JP2002149039A - 画像処理装置、装置ユニット及び画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置、装置ユニット及び画像処理装置の制御方法

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JP2002149039A
JP2002149039A JP2000342339A JP2000342339A JP2002149039A JP 2002149039 A JP2002149039 A JP 2002149039A JP 2000342339 A JP2000342339 A JP 2000342339A JP 2000342339 A JP2000342339 A JP 2000342339A JP 2002149039 A JP2002149039 A JP 2002149039A
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electromagnetic wave
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JP2000342339A
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Takashi Kawana
孝 川名
Manabu Sakakibara
学 榊原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリと物理的に信号線と接続など
することなく、非接触でのメモリアクセスを高安全性、
高信頼性を両立させて実現する。 【解決手段】 画像処理装置本体に電磁波を送出する電
磁波送出手段(210、211)を設け、画像形成装置
本体に着脱自在に装着した装置ユニットに不揮発性メモ
リ手段と、前記電磁波を受信する電磁波受信手段と、前
記電磁波から励起こされた交流電圧を整流することで電
力を生成する電力生成手段とを設ける(203〜20
9)ことにより、電磁波によって電源と信号を伝送す
る。また装置ドアが開いていることをセンサ1002が
検知している場合には電磁波出力を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に着脱可
能な装置ユニットを備えて、外部機器から入力した画像
信号に応じて記録媒体上に画像を形成する画像処理装
置、装置ユニット及び画像処理装置の制御方法に関し、
例えば記録媒体に画像を形成する例えば電子写真複写
機、電子写真プリンタ、及びワードプロセッサなどの電
子写真画像を形成する画像処理装置、装置ユニット及び
画像処理装置の制御方法に関する者である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び電子写
真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッ
ジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱
可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されてい
る。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメ
ンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行う
ことができるので、格段に操作性を向上させることがで
きた。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像
形成装置において広く用いられている。
【0003】ここで、プロセスカートリッジとは、帯電
手段、現像手段、またはクリーニング手段と、電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
るか、または帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
あるか、更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体と
を一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱
可能とするものであるということができる。
【0004】また、特に、カラーレーザビームプリンタ
では電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)、ク
リーニング装置、及び除去トナー容器が一体となったプ
ロセスカートリッジ(感光ドラムカートリッジ)と、マ
ゼンタ、シアン、イエロー、ブラック色のトナーが入っ
た各色の現像カートリッジとを画像形成装置本体に着脱
可能とすることでメンテナンスフリーを実現している。
【0005】このような画像形成装置では、例えば長期
使用によりプロセスカートリッジに組込まれた構成部品
の機能が低下した場合、プロセスカートリッジ全体が交
換されていた。また現像カートリッジのトナーが全て消
去された場合にも現像カートリッジ全体が交換されてい
た。
【0006】これらの交換作業は、ワンタッチで画像形
成装置本体を開放して装置本体内部から古いプロセスカ
ートリッジあるいは現像カートリッジを取り出し、装置
本体に新品のプロセスカートリッジまたは現像カートリ
ッジを装着するといった極めて簡単な作業であり、操作
者自身で容易に実施し得るものである。
【0007】更に最近では、上述の従来技術を更に発展
させ、画像形成装置の利用者のユーザービリティを向上
させるために以下のような機能、つまり、(1)プロセ
スカートリッジにメモリ等の電子デバイスを搭載するこ
とにより製造出荷時に製造条件等のデータを書き込み、
このプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着し
た際、画像形成装置側がこのデータを参照し、そのプロ
セスカートリッジの最適条件での画像形成動作を行わせ
る機能、(2)感光ドラム残寿命を画像形成動作中に検
知し、このデータをメモリに保管することにより、感光
ドラム残寿命の逐次参照を可能とする機能、(3)画像
形成装置本体の診断データをプロセスカートリッジのメ
モリに保持し、異常発生時、あるいはメンテナンス時に
サービス提供者がこの内容を参照することにより迅速な
サービス対応を可能とする画像形成装置の自己診断機
能、を付加する試みがなされている。
【0008】上述の機能を画像形成装置に付加する場
合、プロセスカートリッジ等の着脱可能な装置ユニット
に例えば不揮発性メモリ等の電子デバイスを搭載する必
要がある。
【0009】これら電子デバイスを搭載した従来のプロ
セスカートリッジでは、電子デバイス及びコネクタをプ
リント基板上に設け、このプリント基板をプロセスカー
トリッジに装着していた。
【0010】また、このように装置本体に着脱可能なプ
ロセスカートリッジに対し電気部品を実装する場合に
は、プリント基板上に、例えば上記不揮発性メモリのよ
うなIC、更に、ICを外部からのサージパルスから保
護するためのダイオード、抵抗、コンデンサ、コネクタ
等の電子部品及び機能部品がプリント基板上に実装され
るのが一般的である。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
例のように、画像形成装置内の制御回路とプロセスカー
トリッジのメモリとを直接コネクタによって接続して信
号の送受信を行う場合、次の不都合が生じた。 (1)画像形成装置内を移動するような装置ユニット、
例えば回転式の現像カートリッジに上記の機能を付与す
ることは事実上実現不可能である。 (2)振動を受ける装置ユニットの場合は、振動によっ
てコネクタの接点が接触不良を起こさないように対策を
行う必要性があり、コネクタのコストアップとなる。 (3)コネクタの接点の耐久性やトナー汚れなどの耐ト
ナー性を強めることが必要であり、コストアップとな
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した課
題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0012】即ち、装置本体に着脱可能な装置ユニット
を具備し、外部機器から入力した画像信号に応じて記録
媒体上に画像を形成する画像処理装置において、前記画
像処理装置本体は、電磁波を送出する電磁波送出手段
と、前記装置ユニットを装置本体より着脱するための開
閉ドア手段と、前記開閉ドア手段の状態を検知する開閉
検知手段とを有し、前記装置ユニットは、不揮発性メモ
リ手段と、前記電磁波送出手段よりの電磁波を受信する
電磁波受信手段と、前記電磁波受信手段で受信した電磁
波から電力を生成する電力生成手段とを有し、前記開閉
検出手段の検出結果に基づいて前記電磁波送出手段の状
態を変化させることを特徴とする。
【0013】そして例えば、前記開閉検知手段により開
閉ドアが開いていることを検知した場合、前記電磁波送
出手段の機能を停止することを特徴とする。あるいは、
前記電磁波送出手段の機能の停止は、搬送波の発振を停
