JP3031286B2 - 印刷物の検査方法 - Google Patents

印刷物の検査方法

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JP3031286B2
JP3031286B2 JP9107015A JP10701597A JP3031286B2 JP 3031286 B2 JP3031286 B2 JP 3031286B2 JP 9107015 A JP9107015 A JP 9107015A JP 10701597 A JP10701597 A JP 10701597A JP 3031286 B2 JP3031286 B2 JP 3031286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷物の脱刷・汚
れ・位置的なずれ・印刷による色むら・印刷の際の用紙
の伸びなどの印刷精度の計測に関わる検査方法に関し、
特に、各印刷物間の印刷結果を比較することにより検査
を行う印刷物間比較検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷品質の向上を目的として、印刷物の
脱刷・汚れ・位置的なずれ・印刷むらなどの印刷精度を
検査することが行われている。例えば、特開昭60−3
09号公報では、印刷物をラインセンサカメラにより撮
像して得られた試料絵柄データと、予めメモリに記憶し
ている標本絵柄データとを比較して印刷絵柄の良否を判
定する方法が記載されている。
【0003】また、一枚の用紙の中に複数個の同一絵柄
や模様などのパターンが用紙の搬送方向またはCCDカ
メラ等撮像手段の走査方向に印刷された用紙の検査にお
いては、従来、同一の用紙に印刷された複数個の同一絵
柄や模様などのパターンを同一用紙内において相互に比
較し検査を行う相互間比較方法を用いる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開昭60
−309号公報に記載された検査方法においては、標本
絵柄データは静止・安定状態の標本印刷物から取り出し
て予めメモリに記憶するものであるから、標本絵柄デー
タには実際の印刷作業における搬送や印刷の際による印
刷物(例えば、印刷用紙)の変形や伸びなどの発生が考
慮されていない。このため、印刷物の印刷品質が十分に
確保されているにもかかわらず、印刷不良であると誤検
査する可能性があった。
【0005】また、同一の用紙に印刷された複数個の同
一絵柄や模様などのパターンを相互に比較して検査を行
う相互間比較方法では、撮像する面積を少なくすること
が可能となるので、撮像データが小さくその記憶容量を
小さくでき、処理速度を速くできるという効果がある
が、次のような問題がある。
【0006】例えば、CCDカメラ等撮像手段の走査方
向に隣合う検査対象物の絵柄や模様を相互に比較検査す
る横比較検査方法では、CCDカメラ等の光学系のピン
ト位置のずれや差の影響が大きく、光学系の調整が複雑
且つ面倒であるという問題がある。また、搬送方向で前
後に位置する検査対象物を相互に比較検査する縦比較検
査方法では、用紙変形に対応できないことや、適当にイ
ンターリーブして適用しないと印刷に要する原版間の差
の影響を受ける場合があること、搬送方向の位置的なず
れ・用紙の伸びの影響を受けるなどの問題がある。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、近年、記憶容量が大きく
処理速度の速い演算処理装置が安価で提供されているこ
とを背景として、印刷物に印刷された絵柄や模様等を各
印刷物間で相互に比較して検査することにより、印刷物
(例えば、印刷用紙)の変形や伸びなどに影響を受け難
い検査方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段は以下の通りである。請求項1にかかる
発明は、一枚の用紙中に同一の絵柄や模様などの複数個
のパターンが所定方向に印刷されている複数枚の印刷物
の検査方法であって、一枚の用紙中に印刷されている前
記複数個のパターンを検査対象物とするとともに、これ
ら検査対象物の印刷されている前記複数枚の印刷物のう
ち一枚の印刷物の撮像データを標本データとし、他の一
枚の印刷物の撮像データを試料データとし、かつ、前記
標本データと試料データを一枚の印刷物のすべてのパタ
ーン同士及び印刷物の特定位置におけるパターン同士に
ついて比較することによって前記複数枚の印刷物に印刷
されている検査対象物に対し前記すべてのパターン及び
特定位置のパターンの比較結果の何れか一方が不良であ
れば不良とする検査を行うことを特徴とする。
【0009】 この方法によれば、各印刷物間におい
て、印刷物単位で検査対象物が比較され検査が行われの
