JP4920949B2 - 乗客コンベアの内デッキの取付け構造 - Google Patents

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本発明は、欄干の下方部とステップの側方に設けられるスカートガードとの間の間隙を覆う乗客コンベアの内デッキの取付け構造に関する。
この種の従来技術として、乗客コンベアの内デッキを固定するビスをアルミ製のシートにより覆うものがある。
図2は従来の乗客コンベアの内デッキの取付け構造を示す側断面図である。
図2において、1は乗客を搬送するステップ、2はステップ1と同期して移動する移動手摺、3はステップ1の側方に立設される欄干、4は欄干3の下方部とステップ1の側方に設けられるスカートガード5との間の間隙を覆う内デッキである。内デッキ4は本体を形成するフレーム6部分にビス7によって固定されている。そして、このビス7の脱落を防止するために、アルミ製のシート8がビス7の頭部および内デッキ4に接着されている。
しかしながら、前述した従来技術では、アルミ製のシートによってビスの脱落を防ぐようにしているが、アルミは例え薄膜体であっても金属であるので剛性を有し、伸び性に乏しく、このためシートをビスの頭部及び内デッキに接着する際に「しわ」が形成されやすい。このような「しわ」が形成されるとシートと、ビスの頭部及び内デッキとの間に空気が混入することになり、シートの密着性は悪くなり、このシートが剥がれやすくなってしまう。そして、シートが剥がれると、ビスの脱落が生じることがあり、これに伴い内デッキがステップ側に突出し、この突出した内デッキに乗客の足等が接触する恐れがあった。
また、内デッキの取替えや内デッキ付近の修理等のために内デッキを外す場合、シートを剥がした後でなければビスを外すことができず、剥がさなければならないシートの数が多いこともあって、この内デッキの取外し作業が煩雑なものとなっている。
さらに、乗客の視覚に入る内デッキにビスの数に応じたシートが点在すると共に、内デッキの質感と少なからず差異のあるアルミ製のシートが貼り付けられることから後付け感は否めず、意匠性を損ねるという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、確実にビスの脱落を防止することができると共に、容易にビスの着脱作業を行なうことができ、かつ、意匠性を保つことのできる乗客コンベアの内デッキの取付け構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、乗客コンベアの欄干の下方部とステップの側方に設けられるスカートガードとの間の間隙を覆う内デッキと、この内デッキの下端を前記スカートガードの上端を介して本体を形成するフレーム部分に固定するビスとを備えた乗客コンベアの内デッキの取付け構造において、略U字状の断面を有する弾性体で形成されると共に、一方の側面部が前記内デッキと前記スカートガードとの間に挟み込まれて支持され、かつ、前記ステップ方向に変位可能な他方の側面部がその弾性復元力により前記ビスを覆う保護カバーを備え、ビスを覆う保護カバーの他方の側面部をステップ方向に変位保持させることにより、ビスの装着部を露出させることができると共に、保持を解放することにより、他方の側面部を内デッキ方向に復帰することを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明は、略U字状の断面を有する弾性体で形成された保護カバーの弾性復元力によりビスを覆うことから、保護カバーは、ビス及び内デッキに密着する共に、ビスに対し内デッキ方向へ安定した押圧力を付与することにより、確実にビスの脱落を防止することができる。また、ビスを覆う保護カバーの他方の側面部をステップ方向に変位保持させることにより、ビスの装着部を露出させることができると共に、保持を解放することにより、他方の側面部を内デッキ方向に復帰させることができることから、容易にビスの着脱作業を行なうことができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記保護カバーは、前記内デッキに沿って延設され、複数の前記ビスを覆うレール状のものとしたことを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明は、保護カバーを内デッキに沿って延設されるレール状のものとすることにより、保護カバーを内デッキに施されたデザインの一部とすることができるので、意匠性を保つことができる。
本発明は、確実にビスの脱落を防止することができ、これによって、内デッキの外れを防止して安全性の向上を図ることができる。また、容易にビスの着脱作業を行なうことができることから、内デッキの取外し作業の能率を向上することができる。さらに、保護カバーを内デッキに施されたデザインの一部とすることにより、意匠性の向上を保つことができる。
以下、本発明に係る乗客コンベアの内デッキの取付け構造の実施形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の乗客コンベアの内デッキの取付け構造の一実施形態を示す断面図である。尚、この図1において、前述した図2に示すものと同等のものには同一符号が付してある。すなわち、1はステップ、4は内デッキ、5はスカートガード、6はフレーム、7はビスである。
そして、本実施形態では、略U字状の断面を有する弾性体で形成されると共に、一方の側面部10aが内デッキ4とスカートガード5との間に挟み込まれて支持され、かつ、ステップ1方向に変位可能な他方の側面部10bがその弾性復元力によりビス7を覆う保護カバー10を備えている。また、保護カバー10は、内デッキ4に沿って延設され、複数のビスを覆う、例えば1mの長さ寸法を有するレール状のものであり、複数の保護カバー10が連続して内デッキ4に装着される。
本実施形態によれば、略U字状の断面を有する弾性体で形成された保護カバー10の弾性復元力によりビス7を覆うことから、保護カバー10は、ビス7及び内デッキ4に密着する共に、ビス7に対し内デッキ4方向へ安定した押圧力を付与することにより、確実にビスの脱落を防止し、ひいては内デッキ4の外れを防止して安全性の向上を図ることができる。
また、ビス7を覆う保護カバー10の他方の側面部10bをステップ1方向に変位保持、すなわち、図中Bに示す位置とすることにより、ビス7の装着部を露出させることができると共に、保持を解放することにより、弾性復元力により他方の側面部10bを内デッキ4方向に復帰、すなわち図中Aに示す位置とすることができることから、容易にビス7の着脱作業を行なうことができ、これによって、内デッキ4の取外し作業の能率を向上することができる。
さらに、保護カバー10を内デッキ4に沿って延設されるレール状のものとすることにより、保護カバー10を内デッキ4に施されたデザインの一部とすることができるので、意匠性を保つことができる。
本発明の乗客コンベアの内デッキの取付け構造の一実施形態を示す断面図である。 従来の乗客コンベアの内デッキの取付け構造を示す側断面図である。
符号の説明
1 ステップ
4 内デッキ
5 スカートガード
6 フレーム
7 ビス
10 保護カバー
10a 一方の側面部
10b 他方の側面部

Claims (2)

  1. 乗客コンベアの欄干の下方部とステップの側方に設けられるスカートガードとの間の間隙を覆う内デッキと、この内デッキの下端を前記スカートガードの上端を介して本体を形成するフレーム部分に固定するビスとを備えた乗客コンベアの内デッキの取付け構造において、
    略U字状の断面を有する弾性体で形成されると共に、一方の側面部が前記内デッキと前記スカートガードとの間に挟み込まれて支持され、かつ、前記ステップ方向に変位可能な他方の側面部がその弾性復元力により前記ビスを覆う保護カバーを備え、ビスを覆う保護カバーの他方の側面部をステップ方向に変位保持させることにより、ビスの装着部を露出させることができると共に、保持を解放することにより、他方の側面部を内デッキ方向に復帰することを特徴とする乗客コンベアの内デッキの取付け構造。
  2. 前記保護カバーは、前記内デッキに沿って延設され、複数の前記ビスを覆うレール状のものとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの内デッキの取付け構造。
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