止することにより達成することを特徴とする。
【0014】また例えば、前記不揮発性メモリ手段に
は、前記装置ユニットの寿命情報を記憶することを特徴
とする。あるいは、前記装置ユニットは、プロセスカー
トリッジ、現像カートリッジ、中間転写装置、定着装置
の少なく請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像
処理装置。
【0015】また、装置本体に着脱可能な装置ユニット
を備えて、外部機器から入力した画像信号に応じて記録
媒体上に画像を形成する画像処理装置において、前記装
置本体は、電磁波を送出する電磁波送出手段を有し、前
記装置ユニットは、不揮発性メモリ手段と、前記電磁波
送出手段で送出した電磁波を受信する電磁波受信手段
と、前記電磁波から電力を生成する電力生成手段とを有
し、前記装置本体においてモータやクラッチ等の振動を
発生する手段が動作していないときに前記電磁波送出手
段、前記不揮発性メモリ手段、前記電磁波受信手段、前
記電力生成手段の各手段を駆動させることを特徴とす
る。
【0016】更にまた、装置本体に着脱可能な回転式の
プロセスユニットを備え、外部機器から入力した画像信
号に応じて記録媒体上に画像を形成する画像処理装置に
おいて、前記装置本体は、電磁波を送出する電磁波送出
手段を有し、前記装置ユニットは、不揮発性メモリ手段
と、前記電磁波を受信する電磁波受信手段と、前記電磁
波から電力を生成する電力生成手段とを有し、前記装置
本体においてモータやクラッチ等の振動を発生する手段
が動作していないときに前記電磁波送出手段、前記不揮
発性メモリ手段、前記電磁波受信手段、前記電力生成手
段の各手段を駆動させることを特徴とする。
【0017】そして例えば、前記電磁波受信手段は、受
信コイルを具備していることを特徴とする。あるいは、
前記装置ユニットは、装置ユニットの種類を識別するた
めの装置ユニット識別手段を有することを特徴とする。
あるいは、前記装置ユニット識別手段は、前記装置ユニ
ット内の不揮発性メモリ手段に格納された情報に基づい
て装置ユニットの識別を行うことを特徴とする。
【0018】更に例えば、前記不揮発性メモリ手段に
は、前記装置ユニットの寿命情報を記憶することを特徴
とする。あるいは、前記装置ユニットとは、プロセスカ
ートリッジ、回転式の現像カートリッジであることを特
徴とする。そして例えば、前記回転式の現像カートリッ
ジは、現像バイアスが印加されていない現像器に対向す
る位置における現像器の不揮発性メモリに対してアクセ
スすることを特徴とする。あるいは、前記プロセスカー
トリッジは、一次帯電バイアスが印加されていないとき
にプロセスカートリッジの不揮発性メモリに対してアク
セスすることを特徴とする。
【0019】また、電磁波を送出する電磁波送出手段を
有し外部機器から入力した画像信号に応じて記録媒体上
に画像を形成する画像処理装置の装置本体に着脱可能な
装置ユニットであって、不揮発性メモリ手段と、前記装
置本体より送出される電磁波を受信する電磁波受信手段
と、前記受信した電磁波から電力を生成する電力生成手
段とを有することを特徴とする。
【0020】そして例えば、前記不揮発性メモリ手段に
は、前記装置ユニットの寿命情報を記憶することを特徴
とする。あるいは、プロセスカートリッジ、現像カート
リッジの他に、中間転写装置、または定着装置であるこ
とを特徴とする。
【0021】更にまた、画像形成装置本体に着脱可能な
回転式のプロセスユニットを備えて、外部機器から入力
した画像信号に応じて記録媒体上に画像を形成する画像
形成装置において、前記画像形成装置本体は電磁波を送
出する電磁波送出手段を有し、前記装置ユニットは不揮
発性メモリ手段と、前記電磁波を受信する電磁波受信手
段と、前記電磁波から電力を生成する電力生成手段と、
を有し、該画像形成装置本体においてモータやクラッチ
等の振動を発生する手段が動作していないときに該電磁
波送出手段、不揮発性メモリ手段、電磁波受信手段、電
力生成手段を駆動させることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一発明の実施
の形態例図面を参照して詳細に説明する。以下の説明に
おいては、本発明の画像処理装置の一例として画像形成
装置及び装置ユニットに適用した場合の例を以下説明す
る。 [第1の発明の実施の形態例]まず本発明に係る一発明
の実施の形態例を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明に係る第1の実施の形態例の電子写真画像形成
装置の構成を説明するための図である。図1に示す本実
施の形態例の画像形成装置は、600ドット/インチ
(dpi)の解像度を有し、各色成分各画素が8ビット
で表現された多値データに基づいて画像記録を行うカラ
ーレーザビームプリンタの構成を有している。
【0023】本実施の形態例のカラーレーザビームプリ
ンタ1は、感光体ドラム71に形成されたトナー像を一
旦中間転写ユニット66に転写し、その後中間転写ユニ
ット66から記録媒体である転写紙Pにトナー像を一括
転写する形式のプリンタである。
【0024】図1において、感光体ドラム71は、不図
示の駆動手段によって図示された矢印方向に駆動され、
ローラ帯電手段72により所定の電位に均一に帯電され
る。次いで、イエローの画像模様に従った信号が入力さ
れた露光装置73により、レーザ光が感光体ドラム71
に照射され、感光体ドラム71に静電潜像が形成され
る。
【0025】更に感光体ドラム71が矢印方向に進む
と、軸75aに支持され割り出し回転を行う支持体75
に支持された現像カートリッジである現像器74a,7
4c,74dのうち、イエロートナーが収容された現像
器74aが感光体ドラム71に対向するように支持体7
5が回転され、上記の静電潜像が現像器74aによって
可視化される。即ち、現像される。
【0026】次いで、現像されたトナー像は中間転写ユ
ニット66の中間転写ベルト66a上に転写される。転
写後、感光体ドラム71上に残留したトナーはクリーニ
ング装置79により除去され、除去トナー容器84に貯
留される。
【0027】中間転写ベルト66aは3本の支持ローラ
61,62,63が回転することにより、図中矢印方向
に移動する。また、中間転写ベルト66aの内側の感光
体ドラム71との対向部には、一次転写ローラ64が設
けられ、不図示の高圧電源から所定のバイアスが印加さ
れ、感光体ドラム71上のトナーは中間転写ベルト66
a上に転写される。
【0028】以上の工程を更にマゼンタ、シアン、ブラ
ックの順に現像器74b,74c,74dにより実施す
ることによって、中間転写ベルト66a上に4色のトナ
ー像が重ねて形成される。
【0029】この4色のトナー像は、中間転写ベルト6
6aの移動と同期をとって給紙装置76から搬送手段7
7を介して搬送された転写紙P上に、2次転写ローラ6
5により一括転写される。更に転写紙Pは加熱・加圧定
着装置78に搬送され、トナー像が溶融固着されカラー
画像が得られる。
【0030】また、ローラ帯電手段72、感光体ドラム
71、クリーニング装置79、及び除去トナー容器84
が一体のプロセスカートリッジ90として構成され、装
置本体13に対して装着ガイド手段80により脱着自在
とされている。また、前述の4色の各現像器74a〜7
4dもプロセスカートリッジ90と同様に、装置本体1
3に取付けた支持体75に対して脱着可能な構成とされ
ている。これらの構成で、従来サービスマンが行ってい
た上記部材の交換、メンテナンスをユーザーが簡単に行
うことができる。
【0031】以下の説明において、「装置ユニット」と
いう場合には、上記のプロセスカートリッジ、現像カー
トリッジ、更に画像形成装置を構成し、画像形成に寄与
する他の装置をも含むものとする。 なお、感光体ドラ
ム71に対するプロセス手段は、ローラ帯電手段72、
クリーニング装置79、及び除去トナー容器84等で構
成されている。
【0032】また、1001は感光ドラム90を装置外
に取り出すための感光ドラムドアであり、光ドラムドア
1001の開閉状態はセンサ1002で検出可能に構成
されている。同様に、1005は紙づまり時につまった
紙を取り出すための排紙ドア、1006は中間転写ユニ
ット66の中間転写ベルト(ITB)の状態を確認する
ためのITBドア、1007は現像カートリッジ交換の
ための現像器ドアである。
【0033】露光装置73は、図3を参照すると分かる
ように、主に、半導体レーザ120、レーザ駆動回路
(不図示)、ポリゴンミラー121、スキャナモータ1
22、結像レンズ73b、折り返しミラー73a、BD
検出器9で構成される。
【0034】以上の構成を備える本実施の形態例装置の
制御部は図2の構成となっており、プリンタコントロー
ラ2からプリント開始命令が送出されると、図3のスキ
ャナモータ122も駆動が開始される。そして、定常回
転に達すると、プリンタコントローラ2からイエロー色
の画像信号が転送される。この画像信号に基づいて図3
の半導体レーザ120は発光し、定常回転しているポリ
ゴンミラー121に向かって発光したレーザ光を射出
し、ポリゴンミラー121、結像レンズ73b、折り返
しミラー73aを介して、レーザ光が感光体ドラム71
上に照射される。
