JP2007050546A - 印刷装置および印刷処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷物における印刷不良の有無を精度よく検出することにより、顧客に納品する印刷物への不良品の混入を防止する。
【解決手段】 印刷装置における情報処理方法であって、前記所定の媒体に印刷すべき第1の画像データを入力する工程と、前記入力された前記第1の画像データに基づいて前記所定の媒体に印刷処理を実行する工程と、前記第1の画像データが印刷された媒体を読み取って印刷不良を判定するための第2の画像データを取得する工程(ステップS901)と、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを比較して、印刷不良の有無を判定する判定工程(ステップS905、906)と、を備え、前記判定工程は、前記第1の画像データが印刷された媒体に対して前記印刷処理後に行われる処理内容に応じて、前記印刷不良の有無を判定するための判定方法を変更することを特徴とする。
【選択図】 図9

Description

本発明は、所定の媒体に画像データを印刷する印刷装置において、画像データが印刷された媒体の印刷不良の有無を判定するための処理技術に関するものである。
従来より、商業的印刷業界では、種々の作業工程を介して印刷物の発行を行ってきた。具体的な作業工程としては、原稿の入稿、レイアウト編集、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフ印刷)、版下作成、印刷、後処理加工、検品、発送等が挙げられる。
特に、商業的印刷業界の場合、印刷工程においてオフセット製版印刷機が用いられることが多いため、版下作成工程は不可欠な工程である。しかしながら、版下作成工程は、一度行うとその修正が容易ではなく、且つ修正を行った場合、コスト的にかなり不利になることから、版下作成にあたっては、入念な校正(即ち、入念なレイアウトのチェックや色の確認作業)が必須となってくる。このため、印刷物の発行が完了するまでには、ある程度の期間を要することが一般的である。
このような状況のもとで、最近では、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化が顕著になってきた。そして、商業的印刷業界に対抗する、いわゆるプリント・オン・ディマンド(Print On Demand:以下、PODと表記する。)と呼ばれる市場が出現しつつある。
これは、比較的小ロットのジョブを、大掛かりな装置やシステムを用いずに、短納期で取り扱うことができるよう、上述のような大規模な印刷機、印刷手法に代わって出現してきたものである。
POD市場では、例えば、デジタル複写機やデジタル複合機等のデジタル画像記録装置を最大限に活用することで、電子データを用いたデジタルプリントを実現し、プリントサービス等を行うことが可能となっている。
しかしながら、上述のような商業的印刷業界やPOD市場において、顧客に納品する印刷物に不具合がないかどうかの検品作業は未だに自動化されておらず、印刷物を作業員が手作業でチェックしているのが現状である。しかし、数百ページに及ぶ印刷物の場合、ページ毎に詳細にチェックすることは膨大な時間と労力が必要となるため、実際には大まかな検品作業となり、細かい印字ミスや抜け、紙汚れなどは検出されないといった問題がある。
このような現状においては、印刷物の検品作業を自動化する技術が望まれている。なお、検品作業を自動化する技術として、印刷物を検証するための検証用画像と、印刷物を撮像して取得した画像とを比較することで、印刷物を検品する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−39492号公報
しかしながら、従来の検品技術は、印刷物に対して印刷処理後に行われる処理内容を考慮したものではなかった。例えば、印刷物を検品する場合、印刷処理された媒体の全部分を検品する必要がない場合もある。具体的には、印刷処理後に断裁処理が行われて媒体の一部が不要となるような場合、その不要となる部分については検品の対象とする必要はない。このような場合にまで、媒体の全部分を検品することとすると、検品に要する時間や処理の負荷が大きくなってしまう。また、検品する対象(領域)が増加することにより、検品の精度が低くなってしまうおそれもある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、印刷物における印刷不良の有無を精度よく検出することにより、顧客に納品する印刷物への不良品の混入を防止することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る印刷装置は以下のような構成を備える。即ち、
所定の媒体に画像データを印刷する印刷装置であって、
前記所定の媒体に印刷すべき第1の画像データを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記第1の画像データに基づいて前記所定の媒体に印刷処理を実行する印刷処理手段と、
前記印刷処理手段により前記第1の画像データが印刷された媒体を読み取って印刷不良を判定するための第2の画像データを取得する読取手段と、
前記第1の画像データと前記第2の画像データとを比較して、印刷不良の有無を判定する判定手段と、を備え、
前記判定手段は、前記第1の画像データが印刷された媒体に対して前記印刷処理後に行われる処理内容に応じて、前記印刷不良の有無を判定するための判定方法を変更することを特徴とする。
印刷物における印刷不良の有無を精度よく検出することにより、顧客に納品する印刷物への不良品の混入を防止することが可能となる。
以下、必要に応じて添付図面を参照しながら本発明の各実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<MFPの構成>
図1を用いて、本発明の第1の実施形態にかかる印刷装置(印刷機能を備える装置)である、MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)の構成について説明する。