で、複数(例えば一組)の印刷物を同時に比較できるの
で、ひとつの印刷物内での個別の相互比較に比べて処理
時間を短縮できる。また、搬送や印刷の際に変形あるい
は伸び等が発生しても、これらの変形あるいは伸び等は
各印刷物に同様に発生するので、静止・安定状態の標本
印刷物から取り出した標本絵柄データと実際の印刷物の
絵柄データの比較による検査よりも、精度よく検査を行
うことができる。
【0010】
【0011】 また、まず、ひとつの印刷物の中に印刷
された複数個の同一絵柄や模様などのパターンのすべて
を検査対象物とし、印刷物間で比較を行うので、すなわ
ち、ひとつの印刷物内での個別の相互比較とは異なり、
印刷物間での比較検査であることから、印刷作業中での
印刷物全体の変形や位置的なずれなどの影響を受け難く
なる。 特に、同一ロットの印刷物に対しては、同一原
版での印刷物を同条件にて比較することにより、原版相
違や用紙の伸びの影響をほとんど受けず比較検討が可能
である。さらに、印刷物の特定位置におけるパターン同
士についても比較し上記すべてのパターンの比較結果と
特定位置のパターンの比較結果の何れか一方が不良であ
れば不良とするので、より精度の高い検査が可能にな
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】 請求項にかかる発明によれば、各印刷
物の検査対象物を撮像して記憶手段に撮像データを記憶
し、各検査対象物の伸縮量が許容範囲の場合は、記憶手
段に記憶された撮像データの伸縮量を補正したのち比較
処理を行う。
【0016】 印刷物の特定位置における絵柄等を検査対
象物とした場合、印刷物、例えば印刷用紙の伸び等に起
因して印刷物間の検査対象物が変形する。この変形が許
容範囲内であれば検査結果として不良判断を行わないこ
とが望ましい。したがって、この方法では、各印刷物の
検査対象物を撮像して記憶手段に記憶された撮像データ
の伸縮量が許容範囲の場合は、記憶手段に記憶された撮
像データの伸縮量を補正したのち比較処理を行う。これ
により、検査対象物の伸縮量、すなわち変形が許容範囲
内であれば、その変形に起因した不良判断が行われるこ
とを防止できる。
【0017】 請求項の発明は、各印刷物の検査対象
物を撮像して記憶手段に撮像データを記憶し、各検査対
象物の撮像データを比較することにより各検査対象物が
撮像されたタイミングの相違を検知するとともに、撮像
されたタイミングに相違がある場合は、記憶手段に記憶
された撮像データの撮像されたタイミングの相違を補正
したのち比較処理を行う。
【0018】 各印刷物の撮像は印刷物の搬送装置に同期
して行われるが、印刷物(例えば、印刷用紙)の伸びあ
るいは搬送位置のずれ等により、検査対象物が撮像され
るタイミングが変化する場合もある。検査対象物が撮像
されるタイミングが変化すると、印刷結果は良好であっ
ても、各撮像データは相違するので、検査結果として不
良判断が行われることになる。したがって、この方法
よれば、各検査対象物の撮像データを比較することによ
り各検査対象物が撮像されたタイミングの相違を検知さ
れ、撮像されたタイミングに相違がある場合は、記憶手
段に記憶された撮像データの撮像されたタイミングの相
違を補正したのち比較処理を行うので、検査対象物が撮
像されるタイミングが変化しても、印刷結果が良好であ
れば、検査結果として良好である旨の判断が行われる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1(a),(b)は本発明の第
1の実施形態を表す概略図であり、1は印刷物である用
紙を示している。一枚の用紙1の中には、この用紙1の
搬送方向またはあとで説明する光学系3の走査方向に、
複数個の同一絵柄や模様などのパターンである検査対象
物2が印刷されている。用紙1の後には用紙11が搬送
されるが、実際には連続的に搬送される用紙を図1では
用紙1と用紙11で示している。なお、連続的に搬送さ
れる用紙11等には、用紙1と同様に、複数個の同一絵
柄や模様などのパターンである検査対象物2が印刷され
ている。
【0020】 用紙1、11に印刷された検査対象物2を
撮像するため、CCDカメラ等からなる光学系3が設け
られている。この光学系3は撮像手段を構成する。調整
系4はこの光学系3のX軸、Y軸、Z軸及び角度(θ
軸)を調整する。この調整系4により光学系3の前記各
軸を調整することによって、光学系3による検査対象物
2の撮像が良好に実施できるよう微調整を行う。用紙
1、11に印刷されたすべての検査対象物2は光学系3
で撮像され、この撮像データはメモリ等の記憶装置から
構成される中間記憶部5に記憶される。中間記憶部5に
記憶される撮像データは、その撮像データが用紙1の検
