JP2007155765A - 画像形成装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents

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伸吾 西崎
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徹哉 飯井
Munenori Kimura
宗徳 木村
Makoto Higashiyama
真 東山
Masaki Tsugawa
正樹 津川
Masafumi Suzuki
雅史 鈴木
Tomohide Kondo
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Abstract

【課題】消耗品との通信によるオーバーヘッドを抑制することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】消耗部品を利用した画像形成処理を行う画像形成装置10であって、画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視手段12と、画像形成処理の実行に基づいて、消耗部品に装着された状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成手段14と、画像形成処理状態監視手段12により監視された画像形成処理の状態に基づいて、更新情報生成手段14により生成された更新情報の状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御手段13と、転送制御手段13により転送を指示された場合に、状態メモリに対し更新情報を転送する転送手段15とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消耗部品を利用して画像形成処理を行う画像形成装置、当該画像形成装置とICタグの間の通信方法および通信プログラムに関するものである。
最近の画像形成装置においては、画像形成装置の消耗品や交換可能なユニットに、ユニット固有の情報を保持したメモリを搭載することで、ユニットごとに最適な制御を行うことや、消耗品の寿命の管理を行うことが実施されている。
例えば、感光体ユニットに非接触で書き換え可能なメモリを搭載する。そして、このメモリに感光体の感度情報を保持させることで、感光体の感度補正や寿命推定を実施する方法が開示されている(例えば、「特許文献1」参照)。
また、書き込みユニットに応用した場合、メモリにレンズの特性を保持させ、このデータに基づいて、レンズの特性のばらつきによる、濃度のばらつきや、倍率のばらつきを低減させる処理を実行することができる。
また、各ユニットに付加されたメモリに、ユニットが新品か否かを示す情報を付加することで、どのユニットが交換されたかを検出し、新品時には専用の処理を行うようにすることもできる。
また、上記の各ユニットに付加したメモリに非接触のメモリタグを使用した場合、機器本体との結線が不要となり、装置の信頼性やレイアウトの自由度が向上するというメリットがある。特にカラーの画像形成装置では、トナーや感光体はそれぞれ4個以上必要となるため、非接触のメモリタグを使用することによるメリットが大きい。
特開2002−72812号公報
しかし、画像形成装置内部は、近傍でモータの動作や高圧電源の印加が行われており通信環境としては適した環境ではないため、通信の信頼性を保証するにはメモリタグとの通信時のタイミングを考慮して制御を行う必要がある。また、複数のユニットと通信を行うことが可能だが、通信を行う相手先が多くなると、通信に要する時間が増えてオーバーヘッドが増えるという問題もある。
特許文献1には、消耗品内部の無線タグとの通信時に、バッファメモリを介して通信を行うことで、ホスト側のオーバーヘッドの増加に対処する方法が開示されている。しかし、バッファメモリが必要となること、また、ホストからバッファメモリへの書き込み処理とバッファメモリから無線タグへの書き込み処理が非同期になるため、通信の同時性が保証されないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、消耗品との通信によるオーバーヘッドを抑制することのできる画像形成装置、通信方法および通信プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、消耗部品を利用した画像形成処理を行う画像形成装置であって、前記画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視手段と、前記画像形成処理の実行に基づいて、前記消耗部品に装着された状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成手段と、前記画像形成処理状態監視手段により監視された前記画像形成処理の状態に基づいて、前記更新情報生成手段により生成された前記更新情報の前記状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御手段と、前記転送制御手段により転送を指示された場合に、前記状態メモリに対し前記更新情報を転送する転送手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記転送制御手段は、前記画像形成処理状態監視手段により前記画像形成処理の終了が検出された場合に、前記更新情報の前記状態メモリへの転送を指示することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置であって、前記転送制御手段は、前記画像形成処理監視手段により前記画像形成処理が終了し、かつ当該画像形成処理に続き連続して実行されるべき画像形成処理がないことが検出された場合に、前記更新情報の前記状態メモリへの転送を指示することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項3に記載の画像形成装置であって、前記画像形成処理状態監視手段は、前記画像形成処理が終了した後、次の画像形成処理の実行指示を取得せずに予め定められた期間が経過した場合に、終了した