JP2007034968A - 自動販売機 - Google Patents

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祐樹 柳澤
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【課題】 自動販売機本体または外扉の所定部分を効率的に融雪、解凍することができるとともに消費電力をおさえることができる自動販売機設置を提供する。
【解決手段】 前面を開口した自動販売機本体10と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉20と、自動販売機本体の前面開口縁を加熱する解凍用ヒータ14とを備えた自動販売機において、外気温度を検出する温度検出器41と、温度検出器41によって検出された温度が所定温度以下になったときに解凍用ヒータ14を起動させる第2制御部40とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動販売機本体の前面開口縁の凍結をヒータによって解凍する自動販売機に関するものである。
従来、この種の自動販売機として、解凍モードの制御部がデイライトセンサにより光入射口を通した設置場所の照度を測定・記憶した後、センサ用ヒータを所定時間オンにして光入射口を加熱し、再度光入射口を通した照度を測定・記憶し加熱前後の照度差が所定の値以上の場合に、スイッチ用ヒータを駆動して商品選択スイッチに付着した雪を溶かすようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開平6−295373号公報
しかしながら、従来の自動販売機では、自動販売機本体が部分的に積雪、凍結している場合、すなわち光入射口に雪、氷が付着していないが商品選択スイッチに雪、氷が付着しているときは、センサ用ヒータに加熱前後に照度差が生じないため、スイッチ用ヒータが加熱されることはなく、商品選択スイッチに付着した雪を溶かすことができなかった。
また、商品選択スイッチに雪が付着しているか否かに拘わらず、定期的にセンサ用ヒータを加熱して光入射口を通した照度を測定・記憶しているので、融雪、解凍するために必要な消費電力が増加するという問題点もあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、自動販売機本体または外扉の所定部分を効率的に融雪、解凍することができるとともに、消費電力の増加を防ぐことができる自動販売機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、自動販売機本体または外扉の所定部分を加熱するヒータとを備えた自動販売機において、外気温度を検出する温度センサと、温度センサによって検出された温度が所定温度以下になったときにヒータを起動させる制御手段とを備えた自動販売機を提案する。
本発明によれば、例えば外気温度を検出する温度センサによって検出された温度が所定温度以下になったときにヒータを起動させることから、融雪、解凍の必要がない温度でヒータを駆動することがない。
また、本発明は前記目的を達成するために、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、自動販売機本体または外扉の所定部分を加熱するヒータとを備えた自動販売機において、所定のヒータ起動用信号に基づいてヒータを起動させ、所定のヒータ停止用信号に基づいてヒータを停止させる制御手段を備えた自動販売機を提案する。
本発明によれば、例えば予め設定された時刻に所定の信号を出力するタイマ装置に設定されたヒータ起動の時刻になったときにヒータを起動させ、タイマ装置に設定されたヒータ停止の時刻になったときにヒータを停止させることから、融雪、解凍の必要がない時刻にヒータを駆動することがない。
また、本発明は前記目的を達成するために、前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、自動販売機本体または外扉の所定部分を加熱するヒータとを備えた自動販売機において、所定の操作部に対する操作を検知し、所定のヒータ起動用操作を検知したときにヒータを起動させる制御手段を備えた自動販売機を提案する。
本発明によれば、例えば所定の操作部に対してヒータ起動用操作を検知したときにヒータを起動させることから、融雪、解凍の必要がないときにヒータを駆動することがない。
本発明によれば、自動販売機本体又は外扉の所定部分が凍結することなく、自動販売機本体又は外扉の所定部分を効率的に融雪、解凍することができるとともに、融雪、解凍の必要がないときにヒータを駆動することがないので、無用にヒータを駆動することがなく、自動販売機の消費電力の増加を防ぐことができる。
図1乃至図4は本発明の第1実施形態を示すもので、図1は本発明の第1実施形態における自動販売機の斜視図、図2は自動販売機の外扉を開いた状態を示す斜視図、図3は自動販売機の制御系構成を示すブロック図、図4は自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャートである。
まず、図1及び図2を参照して自動販売機の構造を説明する。
