JP4074567B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、冷蔵庫本体の周囲の照度を検出する照度検出手段を備え、この照度検出手段にて検出された照度により節電運転を行なう冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫には、光センサにより周囲の明るさを検出し、暗い場合に冷却制御の設定温度を上昇させて節電運転を行うもの(特開2001−99536号公報:特許文献1参照)や、上記光センサが検出した照度を記憶し、この記憶された値から節電運転を開始・終了する照度を演算するもの(特開2002−107025号公報:特許文献2参照)がある。
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、上記光センサが、冷蔵庫の前面中央に設けられた操作パネルに、配置されているため、この操作パネルの操作中や冷蔵庫の扉を開けたときや冷蔵庫の前に人が立った場合等は、検出した照度と実際の照度に差がでるため、周囲の照度に応じた節電運転ができない場合がある。さらに、上記扉に上記光センサが配設されると、上記扉に貼られたメモ等で上記光センサが覆われることもあるため、周囲の照度を検出できない場合がある。すなわち、周囲の照度を適切に検出することができず、効果的・効率的な節電運転を実施できなかった。
なお、上記従来の冷蔵庫には、さらにその他、以下の問題点がある。
上記扉が開いて、冷蔵庫内部の庫内灯が点灯している間も、上記光センサによる照度を検知して記憶するため、冷蔵庫内部等の明るさを含んだ照度を検出し、実際の周囲の照度とは異なった明るさを記憶し、その記憶した値で演算した節電運転を行う照度は、実際の照度より明るくなってしまうという問題があった。また、節電運転中も扉が開いている場合は、冷蔵庫内部等の明るさを含んだ照度で判断するため、周囲が暗いのにもかかわらず節電運転が解除されてしまうことがあった。
また、停電や清掃等で冷蔵庫の電源がOFFした場合は、記憶された節電運転を行う照度がクリアされてしまうため、その後電源をONした後は、上記光センサが照度を検出する所定期間(数日間)は節電運転ができなくなる。
特開2001−99536号公報 特開2002−107025号公報
そこで、この発明の課題は、周囲の照度を適切に検出して、効果的・効率的な節電運転を実施できる冷蔵庫を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の冷蔵庫は、
冷蔵庫本体と、
この冷蔵庫本体の周囲の照度を検出する照度検出手段と、
この照度検出手段にて検出された照度が所定の照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体を節電状態に制御する節電制御手段と
上記冷蔵庫本体の内部に配置されて上記冷蔵庫本体の扉の開状態にて点灯する庫内灯と、
上記扉が開けられて上記庫内灯が点灯しているときに上記照度検出手段による照度の検出を停止するように制御する照度検出制御手段と
を備え、
上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置され
上記照度検出制御手段は、上記節電制御手段による節電運転中に上記扉が開けられた場合、上記照度検出手段による照度の検出を停止して、上記庫内灯の照度にて節電運転が解除することを防止することを特徴としている。
ここで、この明細書では、上記冷蔵庫本体は、箱体とこの箱体に取り付けられた扉とを備え、さらに、圧縮機と蒸発器と凝縮器等からなる冷凍サイクル手段や、冷気循環用ファンモータや冷蔵庫本体内部の温度を補償したり結露や凍結を防止するためのヒータ等の、節電の対象となるものを有する。上記照度検出手段としては、例えば、光センサ等を用いる。上記節電制御手段としては、例えば、マイクロコンピュータ等を用いる。上記冷蔵庫本体の節電とは、例えば、上記冷蔵庫本体の内部の冷却温度を通常の設定温度より高く設定したり、圧縮機の回転数を低下させたり、ヒータの通電率を低下させたりすることをいう。