前記画像形成処理に続き連続して実行されるべき画像形成処理がないと判断することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記転送制御手段は、前記転送手段により前記更新情報の前記状態メモリへの転送が行われた後、予め定められた期間が経過した場合には、前記更新情報の転送を指示することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記画像形成処理状態監視手段は、前記画像形成に関する調整処理を行う状態である調整状態をさらに検出し、前記転送制御手段は、前記画像形成処理監視手段により前記調整状態が検出された場合には、前記更新情報の前記状態メモリへの転送を指示しないことを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、当該画像形成装置が備える機器を収容する収容部の開閉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段をさらに備え、前記転送制御手段は、さらに前記開閉状態検出手段が前記開閉部が閉まっている状態であることを検出した場合に、前記更新情報の転送を指示することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、当該画像形成装置が備える機器を収容する収容部の開閉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段をさらに備え、前記転送制御手段は、前記転送手段が前記更新情報を転送しているときに、前記開閉状態検出手段により前記開閉部が開かれたことが検出された場合には、前記更新情報の転送の中断を指示することを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項8に記載の画像形成装置であって、前記転送制御手段は、前記開閉状態検出手段により前記開閉部が閉じられたことが検出された場合には、前記更新情報の転送の再開を指示することを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、画像形成装置から消耗部品に装着されたICタグへの通信方法であって、前記画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視ステップと、前記画像形成処理の実行に基づいて、前記ICタグが有する状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成ステップと、前記画像形成処理状態監視ステップにおいて監視された前記画像形成処理の状態に基づいて、前記更新情報生成ステップにおいて生成された前記更新情報の前記状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御ステップと、前記転送制御ステップにおいて転送を指示された場合に、前記状態メモリに対し前記更新情報を転送する転送ステップとを有することを特徴とする。
また、請求項11にかかる発明は、画像形成装置から消耗部品に装着されたICタグへの通信処理をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、前記画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視ステップと、前記画像形成処理の実行に基づいて、前記ICタグが有する状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成ステップと、前記画像形成処理状態監視ステップにおいて監視された前記画像形成処理の状態に基づいて、前記更新情報生成ステップにおいて生成された前記更新情報の前記状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御ステップと、前記転送制御ステップにおいて転送を指示された場合に、前記状態メモリに対し前記更新情報を転送する転送ステップとを有することを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、画像形成処理状態監視手段が、画像形成処理の状態を監視し、更新情報生成手段が、画像形成処理の実行に基づいて、消耗部品に装着された状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成し、転送制御手段が、画像形成処理状態監視手段により監視された画像形成処理の状態に基づいて、更新情報生成手段により生成された更新情報の状態メモリへの転送の可否を判断し、転送手段が、転送制御手段により転送を指示された場合に、状態メモリに対し更新情報を転送するので、画像形成処理の状態に基づいて、最適なタイミングで通信を行うことができるので、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明によれば、転送制御手段が、画像形成処理状態監視手段により画像形成処理の終了が検出された場合に、更新情報の状態メモリへの転送を指示するので、画像形成処理におけるオーバーヘッドを抑制することができるという効果を奏する。
また、請求項3にかかる発明によれば、転送制御手段が、画像形成処理監視手段により画像形成処理が終了し、かつ当該画像形成処理に続き連続して実行されるべき画像形成処理がないことが検出された場合に、更新情報の状態メモリへの転送を指示するので、連続した画像形成処理を中断することがなく、画像形成処理におけるオーバーヘッドを抑制することができるという効果を奏する。
また、請求項4にかかる発明によれば、画像形成処理状態監視手段が、画像形成処理が終了した後、次の画像形成処理の実行指示を取得せずに予め定められた期間が経過した場合に、終了した画像形成処理に続き連続して実行されるべき画像形成処理がないと判断するので、精度よく連続した画像形成処理を検出することができ、連続した画像形成処理中のオーバーヘッドを抑制することができるという効果を奏する。