図1に示すように、自動販売機本体10の前面には外扉20が開閉自在に設けられており、外扉20の表面上部には化粧パネル21が設けられている。この化粧パネル21の内部には多数の商品サンプル21aと商品名や商品メーカ名等の広告21cが展示されており、化粧パネル21の前面には各商品サンプル21aに対応した商品選択ボタン21bがそれぞれ配置されている。
また、外扉20の前面中央には、ロック操作レバー22、硬貨投入口23、返却レバー24、金額表示部25、紙幣投入口26が設けられている。
ロック操作レバー22は外扉20内に設けられたロック機構(図示せず)を動作させるためのもので、専用キーによって解錠可能になっている。
また、外扉20の前面下部には、硬貨返却口27、商品取出口28が設けられており、商品取出口28には、手動により開放可能な開閉扉28aが設けられている。
図2に示すように、自動販売機本体10の内部には上下に商品収納庫11と機械室12とを有し、この商品収納庫11内には左右方向に商品収納ラック13を4台並設している。また、自動販売機本体10の前面開口縁には隙間から振り込んだ雪等による自動販売機本体10と外扉20との凍結を防ぐ解凍用ヒータ14が設けられている。なお、解凍用ヒータ14は外扉20側に設けるようにしてもよいし、また自動販売機本体10の前面開口縁に設ける場合に限定されず、これに代えて又はこれとともに、自動販売機本体10または外扉20の所定部分、例えばロック操作レバー22、コイン投入口23、返却レバー24、紙幣投入口26、硬貨返却口27、商品取出口28等の周辺に解凍用ヒータを設けるようにしてもよい。さらに、商品収納庫3の前面は断熱性の内扉15によって開閉するようになっており、内扉15の下部には商品が通過可能な孔15aが設けられている。
次に、図3を参照して図1及び図2に示した自動販売機の制御系構成について説明する。
第1制御部30は商品の温調及び搬出を主として制御するためのもので、第2制御部40は解凍用ヒータ14を主として制御するためのものである。第1制御部30と第2制御部40はそれぞれCPU及びRAM、ROM等のメモリを備えたコンピュータからなり、制御において必要なデータの交換を相互に行うことができる。なお、第1制御部30と第2制御部40は一台のコンピュータで構成してもよい。
第1制御部30には、硬貨処理機31、紙幣識別機32、搬出駆動部33、圧縮機駆動部34、ヒータ駆動部35、温調設定器36が接続されている。
硬貨処理機31と紙幣識別機32は外扉20内に配置されていて、硬貨処理機31は硬貨投入口23を通じて投じられた硬貨の真偽識別と計数と貯蔵を行い、投入硬貨の金額に関するデータを第1制御部30に出力する。紙幣識別器32は紙幣投入口26を通じて投入された紙幣の真偽識別と貯蔵を行い、投入紙幣の金額に関するデータを第1制御部30に出力する。第1制御部30は、硬貨処理機31又は紙幣識別機32から出力された金額に関するデータを演算して金額表示部25に表示するとともに、当該金額で購入可能な商品の商品選択ボタン21bのランプを点灯させる。
搬出駆動部33は、各商品収納ラック13に設けられ、商品を落下搬出するための商品搬出機構37の動作を制御するためのものである。第1制御部30は点灯状態の商品選択ボタン21bが操作されることによって商品選択ボタン21bに対応する搬出駆動部33に制御信号を送出し、搬出駆動部33は所定の商品搬出機構37を動作させて所期の商品搬出を行う。
圧縮機駆動部34は、冷凍機を構成する圧縮機38の動作、詳しくは圧縮機38を駆動するためのモータの運転を制御するためのもので、第1制御部30からの制御信号に基づいて所期の圧縮機駆動を行う。
ヒータ駆動部35は、冷凍機を構成する複数のヒータ39への通電を制御するためのもので、第1制御部30からの制御信号に基づいて所期のヒータ39への通電を行う。
温調設定器36は、冷却と加温等の複数のモードから何れか1つを選択するためのもので、モード選択用の押しボタンスイッチ等を備え、選択されたモードに関するデータを第1制御部30に出力する。
第2制御部40には、温度検出器41とヒータ駆動部42が接続されている。
温度検出器41は、自動販売機本体10の解凍用ヒータ14の近傍に設けられ、自動販売機の外気温度を検出するためのもので、温度センサとA/D変換回路等からなり、検出した温度に関するデータを第2制御部40に出力する。
ヒータ駆動部42は、解凍用ヒータ14への通電を制御するためのもので、第2制御部40からの制御信号に基づいて解凍用ヒータ14への通電を行う。
次に、図4を参照して第1実施形態における解凍用ヒータ14の制御について説明する。
第2制御部40は、温度検出器41から出力される自動販売機の外気温度を取得し(S11)、所定温度、例えばマイナス15℃以下であるか否かを判定する(S12)。なお、所定温度は予め第2制御部40のメモリ等に記憶され、随時変更することができる。
この判定の結果、外気温度が所定温度より大きいときは、所定温度以下となるまで前記S11及びS12の処理を繰り返す。外気温が所定温度以下のとき、第2制御部40は、ヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させる(S13)。
次いで第2制御部40は、温度検出器41から出力される自動販売機の外気温度を取得し(S14)、所定温度、例えばマイナス15℃より大きいか否かを判定する(S15)。なお、S15の処理における所定温度はS12の処理における所定温度と異なる温度であってもよい。
