側面の開口部には現像ローラ26を支持している。
用紙搬送ベルト27は、駆動ローラ29と従動ローラ31との間に掛け渡されテンションローラ32により張設されて、図の矢印B及びB´で示すように反時計回り方向に循環移動する。
また、用紙搬送ベルト27の上流側には、待機ローラ対33が配設されている。待機ローラ対33から上流側は横と下に分岐し、横方向には給紙ローラ34と捌き部材からなる分離給送機構が配置され、その横に前述した装着部カバー11を下方に開いた上にMPFトレイ35が装着されている。
そして、下分岐方向には、第2案内路36、第2給紙ローラ対37、第1案内路38、第1給紙ローラ対39が配設され、第1給紙ローラ対39のほぼ直下に給紙カセット7の給紙端が位置している。この給紙端に近接する上方に用紙案内コロ41と、断面が半円状の給紙ローラ42が配設されている。
また、用紙搬送ベルト27の下流側には、定着部16が設けられている。定着部16には、定着ユニット43が着脱自在に配置される。定着ユニット43は、断熱性の筐体内に、加熱ローラ44、加圧ローラ45、オイル塗布ローラ46、清掃ローラ47、温度センサ48、用紙分離爪49、排出ローラ対51等を備えている。
定着部16の下流には、切換フラップ52と排紙ローラ対53が配設され、排紙ローラ対53の後方には排紙口54が装置本体左側面に開口して形成されている。また、切換フラップ52の上方には、搬出ローラ対55、案内路56が配置され、案内路56は上方から右方へ反転して、その終端は排紙部5の左端部上方に開口し、この開口部に前述した排紙ローラ6が配置されている。
また、用紙搬送ベルト27と給紙カセット7の間に、両面印刷用搬送ユニット14が配設されている。両面印刷用搬送ユニット14は、片面への印刷を終了した用紙を上流側へ送り戻す複数の送り戻しローラ対57と送り戻し案内路58からなる返送搬送路を備えている。返送搬送路の終端は第1案内路38の内側ガイド壁に開口する。
この返送搬送路(57、58)と給紙カセット7との間に、所定枚数の回路基盤を装着可能な電装部59が配設されている。この電装部59に配設される回路基盤には複数の電子部品からなる制御装置が搭載されている。
図4は、上記制御装置の回路構成を示すブロック図である。同図に示すように、この制御装置60は、インターフェイスコントローラ(以下、I/Fコントローラという)61と、このI/Fコントローラ61に接続するプリンタコントローラ(PR_CONT)62を備え、I/Fコントローラ61には、不図示のホストコンピュータが接続され、プリンタコントローラ62には、プリンタ印字部63が接続されている。
I/Fコントローラ61とプリンタコントローラ62には、CPU64が接続され、CPU64は、ROM65に格納されているシステムプログラムに従って、I/Fコントローラ61とプリンタコントローラ62を制御する。
I/Fコントローラ61は、ホストコンピュータから出力される印字情報又は塗布情報に従って、用紙の1頁分に対応するパターンデータを作成する。
このとき、I/Fコントローラ61で作成するパターンデータは、通常は、フルカラー印字モードにおいては、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)及び黒(K)の各色に対応する画像データである。そして、モノクロ印字モードにおいては、黒(K)の印字データであり、接着剤塗布モードでは粉体接着剤(B)の塗布データである。
これら色毎のパターンデータ又は接着剤のパターンデータはI/Fコントローラ61内に配設されるフレームメモリ66の上記接着剤又は色毎の各記憶領域66K、66M、66C、66Yに記憶される。
また、これらのパターンデータはCPU64の制御によりプリンタコントローラ62に出力され、黒(K)(接着剤(B))、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各トナー毎にプリンタ印字部63に出力される。