また、請求項5にかかる発明によれば、転送制御手段が、転送手段により更新情報の状態メモリへの転送が行われた後、予め定められた期間が経過した場合には、更新情報の転送を指示するので、長期間状態メモリの更新が行われず、状態情報の信頼性が低下するのを避けることができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、画像形成処理状態監視手段が、画像形成に関する調整処理を行う状態である調整状態をさらに検出し、転送制御手段が、画像形成処理監視手段により調整状態が検出された場合には、更新情報の状態メモリへの転送を指示しないので、調整状態のように通信の信頼性が低下するおそれのあるときに通信を行わない。したがって、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、開閉状態検出手段が、当該画像形成装置が備える機器を収容する収容部の開閉部の開閉状態を検出し、転送制御手段が、さらに開閉状態検出手段が開閉部が閉まっている状態であることを検出した場合に、更新情報の転送を指示するので、開閉部が開いている状態のように通信の信頼性が低下するおそれのあるときに通信を行わない。したがって、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、開閉状態検出手段が、当該画像形成装置が備える機器を収容する収容部の開閉部の開閉状態を検出し、転送制御手段が、転送手段が更新情報を転送しているときに、開閉状態検出手段により開閉部が開かれたことが検出された場合には、更新情報の転送の中断を指示するので、開閉部が開かれたときには通信を行わない。したがって、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項9にかかる発明によれば、転送制御手段は、開閉状態検出手段により開閉部が閉じられたことが検出された場合には、更新情報の転送の再開を指示するので、適切なタイミングで通信を行うことができ、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項10にかかる発明によれば、画像形成処理状態監視ステップにおいて、画像形成処理の状態を監視し、更新情報生成ステップにおいて、画像形成処理の実行に基づいて、ICタグが有する状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成し、転送制御ステップにおいて、画像形成処理状態監視ステップにおいて監視された画像形成処理の状態に基づいて、更新情報生成ステップにおいて生成された更新情報の状態メモリへの転送の可否を判断し、転送ステップにおいて、転送制御ステップにおいて転送を指示された場合に、状態メモリに対し更新情報を転送するので、画像形成処理の状態に基づいて、最適なタイミングで通信を行うことができるので、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
また、請求項11にかかる発明によれば、画像形成処理状態監視ステップにおいて、画像形成処理の状態を監視し、更新情報生成ステップにおいて、画像形成処理の実行に基づいて、ICタグが有する状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成し、転送制御ステップにおいて、画像形成処理状態監視ステップにおいて監視された画像形成処理の状態に基づいて、更新情報生成ステップにおいて生成された更新情報の状態メモリへの転送の可否を判断し、転送ステップにおいて、転送制御ステップにおいて転送を指示された場合に、状態メモリに対し更新情報を転送するので、画像形成処理の状態に基づいて、最適なタイミングで通信を行うことができるので、通信の信頼性を確保することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、通信方法および通信プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。図1には、画像形成装置10の機能のうち、ICタグとの通信制御タイミングを制御する通信タイミング制御に関する機能を示している。ここで、ICタグとは、画像形成装置10に利用される消耗部品に装着されたタグである。ICタグは、この消耗部品に関する情報を記録している。消耗部品は具体的には、プロセスユニットである。
図1に示すように、画像形成装置10は、印刷処理部11と、印刷状態監視部12と、通信タイミング制御部13と、更新情報生成部14と、通信部15とを備えている。印刷処理部11は、画像形成、すなわち印刷JOBを行う。印刷状態監視部12は、印刷処理部11による画像形成処理の状態を監視する。
印刷状態監視部12は、印刷処理部11における印刷JOBの状態を監視する。印刷JOBの状態としては、印刷実行状態、調整状態および待機状態などがある。印刷実行状態とは、印刷JOBが実行されている状態である。調整状態とは、印刷JOBが実行されておらず、印刷JOBに関する調整処理が実行されている状態である。調整処理としては例えば、印刷濃度を維持するための調整処理、トナー等の補給処理、カラー出力機器の場合の色重ねの精度を維持するための調整処理などがある。待機状態とは、印刷処理が実行されておらず、かつ調整処理も実行されていない状態である。
通信タイミング制御部13は、画像形成装置10とICタグとの通信を制御する。具体的には、通信タイミング制御部13は、印刷状態監視部12が印刷JOBの終了を検出した場合に通信の開始を指示する。本実施の形態にかかる通信タイミング制御部13は、特許請求の範囲に記載の転送制御手段に相当する。
更新情報生成部14は、印刷処理部11における印刷JOBの実行にしたがい、更新情報を生成する。更新情報とは、ICタグに記憶されている情報を更新するための情報である。更新情報については後述する。
通信部15は、通信タイミング制御部13の指示にしたがい、ICタグとの通信を行う。例えば更新情報生成部14により生成された更新情報をICタグに送信する。本実施の形態にかかる通信部15は、特許請求の範囲に記載の転送手段に相当する。
図2は、ICタグ20の機能構成を示すブロック図である。ICタグ20は、通信部21と、更新部22と、記憶部23とを備えている。記憶部23は、当該ICタグ20が装着された消耗部品の状態を示す状態情報を記録している。消耗部品に関する情報としては、この消耗部品の使用時間、使用可能時間、累積コピー枚数および使用可能コピー枚数などがある。
