JP2007031113A - 乗客コンベアの欄干装置 - Google Patents

乗客コンベアの欄干装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007031113A
JP2007031113A JP2005219385A JP2005219385A JP2007031113A JP 2007031113 A JP2007031113 A JP 2007031113A JP 2005219385 A JP2005219385 A JP 2005219385A JP 2005219385 A JP2005219385 A JP 2005219385A JP 2007031113 A JP2007031113 A JP 2007031113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner deck
skirt guard
passenger conveyor
deck
balustrade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005219385A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Noshita
野下  明良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005219385A priority Critical patent/JP2007031113A/ja
Publication of JP2007031113A publication Critical patent/JP2007031113A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】 内デッキを有する欄干構造について、安全性が高く、保守性の優れた乗客コンベアの欄干装置を得る。
【解決手段】 踏段2の両側に立設する欄干パネル3と、踏段2の両側に位置し、この踏段2と僅かな隙間を確保して配置されたスカートガード6と、欄干パネル3の下辺部からスカートガード6の上辺部までを覆う内デッキ7とを備えた乗客コンベアの欄干装置において、内デッキ下縁部7aとこの内デッキ下縁部7aの裏面に固設したクリップ体10からなり、下方に開口する凹溝形状部13を備え、この凹溝形状部13をスカートガード6の上縁部に差込み、欄干パネル3側の内デッキ上縁部7bで内デッキ7を乗客コンベア本体側に固定したものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、乗客コンベアの欄干装置に関し、特に、エスカレータや動く歩道等の乗客搬送用の乗客コンベアに用いて好適な乗客コンベアの欄干装置に関するものである。
従来、マイコンベアのインナレッジ取付構造として、内デッキ下縁部とスカートガード上縁部を結合するネジの頭部を覆う、長手方向に連続した嵌合部を有する覆い部材を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
また、従来、マイコンベアのインナーデッキ取付装置として、内デッキ下縁部裏面に設けられたガイド部材の凸部と、スカートガード上縁部裏面に設けられたガイド部材の凹溝がスライド可能に嵌合され、デッキ支持部に設けられた弾性変形可能な押え部材の下側に内デッキをスライドして固定するものがある(例えば、特許文献2)。
また、従来、マイコンベアの欄干として、内デッキ下縁部と、スカートガード上縁部を、互いの縁部が挿入される嵌合溝を有する係合片により接続するものがある(例えば、特許文献3)。
また、従来、乗客コンベアの欄干装置として、スカートガード上縁部に曲げ加工により成形した引退部を設け、その引退部上に内デッキ下縁部を重合して、ネジとクリップ片によりスカートガード引退部を挟み込んで内デッキを固定するものがある(例えば、特許文献4参照)
特開2000−44152号公報 特開2001−130859号公報 特開2001−261273号公報 特開2002−326781号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合は、乗客の衣服等が内デッキ取付ネジに引っかからないが、覆い部材が嵌合部のみで押込んで固定されているので外れ易いことと、外れ易い覆い部材を乗客の足元と接触する部位に設けることから、安全上好ましくないという問題点があった。
また、上記特許文献2の場合は、内デッキの下端面とスカートガードの上端面が突合されることから、製作精度や据付精度によってはこの突合せ面に隙間があいてしまい安全性が低下し、また、中間部の内デッキを取外す場合に、端部の内デッキから順次取外さなければならない不都合があるという問題点があった。
また、上記特許文献3の場合は、係合片がスカートガード表面より踏段側に突出するため、特に30°傾斜部の往路側踏段と帰路側踏段間に複数個の駆動ユニットを収納した乗客コンベアでは、駆動ユニットの保守のために30°傾斜部の往路側踏段を取り外す場合に、その部位の内デッキと合わせて係合片も取り外さなければならない不都合があるという問題点があった。
また、上記特許文献4の場合は、従来の乗客コンベアと同様に、取付ネジが緩んだ場合に、踏段側(乗客側)へ取付ネジ頭部が飛び出し、安全上好ましくないという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、内デッキを有する欄干構造について、安全性が高く、保守性の優れた乗客コンベアの欄干装置を得ることを目的とする。
