JP2003285478A - プリンタ内のデータ転送装置、プリンタ内におけるデータ転送方法、及びプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

プリンタ内のデータ転送装置、プリンタ内におけるデータ転送方法、及びプログラムを格納した記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信バッファメモリを備えるプリンタでは、
そこへのデータ書込み及び読み出しに時間が費やされて
しまい、プリンタ内部でのデータ転送が遅くなる。一
方、受信バッファメモリなしではホストコンピュータか
ら一定量のデータを一括受信することができなくなる。 【解決手段】 入力される印刷データを、受信バッファ
メモリ11を経由させて印刷機構部側インタフェース1
5に渡す場合(pass1)と、受信バッファメモリ11を
経由させないで印刷機構部側インタフェース15に渡す
場合(pass2)とに場合分けして、監視に係るデータ転
送状況に応じてその経路を選択できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタがホスト
コンピュータから受信した印刷データを、プリンタ内に
おいて伝送する際の、データ伝送技術に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のプリンタでは、印刷に関わる操作
からホストコンピュータを素早く解放させるため、又は
印刷速度を向上させるため、あるいは印刷データをよど
みなく伝送するために、緩衝記憶装置としての受信バッ
ファメモリを用いることが一般的である。
【0003】図5は、上記のような受信バッファメモリ
を備えるプリンタにおけるデータの流れを表す図であ
る。
【0004】図5において、一点鎖線で囲んで表される
のは、各々プリンタ1が有する機能のブロックであり、
各機能ブロック10,20及び30のうちのデータやコ
ードの記憶に係る部分は、プリンタ1に実装されている
DRAMモジュール2を用いて構成される。
【0005】統轄制御部20は、印刷機構部30の動作
を制御するとともに、インタフェース部10から印刷機
構部30へのデータ転送にも関与して、プリンタ1の全
体を制御する。この、統轄制御部20は、DRAMモジ
ュール2内の所定のアドレス空間を主記憶領域21とし
て用い、ROM23に格納されたプログラムをCPU2
2が実行することにより、いわゆるコンピュータ構成で
実現される機能のブロックである。
【0006】インタフェース部10は、通信コネクタ1
2を介して受信された印刷データを一旦蓄積させるため
に、同じくDRAMモジュール2内の所定のアドレス空
間を用いて構成される受信バッファメモリ11を有して
いる。統轄制御部20ではCPU22が受信バッファメ
モリ11から印刷データを取り出して、例えばPCIO
(Processor Controled Input Output)転送により、印
刷機構部30の加工部32に渡す。加工部32は印刷デ
ータを解釈し、イメージバッファメモリ31にビットマ
ップ展開する。
【0007】ところで近年、印刷機構部の処理速度が著
しく向上しているのに対して、プリンタ内部でのデータ
転送処理速度は、それ程向上していない。特に、受信バ
ッファメモリには、構造が単純で比較的安価なDRAM
モジュールが用いられるのが一般的であるが、DRAM
はそれ程高速な半導体メモリであるとは言えない。その
ために、上記のように受信バッファメモリに一旦データ
を蓄えるという仕組みでは、バッファメモリに対するデ
ータの出し入れのために、ある程度の時間が費やされる
ことは回避できない。
【0008】例えば、インクジェットプリンタにおいて
フルカラーのグラフィック印刷データを処理する場合、
データサイズが大きく、一方それを処理する印刷機構部
の速度が十分に速い場合には、受信バッファメモリにデ
ータを出し入れする時間の分だけデータの内部転送に遅
延が生じて、印刷機構部側がデータ待ちをしているとい
う事態も生じてしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そのような事態を生じ
させないようにするためには、図5において点線(pass
s2)で表すように、受信バッファメモリを経由させず
に、直接、印刷機構部30に対してデータを送るような
データ転送経路とすればよい。しかし、例えばテキスト
データの印字を行なう際のようにデータサイズが極めて
小さいのに対して印刷領域が広い場合には、逆に、印刷