ここで、使用時間とは、ICタグ20が装着された消耗部品の累計使用時間である。使用可能時間とは、ICタグ20が装着された消耗部品の使用開始から使用限界までの時間である。なお、消耗部品が複数の消耗部品を備えている場合には、複数の消耗部品の使用限界のうち最も短い使用限界までの時間を使用可能時間とする。
累積コピー枚数は、ICタグ20が装着された消耗部品を使用する画像形成装置10における累積画像形成(コピー)枚数である。使用可能コピー枚数は、ICタグ20が装着された消耗部品の使用開始から使用限界までに印刷される画像形成(コピー)枚数である。使用可能時間と同様に、ICタグ20を装着する消耗部品が複数の消耗部品を備えている場合には、複数の消耗部品の使用限界のうち最も少ない枚数を使用可能コピー枚数とする。なお、使用可能時間および使用可能コピー枚数は、この消耗部品の出荷に先立ち予めICタグ20に記録されている。
記憶部23は、これ以外にも、例えば、ICタグ20が装着された消耗部品が使用される画像形成装置10の制御に必要な情報、消耗部品および画像形成装置10の販売者に関する情報、消耗部品および画像形成装置10の販売者を支援する情報、消耗部品および画像形成装置10のユーザに関する情報、消耗部品および画像形成装置10のユーザを支援する情報などを記憶してもよい。
通信部21は、画像形成装置10との通信を行う。具体的には、画像形成装置10から更新情報を取得する。更新部22は、通信部21が画像形成装置10から取得した更新情報に基づいて、記憶部23に保持されている情報を更新する。なお、更新情報とは、具体的には、印刷JOBに要した消耗部品の使用時間、印刷JOBにより印刷された枚数などを示す情報である。更新部22は、この更新情報に基づいて、記憶部23に記憶されている使用時間、使用可能時間、累積コピー枚数、使用可能コピー枚数などの情報を更新する。具体的には、例えば、記憶部23に既に記憶されている使用時間に対し、更新情報に示される使用時間を加算することにより、使用時間を更新する。
図3は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置10がICタグ20との通信タイミングを制御する通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。印刷JOBが入力されると(ステップS100)、印刷状態監視部12は、印刷状態として、印刷実行状態を検出する(ステップS102)。そして、1ページずつ印刷処理が実行される(ステップS104)。最終ページまで印刷が完了すると(ステップS106,Yes)、印刷状態監視部12は、印刷実行状態から待機状態への印刷状態の移行を検出する(ステップS108)。
待機状態になると、通信タイミング制御部13は、ICタグ20との通信を指示する(ステップS110)。通信部15は、通信タイミング制御部13からの通信指示にしたがい、更新情報生成部14により生成された更新情報をICタグ20に転送する(ステップS112)。ICタグ20は、こうして画像形成装置10により転送された更新情報に基づいて、記憶部23に記憶されている情報を更新する。以上で、画像形成装置10における通信タイミング制御処理が完了する。
図4−1および図4−2は、画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。図4−1に示すように、印刷JOBが終了する度に、ICタグ20の状態情報を更新する。また、図4−2に示すように、印刷JOBが連続して入力される場合にも、各印刷JOBが終了する毎に、ICタグ20の状態情報を更新する。
このように、第1の実施の形態にかかる画像形成装置10においては、印刷JOBが終了する毎にICタグ20に記憶されている状態情報を更新することができる。また、印刷JOBの実行中には、ICタグ20との通信を行わないので、画像形成装置10におけるオーバーヘッドを低減することができる。
図5は、画像形成装置10の画像処理プロセス部を示す縦断側面図である。画像形成装置10は、4連ドラムのタンデム作像方式を採用している。画像処理プロセス部101は、4つの感光体102を有し、これらの感光体102の周囲に、帯電装置103、画像書込装置104、現像装置105、転写装置106、およびクリーニング装置107を配設している。これらの各部のうち、帯電装置103、現像装置105、及びクリーニング装置107は、個々の感光体102に1対1の関係で設けられている。
図6は、ユニット化された消耗部品の一例を示す縦断側面図である。画像処理プロセス部101を構成する帯電装置103、現像装置105およびクリーニング装置107は、それぞれ対応する単一の感光体102と共に、プロセスユニット108としてユニット化されている。したがって、プロセスユニット108は、各感光体102に対応させて、4つ設けられている。
これに対して、画像書込装置104は、単一のポリゴンミラー109を用いて4つの感光体102の個々独立的にレーザ光を照射できるように単一のユニットとして構成されている。また、転写装置106は、転写材としての転写紙Pを各感光体102に案内する搬送ベルト110を有している。プロセスユニット108は、用紙搬送順に、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の順に配置されている。
このような画像処理プロセス部101における電子写真プロセスとしては、帯電装置103で感光体102を一様に帯電し、画像書込装置104は、一様帯電された感光体102に画像信号に応じたレーザ光を照射する。これにより、感光体102に静電潜像が形成される。感光体102に形成された静電潜像は、現像装置105によって現像されてトナー像となり、このトナー像が転写装置106によって転写紙Pに転写される。この際、搬送ベルト110の上を案内搬送される転写紙Pには、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)の順にトナー像が転写される。転写紙Pに転写されたフルカラーのトナー像は、図示しない定着装置によって加圧加熱され、転写紙Pに強固に定着される。これによって、転写紙Pにフルカラー画像が形成される。
