JPH1139492A - 印刷物検査装置 - Google Patents
印刷物検査装置Info
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- JPH1139492A JPH1139492A JP9212740A JP21274097A JPH1139492A JP H1139492 A JPH1139492 A JP H1139492A JP 9212740 A JP9212740 A JP 9212740A JP 21274097 A JP21274097 A JP 21274097A JP H1139492 A JPH1139492 A JP H1139492A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】印刷機の最大印刷幅の範囲を複数の撮像手段で
区分して撮像する印刷物検査装置であって、印刷品目の
ウェブの幅によらず、位置ずれの補正演算を行うことが
でき検査が安定し、しかも、装置価格の低い印刷物検査
装置を提供する。 【解決手段】複数の撮像領域を撮像する複数の撮像手段
を有し、基準画像と検査対象画像を比較して検査する印
刷物検査装置において、前記複数の撮像手段の内の特定
の撮像手段によって得られる検査対象画像と基準画像と
の間の位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前記
位置ずれ量に基づいて前記複数の撮像手段によって得ら
れる複数の検査対象画像と基準画像との間の位置ずれを
補正する位置ずれ補正手段と、を有する印刷物検査装
置。
区分して撮像する印刷物検査装置であって、印刷品目の
ウェブの幅によらず、位置ずれの補正演算を行うことが
でき検査が安定し、しかも、装置価格の低い印刷物検査
装置を提供する。 【解決手段】複数の撮像領域を撮像する複数の撮像手段
を有し、基準画像と検査対象画像を比較して検査する印
刷物検査装置において、前記複数の撮像手段の内の特定
の撮像手段によって得られる検査対象画像と基準画像と
の間の位置ずれ量を検出する位置ずれ検出手段と、前記
位置ずれ量に基づいて前記複数の撮像手段によって得ら
れる複数の検査対象画像と基準画像との間の位置ずれを
補正する位置ずれ補正手段と、を有する印刷物検査装
置。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、印刷の技術分野に
属する。特に、印刷物を撮像して得た画像データに基づ
いて検査を行う印刷物検査装置に関する。
属する。特に、印刷物を撮像して得た画像データに基づ
いて検査を行う印刷物検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】印刷物検査装置においては、移送される
ウェブが蛇行する等により、基準画像と検査対象画像と
の画像入力における位置ずれが起きる。その位置ずれを
パターンマッチング等により基準画像と検査対象画像と
からデータ処理により検出することが行われる。また、
印刷物検査装置に要求される性能により、最大印刷幅の
範囲を複数の撮像手段で撮像することが行われる。
ウェブが蛇行する等により、基準画像と検査対象画像と
の画像入力における位置ずれが起きる。その位置ずれを
パターンマッチング等により基準画像と検査対象画像と
からデータ処理により検出することが行われる。また、
印刷物検査装置に要求される性能により、最大印刷幅の
範囲を複数の撮像手段で撮像することが行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、印刷機におい
て、ウェブを印刷機の版胴やガイドローラの側端を基準
として移送し印刷を行う場合がある。印刷品目によって
ウェブの幅は異なるが、その場合にウェブの幅によって
は、特定の撮像手段の入力画像が極めて幅の狭いものと
なることがある。
て、ウェブを印刷機の版胴やガイドローラの側端を基準
として移送し印刷を行う場合がある。印刷品目によって
ウェブの幅は異なるが、その場合にウェブの幅によって
は、特定の撮像手段の入力画像が極めて幅の狭いものと
なることがある。
【０００４】図２は、最大印刷幅の範囲を複数の撮像手
段で撮像し、特定の撮像手段の入力画像が極めて幅の狭
いものとなる従来の印刷物検査装置の一例を示す図であ
る。図２において、カメラ２の入力画像が極めて幅の狭
いものとなる。このように、入力画像の幅が極めて狭い
と絵柄が存在せず位置ずれを検出するための演算が不可