上記所定の照度レベルとしては、節電制御を開始する開始の照度レベルと、節電制御を終了する終了の照度レベルとの、二種類に分けて設定してもよく、通常運転中で、検出された照度が上記開始の照度レベルよりも小さいときに、節電制御を開始し、節電運転中で、検出された照度が上記終了の照度レベルよりも大きいときに節電制御を終了する。このとき、上記開始の照度レベルは、上記終了の照度レベルよりも小さくなる。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置されているので、上記冷蔵庫本体の前面に設けられた操作パネルの操作中や、上記冷蔵庫本体の扉を開けているときや、冷蔵庫の前に人が立った場合や、上記扉に貼られたメモ等により、照度変化の影響を受けず、周囲の照度を正確に検出することができる。すなわち、周囲の照度を適切に検出して、効果的・効率的な節電運転を実施できる。
なお、上記照度検出手段を、上記冷蔵庫本体の上記箱体の上壁前面に配置することで、上記冷蔵庫本体の上記扉に配置するのに比べて、周囲の照度を一層正確に検出することができる。
ここで、この明細書では、上記照度検出制御手段としては、例えば、マイクロコンピュータ等を用いる。
また、上記照度検出制御手段は、上記扉が開けられて上記庫内灯が点灯しているときに、上記照度検出手段による照度の検出を停止するように制御するので、上記庫内灯が点灯している間は、上記照度検出手段による照度検知を行わない。したがって、上記庫内灯等の明るさを含んだ照度を検出することがなく、実際の周囲の照度を検出できるので、周囲の明るさに応じた節電運転を確実に行うことができる。また、節電運転中に上記扉をあけても、上記庫内灯の照度にて節電運転が解除することを防止できる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、
冷蔵庫本体と、
この冷蔵庫本体の周囲の照度を検出する照度検出手段と、
この照度検出手段にて検出された照度が所定の照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体を節電状態に制御する節電制御手段と、
上記冷蔵庫本体の内部に配置されて上記冷蔵庫本体の扉の開状態にて点灯する庫内灯と、
上記扉が開けられて上記庫内灯が点灯しているときに上記照度検出手段による照度の検出を停止するように制御する照度検出制御手段と、
上記照度検出手段にて検出された照度を上記冷蔵庫本体への電力供給後から所定期間記憶する記憶手段と、
この記憶手段にて記憶された照度データに基づいて上記所定の照度レベルを設定する照度レベル設定手段と
を備え
上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置され、
上記照度検出制御手段は、上記節電制御手段による節電運転中に上記扉が開けられた場合、上記照度検出手段による照度の検出を停止して、上記庫内灯の照度にて節電運転が解除することを防止する。
ここで、この明細書では、上記照度検出制御手段、上記記憶手段および上記照度レベル設定手段としては、例えば、マイクロコンピュータ等を用いる。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置されているので、上記冷蔵庫本体の前面に設けられた操作パネルの操作中や、上記冷蔵庫本体の扉を開けているときや、冷蔵庫の前に人が立った場合や、上記扉に貼られたメモ等により、照度変化の影響を受けず、周囲の照度を正確に検出することができる。すなわち、周囲の照度を適切に検出して、効果的・効率的な節電運転を実施できる。また、上記照度検出制御手段は、上記扉が開けられて上記庫内灯が点灯しているときに、上記照度検出手段による照度の検出を停止するように制御するので、上記庫内灯が点灯している間は、上記照度検出手段による照度検知を行わない。このように、上記庫内灯等の明るさを含んだ照度を検出することがなく、実際の周囲の照度を検出するので、上記記憶手段および上記照度レベル設定手段により、上記所定の照度レベルを、冷蔵庫の設置状況に応じて、自動的に適切なレベルに設定できる。したがって、冷蔵庫が設置されている周囲の明るさに応じた節電運転を確実に行うことができる。また、節電運転中に上記扉をあけても、上記庫内灯の照度にて節電運転が解除することを防止できる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記所定の照度レベルを記憶するEEPROMを備える。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、EEPROMを備えているので、停電や清掃等で冷蔵庫の電源がOFFした場合でも、節電運転を行う上記所定の照度レベルがクリアされてしまうことがなく、その後、電源をONした後でもすぐに上記照度検出手段による節電運転が可能となる。