機構の処理能力がデータ量に追いつかず、印刷に破綻を
来たしてしまう。さらに、印刷データの中には、グラフ
ィックとテキストの混在文書のようなデータ量に対する
印刷機構の処理時間のバランスが異なってくる様なもの
も存在する。
【0010】上記のように様々な印刷文書の形態に対し
て破綻なく対応するためには、やはり緩衝記憶装置とし
ての受信バッファメモリは必須のものであるといえる。
【0011】本発明は、叙上のような問題点を克服する
ためになされたものであり、その目的とするところは、
様々な文書形態において、最も迅速に印刷処理を完了さ
せるために、最適な条件でプリンタ内のデータ転送を行
なわせる手段を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明ではホストコンピュータから入力される印刷
データを、受信バッファメモリを経由させて印刷機構部
に渡す場合と、受信バッファメモリを経由させないで印
刷機構部に渡す場合とに場合分けして、状況に応じてそ
の経路を選択できるようにする。
【0013】すなわち、請求項1記載のプリンタ内にお
けるデータ転送装置は、ホストコンピュータから送信さ
れた印刷データを受信して、プリンタの印刷機構部に対
して転送させる装置である。このプリンタ内のデータ転
送装置は、受信された印刷データを、受信バッファメモ
リに一旦蓄積させてから印刷機構部に対して送出させる
第1のデータ転送経路と、前記受信バッファメモリを経
由させずに、直接、印刷機構部に対して送出させる第2
のデータ転送経路とを備える。このデータ転送装置は、
印刷機構部へのデータ転送状況を監視可能なデータ転送
経路切り替え手段をも有している。そして、前記データ
転送経路切り替え手段が、監視に係るデータ転送状況に
応じて、前記いずれかのデータ転送経路を選択して使用
させるよう構成されている。
【0014】また、請求項2記載のプリンタ内における
データ転送装置は、前記請求項1記載のデータ転送装置
において、前記データ転送経路切り替え手段は、データ
転送状況監視の結果、印刷機構部に対する印刷データの
転送に滞りが無いときには第2のデータ転送経路を選択
し、印刷機構部に対する印刷データの転送に滞りがある
ときには第1のデータ転送経路を選択するよう構成され
ていることを特徴とする。
【0015】上記課題を解決するためのプリンタ内にお
けるデータ転送方法は以下のようなものとなる。すなわ
ち、請求項3記載のデータ転送方法は、ホストコンピュ
ータから受信された印刷データを、プリンタ内部におい
て印刷機構部に対して転送させる際に、受信された印刷
データを、受信バッファメモリに一旦蓄積させてから印
刷機構部に対して送出させる第1のデータ転送方法と、
前記受信バッファメモリを経由させずに、直接、印刷機
構部に対して送出させる第2のデータ転送方法とを、選
択的に採用するデータ転送方法である。そして、印刷機
構部に対する印刷データの転送に滞りが無いときには第
2のデータ転送方法を採用し、印刷機構部に対する印刷
データの転送に滞りがあるときには第1のデータ転送方
法を採用してデータを転送することを特徴とする。
【0016】上記プリンタ内における印刷データの転送
制御手順を実現させるためのコンピュータプログラム
は、特定の媒体に記録して保持させることが可能であ
る。すなわち、請求項4記載のプログラムを格納した記
録媒体は、ホストコンピュータから受信された印刷デー
タを、受信バッファメモリを経由させてから印刷機構部
に対して送出させる第1のデータ転送経路と、前記受信
バッファメモリを経由させずに、直接、印刷機構部に対
して送出させる第2のデータ転送経路とを備えるプリン
タを制御するためのプログラムであって、データ転送経
路切り替え手段に、印刷機構部へのデータ転送状況を監
視させ、該監視に係るデータ転送状況に応じて、前記い
ずれかのデータ転送経路を選択して使用させることを制
御内容とするものである。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の1実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、実施形態のプリンタ
におけるデータ転送経路の概要を表す図である。図で
は、セントロニクスパラレルやUSB(Universal Seri
al Bus)等の各種インタフェースを収用する通信コネク
タ12と、印刷機構部30に対する窓口となる印刷機構
部側インタフェース15との間におけるデータ転送の様
子が表されている。印刷機構部側インタフェース15