能となり、検査を行うことができなくなる。また、図２
に示すように、複数の撮像手段の各々により撮像して得
られる画像の全てにおいて位置ずれを検出するための演
算を行う方法では、撮像手段と同数の位置ずれを検出す
る演算回路を必要とし、その演算回路の規模が大きくな
り、印刷物検査装置が高価なものとなる。
段で撮像し、特定の撮像手段の入力画像が極めて幅の狭
いものとなる従来の印刷物検査装置の一例を示す図であ
る。図２において、カメラ２の入力画像が極めて幅の狭
いものとなる。このように、入力画像の幅が極めて狭い
と絵柄が存在せず位置ずれを検出するための演算が不可
能となり、検査を行うことができなくなる。また、図２
に示すように、複数の撮像手段の各々により撮像して得
られる画像の全てにおいて位置ずれを検出するための演
算を行う方法では、撮像手段と同数の位置ずれを検出す
る演算回路を必要とし、その演算回路の規模が大きくな
り、印刷物検査装置が高価なものとなる。
【０００５】そこで本発明の目的は、印刷機の最大印刷
幅の範囲を複数の撮像手段で区分して撮像する印刷物検
査装置であって、印刷品目のウェブの幅によらず、位置
ずれの補正演算を行うことができ検査が安定し、しか
も、装置価格の低い印刷物検査装置を提供することにあ
る。
幅の範囲を複数の撮像手段で区分して撮像する印刷物検
査装置であって、印刷品目のウェブの幅によらず、位置
ずれの補正演算を行うことができ検査が安定し、しか
も、装置価格の低い印刷物検査装置を提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記の本発
明によって達成される。すなわち、本発明は「複数の撮
像領域を撮像する複数の撮像手段を有し、基準画像と検
査対象画像を比較して検査する印刷物検査装置におい
て、前記複数の撮像手段の内の特定の撮像手段によって
得られる検査対象画像と基準画像との間の位置ずれ量を
検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ量に基づい
て前記複数の撮像手段によって得られる複数の検査対象
画像と基準画像との間の位置ずれを補正する位置ずれ補
正手段と、を有する印刷物検査装置」である。本発明に
よれば、複数の撮像領域を撮像する複数の撮像手段を有
し、基準画像と検査対象画像を比較して検査する印刷物
検査装置であって、位置ずれ検出手段により複数の撮像
手段の内の特定の撮像手段によって得られる検査対象画
像と基準画像との間の位置ずれ量が検出され、位置ずれ
補正手段により位置ずれ量に基づいて複数の撮像手段に
よって得られる複数の検査対象画像と基準画像との間の
位置ずれが補正される。
明によって達成される。すなわち、本発明は「複数の撮
像領域を撮像する複数の撮像手段を有し、基準画像と検
査対象画像を比較して検査する印刷物検査装置におい
て、前記複数の撮像手段の内の特定の撮像手段によって
得られる検査対象画像と基準画像との間の位置ずれ量を
検出する位置ずれ検出手段と、前記位置ずれ量に基づい
て前記複数の撮像手段によって得られる複数の検査対象
画像と基準画像との間の位置ずれを補正する位置ずれ補
正手段と、を有する印刷物検査装置」である。本発明に
よれば、複数の撮像領域を撮像する複数の撮像手段を有
し、基準画像と検査対象画像を比較して検査する印刷物
検査装置であって、位置ずれ検出手段により複数の撮像
手段の内の特定の撮像手段によって得られる検査対象画
像と基準画像との間の位置ずれ量が検出され、位置ずれ
補正手段により位置ずれ量に基づいて複数の撮像手段に
よって得られる複数の検査対象画像と基準画像との間の
位置ずれが補正される。
【０００７】すなわち、特定の撮像手段の選択を適正に
行い位置ずれ量を検出することができる。また、特定の
撮像手段の画像に基づいてだけ位置ずれ補正演算が行わ
れるから、すべての撮像手段の画像に基づいて位置ずれ
補正演算を行う場合と比較して演算回路の規模は最小化
される。したがって、印刷機の最大印刷幅の範囲を複数
の撮像手段で区分して撮像する印刷物検査装置であっ
て、印刷品目のウェブの幅によらず、位置ずれの補正演
算を行うことができ検査が安定し、しかも、装置価格の
低い印刷物検査装置が提供される。
行い位置ずれ量を検出することができる。また、特定の
撮像手段の画像に基づいてだけ位置ずれ補正演算が行わ
れるから、すべての撮像手段の画像に基づいて位置ずれ
補正演算を行う場合と比較して演算回路の規模は最小化
される。したがって、印刷機の最大印刷幅の範囲を複数
の撮像手段で区分して撮像する印刷物検査装置であっ