MFPは、自装置内部に複数のジョブのデータを記憶可能なハードディスク等のメモリを具備し、スキャナから出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリンタ部でプリント可能にするコピー機能を備える。また、コンピュータ等の外部装置から出力されたジョブデータに対し該メモリを介してプリント部でプリント可能にするプリント機能を備える。つまり、MFPは印刷機能を含む複数の機能を具備した画像形成装置である(印刷機能を備える装置としての印刷装置には、印刷機能を備える画像形成装置も含まれ、MFPはその画像形成装置の一例である)。
MFPには、フルカラー機器とモノクロ機器とがあり、色処理や内部データなどを除いて、基本的な部分において、フルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多い。このため、ここではフルカラー機器を主に説明し、必要に応じて随時モノクロ機器の説明を加えることとする。
なお、本実施形態にかかるMFPの構成に関しては、上記の如く、複数の機能を具備した複合機能型の画像形成装置を有すると共に、SFP(Single Function Peripheral:単一機能周辺機器)を具備する構成でも良い。なお、SFPとは、例えば、プリント機能のみを具備した単一機能型の画像形成装置をいう。
また、MFPとSFPのいずれか一方のタイプの画像形成装置のみを具備する構成でも良い。さらに、何れのタイプの画像形成装置であっても、複数台具備する構成でも良い。いずれにしても、本実施形態にかかる情報処理方法が実現可能な構成であればよい。
図1において、101は、紙原稿などの画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する入力画像処理部である。102は、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部である。103は、ネットワークを利用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Interface Card)部である。104は、外部装置と画像データなどの情報交換を行う専用インターフェース部である。105は、USB(Universal Serial Bus)メモリ(リムーバブルメディアの一種)に代表されるUSB機器と画像データなどを送受するUSBインターフェース(USB I/F)部である。また、106は、MFP制御部であり、MFPの用途に応じて画像データを一時保存したり、経路を決定したりといった交通整理の役割を担っている。
文書管理部111は、複数の画像データを格納可能なハードディスク等のメモリを具備しており、MFPが具備する制御部(例えばMFP制御部106のCPUなど)が主体となって、各種画像データが、該メモリに格納されるよう制御する。画像データとしては、例えば、入力画像処理部101からの画像データや、FAX部102を介して入力されたファクシミリジョブの画像データや、NIC部103を介して入力されたコンピュータ等の外部装置からの画像データが挙げられる。また、専用I/F部104やUSB I/F部105を介して入力された様々な画像データ等も含まれる。
また、該メモリに格納された画像データを適宜読み出して、プリンタ部113等の出力部に転送して、該プリンタ部113によるプリント処理等の出力処理を実行するよう制御する。さらに、オペレータからの指示により、該メモリから読み出した画像データを、コンピュータや他の画像形成装置等の外部装置に転送するよう制御する。
画像データを文書管理部111に記憶する際には、必要に応じて、画像データを圧縮して格納し、逆に圧縮して格納された画像データを読み出す際には元の画像データに伸張して戻したりするなど、記憶/読み出し処理は圧縮伸張部110を介して行われる。また、データがネットワークを経由する際には、JPEG、JBIG、ZIPなど圧縮データを使用することも一般に知られており、画像データがMFPに入った後、この圧縮伸張部110にて解凍(伸張)される。
また、リソース管理部112は、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブルなど共通に扱われる各種パラメータテーブルなどが格納されており、必要に応じて呼び出すことができる。さらに、新しいパラメータテーブルを格納したり、修正して更新したりすることもできる。
また、MFP制御部106では、PDLデータが入力された場合に、RIP部108でRIP(Raster Image Processor)処理を施す。また、プリントする画像に対しては、必要に応じて出力画像処理部109でプリントのための画像処理を行う。更に、その際に作られる画像データの中間データやプリントレディデータ(プリントのためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書管理部111に再度格納することもできる。
画像形成を行うプリンタ部113に送られ、プリンタ部113でプリントアウトされたシート(画像データが印刷される媒体)は、後処理部114へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
ここで、MFP制御部106は円滑にジョブを流す役割を担っており、MFPの使い方に応じて、以下のようにパス切り替えが行われている。但し、中間データとして画像データを必要に応じて格納することは一般に知られているが、ここでは文書管理部111が始点、終点になる以外のアクセスについては表記しない。また、必要に応じて利用される圧縮伸張部110と後処理部114、あるいは、全体のコアとなるMFP制御部106などの処理は省略して、おおよそのフローがわかるように記載するものとする。
・複写機能:
入力画像処理部→出力画像処理部→プリンタ部
・FAX送信機能:
入力画像処理部→FAX部
・FAX受信機能:
FAX部→出力画像処理部→プリンタ部
・ネットワークスキャン:
入力画像処理部→NIC部
・ネットワークプリント:
NIC部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