この判定の結果、外気温度が所定温度以下のときは、所定温度より大きくなるまで前記S14及びS15の処理を繰り返す。外気温度が所定温度より大きいとき、第2制御部40は、ヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させた後(S16)、再度S11〜S16の処理を繰り返す。なお、S13の処理後、S14及びS15の処理を行わず所定時間経過後にS16の処理を行い、解凍用ヒータ14を停止させるようにしてもよい。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、温度検出器41によって検出された温度が所定温度以下になったときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させ、温度検出器41によって検出された温度が所定温度より大きくなったときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させるようにしたので、外気温度が自動販売機本体10の前面開口縁の凍結する温度以下になったときに解凍用ヒータ14を起動させることにより、自動販売機本体10と外扉20とが凍結することなく、自動販売機本体10の前面開口縁を効率的に融雪、解凍することができるとともに、外部の気温が自動販売機本体10の可動部が凍結する温度よりも大きいときに解凍用ヒータ14を停止させることにより、無用に解凍用ヒータ14を駆動することがなく、自動販売機の消費電力の増加を防ぐことができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図5は本発明の第2実施形態における自動販売機の制御系構成を示すブロック図、図6は自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャートである。これらの図において、前述した第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
第2実施形態では、所定時刻に解凍用ヒータ14を起動し、又は停止するようにしている。
すなわち、図5に示すように、温度検出器41に代えてタイマ装置43が自動販売機本体10内に設けらている。タイマ装置43には解凍用ヒータ14の起動時刻と停止時刻が予め設定されており、設定された時刻に解凍用ヒータ起動又は解凍用ヒータ停止の信号を第2制御部40に出力する。なお、タイマ装置43はカレンダー機能も備えており、年月日や期間、例えば11〜3月の所定時刻に制御信号を出力するように設定することができ、設定は随時変更することができる。
また、図6に示すように、第2制御部40は、タイマ装置43から解凍用ヒータ起動の信号を取得したか否かを判定する(S21)。
この判定の結果、解凍用ヒータ起動の信号を取得していないときは、取得するまで前記S21の処理を繰り返す。解凍用ヒータ起動の信号を取得したとき、すなわち設定時刻に達したときに、第2制御部40はヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させる(S22)。
次いで第2制御部40は、タイマ装置43から解凍用ヒータ停止の信号を取得したか否かを判定する(S23)。
この判定の結果、解凍用ヒータ停止の信号を取得していないときは、取得するまで前記S23の処理を繰り返す。解凍用ヒータ停止の信号を取得したとき、すなわち設定時刻に達したときに、第2制御部40はヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させた後(S24)、再度S21〜S24の処理を繰り返す。なお、S22の処理後、S23の処理を行わず所定時間経過後にS24の処理を行い、解凍用ヒータ14を停止させるようにしてもよい。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、タイマ装置43に設定された解凍用ヒータ起動の設定時刻になったときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させ、タイマ装置43に設定された解凍用ヒータ起動の設定時刻になったときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させるようにしたので、例えば外部の気温が低下し自動販売機本体10の可動部が凍結しやすい深夜に解凍用ヒータ14を起動させることにより、自動販売機本体10と外扉20とが凍結することなく、自動販売機本体10の前面開口縁を効率的に融雪、解凍することができるとともに、外部の気温が上昇して自動販売機本体10の前面開口縁が解凍しやすい明け方に解凍用ヒータ14を停止させることにより、無用に解凍用ヒータ14を駆動することがなく、自動販売機の消費電力の増加を防ぐことができる。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図7は本発明の第3実施形態における自動販売機の制御系構成を示すブロック図、図8は自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャートである。これらの図において、前述した第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
