JP2007035893A - 有機発電素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光を受けて電気を発生する発電層を有する有機発電素子において、正極と発電層の間に、電荷を取り出す無機物からなる層を設けることにより、高効率で長寿命を実現させることができる有機発電素子を提供する。
【解決手段】 電子供与性材料とホール供与性材料を混合した発電層1を、少なくとも一方は透明な正極2と負極3の二つの電極の間に設けて形成される有機発電素子に関する。発電層1と正極2との間に、正極2より仕事関数が大きい無機物の層4を設けることによって、発電層1からの電荷の取り出しの効率を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機太陽電池などに用いられる、光を受けて電気を発生する発電層を備えた有機発電素子に関するものである。
産業の発展に伴いエネルギーの使用量が飛躍的に増加しており、その中で、地球環境に負荷を与えない、経済的で高性能な新しいクリーンエネルギーの生産技術の開発が求められている。そして太陽電池は無限にあるといってよい太陽光を利用するものであり、太陽光は地球環境に負荷を与えないクリーンエネルギーであるため、新しいエネルギー源として注目されている。
現在実用化されている太陽電池の大部分は、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコンを用いた無機太陽電池である。しかし、これら無機シリコン系太陽電池は、その製造プロセスが複雑でコストが高いという欠点を持ち合わせているため、広く一般家庭に普及するには至ってない。このような欠点を解消するために、簡単なプロセスで低コスト・大面積化が可能な有機材料を用いた有機太陽電池の研究が盛んになってきている。
有機太陽電池における種類の中で、近年、スイスのローザンヌ工科大学のGratzel教授により、多孔質酸化チタン、ルテニウム色素、ヨウ素とヨウ素イオンを用いた光化学反応に基づく色素増感型太陽電池が、10%という高い変換効率を有することが発表された(B. O’ Regan, M. Gratzel, Nature,353, 737 (1991))。
一方、もう1種類の有機太陽電池に分類される有機薄膜型太陽電池においても、低分子材料の電子供与性材料(ドナー)と電子受容性材料(アクセプター)を用いて真空蒸着法により形成した低分子型有機薄膜太陽電池において、3.6%の変換効率を得たことが報告されている(P. Peumans and S. R. Forrest, Appl. Phys. Lett. 79, 126 (2001))。
そしてこのような有機太陽電池において、光を受けて電気を発生する発電層の構成材料や、層構成などを検討することによって、変換効率を改善する研究開発が多くの機関においてなされている。
例えば特許文献1のものでは、発電層からの電荷の取り出しに強酸性の水溶液から形成される水溶性ポリマー層、例えばポリエチレンジオキシチオフェン:ポリスチレンスルフォネート(PEDOT:PSS)の層を用いて、変換効率を改善する試みが行なわれている。しかしこのものでは、電荷取り出し層形成時に、ITOやIZOからなる透明電極を溶解させ、不純物としてInなどの元素が拡散し特性が著しく低下するという問題があり、また、大気中の水が電荷取り出し層に吸収され、特性が著しく低下することも問題である。このように特許文献1のものでも、効率及び寿命を同時に満足する有機太陽電池の検討はなされておらず、電荷の取り出し層に関する改善が必要であった。
特開2004−319131号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、光を受けて電気を発生する発電層を有する有機発電素子において、正極と発電層の間に、電荷を取り出す無機物からなる層を設けることにより、高効率で長寿命を実現させることができる有機発電素子を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る有機発電素子は、電子供与性材料とホール供与性材料を混合した発電層を、少なくとも一方は透明な正極と負極の二つの電極の間に設けて形成される有機発電素子において、発電層と正極との間に、正極より仕事関数が大きい無機物の層を設けて成ることを特徴とするものである。
また請求項2の発明は、請求項1において、無機物の層が、4族、5族、6族、7族から選ばれる遷移金属の酸化物を含有して形成されてなることを特徴とするものである。
また請求項3の発明は、請求項1において、無機物の層が、14族の元素のみからなることを特徴とするものである。