クリーニング装置107は、クリーニングブラシ107aと除電ブレード107bとを有する。クリーニングブラシ107aは、トナー像を転写紙Pに転写した後の感光体102に残留するトナーを除去する。除電ブレード107bは、残留トナー除去後の感光体102の表面を除電し、後続する電子写真プロセスに備えさせる。
プロセスユニット108は、感光体102、帯電装置103、現像装置105およびクリーニング装置107という消耗品を有する消耗部品となっている。このようなプロセスユニット108は、画像形成装置10に設けられた図示しない装着部に着脱衣自在に装着されている。ICタグ20は、このプロセスユニット108に装着されている。プロセスユニット108は、CMYK各色ごとに設けられており、ICタグ20は、各プロセスユニット108に装着されている。
図7は、画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。画像形成装置10は、CPU121と、メモリ122と、入力部123と、IO制御部124と、書込部125と、RFIDリーダ/ライタ部126と、バス128とを備えている。
CPU121は、画像形成装置10の全体制御を行う。メモリ122は、画像形成装置10の制御用プログラムを内蔵するROM、制御に必要なワークエリアを提供するRAM、制御に必要な各種情報を保持するNV−RAMなどである。
入力部123は、プリンタコントローラや、コピア装置の原稿読取部から画像データを入力する。IO制御部124は、モータやソレノイドなどの各種電装品の制御を行う。書込部125は、電子写真方式の画像書込部である。RFIDリーダ/ライタ部126は、ICタグ20と無線通信を行う為のアンテナ127を有している。
RFIDリーダ/ライタ部126は、CPU121によって出力することが指定されたデジタル信号を伝送用のアナログ信号に変調し、変調されたアナログ信号を搬送波に乗せてアンテナ127から電磁波として出力する。
RFIDリーダ/ライタ部126はまた、ICタグ20から出力されたアナログ信号をアンテナ127を介して受信し、受信したアナログ信号を復調した後にパラレル信号に変換し、その後はCPU121による制御に従う。
先に述べた画像形成装置10における通信タイミング制御処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(R)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
この場合には、通信タイミング制御処理プログラムは、画像形成装置10において上記記録媒体から読み出して実行することにより主記憶装置上にロードされ、上記ソフトウェア構成で説明した各部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施の形態の通信タイミング制御処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
図8は、ICタグ20のハードウェア構成を示す図である。ICタグ20は、非接触通信回路202と、CPU203と、アンテナ204と、電源205と、システム制御ロジック206と、ROM207と、RAM208と、EEPROM209と、E−EEPROM210と、バス211とを備えている。
ICタグ20は、非接触通信回路202により、画像形成装置10と無線による通信を行う。非接触通信回路202は、アンテナ204と接続され、CPU203と信号の送受信を行なう。非接触通信回路202は、送受信用のアンテナ204を備える。
ICタグ20の非接触通信回路202は、画像形成装置10により出力されたアナログ信号を、自分のアンテナ204を介して受信する。そして、アナログ信号を復調した後にパラレル信号に変換し、その後はCPU203による制御に従う。ICタグ20から画像形成装置10への無線通信に際して、非接触通信回路202は、CPU203によって出力することが指定されたデジタル信号を伝送用のアナログ信号に変調し、変調されたアナログ信号を搬送波に乗せてアンテナ204から電磁波として出力する。
画像形成装置10とICタグ20の間の通信は、最初に、画像形成装置10からICタグ20に何らかのアナログ信号を送信することによって開始される。この際、画像形成装置10のアンテナ127からICタグ20のアンテナ204へ電磁波が送信される。2つのアンテナ127,204の間に発生する電磁波を整流して各部への給電動作を実現するのがICタグ20に設けられている電源205である。
非接触通信回路202と共に、システム制御ロジック206、ROM207、RAM208、EEPROM209およびE−EEPROM210は、システムバス211を介してCPU203に接続されている。システムバス211は、アドレスバス(Address Bus)、データバス(Data Bus)、制御バス(Control Bus)、及び制御信号(Control Signal)を送信する制御線によって構成されている。これらの各部の役割について次に説明する。
CPU203は、ROM207に記録されたプログラムに従い、画像形成装置10など外部機器との間の通信を実行し、外部機器からの指令に従いEEPROM209にデータ書き込みを実行する。システム制御ロジック206は、ロジックを記録する回路であり、ICタグ20の内部を制御する。ROM207は、プログラムを記録するプログラムメモリとして機能する。RAM208は、ROM207に書き込まれたプログラムを実行するためのワークメモリとして機能する。EEPROM209は、各種のデータを書き換え自在に記憶する。EEPROM209は、先に説明した使用時間、使用可能時間などを記憶する。E−EEPROM210は、EEPROM209へ書き込む専用命令を記憶する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。
そうした第1の変更例としては、本実施の形態においては、ICタグ20は、プロセスユニットに装着され、プロセスユニットの状態情報を記憶したが、ICタグ20が装着されるべき消耗部品はプロセスユニットに限定されるものではない。他の例としては、例えばトナーボトルに装着されてもよい。この場合にも、CMKY各色のトナーボトルそれぞれに装着され、各色の状態情報を記憶する。