・外部装置へのスキャン:
入力画像処理部→専用I/F部
・外部装置からのプリント:
専用I/F部→出力画像処理部→プリンタ部
・外部メモリへのスキャン:
入力画像処理部→USB I/F部
・外部メモリからのプリント:
USB I/F部→RIP部→出力画像処理部→プリンタ部
・ボックススキャン機能:
入力画像処理部→出力画像処理部→文書管理部
・ボックスプリント機能:
文書管理部→プリンタ部
・ボックス受信機能:
NIC部→RIP部→出力画像処理部→文書管理部
・ボックス送信機能:
文書管理部→NIC部
・プレビュー機能:
文書管理部→操作部
上記以外にも、E−mailサービスやWebサーバ機能を初めとして、様々な機能との組み合わせが考えられるが、ここでは割愛する。
また、ボックススキャン、ボックスプリント、ボックス受信、あるいは、ボックス送信とは、文書管理部111を利用したデータの書き込みや読み出しを伴うMFPの処理機能である。そして、ジョブ毎やユーザ毎に文書管理部111内のメモリを分割して一次的にデータを保存し、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行う。
更に、操作部107は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものであるが、操作部107の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部111にある画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントするといったこともできる。
<MFP制御部106について>
次に、図2を用いてMFP制御部106について説明する。
同図は、大きく分けて4つの部分からなっている。すなわち、入力デバイスを管理する入力デバイス管理部201、入力されたジョブを解釈する入力ジョブ制御部202、ジョブの設定情報を整理する出力ジョブ制御部203、そして、出力デバイスを割り当てる出力デバイス管理部204である。
入力デバイス管理部201は、各入力部からの入力信号を整理したり、切り替えの順序を決定したりする役割を果たす。ここには、入力デバイス制御部が存在し、各インターフェースを介して送られてくる入力信号としては、紙原稿のスキャン画像信号やネットワークからのPDLデータといったMFPの外部から入力された信号が挙げられる。また、文書管理部111に保管してあった画像データの再プリントやRIP部108、出力画像処理部109との連携といったMFP内部で処理された信号なども含まれる。
入力ジョブ制御部202は、プロトコル解釈部とジョブ生成部から構成されている。入力デバイス制御部から送られてくる一連の操作要求は、コマンド(プロトコル)と呼ばれる命令信号で受信され、プロトコル解釈部でその操作要求の概要が解釈されて、MFP内部で理解できる操作手順に変換される。一方、ジョブ生成部はプリントジョブ、スキャンジョブ、PDL展開ジョブ、ファックス受信ジョブ等様々なジョブを生成する。生成されたジョブは、MFP内部でどのような処理を施して、どこに送られるかといったそれぞれのシナリオが定義付けされて、そのシナリオに従ってMFP内部を流れることとなる。
出力ジョブ制御部203では、ジョブ解析部、バインダ解析部、ドキュメント解析部及び、ページ解析部において、ジョブの設定情報(俗に、ジョブチケットと呼ばれる)と画像情報が作成される。
ジョブ解析部は、印刷する文書名や印刷部数、出力先の排紙トレイ指定、複数バインダで構成されるジョブのバインダ順などジョブ全体に関わる設定情報の詳細が解析される。バインダ解析部は、製本方式の設定やステープルの位置、複数ドキュメントで構成されるバインダのドキュメント順などバインダ全体に関わる設定情報の詳細が解析される。
ドキュメント解析部は、複数ページで構成されるドキュメントのページ順、両面印刷の指定、表紙や合紙の付加などドキュメント全体に関わる設定情報の詳細が解析される。
ページ解析部は、画像の解像度、画像の向き(ランドスケープ/ポートレイト)等の各種設定ページ全体に関する設定情報の詳細が解析されると共に、PDLデータが入力された場合にはRIP部を呼び出してラスタライズ処理を施す。なお、画像情報を生成するに当たっては、RIP部を呼び出して、ラスタライズ処理にてページ画像情報が生成される。ページ画像情報は、圧縮伸張部110において圧縮された後、文書管理部111に設定情報と関連付けされて格納される。
出力デバイス管理部204は、デバイス割り当て部と出力デバイス制御部で構成されている。文書管理部111に保存された画像情報は圧縮伸張部110にて伸張され、関連付けられていた設定情報と一緒に読み出され、設定情報と画像情報は一対になって出力デバイス管理部204に送られてくる。
デバイス割り当て部は、定義付けされたそれぞれのジョブのシナリオに基づいて、出力デバイスを割り当てる際に、複数のジョブが同時に処理を進めるとデバイスの競合が発生するため、それを調停する役割を果たす。出力デバイス制御部は、プリンタ部113、後処理部114など、どのデバイスを利用するかをスケジューリングする。
<MFPのハードウェア構成>
次に4Dカラー系MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)のハードウェア構成(ただし、後処理部114を除く)について、図3を用いて説明する。4Dカラー系MFPは、スキャナ部301、レーザ露光部302、作像部303、定着部305、給紙/搬送部304及び、これらを制御する不図示のプリンタ制御部から構成される。
スキャナ部301は、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを作成する。
レーザ露光部302は、前記画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡(ポリゴンミラー)に入射させ、反射走査光として感光ドラムに照射する。
作像部302は、感光ドラムを回転駆動し、帯電器によって帯電させ、前記レーザ露光部によって感光ドラム上に形成された潜像をトナーによって現像し、そのトナー像をシートに転写する。そして、その際に転写されずに感光ドラム上に残った微小トナーを回収するといった一連の電子写真プロセスの現像ユニット(現像ステーション)を4連持つ。
