JP2007036372A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、無線タグとの無線通信時に装置本体から漏れる不要な電磁波ノイズを低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の複写機1は、第1送受信部18とトナーコンテナ20に取り付けられた無線タグ21間で、RFIDに基づいた無線通信が行われる際に、第1送受信部18の送信出力の値が下限値から上限値まで記載されたテーブルに基づいて、初めに下限値の送信出力で無線通信が行われ、CPU10により、RFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定された場合には、そのテーブルに基づいて送信出力を順次増加させて無線通信を行う構成とされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に搭載されたRFID[Radio Frequency Identification](無線自動識別)により放射される電磁波ノイズの装置本体からの漏れの抑制に関するものである。
従来より、電子機器より放射される電磁波ノイズは、他の電子機器への影響を与えるため、様々な規格(例えば、CISPR(国際無線障害特別委員会))により制限されている。一方、画像形成装置においては、電磁波ノイズの規格に基づいたRFIDの搭載が一般的に行われており、通常リーダー/ライターモジュール(以下、R/Wモジュールと呼ぶ)は画像形成装置本体へ、メモリを備えた無線タグは、画像形成装置の消耗品(例えば、カートリッジ、トナーコンテナ等)等の交換部品に実装されて、交換部品の管理(例えば、交換部品の型式や品番等の管理)に利用されている。
RFIDの仕組みについて以下に説明を行う。無線タグのメモリにデータを書き込む場合には、R/Wモジュールは書き込み命令およびデータを含んだ電磁波を発生させ、無線タグはこの電磁波を得て起動され、書き込み命令に従って、メモリへのデータの書き込みが行われる。また、無線タグのメモリからデータを読み出す場合には、R/Wモジュールは読み出し命令を含んだ電磁波を発生させ、無線タグはこの電磁波を得て起動され、読み出し命令に従って無線タグからメモリに記憶されたデータをR/Wモジュールに送信する。
このため、RFIDに基づいた無線通信では、R/Wモジュールから放射される電磁波は、R/Wモジュールと無線タグの距離が離れるほど、より大きな出力が必要となる。また、R/Wモジュールに対する無線タグの傾きの変化によっても無線通信に必要な電磁波の送信出力は変化する。
また、RFIDを備えた従来の画像形成装置は、前述したように無線タグが消耗品等の交換部品に無線タグが実装されるため、無線タグの取り付け位置、交換部品の装着位置、無線タグの受信感度等のバラツキが考慮され、R/Wモジュールの送信出力値には、これらのバラツキによってRFIDに基づいた無線通信に支障を来たさないその最大値が用いられている。
なお、RFIDに関する先行の特許文献として、タグデータ読み取り装置が開示・提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−78100号公報
確かに、上記構成から成る画像形成装置であれば、無線タグの取り付け位置、交換部品の装着位置、無線タグの受信感度等のバラツキが考慮され、R/Wモジュールの送信出力値に、無線タグとの無線通信に支障を来たさないその最大値が用いられるため、R/Wモジュールと無線タグとのRFIDに基づいた無線通信を良好に行うことができる。
しかしながら、従来の画像形成装置は、R/Wモジュールの送信出力値にバラツキが考慮された無線タグとの無線通信に支障を来たさないその最大値が用いられることによって、R/Wモジュールと無線タグとの通信状態に関係なく、固定された強い電磁波がR/Wモジュールから出力されるため、装置本体から不要な電磁波ノイズが漏れて放射されてしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑み、無線タグとの無線通信時に装置本体から漏れる不要な電磁波ノイズを低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、無線タグが取り付けられた脱着可能な交換部品と、該無線タグと無線通信を行う送受信部と、を有して成り、前記送受信部が前記無線タグと無線通信を行えているか否かを判定する判定部を有し、前記送受信部は、前記判定部に前記無線タグと無線通信が行えていないと判定された場合には、送信出力を順次増加させて無線通信を行う構成とされている。このような構成とすることにより、無線通信が行われる際に、装置本体から電磁波ノイズの漏れを抑制することが可能となる。