査対象物2に対応するデータ、用紙11の検査対象物2
に対応するデータというようにラベル分けをされ記憶さ
れる。各撮像データは用紙1、11に印刷された検査対
象物2をすべて含むデータである。
【0021】 中間記憶部5に記憶された撮像データは、
比較検査処理部6で比較される。例えば、用紙1に印刷
された検査対象物2の撮像データを標本データとし、用
紙11に印刷された検査対象物2の撮像データを試料デ
ータとして比較を行う。この比較は各データを差分ある
いは積和することにより行われ、例えば、撮像データを
白黒の2値として、標本データはそのままで試料データ
の白黒を逆転し、標本データと試料データを重ね合わせ
る。
【0022】 ここで、標本データと試料データが同一
(すなわち、印刷結果が良好)であれば、白黒が埋めあ
って全体が黒のみになるが、何らかの欠陥個所がある
(すなわち、印刷結果が何らかの理由で不良である)と
その部分が白くなり、印刷結果の良否が判断できる。な
お、比較方法はこの方法に限らず、例えば、特開昭60
−309号公報に記載されているような濃淡比較であっ
てもよい。
【0023】 この比較結果は結果処理部7に送られる。
結果処理部7では、比較結果が不良であれば不良(欠
陥)が判明した用紙を搬送ラインから除外するよう指示
を行うとともに警告を発する。上記第1の実施形態によ
れば、搬送の前後の用紙1、11に印刷されたすべての
検査対象物2の撮像データを一括比較処理している。し
たがって、1枚の用紙の中に印刷された検査対象物同士
を比較するよりも、一度の比較で2枚の比較が実施で
き、検査の処理時間を短縮できる。また、1枚の用紙内
での検査対象物同士の比較とは異なり、用紙の搬送や印
刷の際に変形あるいは伸び等が発生しても、これらの変
形あるいは伸び等は各用紙に同様に発生するため、印刷
作業中での印刷物全体の変形や位置的なずれなどの影響
を受け難くなる。特に、同一ロットの用紙に対しては、
同一原版での用紙を同条件にて比較することにより、原
版相違や用紙の伸びの影響をほとんど受けず比較検討が
可能である。
【0024】 さらに、用紙1、11間の比較であるため
(換言すると、標本データ及び試料データとも検査対象
の用紙から得るので)、用紙の搬送や印刷の際に変形あ
るいは伸び等が発生しても、これらの変形あるいは伸び
等は各用紙に同様に発生するので、静止・安定状態の標
本印刷物から取り出した標本データと実際の印刷物のデ
ータの比較による検査よりも、精度よく検査を行うこと
ができる。また、用紙1、11の中に印刷された複数個
の同一絵柄や模様などのパターンのすべてを検査対象物
とするので、撮像手段として必要な光学系3は1系統で
良く、調整などのメンテナンス性がよい。
【0025】 図2は第2の実施形態を表す概略図であ
る。以下、第1の実施の形態と異なる部分のみを説明す
る。用紙1、11に印刷された検査対象物2を撮像する
ため、CCDカメラ等からなる複数の光学系3が設けら
れている。この光学系31は撮像手段を構成する。各光
学系31に対応して設けられた調整系41は、この光学
系31のX軸、Y軸、Z軸及び角度(θ軸)を調整す
る。なお、図2においては、複数の光学系31が搬送方
向に並んだ検査対象物2の列方向すべてを撮像するよう
記載しているが、撮像したい列にのみに光学系31を設
けた構成であってよい。
【0026】 用紙1、11に印刷された特定の位置にお
ける検査対象物2が光学系31で撮像され、この撮像デ
ータはメモリ等の記憶装置から構成される中間記憶部5
1に記憶される。具体的には、例えば、図2において、
用紙1、11の右から2列目で下から2行目の検査対象
物2と右から3列目で下から4行目の検査対象物2を撮
像し、その撮像データを中間記憶部51に記憶する。中
間記憶部51に記憶される撮像データは、その撮像デー
タが用紙1の検査対象物2に対応するデータ、用紙11
の検査対象物2に対応するデータというようにラベル分
けをされ記憶される。各撮像データは用紙1、11の右
から2列目で下から2行目の検査対象物2と右から3列
目で下から4行目の検査対象物2のデータである。
【0027】 中間記憶部51に記憶された撮像データ
は、比較検査処理部61で比較される。例えば、用紙1
に印刷された検査対象物2の撮像データを標本データと
し、用紙11に印刷された検査対象物2の撮像データを
試料データとして比較を行う(比較の方法は第1の実施
形態と同様な方法で行う。)。この比較結果は結果処理
部71に送られる。結果処理部71では、比較結果が不
良であれば不良(欠陥)が判明した用紙を搬送ラインか
ら除外するよう指示を行うとともに警告を発する。
【0028】 上記第2の実施形態によれば、搬送の前後
の用紙1、11に印刷された検査対象物2の特定位置の
撮像データ(用紙1、11の右から2列目で下から2行
