JP2007031007A - 用紙搬送機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙先端部分に発生するインクミストによる用紙汚染を確実に防止することができる用紙搬送機構を提供する。
【解決手段】 回転する搬送ベルト3に空気の負圧により用紙2を吸着させて搬送するインクジェットプリンタであって、用紙吸引圧力発生チャンバ5により負圧の空気流を発生する多数の孔部6aを有するプラテン6のインクジェットヘッド71〜74の直下から用紙搬送方向の下流側に設定された領域8a〜8d内の全ての孔部6aを塞ぐようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インクジェット方式のプリンタに用いられる用紙搬送機構に関するものである。
従来、プリンタとして、インクジェット方式による記録ヘッドを有し、これら記録ヘッドの複数のノズルより用紙に対してインク滴を吐出することにより、高速、高画質の画像を記録するようにしたインクジェット方式のプリンタが知られている。
ところで、このようなインクジェット方式のプリンタは、インクを吐出する記録ヘッドに対向させて、印刷媒体である用紙を搬送するための用紙搬送機構が備えられている。そして、このような用紙搬送機構として、所定の間隔をおいて配置された2本以上のローラにより、搬送する用紙の幅寸法より大きい幅寸法を有する多孔性の無終端ベルトを保持しつつ回転させ、さらにベルトに空けられた穴から空気を吸い込み、ベルトの内側を大気圧に対し負圧にした、いわゆるエア吸着方式の用紙搬送機構が広く知られている。
図10は、このような構成の用紙搬送機構の一例を示すもので、所定の間隔をおいて配置された2本以上のローラ101に、用紙102の幅寸法より大きい幅寸法を有する多孔性の搬送ベルト103が回転可能に保持されている。用紙102は、不図示の給紙機構から図の右側から一枚ずつ供給され、ローラ101により回転される搬送ベルト103上に乗せられる。搬送ベルト103は多数の小孔が空けられており、ベルト内部に配置された吸引圧力発生チャンバ104内部の空気を吸引ファン105により図示矢印106の空気流により吸い出すことにより、チャンバ104上面のプラテン107に設けられた空気流通孔を介して搬送ベルト103表面に用紙102を吸着させる圧力を発生させる。この状態で、搬送ベルト103が移動され、用紙102は、搬送ベルト103表面に吸着されたままインクジェットヘッド108の下を通過する。インクジェットヘッド108からは、不図示のインク吐出制御回路により印刷しようとする画像に応じたインク液滴109が吐出されており、このインク液滴109が搬送ベルト103に吸着された用紙102上に付着することにより印刷がなされる。印刷が終了した用紙102は、図示左方向に搬送され、吸着力を失う位置に達すると、搬送ベルト103から離れて、図示しない印刷済み用紙収納機構に収納される。このように構成したものは、特許文献1にも開示されている。
特開平9-58897号公報 特開2004−262147号公報 特開2000-263814号公報
ところで、図10で述べた用紙搬送機構において、テストパターンの印刷を行なうと、図11のような結果が得られる。この場合、用紙102の搬送方向110に向かって先頭部分において、本来空白となる無印刷部分111にインクミストによる汚染が発生することがある。ところが高濃度印字領域112が複数存在するような場合、用紙102の印刷領域中間部の空白領域113では、高濃度印字領域112の前方であっても、このような汚染は見られない。これは、用紙吸着のための空気の流れが用紙先端近傍の領域で、用紙102の吸引により用紙搬送速度以上となり、インクジェットヘッド108から吐出されたインクに伴って発生した微小な液滴(サテライトと呼ばれる)が空気の流れに乗って、用紙先端部の無印刷部分111を汚染したものと考えられる。
図12は、空気流の概念図を示したもので、搬送ベルト103に吸着された用紙102は、搬送ベルト103の走行により、所定の搬送速度114で図示右側から左側に搬送されるものとする。用紙102の移動に伴い、用紙近傍の空気流115は、同じ方向に引きずられる。この状態で、搬送ベルト103には、用紙102を吸引するため、搬送ベルト103の空気孔(図示せず)を通した空気流116を発生する。ところが、この空気流116は用紙近傍の空気流115に加わり、用紙先端部分では用紙搬送速度114を超える速度の空気流117が発生する。この状態で、インクジェットヘッド108からインク液滴109が吐出すると、このインク液滴109の吐出に付随して発生するインクミスト(微小な液滴)118は、微小であるため、空気流117に流され用紙102の予定された着弾位置より前方に着弾する。