は、印刷データが存在する限り、常に印刷機構部30に
対して単位データ(例えば1バイトのデータ)を提示し
ている。印刷機構部30のデータ処理が順調であるとき
には、印刷機構部側インタフェース15から逐次単位デ
ータ(1バイト)が取り出されていく。
【0018】実施形態におけるプリンタは、ホストコン
ピュータとの間でパケット通信を行なう。パケット制御
のための通信制御部13は、コントロールチャネルを介
してホストコンピュータと通信制御情報をやりとりす
る。この通信制御部13は、例えばASIC(Applicat
ion Specified IC)のようなカスタムチップによって実
現されるもので、その機能は従来のプリンタにおけるパ
ケット制御機能と異ならない。
【0019】パケット通信を用いてホストコンピュータ
と通信を行なう場合、以下のような手順がとられる。ま
ず、コントロールチャネルを介して、ホストコンピュー
タから通信制御部13に対して受信可能データ量の問い
合わせが行なわれる。これに対しプリンタは、受信バッ
ファメモリ11の空き容量を調べ、通信制御部13が受
信可能データ量をホストコンピュータに通知する。ホス
トコンピュータはデータチャネルを介して、通知を受け
た分量のデータを一括して送信する。
【0020】実施形態において特徴的な点は、入力コネ
クタ12から印刷機構部側インタフェース15に至るデ
ータ転送経路が2通り(pass1及びpass2)設けられてあ
り、経路切り替え部14がデータ転送状況を監視しつ
つ、適切な経路を選択してデータを転送させることにあ
る。この経路切り替え部14は、プリンタの統轄制御部
20と、データ転送状況を監視するための専用チップと
によって実現される機能のブロックである。
【0021】図2は、上記の経路切り替え部14が如何
にして適切な経路を選択するのかの詳細を説明する図で
あり、専用チップ40が担う機能の内容が表されてい
る。専用チップ40の入力側データセレクタ41は図1
における通信コネクタ12に対して、また出力側データ
セレクタ45は図1における印刷機構部側インタフェー
ス15に対して、各々接続されている。また、CPU2
2と(機能的にはプリンタの統轄制御部20と)通信を
行なうためのCPUインタフェース44が設けられてい
る。
【0022】図中、実線の矢印で表されるのは2通りの
データ転送経路(pass1及びpass2)である。印刷データ
がいずれのデータ転送路を通過している場合にも、タイ
マー42が単位データ(1バイト)の通過する時間間隔
を検知している。その情報はデータ転送状況判断部43
に対して通知される。
【0023】既に述べたように、印刷機構部30のデー
タ処理が順調であるときには、印刷機構部側インタフェ
ース15から逐次単位データが(1バイト)取り出され
ていく。そのため、データ転送経路を通過していくデー
タの時間間隔も長くはならない。それに対して、印刷機
構部30でのデータ処理に滞りが生じているときには、
データ転送路内における単位データ(1バイト)の通過
する時間間隔も長くなる。このような情報に基づいて、
データ転送状況判断部43がプリンタ内部でのデータ転
送に滞りが生じているか否かについて判断し、その旨を
CPU22に対して報告する。CPU22は、その報告
に基づいて何れのデータ転送路を用いるかを決定し、入
力側データセレクタに指示を与える。
【0024】図3には、以上のような判断手順等の具体
的流れを表すフローチャートが描かれている。まず、プ
リンタの電源が投入されると、CPU22から専用チッ
プ40のCPUインタフェース44を介して、入力側デ
ータセレクタ41に対してデータ転送経路の選択指示が
与えられる(S101)。本実施形態では、プリンタ内
部でのデータ転送速度の向上に主眼が置かれるため、電
源投入後の初期状態では転送経路(pass2)が選択され
るようにしている。この転送経路(pass2)は、通信コ
ネクタ12と印刷機構部側インタフェース15との間の
データ転送に際して、受信バッファメモリ11を経由さ
せずにデータを転送させるための経路である。なお、転
送経路(pass2)においては、印刷データの転送にCP
U22が直接関与することなく、いわゆるDMA(Dire
ct Memory Access)転送が行なわれる。
【0025】次に、データ転送状況判断部43の記憶部
431に対して、タイムアウト時間の設定値が与えら
れ、記憶される(S102)。このタイムアウト時間
は、タイマー42から通知されるデータ通過時間の間隔
が、どれだけの大きさになったときにデータ転送に滞り
が生じていると判断するかの資料とされる値である。な