また、ICタグ20が装着される消耗部品の他の例としては、感光体などの交換ユニットでもよい。これ以外の寿命を管理する必要のあるユニットに装着されてもよい。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態にかかる画像形成装置10について説明する。図9は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10の通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。第2の実施の形態にかかる画像形成装置10においては、最終ページまで印刷が完了し(ステップS106,Yes)、さらに次の印刷JOBが連続していない場合に(ステップS120,No)、待機状態が検出され(ステップS108)、通信開始指示にしたがい、更新情報が転送される(ステップS110,S112)。
ここで、印刷状態監視部12は、現在の印刷JOBの状態の監視に加え、次の印刷JOBの有無をさらに監視する。具体的には、現在の印刷JOBの終了時点から一定間隔時間が経過するまで、次の印刷JOBの入力を受け付けない場合は連続した印刷JOBはないと判断する。
一方、ステップS120において、印刷JOBが連続している場合には(ステップS120,Yes)、ステップS104に戻り、連続する印刷JOBが実行される。
このように、第2の実施の形態においては、印刷JOBが連続している場合には、連続する複数の印刷JOBを連続して実行すべく、各印刷JOBの終了時点では、更新情報の転送は行わない。これにより、印刷JOBが連続して入力されている際に、印刷JOBの途中でICタグ20の更新が行われることに起因して印刷速度が低下するのを防止することができる。
図10は、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。図10に示すように、印刷JOBが連続して入力されると場合には、これらの印刷JOBは連続して実行され、連続する印刷JOBの終了後に更新情報が転送され、ICタグ20の状態情報が更新される。
なお、第2の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20のこれ以外の構成および処理は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20の構成および処理と同様である。
(第3の実施の形態)
図11は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置10の機能ブロック図である。第3の実施の形態にかかる画像形成装置10は、メモリ更新間隔計測部16をさらに備えている。メモリ更新間隔計測部16は、ICタグ20との通信の時間履歴を監視する。具体的には、ICタグ20との通信が終了した時点からの経過時間を計測する。時間の計測には、画像形成装置10内部の所定のクロックを使用する。
図12は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置10による通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。第3の実施の形態にかかる画像形成装置10においては、ステップS120において、次の印刷JOBが入力されている場合には(ステップS120,Yes)、通信タイミング制御部13は、メモリ更新間隔計測部16により計測されたメモリ更新間隔と予め定められた更新時間ΔTとを比較する。メモリ更新間隔のほうが大きい場合には(ステップS122,Yes)、ステップS110に進み、通信開始指示に従い、通信情報を転送する(ステップS110,ステップS112)。そして、再びステップS104に戻り、次に入力されている印刷JOBを実行する。
図13は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。図13に示すように、更新情報の転送が完了し、状態情報の更新が完了すると、メモリ更新間隔計測部16は、メモリ更新間隔の計測を開始する。その後、印刷JOBが連続して入力されると、入力順に連続して印刷JOBが実行される。ただし、メモリ更新間隔が更新時間ΔTよりも大きくなると、その時点で実行中の印刷JOBが完了した時点でICタグ20との通信を開始し、状態情報の更新を行う。
印刷JOBが連続して入力された場合には、ICタグ20の状態情報の更新間隔が非常に長くなる可能性がある。さらに、この更新間隔において、画像形成装置10の電源がオフにされた場合には、ICタグ20の状態情報が更新されず、状態情報の信頼性が低下するという問題が生じる。これに対し、第3の実施の形態にかかる画像形成装置10においては、印刷JOBが連続する場合には、更新時間ΔTの経過後に強制的に割り込んで、ICタグ20との通信を開始し、状態情報の更新を行うので、通信によるオーバーヘッドの影響を低減し、かつ状態情報の信頼性の低下を防ぐことができる。
なお、第3の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20の構成および処理と同様である。
第3の実施の形態にかかる画像形成装置10の変更例としては、本実施の形態にかかる画像形成装置10においては、メモリ更新間隔計測部16は、更新時間を計測したが、これにかえて、更新が完了した時点からの感光体の回転回数や、プリント枚数を計測することとしてもよい。これらの値から、更新時間を見積もることができる。
(第4の実施の形態)
次に、第4の実施の形態にかかる画像形成装置10について説明する。図14は、第4の実施の形態にかかる画像形成装置10による通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。第4の実施の形態にかかる画像形成装置10は、印刷JOBの最終ページの印刷が完了し、かつ次の印刷JOBの入力がない場合であっても(ステップS106,Yes、ステップS120,No)、印刷状態監視部12が印刷状態として調整状態を検出した場合、すなわち調整処理の実行が指示された場合には(ステップS124,Yes)、ICタグ20との転送は行わず、ステップS104に戻る。すなわち、調整処理を優先して実行する。