目の検査対象物2と右から3列目で下から4行目の検査
対象物2のデータ)を比較処理している。したがって、
1枚の用紙の中に印刷された検査対象物同士を比較する
よりも、一度の比較で2枚の比較が実施でき、検査の処
理時間を短縮できる。
【0029】 また、1枚の用紙内での検査対象物同士の
比較とは異なり、用紙の搬送や印刷の際に変形あるいは
伸び等が発生しても、これらの変形あるいは伸び等は各
用紙に同様に発生するため、印刷作業中での印刷物全体
の変形や位置的なずれなどの影響を受け難くなる。特
に、同一ロットの用紙に対しては、同一原版での用紙を
同条件にて比較することにより、原版相違や用紙の伸び
の影響をほとんど受けず比較検討が可能である。
【0030】 さらに、用紙1、11間の比較であるため
(換言すると、標本データ及び試料データとも検査対象
の用紙から得るので)、用紙の搬送や印刷の際に変形あ
るいは伸び等が発生しても、これらの変形あるいは伸び
等は各用紙に同様に発生するので、静止・安定状態の標
本印刷物から取り出した標本データと実際の印刷物のデ
ータの比較による検査よりも、精度よく検査を行うこと
ができる。
【0031】 図3は本発明の第3の実施形態を表す概略
図である。第3の実施形態は、第1の実施形態(図1)
で説明した用紙間の比較方法に加え、1枚の用紙中で隣
り合う第2検査対象物の比較処理も行うものであり、光
学系3、調整系4、中間記憶部5及び比較検査処理部6
は第1の実施の形態と同一であるので、その説明を省略
する。
【0032】 用紙1、11に印刷された検査対象物2を
撮像するため、CCDカメラ等からなる複数の光学系1
2が設けられている。この光学系12は撮像手段を構成
する。各光学系12に対応して設けられた調整系13
は、この光学系12のX軸、Y軸、Z軸及び角度(θ
軸)を調整する。なお、図3においては、複数の光学系
12が搬送方向に並んだ検査対象物2の列方向すべてを
撮像するよう記載しているが、撮像したい列にのみに光
学系12を設けた構成であってよい。
【0033】 用紙1、11に印刷された横方向で隣り合
う検査対象物2が第2検査対象物として光学系12で撮
像され、この撮像データはメモリ等の記憶装置から構成
される中間記憶部14に記憶される。具体的には、例え
ば、図3において、用紙1、11の右から2列目で下か
ら2行目の検査対象物2と右から3列目で下から2行目
の検査対象物2を撮像し、その撮像データを中間記憶部
14に記憶する。中間記憶部14に記憶される撮像デー
タは、その撮像データが用紙の右から2列目で下から2
行目の検査対象物2に対応するデータ、用紙の右から3
列目で下から2行目の検査対象物2に対応するデータと
いうようにラベル分けをされ記憶される。
【0034】 中間記憶部14に記憶された第2検査対象
物としての撮像データは、比較検査処理部15で比較さ
れる。この比較は第2の検査として実施される。例え
ば、用紙1の右から2列目で下から2行目の検査対象物
2に対応する撮像データを標本データとし、用紙1の右
から3列目で下から2行目の検査対象物2に対応する撮
像データを試料データとして比較を行う。この比較は、
各データを差分あるいは積和することにより行われ、例
えば、撮像データを白黒の2値として、標本データはそ
のままで試料データの白黒を逆転し、標本データと試料
データを重ね合わせる。
【0035】 標本データと試料データが同一(すなわ
ち、印刷結果が良好)であれば、白黒が埋めあって全体
が黒のみになるが、何らかの欠陥個所がある(すなわ
ち、印刷結果が何らかの理由で不良である)とその部分
が白くなり、印刷結果の良否が判断できる。なお、比較
方法はこの方法に限らず、例えば、特開昭60−309
号公報に記載されているような濃淡比較であってもよ
い。
【0036】 この比較結果は結果処理部7に送られる。
結果処理部7では、比較検査処理部6から送られた、搬
送の前後の用紙1、11に印刷された検査対象物2のす
べての撮像データの比較結果と、比較検査処理部15か
ら送られた、同じ用紙内の隣り合う検査対象物2の撮像
データの比較結果(第2の検査結果)の何れか一方が不
良であれば、不良(欠陥)が判明した用紙を搬送ライン
から除外するよう指示を行うとともに警告を発する。
【0037】 なお、本実施形態では、用紙に印刷された
横方向で隣り合う検査対象物2(第2検査対象物)とし
て、用紙の右から2列目で下から2行目の検査対象物2
と右から3列目で下から2行目の検査対象物2を比較し
ているが、横方向で隣り合うすべての検査対象物2を逐
次比較してもよい。
【0038】 本実施の形態によれば、用紙1、11間の
比較に加え、1枚の用紙に印刷された横方向で隣り合う
同一の絵柄や模様などのパターンを第2検査対象物と
