JPH0733155A - 包装容器 - Google Patents
包装容器Info
- Publication number
- JPH0733155A JPH0733155A JP5171906A JP17190693A JPH0733155A JP H0733155 A JPH0733155 A JP H0733155A JP 5171906 A JP5171906 A JP 5171906A JP 17190693 A JP17190693 A JP 17190693A JP H0733155 A JPH0733155 A JP H0733155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- locking
- locking hole
- holes
- packaging container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 容器本体１のフランジ部１ａ又は蓋体２のフ
ランジ部２ａの一方に係止穴４を、他方に前記係止穴４
の二個所以上に接触してこの係止穴４を拡張する方向に
押圧する係止体５を設けたものとしている。そして、前
記係止穴４を円又は楕円形状にしたとき、係止体５を多
角柱形状にしたり、又逆に前記係止穴４を多角形状にし
たとき、係止体５を円柱又は楕円柱形状にしたものとす
ることができる。 【効果】 蓋体２を閉じて係止穴４に係止体５を嵌め合
わせると、両者は無理嵌めされ外れ難くなり、容器本体
１から蓋体２が開くのを防止できるので、作業性が良く
なると共に、容器本体１から蓋体２が自然に開くことが
なくなる。さらに、ホッチキスを使用した場合のよう
に、作業者や商品購買者等の手指にホッチキスが引っ掛
かって危険であるということもない。
ランジ部２ａの一方に係止穴４を、他方に前記係止穴４
の二個所以上に接触してこの係止穴４を拡張する方向に
押圧する係止体５を設けたものとしている。そして、前
記係止穴４を円又は楕円形状にしたとき、係止体５を多
角柱形状にしたり、又逆に前記係止穴４を多角形状にし
たとき、係止体５を円柱又は楕円柱形状にしたものとす
ることができる。 【効果】 蓋体２を閉じて係止穴４に係止体５を嵌め合
わせると、両者は無理嵌めされ外れ難くなり、容器本体
１から蓋体２が開くのを防止できるので、作業性が良く
なると共に、容器本体１から蓋体２が自然に開くことが
なくなる。さらに、ホッチキスを使用した場合のよう
に、作業者や商品購買者等の手指にホッチキスが引っ掛
かって危険であるということもない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばスーパーやデ
パートの食料品売り場等で惣菜や果物等の包装に使用さ
れる容器に関するものである。
パートの食料品売り場等で惣菜や果物等の包装に使用さ
れる容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の包装容器は、容器本体と
蓋体とを薄い合成樹脂材で一体的に形成し、両者の連結
部を折り曲げて蓋体を開閉自在としているため、折り曲
げ部分の弾性によって蓋体が開こうとする。そのため、
使用に際しては、蓋体が開くのを防止するために、蓋体
を閉じてからこの蓋体をホッチキスで容器本体の周縁に
止めたり、蓋体を閉じてから輪ゴムを包装容器にかけ渡
す等している。
蓋体とを薄い合成樹脂材で一体的に形成し、両者の連結
部を折り曲げて蓋体を開閉自在としているため、折り曲
げ部分の弾性によって蓋体が開こうとする。そのため、
使用に際しては、蓋体が開くのを防止するために、蓋体
を閉じてからこの蓋体をホッチキスで容器本体の周縁に
止めたり、蓋体を閉じてから輪ゴムを包装容器にかけ渡
す等している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の包装容器の蓋体が開くのを防止するために行われて
いる手段は、作業性が悪いという課題を有していた。そ
して、蓋体が開くのを防止するためにホッチキスを使用
した場合には、容器から包装物を取り出すために蓋体を
開くときにホッチキスが外し難いという課題を有してお
り、蓋体が開くのを防止するために輪ゴムを使用した場
合には、蓋体を閉じた状態にしているときにも何時の間
にか包装容器から輪ゴムがずれて外れてしまうという課