【0035】また、レーザ光が射出されると、主走査軸
上に配置された検出器9により走査されてきたレーザ光
が検出され、水平同期信号となるBD信号が出力され
る。その結果、レーザ光によりBD信号に同期して感光
体ドラム71が走査露光され、静電潜像が形成される。
【0036】そして、前述のように静電潜像をイエロー
トナーにより収容された現像器74aにより現像する。
【0037】この工程を4色繰り返して中間転写ベルト
66a上に4色の画像を重ねて転写する。一方、この重
ね転写にタイミングを合わせて転写紙Pが給紙され、中
間転写ベルト66a上に形成された画像を、転写紙Pに
2次転写するものである。
【0038】本実施の形態例のカラーレーザビームプリ
ンタは、以上のような画像形成過程を経て600ドット
/インチ(dpi)の解像度で画像出力を行う。
【0039】このプリンタの入力データとしては、ホス
トコンピュータで生成するカラー画像データ(例えば、
RGB成分で表現されるデータ)や、他の画像データ生
成装置(スチール画像レコーダなど)で生成し何らかの
記憶媒体に格納した画像データなどが考えられる。この
ため、本実施の形態例のプリンタ1には、図2に示すよ
うに、ホストコンピュータ1000からの画像情報を受
信して画像データを生成するプリントコントローラ2と
その画像データを処理する信号処理部4(図3参照)が
設けられている。
【0040】以下の本実施の形態例の説明ではホストコ
ンピュータ1000から送られてくるカラー画像データ
を入力データとして考える。
【0041】図2は、本実施の形態例の画像形成装置
(プリンタ)1の機能を示すブロック図である。図2に
おいて、プリンタ1はホストコンピュータ1000から
送られてくる所定の記述言語の画像情報5を受信して展
開し、これを各色成分が8ビット(D0〜D7)で構成
されるM,C,Y,Bk画像信号6として出力するプリ
ンタコントローラ2とプリンタエンジン3とで構成され
る。或いは、ホストコンピュータ1000はイメージリ
ーダ等で読み込んだRGB等のビットデータを画像情報
5として送出することもあり、この場合にはプリンタコ
ントローラ2はこれを解釈することなく処理する。
【0042】プリンタコントローラ2とプリンタエンジ
ン3との間には、画像信号6以外にも種々の画像信号が
シリアル通信15の形で授受される。これらの画像信号
には、プリンタエンジン3からプリンタコントローラ2
に送出するページ(副走査方向)同期信号(PSYN
C)、主走査方向の同期信号(LSYNC)、データ転
送用クロック(VCLK)がある。プリンタコントロー
ラ2は、画像信号6を各色成分の8ビットの信号とし
て、データ転送用クロック(VCLK)に同期して出力
する。
【0043】なお、ディスプレイ50は、プリンタエン
ジン3もしくはプリンタコントローラ2の状態をユーザ
ーに報知するための表示装置であり、例えば液晶ディス
プレイなどである。報知する内容としては、紙無し警告
や、トナー残量や、プリント中などである。また、ディ
スプレイ50に、スイッチを設けてそこからプリンタの
設定を行えるようにしてもよい。例えば印刷濃度やプリ
ンタコントローラ2の各種設定がこれに該当する。
【0044】図3は図2に示すプリンタエンジン3の詳
細機能構成を示すブロック図である。
【0045】図3において、露光装置73に含まれる基
準発振器10からの基準クロックが分周器11により分
周され、分周クロックとスキャナモータ122からのフ
ィードバック信号との位相差を所定位相差とするよう
に、スキャナモータ122がモータ制御回路12により
等速回転される。モータ制御回路12には図示しない公
知の位相制御回路が内蔵されている。そして、スキャナ
モータ122の回転がポリゴンミラー121に伝達さ
れ、ポリゴンミラー121を等速回転させる。
【0046】一方、中間転写ベルト66aが駆動モータ
(不図示)により回転して、所定の位置にくると、検出
器8から垂直同期信号(VSYNC)が発生される。そ
して、垂直同期信号(VSYMC)が出力された後、露
光装置73内の検出器9によって生成されるBD信号を
水平同期信号(HSYNC)として、BD信号に同期し
て、画像信号(VDO)が順次、半導体レーザ120に
送出される。
【0047】また、信号処理部4が内蔵するCPU14
はプリンタコントローラ2と通信ライン15を介してシ
リアル通信を行って、制御信号を交換し、プリンタコン
トローラ2とプリンタエンジン3の動作を同期させる。
【0048】またCPU14は、マゼンタ現像器メモリ
203、シアン現像器メモリ204、イエロー現像器メ
モリ205、ブラック現像器メモリ206、感光体ドラ
ムメモリ207、定着器メモリ208及び中間転写体メ
モリ209に対してワイヤレスでの通信が可能に構成さ
れており、物理的には非接続状態で制御が可能に構成さ
れている。具体的には、CPU14から出力された信号
はシリアル信号に変換された後に変復調部210にて変
調され、アンテナ211を介して各メモリ(不揮発性メ
モリ手段)203〜209に伝送される。
【0049】各現像器メモリ203〜206は、各色の
現像器74a,74c,74dに取付けられたEEPR
OMであり、感光体ドラムメモリ207はプロセスカー
トリッジ90、即ち、感光体ドラムカートリッジ90に
取付けてあるEEPROMである。また、感光ドラムド
アの開閉センサ1002により、検出された情報は信号
1003によりCPU14に送られる。
【0050】本実施の形態例の画像形成プロセスにおけ
る垂直同期信号(VSYNC)、水平同期信号(HSY
NC)、及び画像信号(VDO)のタイミングと波形を
図4を参照してせつめいする。図4は本実施の形態例の
画像形成プロセスにおける垂直同期信号(VSYN
C)、水平同期信号(HSYNC)、及び画像信号(V
DO)のタイミングと波形を示す図である。
【0051】本実施の形態例の画像形成プロセスにおけ
る上述の垂直同期信号(VSYNC)、水平同期信号
(HSYNC)、及び画像信号(VDO)のタイミング
は、M(マゼンタ)データ、C(シアン)データ、Y
(イエロー)データ、及びBk(ブラック)データの順
に、かつ上記3信号がそれぞれ図4に示す如き矩形の波
形で、各色でずれるようなタイミングとされている。
【0052】図5は図3に示す信号処理部4内の変復調
部210の詳細構成を示すブロック図である。図5にお
いて、CPU14は、各装置ユニット、すなわち、各現
像器74a〜74d、プロセスカートリッジ90、中間
転写ユニット209、定着装置78に搭載されたメモリ
203〜209をアクセスするのに必要な信号であるチ
ップセレクト信号(以下「CS信号」という)224〜
230と、クロック信号(以下「SCK信号」という)
221と、データ出力信号(以下「DO」という)22
2と、データ入力信号(以下「DI」という)223
と、各装置ユニットのメモリ203〜209を制御する
電磁波の発振を指示する信号(以下「RFON」とい
う)220を、次段のパラレル−シリアル変換部213
に送出する。
【0053】なお、CS信号は、各装置ユニット毎に設
けてある。すなわち、CSm224はマゼンタ色現像器
メモリ203のCS信号、CSc225はシアン色現像
器メモリ204のCS信号、CSy226はイエロー色
現像器メモリ205のCS信号、CSk227はブラッ
ク色現像器メモリ206のCS信号、CSo228は感
光ドラムメモリ207のCS信号、CSf229は定着
器メモリ208のCS信号、CSi230は中間転写体
メモリ209のCS信号である。
【0054】P−S変換部213は、CPU14からの
出力信号を、調歩同期信号、つまりスタートビット(S
T)とストップビット(SP)を付加してシリアル信号
231に変換する。シリアル信号231は、ASK部2
14に入力されデジタル振幅変調(ASK:Amplitude
Shift Keying)信号212となる。
【0055】ASK部214は、所定の搬送波(または
キャリア)と称す正弦波を発振する発振部215(発振
周波数:f1kHz)とアナログスイッチ部216で構
成される。発振部215は、CPU14から送出される
発振イネーブル信号1004(OSC_EN)が「HI
GH」で発振、「LOW」で発振停止となる。CPU1
4は、感光ドラムドアの開閉センサ1002が、「ドア
開」と判断すれば発振イネーブル信号1004を「LO
W」、「ドア閉」と判断すれば発振イネーブル信号10
04を「HIGH」を出力する。このドア開閉に伴う発
振イネーブル信号1004の状態例を後述する図14に
示している。
【0056】なお、ここではドアの開閉検知を感光ドラ
ムドア1001のみ行う例を説明したが、本発明は以上
の例に限定されるものではなく、全てのドアの開閉につ
いてもセンサを設置しており、各ドアの開閉に合わせて
以下に説明する発振部215の発振制御を行っている。
【0057】なお、図5の波形整形部218と復調部2
19については、各装置ユニットのメモリ203〜20
9からの出力を受信するための機能であるので、後で詳
しく説明する。
【0058】図6に以上の構成を備える本実施の形態例
の画像形成プロセスにおける各信号のタイミング波形の
例を示す。
【0059】図6において、信号231はスタートビッ
ト(1ビット分のLOW信号)とストップビット(1.
