JPH06305204A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH06305204A
JPH06305204A JP11924093A JP11924093A JPH06305204A JP H06305204 A JPH06305204 A JP H06305204A JP 11924093 A JP11924093 A JP 11924093A JP 11924093 A JP11924093 A JP 11924093A JP H06305204 A JPH06305204 A JP H06305204A
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monitoring
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない容量の受信バッファで効率よくデータ
受信処理を行える。 【構成】 ＣＰＵ２２ａがインタフェース選択状態に基
づいてそれぞれ確保する各インタフェース用の受信バッ
ファサイズを加減設定し、設定されたＲＡＭ２２ｃ上の
受信バッファにそれぞれのインタフェース２１ａ，２１
ｂで受信したデータを受信バッファに取り込む構成を特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のインタフェー
ス、例えばＲＳ２３２Ｃ，ＳＣＳＩ，セントロニクス等
を有し、各インタフェースを介して通信処理を行う印刷
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、複数のイ
ンタフェースを有し、自動的にインタフェース切り換え
を行えるように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印刷装置では、複数のインタフェースを有し、自動的に
インタフェース切り換えを行っても、常に選択している
側のインタフェースのデータを取り込むだけだった。ま
た、複数のインタフェースのデータをそれぞれ同時に取
り込むことにより、同時に複数のホストコンピュータか
らデータを送信しようとしても、それぞれのインタフェ
ースの受信バッファがそれぞれ固定であれば、従来の数
倍のサイズの受信バッファが必要となってしまう等の問
題点があった。
【０００４】また、従来の印刷装置では、複数のインタ
フェースを有し、自動的にインタフェース切り換えを行
っても、最初のデータがきた方のインタフェースを選択
するだけだった。そのため、選択したインタフェースの
送信スピードが遅くデータ解釈以前にデータ受信動作だ
けで多くの時間を消費してしまう場合、送信スピードの
早い選択されなかったインタフェースのデータに対する
処理がそれだけ遅れてしまう等の問題点があった。
【０００５】また、最初のデータがきた方のインタフェ
ースを選択するだけだった。そのため、選択したインタ
フェースのデータがページの途中でとまっている場合印
刷出力できず、選択されなかったインタフェース側のデ
ータに対する処理がそれだけ遅れてしまう等の問題点が
あった。
【０００６】さらに、従来の印刷装置では、双方向イン
タフェースを含む複数のインタフェースを有し、自動的
にインタフェース切り換えを行っても、常に選択してい
る側のインタフェースのデータを取り込んで解析処理す
るだけだった。
【０００７】また、複数のインタフェースのデータをそ
れぞれ同時に取り込むことによって同時に複数のホスト
コンピュータからデータを送信しようとしても、解析処
理に関しては選択中のインタフェースのデータに対して
のみ行い、双方向インタフェースを選択するまでステー
タスを得ることはできない等の問題点があった。
【０００８】さらに、複数のインタフェースのデータを
それぞれ同時に取り込むことによって、同時に複数のホ
ストコンピュータからデータを送信しようとしても、エ
ラー処理に関してはその要因に関わらず同様に全てのイ
ンタフェースあるいは選択中のインタフェースに対して
実行してしまう等の問題点があった。
【０００９】また、従来の印刷装置では通信エラーを発
生した際にはそれを通知するだけ、またはビジーを出力
してデータの送信を中断するだけであり、通知するだけ
の場合は、通信エラー発生後の不正確なデータを出力し
てしまい、ビジーを出力する場合は、再開した際にデー
タが途中から送られてきてしまうため途中からの出力を
してしまう等の問題点があった。
【００１０】本発明は、上記の幾多の問題点を解決する
ためになされたもので、各インタフェースを介して各イ
ンタフェース毎にデータ受信を行う際に、受信するバッ
ファサイズを加減制御するとともに、データ受信状態に
基づいて選択するインタフェースを切り換え制御すると
ともに、エラー状態を監視してエラー処理を制御する等
により、少ない容量の受信バッファで効率よくデータ受
信処理を行える印刷装置を提供することを目的とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の印刷
装置は、１つのインタフェースを自動的に選択する選択
手段と、この選択手段が選択したインタフェースを記憶
する記憶手段と、前記選択手段によるインタフェース選
択状態に関わらずそれぞれのインタフェース用の受信バ
ッファをそれぞれ同時に確保する確保手段と、前記選択
手段によるインタフェース選択状態に関わらずそれぞれ
のインタフェースで受信したデータを前記受信バッファ
に取り込む取込み手段と、前記選択手段のインタフェー
ス選択状態に基づいて前記確保手段がそれぞれ確保する
各インタフェース用の受信バッファサイズを加減設定す
る設定手段とを設けたものである。
【００１２】本発明に係る第２の印刷装置は、１つのイ
ンタフェースを自動的に選択する選択手段と、この選択
手段が選択したインタフェースを記憶する記憶手段と、
それぞれのインタフェース用の受信バッファをそれぞれ
同時に確保する確保手段と、それぞれのインタフェース
で受信したデータを前記受信バッファに取り込む取込み
手段と、前記受信バッファのデータ取り込み使用状況を
各インタフェース毎に監視する監視手段と、この監視手