インクジェット方式においては、インクジェットヘッド108から吐出するインク液滴109に極小径のサテライトと呼ばれるインクミスト118が発生することが知られており、上記で述べたような空気流117によって容易にインクミスト118が所定外の領域に着弾してしまう。図11で述べた用紙先端部の無印刷部分111の汚染は、このようにして発生している。
一方で、このような用紙搬送機構においては、用紙の搬送中に外乱によって、用紙の位置が変化するのを防止して安定な用紙搬送を行なう目的や吸湿などによってカールした用紙の浮きを防止し、通紙可能な用紙範囲の拡大を図る目的などから、搬送ベルト103への用紙102の吸着力をできるだけ大きくすることが望ましいとされている。しかし、このために空気流116を大きくして用紙吸引圧力を強くすると、上述したインクミスト118による汚染の程度はさらに大きくなる。
従来、用紙の吸引に関する例としては、例えば、特許文献1には、用紙に覆われていない部分の空気流を阻止する技術が開示されている。つまり、特許文献1のものは、上記目的を達成するため、ベルト内部に配置される用紙吸引圧力発生チャンバを複数の空気室に分離し、各空気室の空気吸引孔に弾性体による弁を設け、空気が流入しようとすると、その弁が閉じることにより、用紙が載っていないベルト部分からの空気流入を阻止するようにしている。しかし、用紙吸引圧力発生チャンバに、多数の弁構造を設けることは、構成的に複雑となり、高コスト化を招くおそれがある。また、高速印刷をしようとした際に搬送ベルトを高速で回転すると、弁の開閉動作が安定して動作しなくなるおそれもある。
一方、インクミストによる汚れ防止方法として、特許文献2には、縁無し印字において、用紙の縁から外れて吐出されるインクによる汚染を防止するために、インクジェットヘッドの直下に凹部を設けて、用紙から外れたインク液滴を受け止めるようにしたものが開示されている。
しかし、このような構成のものは、用紙の搬送手段であるプラテンから凹部上へと用紙を受け渡さなくてはならず、構成的に複雑となり、高コスト化を招くおそれがある。また、特許文献2の実施例に開示される用紙搬送方向と垂直な方向にインクジェットヘッドを掃引するいわゆるスキャンタイプのプリンタにおいては、用紙の搬送速度が遅く間歇的であるためインクジェットヘッド直下においても用紙を安定させることができる。しかし、近年製品化されている固定のフルカラーラインヘッドを用いたいわゆるワンパスプリンタにおいては、用紙の搬送速度が600mm/s程度に達し、しかも連続的に搬送される必要があり、このような要求に対し安定的な用紙搬送の実現が難しい。
さらに、特許文献3にもインクミストによる用紙汚染を防止する方法が開示されている。この方法は、インク吐出面の周辺に開口を設け、そこへの吸引空気流を発生させることにより、インクミストを回収するようにしている。しかし、このような構成とするためには、インクジェットヘッド周辺に複雑な機構を形成する必要があると共に、インクミストを回収するための空気流を発生させる必要があり、この空気流が画像印字を行う主なインク液滴の飛行に悪影響を与えるという懸念がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、用紙の先端部分に発生するインクミストによる用紙汚染を確実に防止することができる用紙搬送機構を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記用紙を前記用紙搬送手段に吸着させるための負圧を発生させる負圧発生手段と、前記用紙の搬送とともに前記インクジェットヘッド直下近傍に発生する前記用紙搬送方向の空気流を減ずるように制御する空気流制御手段とを具備したことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記空気流制御手段は、前記インクジェットヘッド直下から前記用紙搬送方向の下流側に向かう所定領域で空気量を減ずるように制御することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記インクジェットヘッドは複数であり、前記所定領域は、前記複数のインクジェットの間にそれぞれ配置されることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記負圧発生手段は、前記負圧により前記用紙を吸着する多数の空気流通孔を形成したプラテンを有し、前記空気流制御手段は、前記所定領域に対応する前記プラテン上の空気流通孔を塞ぐようにしたことを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記負圧発生手段は、前記負圧により前記用紙を吸着する多数の空気流通孔を形成したプラテンを有し、前記空気流制御手段は、前記所定領域に対応する前記プラテン上の空気流通孔の形成密度を小さくしたことを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項2又は3記載の発明において、前記負圧発生手段は、前記負圧により前記用紙を吸着する多数の空気流通孔を形成したプラテンを有し、前記空気流制御手段は、前記所定領域に対応する前記プラテン上の空気流通孔を前記所定領域外に対応する前記プラテン上の空気流通孔の径より小径に形成したことを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記空気流制御手段は、インクジェットヘッドの下流側近傍に配置され、前記用紙の搬送にともない該用紙近傍に発生される空気流を阻止する空気流阻止手段を有することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記空気流阻止手段は、少なくとも前記インクジェットヘッドの幅寸法を有し、前記用紙を前記搬送手段側に押圧させるローラであることを特徴としている。
本発明によれば、用紙の先端部分に発生するインクミストによる用紙汚染を確実に防止することができる用紙搬送機構を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従い説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる用紙搬送機構の概略構成を示すもので、ここでは、固定のフルカラーラインヘッドを用いたワンパスプリンタに適用した例を示している。
図1において、1はプラテン部で、このプラテン部1は、不図示の用紙供給機構から供給される用紙2を画像記録部7まで搬送するものである。このプラテン部1は、用紙搬送手段としての搬送ベルト3、複数のプラテンベルトローラ4、負圧発生手段としての用紙吸引圧力発生チャンバ5を有している。搬送ベルト3は、用紙2の幅寸法より大きい幅寸法を有する多孔性の無端ベルトからなるもので、複数のプラテンベルトローラ4に懸架され、協働して用紙2を搬送するようにしている。この場合、搬送ベルト3とプラテンベルトローラ4は、画像記録部7に対向する領域内で搬送ベルト3を移動させるようになっており、画像記録部7に対する用紙2の搬送方向を設定している。図面では、不図示の用紙供給機構から供給される用紙2は、搬送ベルト3の右側端から一枚ずつ搬送ベルト3上面に乗るように供給される。用紙吸引圧力発生チャンバ5は、搬送ベルト3上の用紙2を吸着させるための負圧を発生させるもので、負圧発生源としてファン5aが用いられている。つまり、用紙吸引圧力発生チャンバ5は、内部の負圧により、空気流をプラテン6の空気流通孔である多数の孔部6a及び搬送ベルト3の多孔(空気孔)を介して発生し、用紙2を搬送ベルト3に吸着させ、搬送ベルト3の移動とともに図示右側端から左方向に搬送させる。
画像記録部7は、搬送ベルト3により搬送される用紙2に対して印字のためのインクを吐出するインクジェットヘッド71〜74が設けられている。これらインクジェットヘッド71〜74は、色数分に対応するもので、ここでは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の合計4色が用いられている。また、これらインクジェットヘッド71〜74は、使用される用紙の最大幅と同一、又はそれ以上の幅寸法を有するラインヘッドまたは、ラインヘッドを幅方向に複数並べたラインヘッド列が用いられる。例えば、使用される用紙がA3の大きさの場合は、この用紙の幅寸法以上の幅寸法を有するものが用いられる。
インクジェットヘッド71〜74は、不図示のインクジェットヘッド駆動回路に各別に駆動され、これらインクジェットヘッド駆動回路より、それぞれのインクジェットヘッド71〜74からのインク吐出が画像データに従って行われ、用紙2上に画像が印字される。