前記送信出力の値が下限値から上限値まで記載されたテーブルを記憶する記憶部を有して成り、前記送受信部は、初めに前記テーブルに記載された前記下限値の送信出力の値で前記無線タグと無線通信を行い、前記判定部に前記無線タグと無線通信が行えていないと判定された場合には、前記テーブルに基づいて送信出力を順次増加させて無線通信を行う構成とされている。このような構成とすることにより、無線通信が行われる際に、送信出力が上限値を超えることがないため、装置本体から電磁波ノイズの漏れを確実に抑制することが可能となる。
上記したように、本発明に係る画像形成装置であれば、装置本体から電磁波ノイズの漏れを確実に抑制することが可能となる。
以下では、本発明を複写機に適用した場合を例に挙げて説明を行う。図1は本発明に係る複写機の要部構成を示すブロック図であり、図2は本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。両図に示すように、本実施形態の複写機1は、装置全体の動作を制御する中央演算処理装置10(以下、CPU[Central Processing Unit]10と呼ぶ)と、各種制御プログラムやデータ等が格納され、ワーク領域としても用いられる記憶部11と、後述の無線タグとRFIDに基づいた無線通信を行う第1送受信部18と、第1送受信部18からの送信出力を空間に電磁波として放射し、後述の無線タグ21から放射された電磁波を捉えて第1送受信部18に受信信号を入力する第1アンテナ19と、後述の画像形成部16の現像器162に供給されるトナーが格納された脱着可能な交換部品であるトナーコンテナ20と、トナーコンテナ20に取り付けられ、RFIDに基づいた無線通信を行う無線タグ21と、原稿を自動搬送する原稿搬送部12と、原稿搬送部12から搬送された原稿を取り込んで画像データを生成する原稿取込部13と、操作手段(テンキーやタッチパネルなど)と表示手段(液晶ディスプレイなど)から成る操作表示部14と、画像データに基づいて用紙へのトナー像の出力を行う画像形成部16、画像形成部16に給紙を行う給紙部15と、画像形成部16で得られたトナー像を用紙に定着させる定着部17と、を有して成る。なお、第1送受信部18および第1アンテナ19は、前述したR/Wモジュールに相当するものである。
CPU10は、装置全体の動作を制御するほか、後ほど詳細に説明する第1送受信部18の通信制御を行う。なお、CPU10は、第1送受信部18が無線タグ21と無線通信を行えているか否かを判定する判定部としての役割を担う。
記憶部11は、CPU10が各種制御を実行する際にワーク領域として用いられるRAM[Random Access Memory]111と、各種制御プログラムや各種データ等が格納されたROM[Read Only Memory]112と、を有して成る。
また、ROM112には、第1送受信部18の送信出力の値が所定の値の間隔で、下限値から上限値まで記載されたテーブルと、第1送受信部18と無線タグ21とのRFIDに基づいた無線通信が行えているか否かを確認するための確認用データと、が記憶されている。
なお、このテーブルに記載された第1送受信部18の送信出力の値は、無線タグ21のトナーコンテナ20への取り付け位置やトナーコンテナ20の装着位置等のバラツキを考慮して以下のように求められたものである。テーブルに記載された第1送受信部18の送信出力の値は、無線タグ21のトナーコンテナ20への取り付け位置あるいはトナーコンテナ20の装着位置等を様々に変更して測定され、第1送受信部18と無線タグ21間の無線通信が正常に行える送信出力のうち、それぞれの測定状況ごとに最も小さい送信出力が選択されたものである。
また、ROM112に記憶されているテーブルには、このような測定に基づき、第1送受信部18の送信出力の値として80[mW]、100[mW]および120[mW]が記載されている。なお、ROM112に記憶されているテーブルに記載されている値は、80[mW]、100[mW]および120[mW]に限定されるものではなく、装置状況等に応じて変更してもよい。
第1送受信部18は、CPU10からの送信出力設定命令に基づいて第1アンテナ19から無線タグ21に向けて放射される電磁波の送信出力を可変する送信出力可変部181を有して成る。
第1送受信部18は、CPU10から、データ、無線タグ21へのデータの書き込み命令、および送信出力設定命令が入力された場合には、データおよび書き込み命令をRFIDに基づいた送信信号に変換する。そして、第1送受信部18は、送信出力設定命令に基づいて送信出力可変部181により設定された送信出力値で、書き込み命令およびデータを含んだ電磁波を第1アンテナ19から放射させる。