お、この値は、様々な印刷環境に応じて、異なる値を設
定するようにしてもよい。例えば、高品質印刷を行なっ
ているのか、あるいはドラフト印刷を行なっているのか
によって、このタイムアウト時間の値を調整してやれ
ば、より適切な条件でデータ転送滞りの判断が行なえる
こととなる。
【0026】印刷データの受信が確認されると(S10
3においてYES)、タイマー42に対して、単位印刷
データ(1バイト)の通過時間間隔の検出開始が指示さ
れる(S104)。検出に係る時間は、データ転送状況
判断部43の比較部432に対して逐次通知される。こ
の比較部432では、記憶部431に設定されているタ
イムアウト時間の値と、通知されてくる時間とを比較す
る。
【0027】印刷機構部側に何らかの事情が発生し(例
えば、テキスト印字が連続して機構部の駆動がデータ量
に追いつかなくなったとき)、その結果、検出値が設定
値を上回ると(S105においてYES)データ転送に
滞りがあると判断され、その旨はCPUインタフェース
44を介してCPU22に報告される。
【0028】報告を受けたCPU22は、CPUインタ
フェース44を介して入力側データセレクタ41に対
し、データ転送経路(pass1の1)を選択するよう指示が
与えられる(S106)。これにより、CPU22は印
刷データをPCIO転送によって受信バッファメモリ1
1に蓄積していく。それと同時に、出力側データセレク
タ45は、転送路(pass1の2)から印刷データを受け入
れる状態となって、CPU22によって受信バッファメ
モリ11から読み出され、送出されてくる単位データ
(1バイト)を印刷機構部側インタフェース15に送り
出す。
【0029】図4には、上記のようなデータ転送に滞り
が発生した状態での手続の流れについて説明するフロー
チャートが描かれている。既に述べたように、通信制御
部13はホストコンピュータからの印刷データ受信に際
して、一括して受信できるデータ量を応答している。従
って、プリンタの統轄制御部20は、上記情報に基づい
て、ホストコンピュータに対して応答した分量の印刷デ
ータ全てを受信バッファメモリ11に格納したか否かを
確認できる(S201及びS202)。
【0030】ホストコンピュータに応答した分の全ての
印刷データを受信バッファメモリ11に格納し終えたら
(S202においてYES)、入力側データセレクタ4
1を一旦アイソレーション状態とし、いずれの転送路
(pass1及びpass2)をも選択していない状態となるよう
に指示する(S203)。その後、受信バッファメモリ
11に蓄積されている印刷データを、CPU22によっ
て転送路(pass1の2)から出力し終えたら(S204に
おいてYES)、再びホストコンピュータからのデータ
受信及びプリンタ内部でのデータ転送を開始するため、
CPU22は入力側データセレクタ41に対して、デー
タ転送経路(pass2)を選択するよう指示が与えられる
(S205)。また、出力側データセレクタ45も、転
送路(pass2)からデータを受け入れる状態とされる
(S206)。
【0031】本実施形態は以上のとおりであるが、本発
明は上記内容に拘らず、その要旨を逸脱しない範囲で様
々な構成変更が可能である。特に、実施形態において受
信バッファメモリ11は、プリンタ1が備えるDRAM
モジュール2の所定のアドレス空間を割り当てて構成さ
れるとしたが、この受信バッファメモリ11は専用の記
憶素子を用いて構成されているものであってもよい。
【0032】また、実施形態においては、監視に係るデ
ータ転送状況に応じていずれかのデータ転送経路を選択
して使用させるための機能のブロックである経路切り替
え部14(図1)は、プリンタの統轄制御部20と専用
チップ40が有する機能とが、相互に結びついてこれを
実現しているが、これら機能は単独のカスタムチップの
みに集約して担わせることも可能である。
【0033】また、実施形態において、受信バッファメ
モリを経由させないデータ転送経路においてはデータの
DMA転送を行なうものとして説明したが、これも通常
のPCIO転送による構成としても構わない。
【0034】
【発明の効果】従来のプリンタにおけるデータの内部転
送に際しては、受信バッファメモリに対するデータの書
込みや読み出しに、ある程度の時間が費やされることは
不可避であった。本発明では、印刷データのサイズがあ
る程度の大きさを有しており、それに対して印刷機構部
の処理速度が十分に速いような場合には、受信バッファ
メモリを経由させずに印刷データの転送を行なわせるこ
とが可能となった。
【0035】しかも、上記のような状態から何らかの理
