JP2007045495A - 薄肉合成樹脂製の包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた嵌合性を有し、その成型性にも優れたホック部を有する包装容器を提供すること。
【解決手段】 頂部41を閉じた略円筒状の突出部と、この突出部の頂部近傍の側面に膨出させた複数の突起42とを形成した嵌合凸部4と、四辺54の各角に半円形の隅部53を形成した開口51と、四辺52を箱状に配置して各角を丸めた空間55とを有し、開口51の周囲において内向きに膨出させた突条54aを形成した嵌合凹部5とよりなるホック部を具備し、嵌合凸部4の突起42と嵌合凹部5の突条54aとを係合させて嵌合するものである。
【選択図】 図3

Description

この発明は、薄肉合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型した総菜、野菜、果実、鶏卵などを包装する薄肉合成樹脂製の包装容器に関し、特に、身部分または蓋部分の嵌合凸部と、蓋部分または身部分の嵌合凹部とを嵌合させて封緘するホック部に関する。
総菜、野菜、果実、鶏卵などは、薄肉合成樹脂シートを成型した包装容器に入れて販売されている。
従来の包装容器は、身部分と、蓋部分と、これら2つの部分を屈曲自在に連結する連結部分とからなり、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成型したものであって、身部分および蓋部分の開口部の周囲には、フランジが形成され、一方のフランジには嵌合凸部が形成され、他方のフランジには嵌合凹部が形成されており、身部分に品物を入れて蓋を閉じ、両フランジのホック部として対をなす嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させて封緘することが実施されている。
このような薄肉合成樹脂容器と一体に成型するホック部として、下記特許文献に開示されたホック部が知られている。このホック部は、図4(a)の断面図に示す嵌合凹部50と、図4(b)の断面図および図4(c)の平面図に示す嵌合凸部40で構成される。
容器のフランジ部11に形成された嵌合凸部40は、リング状溝47で囲まれて、頂部49を有する倒立円錐台形であり、容器のフランジ部21に形成された嵌合凹部50は、リング状堰58で囲まれて、嵌合凸部40の頂部49よりも小さい開口59を有しており、図4(c)に示すように、嵌合凸部40の頂部49には、4つの角部48を形成して、嵌合時に空気の抜けを容易にするように構成されている。
封緘する際には、蓋を閉じて指先でホック部をなす嵌合凸部40と嵌合凹部50とを強く押さえ付けることにより両者を変形させながら嵌合させて封緘を行い、開封する際には、両フランジ部11、21を引き剥がすことにより嵌合凹部50より嵌合凸部40を変形させながら引き出すことにより開封している。
このようなホック部を備えて、封緘・開封を繰り返し行い得る薄肉合成樹脂製の包装容器においては、合成樹脂シートの厚みのバラツキや金型の寸法精度により、容器ごとに嵌合凸部40と嵌合凹部50との嵌合性能にバラツキがあるので、開封する際に収納されている品物をこぼすことがあった。特に、鶏卵包装容器においては、開封する際に鶏卵を落下させて破損することがあった。
特開平9−29828号公報
そこで、この発明は、優れた嵌合性を有し、その成型性にも優れたホック部を有する包装容器を提供するために考えられたものである。
この発明の薄肉合成樹脂製の包装容器は、頂部41を閉じた略円筒状の突出部と、この突出部の頂部近傍の側面に膨出させた複数の突起42とを形成した嵌合凸部4と、四辺54の各角に半円形の隅部53を形成した開口51と、四辺52を箱状に配置して各角を丸めた空間55とを有し、開口51の周囲において内向きに膨出させた突条54aを形成した嵌合凹部5とよりなるホック部を具備し、嵌合凸部4の突起42と嵌合凹部5の突条54aとを係合させて嵌合するものである。
この発明の薄肉合成樹脂製の包装容器におけるホック部は、嵌合凸部の側面に膨出させた複数の突起と、嵌合凹部の開口の周囲に内向きに膨出させた突条とを係合させて嵌合するように構成されているので、ホック部が変形し易くて、容器の封緘および開封を容易に繰り返し行うことができる。