また、第1送受信部18は、CPU10から無線タグ21からのデータの読み出し命令および送信出力設定命令が入力された場合には、読み出し命令をRFIDに基づいた送信信号に変換して、送信出力設定命令に基づいて送信出力可変部181により設定された送信出力値で、読み出し命令を含んだ電磁波を第1アンテナ19から放射させる。
トナーコンテナ20は、図2に示すように、後述の現像器162にトナーを補給することが可能な装着位置に装着されている。また、トナーコンテナ20は、トナーが無くなると、ユーザにより取り外され、トナーが格納された新たなトナーコンテナが図2に示すその装着位置に装着される。
無線タグ21は、第1送受信部18から第1アンテナ19を介して送信されたデータを記憶するための電気的にデータの書き込み消去可能な不揮発性メモリであるメモリ211と、メモリ211に第1送受信部18からの書き込み命令に従ってデータを書き込む処理、および第1送受信部18からの読み出し命令に従って、メモリ211からデータの読み出し処理を行う書込読出部212と、第1アンテナ19から放射されたRFIDに基づく電磁波を捉えて受信信号として後述の第2送受信部213に入力し、後述の第2送受信部213から出力された送信信号を空間に電磁波として放射する第2アンテナ214と、第1アンテナ19および第2アンテナ214を介して第1送受信部18とRFIDに基づく無線通信を行う第2送受信部213と、を有して成る。
第2送受信部213は、第1アンテナ19および第2アンテナ214を介して受信したRFIDに基づいた受信信号(すなわち、書き込み命令、読み出し命令、データ等)を書込読出部212用の受信信号に変換する処理、および書込読出部212から入力されたメモリ212のデータをRFIDに基づいた送信信号に変換して第2アンテナ214から電磁波として放射させる処理を行う。また、第2送受信部213は、第2アンテナ214が捉えた電磁波から無線タグ21を動作させるための電力を生成する電力生成部(不図示)を有している。なお、無線タグ21は、電力生成部(不図示)の代わりに、電池等の電源を有した構成でもよい。
給紙部15は、画像形成部16への給紙元となる複数段(本実施形態では3段)の用紙収納部151a〜151cと、各用紙収納部151a〜151cから画像形成部16への共通した用紙搬送経路となる用紙搬送部152と、を有して成る。
画像形成部16は、図2に示すように、画像データに基づいてトナー像がドラム表面に形成される潜像担持体の感光ドラム161と、感光ドラム161の表面を所定の電位に均一に帯電させる帯電器164と、画像データに基づいてレーザ光を照射して静電潜像を感光ドラム161の表面に形成する露光ユニット163と、感光ドラム161の表面の静電潜像からトナー像を感光ドラム161の表面に形成する現像器162と、感光ドラム161の表面に形成されたトナー像を搬送されてきた用紙に静電的に転写する転写ローラ167と、感光ドラム161の表面に残留したトナーを除去するクリーニング部166と、感光ドラム161の表面の除電を行う除電器165と、を有して成る。
次に、上記構成から成る複写機1における原稿複写動作について説明する。本実施形態の複写機1における原稿複写動作では、まず原稿搬送部12から原稿取込部13に原稿が搬送されると、原稿取込部13による該原稿の取り込みが行われ、画像データの生成が行われる。生成された画像データは、一旦記憶部11に格納された後、再び読み出されて画像形成部16に送出される。続いて、画像形成部16では、画像形成処理が開始され、帯電器164により所定の電位に均一に帯電された感光ドラム161の表面に、画像データに基づいて露光ユニット163によって静電潜像が作られる。続いて、現像器162によりこの静電潜像からトナー像が感光ドラム161の表面に形成される。感光ドラム161の表面に形成されたトナー像は、転写ローラ167により給紙部15から搬送された用紙に転写される。
その後、未定着トナー画像を担持した用紙は、定着部17へと送られ、定着部17で加熱および加圧されてトナー像が用紙に定着されて排紙される。なお、図2の実線矢印は、用紙の搬送経路を示す。
次に、上記構成から成る複写機1における第1送受信部18と無線タグ21とのRFIDに基づいた無線通信の特性について以下に説明を行う。図3は、本実施形態の複写機1における第1アンテナ19と無線タグ21間の距離に対する第1送受信部18の送信出力の関係の一例を示すグラフである。図4は、本実施形態の複写機1における第1送受信部18の送信出力に対する電磁波ノイズの関係の一例を示すグラフである。なお、図4に示す電磁波ノイズの値は、第1送受信部18の送信出力が第1アンテナ19から電磁波として放射された際に、複写機1の装置本体外で測定されたものである。
