JP2007028611A - プログラマブルロジックデバイスにおける低電力ルーティング回路網用の装置および方法 - Google Patents

プログラマブルロジックデバイスにおける低電力ルーティング回路網用の装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プログラマブルロジックデバイス(PLD)の消費電力を低減すること。
【解決手段】相互接続回路は、駆動回路と受信回路を含む。受信回路は、駆動回路に結合する。駆動回路は、入力信号を受け取り、入力信号から限定スイング駆動出力信号を得るように、構成される。受信回路は、限定スイング駆動出力回路から、限定スイング受信出力信号を得るように、構成される。また、PLD内のリソースを結合するための相互接続回路は、公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ含む駆動回路を備え得る。
【選択図】図1

Description

(関連出願の参照)
本特許出願は、米国仮特許出願第60/698,225号(題名「Apparatus and Methods for Low−Power Routing in Programmable Logic Devices」、代理人整理番号ALTR:048PZ1、2005年7月11日出願)の優先権を主張するものである。
(技術分野)
本発明のコンセプトは、一般的に、プログラマブルロジックデバイス(PLD)におけるルーティングおよび相互接続回路網、ならびに、関連する方法に関する。より特定的には、本発明は、比較的低電力消費であるルーティングおよび相互接続回路網、ならびに、その関連方法に関する。
現代のPLDは、ますます複雑化が進んでおり、さらに複雑化が進み続けている。典型的なPLDは、数千万個のトランジスタを含む。一方で、PLDがますます複雑化した結果、性能レベルも向上し、ますます融通の利くようになってきたが、その反面、トランジスタを多数利用する結果、デバイスの電力消費量もますます増えてきた。
デバイスの大きさが0.1μを下回ると、電力消費はますます重大な懸念事項となってくる。PLDはますます複雑化するので、この傾向は続きそうである。PLDの消費電力が増えると、電力密度のレベルが高くなり、PLDの信頼性と実用面に悪影響を与え得る。それゆえ、PLDの消費電力を低減することに対するニーズが存在する。
(概要)
本明細書に開示する新たなコンセプトは、相互接続回路用の装置および方法に関する。PLD内の相互接続回路を使用するのは、例えば、プログラマブルロジック回路のようなPLDリソースを互いに結合するなどの場合でもよい。
一つの実施形態において、相互接続回路は、駆動回路と受信回路を含む。受信回路は、駆動回路に結合している。駆動回路は、入力信号を受け取り、入力信号から限定スイング駆動出力信号を得るように、構成されている。受信回路は、限定スイング駆動出力信号から限定スイング受信出力信号を得るように、構成されている。
別の実施形態において、相互接続回路は、PLD内のリソースと結合する。相互接続回路は、駆動回路を含む。駆動回路は、少なくとも1つのトランジスタを有する。そのトランジスタは、PLD内の公称閾値電圧より高い閾値電圧を有する。
更なる実施形態において、PLD内の回路網を相互接続する方法は、ソースから入力信号を回路内で受け取ること、限定スイング駆動出力信号を生成すること、および、出力信号を他の回路(受信回路)に供給することを包含する。受信回路は、さらに、限定スイング駆動出力信号を生成する。
添付図面は、本発明の例示的な実施形態を示すだけであって、本発明の範囲を限定するものと、考慮または解釈してはならない。本発明の記載のメリットを享受する当業者は、開示された発明のコンセプトが他の同等の実施形態にも役立つことは、理解される。図面において、2以上の図面で用いられる同じ数字符号は、同等、類似、あるいは、機能上等価の構成要素またはブロックを示す。
本発明は、さらに、以下の手段を提供する。
(項目1)
入力信号から限定スイング駆動出力信号を得るように構成された駆動回路と、
該駆動回路と結合され、該限定スイング駆動出力信号から限定スイング受信出力信号を得るように構成された受信回路と
を備える、相互接続回路。
(項目2)
前記限定スイング駆動出力信号は、
グラウンド電位より高い電位を有する該限定スイング駆動出力信号に対応する第一の信号状態と、
供給電圧より低い電位を有する該限定電圧スイング駆動出力信号に対応する第二の信号状態と
を有する、項目1に記載の相互接続回路。
(項目3)
前記限定スイング受信出力信号は、
グラウンド電位より高い電位を有する該限定スイング受信出力信号に対応する第一の信号状態と、