て、印刷品目のウェブの幅によらず、位置ずれの補正演
算を行うことができ検査が安定し、しかも、装置価格の
低い印刷物検査装置が提供される。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に本発明について実施の形態に
より説明する。図１は本発明の印刷物検査装置の構成を
示す図である。図１において、１，２は撮像手段である
ラインセンサカメラ等のカメラである。カメラ１は印刷
物の絵柄を含む領域を撮像する。また、カメラ２は幅が
極めて狭く絵柄が存在しない印刷物の領域を撮像する。
３はウェブの印刷用紙に印刷が施され印刷ユニットから
排出される印刷物であり、矢印Ａはその移送方向を示し
ている。
より説明する。図１は本発明の印刷物検査装置の構成を
示す図である。図１において、１，２は撮像手段である
ラインセンサカメラ等のカメラである。カメラ１は印刷
物の絵柄を含む領域を撮像する。また、カメラ２は幅が
極めて狭く絵柄が存在しない印刷物の領域を撮像する。
３はウェブの印刷用紙に印刷が施され印刷ユニットから
排出される印刷物であり、矢印Ａはその移送方向を示し
ている。
【０００９】また、４はカメラ１が撮像して得た基準画
像データの記憶部、５はカメラ１が撮像して得た検査画
像データの記憶部、６はカメラ１が撮像して得た基準画
像と検査対象画像の位置ずれ量の演算部、７は位置ずれ
量に基づいてカメラ１が撮像して得た検査対象画像の位
置ずれの補正処理を行う位置ずれ補正部、８はカメラ１
が撮像して得た基準画像と検査対象画像とを比較して良
否判定を行う良否判定部である。また、９はカメラ２が
撮像して得た基準画像データの記憶部、１０はカメラ２
が撮像して得た検査画像データの記憶部、１１は位置ず
れ補正部７が演算して得た位置ずれ量に基づいてカメラ
２が撮像して得た検査対象画像の位置ずれの補正処理を
行う位置ずれ補正部、１２はカメラ２が撮像して得た基
準画像と検査対象画像とを比較して良否判定を行う良否
判定部である。
像データの記憶部、５はカメラ１が撮像して得た検査画
像データの記憶部、６はカメラ１が撮像して得た基準画
像と検査対象画像の位置ずれ量の演算部、７は位置ずれ
量に基づいてカメラ１が撮像して得た検査対象画像の位
置ずれの補正処理を行う位置ずれ補正部、８はカメラ１
が撮像して得た基準画像と検査対象画像とを比較して良
否判定を行う良否判定部である。また、９はカメラ２が
撮像して得た基準画像データの記憶部、１０はカメラ２
が撮像して得た検査画像データの記憶部、１１は位置ず
れ補正部７が演算して得た位置ずれ量に基づいてカメラ
２が撮像して得た検査対象画像の位置ずれの補正処理を
行う位置ずれ補正部、１２はカメラ２が撮像して得た基
準画像と検査対象画像とを比較して良否判定を行う良否
判定部である。
【００１０】印刷物検査装置のこれらの部分、すなわ
ち、記憶部４，５，９，１０、位置ずれ量演算部６、位
置ずれ補正部７，１１、良否判定部８，１２は、専用の
画像処理部（画像処理ボード等）とマイクロコンピュー
タ、パーソナルコンピュータ等とから構成されるデータ
処理装置によって実現することができる。データ処理装
置は、キーボード、マウス等から成る入力部と、ディス
プレイ等から成る出力部を有する。
ち、記憶部４，５，９，１０、位置ずれ量演算部６、位
置ずれ補正部７，１１、良否判定部８，１２は、専用の
画像処理部（画像処理ボード等）とマイクロコンピュー
タ、パーソナルコンピュータ等とから構成されるデータ
処理装置によって実現することができる。データ処理装
置は、キーボード、マウス等から成る入力部と、ディス
プレイ等から成る出力部を有する。
【００１１】以上の構成においてその動作を説明する。
印刷開始時における印刷条件の適正化が行われ、製品と
しての正常な印刷物（正紙）が印刷されるようになる
と、操作者の指示入力により印刷物検査装置が検査を開
始する。まず、印刷物検査装置のカメラ１，２によって
正紙の印刷物３の撮像が行われ、基準画像が読み込まれ
基準画像データ記憶部４，９に格納される。基準画像を
読み込むことにより準備が完了し検査を開始することが
できる。次に、カメラ１，２によって検査対象の印刷物
３の撮像が行われ、一周期分（版胴１回転分）の印刷物
に相当する検査対象画像が読み込まれ検査対象画像デー
タ記憶部５，１０に格納される。
印刷開始時における印刷条件の適正化が行われ、製品と
しての正常な印刷物（正紙）が印刷されるようになる
と、操作者の指示入力により印刷物検査装置が検査を開
始する。まず、印刷物検査装置のカメラ１，２によって