5ビット分のHIGH信号)の間に4ビット分の情報を
表現する。スタートビットから数えて、第1ビット目は
CS信号224〜230、第2ビット目はSCK信号2
21、第3ビット目はDO信号222、第4ビット目は
DI信号223である。信号232は発振部215から
出力される搬送波、信号212はASK出力信号であ
り、この信号が電磁波送出手段としてのアンテナ211
から機内の各装置ユニットのメモリ203〜209に送
信される。例えば、アンテナ211は、リード線を数タ
ーンしたコイルでよい。
【0060】図7は以上の構成を備える本実施の形態例
の各装置ユニットに搭載されているメモリ203〜20
9の詳細構成を示すブロック図である。以下、図7を参
照して本実施の形態例の各装置ユニットに搭載されてい
るメモリ203〜209の詳細構成を説明する。
【0061】図7において、アンテナ211から送出し
たASK信号212を、電磁波受信手段としての受信コ
イル235が電磁誘導により受信し、受信信号は復調部
237と電源生成部242に送られる。
【0062】ここで、受信コイル235とコンデンサ2
36とで共振回路を構成し、所定周波数の電磁波(この
場合、f1kHz)のみ復調部237と電源生成部24
2に送出する役割を果たしている。
【0063】電源生成部242は、整流回路と+3V以
上にならないためのクランプ回路とで構成されており、
ASK信号212で受信コイル235が励起こされるこ
とにより発生する交流電圧を整流して、+3Vの電源を
生成する。
【0064】復調部237はASK信号212を復調し
て、その復調した信号を249を波形整形部238でデ
ジタル信号250に変換する。そして、次段のS−P変
換部239で、スタートビットとストップビットを含ん
だシリアル信号から、CS信号258とSCK信号25
9とDI信号260(EEPROM240からのデータ
入力ピンDIに入力される)を生成する。
【0065】EEPROM240は、読み出しモードの
際は、データ出力ピンDOから信号261を送出する
が、その出力信号261は、S−P変換部239を経て
信号253としてASK部244に入力されて、ASK
変調された信号256に変換される。ASK部244は
発振部245とアナログスイッチ246とで構成され
る。なお、ASK部244の発振部245の発振周波数
(f2kHz)は、図5に示す発振部215の周波数と
は異なるものを使用する。
【0066】EEPROM240に格納する内容の一例
(感光ドラムメモリの場合の例)を図8に示す。図8に
示すように、EEPROM240は、読み出し専用の領
域(512ビット)と読み出し/書き込みの領域(51
2ビット)とに区分される。
【0067】読み出し専用の領域は、ユニット識別コー
ド記憶領域262、製造番号記憶領域263、製造年月
日記憶領域264、寿命しきい値記憶領域265が含ま
れ留。また、読み出し/書き込み領域には、累積使用印
刷枚数をを記憶する累積使用印字枚数記憶領域266が
含まれる。
【0068】ユニット識別コード記憶領域262には、
以下に示すコード体系とし、このコード体系によって、
203〜209のどの装置ユニットのメモリかを特定す
る。
【0069】 <ユニット識別コード> <ユニットの種類> 000 マゼンタ色現像器 001 シアン色現像器 010 イエロー色現像器 011 ブラック色現像器 100 感光ドラムカートリッジ 101 定着器 110 中間転写体 累積使用印字枚数記憶領域266は逐次更新され、寿命
しきい印刷枚数に達すると、該装置ユニットは寿命であ
ると判断して、ユーザーに警告する。
【0070】CPU14は、まず、アクセスしたい装置
ユニットのユニット識別コードを送出し、それから、E
EPROM内のユニット識別コードを読み出す。そし
て、図7のID比較部241で、両者を比較して、一致
した場合には、ID比較部241から一致信号254を
出力して、該メモリのアクセスを有効にすべく、EEP
ROM240の電源をスイッチ247を介して引き続き
供給し、メモリ制御信号258〜260を有効にする。
【0071】一方、IDが一致しなかった装置ユニット
は、該メモリのアクセスを無効にすべく、スイッチ24
7をOFFしてEEPROM240の電源の供給を停止
し、メモリ制御信号258〜260を出力しない。
【0072】以上のように、CPU14は、アクセスし
たいユニットのメモリのユニット識別コードを送出して
から、メモリを読み出し/書込みすると、メモリ側で自
己判断して、メモリ内容をアクセス可能にできる。
【0073】なお、図6にはアクセスしたいユニットの
メモリのユニット識別コードを送出してから、メモリを
読み出し/書込みすると、メモリ側で自己判断して、メ
モリ内容をアクセス可能にする動作を説明するためのタ
イミング波形が下部に示されている。
【0074】図6の251は電源生成部242で生成さ
れる電源出力、258はS−P変換部239で生成され
るCS信号、259はS−P変換部239で生成される
SCK信号、260はS−P変換部239で生成される
DO信号、261はEEPROM240から出力される
DI信号である。256は、DI信号によって生成され
るASK信号である。
【0075】ASK信号256は、信号処理部4のアン
テナ211に送出される。そして、図5の復調部219
と波形整形部218を介して、CPU14のDIポート
に入力する。CPU14は、図6に示すA印のポイント
でサンプリングしてデータを取り込む。223は波形整
形部218の出力信号である。
【0076】次に図9を参照して本実施の形態例のEE
PROMアクセス時の通信プロトコを説明する。図9は
本実施の形態例のEEPROMアクセス時のEEPRO
Mとの通信プロトコルの一例を示す図である。図9にお
いては、マイクロワイヤー方式のEEPROMのリード
プロトコルについて示している。
【0077】まず、EEPROMに対して外部の回路か
らチップセレクト信号CSを有効“H”信号とし、クロ
ック信号SCKに同期して、スタートビット“0”
“1”、オペコード、アドレスの順に送出する。
【0078】すると、EEPROMはリードモードとな
り、指定されたアドレスの1ワード分(16ビット)の
データDOを出力する。オペコードとは、EEPROM
の指定を行う2ビットの情報であり、ライト、リード、
データ消去等のモードを設定する。
【0079】次に以上の構成を備える本実施の形態例の
電源投入時から電源OFFまでのメモリアクセス制御を
図10を参照して説明する。図10は本実施の形態例の
電源投入時から電源OFFまでのメモリアクセス制御を
説明するためのフローチャートである。
【0080】本実施の形態例において、電源が投入され
ると図10の処理に移行する。そしてまず電源投入直後
にステップS1においてすべての装置ユニットのメモリ
内容を読み出し、CPUのレジスタにセットしておく。
【0081】続いてステップS2において、プリント命
令を受けているか否かを判断する。プリント名sれいを
受けていなければステップS4に進む。
【0082】一方、ステップS2でプリント命令を受け
ている場合にはステップS3に進み、敬礼に従って印刷
を実行する。そして印刷終了後ステップS4に進む。
【0083】ステップS4では、感光ドラム用ドア10
01が開かれたか否かを判断する。感光ドラム用ドア1
001が開かれていない場合にはステップS5に進む。
【0084】一方、ステップS4において感光ドラム用
ドア1001が開いていた場合にはステップS21に進
み、感光ドラムメモリ207を更新する。そして、続く
ステップS22で発振部の搬送波の発振を停止する。そ
してステップS23において、感光ドラム用ドア100
1が閉じられたかどうかを判断する。感光ドラム用ドア
1001が閉じられていない場合にはステップS23の
処理を継続し、感光ドラム用ドア1001が閉じられる
のを待つ。ステップS23で感光ドラム用ドア1001
が閉じられた場合にはステップS24に進み、搬送波の
発振を開始してステップS5に進む。
【0085】ステップS5では、同様に、中間転写ベル
ト(ITB)用ドア1006が開かれたか否かを判断す
る。ITBドア1006が開かれていない場合にはステ
ップS6に進む。
【0086】一方、ステップS5においてITB用ドア
1006が開いていた場合にはステップS30に進み、