し、1枚の用紙中の第2検査対象物の比較処理も行われ
る。このため、用紙間の比較では検出し難い原版不良に
よる印刷不良を、1枚の用紙中で隣り合う第2検査対象
物を比較処理することにより検出することが可能にな
る。また、用紙間の比較によって所定の検査は担保され
るため、1枚の用紙中の各第2検査対象物の比較は、本
実施形態のように特定位置のみの比較であってもよい。
この場合は、用紙間比較を用いないで1枚の用紙内にお
ける横方向で隣り合うすべての検査対象物2を比較する
場合に対して処理時間を短縮でき且つ検査精度の高い検
査が可能となる。
【0039】 図4は、本発明の第4の実施形態を表す概
略図である。第4の実施形態は、第2の実施形態(図
2)で説明した用紙間の比較方法に加え、1枚の用紙中
で隣り合う第2検査対象物の比較処理を行う。以下、第
2の実施形態と異なる部分を主に説明する。用紙1、1
1に印刷された特定の位置における検査対象物2が光学
系31で撮像され、この撮像データはメモリ等の記憶装
置から構成される中間記憶部51に記憶される。具体的
には、第2の実施形態と同様に、図4において、用紙
1、11の右から2列目で下から2行目の検査対象物2
と右から3列目で下から4行目の検査対象物2を撮像
し、その撮像データを中間記憶部51に記憶する。中間
記憶部51に記憶される撮像データは、その撮像データ
が用紙1の検査対象物2に対応するデータ、用紙11の
検査対象物2に対応するデータというようにラベル分け
をされ記憶される。各撮像データは用紙1、11の右か
ら2列目で下から2行目の検査対象物2と右から3列目
で下から4行目の検査対象物2のデータである。
【0040】 中間記憶部51に記憶された撮像データ
は、比較検査処理部61で比較される。例えば、用紙1
に印刷された検査対象物2の撮像データを標本データと
し、用紙11に印刷された検査対象物2の撮像データを
試料データとして比較を行う。この比較結果は結果処理
部71に送られる。
【0041】 以上の部分は第2の実施形態と同一である
が、さらに、用紙1、11に印刷された縦方向(用紙の
搬送方向)で隣り合う検査対象物2が第2検査対象物と
して光学系31で撮像され、中間記憶部51に記憶され
る。具体的には、例えば、図4において、用紙1、11
の右から2列目で下から2行目の検査対象物2と右から
2列目で下から3行目の検査対象物2を撮像し、その撮
像データを中間記憶部51に記憶する。中間記憶部51
に記憶される撮像データは、その撮像データが用紙の右
から2列目で下から2行目の検査対象物2に対応するデ
ータ、用紙の右から2列目で下から3行目の検査対象物
2に対応するデータというようにラベル分けをされ記憶
される。
【0042】 中間記憶部51に記憶された第2検査対象
物としての撮像データは、比較検査処理部61で比較さ
れる。この比較は第2の検査として実施される。例え
ば、用紙の右から2列目で下から2行目の検査対象物2
に対応する撮像データを標本データとし、用紙の右から
2列目で下から3行目の検査対象物2に対応する撮像デ
ータを試料データとして比較を行う。この比較は各デー
タを差分あるいは積和することにより行われ、例えば、
撮像データを白黒の2値として、標本データはそのまま
で試料データの白黒を逆転し、標本データと試料データ
を重ね合わせる。
【0043】 標本データと試料データが同一(すなわ
ち、印刷結果が良好)であれば、白黒が埋めあって全体
が黒のみになるが、何らかの欠陥個所がある(すなわ
ち、印刷結果が何らかの理由で不良である)とその部分
が白くなり、印刷結果の良否が判断できる。なお、比較
方法はこの方法に限らず、例えば、特開昭60−309
号公報に記載されているような濃淡比較であってもよ
い。
【0044】 搬送前後の用紙1、11間の比較結果及び
第2の検査結果は結果処理部71に送られる。結果処理
部71では、搬送の前後の用紙1、11に印刷された検
査対象物2の特定位置における撮像データの比較結果
と、同じ用紙内の隣り合う検査対象物2(第2検査対象
物)の撮像データの比較結果(第2の検査結果)の何れ
か一方が不良であれば、不良(欠陥)が判明した用紙を
搬送ラインから除外するよう指示を行うとともに警告を
発する。
【0045】 本実施の形態によれば、用紙1、11間の
比較に加え、1枚の用紙に印刷された縦方向で隣り合う
同一の絵柄や模様などのパターンを第2検査対象物と
し、1枚の用紙中の第2検査対象物の比較処理も行われ
る。このため、用紙間の比較では検出し難い原版不良に
よる印刷不良を、1枚の用紙中で隣り合う第2検査対象
物の比較処理(第2の検査)で検出することが可能にな
る。また、用紙間の比較によって所定の検査は担保され
るため、1枚の用紙中の各第2検査対象物の比較は、本
実施形態のように特定位置のみの比較であってもよい。