正紙の印刷物３の撮像が行われ、基準画像が読み込まれ
基準画像データ記憶部４，９に格納される。基準画像を
読み込むことにより準備が完了し検査を開始することが
できる。次に、カメラ１，２によって検査対象の印刷物
３の撮像が行われ、一周期分（版胴１回転分）の印刷物
に相当する検査対象画像が読み込まれ検査対象画像デー
タ記憶部５，１０に格納される。
【００１２】カメラ１，２がラインセンサカメラである
場合には、カメラ１，２によって、ウェブの印刷物３の
移送方向と直角方向の走査である主走査が行われ、ま
た、印刷物３の移送にともない副走査が行われ、２次元
の画像が読み込まれる。カメラ１，２がエリアセンサカ
メラである場合には、同期して瞬間発光するストロボ光
等の利用により実質的に静止した画像が読み込まれる。
場合には、カメラ１，２によって、ウェブの印刷物３の
移送方向と直角方向の走査である主走査が行われ、ま
た、印刷物３の移送にともない副走査が行われ、２次元
の画像が読み込まれる。カメラ１，２がエリアセンサカ
メラである場合には、同期して瞬間発光するストロボ光
等の利用により実質的に静止した画像が読み込まれる。
【００１３】基準画像を読み込んだ直後の検査対象画像
の位置は基準画像の位置とほとんど一致しているはずで
ある。しかし、印刷が進行し時間が経過すると、印刷機
の給紙部において巻取体から巻き解かれるウェブの印刷
用紙の状態、印刷条件、環境条件等の変化等が生じる。
そのため、条件変化が起きた後にカメラ１，２が読み込
んだ検査対象画像の位置は、検査開始前に読み込んだ基
準画像の位置と異なったものとなる。
の位置は基準画像の位置とほとんど一致しているはずで
ある。しかし、印刷が進行し時間が経過すると、印刷機
の給紙部において巻取体から巻き解かれるウェブの印刷
用紙の状態、印刷条件、環境条件等の変化等が生じる。
そのため、条件変化が起きた後にカメラ１，２が読み込
んだ検査対象画像の位置は、検査開始前に読み込んだ基
準画像の位置と異なったものとなる。
【００１４】基準画像と検査対象画像とを比較して検査
する方式の印刷物検査装置においては、基準画像と検査
対象画像との相対的な位置が変化した場合には、異なっ
た画像であるとみなされ、正常な印刷物であっても不良
と誤判定することとなる。したがって、位置ずれ量を検
出して位置ずれの補正を行った上で、基準画像と検査対
象画像とを比較して検査することが行われる。
する方式の印刷物検査装置においては、基準画像と検査
対象画像との相対的な位置が変化した場合には、異なっ
た画像であるとみなされ、正常な印刷物であっても不良
と誤判定することとなる。したがって、位置ずれ量を検
出して位置ずれの補正を行った上で、基準画像と検査対
象画像とを比較して検査することが行われる。
【００１５】位置ずれ量の検出は、印刷物の絵柄を含む
領域を撮像するカメラ１の撮像データを用いて行われ
る。すなわち、図１において、基準画像データ記憶部４
の基準画像データと、検査対象画像データ記憶部５の検
査対象画像データとが位置ずれ量演算部６によって入力
される。
領域を撮像するカメラ１の撮像データを用いて行われ
る。すなわち、図１において、基準画像データ記憶部４
の基準画像データと、検査対象画像データ記憶部５の検
査対象画像データとが位置ずれ量演算部６によって入力
される。
【００１６】位置ずれ量演算部６は、相対的な位置を変
化させながら基準画像データと検査対象画像データとの
一致度の評価数値を演算し、最も一致度が良い位置の変
化量を位置ずれ量として検出する。一致度の評価数値を
演算する場合、演算量を減らすために、すべての画像デ
ータに基づいて演算するのではなく、天地方向と左右方
向に配列する画素列の内から、一致度の評価に適正な画
素列を抽出して演算することが行われる。一致度の評価
数値としては、相関係数、対応画素の差の絶対値の総
和、対応画素の差の自乗の総和、等を用いることができ
る。位置ずれ量演算部６における、位置ずれ量の具体的
な演算方法については、たとえば、特開平７−２４９１
２２号、等によって公知であるから、ここでは説明を省
略する。本発明は、位置ずれ量の演算方法はいかなる方
法であってもよく、それによって限定されるものではな
い。
化させながら基準画像データと検査対象画像データとの
一致度の評価数値を演算し、最も一致度が良い位置の変
化量を位置ずれ量として検出する。一致度の評価数値を
演算する場合、演算量を減らすために、すべての画像デ
ータに基づいて演算するのではなく、天地方向と左右方
向に配列する画素列の内から、一致度の評価に適正な画