また、一実施形態の冷蔵庫では、上記冷蔵庫本体の外部に設けられた操作スイッチを備え、
上記節電制御手段は、この操作スイッチの操作に基づいて、上記冷蔵庫本体の制御を行なう。
この一実施形態の冷蔵庫によれば、上記節電制御手段は、上記操作スイッチの操作に基づいて、上記冷蔵庫本体の制御を行なうので、例えば、上記操作スイッチを押して、節電モードを入力したときのみ、上記節電制御手段による節電制御を行うようにすることができ、使用者の使用状態・好み等により節電制御を行え、使い勝手が良くなる。
この発明の冷蔵庫によれば、上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置されているので、人為的な照度変化の影響を受けず、周囲の照度を正確に検出して、効果的・効率的な節電運転を実施できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の冷蔵庫の第1の実施形態を示す正面図である。この冷蔵庫は、冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は、箱体15とこの箱体15に取り付けられた扉7,8,9とを有する。この冷蔵庫本体1は、上方に冷蔵室3を有すると共にこの冷蔵室3の下に冷凍室4、野菜室5を左右に有する。上記冷蔵室3と、上記冷凍室4および上記野菜室5とは、断熱仕切り部14により仕切られている。また、上記各室3,4,5には、それぞれ、前面に枢支された冷蔵室扉7、冷凍室扉8、野菜室扉9により開閉可能である。そして、上記各室3,4,5は、上記冷蔵庫本体1の背面側に設けられた圧縮機、蒸発器、凝縮器が順次接続してなされる冷凍サイクル及び冷気循環用ファンモータ(共に図示省略)によって、冷却されるようになっている。
また、上記断熱仕切り部14には、バックライト10、液晶表示11、操作スイッチ12を有する操作パネル2が設けられている。この操作パネル2により、節電モード設定、庫内の温度設定、冷蔵庫の制御モード設定(例えば自動製氷動作、急速冷凍動作、急速製氷動作)等を行うことができる。さらに、この操作パネル2には、現在の冷蔵庫の庫内温度表示や上記各制御モード設定状態を表示する。また、冷蔵庫本体1の上部前面には、光センサ(照度検出手段)6及び冷蔵室扉7の開閉を検知するドアスイッチ13が設けられている。なお、この実施形態では、上記光センサ6を、上記箱体15の上壁前面の中央に配置しているが、上部であれば、中央部でなくてもよく、また、上記扉7に配置してもよい。
したがって、上記光センサ6が、上記冷蔵庫本体1の上部前面に配置されているので、上記操作パネル2の操作中や、上記扉7,8,9を開けているときや、冷蔵庫の前に人が立った場合等でも陰にならず、また、上記扉7,8,9に貼られたメモ等により、光センサー6が隠されることはない。
図2は、この発明の冷蔵庫の電気回路概略図を示す。なお、図2では、図1の構成部材と同一のものには同一の符号を付している。
上記冷蔵庫本体1内部に設けられた本体マイコン(マイクロコンピュータ)20には、庫内を冷却するための圧縮機及び冷気循環用ファンモータ(共に図示省略)等を制御する冷却制御回路21、上記光センサ6、電源がOFFしても内部のデータを保持し電気的に書き込み・読み出しが可能な記憶素子であるEEPROM22、上記冷蔵室3内に配置されて上記冷蔵室扉7の開状態にて点灯する庫内灯23、および、上記冷蔵室扉7の開閉を検知するドアスイッチ13が接続されている。