由によりデータ転送に滞りが生じたときには、従来通り
印刷データを受信バッファメモリに経由させることもで
きる。そのため、例えばホストコンピュータとプリンタ
とがパケット通信を行なっている場合のように、そのデ
ータ(パケット)の途中でデータ転送を中断させること
ができないような場合であっても、ホストコンピュータ
から送信されたデータが、確実にプリンタ側で受信され
ることが約束され、パケットの取りこぼしが生ずるなど
の不都合が発生することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のプリンタにおけるデータ転送経路の
概要を表す図。
【図2】本発明の経路切り替え手段の主要部分を占める
機能を表す図。
【図3】プリンタの電源を投入してから、データ転送に
滞りが生じる事態に至る場合の制御手順について説明す
るフローチャート。
【図4】データ転送に滞りが生じた状態からの制御手順
について説明するフローチャート。
【図5】受信バッファメモリを備えるプリンタにおける
データの流れを表す図。
【符号の説明】
1 プリンタ 3 ホストコンピュータ 10 インタフェース部 11 受信バッファメモリ 12 通信コネクタ 13 通信制御部 14 経路切り替え部 15 印刷機構部側インタフェース 20 統轄制御部 22 CPU 30 印刷機構部 40 専用チップ 41 入力側データセレクタ 42 タイマー 43 データ転送状況判断部 431 記憶部 432 比較部 44 CPUインタフェース 45 出力側データセレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから送信された印刷
    データを受信して、プリンタの印刷機構部に対して転送
    させるプリンタ内のデータ転送制御装置において、 受信された印刷データを、 受信バッファメモリに一旦蓄積させてから印刷機構部に
    対して送出させる第1のデータ転送経路と、 前記受信バッファメモリを経由させずに、直接、印刷機
    構部に対して送出させる第2のデータ転送経路とを備え
    るとともに、 印刷機構部へのデータ転送状況を監視可能なデータ転送
    経路切り替え手段を有して、 該データ転送経路切り替え手段が、監視に係るデータ転
    送状況に応じて、前記いずれかのデータ転送経路を選択
    して使用させるよう構成されて成ることを特徴とするプ
    リンタ内のデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 前記データ転送経路切り替え手段は、 データ転送状況監視の結果、 印刷機構部に対する印刷データの転送に滞りが無いとき
    には第2のデータ転送経路を選択し、 印刷機構部に対する印刷データの転送に滞りがあるとき
    には第1のデータ転送経路を選択するよう構成されて成
    ることを特徴とするプリンタ内のデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータから受信された印刷
    データを、プリンタ内部において印刷機構部に対して転
    送させる際に、 受信された印刷データを、 受信バッファメモリに一旦蓄積させてから印刷機構部に
    対して送出させる第1のデータ転送方法と、 前記受信バッファメモリを経由させずに、直接、印刷機
    構部に対して送出させる第2のデータ転送方法とを、選
    択的に採用するデータ転送方法であって、 印刷機構部に対する印刷データの転送に滞りが無いとき
    には第2のデータ転送方法を採用し、 印刷機構部に対する印刷データの転送に滞りがあるとき
    には第1のデータ転送方法を採用することを特徴とする
    プリンタ内におけるデータ転送方法。
  4. 【請求項4】 ホストコンピュータから受信された印刷
    データを、受信バッファメモリを経由させてから印刷機
    構部に対して送出させる第1のデータ転送経路と、 前記受信バッファメモリを経由させずに、直接、印刷機
    構部に対して送出させる第2のデータ転送経路とを備え
    るプリンタを制御するためのプログラムであって、 データ転送経路切り替え手段に、印刷機構部へのデータ
    転送状況を監視させ、 該監視に係るデータ転送状況に応じて、前記いずれかの
    データ転送経路を選択して使用させることを制御内容と
    するプログラムを格納した記録媒体。
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