段の監視結果に基づいて前記選択手段が選択するインタ
フェース先を切り換え制御する切換え手段とを設けたも
のである。
【００１３】本発明に係る第３の印刷装置は、１つのイ
ンタフェースを自動的に選択する選択手段と、この選択
手段が選択したインタフェースを記憶する記憶手段と、
前記選択手段によるインタフェース選択状態に関わらず
それぞれのインタフェース用の受信バッファをそれぞれ
同時に確保する確保手段と、それぞれのインタフェース
で受信したデータを前記受信バッファに取り込む取込み
手段と、この取込み手段により前記受信バッファに取り
込まれたデータの終端を各インタフェース毎に検出する
検出手段と、この検出手段によるデータの終端検出状態
に基づいて選択手段が選択するインタフェース先を切り
換え制御する切換え手段とを設けたものである。
【００１４】本発明に係る第４の印刷装置は、１つのイ
ンタフェースを自動的に選択する選択手段と、この選択
手段が選択したインタフェースを記憶する記憶手段と、
前記選択手段によるインタフェース選択状態に関わらず
前記双方向インタフェースを介して所定のステータスを
送信する送信手段とを設けたものである。
【００１５】本発明に係る第５の印刷装置は、１つのイ
ンタフェースを自動的に選択する選択手段と、この選択
手段が選択したインタフェースを記憶する記憶手段と、
各種エラー発生状態を監視する監視手段と、この監視手
段の監視結果に基づいてエラー処理対象のインタフェー
スを切り換え制御する制御手段とを設けたものである。
【００１６】本発明に係る第６の印刷装置は、通信エラ
ー発生状態を監視する監視手段と、この監視手段の監視
結果に基づいて通信エラーとなったインタフェースから
のデータ転送時間を経時してタイムアウトを発生する発
生手段と、この発生手段のタイムアウトが発生されるま
でインタフェースからのデータを読み飛ばすデータスキ
ップ手段とを設けたものである。
【００１７】
【作用】第１の印刷装置においては、設定手段が選択手
段のインタフェース選択状態に基づいて前記確保手段が
それぞれ確保する各インタフェース用の受信バッファサ
イズを加減設定し、設定された受信バッファに取込み手
段がそれぞれのインタフェースで受信したデータを前記
受信バッファに取り込むので、各インタフェース用に最
適な容量の受信バッファを割り当てることが可能とな
る。
【００１８】第２の印刷装置においては、監視手段の監
視結果に基づいて切換え手段が記選択手段が選択するイ
ンタフェース先を切り換え制御するので、使用効率の高
いインタフェースを常に優先選択することが可能とな
る。
【００１９】第３の印刷装置においては、取込み手段に
より前記受信バッファに取り込まれたデータの終端が検
出手段により各インタフェース毎に検出されると、該デ
ータの終端検出状態に基づいて選択手段が選択するイン
タフェース先を切換え手段が切り換え制御するので、常
に速やかに使用可能なインタフェースを先選択すること
が可能となる。
【００２０】第４の印刷装置においては、選択手段によ
るインタフェース選択状態に関わらず送信手段が前記双
方向インタフェースを介して所定のステータスを送信す
るので、インタフェース選択状態に関わらず各インタフ
ェースの状態を外部に報知可能となる。
【００２１】第５の印刷装置においては、監視手段がエ
ラー発生状態を監視し、該監視結果に基づいて制御手段
がエラー処理対象のインタフェースを切り換え制御する
ので、エラー処理を行うインタフェースを制限すること
が可能となる。
【００２２】第６の印刷装置においては、監視手段の監
視結果に基づいて発生手段が通信エラーとなったインタ
フェースからのデータ転送時間を経時してタイムアウト
を発生するまでデータスキップ手段がインタフェースか
らのデータを読み飛ばすので、通信エラー発生後の無駄
なデータ処理を制限することが可能となる。
【００２３】
【実施例】
＜第１実施例＞以下、図面を用いて本発明を詳細に説明
する。
【００２４】本実施例の構成を説明する前に、本実施例
を適用するレーザビームプリンタの構成を図１を参照し
ながら説明する。
【００２５】図１は本実施例を適用するレーザビームプ
リンタの構成を説明する断面図であり、図示しないデー
タ源から文字パターンの登録や定型書式（フォームデー
タ）等の登録が行えるように構成されている。
【００２６】図において、１００はレーザビームプリン
タ（ＬＢＰ）本体（以下、単に本体と呼ぶ）であり、外
部に接続されている、例えば図２に示すホストコンピュ
ータ１ａ，１ｂから供給される文字情報（文字コード）
やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶す
るとともに、それらの情報に従って対応する文字パター
ンやフォームパターン等を作成し、記録媒体である記録
用紙上に像を形成する。１１２は操作のためのスイッチ
およびプリンタの状態を表示するＬＥＤ表示器やＬＣＤ
表示器が配されている操作パネル、１０１はＬＢＰ１０
０全体の制御およびホストコンピュータから供給される
文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。こ
のプリンタ制御ユニット１０１は主に文字情報を対応す
る文字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ
１０２に出力する。レーザドライバ１０２は半導体レー
ザ１０３を駆動するための回路であり、入力されたビデ
オ信号に応じて半導体レーザ１０３から発射されるレー
ザ光１０４をオン／オフ切り換えする。これにより、静
電ドラム１０６上には文字パターンの静電潜像形成され
る。
【００２７】この潜像は、静電ドラム１０６周囲の現像
ユニット１０７によって現像された後、記録用紙に転写
される。この記録用紙にはカットシートを用い、カット
シートは本体１００に装着した用紙カセット１０８に収
容され、給紙ローラ１０９および搬送ローラ１１０と搬
送ローラ１１１とにより装置内に取り込まれて静電ドラ
ム１０６に供給される。なお、１０５はポリゴンミラー
を示す。
【００２８】図２は本発明の一実施例を示す印刷装置の