図3に示すように、本実施形態の複写機1では、第1アンテナ19と無線タグ21間の距離が、45[mm]のとき、第1送受信部18と無線タグ21の無線通信に必要となる第1送受信部18の送信出力は80[mW]である。また、第1アンテナ19と無線タグ21間の距離が50[mm]および55[mm]のときには、それぞれ100[mW]および120[mW]の第1送受信部18の送信出力が必要となる。
また、図4に示すように、本実施形態の複写機1では、第1送受信部18の送信出力が80[mW]のとき、装置本体から漏れる不要な電磁波ノイズは25[dB]である。第1送受信部18の送信出力が100[mW]および120[mW]のときには、それぞれ30[dB]および35[dB]の不要な電磁波ノイズが装置本体から漏れる。
次に、本実施形態の複写機1におけるRFIDに基づく第1送受信部18と無線タグ21との無線通信の動作について図を参照して以下に説明を行う。図5は、本実施形態の複写機1における第1送受信部18と無線タグ21との無線通信の動作を示すフローチャートである。なお、複写機1のROM112に記憶されたテーブルに記載された第1送受信部18の送信出力の値が80[mW]、100[mW]および120[mW]である場合について説明を行う。
本実施形態の複写機1では、図1および図5に示すように、ステップS5−1で、CPU10により、ROM112に記憶された制御プログラムに基づいて、第1送受信部18と無線タグ21との無線通信を行う必要がある(例えば、トナーコンテナ20の交換後の型式確認)と認識されると、ROM112に記憶されたテーブルに基づいてCPU10から送信出力可変部181に送信出力を80[mW]に設定する送信出力設定命令が入力される。そして、この送信出力設定命令に基づいて、送信出力可変部181の送信出力が80[mW]に設定される。
そして、CPU10から書き込み命令およびROM112に記憶されている確認用データが第1送受信部18に入力され、第1送受信部18により書き込み命令と確認用データがRFIDに対応した送信信号に変換される。そして、第1送受信部18によって送信出力80[mW]で第1アンテナ19から変換済みの書き込み命令と確認用データを含んだ電磁波が放射される。
一方、無線タグ21は、第2アンテナ214が捉えたこの電磁波によって起動される。第2送受信部213により、第2アンテナ213を介して入力された受信信号から取り出された書き込み命令が書込読出部212に送られる。そして、書き込み命令に従って書込読出部212によりメモリ211への確認用データの書き込みが行われる。
続いて、ステップS5−2で、CPU10から読み出し命令が第1送受信部18に入力され、第1送受信部18により読み出し命令がRFIDに対応した送信信号に変換される。第1送受信部18によって送信出力80[mW]で第1アンテナ19から変換済みの読み出し命令を含んだ電磁波が放射される。
一方、無線タグ21は、この電磁波を得て起動される。第2送受信部213により、第2アンテナ213を介して入力された受信信号から取り出された読み出し命令が書込読出部212に送られる。そして、読み出し命令に従って書込読出部212によりメモリ211に記憶されている確認用データが読み出されて第2送受信部213に送られる。そして、第2送受信部213により第2アンテナ214から確認用データを含んだ電磁波が放射される。
そして、無線タグ21から受信した確認用データを含んだ電磁波が第1アンテナ19から受信信号として第1送受信部18に入力されると、第1送受信部18によりRFIDに基づいた受信信号から受信確認用データに変換され、CPU10により、RAM111に格納される。
続いて、ステップS5−3で、CPU10により、ROM112に格納されている確認用データとRAM111に格納された受信確認用データとが比較される。両者のデータが一致しており、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていると判定された場合には(S5−3YES)、ステップS5−4で、第1送受信部18と無線タグ21との無線通信における第1送受信部18の送信出力が、以後80[mW]に設定されて無線通信が行われる。