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の順に並べられた4連の現像ユニットは、シアンステーションの作像開始から所定時間経過後に、マゼンタ、イエロー、ブラックの作像動作を順次実行していく。このタイミング制御によって、シート上に色ずれのない、フルカラートナー像が転写される。
定着部305は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、前記作像部によってトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙/搬送部304は、シートカセットやペーパーデッキに代表されるシート収納庫を一つ以上持っており、前記プリンタ制御部の指示に応じてシート収納庫に収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部303・定着部305へ搬送する。シートは搬送され、前述の現像ステーションによって、各色のトナー像が転写され、最終的にフルカラートナー像がシート上に形成される。また、シートの両面に画像形成する場合は、定着部305を通過したシートを再度作像部303へ搬送する搬送経路を通るように制御する。
プリンタ制御部は、MFP全体を制御するMFP制御部106と通信して、その指示に応じて制御を実行する。また、前述のスキャナ部301、レーザ露光部302、作像部303、定着部305、給紙/搬送部304の各部の状態を管理しながら、全体が調和を保って円滑に動作できるよう指示を行う。
定着部305を通過したシートは、搬送経路上の画像読み取りセンサを通り、印刷された画像データが当該画像読み取りセンサにより読み取られる。読み取られた画像データは、出力画像の濃度測定や出力画像に異常がないかどうかの検出に使用される。
<RIP部108の構成>
次に、図4を用いて、RIP部108の構成について説明する。
RIP(Raster Image Processor)とは、各オブジェクト情報を同時にページ上に再現するために、メモリ上にビットマップ(ラスタイメージ)展開するプロセッサである。オブジェクト情報としては、PDL(Page Description Language)で記述された文字、線画、図形などのベクトル情報、あるいは、色、パターン、写真などの画像走査線情報などが挙げられる。元来、ハードウェアとして出力装置側に搭載されていたが、現在では、CPUの高速化によりソフトウェアで実現されている。
RIP部108は、一般に、インタプリタ部401とレンダリング部402の2つの部分から成り立っている。インタプリタ部401は、PDLの翻訳を行うPDL解釈部と、解釈したPDLデータからディスプレイリストと呼ばれる中間ファイルを生成するDL(Display List)生成部とで構成されている。一方、レンダリング部402は、ディスプレイリストに対してカラーマッチングを行うCMM(Color Matching Module)部と、ディスプレイリストをビットマップ(ラスタイメージ)に展開するDL展開部とで構成されている。
PDL解釈部は、入力されてきた様々な種類のPDLデータを解析する部分である。入力フォーマットとしては、Adobe社のPostScript(登録商標)言語やHP(Hewlett−Packard)社のPCL(Printer Control Language)言語などが有名である。
これらは、ページ単位の画像を作成するためのプリンタ制御コードで記載されており、単純な文字コードのほか、図形描画のコードや写真画像のコードなども含まれている。また、PDF(Portable Document Format)というAdobe社の開発した文書表示用ファイル形式も様々な業界で多用されており、ドライバを使用せず直接MFPに投げ込まれたこのフォーマットも対象としている。
そのほか、PPML(Personalized Print Markup Language)と呼ばれるVDP(Variable Data Print)向けフォーマットにも対応している。さらに、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やTIFF(Tagged Image File Format)と呼ばれるカラー画像の圧縮フォーマットなどにも対応している。
また、CMM部では、グレースケール、RGB、CMYKなど様々な画像データの入力が可能である。その他の色空間の場合には、一度CRD(Color Rendering Dictionary)にてCMYK空間に変換された後、カラーマッチングが施される。CMM部において、ICCプロファイルによる色調整が行われる。
ICCプロファイルは、ソースプロファイルとプリンタプロファイルとがあり、ソースプロファイルは、RGB(またはCMYK)データを一度規格化されたL*a*b*空間に変換する。さらに、このL*a*b*データを再度ターゲットとなるプリンタに適したCMYK空間に変換する。このとき、ソースプロファイルは、RGBプロファイルとCMYKプロファイルからなっており、入力画像がRGB系画像(Microsoft社のアプリケーションソフトやJPEG、TIFF画像等)の場合は、RGBプロファイルが選択される。一方、CMYK系画像(Adobe社のPhotoshopやIllustratorの一部データなど)の場合にはCMYKプロファイルが選択される。
プリンタプロファイルは、各プリンタの色特性に合わせて作られており、RGB系画像の場合は、Perceptual(色味優先)やSaturation(鮮やかさ優先)を選択するのが好ましい。また、CMYK系画像の場合は、Colorimetric(色差最小)を選んで最適画像を出力することが多い。