この場合は、用紙間比較を用いないで1枚の用紙内にお
ける横方向で隣り合うすべての検査対象物2を比較する
場合に対して処理時間を短縮でき且つ検査精度の高い検
査が可能となる。
【0046】 図5は本発明の第5の実施形態を示す概略
図である。第5の実施形態は、第3の実施形態(図3)
に加え、1枚の用紙中における縦方向(用紙の搬送方
向)隣り合う検査対象物の比較処理をさらに行うもので
あり、第3の実施形態に追加される部分のみを説明す
る。用紙1、11に印刷された縦方向(用紙の搬送方
向)で隣り合う検査対象物2が第3検査対象物として光
学系12で撮像され、中間記憶部14に記憶される。
【0047】 具体的には、例えば、図5において、用紙
1、11の右から2列目で下から2行目の検査対象物2
と右から2列目で下から3行目の検査対象物2を撮像
し、その撮像データを中間記憶部14に記憶する。中間
記憶部14に記憶される撮像データは、その撮像データ
が用紙の右から2列目で下から2行目の検査対象物2に
対応するデータ、用紙の右から2列目で下から3行目の
検査対象物2に対応するデータというようにラベル分け
をされ記憶される。
【0048】 中間記憶部14に記憶された第3検査対象
物としての撮像データは、比較検査処理部15で比較さ
れる。この比較は第3の検査として実施される。例え
ば、用紙の右から2列目で下から2行目の検査対象物2
に対応する撮像データを標本データとし、用紙の右から
2列目で下から3行目の検査対象物2に対応する撮像デ
ータを試料データとして比較を行う。この比較は各デー
タを差分あるいは積和することにより行われ、例えば、
撮像データを白黒の2値として、標本データはそのまま
で試料データの白黒を逆転し、標本データと試料データ
を重ね合わせる。
【0049】 標本データと試料データが同一(すなわ
ち、印刷結果が良好)であれば、白黒が埋めあって全体
が黒のみになるが、何らかの欠陥個所がある(すなわ
ち、印刷結果が何らかの理由で不良である)とその部分
が白くなり、印刷結果の良否が判断できる。なお、比較
方法はこの方法に限らず、例えば、特開昭60−309
号公報に記載されているような濃淡比較であってもよ
い。
【0050】 この比較結果は結果処理部7に送られる。
結果処理部7では、比較検査処理部6から送られた、搬
送の前後の用紙1、11に印刷された検査対象物2のす
べての撮像データの比較結果と、比較検査処理部15か
ら送られた、同じ用紙内の横方向で隣り合う検査対象物
2(第2検査対象物)の撮像データの比較結果(第2の
検査結果)及び同じ用紙の縦方向で隣り合う検査対象物
2(第3検査対象物)の撮像データの比較結果(第3の
検査結果)の何れかが不良であれば、不良(欠陥)が判
明した用紙を搬送ラインから除外するよう指示を行うと
ともに警告を発する。
【0051】 本実施の形態によれば、用紙1、11間の
比較に加え、1枚の用紙に印刷された横方向で隣り合う
同一の絵柄や模様などのパターンを第2検査対象物とし
1枚の用紙中の第2検査対象物の比較処理(第2の検
査)、及び1枚の用紙に印刷された縦方向で隣り合う同
一の絵柄や模様などのパターンを第3検査対象物とし1
枚の用紙中の第3検査対象物の比較処理(第3の検査)
も行われる。このため、用紙間の比較では検出し難い原
版不良による印刷不良を、1枚の用紙中で隣り合う検査
対象物を比較処理することにより検出することが可能に
なる。また、用紙間の比較によって所定の検査は担保さ
れるため、1枚の用紙中の隣り合う検査対象物の比較
は、本実施形態のように特定位置のみの比較であってよ
い。したがって、用紙間比較を用いないで1枚の用紙内
において隣り合うすべての検査対象物2を比較する場合
に対して処理時間を短縮でき且つ検査精度の高い検査が
可能となる。
【0052】 図6は第6の実施形態を表す概略図であ
る。第6の実施形態は、第1の実施形態(図1)と第2
の実施形態(図2)を同時に実施するものである。光学
系3、調整系4、中間記憶部5及比較検査処理部6は、
第1の実施形態と同様に、搬送の前後の用紙1、11に
印刷されたすべての検査対象物2(第1検査対象物)の
撮像データを一括比較処理(第1の検査)する。また、
光学系31、調整系41、中間記憶部51及び比較検査
処理部61は、第2の実施形態と同様に、搬送の前後の
用紙1、11に印刷された特定位置における検査対象物
2(第2検査対象物)の撮像データ(用紙1、11の右
から2列目で下から2行目の検査対象物2と右から3列
目で下から4行目の検査対象物2のデータ)を比較処理
(第2の検査)する。
【0053】 比較検査処理部6及び比較検査処理部61
の比較結果は結果処理部7に送られる。結果処理部7で
は、比較検査処理部6あるいは比較検査処理部61の比