搬送ベルト3の左側端には、不図示の用紙回収部が設けられている。この用紙回収部は、全てのインクジェットヘッド71〜74の下を通過する過程で、全ての印字が終了した用紙2を搬送ベルト3の左端側において回収するようにしている。
このような構成において、さらに本実施の形態では、用紙吸引圧力発生チャンバ5により負圧の空気流を発生するプラテン6は、図2に示すように構成されている。図2は、プラテン6(用紙吸引圧力発生チャンバ5の上面、つまり搬送ベルト3と接する面)を示したものである。この場合、プラテン6面には、空気流通孔としての孔部6aが多数形成されている。これら孔部6aは、用紙吸引圧力発生チャンバ5に流入しようとする空気を搬送ベルト3の多孔(空気孔)を介して取り込み、搬送ベルト3上に用紙2を吸着させる。また、プラテン6は、各インクジェットヘッド71〜74の略真下から用紙搬送方向の下流側に向かって所定の幅の領域8a〜8dが設定され、これら領域8a〜8d内では孔部6aを全て塞ぐように構成されている。
このような構成によると、プラテン6は、各インクジェットヘッド71〜74の略真下から用紙搬送方向の下流側に向かう領域8a〜8dにおいて空気流通用の孔部6aが塞がれているので、これら領域8a〜8dから吸入されるべき分の空気量が減じられる。これにより、各インクジェットヘッド71〜74の直下近傍では、用紙搬送方向の空気流、つまり、用紙搬送により引きずられて発生する空気流と用紙先端近傍で搬送ベルト3及びプラテン6を介して吸入される空気流とが合流して用紙搬送速度を超えるような空気流を低減することができる。
図3は、このような第1の実施の形態をさらに分かりやすく説明するもので、図1と同一部分には同符号を付している。この場合、上述した図12で説明したように、搬送ベルト3に載置される用紙2の先端部に発生するインクミストによる汚染は、用紙先端部に生ずる搬送速度を超えた前方方向への空気流に原因がある。
そこで、この第1の実施の形態では、用紙搬送速度を超える空気流を無くすため、インクジェットヘッド71(〜74)直下近傍における用紙搬送方向の空気流を減じるようにしている。つまり、上述したようにインクジェットヘッド71(〜74)の直下より用紙搬送方向の下流側に対応するプラテン6上の領域8a(〜8d)において、吸入する空気量を減じるように制御する。これにより、用紙搬送方向のプラテン6を通して吸入される空気量91に対し、インクジェットヘッド71(〜74)の直下から用紙搬送方向の下流側で吸入される空気量92を大幅に低減されるようになるので、用紙2の先端がインクジェットヘッド71(〜74)の直下に達した際に、用紙先端部の汚染が最も発生しやすい部分に対して用紙先端部分近傍で発生する用紙搬送速度を超えるような空気流を解消することができる。これによりインクミストによる汚染を軽減することができる。
そして、インクジェットヘッド71(〜74)の略直下から領域8a(〜8d)を通過した後は、用紙2に対する吸引圧力が速やかに回復し、これ以降、通常の吸引圧力の状態で、次のインク色のインクジェットヘッド72(〜74)に搬送される。
なお、吸引による空気流を低減する領域8a〜8dは、用紙先頭部分の汚染が発生しない範囲で、できるだけ狭い幅とすることが望ましい。これは用紙2が搬送ベルト3から浮くのを防止するためである。このような用紙2の浮きは、湿度により発生する用紙2のカールなどにより発生しやすくなることが知られており、用紙2に浮きが発生するとインクジェットヘッド71(〜74)との接触が起こりヘッドの破損や用紙2の汚染といった望ましくない現象を生じる。本出願人が実験により、インクジェットヘッド71(〜74)と用紙2の間の距離(ヘッドギャップ)を1.5mmとした場合の、領域8a〜8dの幅寸法(空気流量低減領域幅)を変更したときのインクミストによる汚染の程度を調べたところ、表1の結果が得られた。ここで、(×)は汚染あり、(△)は軽微な汚染あり、(−)は、汚染なしを示している。同様に、インクジェットヘッド71(〜74)と用紙2の間の距離(ヘッドギャップ)を2.5mmとした場合の、領域8a〜8dの幅寸法(空気流量低減領域幅)を変更したときのインクミストによる汚染の程度を調べたところ、表2の結果が得られた。ここでも、(×)は汚染あり、(△)は軽微な汚染あり、(−)は、汚染なしを示している。
Figure 2007031007
Figure 2007031007