題を有していた。又、前記ホッチキスを使用した場合に
は、作業者や商品購買者等の手指にホッチキスが引っ掛
かって危険であるという課題を有していた。
来の包装容器の蓋体が開くのを防止するために行われて
いる手段は、作業性が悪いという課題を有していた。そ
して、蓋体が開くのを防止するためにホッチキスを使用
した場合には、容器から包装物を取り出すために蓋体を
開くときにホッチキスが外し難いという課題を有してお
り、蓋体が開くのを防止するために輪ゴムを使用した場
合には、蓋体を閉じた状態にしているときにも何時の間
にか包装容器から輪ゴムがずれて外れてしまうという課
題を有していた。又、前記ホッチキスを使用した場合に
は、作業者や商品購買者等の手指にホッチキスが引っ掛
かって危険であるという課題を有していた。
【０００４】そこで、この発明は、上記従来の包装容器
が有する課題を解決することを目的としてなされたもの
である。
が有する課題を解決することを目的としてなされたもの
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の包
装容器は、容器本体１のフランジ部１ａ又は蓋体２のフ
ランジ部２ａの一方に係止穴４を、他方に前記係止穴４
の二個所以上に接触してこの係止穴４を拡張する方向に
押圧する係止体５を設けたものとしている。そして、前
記係止穴４を円又は楕円形状にしたとき、係止体５を多
角柱形状にしたり、又逆に前記係止穴４を多角形状にし
たとき、係止体５を円柱又は楕円柱形状にしたものとす
ることができる。
装容器は、容器本体１のフランジ部１ａ又は蓋体２のフ
ランジ部２ａの一方に係止穴４を、他方に前記係止穴４
の二個所以上に接触してこの係止穴４を拡張する方向に
押圧する係止体５を設けたものとしている。そして、前
記係止穴４を円又は楕円形状にしたとき、係止体５を多
角柱形状にしたり、又逆に前記係止穴４を多角形状にし
たとき、係止体５を円柱又は楕円柱形状にしたものとす
ることができる。
【０００６】
【作用】この発明の包装容器は、上記構成としたため、
蓋体２を閉じて係止穴４に係止体５を嵌め合わせると、
両者は無理嵌めされ外れ難くなる。
蓋体２を閉じて係止穴４に係止体５を嵌め合わせると、
両者は無理嵌めされ外れ難くなる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の包装容器の構成を、実施例
として示した図面に基づいて詳細に説明する。図１〜４
は、この発明の包装容器の一実施例を示しており、この
実施例の包装容器は、容器本体１と蓋体２とを薄い合成
樹脂材で一体的に形成し、両者の連結部３を折り曲げて
蓋体２を開閉自在としている。そして、前記連結部３に
向かい合う側縁に設けた容器本体１のフランジ部１ａに
係止穴４を設け、同様に連結部３に向かい合う側縁に設
けた蓋体２のフランジ部２ａに前記係止穴４の二個所以
上に接触してこの係止穴４を拡張する方向に押圧する係
止体５を設けたものとしている。又、図５、６に示した
ように、前記蓋体２のフランジ部２ａに係止穴４を設
け、前記容器本体１のフランジ部１ａに前記と同様の係
止体５を設けたものとすることもできる。さらに、図示
していないが、前記係止穴４及び係止体５は、前記連結
部３に隣り合う両側縁に設けた容器本体１のフランジ部
１ａ及び蓋体２のフランジ部２ａに設けたものとするこ
ともできる。
として示した図面に基づいて詳細に説明する。図１〜４
は、この発明の包装容器の一実施例を示しており、この
実施例の包装容器は、容器本体１と蓋体２とを薄い合成
樹脂材で一体的に形成し、両者の連結部３を折り曲げて
蓋体２を開閉自在としている。そして、前記連結部３に
向かい合う側縁に設けた容器本体１のフランジ部１ａに
係止穴４を設け、同様に連結部３に向かい合う側縁に設
けた蓋体２のフランジ部２ａに前記係止穴４の二個所以
上に接触してこの係止穴４を拡張する方向に押圧する係
止体５を設けたものとしている。又、図５、６に示した
ように、前記蓋体２のフランジ部２ａに係止穴４を設
け、前記容器本体１のフランジ部１ａに前記と同様の係
止体５を設けたものとすることもできる。さらに、図示
していないが、前記係止穴４及び係止体５は、前記連結
部３に隣り合う両側縁に設けた容器本体１のフランジ部
１ａ及び蓋体２のフランジ部２ａに設けたものとするこ
ともできる。