素列を抽出して演算することが行われる。一致度の評価
数値としては、相関係数、対応画素の差の絶対値の総
和、対応画素の差の自乗の総和、等を用いることができ
る。位置ずれ量演算部６における、位置ずれ量の具体的
な演算方法については、たとえば、特開平７−２４９１
２２号、等によって公知であるから、ここでは説明を省
略する。本発明は、位置ずれ量の演算方法はいかなる方
法であってもよく、それによって限定されるものではな
い。
【００１７】図１に示すように、この位置ずれ量の検出
は、印刷物の絵柄を含む領域を撮像するカメラ１の撮像
データを用いて、位置ずれ量演算部６においてだけ行わ
れる。そして、検出された位置ずれ量は、カメラ１の撮
像データの位置ずれ補正部７とカメラ２の撮像データの
位置ずれ補正部１１とによって入力される。印刷物検査
装置の撮像手段としてのカメラが２台よりも多数用いら
れる場合においても同様であり、特定の１台のカメラの
撮像データを用いて１箇所の位置ずれ量演算部において
だけ行われ、検出された位置ずれ量は、用いられるすべ
てのカメラの撮像データの位置ずれ補正部によって入力
される。
は、印刷物の絵柄を含む領域を撮像するカメラ１の撮像
データを用いて、位置ずれ量演算部６においてだけ行わ
れる。そして、検出された位置ずれ量は、カメラ１の撮
像データの位置ずれ補正部７とカメラ２の撮像データの
位置ずれ補正部１１とによって入力される。印刷物検査
装置の撮像手段としてのカメラが２台よりも多数用いら
れる場合においても同様であり、特定の１台のカメラの
撮像データを用いて１箇所の位置ずれ量演算部において
だけ行われ、検出された位置ずれ量は、用いられるすべ
てのカメラの撮像データの位置ずれ補正部によって入力
される。
【００１８】位置ずれ補正部７は、入力した位置ずれ量
に基づいて基準画像データ記憶部４の基準画像データと
検査対象画像データ記憶部５の検査対象画像データとの
相対的な位置ずれを補正し、補正済みの検査対象画像デ
ータを出力する。また、位置ずれ補正部１１は、入力し
た位置ずれ量に基づいて基準画像データ記憶部９の基準
画像データと検査対象画像データ記憶部１０の検査対象
画像データとの相対的な位置ずれを補正し、補正済みの
検査対象画像データを出力する。
に基づいて基準画像データ記憶部４の基準画像データと
検査対象画像データ記憶部５の検査対象画像データとの
相対的な位置ずれを補正し、補正済みの検査対象画像デ
ータを出力する。また、位置ずれ補正部１１は、入力し
た位置ずれ量に基づいて基準画像データ記憶部９の基準
画像データと検査対象画像データ記憶部１０の検査対象
画像データとの相対的な位置ずれを補正し、補正済みの
検査対象画像データを出力する。
【００１９】良否判定部８は、位置ずれ補正部７が出力
する補正済みの検査対象画像データと基準画像データ記
憶部４の基準画像データを入力して、画像の比較を行っ
て良否判定を行う。また、良否判定部１２は、位置ずれ
補正部１１が出力する補正済みの検査対象画像データと
基準画像データ記憶部９の基準画像データを入力して、
画像の比較を行って良否判定を行う。
する補正済みの検査対象画像データと基準画像データ記
憶部４の基準画像データを入力して、画像の比較を行っ
て良否判定を行う。また、良否判定部１２は、位置ずれ
補正部１１が出力する補正済みの検査対象画像データと
基準画像データ記憶部９の基準画像データを入力して、
画像の比較を行って良否判定を行う。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印刷機の
最大印刷幅の範囲を複数の撮像手段で区分して撮像する
印刷物検査装置であって、印刷品目のウェブの幅によら
ず、位置ずれの補正演算を行うことができ検査が安定
し、しかも、装置価格の低い印刷物検査装置を提供する
ことができる。
最大印刷幅の範囲を複数の撮像手段で区分して撮像する
印刷物検査装置であって、印刷品目のウェブの幅によら
ず、位置ずれの補正演算を行うことができ検査が安定
し、しかも、装置価格の低い印刷物検査装置を提供する
ことができる。
【図１】本発明の印刷物検査装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図２】最大印刷幅の範囲を複数の撮像手段で撮像し、
特定の撮像手段の入力画像が極めて幅の狭いものとなる
従来の印刷物検査装置の一例を示す図である。
特定の撮像手段の入力画像が極めて幅の狭いものとなる
従来の印刷物検査装置の一例を示す図である。