制御構成を説明するブロック図である。
【００２９】図において、１ａ，１ｂは印字データ等を
送信するホストコンピュータである。２は印刷装置本
体、２１ａ，２１ｂはホストコンピュータ１ａ，１ｂか
らのデータを受信するためのインタフェース（Ｉ／Ｆ）
である。２２は前記印刷装置本体２全体を制御する制御
部で、ＣＰＵ２２ａと処理プログラムやフォントのアウ
トラインデータ等を格納するＲＯＭ２２ｂと受信バッフ
ァやＣＰＵ２２ａのワークエリアとして機能するＲＡＭ
２２ｃとを備えている。２３は現在選択しているインタ
フェースを記憶しておく選択インタフェース記憶部であ
る。２４は印刷用ビットマップデータを１ページ分展開
可能なフレームメモリであり、ここに展開されたパター
ンはドットプリンタエンジン部２５により印刷出力され
る。
【００３０】このように構成された印刷装置において、
設定手段（本実施例ではＣＰＵ２２ａがＲＯＭ２２ｂに
各納されたプログラムに基づいて実行する）が選択手段
（本実施例ではＣＰＵ２２ａがＲＯＭ２２ｂに各納され
たプログラムに基づいて実行する）のインタフェース選
択状態に基づいて前記確保手段（本実施例ではＣＰＵ２
２ａがＲＯＭ２２ｂに各納されたプログラムに基づいて
実行する）がそれぞれ確保する各インタフェース用の受
信バッファサイズ（ＲＡＭ２２ｃの領域）を加減設定
し、設定された受信バッファに取込み手段がそれぞれの
インタフェースで受信したデータを前記受信バッファに
取り込むので、各インタフェース用に最適な容量の受信
バッファを割り当てることが可能となる。
【００３１】上記構成における本実施例の動作を図３を
参照しながら説明する。
【００３２】図３は、図２に示したＲＡＭ２２ｃのメモ
リマップ状態を説明する模式図である。
【００３３】第１実施例において、ホストコンピュータ
１ａから出力されてきたデータはインタフェース２１ａ
を介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファＡに、また、ホ
ストコンピュータ１ｂから出力されてきたデータはイン
タフェース２１ｂを介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッフ
ァＢに順次格納されて行き、それとともに受信バッファ
の未処理のデータを順次読み出してはイメージデータと
してそのままフレームメモリ２４に展開したり、文字デ
ータとして対応するフォントパターンをフレームメモリ
２４に展開したり、印刷処理する。
【００３４】この場合、図３に示すように、それぞれの
受信バッファサイズが固定であると選択，非選択に関わ
らず常に受信バッファ２つ分のＲＡＭを必要とすること
になる。従って、本実施例では選択されている側の受信
バッファを大きめに（非選択側の受信バッファを従来よ
りも小さく）確保した。
【００３５】このように、受信バッファのサイズを可変
して確保することにより、少ないＲＡＭ使用量で、選択
側のインタフェースのデータ受信を優先し、かつホスト
コンピュータ１ａ，１ｂともに同時にデータを送信する
ことが可能となる。以上の処理を実現するため、図４に
示すフローチャートに従って、すなわち制御部２２のＣ
ＰＵ２２ａはＲＯＭ２２ｂに格納されたプログラムに従
って処理を行う。
【００３６】図４は本発明の第１実施例を示す印刷装置
におけるデータ受信割込み処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、（１）〜（５）は各ステップを
示す。
【００３７】ホストコンピュータ１ａからデータが受信
されると、インタフェース２１ａに割り込み信号が供給
され、その信号によりＣＰＵ２２ａはこのフローチャー
トに示すような手順の処理を実行する。
【００３８】まず、ステップ（１）において、現在イン
タフェース切り換えが可能かどうかを判断し、可能であ
った場合は、ステップ（２）でインタフェース２１ａを
選択し、選択インタフェース記憶部２３にその情報を保
存するとともに、ＲＡＭ２２ｃ中の受信バッファＡを拡
大（受信バッファＢを縮小）してからステップ（３）へ
進む。
【００３９】一方、インタフェース切り換えが不可能な
場合は、直接ステップ（３）に進み、インタフェース２
１ａよりデータを取り込み、ＲＡＭ２２ｃ内の受信バッ
ファＡに格納処理を行っている。その後、受信バッファ
Ａがフル状態かどうかをステップ（４）で判定し、フル
だった場合はステップ（５）でビジー処理を行い終了す
る。
【００４０】なお、インタフェース２１ｂの場合も略同
様の処理となる。
【００４１】以下、図５に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る印刷装置に係る第１の印刷処理につ
いて説明する。
【００４２】図５は本発明に係る印刷装置に係る第１の
印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、（１）〜（１０）は各ステップを示す。
【００４３】まず、ステップ（１）で現在どちらのイン
タフェースを選択しているかを判定し、インタフェース
２１ａ選択中であれば、ステップ（２）において、受信
バッファＡより１データを読み込み、インタフェース２
１ｂであれば受信バッファＢより１データを読み込む
（３）。
【００４４】ステップ（４）において、読み込んだデー
タが文字データかどうかを判定する。この判定で文字デ
ータであった場合は、ステップ（６）において、その文
字パターンがＲＡＭ２２ｃ内のフォントキャッシュにあ
るかどうかを判別する。一方、文字データでない場合
は、ステップ（７）において、ＲＯＭ２２ｂのアウトラ
インデータを使用してフォントパターンを作成してから
フォントキャッシュに登録する。フォントキャッシュに
ある場合は、そのままステップ（８）でパターンをフレ
ームメモリ２４に展開して、ステップ（９）に進む。
【００４５】一方、ステップ（４）で文字データでなか
った場合は、ステップ（５）でそのデータにあった制御
処理を実行して、ステップ（９）に進む。
【００４６】ステップ（９）では、１ページ分のデータ
がフレームメモリ２４上に展開されたかどうかを判定