第3実施形態では、外部からの指示によって解凍用ヒータ14を起動し、又は停止するようにしている。
すなわち、図7に示すように、温度検出器41に代えてモデム44と通信アンテナ45が自動販売機本体10内に設けられている。モデム44は、通信アンテナ45を利用して外部端末等との間で無線によりデータ通信を行うためのもので、外部端末等から解凍用ヒータ起動又は解凍用ヒータ停止に関する信号を受信して第2制御部40に出力する。なお、通信アンテナ45に代えて通信回線を利用して有線によりデータ通信を行うようにしてもよい。また、電話回線の信号を変換する場合に限定されず、モデム44に代えてDSU(Digital Service Unit)等の通信機器を用いるようにしてもよい。
また、図8に示すように、第2制御部40は、モデム44から解凍用ヒータ起動の信号を取得したか否かを判定する(S31)。
この判定の結果、解凍用ヒータ起動の信号を取得していないときは、取得するまで前記S31の処理を繰り返す。解凍用ヒータ起動の信号を取得したとき、すなわち外部端末等から解凍用ヒータ起動の指示があったときに、第2制御部40はヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させる(S32)。
次いで第2制御部40は、モデム44から解凍用ヒータ停止の信号を取得したか否かを判定する(S33)。
この判定の結果、解凍用ヒータ停止の信号を取得していないときは、取得するまで前記S33の処理を繰り返す。解凍用ヒータ停止の信号を取得したとき、すなわち外部端末等から解凍用ヒータ起動の指示があったときに、第2制御部40はヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させた後(S34)、再度S31〜S34の処理を繰り返す。なお、S32の処理後、S33の処理を行わず所定時間経過後にS34の処理を行い、解凍用ヒータ14を停止させるようにしてもよい。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、モデム33が外部端末等から解凍用ヒータ起動のデータを受信したときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させ、モデム33が外部端末等から解凍用ヒータ停止のデータを受信したときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させるようにしたので、例えば外扉20を開け商品の補充等を行う作業員が自動販売機を操作する時間帯の前に解凍用ヒータ14を起動させることにより、自動販売機本体10と外扉20とが凍結することなく、自動販売機本体10の前面開口縁を効率的に融雪、解凍することができるとともに、作業員が自動販売機の操作を終了する時間帯の後に解凍用ヒータ14を停止させることにより、無用に解凍用ヒータ14を駆動することがなく、自動販売機の消費電力の増加を防ぐことができる。
次に、本発明の第4実施形態を説明する。
図9は本発明の第4実施形態における自動販売機の制御系構成を示すブロック図、図10は自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャートである。これらの図において、前述した第1実施形態と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。
第4実施形態では、自動販売機の所定の操作部に対する操作によって解凍用ヒータ14を起動し、又は停止するようにしている。
すなわち、図9に示すように、外扉20に設けられている商品選択ボタン21bと返却レバー24に対して作業員が所定の操作を行い、商品選択ボタン21b又は返却レバー24から操作内容に関する信号が第2制御部40に出力される。
また、図10に示すように、第2制御部40は、商品選択ボタン21b又は返却レバー24から操作内容に関する信号を検知し(S41)、所定の操作内容、例えば返却レバー24が所定時間以上押されたか否かを判定する(S42)。なお、所定の操作内容は予め第2制御部40のメモリ等に記憶され、随時変更することができる。
この判定の結果、所定の操作内容に関する信号を検知していないときは、検知するまで前記S41及びS42の処理を繰り返す。所定の操作内容に関する信号を取得したとき、すなわち作業員から返却レバー24に対し解凍用ヒータ起動の操作があったときに、第2制御部40はヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させる(S43)。
次いで第2制御部40は、商品選択ボタン21b又は返却レバー24から所定の操作内容に関する信号を検知し(S44)、所定の操作内容、例えば所定の組み合わせの複数の商品選択ボタン21bが押されたか否かを判定する(S45)。なお、S45の処理における所定の操作内容はS42の処理における所定の操作内容と同じであってもよい。
この判定の結果、所定の操作内容に関する信号を検知していないときは、検知するまで前記S44及びS45の処理を繰り返す。所定の操作内容に関する信号を検知したとき、すなわち作業員から商品選択ボタン21bに対し解凍用ヒータ停止の操作があったときに、第2制御部40はヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させた後(S46)、再度S41〜S46の処理を繰り返す。なお、S43の処理後、S44及びS45の処理を行わず所定時間経過後にS46の処理を行い、解凍用ヒータ14を停止させるようにしてもよい。