１，２ カメラ ３ 印刷物 ４，９ 基準画像データの記憶部 ５，１０ 検査画像データの記憶部 ６ 位置ずれ量の演算部 ７，１１ 位置ずれ補正部 ８，１２ 良否判定部
Claims (1)
- 【請求項１】複数の撮像領域を撮像する複数の撮像手段
を有し、基準画像と検査対象画像を比較して検査する印
刷物検査装置において、 前記複数の撮像手段の内の特定の撮像手段によって得ら
れる検査対象画像と基準画像との間の位置ずれ量を検出
する位置ずれ検出手段と、 前記位置ずれ量に基づいて前記複数の撮像手段によって
得られる複数の検査対象画像と基準画像との間の位置ず
れを補正する位置ずれ補正手段と、 を有することを特徴とする印刷物検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9212740A JPH1139492A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 印刷物検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9212740A JPH1139492A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 印刷物検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1139492A true JPH1139492A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16627654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9212740A Pending JPH1139492A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | 印刷物検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1139492A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002008011A (ja) * | 2000-06-20 | 2002-01-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 検査・照合装置および検査・照合方法、ならびにこのプログラムを記録した記録媒体 |
| JP2005205705A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、画像検査装置および画像検査方法 |
| US7860411B2 (en) | 2005-08-15 | 2010-12-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing apparatus and printing processing method |
| JP2011123106A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Canon Inc | 検品装置、検品装置の制御方法およびプログラム |
| WO2012002414A1 (ja) * | 2010-06-29 | 2012-01-05 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | 製函機，検査装置，及び製函機の印刷見当制御方法 |
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| US11128760B2 (en) | 2017-03-13 | 2021-09-21 | Konica Minolta, Inc. | Image forming device, image reading device, non-transitory recording medium storing computer-readable program, image forming method, and image processing device |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP9212740A patent/JPH1139492A/ja active Pending
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