また請求項4の発明は、請求項1乃至3の有機発電素子は、照射光強度100mW/cm以下の低光照射領域の、有機太陽電池あるいは有機フォトディテクタとして用いられることを特徴とするものである。
本発明によれば、発電層と正極との間に設けた、正極より仕事関数が大きい無機物の層によって、発電層から電荷を効率高く取り出すことができ、高効率で長寿命な有機発電素子を得ることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明に係る有機発電素子は、少なくとも一方は透明な正極2と負極3の二つの電極の間に発電層1を設けると共に、正極2と発電層1の間に、正極2より仕事関数が大きい無機物の層4を設けて形成されるものである。
図1はこのような有機発光素子の層構成の一例を示すものであり、基板5上に正極2、無機物層4、正孔輸送層6、発電層1 、電子輸送層7、負極3がこの順に積層してあり、これらの各層2,3,4,6,7の露出する表面を表面保護層8によって被覆してある。光が基板5の側から発電層1に入射される場合は、基板5や正極2は透明など光透過性に形成されるものであり、また光が表面保護層8の側から発電層1に入射される場合は、表面保護層8や負極3は透明など光透過性に形成されるものである。
本発明の有機発光素子の層構成は、正極2/無機物層4/発電層1/負極3が基本であるが、無機物層4と発電層1の間に選択的に正孔を輸送するための正孔輸送層6をけても、無機物層4の特性発現を阻害することがないため、図1のような層構成に形成することができるものであり、この他に、正極2/無機物層4/正孔輸送層6/発電層1/負極3の層構成に形成したり、正極2/無機物層4/発電層1/電子輸送層7/負極3の層構成に形成したりすることもできる。
以下に、上記の有機発光素子を構成する材料について説明する。
基板5は、有機発光素子の光入射面側に設ける場合、光透過性を有する材料で形成されるものであり、無色透明の他に、多少着色されているものであっても、すりガラス状のものであってもよい。例えば、ソーダライムガラスや無アルカリガラスなどの透明ガラス板や、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、エポキシ等の樹脂あるいは、フッ素系樹脂等から任意の方法によって作製されたプラスチックフィルムやプラスチック板などを用いることができる。またさらに、基板5内に基板5の母剤と屈折率の異なる粒子、粉体、泡等を含有することによって、光拡散効果を有するものも使用することができる。基板5を光入射面側に設けない場合は、材質等は特に規定されるものではなく、発電部分の各層を支持できるものであれば何でもよい。
正極2は、発電層1で発生した正孔を効率よく収集するための電極であり、仕事関数の大きい金属、合金、電気伝導性化合物、あるいはこれらの混合物からなる電極材料を用いるのが好ましく、特に仕事関数が4eV以上の電極材料を用いるのが好ましい。このような電極材料としては、具体的には、金などの金属、CuI、ITO(インジウム−スズ酸化物)、SnO、ZnO、IZO(インジウム−亜鉛酸化物)等の導電性透明材料が挙げられる。例えばこれらの電極材料を基板5の上に真空蒸着法やスパッタリング法等の方法で成膜することによって、正極2を薄膜として作製することができる。
正孔輸送層6を構成する正孔輸送材料としては、正孔を輸送する能力を有し、発電層1からの正孔移動効果を有するとともに、正極2に対して優れた正孔移動効果を有し、また電子をブロックするような特性を有し、かつ薄膜形成能力の優れた化合物が挙げられる。具体的にはフタロシアニン誘導体、ナフタロシアニン誘導体、ポルフィリン誘導体、N,N'−ビス(3−メチルフェニル)−(1,1'−ビフェニル)−4,4'−ジアミン(TPD)や、4,4'−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)等の芳香族ジアミン化合物、オキサゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、イミダゾール、イミダゾロン、スチルベン誘導体、ピラゾリン誘導体、テトラヒドロイミダゾール、ポリアリールアルカン、ブタジエン、4,4',4"−トリス(N−(3−メチルフェニル)N−フェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)、及びポリビニルカルバゾール、ポリシラン、アミノピリジン誘導体等の導電性高分子などの高分子材料が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