較結果の少なくとも一方が不良であれば、不良(欠陥)
が判明した用紙を搬送ラインから除外するよう指示を行
うとともに警告を発する。この実施形態によれば、用紙
間の検査対象物2を比較処理しているので、1枚の用紙
の中に印刷された検査対象物同士を比較するよりも、一
度の比較で2枚の比較が実施でき、検査の処理時間を短
縮できる。また、用紙全体の用紙間比較処理と検査対象
物の位置単位の用紙間比較検査処理を併用することで、
より精度の高い検査が可能である。さらに、用紙1、1
1間の比較であるため(換言すると、標本データ及び試
料データとも検査対象の用紙から得るので)、用紙の搬
送や印刷の際に変形あるいは伸び等が発生しても、これ
らの変形あるいは伸び等は各用紙に同様に発生するの
で、静止・安定状態の標本印刷物から取り出した標本デ
ータと実際の印刷物のデータの比較による検査よりも、
精度よく検査を行うことができる。
【0054】 図7は本発明の第7の実施形態を表す概略
図である。第7の実施形態は、第2の実施形態(図2)
に改良を加えたものであり、第2の実施形態と異なる部
分のみを説明する。用紙1、11は印刷中に伸縮する可
能性があり(一般的に、外側が伸び、中側が縮む)、検
査対象物2が用紙の伸び等に起因して伸縮(変形)する
可能性がある。この場合、中間記憶部51に記憶された
撮像データ(用紙1、11上の特定位置における検査対
象物2の撮像データ)も伸縮(変形)した検査対象物2
と同様に変形している。この伸縮量は0.数ミリの範囲
であれば許容することが望ましい場合もある。しかし、
用紙1の伸縮が許容範囲であり且つ用紙11には伸縮が
発生しなかった場合には、用紙1の検査対象物2の撮像
データと用紙11の撮像データは異なるので、印刷結果
が不良であると判断されてしまう。本実施形態は、この
不具合を対策するものである。
【0055】 第7の実施形態では、中間記憶部51に記
憶された撮像データを比較検査処理部611で比較する
際、すなわち、用紙1に印刷された検査対象物2の撮像
データである標本データと用紙11に印刷された検査対
象物2の撮像データである試料データを比較する際、標
本データと試料データの大きさを比較し、この大きさの
差が許容値以内であれば、一方あるいは両方のデータを
補正して(伸縮して)、比較する大きさを合わせた上
で、検査のため標本データと試料データを比較処理す
る。
【0056】 例えば、標本データ中における検査対象物
2の面積及び試料データ中における検査対象物2の面積
を演算して比較し、その面積差が許容値以内であれば、
小さい面積の撮像データが大きい面積の撮像データの面
積と同じになるよう、小さい面積の撮像データを一律に
補正する。これによって、用紙1の伸縮が許容範囲であ
り且つ用紙11には伸縮が発生しなかった場合であって
も、印刷結果が不良であると判断されることを防止でき
る。
【0057】 図8は本発明の第8の実施形態を示す概略
図である。第8の実施形態は、第1の実施形態(図1)
に改良を加えたものであり、第1の実施形態と異なる部
分のみを説明する。用紙1、11上の検査対象物2の撮
像は用紙の搬送に同期して行われるが、用紙の伸びある
いは搬送位置のずれ等により、検査対象物2が撮像され
るタイミングが変化する場合もある。検査対象物2が撮
像されるタイミングが変化すると、印刷結果は良好であ
っても、各撮像データは相違するので、検査結果として
不良判断が行われることになる。第8の実施形態はこの
不具合を防止するものである。
【0058】 中間記憶部5に記憶された撮像データを比
較検査処理部612で比較する際、すなわち、用紙1に
印刷された検査対象物2の撮像データである標本データ
と用紙11に印刷された検査対象物2の撮像データであ
る試料データを比較する際、検査対象物2が撮像された
タイミングの比較を行い、そのタイミングが異なる場
合、そのタイミングの差を考慮して標本データと試料デ
ータの比較を行う。
【0059】 具体的には、標本データ中における検査対
象物2の撮像初期位置と試料データ中における検査対象
物2の撮像初期位置の位置的な比較を行い、その差を検
査対象物2が撮像されたタイミングの差として演算す
る。そして、この撮像されたタイミングの差の分だけ何
れか一方の撮像データの位置を補正して(換言すると、
標本データ中における検査対象物2の撮像初期位置と試
料データ中における検査対象物2の撮像初期位置の差の
分だけ一方の撮像データの位置を補正して)標本データ
と試料データの比較を行う。
【0060】 これにより、検査対象物2が撮像されるタ
イミングが変化しても、印刷結果が良好であれば、検査
結果として不良判断が行われることを防止できる。ま
た、撮像タイミングの変化は、用紙の伸びの発生率、用
紙の搬送誤差等を知るパラメータでもあるので、撮像タ