【０００８】前記図１〜４に示した実施例では、係止穴
４を楕円形状にし、係止体５を直方体形状にし、図５、
６に示した実施例では、係止穴４を長方形状にし、係止
体５を楕円柱形状にすることにより、それぞれの係止体
５が係止穴４の四個所に接触するようにしている。さら
に、図示していないが、係止穴４を円形状にしたとき
は、係止体５を三角柱形状とし、係止穴４を三角形状と
したときは、係止体４を円柱形状としたりすることがで
きる。すなわち、前記係止穴４を円又は楕円形状にした
とき、係止体５を多角柱形状にすることができ、前記係
止穴４を多角形状にしたとき、係止体５を円柱又は楕円
柱形状にすることできる。
４を楕円形状にし、係止体５を直方体形状にし、図５、
６に示した実施例では、係止穴４を長方形状にし、係止
体５を楕円柱形状にすることにより、それぞれの係止体
５が係止穴４の四個所に接触するようにしている。さら
に、図示していないが、係止穴４を円形状にしたとき
は、係止体５を三角柱形状とし、係止穴４を三角形状と
したときは、係止体４を円柱形状としたりすることがで
きる。すなわち、前記係止穴４を円又は楕円形状にした
とき、係止体５を多角柱形状にすることができ、前記係
止穴４を多角形状にしたとき、係止体５を円柱又は楕円
柱形状にすることできる。
【０００９】なお、包装容器は、前記実施例では、容器
本体１と蓋体２とを薄い合成樹脂材で一体的に形成した
ものとしたが、容器本体１と蓋体２とを別体として形成
したものとしてもよい。以上のように構成されたこの発
明の包装容器は、蓋体２を閉じて係止穴４に係止体５を
嵌め合わせたとき、図７、８に示したように、係止穴４
と係止体５との接触部において、係止穴４が押し広げら
れると共に係止体５が押し返され、両者が少し変形する
ことにより無理嵌めされる。
本体１と蓋体２とを薄い合成樹脂材で一体的に形成した
ものとしたが、容器本体１と蓋体２とを別体として形成
したものとしてもよい。以上のように構成されたこの発
明の包装容器は、蓋体２を閉じて係止穴４に係止体５を
嵌め合わせたとき、図７、８に示したように、係止穴４
と係止体５との接触部において、係止穴４が押し広げら
れると共に係止体５が押し返され、両者が少し変形する
ことにより無理嵌めされる。
【００１０】又、容器から包装物を取り出すために蓋体
２を開くと、係止穴４から係止体５が外れ、両者の変形
部分は元の状態に戻る。したがって、この発明の包装容
器は、蓋体２の開閉を繰り返し行っても、蓋体２が開く
のを防止する作用が低下しない。
２を開くと、係止穴４から係止体５が外れ、両者の変形
部分は元の状態に戻る。したがって、この発明の包装容
器は、蓋体２の開閉を繰り返し行っても、蓋体２が開く
のを防止する作用が低下しない。
【００１１】
【発明の効果】この発明の包装容器は、以上に述べたよ
うに構成されており、蓋体２を閉じて係止穴４に係止体
５を嵌め合わせると、両者は無理嵌めされ外れ難くな
り、容器本体１から蓋体２が開くのを防止できるので、
作業性が良くなると共に、容器本体１から蓋体２が自然
に開くことがなくなる。さらに、ホッチキスを使用した
場合のように、作業者や商品購買者等の手指にホッチキ
スが引っ掛かって危険であるということもない。
うに構成されており、蓋体２を閉じて係止穴４に係止体
５を嵌め合わせると、両者は無理嵌めされ外れ難くな
り、容器本体１から蓋体２が開くのを防止できるので、
作業性が良くなると共に、容器本体１から蓋体２が自然
に開くことがなくなる。さらに、ホッチキスを使用した
場合のように、作業者や商品購買者等の手指にホッチキ
スが引っ掛かって危険であるということもない。
【図１】この発明の包装容器の一実施例を示しており、
蓋体を開けた状態を示す斜視図である。
蓋体を開けた状態を示す斜視図である。
【図２】図１に示す実施例において、蓋体を閉じて係止
穴に係止体を嵌め合わせた状態を示す斜視図である。
穴に係止体を嵌め合わせた状態を示す斜視図である。
【図３】図２中のＡ−Ａ線による拡大断面図である。
【図４】図３中のＢ−Ｂ線による拡大断面図である。
【図５】この発明の包装容器の他実施例を示しており、
係止穴に係止体を嵌め合わせた状態を示す図２中のＡ−
Ａ線に相当する部分の断面図である。
係止穴に係止体を嵌め合わせた状態を示す図２中のＡ−
Ａ線に相当する部分の断面図である。
【図６】図５中のＣ−Ｃ線による拡大断面図である。