尚、CPU64には、図1に示した操作パネル4が接続され、この操作パネル4を介して外部からの各種操作信号がCPU64に入力する。
また、CPU64には、EEPROM67が接続されている。このEEPROM67には、例えば不図示の給紙センサによって検出された用紙サイズや、両面印刷の指示とタイミングデータ、接着剤塗布の指示データ等が記憶される。
上記の構成において、通常の使用時には、4個の画像形成ユニット17のうち用紙搬送方向上流側(図の右方)の3個の画像形成ユニット17−1、17−2及び17−3に、それぞれ減法混色の三原色であるマゼンタ(M)、シアン(C)及びイエロー(Y)の色トナーを収容し、最下流の画像形成ユニット17−4に、黒(K)トナーを収容して、それら色トナーによるフルカラー画像を形成するとともに黒(K)トナーで、カラー画像の暗黒部分や文字部分の黒画像を形成する。
しかし、本例では、上記の最下流の画像形成ユニット17−4には、図1に示した比較例1、2、3、実施例1、2、3の6種類の粉体接着剤が、順次入れ替えられて、印字済みの紙面に粉体接着剤の塗布処理が行われる。
この本例の用紙への印字(印刷)と粉体接着剤の塗布では、用紙一枚ごとに、最初はフルカラー印字モードが設定されるが、粉体接着剤(B)を収容した画像形成ユニット17−4は、非印字状態に設定され、用紙搬送方向上流側の3つの画像形成ユニット17−1〜17−3のマゼンタ、シアン、イエローの3色のみによるフルカラーの印字が行われる。
次に、モノクロ印字モードが設定され、上記の印字済みの用紙の印字面に、黒(K)トナー用の画像形成ユニット17−4によって、黒(K)トナーと交換されている粉体接着剤による印字(塗布)が行われる。
そのようなプリンタ1の動作を以下に説明する。尚、本例においては、用紙として予めA5判に裁断された上質紙(坪量104.7g/m^2、又は127.9g/m^2)が用いられ、このA5判の上質紙複数枚が給紙カセット7に載置・収容されている。
勿論、A5判に裁断された上質紙でなく、A5判又はA5判の整数倍面積に裁断された普通紙であってもよく、又は接着剤無加工の圧着用はがきであってもよい。
先ず、装置本体に電源が投入され、使用する用紙の枚数、印字モード、その他の指定がキー入力あるいは接続するホスト機器からの信号として入力されると、可変情報の印字とそれに続く粉体接着剤の塗布が開始される。
給紙カセット7に載置されている用紙の最上部の一枚が給紙ローラ42の回転によって、用紙案内コロ41、第1給紙ローラ対39、第1案内路38、第2給紙ローラ対37、第2案内路36を介して待機ローラ対33に給送される。又はMPFトレー35上に載置された用紙の最上部の一枚が給紙ローラ34の回転によって待機ローラ対33に給送される。
待機ローラ対33は、回転を一時停止し、用紙の先端を挟持部に突き当たらせて用紙の進行を制止すると共に用紙の斜行を補正して搬送タイミングを待機する。
用紙搬送ベルト27が駆動ローラ29の始動によって反時計回り方向に循環移動を開始する。各画像形成ユニット17が印字タイミングに合わせて順次駆動されドラムセット18の感光体ドラム21が時計回り方向に回転する。
ドラムセット18の帯電器23が感光体ドラム21周面に接しながら一様な高電荷を付与して感光体ドラム21を初期化する。記録ヘッド24は上記初期化された感光体ドラム21の周面に画像信号に応じて選択的に露光して電位が減衰した低電位部を形成する。これにより感光体ドラム21周面に初期化による高電位部と露光による低電位部とからなる静電潜像が形成される。
トナーセット19の現像ローラ26は、不図示のバイアス電源から現像バイアスを印加され、現像容器25内のトナーを感光体ドラム21との対向部に回転搬送して、そのトナーを静電潜像の低電位部(又は高電位部)に転移させてトナー像を形成(現像)する。このトナー像は、感光体ドラム21の回転に伴われて感光体ドラム21と用紙搬送ベルト27との対向部に搬送される。