また、上記操作パネル2内部に設けられた操作マイコン25には、バックライト10、液晶表示11、操作スイッチ12が接続されている。また、上記本体マイコン20と上記操作マイコン25とは、通信回路24により接続されていて、それぞれの制御データ(例えば、節電モード設定・庫内の温度設定・庫内温度・節電運転中等の制御モード情報等)を相互に通信している。
上記構成の冷蔵庫によれば、上記本体マイコン20が、上記光センサ6にて検出された照度が所定の照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体1を節電状態に制御する節電制御手段を備える。したがって、上記光センサ6が人為的な照度変化の影響を受けず、周囲の照度を正確に検出することができるので、周囲の照度を適切に検出して、効果的・効率的な節電運転を実施できる。
(第2の実施形態)
図3は、この発明の冷蔵庫の第2の実施形態を示す制御フローチャートを示す。上記ドアスイッチ13により上記冷蔵室扉7の開閉状態を検知し(S101)、上記扉7が開状態であれば、上記庫内灯23を点灯し(S102)、再度、上記扉7の開閉状態を検知する(S101)。一方、上記扉7が閉状態であると検知した場合は、上記庫内灯23を消灯し(S103)、上記光センサー6によって現在の照度Lを検知する(S104)。このように、上記庫内灯23が消灯しているときのみ、上記光センサー6により照度検知を行うので、上記庫内灯23の光の影響は受けない。
次に、現在節電制御中であるかどうかを判断し(S105)、節電制御中でなく通常制御中であれば、現在の照度Lと節電制御を開始する照度レベルL0とを比較し(S107)、現在の照度Lが節電制御を開始する照度レベルL0より小さい(暗い)場合は、節電制御を開始する(S108)。逆に、現在の照度Lが節電制御を開始する照度レベルL0より大きい(明るい)場合は、通常制御を継続する(S109)。
一方、現在、節電制御中であれば、現在の照度Lと節電制御を終了する照度レベルL1とを比較し(S106)、現在の照度Lが節電制御を終了する照度レベルL1(L1>L0)より大きい(明るい)場合は、節電制御を終了し通常制御を行う(S109)。逆に、現在の照度Lが節電制御を終了する照度レベルL1より小さい(暗い)場合は、節電制御を継続する(S108)。
なお、ここでの節電制御は、上記操作パネル2で設定された冷蔵庫庫内の冷却温度設定を上昇させる等により消費電力の削減を行うものである。
上記構成の冷蔵庫によれば、上記本体マイコン20が、上記光センサ6にて検出された照度が上記照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体1を節電状態に制御する節電制御手段と、上記扉7が開けられて上記庫内灯23が点灯しているときに上記光センサ6による照度の検出を停止するように制御する照度検出制御手段とを備える。したがって、上記庫内灯23の明るさを含んだ照度を検出することがなく、実際の周囲の照度を検出できるため、周囲の明るさに応じた節電運転を確実に行うことができる。
(第3の実施形態)
図4は、この発明の冷蔵庫の第3の実施形態を示す制御フローチャートを示す。上記ドアスイッチ13により上記冷蔵室扉7の開閉状態を検知し(S401)、上記扉7が閉状態であれば、上記庫内灯23を消灯し(S402)、上記光センサ6によって照度を検知しその検知データを本体マイコン20に記憶する(S403)。一方、上記扉7が開状態であると検知した場合は、上記庫内灯23を点灯する(S404)のみで、上記照度検知・記憶はされない。
その後、所定の期間の照度が記憶されたかどうかを判断する(S405)。例えば、冷蔵庫が設置されてから3日間あるいは1週間分の照度データが記憶されたかどうかを判断するのである。所定の期間の照度が記憶されていない場合は、節電制御を行う照度レベルが設定できないため通常制御を行う(S406)。一方、所定の期間の照度が記憶されていれば、節電制御を行う照度レベルを設定する(S407)。この節電制御を行う照度レベルは、所定の期間の照度データに基づいて算出し、通常制御中に周囲の照度が暗くなってきた時に節電制御を開始する照度レベルL0および節電制御中に周囲の照度が明るくなってきた時に節電制御を終了する照度レベルL1(L1>L0)を設定する。ここで設定した照度レベルL0,L1により節電制御を行う。