また、ICCプロファイルは、一般にルックアップテーブル形式で作られており、ソースプロファイルでは、RGB(またはCMYK)データが入力されると、一意にL*a*b*データに変換される。逆にプリンタプロファイルでは、L*a*b*データからプリンタにマッチしたCMYKデータに変換される。なお、カラーマッチングを必要としないRGBデータは、デフォルトの色変換によりCMYKデータに変換されて出力され、カラーマッチングを必要としないCMYKデータに対しては、そのまま出力される。このRIP部108で展開された画像データは、圧縮伸張部110を介して文書管理部111に保持される。
<出力画像処理部109の構成>
次に図5を用いて出力画像処理部109について説明する。
出力画像処理部109(カラー系)に入力される画像データは、複写動作など入力画像処理部101からの出力データを扱うRGB系データと、ネットワークプリント動作などRIP部108からの出力データを扱うCMYK系データとに大別できる。前者の場合、下地除去部に入力され、後者の場合は、出力ガンマ補正部に入力される。
まず、下地除去部では、スキャナ部301で読み取ったRGB画像データに対して、プリンタ部113の結果に基づいて、下地部を除去するための非線形変換を行う。
次に出力ダイレクトマッピング部において、RGB画像データからCMYK画像データに変換される。変換においては、RGBそれぞれの値をルックアップテーブルに入力し、その出力値の総和からC(Cyan)成分を作る。同様に、M(Magenta)、Y(Yellow)、K(blacK)それぞれの成分もルックアップテーブルとその加算演算で形成している。このとき、入力画像処理部101にて検出された像域データに基づいて、3次元のルックアップテーブルが利用されており、文字領域と写真領域ではそれぞれ異なる種類のルックアップテーブルが適用されている。
出力ガンマ補正部では、プリンタに対応した出力画像の濃度補正を行っている。CMYKそれぞれ一次元のルックアップテーブルを利用して、画像形成ごと異なる出力される画像データのリニアリティを保つ役割を果たしており、一般的にカラーキャリブレーションの結果は、このルックアップテーブルに反映される。
ハーフトーン処理部は、MFP機能に応じて、異なる種類のスクリーニングを択一的に適用することができる。一般に、複写動作などでは、モアレの起きにくい誤差拡散系のスクリーニングを利用し、プリント動作では、文字や細線の再現性を考えてディザマトリクスなどを利用した多値スクリーン系のスクリーニングを用いることが多い。前者は、注目画素とその周辺画素に対して誤差フィルタで重み付けし、階調数を保ちながら多値化の誤差を配分して補正していく方法である。一方、後者は、ディザマトリックスの閾値を多値に設定し、擬似的に中間調を表現する方法で、CMYK独立に変換し、入力画像データによって低線数と高線数とを切り替えて再現する。
更に、スムージング処理部では、CMYKそれぞれに対し、エッジ部分をパターンマッチングにより検出し、より滑らかに再現されるパターンに変換することでジャギーを軽減する方法である。
<インラインフィニッシャ部(後処理部)114の構成>
次に図6を用いてインラインフィニッシャ部(後処理部)114の構成を説明する。図6はインラインフィニッシャ部114の断面図である。
プリンタ部113の定着部305から排出されたシートは、インラインフィニッシャが接続されている場合には、インラインフィニッシャ部114に入る。インラインフィニッシャ部114には、サンプルトレイ及びスタックトレイがあり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
ソート方式には2通りあり、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、電子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソート方式によるソーティングを行うことができる。
電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、コア部に大容量メモリを持っていれば、このバッファメモリを利用して、バッファリングしたページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。
グループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ毎に仕分けする機能である。
さらに、出力すべきジョブに対してステープルモードが設定されている場合には、スタックトレイに排出するよう制御する。その際には、シートがスタックトレイに排出される前に、シートをジョブ毎にフィニッシャ内部の処理トレイに順次蓄えておき、該処理トレイ上にてステープラにてバインドして、その上で、スタックトレイへ、該シート束を束排出する。
その他、上記2つのトレイに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り機、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャがあり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。例えば、出力すべきジョブに対するシート処理に関する設定としてユーザにより操作部107を介してZ折り処理設定がなされた場合には、そのジョブのシートに対してZ折り機により折り処理を実行させる。その上で、機内を通過させて、スタックトレイ及びサンプルトレイ等の排出トレイに排紙するよう制御する。
また、例えば、出力すべきジョブに対するシート処理に関する設定としてユーザにより操作部107を介してパンチ処理設定がなされた場合には、そのジョブのシートに対してパンチャによるパンチ処理を実行させる。その上で、機内を通過させて、スタックトレイ及びサンプルトレイ等の排出トレイに排紙するよう制御する。
さらに、サドルステッチャは、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分をローラに噛ませることによりシートを半折りし、パンフレットのようなブックレットを作成する処理(製本処理)を行う。サドルステッチャで製本されたシートは、ブックレットトレイに排出される。当該サドルステッチによる製本処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