用紙搬送方向最上流の画像形成ユニット17−1の感光体ドラム21周面上のマゼンタのトナー像の先端が、用紙搬送ベルト27との対向部に回転搬送されてくるタイミングで、その対向部に用紙の印字開始位置が一致するように、待機ローラ対33が回転を開始して用紙を用紙搬送ベルト27へ向けて給送する。
用紙搬送ベルト27は、用紙を静電的に吸着して下流側へと搬送する。これより、用紙は画像形成ユニット17−1の感光体ドラム21と用紙搬送ベルト27とが対向する最初の画像転写部へ搬送される。
画像転写部では、用紙搬送ベルト27の裏面に圧接している転写器28によって用紙搬送ベルト27を介して用紙に印加される転写電流(又は電圧)によって、感光体ドラム21上のマゼンタのトナー像が用紙に転写される。用紙はそのまま搬送され、続いて、用紙搬送方向上流から2番目の画像形成ユニット17−2の感光体ドラム21のシアンのトナー像が転写され、更に3番目の画像形成ユニット17−3の感光体ドラム21のイエローのトナー像が転写される。
3色のトナー像を重ねて転写された用紙は、用紙搬送ベルト27から分離されて定着部16の定着ユニット43内に搬入される。定着ユニット43は、加熱ローラ44と加圧ローラ45とで用紙を押圧挟持して、下流方向に搬送しながら、熱と圧力とによりトナー像を紙面に定着させ、排出ローラ対51により後方へ排出する。
切換フラップ52が図3の破線で示す位置に回動し、用紙は切換フラップ52に案内されて、画像形成面を下向きにして両面印刷用搬送ユニット14に搬入される。
そして、用紙は、両面印刷用搬送ユニット14の複数の送り戻しローラ対57と送り戻し案内路58を介して第1案内路38に送り込まれ、上方から下流側(左方)に反転して印字面を上向きにして、再び待機ローラ対33に給送される。
このときプリンタ1は、上記のカラー印字モードから自動的にモノクロ印字モードに設定される。
これにより、まず、比較例1の粉体接着剤による全面印字画像が現像され、その粉体接着剤画像が、上記のようにフルカラーの可変情報が形成されている用紙の可変情報形成面に重ねて転写され、定着されて比較例1の粉体接着剤による塗布が完了する。尚、この塗布処理は、所定枚数の上記印字済み用紙に対して実行される。
続いて、オペレータにより、最下流の画像形成ユニット17−4の比較例1の粉体接着剤を収容した現像容器25が、例えば比較例2の粉体接着剤を収容した現像容器25に交換される。そして、上記と同様の印字処理の開始と粉体接着剤の塗布処理が指示される。
これにより、上記と同一のべた印字パターンによる比較例2の粉体接着剤の現像画像が、上記と同一のフルカラーの可変情報が形成されている用紙の可変情報形成面に重ねて転写され、定着されて、比較例2の塗布が完了する。尚、この塗布処理も上記と同一の所定枚数の上記印字済み用紙に対して実行される。
更に、オペレータにより、最下流の画像形成ユニット17−4の比較例2の粉体接着剤を収容した現像容器25が、比較例3の粉体接着剤を収容した現像容器25に交換される。そして、上記と同様の印字処理の開始と粉体接着剤の塗布処理が指示される。
これにより、上記と同一のべた印字パターンによる比較例3の粉体接着剤の現像画像が、上記と同一のフルカラーの可変情報が形成されている用紙の可変情報形成面に重ねて転写され、定着されて、比較例3の塗布が完了する。尚、この塗布処理も上記と同一の所定枚数の上記印字済み用紙に対して実行される。
このようにして、更に実施例1から実施例3までの塗布が行われ、合計6種類の粉体接着剤を塗布した試料が得られた。
図5(a) は、上記のようにフルカラーの可変情報が形成されたA5判の上質紙68を示す図であり、同図(b) は、その可変情報69が形成されている面に重ねて比較例1、2、3、実施例1、2、又は3の粉体接着剤71が塗布された用紙(68)を示す図である。