負極3は、発電層1で発生した電子を効率よく収集するための電極であり、仕事関数の小さい金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物からなる電極材料を用いることが好ましく、仕事関数が5eV以下のものであることが好ましい。このような負極3の電極材料としては、アルカリ金属、アルカリ金属のハロゲン化物、アルカリ金属の酸化物、アルカリ土類金属、希土類等、およびこれらと他の金属との合金、例えばナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、リチウム、マグネシウム、マグネシウム−銀混合物、マグネシウム−インジウム混合物、アルミニウム−リチウム合金、Al/LiF混合物を例として挙げることができる。またアルミニウム、Al/Al混合物なども使用可能である。また、アルカリ金属の酸化物、アルカリ金属のハロゲン化物、あるいは金属酸化物を下地として用い、上記の仕事関数が5eV以下である材料(あるいはこれらを含有する合金)を1層以上積層して負極3を形成するようにしてもよい。例えば、アルカリ金属/Alの積層、アルカリ金属のハロゲン化物/アルカリ土類金属/Alの積層、Al/Alの積層などが例として挙げられる。この負極3は、例えば、これらの電極材料を真空蒸着法やスパッタリング法等の方法により、薄膜に形成することによって作製することができる。
電子輸送層7に用いられる材料としては、電子を輸送する能力を有し、発電層1からの電子移動効果を有するとともに、負極3に対して優れた電子移動効果を有し、また正孔をブロックするような特性を有し、かつ薄膜形成能力の優れた化合物が挙げられる。具体的には例えば、バソクプロイン、バソフェナントロリン、及びそれらの誘導体、TPBi、シロール化合物、トリアゾール化合物、トリス(8−ヒドロキシキノリナート)アルミニウム錯体、ビス(4−メチル−8−キノリナート)アルミニウム錯体、オキサジアゾール化合物、ジスチリルアリレーン誘導体、シロール化合物、TPBI(2,2’,2″−(1,3,5−ベンゼントリル)トリス−[1−フェニル−1H−ベンツイミダゾール])などが挙げられるが、電子輸送性の材料であれば特にこれらに限定されるものでない。また電子移動度が10−6cm/Vs以上、より好ましくは10−5cm/Vs以上の材料が良い。
また、負極3と電子輸送層7の間に効率よく電子を注入する電子注入層を設けることもできるものであり、このような電子注入層に用いられる材料としては、負極3に用いられる材料と電子輸送層7に用いられる材料の混合物などが挙げられる。
表面保護層8は、例えば、Al等の金属をスパッタで積層したり、フッ素系化合物、フッ素系高分子、その他の有機分子、高分子等を、蒸着、スパッタ、CVD、プラズマ重合、あるいは塗布して紫外線硬化、熱硬化させる方法や、その他の方法で薄膜として形成することができる。また、光透過性で、ガスバリア性を有するフィルム状や、シート状、板状の構造物を設けることも可能である。表面保護層8を有機発電素子の光入射面側に設ける場合は、有機発電層1に光を到達させるために、表面保護層8の光透過率は70%以上にすることが好ましい。
そして、発電層1は電子供与性材料(電子供与性半導体)とホール供与性材料(ホール供与性半導体)を混合して形成されるものである。
この電子供与性材料としては、フタロシアニン系顔料、インジゴ、チオインジゴ系顔料、キナクリドン系顔料、メロシアニン化合物、シアニン化合物、スクアリウム化合物、多環芳香族、また有機電子写真感光体に用いられる電荷移動剤、電気伝導性有機電荷移動錯体、更には電子を付与する導電性高分子も用いることができる。
フタロシアニン系顔料としては、中心金属がCu、Zn、Co、Ni、Pb、Pt、Fe、Mg等の2価のもの、無金属フタロシアニン、アルミニウムクロロフタロシアニン、インジウムクロロフタロシアニン、ガリウムクロロフタロシアニン等のハロゲン原子が配位した3価金属のフタロシアニン、その他バアナジルフタロシアニン、チタニルフタロシアニン等の酸素が配位したフタロシアニン等があるが、特にこれらに限定されるものではない。
多環芳香族としては、アントラセン、テトラセン、ペンタセン、またそれらの誘導体などがあるが、特にこれらに限定されるものではない。
電荷移動剤としては、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン化合物、トリフェニルメタン化合物、トリフェニルアミン化合物等があるが、特にこれらに限定されるものではない。
電気伝導性有機電荷移動錯体としては、テトラチオフルバレン、テトラフェニルテトラチオフラバレン等があるが特にこれに限定されるものではない。