そして、上記照度レベルL0,L1が設定されると、再度、上記冷蔵室扉7の開閉状態を検知し(S408)、上記扉7が閉状態であれば、上記庫内灯23を消灯し(S409)、光センサ6によって現在の照度Lを検知する(S410)。一方、上記扉7が開状態であると検知した場合は、上記庫内灯23を点灯する(S411)のみで、上記照度検知はされない。
その後、現在節電制御中であるかどうかを判断し(S412)、節電制御中であれば、現在の照度Lと節電制御を終了する照度レベルL1とを比較し(S413)、現在の照度Lが節電制御を終了する照度レベルL1より大きい(明るい)場合は、節電制御を終了し通常制御を行う(S416)。逆に、現在の照度Lが節電制御を終了する照度レベルL1より小さい(暗い)場合は、節電制御を継続する(S415)。
一方、現在、節電制御中でなく通常制御中であれば、現在の照度Lと節電制御を開始する照度レベルL0とを比較し(S414)、現在の照度Lが節電制御を開始する照度レベルL0より小さい(暗い)場合は、節電制御を開始する(S415)。逆に、現在の照度Lが節電制御を開始する照度レベルL0より大きい(明るい)場合は、通常制御を継続する(S416)。
なお、ここでの節電制御は、上記操作パネル2で設定された冷蔵庫庫内の冷却温度設定を上昇させる等により消費電力の削減を行うものである。
上記構成の冷蔵庫によれば、上記本体マイコン20が、上記光センサ6にて検出された照度を上記冷蔵庫本体1への電力供給後から所定期間記憶する記憶手段と、この記憶手段にて記憶された照度データに基づいて上記冷蔵庫本体1の周囲の照度が低いと判定するための所定の照度レベルを設定する照度レベル設定手段と、上記光センサ6にて検出された照度が上記所定の照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体1を節電状態に制御する節電制御手段と、上記扉7が開けられて上記庫内灯23が点灯しているときに上記光センサ6による照度の検出を停止するように制御する照度検出制御手段とを備える。したがって、上記庫内灯23の明るさを含んだ照度を検出することがなく、実際の周囲の照度を検出できるため、周囲の明るさに応じた節電運転を確実に行うことができる。
(第4の実施形態)
図5は、この発明の冷蔵庫の第4の実施形態を示す制御フローチャートを示す。上記EEPROM22に節電制御を開始する照度レベルL0および節電制御を終了する照度レベルL1が記憶されているかどうかを判断し(S501)、記憶されていない場合は、上記光センサ6によって照度を検知しその検知データを上記本体マイコン20に記憶し(S502)、その後、所定の期間の照度が記憶されたかどうかを判断する(S503)。例えば、冷蔵庫が設置されてから3日間あるいは1週間分の照度データが記憶されたかどうかを判断するのである。
そして、所定の期間の照度が記憶されていない場合は、節電制御を行う照度レベルが設定できないため、通常制御を行う(S504)。一方、所定の期間の照度が記憶されていれば、節電制御を行う照度レベルを設定する(S506)。この節電制御を行う照度レベルは、所定の期間の照度データに基づいて算出し、通常制御中に周囲の照度が暗くなってきた時に節電制御を開始する照度レベルL0および節電制御中に周囲の照度が明るくなってきた時に節電制御を終了する照度レベルL1(L1>L0)を設定し、照度レベルL0,L1をEEPROM22に記憶する(S506)。ここで、EEPROM22に記憶した照度レベルL0,L1は、冷蔵庫の電源をOFFしても消去されずに記憶される。
一方、EEPROM22に照度レベルL0,L1が記憶されていると判断した(S501)場合は、所定期間の照度データ記憶と照度レベルL0、L1の算出をスキップする。
ここで、一度照度レベルL0,L1をEEPROM22に記憶すれば(S506)、その後、冷蔵庫の電源をOFFしても、EEPROM22に照度レベルL0,L1が記憶されていると判断される(S501)ことになる。
そして、照度レベルL0,L1が設定された後、上記光センサ6によって現在の照度Lを検知する(S507)。なお、その後の工程(S508〜S512)は、上記第3の実施形態(図4中のS412〜S416)と同じであるので、その説明を省略する。