このように、本実施形態の自動販売機によれば、外扉20に設けられている商品選択ボタン21b又は返却レバー24に対して作業員から解凍用ヒータ起動の操作があったときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を起動させ、商品選択ボタン21b又は返却レバー24に対して作業員から解凍用ヒータ停止の操作があったときにヒータ駆動部42を介して解凍用ヒータ14を停止させるようにしたので、例えば作業員が自動販売機を操作する前に解凍用ヒータ14を起動させることにより、自動販売機本体10と外扉20とが凍結することなく、自動販売機本体10の前面開口縁を効率的に融雪、解凍することができるとともに、操作員が自動販売機を操作を終了した後に解凍用ヒータ14を停止させることにより、無用に解凍用ヒータ14を駆動させることがなく、自動販売機の消費電力の増加を防ぐことができる。
なお、本発明の構成は、前記各実施形態の構成を組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。
また、本発明の構成は、前記各実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
本発明の第1実施形態における自動販売機の斜視図 自動販売機の外扉を開いた状態を示す斜視図 自動販売機の制御系構成を示すブロック図 自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャート 本発明の第2実施形態における自動販売機の制御系構成を示すブロック図 自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャート 本発明の第3実施形態における自動販売機の制御系構成を示すブロック図 自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャート 本発明の第4実施形態における自動販売機の制御系構成を示すブロック図 自動販売機の解凍用ヒータの制御を示すフローチャート
符号の説明
10…自動販売機本体、14…解凍用ヒータ、20…外扉、21b…商品選択ボタン、24…返却レバー、40…第2制御部、41…温度検出器、42…ヒータ駆動部、43…タイマ装置、44…モデム、45…通信用アンテナ。

Claims (9)

  1. 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、自動販売機本体または外扉の所定部分を加熱するヒータとを備えた自動販売機において、
    外気温度を検出する温度センサと、
    温度センサによって検出された温度が所定温度以下になったときにヒータを起動させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記制御手段を温度センサによって検出された温度が所定温度より大きくなったときにヒータを停止させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、自動販売機本体または外扉の所定部分を加熱するヒータとを備えた自動販売機において、
    所定のヒータ起動用信号に基づいてヒータを起動させ、所定のヒータ停止用信号に基づいてヒータを停止させる制御手段を備えた
    ことを特徴とする自動販売機。
  4. 予め設定された時刻に所定の信号を出力するタイマ装置を備え、
    前記制御手段をタイマ装置から出力された所定のヒータ起動用信号によってヒータを起動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動販売機。
  5. 前記制御手段をタイマ装置から出力された所定のヒータ停止用信号によってヒータを停止させるように構成した
    ことを特徴とする請求項4に記載の自動販売機。
  6. 外部から所定の信号を受信する通信装置を備え、
    前記制御手段を通信装置が受信した所定のヒータ起動用信号によってヒータを起動させるように構成した
    ことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の自動販売機。
  7. 前記制御手段を通信装置が受信した所定のヒータ停止用信号によってヒータを停止させるように構成した
    ことを特徴とする請求項6に記載の自動販売機。
  8. 前面を開口した自動販売機本体と、自動販売機本体の前面を開閉する外扉と、自動販売機本体または外扉の所定部分を加熱するヒータとを備えた自動販売機において、
    所定の操作部に対する操作を検知し、所定のヒータ起動用操作を検知したときにヒータを起動させる制御手段を備えた
    ことを特徴とする自動販売機。
  9. 前記制御手段を所定のヒータ停止用操作を検知したときにヒータを停止させるように構成した
    ことを特徴とする請求項8の何れかに記載の自動販売機。
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