し、１ページ分展開した場合には、ステップ（１０）
で、そのフレームメモリ２４のビットマップデータを順
次ドットプリンタエンジン部２５に転送して、印刷出力
を行う。その後、ステップ（１）に戻り、１データの読
み込みに入る。ステップ（９）で１ページ分展開してい
なかった場合には、そのままステップ（１）に戻る。
【００４７】以上、説明したように本実施例では、少な
いＲＡＭ使用量で、選択されている側のインタフェース
のでた受信を優先させながら、複数のホストコンピュー
タから複数のインタフェースを介して同時にデータを送
信することができる。
【００４８】なお、上記実施例では、インタフェースの
数が２つの場合について説明したが、本発明の適用にあ
たって、インタフェースの数に制限はなく、インタフェ
ース数に応じて受信バッファの容量を確保すれば実現可
能である。
【００４９】また、本実施例ではページプリンタを例と
して１頁分のビットマップ展開が終了してから印刷出力
する場合について説明したが、ラインプリンタ、例えば
バブルジェットプリンタにおいて、１ライン単位で展
開，印刷出力を行う場合にも本発明を適用することがで
きる。 ＜第２実施例＞図６は本発明の第２実施例を示す印刷装
置の制御構成を説明するブロック図であり、図２と同一
のものには同じ符号を付してある。
【００５０】図において、２６は現在優先されているイ
ンタフェースを記憶しておく優先インタフェース記憶
部、２７は前記インタフェース２１ａの受信バッファＡ
のフル状態をカウントする受信バッファＡフルカウン
タ、２８は前記インタフェース２１ｂの受信バッファＢ
のフル状態をカウントする受信バッファＢフルカウンタ
である。
【００５１】このように構成された印刷装置において、
監視手段（本実施例ではＣＰＵ２２ａの機能処理によ
る）の監視結果に基づいて切換え手段（本実施例ではＣ
ＰＵ２２ａの機能処理による）が選択手段が選択するイ
ンタフェース先をインタフェース２１ａ，２１ｂのいず
れかに切り換え制御するので、使用効率の高いインタフ
ェースを常に優先選択することが可能となる。
【００５２】また、取込み手段により前記受信バッファ
に取り込まれたデータの終端が検出手段（本実施例では
ＣＰＵ２２ａの機能処理による）により各インタフェー
ス毎に検出されると、該データの終端検出状態に基づい
て選択手段が選択するインタフェース先をインタフェー
ス２１ａ，２１ｂの切換え手段（本実施例ではＣＰＵ２
２ａの機能処理による）が切り換え制御するので、常に
速やかに使用可能なインタフェースを先選択することが
可能となる。
【００５３】上記構成における本実施例の動作を図７を
参照しがら説明する。
【００５４】図７は、図６に示したＲＡＭ２２ｃのメモ
リマップ状態を説明する模式図である。
【００５５】第２実施例において、ホストコンピュータ
１ａから出力されてきたデータはインタフェース２１ａ
を介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファＡに、また、ホ
ストコンピュータ１ｂから出力されてきたデータはイン
タフェース２１ｂを介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッフ
ァＢに順次格納されて行き、それとともに受信バッファ
の未処理のデータを順次読み出してはイメージデータと
してそのままフレームメモリ２４に展開したり、文字デ
ータとして対応するフォントパターンをフレームメモリ
２４に展開したり、印刷処理する。
【００５６】この場合、図７に示すように、受信バッフ
ァが１つしかないと取り込めるデータがインタフェース
２１ａ，２１ｂのどちらかに限定されてしまう。また、
無理に取り込もうとしても異なるホストコンピュータか
らのデータが混在してしまうことになる。従って、本実
施例では、インタフェース２１ａ，２１ｂそれぞれ専用
に受信バッファを確保した。このように動作することで
ホストコンピュータ１ａ，１ｂともに同時にデータを送
信することが可能となる。以上の処理を実現するため、
図８に示すフローチャートに従って、すなわち制御部２
２のＣＰＵ２２ａはＲＯＭ２２ｂに格納されたプログラ
ムに従って処理を行う。
【００５７】図８は本発明の第２実施例を示す印刷装置
におけるデータ受信割込み処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、（１）〜（７）は各ステップを
示す。
【００５８】まず、ステップ（１）でインタフェース２
１ａより１データを読み込み、ステップ（２）で優先イ
ンタフェース記憶部２６を参照して現在インタフェース
２１ａが優先されているかどうかを判断し、優先されて
いた場合は、ステップ（３）に進み、現在インタフェー
スが切り換え可能かどうかを判断する。この判断で、切
り換え可能と判断された場合は、ステップ（４）におい
て、インタフェース２１ａを選択し、選択インタフェー
ス記憶部２３にその情報を保存しステップ（５）に進
む。
【００５９】一方、ステップ（３）の判定において、イ
ンタフェース切り換えが不可能な場合およびステップ
（２）で優先されていなかった場合は、直接ステップ
（５）に進み、データをＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファ
Ａに格納処理を行う。その後、受信バッファＡがフル状
態かどうかをステップ（６）で判定して、フル状態であ
った場合は、ステップ（７）において、ビジー処理を行
い、他の処理に以降する。なお、印刷処理は上記実施例
と同様なので説明は省略する。
【００６０】以下、図９に示すフローチャートを参照し
ながら、本発明に係る印刷装置における優先インタフェ
ース決定処理動作について説明する。
【００６１】図９は本発明に係る印刷装置における優先
インタフェース決定処理手順の一例を示すフローチャー
トである。なお、（１）〜（１１）は各ステップを示
す。
【００６２】まず、ステップ（１）で、受信バッファＡ
がフルかどうかをチェックし、フルだった場合は、ステ
ップ（２）で受信バッファＡフルカウンタ２７をインク
リメントする。受信バッファＡがフルでなかった場合