ITBメモリ209を更新する。そして、続くステップ
S31で発振部の搬送波の発振を停止する。そしてステ
ップS32において、ITBドア1006が閉じられた
かどうかを判断する。ITBドア1006が閉じられて
いない場合にはステップS32の処理を継続し、ITB
ドア1006が閉じられるのを待つ。ステップS32で
ITBドア1006が閉じられた場合にはステップS3
3に進み、搬送波の発振を開始してステップS6に進
む。
【0087】ステップS6においては,同様に、現像器
ドア1007が開かれたか否かを判断する。現像器ドア
1007が開かれていない場合にはステップS7に進
む。
【0088】一方、ステップS6において現像器ドア1
007が開いていた場合にはステップS25に進み、現
像器メモリ203〜206の各現像器メモリ203〜2
06を更新する。そして、続くステップS26で発振部
の搬送波の発振を停止する。そしてステップS27にお
いて、現像器ドア1007が閉じられたかどうかを判断
する。現像器ドア1007が閉じられていない場合には
ステップS27の処理を継続し、現像器ドア100が閉
じられるのを待つ。ステップS28で現像器ドア100
7が閉じられた場合にはステップS28に進み、搬送波
の発振を開始する。そしてステップS7に進む。
【0089】ステップS7では、続いて排紙ドア100
5が開かれたか否かを判断する。排紙ドア1005が開
かれていない場合にはステップS8に進む。
【0090】一方、ステップS7において排紙ドア10
05が開いていた場合にはステップS35に進み、定着
器メモリ208を更新する。そして、続くステップS3
6で発振部の搬送波の発振を停止する。そしてステップ
S37において、排紙ドア1005が閉じられたかどう
かを判断する。排紙ドア1005が閉じられていない場
合にはステップS37の処理を継続し、排紙ドア100
5が閉じられるのを待つ。ステップS38で排紙ドア1
005が閉じられた場合にはステップS38に進み、搬
送波の発振を開始する。そしてステップS8に進む。
【0091】ステップS8では電源OFF命令の有無を
確認する。電源OFF命令が発行されていない場合には
ステップS2に戻る。
【0092】一方、ステップS8において、電源OFF
命令が発行されている場合にはステップS9に進み、感
光ドラムメモリを更新する。続いてステップS10でI
TBメモリの更新を行う。更に、ステップS11で各現
像器メモリを更新し、ステップS12で定着器メモリの
更新を行う。
【0093】そして電源をOFFして装置の動作を終了
する。
【0094】次に図11を参照して図10のステップS
1の電源投入時のメモリ内容の読み出し処理の詳細を説
明する。図11は本実施の形態例における図10のステ
ップS1のメモリ内容の読み出し処理の詳細を説明する
ためのフローチャートである。図11の説明では、感光
ドラムカートリッジ(ユニット識別コードは「000」
とする。)を例にとって説明するが、他のユニットもメ
モリにおいての同様制御でメモリ内容を読み出すことが
できる。
【0095】本実施の形態例においては、まずステップ
S50において、アンテナ210よりの電磁波を入力す
る。そしてステップS51において、受信した電波信号
を元にメモリ内の各回路を動作させるための電源(VC
C)を生成する。それと同時にステップS52におい
て、EEPROMにも電源を供給する。
【0096】そしてステップS53で電磁波によって指
定してきた(無線通信で送信してきた)ユニット識別コ
ードを読み出す。続くステップS54において、このユ
ニット識別コードと自EEPROMに格納されている識
別コードとを比較する。比較の結果、コードが一致して
いたら自EEPROMに対するアクセス指令であるため
ステップS55に進み、EEPROMをアクセスして格
納内容の読み出し、読み出しデータを無線送信する。
【0097】この送信データは図3に示すアンテナ21
1を介して変復調部210に送られ、ここで復調されて
CPU14に取り込まれる。
【0098】メモリ内容を受信したCPU14は、ステ
ップS56において、受信データのチェックサムが一致
しているか否かを照合する。チェックサムエラーでない
ときには、正常にメモリ格納情報の読み出しが行われた
ため、そのまま当該処理を終了しリターンする。
【0099】一報、ステップS56においてチェックサ
ムエラーであった場合には、正常に読み出せなかったこ
とになり、例えばメモリの記憶内容が正常でない可能性
があるためステップS57に進み、感光ドラムメモリの
異常を警告して処理を終了し、リターンする。
【0100】一方、ステップS61で受信した識別コー
ドが自EEPROMに格納されている識別コードと一致
していない場合には、自EEPROMに対するメモリア
クセス要求でないためステップS61に進み、供給する
電源を止め、続くステップS62でEEPROMの制御
信号を止めて当該処理を終了する。
【0101】次に図12を参照して図10におけるメモ
リ内容の更新処理の詳細を説明する。図12は本実施の
形態例における図10のメモリ内容の更新処理の詳細を
説明するためのフローチャートである。
【0102】まず、図11に示したシーケンスと同様
に、まずステップS71において、アンテナ210より
の電磁波を入力する。そしてステップS72において、
受信した電波信号を元にメモリ内の各回路を動作させる
ための電源(VCC)を生成する。それと同時にステッ
プS73において、EEPROMにも電源を供給する。
【0103】そしてステップS74で電磁波によって指
定してきた(無線通信で送信してきた)ユニット識別コ
ードを読み出す。続くステップS75において、このユ
ニット識別コードと自EEPROMに格納されている識
別コードとを比較する。比較の結果、コードが一致して
いたら自EEPROMに対するアクセス指令であるため
ステップS76に進み、メモリ内容に更新であるため、
送られてきた書き込みデータをEEPROMに書込む。
【0104】そして続くステップS77においてステッ
プS76で書込んだEEPROMの内容を読み出し、ス
テップS78でCPU内の受信レジスタと一致している
か否かを照合する。ここで、書き込みデータと読み出し
データとが一致している場合には正常な書き込みがなさ
れたとして処理を終了してリターンする。
【0105】一方、ステップS78において、書き込み
データと読み出しデータとが一致していない場合には正
常な書き込みがなされなかったためステップS79に進
み、メモリの異常を警告して処理を終了し、リターンす
る。
【0106】一方、ステップS75で受信した識別コー
ドが自EEPROMに格納されている識別コードと一致
していない場合には、自EEPROMに対するメモリア
クセス要求でないためステップS81に進み、供給する
電源を止め、続くステップS82でEEPROMの制御
信号を止めて当該処理を終了する。
【0107】図13は本実施の形態例の感光ドラムカー
トリッジ90に、感光ドラムメモリ207を実装する状
態を示した図である。感光ドラムメモリ207には、図
7に示すEEPROM240をはじめ、復調部237、
波形整形部238、S−P変換部、ID比較部241、
電源生成部241、及びASK部244を一体化したI
C316と、受信コイル235とが設けられている。な
お図13には、図7の各部をIC化した場合を示した
が、ハイブリッド化した構成としてもよい。
【0108】上記のように、本実施の形態例において
は、装置ユニットとしての、プロセスカートリッジ、現
像器(現像カートリッジ)、中間転写ベルト装置、及び
定着装置に不揮発性メモリを搭載し、この不揮発性メモ
リへの書き込みや読み込みを、従来のように直接コネク
タを介して画像形成装置内の制御回路と接続することな
く、電磁波により行うことが可能となる。
【0109】つまり、装置ユニット側に不揮発性メモ
リ、アンテナコイル、及び送受信回路を設け、画像形成
装置側にCPU、アンテナコイル、及び送受信回路を設
けることにより、電磁波によって不揮発性メモリの読み
込み、書き込みを行うことができ、また、不揮発性メモ
リへの電力供給も電磁誘導によって伝送することがで
き、物理的な信号線の接続状態なく、メモリへのアクセ
スが可能となる。
【0110】更に、図14に示すように、ドア開時に搬