この発明に係る乗客コンベアの欄干装置は、踏段の両側に立設する欄干パネルと、踏段の両側に位置し、この踏段と僅かな隙間を確保して配置されたスカートガードと、欄干パネルの下辺部からスカートガードの上辺部までを覆う内デッキとを備えた乗客コンベアの欄干装置において、内デッキ下縁部とこの内デッキ下縁部の裏面に固設したクリップ体からなり、下方に開口する凹溝形状部を備え、この凹溝形状部をスカートガード上縁部に差込み、欄干パネル側の内デッキ上縁部で内デッキを乗客コンベア本体側に固定したものである。
この発明は、内デッキ下縁部に位置する内デッキ取付ネジを廃止し、この取付ネジの緩みに起因する乗客側への取付ネジ頭部の飛び出しを無くして、安全性を向上させることができるという効果がある。
以下、この発明の一実施の形態を、図1〜図4を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による乗客コンベアの欄干装置を示す斜視図である。
図において、主枠1の間口方向の中間に配置された乗客が乗る踏段2の両側には、欄干部の主体を成す欄干パネル(ここでは、ガラスパネルの場合を示す)3が立設されると共に、踏段2と同期して移動する移動手摺4が設けられ、欄干パネル3の上辺部に移動手摺4を案内支持するガードレール5が取り付けられる。また、踏段2の両側に位置し踏段2と僅かな隙間を確保してスカートガード6が配置され、欄干パネル3の下辺部からスカートガード6の上辺部までを内デッキ7で覆うようにしている。
図2は、図1のA−A線に沿った矢視断面図,図3は図2に相当する内デッキの取付方法を説明する図、図4は図1のB−B線に沿った矢視側面図である。
各図において、スカートガード6の裏面にスカートガード固定部材6aが溶接され、ボルト8等を介して乗客コンベアの主枠1(図1)に調整可能に取り付けられる。また、欄干パネル3の保持部材9が、ボルト等(図示せず)で乗客コンベアの主枠1(図1)に強固に取り付けられる。
内デッキ下縁部7aの裏面にアルミ押出材等で製作されたクリップ体10が設けられ、接着剤11または要所で内デッキ7の裏面に溶植されたスタッドボルト12で固設されており、このクリップ体10と内デッキ下縁部7aで下方に開口する凹溝形状部13を形成している。
また、内デッキ7がスカートガード表面6bより踏段2側に突出しないようにするために、スカートガード6の上縁部全長に曲げ加工により成形したスカートガード上縁引退部6cが設けられる。
内デッキ7の取り付けは、図3に示すように、先ず、内デッキ下縁部7aの凹溝形状部13をスカートガード上縁引退部6cに差込み、次に、内デッキ上縁部7bを取付ネジ14により固定すればよく、取外しはその逆の手順となる。
この構造によれば、従来の内デッキ下縁部7aに位置する内デッキ取付ネジが廃止でき、この取付ネジの緩みに起因する踏段2側(乗客側)への取付ネジ頭部の飛び出しが無くなり、安全性を向上させることができる。万一、内デッキ上縁部7bに位置する取付ネジ14が緩んでネジ頭部が飛び出しても、踏段2側の乗客に直接引っかかる心配は無い。
また、内デッキ7をスカートガード表面6bより踏段2側に突出させない構造にしたので、保守等による往路側踏段2の取外し時に内デッキ7の取外しを必要とせず、踏段2の路面と内デッキ下端面7c間に誤って挟まれる心配も無くなるため、この部位の安全性を一層向上させることができる。
更に、図4に示すように、スカートガード継ぎ目6dと内デッキ継ぎ目7dは、所定の長さLだけずらして配置したので、スカートガード継ぎ目6dにて隣接するスカートガード6eと6fは、同一の内デッキ7に嵌り合い、同様に、内デッキ継ぎ目7dにて隣接する内デッキ7eと7fは、同一のスカートガード6に嵌り合うため、スカートガード6および内デッキ7の継ぎ目において、踏段2側(乗客側)の表面に段差を発生させない。
なお、図4では、クリップ体10を長尺品で図示したが、長さの短い短尺品を複数個設けてもよく、さらに、安全性を向上させるように内デッキ上縁部7bの取付ネジ14の固定部は、例えばネジ頭部を覆う軟質弾性材製パッキング等を設けても差し支えない。
以上のように、本実施の形態によれば、従来使用されていた内デッキ下縁部7aに位置する内デッキ取付ネジを廃止でき、この取付ネジの緩みに起因する踏段2側(乗客側)への取付ネジ頭部の飛び出しが無くなり、その分だけ安全性を向上させることができ、万一、内デッキ上縁部7bに位置する取付ネジ14が緩んでネジ頭部が飛び出しても、踏段2側の乗客に直接引っかかる心配は無い。
また、内デッキ7をスカートガード表面6bより突出させない構造にしたので、保守等による往路側踏段2の取外し時に内デッキ7の取外しを必要とせず、踏段2の路面と内デッキ下端面7c間に誤って挟まれる心配も無くなるため、この部位の安全性を一層向上させることができる。
この発明の実施の形態1による乗客コンベアの欄干装置を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿った矢視断面図である。 図2に相当する内デッキの取付方法を説明するための図である。 図1のB−B線に沿った矢視側面図である。
符号の説明
2 踏段、3 欄干パネル、4 移動手摺、6 スカートガード、6a スカートガード固定部材、6b スカートガード表面、6c スカートガード上縁引退部、7 内デッキ、7a 内デッキ下縁部、7b 内デッキ上縁部、7c 内デッキ下端面、9 欄干パネル保持部材、10 クリップ体、13 凹溝形状部、14 取付ネジ。