また、図5(c) は、その比較例1、2、3、実施例1、2、又は3の粉体接着剤69が塗布された用紙を可変情報形成面を内側にして二つ折りにする図、同図(d) は、その二つ折りにした用紙68を熱圧着する用紙の貼り付け工程(投函直前の圧着はがきの状態に作成する工程)を示す図、同図(e) はその貼り付け工程で仕上がった投函直前の圧着はがきを示す図である。
尚、同図(d) に示す用紙の貼り付け工程では、用紙68が二つ折りで倍の紙厚になっているので、高い定着温度が必要であり、したがって、金属ベルトにシリコン樹脂を表面コートした加熱圧着装置を利用して90mm/secで貼付を行った。
図6(a) は、図5(b) に示したフルカラーの可変情報69の形成面に重ねて比較例1、2、3、実施例1、2、又は3の粉体接着剤71が塗布された用紙68の断面図であり、同図(b),(c) は二つ折り(V折り)の圧着はがきへの塗布例を2例示し、同図(d),(e) は、三つ折り(Z折り)の圧着はがきへの塗布例を2例示す図である。
図6(a) 〜(e) のように粉体接着剤71が塗布された用紙68は、いずれの場合も、折り線aの部分を谷折りに、図の矢印で示すように折り曲げて、二つ折り、又は三つ折りにされて、図5(d),(e) に示したように粉体接着剤71の塗布面とその対向面とが圧着される。
尚、図5(b) では、圧着される2面ともに粉体接着剤71を塗布する例を示しているが、上述した6種類の試作された粉体接着剤の塗布では、図6(c) 又は図6(e) に示す片面塗布が行われている。
上記のように、可変情報印刷面に粉体接着剤を塗布した6種類の試料に対して評価を行った。図1の図表の合計行よりも下の行には、上2行にTg(℃)とT1/2(℃)の計測値を示し、下2行に再剥離性(圧着後の開封剥離性)と粉落ちの評価を「○」と「×」で示している。
Tgは、示差走査熱量計DSC−60(株式会社島津製作所製)にて測定した。 測定条件は、試料量を8mg、昇温を10℃/分に設定した。
また、T1/2は、フローテスタCFT−500D(株式会社島津製作所製)にて測定した。 測定条件は、試料量を1g、荷重を20kg、昇温を6℃/分に設定した。
また、「再剥離性」の評価は目視により字移りや紙破れの有無を判定し、「粉落ち」の評価は、圧着後の試料を開封剥離(再剥離)したときの接着剤塗布表面部を指で擦り、粉末状の物質が指に付着するかどうかで判定した。
図1の図表で示すように、比較例1は、再剥離性では、字移りも紙破れも無く、良好であり評価は「○」であったが、粉落ちが見られ、評価は「×」であった。
また、比較例2及び3は、粉砕分級の工程で9μmの微粒子が得られなかったため、評価は未評価となった。そして、実施例1、2、及び3では、再剥離性、粉落ち共に良い評価「○」が得られた。
実験の経過も踏まえて以上を総合すると、環状ポリオレフイン樹脂を基本構成樹脂として少なくても40%以上含まれる粉体に、熱可塑性エラストマー、又は環状ポリオレフイン樹脂以外のポリオレフイン樹脂を、30%以下、好ましくは10%以下の量で添加して粉体接着剤とすると、再剥離が良好であるとともに、再剥離後の接着剤塗布面の粉落ちが発生しない接着剤を得られることが判明する。
尚、「Quintac SL−125」を例とする熱可塑性エストラマー、又は「PAK−0026」を例とする環状ポリオレフイン樹脂以外のポリオレフイン樹脂の添加量は25%以上になると粉砕・分級が困難になってくるので30%までが限界である。添加量が10%以下であれば、粉砕・分級に与える影響が少ない。
尚、上述した実施形態では、可変情報の印刷と粉体接着剤の塗布の対象を「用紙」で説明したが、これに限ることなく、トナーによるカラー画像の印刷ができるシート状の部材であれば、例えば樹脂製フィルム等のシート状部材にも適用できる。