は、ステップ（３）で受信バッファＡが空きかどうかを
判断し、空きだった場合は、ステップ（４）で受信バッ
ファＡフルカウンタ２７を「０」クリアする。
【００６３】ステップ（５）で受信バッファＢがフルか
どうかをチェックし、フルだった場合は、ステップ
（６）で受信バッファＢフルカウンタ２８をインクリメ
ントする。受信バッファＢがフルでなかった場合は、ス
テップ（７）で受信バッファＢが空きかどうかを判断
し、空きだった場合は、ステップ（８）で受信バッファ
Ｂフルカウンタ２８を「０」クリアする。
【００６４】次いで、ステップ（９）において、受信バ
ッファＡフルカウンタ２７，受信バッファＢフルカウン
タ２８のカウント値を比較し、受信バッファＡフルカウ
ンタ２７のカウント値が大きい場合は、ステップ（１
０）において、インタフェース２１ａを優先インタフェ
ースとして優先インタフェース記憶部２６に登録し、他
の処理に移行し、受信バッファＢフルカウンタ２８のカ
ウント値が大きい場合は、ステップ（１１）において、
インタフェース２１ｂを優先インタフェースとして優先
インタフェース記憶部２６に登録し、他の処理に移行す
る。
【００６５】以上説明したように、複数のホストコンピ
ュータからのデータ受信を効率的に行うことが可能とな
る。
【００６６】なお、上記実施例では、インタフェースの
数が２つの場合について説明したが、本発明の適用にあ
たって、インタフェースの数に制限はなく、インタフェ
ース数に応じて受信バッファの容量を確保すれば実現可
能である。
【００６７】また、本実施例ではページプリンタを例と
して１頁分のビットマップ展開が終了してから印刷出力
する場合について説明したが、ラインプリンタ、例えば
バブルジェットプリンタにおいて、１ライン単位で展
開，印刷出力を行う場合にも本発明を適用することがで
きる。
【００６８】さらに、上記実施例では受信バッファフル
の時間を受信バッファ使用状況の判断材料とする場合に
ついて説明したが、受信バッファ中の格納未処理データ
数で判断して、受信バッファ使用状況の判断材料として
判定するように構成しても良い。 ＜第３実施例＞図１０は本発明の第３実施例を示す印刷
装置における第３のデータ受信割込み処理手順の一例を
示すフローチャートである。なお、（１）〜（７）は各
ステップを示す。
【００６９】まず、ステップ（１）でインタフェース２
１ａより１データを読み込み、ステップ（２）で読み込
んだコードがフォームフィードコードｆｆかどうかを判
断し、フォームフィードコードの場合は、ステップ
（３）に進み、現在インタフェースが切り換え可能かど
うかを判断する。この判断で、切り換え可能と判断され
た場合は、ステップ（４）において、インタフェース２
１ａを選択し、選択インタフェース記憶部２３にその情
報を保存しステップ（５）に進む。
【００７０】一方、ステップ（３）の判定において、フ
ォームフィードコードでなかった場合は、直接ステップ
（５）に進み、データをＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファ
Ａに格納処理を行う。その後、受信バッファＡがフル状
態かどうかをステップ（６）で判定して、フル状態であ
った場合は、ステップ（７）において、ビジー処理を行
い、他の処理に以降する。なお、印刷処理は上記実施例
と同様なので説明は省略する。
【００７１】なお、本実施例では、フォームフィードコ
ードをデータの終端の判断材料として使用する場合につ
いて説明したが、印刷装置のコマンド体系に合わせて別
のコードで判断してデータの終端とすることも可能であ
る。 ＜第４実施例＞図６に示すように構成された印刷装置に
おいて、選択手段によるインタフェース選択状態に関わ
らず送信手段（本実施例ではＣＰＵ２２ａの機能処理に
よる）が前記双方向インタフェースを介して所定のステ
ータスを送信するので、インタフェース選択状態に関わ
らず各インタフェースの状態を外部に報知可能となる。
【００７２】図１１は本発明の第４実施例を示す印刷装
置における第４のデータ受信割込み処理手順の一例を示
すフローチャートである。なお、（１）〜（８）は各ス
テップを示す。
【００７３】まず、ステップ（１）でインタフェース２
１ａより１データを読み込み、ステップ（２）で読み込
んだコードがステータス要求コマンドかどうかを判断
し、ステータス要求コマンドの場合は、ステップ（３）
に進み、印刷装置のステータスを作成して、インタフェ
ース２１ａからの送信処理を行うことにより、ステータ
スを返し、他の処理に移行する。
【００７４】一方、ステップ（２）の判定で、読み込ん
だデータがステータス要求コマンドでない場合は、現在
インタフェースが切り換え可能かどうかを判断する
（４）。この判断で、インタフェース切り換えが不可能
な場合は、書苦節ステップ（６）に進み、切り換え可能
と判断された場合は、ステップ（５）において、インタ
フェース２１ａを選択し、選択インタフェース記憶部２
３にその情報を保存しステップ（６）に進む。
【００７５】ステップ（７）で、データをＲＡＭ２２ｃ
内の受信バッファＡに格納処理を行う。その後、受信バ
ッファＡがフル状態かどうかを判定して、フル状態であ
った場合は、ステップ（８）において、ビジー処理を行
い、他の処理に移行する。なお、印刷処理は上記実施例
と同様なので説明は省略する。
【００７６】以上説明したように、本実施例では、イン
タフェースの選択状況に関わらず双方向インタフェース
によりステータス要求処理を行うことにより、ホストコ
ンピュータがインタフェース選択状況に関わらずステー
タスを得ることができる。
【００７７】なお、本実施例では、それぞれのインタフ
ェースの受信バッファを確保しているが、受信バッファ
を１つあるいは無しとして、一方のインタフェースのデ
ータしか１度に取り込めないとしても、ステータスを要
求するデータの解析は可能であるため、同様の処理を行
うことが可能である。
【００７８】また、本実施例ではステータス要求コマン
ドによりインタフェースの切り換えを行わずに、受信バ
ッファへもコマンドを格納していないが、これらの処理
を通常のデータと同様に行うことも可能である。 ＜第５実施例＞図１２は本発明の第５実施例を示す印刷