また、ステップS5−3で、CPU10により、両者のデータが一致しておらず、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定される場合、あるいはステップS5−2において第1アンテナ19から読み出し命令を含んだ電磁波が放射された後、所定の時間を経過しても無線タグ21から放射された確認用データを含んだ電磁波が受信信号として第1送受信部18に入力されず、CPU10により、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定される場合には(S5−3NO)、ステップS5−5で、CPU10により、ROM112に記憶されたテーブルに基づいて第1送受信部18の送信出力が100[mW]に設定される。そして、CPU10から書き込み命令およびROM112に記憶されている確認用データが第1送受信部18に入力され、第1送受信部18により書き込み命令と確認用データがRFIDに対応した送信信号に変換される。そして、第1送受信部18によって送信出力100[mW]で第1アンテナ19から変換済みの書き込み命令と確認用データを含んだ電磁波が放射される。その後、前述のステップS5−1おいて説明したように、無線タグ21への確認用データの書き込みが行われる。
続いて、ステップS5−6で、CPU10により、ROM112に記憶されたテーブルに基づいて第1送受信部18の送信出力が100[mW]に設定されて、前述のステップS5−2において説明したように、無線タグ21から確認用データの読み出しが行われ、CPU10によりRAM111に受信確認用データが格納される。
続いて、ステップS5−7で、CPU10により、ROM112に格納されている確認用データとRAM111に格納された受信確認用データとが比較される。両者のデータが一致しており、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていると判定される場合には(S5−7YES)、ステップS5−8で、第1送受信部18と無線タグ21との無線通信における第1送受信部18の送信出力が、以後100[mW]に設定されて無線通信が行われる。
また、ステップS5−7で、両者の確認用データが一致しておらず、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定される場合、あるいはステップS5−6において第1アンテナ19から読み出し命令を含んだ電磁波が放射された後、所定の時間を経過しても無線タグ21から放射された確認用データを含んだ電磁波が受信信号として第1送受信部18に入力されず、CPU10により、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定される場合には(S5−7NO)、ステップS5−9で、CPU10により第1送受信部18の送信出力が120[mW]に設定される。そして、CPU10から書き込み命令およびROM112に記憶されている確認用データが第1送受信部18に入力され、第1送受信部18により書き込み命令と確認用データがRFIDに対応した送信信号に変換される。そして、第1送受信部18によって送信出力120[mW]で第1アンテナ19から変換済みの書き込み命令と確認用データを含んだ電磁波が放射される。その後、前述のステップS5−1おいて説明したように、無線タグ21への確認用データの書き込みが行われる。
続いて、ステップS5−10で、CPU10により、ROM112に記憶されたテーブルに基づいて第1送受信部18の送信出力が120[mW]に設定されて、前述のステップS5−2において説明したように、無線タグ21から確認用データの読み出しが行われ、CPU10によりRAM111に受信確認用データが格納される。
続いて、ステップS5−11で、CPU10により、ROM112に格納されている確認用データとRAM111に格納された受信確認用データとが比較される。CPU10により、両者のデータが一致しており、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていると判定される場合には(S5−11YES)、ステップS5−12で、第1送受信部18と無線タグ21との無線通信における第1送受信部18の送信出力が以後、120[mW]に設定されて、無線通信が行われる。
また、ステップS5−11で、CPU10により、両者のデータが一致しておらず、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定される場合、あるいはステップS5−10において第1アンテナ19から読み出し命令を含んだ電磁波が放射された後、所定の時間を経過しても無線タグ21から放射された確認用データを含んだ電磁波が受信信号として第1送受信部18に入力されず、CPU10により、第1送受信部18と無線タグ21が正常にRFIDに基づいた無線通信を行えていないと判定されるには(S5−11NO)、ステップS5−13で、CPU10により、トナーコンテナ20が装置本体の装着位置に装着されていないと判断され、RFIDに基づく無線通信が停止される。