実施形態1として作成された6種類の粉体接着剤の組成を示す図表である。 実施形態1における粉体接着剤を可変情報印字後の紙面に塗布するプリンタの外観斜視図である。 実施形態1におけるプリンタの内部構成を示す側断面図である。 実施形態1におけるプリンタの制御装置の回路構成を示すブロック図である。 (a) は実施形態1においてフルカラーの可変情報が形成されたA5判の用紙を示す図、(b) は可変情報形成面に重ねて試作の接着剤が塗布された用紙を示す図、(c) は接着剤が塗布された用紙を可変情報形成面を内側にして二つ折りにする図、(d) は二つ折りにした用紙を熱圧着する用紙の貼り付け工程を示す図、(e) は貼り付け工程で仕上がった投函直前の圧着はがきを示す図である。 (a) は実施形態1においてフルカラーの可変情報形成面に重ねて比較例1、2、3、実施例1、2、又は3の粉体接着剤が塗布された用紙の断面図、(b),(c) は二つ折り(V折り)の圧着はがきへの塗布例を2例示す図、(d),(e) は三つ折り(Z折り)の圧着はがきへの塗布例を2例示す図である。
符号の説明
1 カラー画像形成装置(プリンタ)
2 装置本体上部
3 装置本体下部
4 操作パネル
4a キー操作部
4b 液晶ディスプレイ
5 排紙部
6 排紙ローラ
7 給紙カセット
7a 取手
8 フロントカバー
9 横蓋
11 装着部カバー
12 画像形成部
13 ベルトユニット
14 両面印刷用搬送ユニット
15 給紙部
16 定着部
17(17−1、17−2、17−3、17−4) 画像形成ユニット
18 ドラムセット
19 トナーセット
21 感光体ドラム
22 クリーナ
23 帯電器
24 記録ヘッド
25 現像容器
26 現像ローラ
27 用紙搬送ベルト
28 転写器
29 駆動ローラ
31 従動ローラ
32 テンションローラ
33 待機ローラ対
34 給紙ローラ
35 MPFトレイ
36 第2案内路
37 第2給紙ローラ対
38 第1案内路
39 第1給紙ローラ対
41 用紙案内コロ
42 給紙ローラ
43 定着ユニット
44 加熱ローラ
45 加圧ローラ
46 オイル塗布ローラ
47 清掃ローラ
48 温度センサ
49 用紙分離爪
51 排出ローラ対
52 切換フラップ
53 排紙ローラ対
54 排紙口
55 搬出ローラ対
56 案内路
57 送り戻しローラ対
58 送り戻し案内路
59 電装部
60 制御装置
61 I/Fコントローラ
62 プリンタコントローラ
63 プリンタ印字部
64 CPU
65 ROM
66 フレームメモリ
66B、66M、66C、66Y 接着剤及び色毎の各記憶領域
67 EEPROM
68 上質紙(用紙)
69 可変情報
71 粉体接着剤

Claims (2)

  1. 電子写真法による現像、転写及び定着の工程により紙面に塗布可能に構成され、
    環状ポリオレフィン樹脂を基本構造とし、
    該環状ポリオレフィン樹脂を40%以上含有し、
    熱可塑性エラストマーを30%以下含有する、
    ことを特徴とする粉体接着剤。
  2. 電子写真法による現像、転写及び定着の工程により紙面に塗布可能に構成され、
    環状ポリオレフィン樹脂を基本構造とし、
    該環状ポリオレフィン樹脂を40%以上含有し、
    該環状ポリオレフィン樹脂以外のポリオレフィン樹脂を30%以下含有する、
    ことを特徴とする粉体接着剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4067101A1 (en) 2021-03-29 2022-10-05 FUJIFILM Business Innovation Corp. Printed material and method for producing printed material

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