装置の制御構成を説明するブロック図である。
【００７９】図において、２９はエラーステータス記憶
部で、現在のエラー状況を記憶している。
【００８０】このように構成された印刷装置において、
監視手段がエラー発生状態を監視し、該監視結果に基づ
いて制御手段（本実施例ではＣＰＵ２２ａの機能処理に
よる）がエラー処理対象のインタフェースを切り換え制
御するので、エラー処理を行うインタフェースを制限す
ることが可能となる。
【００８１】第５実施例において、ホストコンピュータ
１ａから出力されてきたデータはインタフェース２１ａ
を介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファＡに、また、ホ
ストコンピュータ１ｂから出力されてきたデータはイン
タフェース２１ｂを介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッフ
ァＢに順次格納されて行き、それとともに受信バッファ
の未処理のデータを順次読み出してはイメージデータと
してそのままフレームメモリ２４に展開したり、文字デ
ータとして対応するフォントパターンをフレームメモリ
２４に展開したり、印刷処理する。
【００８２】この場合、受信バッファが１つしかないと
取り込めるデータがインタフェース２１ａ，２１ｂのど
ちらかに限定されてしまう。また、無理に取り込もうと
しても異なるホストコンピュータからのデータが混在し
てしまうことになる。従って、本実施例では、図７に示
すように、インタフェース２１ａ，２１ｂそれぞれ専用
に受信バッファを確保した。このように動作することで
ホストコンピュータ１ａ，１ｂともに同時にデータを送
信することが可能となる。以上の処理を実現するため、
図１３に示すフローチャートに従って、すなわち制御部
２２のＣＰＵ２２ａはＲＯＭ２２ｂに格納されたプログ
ラムに従って処理を行う。
【００８３】図１３は本発明の第５実施例を示す印刷装
置におけるデータ受信割込み処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、（１）〜（７）は各ステップ
を示す。
【００８４】まず、ステップ（１）で今回の受信割り込
みで通信エラーが発生したかどうかを判定し、エラーが
発生していた場合は、エラー情報をエラーステータス記
憶部２９に設定して処理を終了する（２）。
【００８５】一方、通信エラーが発生していない場合
は、現在インタフェース切り換えが可能かどうかを判断
し（３）、インタフェース切り換え可能な場合は、ステ
ップ（４）で、インタフェース２１ａを選択し、選択イ
ンタフェース記憶部２３にその情報を保存し（５）、イ
ンタフェース切り換え可能でない場合は、直接（５）に
進み、インタフェース２１ａよりデータを取り込みＲＡ
Ｍ２２ｃ内の受信バッファＡに格納処理を行っている。
その後、受信バッファＡがフル状態かどうかをステップ
（６）で判定し、フルだった場合は、ステップ（７）で
ビジー処理を行い処理を終了する。
【００８６】なお、インタフェース２１ｂの場合も略同
様の制御手順となる。
【００８７】図１４は本発明に係る印刷装置における第
１のエラー処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、（１）〜（４）は各ステップを示す。
【００８８】まず、ステップ（１）で印刷装置の状態を
エラーステータス記憶部２９の情報に基づいて判定し、
エラー発生の有無をチェックする。この判定で、何もな
い場合は、そのまま処理を終了するが、エラーが合った
場合は、そのエラー要因が通信関係のエラーかどうかを
判断する（２）。通信関係のエラーであった場合は、そ
の通信エラーを起こしたインタフェース側を止めればよ
いため、ステップ（３）で、そのエラーを発生した側の
インタフェースのみに対してエラー処理（エラービジー
発行）を行い終了する。
【００８９】一方、ステップ（２）で通信関係以外のエ
ラーであった場合（例えば印刷装置のカバーオープン
等）は接続されている全てのインタフェースのデータを
ストップする必要があるため、ステップ（４）で両側の
インタフェースに対してエラー処理を行って処理を終了
する。
【００９０】以上、説明したように本実施例では、エラ
ー要因に基づいてエラー処理を行う対象インタフェース
を切り換えることで、エラー発生通知の必要のないホス
トコンピュータの送信を中断させずに済ますことが可能
となる。
【００９１】本実施例では、それぞれのインタフェース
用の受信バッファを確保しているが、受信バッファを１
つあるいは無しとして、一方のインタフェースのデータ
しか一度に取り込めないとしても、通信エラーは発生し
得るため、同様のエラー処理を行うことが可能となる。 ＜第６実施例＞図１５は本発明の第６実施例を示す印刷
装置の制御構成を説明するブロック図である。
【００９２】図において、３０はデータタイムアウト記
憶部で、データ転送のタイムアウト情報を記憶する。３
１は受信中断タイマで、データ転送の中断時間をカウン
トする。
【００９３】このように構成された印刷装置において、
監視手段の監視結果に基づいて発生手段（受信中断タイ
マ３１）が通信エラーとなったインタフェースからのデ
ータ転送時間を経時してタイムアウトを発生するまでデ
ータスキップ手段（本実施例ではＣＰＵ２２ａの機能処
理による）がインタフェースからのデータを読み飛ばす
ので、通信エラー発生後の無駄なデータ処理を制限する
ことが可能となる。
【００９４】第６実施例において、ホストコンピュータ
１ａから出力されてきたデータはインタフェース２１ａ
を介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファＡに、また、ホ
ストコンピュータ１ｂから出力されてきたデータはイン
タフェース２１ｂを介してＲＡＭ２２ｃ内の受信バッフ
ァＢに順次格納されて行き、それとともに受信バッファ
の未処理のデータを順次読み出してはイメージデータと
してそのままフレームメモリ２４に展開したり、文字デ
ータとして対応するフォントパターンをフレームメモリ