以上で説明したように、本実施形態の複写機1は、第1送受信部18と無線通信21とのRFIDに基づいた無線通信の可能であるか否かの確認が、第1送受信部18の送信出力が下限値(本実施形態では、80[mW])から順次実施されて、それらのRFIDに基づいた無線通信が可能と判断された送信出力が、その後の無線通信に用いられる構成であるため、第1アンテナ19から放射される電磁波が装置本体から電磁波ノイズとして漏れることを抑制することが可能となる。更に、本実施形態の複写機1は、第1送受信部18の送信出力が上限値を超えることがないため、装置本体から電磁波ノイズの漏れを確実に抑制することが可能となる。
なお、上記で説明した実施形態の複写機1は、モノクロ仕様の装置であったため、無線タグ21が取り付けられたトナーコンテナ20を1つ有していたが、カラー仕様の場合には、トナーコンテナの数にあわせて、各トナーコンテナに無線タグ21が取り付けるとよい。この場合、第1送受信部18および第1アンテナ19を無線タグが取り付けられたトナーコンテナの数に併せて追加するよい。また、各色のトナーコンテナが回転して感光ドラムにトナー像を形成するリボルバータイプのカラー複写機であれば、各色のトナーコンテナが回転することで、各色のトナーコンテナに取り付けられた無線タグが第1送受信部18および第1アンテナ19に近づき、無線タグと無線通信を行えるため、第1送受信部18および第1アンテナ19は1つでもよい。
また、上記の実施形態では、無線タグ21を備えた交換部品として、トナーコンテナ20を例に挙げて説明を行ったが、トナーコンテナ20に限定される必要はなく、装置本体と脱着可能な交換部品であればよい。
また、上記の実施形態では、RFIDに基づいた無線通信を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、その他の無線通信規格にも広く適用することが可能である。
なお、上記の実施形態では、複写機を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、プリンタやファクシミリなどの画像形成装置にも広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、複写機の他にも、プリンタやファクシミリなどの画像形成装置全般に広く適用が可能であり、装置から漏れる電磁波ノイズの削減に有用な技術である。
は、本発明に係る複写機の要部構成を示すブロック図である。 は、本発明に係る複写機の要部構造を模式的に示す縦断面図である。 は、本実施形態の複写機1における第1アンテナ19と無線タグ21間の距離に対する第1送受信部18の送信出力の関係の一例を示すグラフである。 は、本実施形態の複写機1における第1送受信部18の送信出力に対する電磁波ノイズの関係の一例を示すグラフである。 は、本実施形態の複写機1における第1送受信部18と無線タグ21との無線通信の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複写機
10 中央演算処理装置(CPU)
11 記憶部
111 RAM
112 ROM
12 原稿搬送部
13 原稿取込部
14 操作表示部
15 給紙部
151a〜151c 用紙収納部
152 用紙搬送部
16 画像形成部
161 感光ドラム
162 現像器
163 露光ユニット
164 帯電器
165 除電器
166 クリーニング部
167 転写ローラ
17 定着部
18 第1送受信部
181 送信出力可変部
19 第1アンテナ
20 トナーコンテナ
21 無線タグ
211 メモリ
212 書込読出部
213 第2送受信部
214 第2アンテナ

Claims (2)

  1. 無線タグが取り付けられた脱着可能な交換部品と、該無線タグと無線通信を行う送受信部と、を有して成る画像形成装置において、
    前記送受信部が前記無線タグと無線通信を行えているか否かを判定する判定部を有し、
    前記送受信部は、前記判定部に前記無線タグと無線通信が行えていないと判定された場合には、送信出力を順次増加させて無線通信を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記送信出力の値が下限値から上限値まで記載されたテーブルを記憶する記憶部を有し、
    前記送受信部は、初めに前記テーブルに記載された前記下限値の送信出力の値で前記無線タグと無線通信を行い、前記判定部に前記無線タグと無線通信が行えていないと判定された場合には、前記テーブルに基づいて送信出力を順次増加させて無線通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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