また、インサータはインサートトレイにセットされたシートをプリンタへ通さずにスタックトレイ及びサンプルトレイ等の排出トレイのいずれかに送るためのものである。これによってインラインフィニッシャ部114に送り込まれるシート(プリンタ部113で印刷されたシート)とシートの間にインサータにセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサータのインサートトレイにはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラにより最上部のシートから順に給送する。
従って、インサータからのシートはそのままスタックトレイまたはサンプルトレイへ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチャへ送るときには、一度パンチャ側へ送り込んだ後スイッチバックさせて送り込むことによりフェースの向きを合わせる。尚、当該インサータによるシート挿入処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
次に、トリマ(断裁機)について説明する。サドルステッチャにおいてブックレット(中綴じの小冊子)にされた出力は、このトリマに入ってくる。その際に、まず、ブックレットの出力は、ローラで予め決められた長さ分だけ紙送りされ、カッタ部にて予め決められた長さだけ切断され、ブックレット内の複数ページ間でばらばらになっていた端部がきれいに揃えられることとなる。そして、ブックレットホールド部に格納される。尚、当該トリマによる断裁処理等のシート処理動作の実行可否も、上述の如く、出力すべきジョブに対してユーザにより設定されたシート処理設定に基づく。
<印刷不良の有無の検出処理の概要>
次に、図7を用いて、後処理部114での裁断が指定されているプリントジョブの出力画像チェック(印刷不良の有無の検出)を行う場合の処理に関して説明する。
図7Aは、シートに印刷された状態を図示したものである。出力されたシート701にはシート一面に画像データが印刷されている。後処理部114で断裁処理を行うためのトリムマーク702がシートの四隅に印刷されており、断裁機で、このマークの位置に合わせてシートの端が断裁されることになる。つまり図中の点線703に沿って断裁されることになる。結果として、断裁後の印刷物は図7Bに示してある画像704のようになる。
次に印刷物の印刷不良の有無を検出する際の処理に関して説明する。印刷物は、MFPのプリンタ部113の画像読み取りセンサによって読み取られ、MFP制御部106へ送られる。MFP制御部106では、プリンタ部113から送られてきた画像データと、文書管理部111に保持されているRIP部108で展開された画像データとの比較処理を行う。このとき、比較処理を行う際には、精度を重視するか、処理速度を重視するかによって一画素単位で全ての画素の比較を行ってもよいし(精度重視モード)、数画素おきに画素の比較を行ってもよい(処理速度重視モード)。また、どちらのモードを使用するかは、予めユーザがMFPの操作部107から設定可能であってもよいし、プリントジョブを実行する際に指定可能なようにしてもよい。
図7で説明したように、後処理部114で断裁が行われるジョブの場合、印刷される画像データは図7Aに図示されているものとなるが、実際に断裁処理が行われ、最終的な印刷物として顧客に納品するものは図7Bに図示されたものとなる。
このとき、図8に示してあるように、出力されたシート701上に、汚れ801があったとする。この状態で印刷不良の検出処理を行った場合、展開画像データと印刷物との比較処理において、汚れ801の部分がエラーとなって検出されてしまう。
しかしながら、実際にはこの汚れ801がある部分は、後処理部114で断裁処理によって断裁されてしまうため、エラーとして扱う必要はなくなる。そのため、後処理部114での断裁が指定されている場合は、断裁後に残る画像部分である図7Bの画像704の部分だけの比較を行えばよいことになる。なお、この比較対象となる画像データ領域は、印刷ジョブに設定されている後処理部114での設定をもとにMFP制御部106で判断することとする。ただし、画像読み取りセンサで読み取った画像データの断裁の目印(トリムマーク702)から自動的に比較対象とする画像領域を検出してもよい。
<印刷不良の有無の検出処理の流れ(印刷ジョブの設定値に基づいて比較対象を特定する場合)>
図9は、印刷不良の有無の検出処理の流れを表したフローチャートである。
印刷が開始されると、まず、排紙のところにある画像読み取りセンサで印刷された画像が読み取られる(ステップS901)。読み取られた画像データは、MFP制御部106へ送信される(ステップS902)。
MFP制御部106は、印刷ジョブに断裁処理が設定されているかどうかをチェックし(ステップS903)、設定されている場合は断裁処理の設定値から、読み取られた画像データにおける比較すべき画像領域を特定する(ステップS904)。
断裁処理が設定されていないジョブの場合、及び、断裁処理が設定され、その設定値をもとに比較すべき画像領域が特定された後は、ステップS905に進む。ステップS905では、展開画像データの該当する画像領域と、読み取った画像データとを比較することによって印刷不良の有無の検出が実行される。
比較した結果、印刷不良があると判断された場合(ステップS906)は、操作部107または不図示の画面に、警告画面を表示する(ステップS907)。警告画面には、印刷を続行するか中止するかを促す画面が表示され(ステップS908)、中止すると指示された場合には、印刷を終了する。
続行すると指示された場合、及び、印刷不良がなかった場合は、後続の頁があるかどうかを確認する(ステップS909)。後続の頁がない場合には、印刷を終了する。後続の頁がある場合には、後続の頁の印刷を続行し(ステップS910)、ステップS901からステップS910までの処理が最終頁まで繰り返し実行される。
<印刷不良の有無の検出処理の流れ(印刷物に基づいて比較対象を特定する場合)>
図10は、読み取った画像データから自動的に比較すべき画像データの領域を判断する場合の処理の流れを表したフローチャートである。