２４に展開したり、印刷処理する。
【００９５】図１６は本発明の第６実施例を示す印刷装
置におけるデータ受信割込み処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、（１）〜（８）は各ステップ
を示す。
【００９６】まず、ステップ（１）で受信中断タイマ３
１の内容を「０」クリアする。続いて、ステップ（２）
で今回の受信割り込みで通信エラーが発生したかどうか
を判断し、通信エラーを発生していた場合は、ステップ
（３）でその情報をエラーステータス記憶部２９に保存
し、データタイムアウト記憶部３０の情報をタイムアウ
ト未発生に変更して割り込み処理を終了する。通信エラ
ーが発生していない場合は、ステップ（４）に進み、現
在通信エラーによるデータスキップ中かをエラーステー
タス記憶部２９の情報に基づいて判断し、スキップ中で
あった場合は、ステップ（５）でデータタイムアウト発
生かをデータタイムアウト記憶部３０の情報に基づいて
判断する。この判断でデータデータタイムアウト発生し
ていない場合は、そのまま割り込み処理を終了する。
【００９７】一方、データタイムアウトが発生していた
場合および通信エラー中でなかった場合は、ステップ
（６）へ進み、インタフェース２１よりデータを取り込
みＲＡＭ２２ｃ内の受信バッファに格納処理を行ってい
る。その後、受信バッファがフル状態かどうかをステッ
プ（７）で判定し、フル状態である場合は、ステップ
（８）でビジー処理を行い終了する。
【００９８】図１７は本発明の第６実施例を示す印刷装
置におけるタイマ割込み処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。なお、（１）〜（３）は各ステップを示
す。まず、ステップ（１）で受信中断タイマ３１の値を
インクリメントする。その後、ステップ（２）で、その
値が規定値を越えたかどうかを判断し、越えてしまった
場合は、ステップ（３）でデータイムアウト発生として
データタイムアウト記憶部３０に情報をセットして処理
を終了する。
【００９９】なお、上記図１６および図１７に示す割り
込み処理都は別に通常のメインルーチンとして、受信バ
ッファからデータを読み込み処理，データ解析処理，フ
レームメモリ２４への展開処理，ドットプリンタエンジ
ン部２５への印刷出力を行うことにより、ホストコンピ
ュータ１ａからのでたを順次処理している。
【０１００】以上、説明したように本実施例では、通信
エラー発生からデータタイムアウトまでの無駄なデータ
を自動的に読み飛ばすことで、無駄なデータ出力を省略
することができる。
【０１０１】なお、上記実施例では、通信エラー発生時
にデータタイムアウト情報を初期化する場合について説
明したが、通信エラーの発生とは全く無関係にデータタ
イムアウトを発生させるシステムとして、データスキッ
プの終端とするよう制御する構成としてもよい。
【０１０２】
【発明の効果】以上説明したように、第１の印刷装置に
よれば、設定手段が選択手段のインタフェース選択状態
に基づいて確保手段がそれぞれ確保する各インタフェー
ス用の受信バッファサイズを加減設定し、設定された受
信バッファに取込み手段がそれぞれのインタフェースで
受信したデータを前記受信バッファに取り込むので、各
インタフェース用に最適な容量の受信バッファを割り当
てることができる。 第２の印刷装置によれば、監視手
段の監視結果に基づいて切換え手段が選択手段が選択す
るインタフェース先を切り換え制御するので、使用効率
の高いインタフェースを常に優先選択することができ
る。
【０１０３】第３の印刷装置によれば、取込み手段によ
り前記受信バッファに取り込まれたデータの終端が検出
手段により各インタフェース毎に検出されると、該デー
タの終端検出状態に基づいて選択手段が選択するインタ
フェース先を切換え手段が切り換え制御するので、常に
速やかに使用可能なインタフェースを先選択することが
できる。
【０１０４】第４の印刷装置によれば、選択手段による
インタフェース選択状態に関わらず送信手段が前記双方
向インタフェースを介して所定のステータスを送信する
ので、インタフェース選択状態に関わらず印刷装置の状
態を外部に報知することができる。
【０１０５】第５の印刷装置によれば、監視手段がエラ
ー発生状態を監視し、該監視結果に基づいて制御手段が
エラー処理対象のインタフェースを切り換え制御するの
で、通信エラー回復処理を行うインタフェースを制限す
ることができる。
【０１０６】第６の印刷装置によれば、監視手段の監視
結果に基づいて発生手段が通信エラーとなったインタフ
ェースからのデータ転送時間を経時してタイムアウトを
発生するまでデータスキップ手段がインタフェースから
のデータを読み飛ばすので、通信エラー発生後の無駄な
データ処理を制限することができる。
【０１０７】従って、少ない容量の受信バッファで効率
よくデータ受信処理を行える等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施例を適用するレーザビームプリンタの構
成を説明する断面図である。
【図２】本発明の一実施例を示す印刷装置の制御構成を
説明するブロック図である。
【図３】図２に示したＲＡＭのメモリマップ状態を説明
する模式図である。
【図４】本発明の第１実施例を示す印刷装置におけるデ
ータ受信割込み処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図５】本発明に係る印刷装置に係る第１の印刷処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図６】本発明の第２実施例を示す印刷装置の制御構成
を説明するブロック図である。
【図７】図６に示したＲＡＭのメモリマップ状態を説明
する模式図である。
【図８】本発明の第２実施例を示す印刷装置におけるデ
ータ受信割込み処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図９】本発明に係る印刷装置における優先インタフェ