送波の発振を停止することで、機外に放出される放射ノ
イズを抑えることが可能となった。
【0111】本実施の形態例では、消耗品を本体より取
り出す手段として、ドアによる取り出しで説明したが、
引出し、シャッター、ワニ口、などによる取り出しとし
てもよい。
【0112】このように、画像形成装置の制御回路と、
装置ユニットのメモリ手段との送受信を非接触で行うの
で、画像形成装置内を移動する現像カートリッジのよう
な装置ユニットにも適用可能である。
【0113】また、画像形成装置内の制御回路と制御ユ
ニット内のメモリ手段との送受信を直接行うためのコネ
クタに起因する問題、つまり、振動を受ける装置ユニッ
トの場合に、振動によってコネクタの接点が接触不良を
起こさないように対策を行う必要性があり、コネクタの
コストアップとなる、また、コネクタの接点の耐久性
や、トナー汚れなどの耐トナー性を強めることが必要
で、コストアップとなる、などの問題を解消することが
でき、信頼性の高い消耗品管理が可能となる。
【0114】また、画像形成装置の筐体を電磁波を遮断
する磁性体材料で構成すれば、機内でワイヤレス通信を
行っているにも関わらず、安価な放射ノイズ対策で済ま
せることが可能である。
【0115】なお、本実施の形態例は、消耗品の種類の
多いカラーレーザビームプリンタについて説明したが、
白黒レーザビームプリンタや他方式の静電写真プリンタ
やインクジェット方式のプリンタに用いてもよい。ま
た、消耗品が一つのプリンタの場合は、ユニット識別コ
ードは無くしてもよい。
【0116】本実施の形態例では、変調方式をASKと
したが、デジタル位相変調PSK(Phase Shift Keyin
g)やデジタル周波数変調FSKなどの他の変調方式で
もよい。
【0117】[第2の実施の形態例]次に、本発明に係
る第2実施の形態例について図15を参照して説明す
る。第2の実施の形態例においても基本構成は上述した
第1の実施の形態例と同様であり、第1の実施の形態例
と同様の構成については詳細説明を省略し、以下の説明
は第1の実施の形態例と異なる部分について行う。
【0118】図15は本発明に係る第2の実施の形態例
の信号処理部4内の変復調部210のブロック図であ
る。第1実施の形態例と同じ機能を持つブロックには同
じ番号を付した。
【0119】第2の実施の形態例では、感光ドラムドア
1002から出力されるドア開信号1003に基づき、
CPU14は、電源ON信号1009をスイッチ100
8に送出する。ドア閉の場合は、スイッチ1009は発
振部215を始めとする、PS変換部213、波形整形
部218、復調部219に電源VCC−Bを供給し、回
路を動作させる。
【0120】一方、ドア開の場合は、スイッチ1009
は、発振部215を始めとする、PS変換部213、波
形整形部218、復調部219に電源VCC−Bの供給
を止め、回路を停止させる。
【0121】このように構成することにより第2の実施
の形態例においても第1実施の形態例と同様の効果を得
ることができる。
【0122】[第3の実施の形態例]以上の説明におい
ては、各不揮発メモリを非接触でアクセスすると共に、
ドア開時に搬送波の発振を停止することで、機外に放出
される放射ノイズを抑える例に津打て説明した。しか
し、本発明は以上の例に限定されるものではなく、ドア
の開閉でなく、装置の状態に応じて発振を制御しても良
い。この様に制御した本発明に係る第3実施の形態例を
説明する。第3の実施の形態例においても基本構成は上
述した第1の実施の形態例と同様であり、第1の実施の
形態例と同様の構成については詳細説明を省略し、以下
の説明は第1の実施の形態例と異なる部分について行
う。
【0123】第3の実施の形態例においては、回路装置
の小型化や不要輻射対策、消費電力の低減、混変調対策
等を図るため、電磁波送出手段である装置本体側のアン
テナを電磁波受信手段を有する各メモリの受信アンテナ
に近接させて配置し、アンテナが送出する電磁波の出力
は、電磁波送出手段と電磁波受信手段との間の距離が著
しく近接(例えば1〜2mm程度)したときに有効にな
る程度の、弱い電界強度に設定し、不要輻射対策を不要
としている。
【0124】この結果、ある程度の距離(例えば1〜2
mm)以上離れてしまった場合には、電磁波受信手段が
有効な電磁波を検出できない可能性があり、有効なデー
タの送受信が行えないことになる点に着目し、このよう
な場合にメモリアクセスを停止するように制御してメモ
リアクセスの信頼性を向上させた点に特徴を有してい
る。
【0125】例えば、カラーLBPなどにおいては、ロ
ータリー現像器の回転や記録紙の搬送などを行う各種モ
ータ、クラッチといった物理的な振動を発生するデバイ
スが多数存在し、それらが動作している場合は、その振
動によって非接触メモリの位置が振動して、リード/ラ
イト動作に対する信頼性が低下するため、第3の実施の
形態例ではロータリー現像器の回転や記録紙の搬送など
を行う各種モータ、クラッチといった物理的な振動を発
生するデバイスが動作している場合には、非接触(ワイ
ヤレス)メモリへのアクセスを行わずに、これらの物理
的な振動を発生するデバイスが停止または待機している
場合にのみ電磁波送出手段を用いて、非接触(ワイヤレ
ス)メモリへのアクセス(リード/ライト)を行う。こ
れにより、非接触(ワイヤレス)メモリへのアクセス
(リード/ライト)の信頼性を向上させる。
【0126】このため、第3の実施の形態例において
は、第1の実施の形態例の図3に示すプリンタエンジン
3の構成に替え、図16に示す構成を備え、信号処理部
4のCPU14はロータリー現像器の回転や記録紙の搬
送などを行う各種モータ、クラッチといった物理的な振
動を発生するデバイスを駆動制御しているモータ駆動部
250を制御して各種モータを駆動しているとき、及び
不図示のクラッチ類を制御している時には、変復調部2
10を介してのメモリアクセスを行わないように制御し
ている。
【0127】また、第3の実施の形態例においては、図
1の構成において、各装置ユニットに装着されているメ
モリに対向した位置に図16に示す信号処理部4内の変
復調部210のアンテナを配置している。第3の実施の
形態例における図16に示す信号処理部4内の変復調部
210の詳細構成を図17を参照して説明する。図17
は第3の実施の形態例における図3に示す信号処理部4
内の変復調部210のアンテナを詳細構成を説明するた
めの図である。
【0128】第3の実施の形態例においては、図17に
示すように、信号処理部4内のアンテナ211〜229
を各装置ユニットのメモリ装着位置に対向する近接位置
にそれぞれ配置している。そして送信電力を第1の実施
例に比し低い出力としている。
【0129】そしてASK部214は、所定の正弦波を
発振する発振部215(発振周波数:f1kHz)とア
ナログスイッチ部216で構成されている。発振部21
5は第1の実施の形態例と異なり常時発振状態となって
おり、安定した発振状態が維持されている。
【0130】また第3の実施の形態例では、ドアの開閉
に基づいてメモリの更新が行なわれるのではなく、信号
生成部4から出力される信号に従ってメモリの更新制御
が行われる。好め守アクセスのための高圧生成回路の構
成を図18を参照して以下に説明する。図18は第3の
実施の形態例の高圧生成回路の構成を示すブロック図で
ある。
【0131】図18に示す第3の実施の形態例の現像器
の高圧生成回路は、信号生成部(信号処理部)4から出
力される4つの信号(現像DCバイアス駆動信号、現像
ACバイアス駆動信号、現像バイアス値制御慎吾、現像
バイアス色黒切り替え信号)によって制御され、回路内
で現像DCバイアス、現像ACバイアスを生成し、現像
シリンダに印加する。
【0132】ここで、現像シリンダに印加されるDC、
およびAC電圧をモニタし、該電圧が印加されていない
現像器メモリに、例えば、該DC、およびAC電圧が現
像シリンダに印加されている現像器74aに対向する位
置の現像器74dに搭載している現像器メモリ204に
アンテナ211等を介してワイヤレスで通信を行う。
【0133】以上の構成を備える第3の実施の形態例の
メモリアクセス制御においては、図10に示す第1の実
施の得形態例の制御の場合にはドアの開閉でメモリアク
セスを行うのではなく、上述したように対応する装置ユ
ニットを稼働させたか否かにより行う点が相違している