これらの結果から、空気流を低減するためのプラテン6の所定の領域8a〜8dは、インクジェットヘッド71(〜74)と用紙2の間の距離(ヘッドギャップ)の10〜20倍程度とするのが最も効果的であることが分かった。
また、上述した実施の形態では、プラテン6の各インクジェットヘッド71〜74の略真下部分から用紙搬送方向の下流側に設定された領域8a〜8dにおいて、空気流通用の孔部6aを塞ぐようにしたが、例えば、図4に示すようにプラテン6の各インクジェットヘッド71〜74の略真下部分から用紙搬送方向の下流側に設定される領域8a〜8dにおいて空気流通用の孔部6aの密度を低くして形成するようにしてもよい。このようにしても、流入する空気流を制限することができるので、用紙先端部分近傍で発生する用紙搬送速度を超えるような空気流を低減することができる。同様に、図5に示すようにプラテン6の各インクジェットヘッド71〜74の略真下部分から用紙搬送方向の下流側に設定される領域8a〜8dにおける空気流通用の孔部6aの径を小さくして形成するようにしてもよい。このようにすれば、径の小さな孔部6aを通る空気流の抵抗が増加するため、この部分より流入する空気流を制限することができ、用紙先端部分近傍で発生する用紙搬送速度を超えるような空気流を低減することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
図6は、本発明の第2の実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符号を付している。
この場合、インクジェットヘッド71〜74のそれぞれの下流側近傍に空気流阻止手段として補助的なローラ10a〜10dが配置されている。これらローラ10a〜10dは、用紙2を搬送ベルト3側に押さえつけるためのもので、少なくともインクジェットヘッド71〜74の幅寸法以上の幅を持ったものが用いられる。
これらのローラ10a〜10dは、用紙搬送により引きずられて発生する空気流をも阻止する働きをするもので、これにより用紙搬送により引きずられて発生する空気流と用紙先端近傍で搬送ベルト3及びプラテン6を介して吸入される空気流の合算により生ずる用紙先端部分近傍で発生する用紙搬送速度を超えるような空気流を低減することができる。
図7は、このような第2の実施の形態をさらに分かりやすく説明するもので、図6と同一部分には同符号を付している。この場合、インクジェットヘッド71(〜74)から僅かに下流位置にローラ10a(〜10d)に相当する空気流を妨げる空気流阻止部材11が配置されている。この空気流阻止部材11は、ローラ10a(〜10d)に代えて、用紙幅方向にインクジェットヘッド71(〜74)の幅寸法以上の幅を持った平板状の部材でも実現できる。
このようにすると、用紙2及び搬送ベルト3が搬送方向に移動することによって引きずられて生ずる搬送方向の空気流12を阻止できることになり、結果的にインクジェットヘッド71(〜74)直下近傍における用紙搬送方向の空気流を減じることができる。また、空気流阻止部材11として、ローラ10a(〜10d)を用いると、用紙2がカールしているような場合も、用紙2を搬送ベルト3側に押さえつける働きを持たせることができる。
なお、このような空気流阻止手段として補助的なローラ10a〜10dは、第1の実施の形態で述べた構成のものと組み合わせることもできる。
図8は、このような変形例の概略構成を示すもので、図1及び図6と同一部分には、同符号を付している。このようにすると、用紙2に大きなカールがある場合、インクジェットヘッド71(〜74)の直下において空気による吸引圧力が低くなると、用紙2の浮きを発生させることがあり、用紙2とインクジェットヘッド71(〜74)の接触を招くおそれがあるような場合でも、ローラ10a〜10dを併用することで、用紙2の浮きを防止することができ、さらに安定した状態で用紙先端の汚染を防止することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
図9は、本発明の第3の実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部分には、同符号を付している。
この第3の実施の形態では、インクジェットヘッド21が用紙2の幅方向に掃引しながら印刷するいわゆるスキャンタイプのインクジェットプリンタの例を示している。この場合もプラテン6は、多数の孔部6aを有するとともに、インクジェットヘッド21が移動する線上22から用紙搬送方向の下流側に所定範囲の領域23を設定し、この領域23内の孔部6aを全て塞ぐように構成されている。