供給電圧より低い電位を有する該限定電圧スイング受信出力信号に対応する第二の信号状態と
を有する、項目1に記載の相互接続回路。
(項目4)
前記入力信号は、プログラマブルロジックデバイス(PLD)内の第一のプログラマブルロジック回路によって、供給される、項目1に記載の相互接続回路。
(項目5)
前駆動回路と、
該前駆動回路に結合されたレベル変換回路と
をさらに備える、項目1に記載の相互接続回路。
(項目6)
前記レベル変換回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタを備える、項目5に記載の相互接続回路。
(項目7)
前記前駆動回路は、複数のトランジスタのカスケード結合をさらに備え、
該複数のトランジスタの第一のトランジスタは公称閾値電圧より高い閾値電圧を有する、項目5に記載の相互接続回路。
(項目8)
前記前駆動回路は、
前記第一のトランジスタに結合された第二のトランジスタと、
該第一のトランジスタとグラウンド電位とに結合された第三のトランジスタと
をさらに備える、項目7に記載の相互接続回路。
(項目9)
前記前駆動回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタをさらに備え、
該PMOSトランジスタは第一の信号によって駆動され、
該NMOSトランジスタは第二の信号によって駆動され、
該第一の信号と該第二の信号は、相補的な信号を構成する、項目5に記載の相互接続回路。
(項目10)
前記前駆動回路は、
前記駆動出力信号から得られたフィードバック信号によって駆動するPMOSトランジスタと、
該駆動出力信号から得られた該フィードバック信号によって駆動するNMOSトランジスタと
をさらに備える、項目5に記載の相互接続回路。
(項目11)
前記前駆動回路は、
公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するPMOSトランジスタと、
該公称閾値電圧より高い閾値電圧を有し、該PMOSトランジスタに結合されたNMOSトランジスタと
をさらに備える、項目5に記載の相互接続回路。
(項目12)
プログラマブルロジックデバイス(PLD)内のリソースを結合するための相互接続回路であって、
該相互接続回路は、公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ含む駆動回路を備える、相互接続回路。
(項目13)
前記駆動回路は、レベル変換回路に結合された前駆動回路を備える、項目12に記載の相互接続回路。
(項目14)
前記公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ含む受信回路をさらに備える、項目12に記載の相互接続回路。
(項目15)
前記駆動回路が、入力信号から限定スイング駆動出力信号を得る、項目14に記載の相互接続回路。
(項目16)
前記限定スイング駆動出力信号は、グラウンド電圧より高い電圧の第一の信号状態と、供給電圧より低い電圧の第二の信号状態とを有する、項目15に記載の相互接続回路。
(項目17)
前記受信回路が、前記限定スイング駆動出力信号から、限定スイング受信出力信号を得る、項目14に記載の相互接続回路。
(項目18)
前記限定スイング受信出力信号は、グラウンド電圧より高い電圧の第一の信号状態と、供給電圧より低い電圧の第二の信号状態とを有する、項目17に記載の相互接続回路。
(項目19)
前記レベル変換回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタを備える、項目13に記載の相互接続回路。
(項目20)
前記駆動回路は、複数のトランジスタのカスケード結合をさらに備え、
該複数のトランジスタの第一のトランジスタは前記公称閾値電圧より高い閾値電圧を有する、項目12に記載の相互接続回路。
(項目21)
前記駆動回路は、
前記第一のトランジスタに結合された第二のトランジスタと、
該第一のトランジスタとグラウンド電位とに結合された第三のトランジスタと
をさらに備える、項目20に記載の相互接続回路。
(項目22)
前記駆動回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタをさらに備え、
該PMOSトランジスタは第一の信号によって駆動され、
該NMOSトランジスタは第二の信号によって駆動され、
該第一の信号と該第二の信号は、相補的な信号を構成する、項目12に記載の相互接続回路。
(項目23)
前記駆動回路は、
前記駆動出力信号から得られたフィードバック信号によって駆動するPMOSトランジスタと、