と共に、装置ユニットを稼働させた時にモータやクラッ
チなどの物理的な振動を発生するデバイスが動作してい
る場合には、非接触(ワイヤレス)メモリへのアクセス
を行わずに、これらの物理的な振動を発生するデバイス
が停止または待機している状態となったときにのみ電磁
波を送出してメモリのアクセスを行う。このアクセス制
御の詳細説明は行わないが、CPU14が各デバイスの
制御を行っているため、CPU14でのデバイス制御が
停止または待機している状態時にアクセス制御を行えば
よい。
【0134】即ち、像形成中(感光ドラム71、中間転
写ベルト66aなどが回転する)や、支持体75が回転
するなどの振動が発生する場合には、このメモリ内容の
読み出しシーケンスおよびメモリ内容を更新するシーケ
ンスは行わない。
【0135】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0136】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0137】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0138】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した例えば図10乃至12に
示すフローチャートに対応するプログラムコードが格納
されることになる。
【0139】
【発明の効果】以上の説明したように本発明によれば、
非接触でのメモリアクセスを高安全性、高信頼性を両立
させて実現することができる。即ち、画像処理装置本体
に電磁波を送出する電磁波送出手段を設け、画像形成装
置本体に着脱自在に装着した装置ユニットに不揮発性メ
モリ手段と、前記電磁波を受信する電磁波受信手段と、
前記電磁波から励起こされた交流電圧を整流することで
電力を生成する電力生成手段とを設けることにより、電
磁波によって電源と信号を伝送することによって、不揮
発性メモリと物理的に信号線と接続などすることなく、
非接触でのメモリアクセスが実現し、低コストで信頼性
の高い消耗品管理が可能となる。かつ、電磁波を扱うに
もかかわらず、プリンタのドア開の際でも放射ノイズを
機外に放出することがなくなり、安価な構造のプリンタ
で済ませることが可能となった。また、機内で移動する
ような装置ユニットでも、不揮発性メモリ手段を搭載可
能となる。
【0140】また、電磁波送出手段の送出電力を低く抑
えて電磁波の放射による影響を軽減した場合であって
も、ロータリー現像器の回転や記録紙などを行う各種モ
ータ、クラッチといった物理的な振動を発生するデバイ
スが動作している場合には、メモリへのアクセスを行わ
ず、これらの物理的な振動を発生するデバイスが停止ま
たは待機している場合にのみメモリへのアクセスを行う
ため高い信頼性でのメモリアクセスが実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態例の電子写真画
像形成装置の構成を説明するための図である。
【図2】本実施の形態例の画像形成装置(プリンタ)の
機能を示すブロック図である。
【図3】図2に示すプリンタエンジンの詳細機能構成を
示すブロック図である。
【図4】本実施の形態例の画像形成プロセスにおける垂
直同期信号(VSYNC)、水平同期信号(HSYN
C)、及び画像信号(VDO)のタイミングと波形を示
す図である。
【図5】図3に示す信号処理部4内の変復調部210の
詳細構成を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態例の画像形成プロセスにおける各
信号タイミングを示す図である。
【図7】本実施の形態例の各装置ユニットに搭載されて
いるメモリの詳細構成を示すブロック図である。
【図8】本実施の形態例の感光ドラムメモリに格納され
る内容の一例を説明するための図である。
【図9】本実施の形態例のEEPROMアクセス時のE
EPROMとの通信プロトコルの一例を示す図である。
【図10】本実施の形態例の電源投入時から電源OFF
までのメモリアクセス制御を説明するためのフローチャ
ートである。
【図11】図10のステップS1におけるメモリ内容の
読み出し処理の詳細を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】本実施の形態例における図10のメモリ内容
の更新処理の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。
【図13】本実施の形態例の感光ドラムカートリッジに
感光ドラムメモリを実装する状態を示す図である。
【図14】本実施の形態例の発振部の発振状態を説明す
るための図である。
【図15】本発明に係る第2の実施の形態例の各変復調
部の詳細構成を示ブロック図である。
【図16】本発明に係る第3の実施の形態例の図2に示
すプリンタエンジンの詳細機能構成を示すブロック図で
ある。
【図17】第3の実施の形態例の図16に示す信号処理
部内の変復調部の詳細構成を示すブロック図である。
【図18】第3の実施の形態例の高圧生成回路の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
66 中間転写ベルト装置(装置ユニット) 71 感光体ドラム 74a,74b,74c,74d 現像カートリッジ
(装置ユニット) 78 定着装置(装置ユニット) 90 プロセスカートリッジ(装置ユニット) 204〜207 EEPROM(不揮発性メモリ手段) 211,229 コイル(電磁波送出手段) 236 コイル(電磁波受信手段) 1001 感光ドラムドア 1002 感光ドラム開閉センサ 1005 排紙ドア 1006 ITBドア 1007 現像器ドア 1004 発振イネーブル信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA26 ED08 ED24 ED25 EE10 EF13 HB15 HB16 HB17 2H071 AA17 BA33 DA05 DA08 DA09 DA12 DA15 DA32 DA34 5C062 AA05 AB22 AB42 AB47 AB49 AC22 AD05

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に着脱可能な装置ユニットを具
    備し、外部機器から入力した画像信号に応じて記録媒体
    上に画像を形成する画像処理装置において、 前記画像処理装置本体は、 電磁波を送出する電磁波送出手段と、 前記装置ユニットを装置本体より着脱するための開閉ド
    ア手段と、 前記開閉ドア手段の状態を検知する開閉検知手段とを有
    し、 前記装置ユニットは、 不揮発性メモリ手段と、 前記電磁波送出手段よりの電磁波を受信する電磁波受信
    手段と、 前記電磁波受信手段で受信した電磁波から電力を生成す
    る電力生成手段とを有し、 前記開閉検出手段の検出結果に基づいて前記電磁波送出
    手段の状態を変化させることを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記開閉検知手段により開閉ドアが開い
    ていることを検知した場合、前記電磁波送出手段の機能
    を停止することを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電磁波送出手段の機能の停止は、搬
    送波の発振を停止することにより達成することを特徴と
    する請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記不揮発性メモリ手段には、前記装置
    ユニットの寿命情報を記憶することを特徴とする請求項
    1の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記装置ユニットは、プロセスカートリ
    ッジ、現像カートリッジ、中間転写装置、定着装置の少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 電磁波を送出する電磁波送出手段と、装
    置本体に着脱可能な装置ユニットを前記装置本体より着