イミングの変化を知ることによって、印刷機の性能検査
を行うことも可能になる。なお、第8の実施形態では第
1の実施形態を改良した例に関して説明したが、同様な
改良を第2の実施形態に施すこともできる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、各印刷物間において、
印刷物単位で検査対象物が比較され検査が行われので、
複数(例えば一組)の印刷物を同時に比較でき、ひとつ
の印刷物内での個別の相互比較に比べて処理時間を短縮
できる。また、搬送や印刷の際に変形あるいは伸び等が
発生しても、これらの変形あるいは伸び等は各印刷物に
同様に発生するので、静止・安定状態の標本印刷物から
取り出した標本絵柄データと実際の印刷物の絵柄データ
の比較による検査よりも、精度よく検査を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は、本発明の第1の実施形態を
表す概略図である。
【図2】(a),(b)は、本発明の第2の実施形態を
表す概略図である。
【図3】(a),(b)は、本発明の第3の実施形態を
表す概略図である。
【図4】(a),(b)は、本発明の第4の実施形態を
表す概略図である。
【図5】(a),(b)は、本発明の第5の実施形態を
表す概略図である。
【図6】(a),(b)は、本発明の第6の実施形態を
表す概略図である。
【図7】(a),(b)は、本発明の第7の実施形態を
表す概略図である。
【図8】(a),(b)は、本発明の第8の実施形態を
表す概略図である。
【符号の説明】
1、11 用紙 2 検査対象物 3、12、31 光学系 4、13、41 調整系 5、14、51 中間記憶部 6、15、61 比較検査処理部 7、71 結果処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−254103(JP,A) 特開 平5−330024(JP,A) 特開 平8−159985(JP,A) 特開 平8−207258(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/46 G01B 11/00 G01N 21/89

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の用紙中に同一の絵柄や模様などの
    複数個のパターンが所定方向に印刷されている複数枚の
    印刷物の検査方法であって、 一枚の用紙中に印刷され
    ている前記複数個のパターンを検査対象物とするととも
    に、 これら検査対象物の印刷されている前記複数枚の
    印刷物のうち一枚の印刷物の撮像データを標本データと
    し、他の一枚の印刷物の撮像データを試料データとし、
    かつ、前記標本データと試料データを一枚の印刷物のす
    べてのパターン同士及び印刷物の特定位置におけるパタ
    ーン同士について比較することによって前記複数枚の印
    刷物に印刷されている検査対象物に対し前記すべてのパ
    ターン及び特定位置のパターンの比較結果の何れか一方
    が不良であれば不良とする検査を行うことを特徴とした
    印刷物の検査方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各印刷物の検査対象
    物を撮像して記憶手段に撮像データを記憶し、各検査対
    象物の伸縮量が許容範囲の場合は、記憶手段に記憶され
    た撮像データの伸縮量を補正したのち比較処理を行うこ
    とを特徴とする印刷物の検査方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、各印刷物の検査対象
    物を撮像して記憶手段に撮像データを記憶し、各検査対
    象物の撮像データを比較することにより各検査対象物が
    撮像されたタイミングの相違を検知するとともに、撮像
    されたタイミングに相違がある場合は、記憶手段に記憶
    された撮像データの撮像されたタイミングの相違を補正
    したのち比較処理を行うことを特徴とする印刷物の検査
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011033391A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Nec Corp 印刷物検査装置、印刷物検査システム、印刷物検査方法及び印刷物検査プログラム
CN1915998B (zh) * 1999-05-05 2012-09-05 山德士股份公司 β-内酰胺中间体结晶

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