電子を供与する導電性高分子としては、ポリ(3−アルキルチオフェン)、ポリパラフェニレンビニレン誘導体、ポリフルオレン誘導体、導電性高分子のオリゴマー等のトルエンなどの有機溶媒に可溶なものが挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。
また、ホール供与性材料としては、化合物半導体粒子が挙げられ、特に化合物半導体ナノ結晶が好ましく用いられる。ここで、ナノ結晶とは、サイズが1〜100nmであるものである。また、ナノ結晶の形状にはロッド状、球状、テトラポッド状が含まれる。具体的な材料としてはInP、InAs、GaP、GaAs等のIII-V族化合物半導体結晶、CdSe、CdS、CdTe、ZnS等のII-VI族化合物半導体結晶、ZnO、SiO、TiO、Al等の酸化物半導体結晶、CuInSe、CuInS等が挙げられるが、特にこれらに限定されるものではない。また、電子を輸送する材料であれば、これに限らず、フラーレン誘導体などからなる低分子材料や導電性高分子なども用いることができる。
そして本発明では、正極2と発電層1の間に、正極2より仕事関数が大きい無機物の層4が設けてある。このように正極2と発電層1の間に正極2より仕事関数が大きい無機物層4を設けることによって、発電層1から電荷を取り出す効率を高めることができ、変換効率(発電効率)の高い有機発電素子を得ることができるものである。ここで、特に限定されるものではないが、無機物層4の仕事関数は、正極2の仕事関数よりも、0.1eV〜1.0eVの範囲で大きいことが望ましい。
この無機物層4を形成する材料としては、4族、5族、6族、7族から選ばれる遷移金属の酸化物を挙げることができる。これらは仕事関数が大きくかつ欠陥が少なく、また正極2との固着力が強く、水・酸素などに対して安定であることから、発電効率及び寿命特性が向上するものである。具体的には酸化モリブデン、酸化バナジウム、酸化ルテニウム、酸化タングステン、酸化レニウムなどを好ましい例として挙げることができる。ちなみに、透明電極の正極2を形成する際に一般に用いられるITOの仕事関数は4.5〜5.1eVであるのに対して、酸化モリブデンは5.2〜5.6eV、酸化バナジウムは5.3〜5.7eV、酸化ルテニウムは5.3〜5.7eV、酸化タングステンは5.3〜5.7eV、酸化レニウムは5.3〜5.7eVである。
勿論、仕事関数が正極2よりも大きく、遷移金属4族、5族、6族、7族の酸化物を含んでいるものであれば、上記のものに限らない。また無機物層4の形成方法としては、抵抗加熱真空蒸着法、電子ビーム蒸着法やスパッタリング法などが挙げられるが、上記の材料が均一に形成できる方法であればこれらに限られるものではない。
また、無機物層4は、14族の元素のみからなる層として形成することもできる。14族の元素としては、炭素(C)などを用いることができるものであり、この14族の元素は仕事関数が大きくかつ欠陥が少なく、また正極2との固着力が強く、水・酸素などに対して安定であることから、発電効率及び寿命特性が向上するものである。ちなみに、炭素(C)の仕事関数は5.2〜5.4eVである。
上記の層構成で形成される本発明の有機発電素子において、従来用いられている有機物のポリエチレンジオキシチオフェン:ポリスチレンスルフォネート(PEDOT:PSS)と比較して、無機物層4は不純物が少なく均質な層として形成することができるため、照射光強度100mW/cm以下の低光照射領域においても電荷の取り出し効率が高いものであり、高効率な特性を示すものである。従って本発明の有機発電素子を、このような低光照射領域において用いられる、太陽光を電気に変換する有機太陽電池や、入射光を検知して電気に変換する有機フォトディテクタや有機センサーなどとして使用することが可能になるものである。勿論、本発明は光を受けて電気を発生する素子の全般に適用することができるものであり、これらに限られるものではない。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。
(実施例1)
正極2を形成するITO(仕事関数4.8eV)膜付きの倉元製作所(株)製の硝子基板5を用い、これをアセトン、イソプロピルアルコール(共に(株)関東化学製)、セミコクリーン(フルウチ科学社製)、超純水で各10分間超音波洗浄を行ったのち、さらにイソプロピルアルコールの蒸気で洗浄し、乾燥させた。次に、大気圧プラズマ表面処理装置(松下電工(株)製)を用いて、3分間、このITO膜付き基板5の表面処理を行なった。
次に、このITO膜付き基板5を真空蒸着装置(アルバック社製)にセットし、ITOの正極2の上に、三酸化モリブデン(高純度化学研究所製:MoO、仕事関数5.2eV)を10nmの膜厚で真空蒸着することによって、無機物層4を形成した。