    脱するための開閉ドア手段と、開閉手段の状態を検知す
    る開閉検知手段とを有する装置本体と、前記電磁波を受
    信する電磁波受信手段と、前記電磁波から電力を生成す
    る電力生成手段とを有する装置ユニットとを備えて外部
    機器から入力した画像信号に応じて記録媒体上に画像を
    形成する画像処理装置の制御方法であって、 前記開閉検出手段の検出結果に基づいて前記電磁波送出
    手段の状態を変化させることを特徴とする画像処理装置
    の制御方法。
  7. 【請求項7】 開閉検知手段により開閉ドアが開いてい
    ることを検知した場合、前記電磁波送出手段の機能を停
    止することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置の
    制御方法。
  8. 【請求項8】 前記電磁波送出手段の機能を停止は、搬
    送波の発振を停止することにより行うことを特徴とする
    請求項7記載の画像処置装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記装置ユニットとは、プロセスカート
    リッジ、現像カートリッジ、中間転写装置、または定着
    装置であることを特徴とする請求項6乃至請求項7のい
    ずれかに記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 装置本体に着脱可能な装置ユニットを
    備えて、外部機器から入力した画像信号に応じて記録媒
    体上に画像を形成する画像処理装置において、 前記装置本体は、電磁波を送出する電磁波送出手段を有
    し、 前記装置ユニットは、不揮発性メモリ手段と、前記電磁
    波送出手段で送出した電磁波を受信する電磁波受信手段
    と、前記電磁波から電力を生成する電力生成手段とを有
    し、 前記装置本体においてモータやクラッチ等の振動を発生
    する手段が動作していないときに前記電磁波送出手段、
    前記不揮発性メモリ手段、前記電磁波受信手段、前記電
    力生成手段の各手段を駆動させることを特徴とする画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 装置本体に着脱可能な回転式のプロセ
    スユニットを備え、外部機器から入力した画像信号に応
    じて記録媒体上に画像を形成する画像処理装置におい
    て、 前記装置本体は、電磁波を送出する電磁波送出手段を有
    し、 前記装置ユニットは、不揮発性メモリ手段と、前記電磁
    波を受信する電磁波受信手段と、前記電磁波から電力を
    生成する電力生成手段とを有し、 前記装置本体においてモータやクラッチ等の振動を発生
    する手段が動作していないときに前記電磁波送出手段、
    前記不揮発性メモリ手段、前記電磁波受信手段、前記電
    力生成手段の各手段を駆動させることを特徴とする画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 前記電磁波受信手段は、受信コイルを
    具備していることを特徴とする請求項10または11記
    載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記装置ユニットは、装置ユニットの
    種類を識別するための装置ユニット識別手段を有するこ
    とを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれかに
    記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記装置ユニット識別手段は、前記装
    置ユニット内の不揮発性メモリ手段に格納された情報に
    基づいて装置ユニットの識別を行うことを特徴とする請
    求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記不揮発性メモリ手段には、前記装
    置ユニットの寿命情報を記憶することを特徴とする請求
    項10乃至請求項14のいずれかに記載の画像処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記装置ユニットとは、プロセスカー
    トリッジ、回転式の現像カートリッジであることを特徴
    とする請求項10乃至請求項15のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記回転式の現像カートリッジは、現
    像バイアスが印加されていない現像器に対向する位置に
    おける現像器の不揮発性メモリに対してアクセスするこ
    とを特徴とする請求項16記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記プロセスカートリッジは、一次帯
    電バイアスが印加されていないときにプロセスカートリ
    ッジの不揮発性メモリに対してアクセスすることを特徴
    とする請求項16又は請求項17記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 電磁波を送出する電磁波送出手段を有
    し外部機器から入力した画像信号に応じて記録媒体上に
    画像を形成する画像処理装置の装置本体に着脱可能な装
    置ユニットであって、 不揮発性メモリ手段と、 前記装置本体より送出される電磁波を受信する電磁波受
    信手段と、 前記受信した電磁波から電力を生成する電力生成手段と
    を有することを特徴とする装置ユニット。
  20. 【請求項20】 前記不揮発性メモリ手段には、前記装
    置ユニットの寿命情報を記憶することを特徴とする請求
    項19記載の装置ユニット。
  21. 【請求項21】 プロセスカートリッジ、現像カートリ
    ッジの他に、中間転写装置、または定着装置であること
    を特徴とする請求項19又は請求項20記載の装置ユニ
    ット。
  22. 【請求項22】 電磁波を送出する電磁波送出手段を有
    すると共に装置本体に着脱可能な不揮発性メモリ手段、
    電磁波受信手段、電力生成手段装置ユニットを備えて、
    外部機器から入力した画像信号に応じて記録媒体上に画
    像を形成する画像処理装置の制御方法であって、 前記画像処理装置本体においてモータやクラッチ等の振
    動を発生する手段が動作していないときに該前記電磁波
    送出手段、不揮発性メモリ手段、電磁波受信手段、電力
    生成手段を駆動させることを特徴とする画像処理装置の
    制御方法。
  23. 【請求項23】 画像形成装置本体に着脱可能な回転式
    のプロセスユニットを備えて、外部機器から入力した画
    像信号に応じて記録媒体上に画像を形成する画像形成装
    置において、前記画像形成装置本体は電磁波を送出する
    電磁波送出手段を有し、前記装置ユニットは不揮発性メ
    モリ手段と、前記電磁波を受信する電磁波受信手段と、
    前記電磁波から電力を生成する電力生成手段と、を有
    し、該画像形成装置本体においてモータやクラッチ等の
    振動を発生する手段が動作していないときに該電磁波送
    出手段、不揮発性メモリ手段、電磁波受信手段、電力生
    成手段を駆動させることを特徴とする画像処理装置の制
    御方法。
  24. 【請求項24】 前記請求項1乃至請求項23のいずれ
    かに記載の機能を実現するコンピュータプログラム列。
  25. 【請求項25】 前記請求項1乃至請求項23のいずれ
    かに記載の機能を実現するコンピュータプログラムを記
    録するコンピュータ可読記憶媒体。
JP2000342339A 2000-11-09 2000-11-09 画像処理装置、装置ユニット及び画像処理装置の制御方法 Withdrawn JP2002149039A (ja)

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Cited By (3)

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