図15は、第4の実施の形態にかかる画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。図15に示すように、印刷JOBが終了した場合であっても、調整処理が入力された場合には、調整処理を優先して実行する。そして、調整処理が完了した後に、ICタグ20との通信を行い、状態情報を更新する。
なお、第4の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20の構成および処理と同様である。
(第5の実施の形態)
図16は、第5の実施の形態にかかる画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。第5の実施の形態にかかる画像形成装置10は、カバー開閉検知部17をさらに備えている。カバー開閉検知部17は、画像形成装置10に装着される消耗部品を交換する際に開閉するカバーの開閉状態を検知する。具体的には、カバーの開閉部分にスイッチを付加しておく。そして、カバー開閉検知部17は、このスイッチからの出力を検出する。
レーザープリンター等の画像形成装置は、カバーのオープン時にレーザやモータ等の駆動部分への電源を遮断するためのインターロックスイッチを備えている。カバー開閉検知部17は、このスイッチの出力を検出することとしてもよい。
図17は、第5の実施の形態にかかる画像形成装置10の通信タイミング制御処理における更新情報転送処理(ステップS112)における詳細な処理を示すフローチャートである。まず、更新情報の転送が開始される(ステップS200)。その後、カバー開閉検知部17がカバーが開けられたことを検出すると(ステップS202,Yes)、ICタグ20との通信を中断する(ステップS204)。一方、カバーが開かれることなく(ステップS202,No)、通信が完了すると(ステップS206,Yes)、更新情報転送処理(ステップS112)が完了する。
このように、第5の実施の形態にかかる画像形成装置10においては、更新情報の転送中にカバー開閉検知部17がカバーが開かれたことを検出した場合には、転送を中断するので、ICタグ20との通信の信頼性を確保することができる。
なお、第5の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20のこれ以外の構成および処理は、他の実施の形態にかかる画像形成装置10およびICタグ20の構成および処理と同様である。
第5の実施の形態にかかる画像形成装置10の第1の変更例について説明する。図18は、第1の変更例にかかる画像形成装置10による更新情報転送処理(ステップS112)における詳細な処理を示すフローチャートである。第1の変更例にかかる画像形成装置10においては、ステップS204において通信を中断した後、予め定められた一定期間経過する前に(ステップS210,No)、カバー開閉検知部17がカバーが閉められたことを検出した場合には(ステップS212,Yes)、カバーが閉められてから、予め定められた一定期間経過後に(ステップS214,Yes)通信を再開し(ステップS216)、ステップS202に戻る。
このように、第1の変更例にかかる画像形成装置10によれば、カバーが開けられた後、再び閉められた場合には、閉められてから一定期間経過し、画像形成装置10の内部の状態が安定した後に通信を開始するので、通信の信頼性を確保することができる。
また、第2の変更例としては、カバーが開けられている場合には、通信タイミング制御部13は、通信指示を出さないこととしてもよい。これにより、カバーが開けられ通信の信頼性が確保できない可能性が高いときには通信を行わないので、通信の信頼性を確保することができる。
画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 ICタグ20の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる画像形成装置10がICタグ20との通信タイミングを制御する通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。 画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。 画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。 画像形成装置10の画像処理プロセス部を示す縦断側面図である。 ユニット化された消耗部品の一例を示す縦断側面図である。 画像形成装置10のハードウェア構成を示す図である。 ICタグ20のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態にかかる画像形成装置10の通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。 第3の実施の形態にかかる画像形成装置10の機能ブロック図である。 第3の実施の形態にかかる画像形成装置10による通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。 第4の実施の形態にかかる画像形成装置10による通信タイミング制御処理を示すフローチャートである。 第4の実施の形態にかかる画像形成装置10における処理のタイミングを示す図である。 第5の実施の形態にかかる画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 第5の実施の形態にかかる画像形成装置10の通信タイミング制御処理における更新情報転送処理(ステップS112)における詳細な処理を示すフローチャートである。 第1の変更例にかかる画像形成装置10による更新情報転送処理(ステップS112)における詳細な処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
11 印刷処理部
12 印刷状態監視部
13 信タイミング制御部
14 更新情報生成部
15 通信部
16 メモリ更新間隔計測部
17 カバー開閉検知部
20 ICタグ
21 通信部
22 更新部
23 記憶部
101 画像処理プロセス部
102 感光体
103 帯電装置