ース決定処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図１０】本発明の第３実施例を示す印刷装置における
第３のデータ受信割込み処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図１１】本発明の第４実施例を示す印刷装置における
第４のデータ受信割込み処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図１２】本発明の第５実施例を示す印刷装置の制御構
成を説明するブロック図である。
【図１３】本発明の第５実施例を示す印刷装置における
データ受信割込み処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図１４】本発明に係る印刷装置における第１のエラー
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図１５】本発明の第６実施例を示す印刷装置の制御構
成を説明するブロック図である。
【図１６】本発明の第６実施例を示す印刷装置における
データ受信割込み処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【図１７】本発明の第６実施例を示す印刷装置における
タイマ割込み処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
１ａ ホストコンピュータ １ｂ ホストコンピュータ ２ 印刷装置本体 ２１ａ インタフェース ２１ｂ インタフェース ２２ａ ＣＰＵ ２２ｂ ＲＯＭ ２２ｃ ＲＡＭ ２３ 選択インタフェース記憶部 ２４ フレームメモリ ２５ ドットプリンタエンジン部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数のインタフェースを備える印刷装置
    において、１つのインタフェースを自動的に選択する選
    択手段と、この選択手段が選択したインタフェースを記
    憶する記憶手段と、前記選択手段によるインタフェース
    選択状態に関わらずそれぞれのインタフェース用の受信
    バッファをそれぞれ同時に確保する確保手段と、前記選
    択手段によるインタフェース選択状態に関わらずそれぞ
    れのインタフェースで受信したデータを前記受信バッフ
    ァに取り込む取込み手段と、前記選択手段のインタフェ
    ース選択状態に基づいて前記確保手段がそれぞれ確保す
    る各インタフェース用の受信バッファサイズを加減設定
    する設定手段とを具備したことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項２】 複数のインタフェースを備える印刷装置
    において、１つのインタフェースを自動的に選択する選
    択手段と、この選択手段が選択したインタフェースを記
    憶する記憶手段と、それぞれのインタフェース用の受信
    バッファをそれぞれ同時に確保する確保手段と、それぞ
    れのインタフェースで受信したデータを前記受信バッフ
    ァに取り込む取込み手段と、前記受信バッファのデータ
    取り込み使用状況を各インタフェース毎に監視する監視
    手段と、この監視手段の監視結果に基づいて前記選択手
    段が選択するインタフェース先を切り換え制御する切換
    え手段とを具備したことを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項３】 複数のインタフェースを備える印刷装置
    において、１つのインタフェースを自動的に選択する選
    択手段と、この選択手段が選択したインタフェースを記
    憶する記憶手段と、前記選択手段によるインタフェース
    選択状態に関わらずそれぞれのインタフェース用の受信
    バッファをそれぞれ同時に確保する確保手段と、それぞ
    れのインタフェースで受信したデータを前記受信バッフ
    ァに取り込む取込み手段と、この取込み手段により前記
    受信バッファに取り込まれたデータの終端を各インタフ
    ェース毎に検出する検出手段と、この検出手段によるデ
    ータの終端検出状態に基づいて選択手段が選択するイン
    タフェース先を切り換え制御する切換え手段とを具備し
    たことを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項４】 少なくとも１つのインタフェースが双方
    向インタフェースとなる複数のインタフェースを備える
    印刷装置において、１つのインタフェースを自動的に選
    択する選択手段と、この選択手段が選択したインタフェ
    ースを記憶する記憶手段と、前記選択手段によるインタ
    フェース選択状態に関わらず前記双方向インタフェース
    を介して所定のステータスを送信する送信手段とを具備
    したことを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項５】 複数のインタフェースを備える印刷装置
    において、１つのインタフェースを自動的に選択する選
    択手段と、この選択手段が選択したインタフェースを記
    憶する記憶手段と、各種通信エラー発生状態を監視する
    監視手段と、この監視手段の監視結果に基づいてエラー
    処理対象のインタフェースを切り換え制御する制御手段
    とを具備したことを特徴とする印刷装置。
  6. 【請求項６】 所定のインタフェースを備える印刷装置
    において、通信エラー発生状態を監視する監視手段と、
    この監視手段の監視結果に基づいて通信エラーとなった
    インタフェースからのデータ転送時間を経時してタイム
    アウトを発生する発生手段と、この発生手段のタイムア
    ウトが発生されるまでインタフェースからのデータを読
    み飛ばすデータスキップ手段とを具備したことを特徴と
    する印刷装置。
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