該駆動出力信号から得られた該フィードバック信号によって駆動するNMOSトランジスタと
をさらに備える、項目12に記載の相互接続回路。
(項目24)
前記駆動回路は、
前記公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するPMOSトランジスタと、
該公称閾値電圧より高い閾値電圧を有し、該PMOSトランジスタに結合されたNMOSトランジスタと
をさらに備える、項目12に記載の相互接続回路。
(項目25)
前記駆動回路は、前記PLD内の第一のプログラマブルロジック回路に結合し、
前記受信回路は、該PLD内の第二のプログラマブルロジック回路に結合する、項目14に記載の相互接続回路。
(項目26)
プログラマブルロジックデバイス(PLD)内の回路網を相互接続する方法であって、該方法は、
第一の回路内でソースから入力信号を受け取ることと、
限定スイングを有する該第一の回路の出力信号を生成することと、
該第一の回路の出力信号を第二の回路に供給することと、
限定スイングを有する該第二の回路の出力信号を生成することと
を包含する、方法。
(項目27)
前記入力信号を受け取ることは、前記PLD内の第一のプログラマブルロジック回路から該入力信号を受け取ることをさらに包含する、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記第二の回路の出力信号を、前記PLD内の第二のプログラマブルロジック回路に、供給することを、さらに包含する、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記第一の回路は、公称閾値電圧と異なる閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ備える、項目26に記載の方法。
(項目30)
前記第二の回路は、公称閾値電圧と異なる閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ備える、項目26に記載の方法。
(項目31)
前記第一の回路は、駆動回路を備える、項目26に記載の方法。
(項目32)
前記第二の回路は、受信回路を備える、項目31に記載の方法。
(項目33)
前記第一の回路の出力信号を前記第二の回路に供給することは、該第一の回路の出力信号を複数のトランジスタを介してルーティングすることを、さらに包含する、項目26に記載の方法。
(項目34)
前記第一の回路の出力信号は、
グラウンド電圧とは異なる電圧レベルに対応する第一の状態と、
供給電圧とは異なる電圧レベルに対応する第二の状態と
を有する、項目26に記載の方法。
(項目35)
前記第二の回路の出力信号は、
グラウンド電圧とは異なる電圧レベルに対応する第一の状態と、
供給電圧とは異なる電圧レベルに対応する第二の状態と
を有する、項目26に記載の方法。
本発明により、PLDの消費電力が低減され得る。
本発明のコンセプトは、PLD内の低消費電力用装置および関連方法を意図している。図1は、本発明の説明的な実施形態に従うPLD103の一般的なブロック図である。PLD103は、コンフィギュレーション回路網130、コンフィギュレーションメモリ(CRAM)133、制御回路網136、プログラマブルロジック106、プログラマブル相互接続109、および、I/O回路網112を含む。さらに、PLD103は、必要に応じて、テスト/デバッグ回路網115、1つ以上のプロセッサ118、1つ以上の通信回路網121、1つ以上のメモリ124、1つ以上の制御装置127を含み得る。
プログラマブルロジック106は、コンフィギュレーション可能あるいはプログラマブルなロジック回路網(例えば、ルックアップテーブル(LUT)、プロダクトタームロジック、マルチプレクサ(MUX)、ロジックゲート、レジスタ、メモリなど)を含む。プログラマブル相互接続109は、必要に応じて、プログラマブルロジック106、および、PLD103内の他のブロックや回路網に結合する。以下に詳細に述べるように、プログラマブル相互接続109は、プログラマブルロジック106内の様々なブロックやPLD103内外の他の回路網との間でコンフィギュレーション可能な相互接続(結合機構)を提供する。
制御回路網136は、PLD103内の様々な動作を制御する。制御回路網136の監視下で、PLDコンフィギュレーション回路網130は、PLD103の機能性をプログラムあるいはコンフィギュレーションするために、コンフィギュレーションデータ(ストレッジデバイス、ホストなどの外部ソースから得る)を使う。コンフィギュレーションデータは、典型的には、CRAM133に情報を格納するために使われる。CRAM133のコンテンツは、PLD103の様々なブロック(例えば、プログラマブルロジック106やプログラマブル相互接続109)の機能性を決定する。