104 画像書込装置
105 現像装置
106 転写装置
107 クリーニング装置
107a クリーニングブラシ
107b 除電ブレード
108 プロセスユニット
109 ポリゴンミラー
110 搬送ベルト
121 CPU
122 メモリ
123 入力部
124 I/O制御部
125 書込部
126 ライタ部
127 アンテナ
128 バス
202 非接触通信回路
204 アンテナ
205 電源
206 システム制御ロジック
211 システムバス

Claims (11)

  1. 消耗部品を利用した画像形成処理を行う画像形成装置であって、
    前記画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視手段と、
    前記画像形成処理の実行に基づいて、前記消耗部品に装着された状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成手段と、
    前記画像形成処理状態監視手段により監視された前記画像形成処理の状態に基づいて、前記更新情報生成手段により生成された前記更新情報の前記状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御手段と、
    前記転送制御手段により転送を指示された場合に、前記状態メモリに対し前記更新情報を転送する転送手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記転送制御手段は、前記画像形成処理状態監視手段により前記画像形成処理の終了が検出された場合に、前記更新情報の前記状態メモリへの転送を指示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記転送制御手段は、前記画像形成処理監視手段により前記画像形成処理が終了し、かつ当該画像形成処理に続き連続して実行されるべき画像形成処理がないことが検出された場合に、前記更新情報の前記状態メモリへの転送を指示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成処理状態監視手段は、前記画像形成処理が終了した後、次の画像形成処理の実行指示を取得せずに予め定められた期間が経過した場合に、終了した前記画像形成処理に続き連続して実行されるべき画像形成処理がないと判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記転送制御手段は、前記転送手段により前記更新情報の前記状態メモリへの転送が行われた後、予め定められた期間が経過した場合には、前記更新情報の転送を指示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成処理状態監視手段は、前記画像形成に関する調整処理を行う状態である調整状態をさらに検出し、
    前記転送制御手段は、前記画像形成処理監視手段により前記調整状態が検出された場合には、前記更新情報の前記状態メモリへの転送を指示しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 当該画像形成装置が備える機器を収容する収容部の開閉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段をさらに備え、
    前記転送制御手段は、さらに前記開閉状態検出手段が前記開閉部が閉まっている状態であることを検出した場合に、前記更新情報の転送を指示することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 当該画像形成装置が備える機器を収容する収容部の開閉部の開閉状態を検出する開閉状態検出手段をさらに備え、
    前記転送制御手段は、前記転送手段が前記更新情報を転送しているときに、前記開閉状態検出手段により前記開閉部が開かれたことが検出された場合には、前記更新情報の転送の中断を指示することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記転送制御手段は、前記開閉状態検出手段により前記開閉部が閉じられたことが検出された場合には、前記更新情報の転送の再開を指示することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置から消耗部品に装着されたICタグへの通信方法であって、
    前記画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視ステップと、
    前記画像形成処理の実行に基づいて、前記ICタグが有する状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成ステップと、
    前記画像形成処理状態監視ステップにおいて監視された前記画像形成処理の状態に基づいて、前記更新情報生成ステップにおいて生成された前記更新情報の前記状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御ステップと、
    前記転送制御ステップにおいて転送を指示された場合に、前記状態メモリに対し前記更新情報を転送する転送ステップと
    を有することを特徴とする通信方法。
  11. 画像形成装置から消耗部品に装着されたICタグへの通信処理をコンピュータに実行させる通信プログラムであって、
    前記画像形成処理の状態を監視する画像形成処理状態監視ステップと、
    前記画像形成処理の実行に基づいて、前記ICタグが有する状態メモリが保持する、当該消耗部品の状態を示す状態情報を更新するための更新情報を生成する更新情報生成ステップと、
    前記画像形成処理状態監視ステップにおいて監視された前記画像形成処理の状態に基づいて、前記更新情報生成ステップにおいて生成された前記更新情報の前記状態メモリへの転送の可否を判断する転送制御ステップと、
    前記転送制御ステップにおいて転送を指示された場合に、前記状態メモリに対し前記更新情報を転送する転送ステップと
    を有することを特徴とする通信プログラム。
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