この発明の包装容器のホック部によると、合成樹脂シートの厚みのバラツキや金型の寸法精度に影響されることのない優れた成型性を有し、かつ、優れた嵌合性能を得ることができる。
この発明のホック部を適用する包装容器は、図1の斜視図に示すように、身部分1と、蓋部分2と、これら2つの部分を屈曲自在に連結する連結部分3とからなり、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成型したものであって、身部分1および蓋部分2の開口部の周囲には、それぞれフランジ11、21が形成されている。
この発明のホック部は、図2の平面図に示すように、身部分1または蓋部分2の一方のフランジ21に嵌合凸部4を形成し、他方のフランジ11に嵌合凹部5を形成したものである。
嵌合凸部4は、図2(a)の平面図および図2(a)の線A−Aで裁断した図3(a)の断面図に拡大して示すように、頂部41を閉じた円筒状の突出部であって、その頂部41の周囲には四分割して側方に膨出させた突起42を備えている。なお、符号43は、隣接する突起42間の谷間を示している。
嵌合凹部5は、図2(b)の平面図および図2(b)の線B−Bで裁断した図3(b)の断面図に拡大して示すように、四辺54の各角に半円形の隅部53を形成した開口51と、四辺52を箱状に配置して各角を丸めた空間55とにより構成されている。
開口51の半円形の隅部53および空間55の各角の丸みは、同じ曲率であって、両者は開口51より空間55の底部まで連続している。
開口51の四辺54で囲まれる四角形は、空間55の四辺52で囲まれる四角形よりも小さくて対向する各辺の間隔が狭いので、図3(b)の断面図に示すように、開口51の周囲において内向きに突条54aを膨出している。
嵌合凹部5の開口51における四辺54の突条54aは、嵌合凸部4を嵌合させたときに、嵌合凸部4の突起42が存在する部位に配置され、半円形の隅部53は、嵌合凸部4の突起42が欠けた部位43に配置されている。
蓋部分2を身部分1に重ねて封緘する際には、ホック部をなす嵌合凸部4と嵌合凹部5とを指先で押さえ付けると、嵌合凸部4の突起42によって嵌合凹部5の突条54aを拡げるように変形させて開口51を通過させ、図3(c)の断面図に示すように嵌合させることができる。
嵌合凹部5の空間55は箱状であって、開口51の四辺54の各角に半円形の隅部53を形成しているので、開口51の突条54aが外向きに拡がって、嵌合凸部4の突起42を容易に通過させることができ、通過した嵌合凸部4の突起42は、嵌合凹部5の四辺52と接した状態でガタツクことなく両者を安定に嵌合させることができる。
容器を開封するときには、フランジ11、21を引き剥がすことにより、嵌合凸部4の突起42で嵌合凹部5の突条54aを拡げるように変形させることにより、嵌合凸部4を引き出して開封すことができる。
この発明のホック部を有する薄肉合成樹脂製の包装容器の一例を示す斜視図、 ホック部を拡大して示す包装容器の身部分および蓋部分の平面図、 図2の線A−Aおよび線B−Bで裁断して示す断面図、 薄肉合成樹脂製の包装容器における従来のホック部の一例を示す断面図(a)、(b)および平面図(c)である。
符号の説明
1 身部分
2 蓋部分
3 連結部分
4 嵌合凸部
5 嵌合凹部
11、21 フランジ部
41 頂部
42 突起
43 突起が欠けた部位
51 開口
52 空間の四辺
53 隅部
54 開口の四辺
54a 突条
55 嵌合凸部を嵌合させる空間

Claims (1)

  1. 頂部を閉じた略円筒状の突出部と、該突出部の頂部近傍の側面に膨出させた複数の突起とを形成した嵌合凸部と、
    四辺の各角に半円形の隅部を形成した開口と、四辺を箱状に配置して各角を丸めた空間とを有し、上記開口の周囲において内向きに膨出させた突条を形成した嵌合凹部と、
    よりなるホック部を具備し、上記嵌合凸部の突起と上記嵌合凹部の突条とを係合させて嵌合することを特徴とする薄肉合成樹脂製の包装容器。
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