Claims (3)

  1. 踏段の両側に立設する欄干パネルと、上記踏段の両側に位置し、該踏段と僅かな隙間を確保して配置されたスカートガードと、上記欄干パネルの下辺部から上記スカートガードの上辺部までを覆う内デッキとを備えた乗客コンベアの欄干装置において、
    内デッキ下縁部と該内デッキ下縁部の裏面に固設したクリップ体からなり、下方に開口する凹溝形状部を備え、該凹溝形状部をスカートガード上縁部に差込み、上記欄干パネル側の内デッキ上縁部で上記内デッキを乗客コンベア本体側に固定したことを特徴とする乗客コンベアの欄干装置。
  2. 上記スカートガード上縁部に曲げ加工により成形した引退部を設け、上記内デッキを上記スカートガード表面より上記踏段側に突出させないようにしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの欄干装置。
  3. 上記内デッキの継ぎ目位置と上記スカートガードの継ぎ目位置とを、所定の長さだけずらして配置したことを特徴とする請求項1または2記載の乗客コンベアの欄干装置。

JP2005219385A 2005-07-28 2005-07-28 乗客コンベアの欄干装置 Pending JP2007031113A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005219385A JP2007031113A (ja) 2005-07-28 2005-07-28 乗客コンベアの欄干装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005219385A JP2007031113A (ja) 2005-07-28 2005-07-28 乗客コンベアの欄干装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007031113A true JP2007031113A (ja) 2007-02-08

Family

ID=37790827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005219385A Pending JP2007031113A (ja) 2005-07-28 2005-07-28 乗客コンベアの欄干装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007031113A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029547A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア
JP2009227458A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの欄干装置
JP2009280351A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの欄干装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563365U (ja) * 1978-10-26 1980-04-30
JPS6183681U (ja) * 1984-11-05 1986-06-02
JPS6390677U (ja) * 1986-12-03 1988-06-13
JPH04266394A (ja) * 1991-02-19 1992-09-22 Toshiba Corp マンコンベアの欄干
JP2001261273A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Toshiba Elevator Products Kk マンコンベアの欄干
JP2002326781A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベヤーの欄干装置
JP2003206091A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Mitsubishi Electric Corp マンコンベアのインナーデッキ取付機構およびマンコンベアの押し縁取付機構
JP2003267657A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Mitsubishi Electric Corp エスカレーターの欄干装置
JP2004352385A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Toshiba Elevator Co Ltd マンコンベヤの外装受けデッキ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5563365U (ja) * 1978-10-26 1980-04-30
JPS6183681U (ja) * 1984-11-05 1986-06-02
JPS6390677U (ja) * 1986-12-03 1988-06-13
JPH04266394A (ja) * 1991-02-19 1992-09-22 Toshiba Corp マンコンベアの欄干
JP2001261273A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Toshiba Elevator Products Kk マンコンベアの欄干
JP2002326781A (ja) * 2001-05-01 2002-11-12 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベヤーの欄干装置
JP2003206091A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Mitsubishi Electric Corp マンコンベアのインナーデッキ取付機構およびマンコンベアの押し縁取付機構
JP2003267657A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Mitsubishi Electric Corp エスカレーターの欄干装置
JP2004352385A (ja) * 2003-05-27 2004-12-16 Toshiba Elevator Co Ltd マンコンベヤの外装受けデッキ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009029547A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア
JP2009227458A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの欄干装置
JP2009280351A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベアの欄干装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4990201B2 (ja) 乗客コンベアの欄干および乗客コンベア
JP4920949B2 (ja) 乗客コンベアの内デッキの取付け構造
JP5447886B2 (ja) 乗客コンベアの照明装置
JP4940579B2 (ja) マンコンベアの欄干装置
JP2007031113A (ja) 乗客コンベアの欄干装置
JP4792480B2 (ja) マンコンベアの欄干及びマンコンベア並びにマンコンベアの保守方法
JP2014162604A (ja) 乗客コンベアの踏段
KR101264760B1 (ko) 승객 수송기용 난간 및 데크 장착 조립체
JP5349264B2 (ja) 乗客コンベヤの欄干装置
JP2001261273A (ja) マンコンベアの欄干
JP2014152033A (ja) 乗客コンベア及び乗客コンベアの組み立て方法
JP2008100834A (ja) 乗客コンベアのスカートガード安全装置
JP6353819B2 (ja) 乗客コンベア
JP2011063327A (ja) 乗客コンベア
JP5441610B2 (ja) 乗客コンベアの欄干装置
JP2000211871A (ja) 乗客コンベアの欄干支持装置
JP2013133176A (ja) 乗客コンベア
JP2003292278A (ja) 手すりベルト案内装置
JP5611799B2 (ja) 乗客コンベア及び乗客コンベア用の踏段
JP2005212977A (ja) 乗客コンベア
JP6557195B2 (ja) 乗客コンベア
JP5455410B2 (ja) 乗客コンベヤの欄干
JP2012162355A (ja) 乗客コンベヤシステム
JP2007126259A (ja) 乗客コンベアの欄干
JP2017088293A (ja) 乗客コンベア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080425

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110506

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110608

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111122

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120327