なお、説明を省略したが、上記第3の実施形態と同様に、上記照度検出制御手段は、上記扉7が開けられて上記庫内灯23が点灯しているときに、上記光センサ6による照度の検出を停止するように制御するものとする。
(第5の実施形態)
次に、上記全ての実施形態では、特に操作をしなくても上記光センサ6による節電制御を行う構成にしているが、上記操作パネル2の上記操作スイッチ12を押して、節電モードを入力したときのみ、上記光センサ6による節電制御を行うようにしてもよい。すなわち、上記節電制御手段を、上記操作スイッチ12の操作に基づいて、上記冷蔵庫本体1の制御を行なうように構成してもよく、使用者の使用状態・好み等により節電制御を行え、使い勝手が良くなる。
本発明の冷蔵庫の第1実施形態を示す正面図である。 本発明の冷蔵庫の電気回路概略図である。 本発明の冷蔵庫の第2実施形態を示す制御フローチャートである。 本発明の冷蔵庫の第3実施形態を示す制御フローチャートである。 本発明の冷蔵庫の第4実施形態を示す制御フローチャートである。
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 操作パネル
6 光センサ
7 冷蔵室扉
8 冷凍室扉
9 野菜室扉
12 操作スイッチ
20 本体マイコン
22 EEPROM
23 庫内灯

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体と、
    この冷蔵庫本体の周囲の照度を検出する照度検出手段と、
    この照度検出手段にて検出された照度が所定の照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体を節電状態に制御する節電制御手段と
    上記冷蔵庫本体の内部に配置されて上記冷蔵庫本体の扉の開状態にて点灯する庫内灯と、
    上記扉が開けられて上記庫内灯が点灯しているときに上記照度検出手段による照度の検出を停止するように制御する照度検出制御手段と
    を備え、
    上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置され
    上記照度検出制御手段は、上記節電制御手段による節電運転中に上記扉が開けられた場合、上記照度検出手段による照度の検出を停止して、上記庫内灯の照度にて節電運転が解除することを防止することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵庫本体と、
    この冷蔵庫本体の周囲の照度を検出する照度検出手段と、
    この照度検出手段にて検出された照度が所定の照度レベルより低いときに上記冷蔵庫本体を節電状態に制御する節電制御手段と
    上記冷蔵庫本体の内部に配置されて上記冷蔵庫本体の扉の開状態にて点灯する庫内灯と、
    上記扉が開けられて上記庫内灯が点灯しているときに上記照度検出手段による照度の検出を停止するように制御する照度検出制御手段と、
    上記照度検出手段にて検出された照度を上記冷蔵庫本体への電力供給後から所定期間記憶する記憶手段と、
    この記憶手段にて記憶された照度データに基づいて上記所定の照度レベルを設定する照度レベル設定手段と
    を備え、
    上記照度検出手段が、上記冷蔵庫本体の上部前面に配置され
    上記照度検出制御手段は、上記節電制御手段による節電運転中に上記扉が開けられた場合、上記照度検出手段による照度の検出を停止して、上記庫内灯の照度にて節電運転が解除することを防止することを特徴とする冷蔵庫。
  3. 請求項に記載の冷蔵庫において、
    上記所定の照度レベルを記憶するEEPROMを備えることを特徴とする冷蔵庫。
  4. 請求項1乃至の何れか一つに記載の冷蔵庫において、
    上記冷蔵庫本体の外部に設けられた操作スイッチを備え、
    上記節電制御手段は、この操作スイッチの操作に基づいて、上記冷蔵庫本体の制御を行なうことを特徴とする冷蔵庫。
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