次に、ポリ(2−メトキシ−5−(3,7−ジメチルオクチルオキシ)−1,4−フェニレンビニレン(アメリカンダイソース社製「MDMO−PPV」)とフラーレン誘導体である[6,6]−フェニルC61−ブチリック アシッド メチル エステル(ナノシー社製「PCBM」)を、質量比1:4の割合で混合させたクロロベンゼン溶液を、無機物層4の上にスピンコーティングすることによって、膜厚80nmの有機発電層1を形成した。
次に再び、この基板5を真空蒸着装置(アルバック社製)にセットし、有機発電層1の上にAl薄膜を150nmの膜厚で真空蒸着することによって、負極3を形成した。
次に、この各層を形成した基板5を、露点−76℃以下のドライ窒素雰囲気のグローブボックスに大気に暴露することなく搬送した。一方通気性を有する袋に吸水材として酸化バリウムの粉末を入れ、これをガラス製の封止板に粘着剤で貼り付けておき、また、封止板の外周部に予め紫外線硬化樹脂製のシール剤を塗布しておき、グローブボックス内において上記の各層を形成した基板5に封止板をシール剤で張り合わせ、UVでシール剤を硬化させることによって、封止板を表面保護層8として設けた有機発電素子を得た。
(実施例2)
実施例1と同様に洗浄・表面処理をしたITO膜付き硝子基板5を用い、ITOの正極2の上に、五酸化二バナジウム(V、仕事関数5.4eV)を真空蒸着することによって、膜厚15nmの無機物層4を形成した。後は実施例1と同上にして、有機発電素子を得た。
(実施例3)
実施例1と同様に洗浄・表面処理をしたITO膜付き硝子基板5を用い、ITOの正極2の上に、カーボンのターゲット(高純度化学研究所製)を使用したスパッタリング装置(アネルバ社製)でスパッタリングをすることによって、膜厚10nmのアモルファスカーボン膜(a−C、仕事関数5.2eV)からなる無機物層4を形成した。後は実施例1と同上にして、有機発電素子を得た。
(比較例1)
正極2と発電層1の間に層を設けないようにした以外は、実施例1と同様にして有機発電素子を得た。
(比較例2)
無機物層4の代りに、有機物のポリエチレンジオキシチオフェン:ポリスチレンスルフォネート(PEDOT:PSS)(スタルク社製)の50nm厚の層を、正極2と発電層1の間に形成するようにした以外は、実施例1と同様にして有機発電素子を得た。
(比較例3)
無機物層4の代りに、銀(Ag、仕事関数4.5eV)の5nm厚の層を、正極2と発電層1の間に形成するようにしたこと以外は、実施例1と同様にして有機発電素子を得た。
上記のようにして、実施例1〜2及び比較例1〜3で得られた有機発電素子について、ソーラーシミュレータ(山下電装社製)により擬似太陽光(AM1.5,100mW/cm)を照射したときの変換効率を求めた。結果を表1に示す。
Figure 2007035893
また、上記の実施例1〜3及び比較例2で得られた有機発電素子を、大気中暗所で保存したときの変換効率の3時間後の維持率(初期値で規格化)を測定して比較した。結果を表2に示す。
Figure 2007035893
さらに、上記の実施例1〜2及び比較例2で得られた有機発電素子について、低光照射の擬似太陽光(AM1.5、1mW/cm及び10mW/cm)を照射したときの変換効率を求めた。結果を表3に示す。
Figure 2007035893
表1〜表3の結果、実施例1〜3のように、正極2と光を受け電気を発生する発電層1との間に、正極2より仕事関数の大きい無機物の層4を設けることにより、高効率(100mW/cm以下の低光照射時を含む)で長寿命な有機発電素子を作製できることが確認された。
本発明の実施の形態の一例における、層構成を示す概略図である。
符号の説明
1 発電層
2 正極
3 負極
4 無機物の層

Claims (4)

  1. 電子供与性材料とホール供与性材料を混合した発電層を、少なくとも一方は透明な正極と負極の二つの電極の間に設けて形成される有機発電素子において、発電層と正極との間に、正極より仕事関数が大きい無機物の層を有することを特徴とする有機発電素子。
  2. 無機物の層が、4族、5族、6族、7族から選ばれる遷移金属の酸化物を含有して形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の有機発電素子。
  3. 無機物の層が、14族の元素のみからなることを特徴とする請求項1に記載の有機発電素子。
  4. 照射光強度100mW/cm以下の低光照射領域の、有機太陽電池あるいは有機フォトディテクタとして用いられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の有機発電素子。
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