印刷が開始されると、まず、排紙のところにある画像読み取りセンサで印刷された画像が読み取られる(ステップS1001)。読み取られた画像データは、MFP制御部106へ送信される(ステップS1002)。
MFP制御部106は、読み取られた画像データにトリムマークがあるかどうかを検知する(ステップS1003)。
トリムマークが検知された場合は、読み取った画像データから、断裁後に残る画像領域を特定する(ステップS1004)。トリムマークが検知されなかった場合、及び、断裁後に残る画像領域が特定されたら、特定した画像領域に対応する展開画像データの領域を特定する(ステップS1005)。
比較すべき画像領域が特定されたら、展開画像データと読み取った画像データを比較することによって、印刷不良の有無の検出が実行される(ステップS1006)。比較した結果、印刷不良があると判断された場合(ステップS1007)は、操作部107または不図示の画面に、警告画面を表示する(ステップS1008)。
警告画面には、印刷を続行するか中止するかを促す画面が表示され(ステップS1009)、中止すると指示された場合には、印刷を終了する。続行すると指示された場合、及び、印刷不良がなかった場合は、後続の頁があるかどうかを確認する(ステップS1010)。後続の頁がない場合には、印刷を終了する。後続の頁がある場合には、後続の頁の印刷を続行し(ステップS1011)、ステップS1001からステップS1011までの処理が最終頁まで繰り返し実行される。
以上述べたように、本実施形態にかかるMFPでは、すべての印刷物を対象に、印刷時に印刷不良の有無を検出する。これにより、顧客に納品する印刷物の不良品への混入を防止することが可能となる。
また、後処理として断裁処理が設定されている場合にあっては、印刷ジョブに設定されている断裁処理用の設定値を使用して、断裁後に残る画像領域を特定する。そして、特定された画像領域に対してのみ、展開画像データとの比較処理を行って印刷不良の有無を判断することによって、印刷不良の有無を効率的に検査することが可能となる。
なお、比較すべき画像領域の特定は、読み取った画像データに印刷されている断裁処理用のマーク(トリムマーク)をもとに行うこともできる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、断裁処理が設定されている場合の印刷不良の有無の検出方法について述べた。本実施形態では、ステイプル処理が設定されているジョブで、ステイプル処理用に画像印刷位置をずらして印刷されるジョブについての処理に関して述べる。
図11Aは展開された画像データ1101を示しており、図11Bは出力され、ステイプルが実行された印刷物を示している。
図11Bに示してあるように、展開された画像データにおける、印刷される画像データの位置は図の点線で示した領域1102である。それに対して実際の印刷物は、ステイプル1104を打つ領域を確保するために、印刷位置が1103で示されている領域にシフトされて印刷される。これは印刷された画像データの上にステイプルが打たれると、最終的な印刷物では一部画像が見えないという問題が生じないように、印刷装置側でステイプル処理が指定されているジョブに対して自動的に行うためである。ただし、印刷を実行するユーザが任意にシフト量を印刷ジョブに対して設定することが可能な構成であってもよい。
図12は、ステイプル処理が設定されているジョブを印刷した場合の処理の流れを表したフローチャートである。
まず、印刷が開始され、排紙のところにある画像読み取りセンサで印刷された画像が読み取られる(ステップS1201)。読み取られた画像データは、MFP制御部106へ送信される(ステップS1202)。
MFP制御部106では、印刷ジョブにステイプル処理が設定されているかどうかをチェックし(ステップS1203)、設定されている場合はステイプル用の画像シフト量の設定値を取得する(ステップS1204)。
ステイプル処理が設定されていないジョブの場合、及び、ステイプル処理が設定され、画像シフト量の設定値を取得した後、取得した画像シフト量から展開画像データの比較すべき画像領域を特定する(ステップS1205)。ここでいう画像領域とは、1105及び1106で仕切られる領域であり、画像シフトにより領域1102からシフトした1103を除いた領域である。
展開画像データの該当する画像領域と、読み取った画像データとを比較することによって印刷不良の有無の検出が実行される(ステップS1206)。比較した結果、印刷不良があると判断された場合(ステップS1207)は、操作部107または不図示の画面に、警告画面を表示する(ステップS1208)。
警告画面には、印刷を続行するか中止するかを促す画面が表示され(ステップS1209)、中止すると指示された場合には、印刷を終了する。続行すると指示された場合、及び、印刷不良がなかった場合は、後続の頁があるかどうかを確認する(ステップS1210)。後続の頁がない場合には、印刷を終了する。後続の頁がある場合には、後続の頁の印刷を続行し(ステップS1211)、ステップS1201からステップS1211までの処理が最終頁まで繰り返し実行される。
以上述べたように、本実施形態にかかるMFPでは、すべての印刷物を対象に、印刷時に印刷不良の有無を検出する。これにより、顧客に納品する印刷物の不良品への混入を防止することが可能となる。
また、後処理としてステイプル処理等を行うために、印刷される画像データと印刷された印刷物を読み取って得られた画像データとの間で画像位置にずれがあった場合には、印刷ジョブに設定されている画像シフト量をもとに比較すべき画像領域を特定する。これにより、印刷不良の有無を正しく判断することが可能となる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、
そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、
前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、
そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合、