【図７】図４中の円で囲んだ部分の拡大図である。
【図８】図６中の円で囲んだ部分の拡大図である。
１ 容器本体 １ａ フランジ部 ２ 蓋体 ２ａ フランジ部 ４ 係止穴 ５ 係止体
Claims (3)
- 【請求項１】 容器本体（１）のフランジ部（１ａ）又
は蓋体（２）のフランジ部（２ａ）の一方に係止穴
（４）を、他方に前記係止穴（４）の二個所以上に接触
してこの係止穴（４）を拡張する方向に押圧する係止体
（５）を設けたことを特徴とする包装容器。 - 【請求項２】 前記係止穴（４）を円又は楕円形状にし
たとき、係止体（５）を多角柱形状にしたことを特徴と
する請求項１記載の包装容器。 - 【請求項３】 前記係止穴（４）を多角形状にしたと
き、係止体（５）を円柱又は楕円柱形状にしたことを特
徴とする請求項１記載の包装容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5171906A JPH0733155A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5171906A JPH0733155A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 包装容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0733155A true JPH0733155A (ja) | 1995-02-03 |
Family
ID=15932025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5171906A Pending JPH0733155A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | 包装容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733155A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007045495A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Mamoru Kamo | 薄肉合成樹脂製の包装容器 |
| JP2014504238A (ja) * | 2010-12-13 | 2014-02-20 | シーエスピー テクノロジーズ，インコーポレイティド | 蓋の取付機構を有するバイアル |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5322731B2 (ja) * | 1974-09-09 | 1978-07-11 | ||
| JPS5743213B2 (ja) * | 1977-04-21 | 1982-09-13 | ||
| JPS618510B2 (ja) * | 1984-05-25 | 1986-03-14 | Hitachi Ltd |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP5171906A patent/JPH0733155A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5322731B2 (ja) * | 1974-09-09 | 1978-07-11 | ||
| JPS5743213B2 (ja) * | 1977-04-21 | 1982-09-13 | ||
| JPS618510B2 (ja) * | 1984-05-25 | 1986-03-14 | Hitachi Ltd |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007045495A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Mamoru Kamo | 薄肉合成樹脂製の包装容器 |
| JP2014504238A (ja) * | 2010-12-13 | 2014-02-20 | シーエスピー テクノロジーズ，インコーポレイティド | 蓋の取付機構を有するバイアル |
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