このようにしても、インクジェットヘッド21から前方に流れる空気流を弱めることができるので、印宇領域の前方へのインクミストによる汚れを防止することができる。
なお、この場合も、第2の実施の形態で述べたように空気流阻止手段としてローラを併用することにより、用紙2のカールに対する問題を解決することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
本発明の第1の実施の形態にかかる用紙搬送機構の概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられるプラテンの概略構成を示す図。 第1の実施の形態をさらに説明するための概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられる他のプラテンの概略構成を示す図。 第1の実施の形態に用いられる異なる他のプラテンの概略構成を示す図。 本発明の第2の実施の形態にかかる用紙搬送機構の概略構成を示す図。 第2の実施の形態をさらに説明するための概略構成を示す図。 第2の実施の形態の変形例の概略構成を示す図。 本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す図。 従来の用紙搬送機構の概略構成を示す図。 従来の用紙搬送機構で印刷されたテストパターンを示す図。 従来の用紙搬送機構く空気流の概念図。
符号の説明
1…プラテン部、2…用紙
3…搬送ベルト、4…プラテンベルトローラ
5…用紙吸引圧力発生チャンバ
5a…ファン、6…プラテン、6a…孔部
7…画像記録部、71…インクジェットヘッド
8a〜8d…領域、91、92…空気量
10a〜10d…ローラ、11…空気流阻止部材
12…空気流、21…インクジェットヘッド
22…線上、23…領域

Claims (8)

  1. 用紙を搬送する用紙搬送手段と、
    前記用紙に対してインクを吐出するインクジェットヘッドと、
    前記用紙を前記用紙搬送手段に吸着させるための負圧を発生させる負圧発生手段と、
    前記用紙の搬送とともに前記インクジェットヘッド直下近傍に発生する前記用紙搬送方向の空気流を減ずるように制御する空気流制御手段と
    を具備したことを特徴とする用紙搬送機構。
  2. 前記空気流制御手段は、前記インクジェットヘッド直下から前記用紙搬送方向の下流側に向かう所定領域で空気量を減ずるように制御することを特徴とする請求項1記載の用紙搬送機構。
  3. 前記インクジェットヘッドは複数であり、前記所定領域は、前記複数のインクジェットの間にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項2記載の用紙搬送機構。
  4. 前記負圧発生手段は、前記負圧により前記用紙を吸着する多数の空気流通孔を形成したプラテンを有し、
    前記空気流制御手段は、前記所定領域に対応する前記プラテン上の空気流通孔を塞ぐようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の用紙搬送機構。
  5. 前記負圧発生手段は、前記負圧により前記用紙を吸着する多数の空気流通孔を形成したプラテンを有し、
    前記空気流制御手段は、前記所定領域に対応する前記プラテン上の空気流通孔の形成密度を小さくしたことを特徴とする請求項2又は3記載の用紙搬送機構。
  6. 前記負圧発生手段は、前記負圧により前記用紙を吸着する多数の空気流通孔を形成したプラテンを有し、
    前記空気流制御手段は、前記所定領域に対応する前記プラテン上の空気流通孔を前記所定領域外に対応する前記プラテン上の空気流通孔の径より小径に形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の用紙搬送機構。
  7. 前記空気流制御手段は、インクジェットヘッドの下流側近傍に配置され、前記用紙の搬送にともない該用紙近傍に発生される空気流を阻止する空気流阻止手段を有することを特徴とする請求項1記載の用紙搬送機構。
  8. 前記空気流阻止手段は、少なくとも前記インクジェットヘッドの幅寸法を有し、前記用紙を前記搬送手段側に押圧させるローラであることを特徴とする請求項7記載の用紙搬送機構。
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