も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、
コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合、
も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1の実施形態にかかる印刷装置である、MFP(Multi Function Peripheral:マルチファンクション周辺機器)の構成を示す図である。 MFP制御部のブロック図である。 4Dカラー系MFPのハードウェア構成(後処理部を除く)を示す図である。 RIP部のブロック図である。 出力画像処理部(カラー系)のブロック図である。 後処理部の構成を示す図である。 断裁処理が設定されているジョブの出力画像の一例を示す図である。 断裁処理が設定されているジョブの出力画像の一例を示す図である。 断裁処理が設定されているジョブの出力画像に汚れがある場合の一例を示す図である。 印刷不良の有無の検出処理の流れを表したフローチャートである。 読み取った画像データから自動的に比較すべき画像データの領域を判断する場合の処理の流れを表したフローチャートである。 ステイプル処理が設定されているジョブの出力画像の一例を示す図である。 ステイプル処理が設定されているジョブの出力画像の一例を示す図である。 ステイプル処理が設定されいるジョブを印刷した場合の処理の流れを表したフローチャートである。
符号の説明
101 入力画像処理部
102 FAX部
103 NIC部
104 専用I/F部
105 USB I/F部
106 MFP制御部
107 操作部
108 RIP部
109 出力画像処理部
110 圧縮伸張部
111 文書管理部
112 リソース管理部
113 プリンタ部
114 後処理部
200 画像処理装置
201 入力デバイス管理部
202 入力ジョブ制御部
203 出力ジョブ制御部
204 出力デバイス管理部
401 インタプリタ部
402 レンダリング部

Claims (10)

  1. 所定の媒体に画像データを印刷する印刷装置であって、
    前記所定の媒体に印刷すべき第1の画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記第1の画像データに基づいて前記所定の媒体に印刷処理を実行する印刷処理手段と、
    前記印刷処理手段により前記第1の画像データが印刷された媒体を読み取って印刷不良を判定するための第2の画像データを取得する読取手段と、
    前記第1の画像データと前記第2の画像データとを比較して、印刷不良の有無を判定する判定手段と、を備え、
    前記判定手段は、前記第1の画像データが印刷された媒体に対して前記印刷処理後に行われる処理内容に応じて、前記印刷不良の有無を判定するための判定方法を変更することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1の画像データが印刷された媒体に対して、断裁処理が行われる場合、前記判定手段は、該断裁される部分を除いた領域にかかる画像データを前記第2の画像データとして判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記第1の画像データが印刷された媒体に対して、綴じ処理が行われる場合、前記判定手段は、該綴じ処理に伴って生じる印刷位置のずれ量に基づいて前記第2の画像データを特定して判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記読取手段が前記媒体を読み取った結果、該媒体に裁断用の印があったと判断された場合に、該裁断用の印に基づいて、前記断裁される部分を識別することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  5. 所定の媒体に画像データを印刷する印刷装置における情報処理方法であって、
    前記所定の媒体に印刷すべき第1の画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程により入力された前記第1の画像データに基づいて前記所定の媒体に印刷処理を実行する印刷処理工程と、
    前記印刷処理工程により前記第1の画像データが印刷された媒体を読み取って印刷不良を判定するための第2の画像データを取得する読取工程と、
    前記第1の画像データと前記第2の画像データとを比較して、印刷不良の有無を判定する判定工程と、を備え、
    前記判定工程は、前記第1の画像データが印刷された媒体に対して前記印刷処理後に行われる処理内容に応じて、前記印刷不良の有無を判定するための判定方法を変更することを特徴とする情報処理方法。
  6. 前記第1の画像データが印刷された媒体に対して、断裁処理が行われる場合、前記判定工程は、該断裁される部分を除いた領域にかかる画像データを前記第2の画像データとして判定を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記画像データが印刷された媒体に対して、綴じ処理が行われる場合、前記判定工程は、該綴じ処理に伴って生じる印刷位置のずれ量に基づいて前記第2の画像データを特定して判定を行うことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  8. 前記読取工程が前記媒体を読み取った結果、該媒体に裁断用の印があったと判断された場合に、該裁断用の印に基づいて、前記断裁される部分を識別することを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  9. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
  10. 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の制御方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
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