本発明の記載のメリットを享受する当業者なら分かるように、I/O回路網112は、幅広い様々なI/Oデバイスまたは回路から構成され得る。I/O回路網112は、PLD103の様々なパーツ(例えば、プログラマブルロジック106、および、プログラマブル相互接続109)に結合し得る。I/O回路網112は、外部回路網や外部デバイスと通信するために、PLD103内の様々なブロック用メカニズムや回路網を提供する。
テスト/デバッグ回路網115は、PLD103内の様々なブロックや回路のテストやトラブルシューティングを容易にする。テスト/デバッグ回路網115は、本発明の記載のメリットを享受する当業者で周知の様々なブロックや回路を含み得る。例えば、テスト/デバッグ回路網115は、必要に応じて、PLD103のパワーアップまたはリセット後に、テストを実行する回路を含み得る。また、テスト/デバッグ回路網115は、必要に応じて、コーディング回路やパリティ回路も含み得る。
PLD103は、1つ以上のプロセッサ118を含み得る。プロセッサ118は、PLD103内の他のブロックや回路に結合し得る。プロセッサ118は、PLD103内外の回路からのデータと情報を受け取り、幅広い様々な方法で、情報を処理する。これは、本発明の記載のメリットを享受する当業者には、理解される。1つ以上のプロセッサ118は、デジタル信号プロセッサ(DSP)を構成し得る。DSPは、必要に応じて、幅広い様々な信号処理タスク(例えば、圧縮、復元、音声処理、映像処理、フィルタリングなど)を実行できる。本発明の記載のメリットを享受する当業者に理解されるように、専用のDSPを使用せずに、DSPの機能性を実行するために、必要に応じて、PLD103のロジックリソースが使用され得る。
PLD103は、また、1つ以上の通信回路121も含む。本発明の記載のメリットを享受する当業者には、理解されるように、通信回路121は、PLD103内の様々な回路およびPLD103外の様々な回路との間でのデータと情報の交換を促進し得る。
PLD103は、1つ以上のメモリ124と、1つ以上の制御装置127をさらに含み得る。メモリ124は、PLD103内の様々なデータと情報(例えば、ユーザデータ、中間結果、計算結果など)の格納が可能である。メモリ124は、必要に応じて、細かな形式あるいはブロック形式を有し得る。制御装置127は、PLD外の回路網とインターフェースし、これらPLD外の回路網の動作や様々な機能を制御できる。例えば、制御装置127は、必要に応じて、外部のシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)とインターフェースし、SDRAMを制御するメモリ制御装置127を構成し得る。
図1が示すのは、PLD103の略ブロック図であることに留意されたい。当業者には理解されるように、PLD103は、このように、他のブロックや回路網も含み得る。このような回路網の例には、クロック発生および分配回路、冗長回路などを含む。さらに、PLD103は、必要に応じて、アナログ回路網、他のデジタル回路網、および/または、混合モード回路網を含み得る。
図2は、本発明の例示的な実施形態に従うPLD103の平面図を示す。PLD103は、二次元アレイに配置されたプログラマブルロジック106を含む。プログラマブル相互接続109は、水平な相互接続と垂直な相互接続として配置され、プログラマブルロジック106のブロックを互いに結合する。説明的な実施形態において、本発明に従うPLDは、階層的構造を有し得る。換言すれば、プログラマブルロジック106の各ブロックは、順に、より小さな、あるいは、より細かなプログラマブルロジックブロックまたは回路を含み得る。
プログラマブル相互接続109は、互いに通信するために、PLD103(図1参照)の様々なブロック用のメカニズムを提供する。一般的に、PLD103のコンフィギュレーションデータ(またはプログラミングデータ)は、そのリソース(プログラマブルロジック106とプログラマブル相互接続109を含む)によって実現される機能性を決定する。コンフィギュレーション可能な回路のブロック(例えば、マルチプレクサ、送信ゲート、および、パストランジスタ)を使って、プログラマブル相互接続109は、PLD103内の様々な回路間の信号をルーティングし得る。
図3は、相互接続109のルーティング機能を表す回路配置200を示す。相互接続109は、駆動回路203と、カップリングメカニズム109Aを介して通信する受信回路205とを含む。本発明の記載のメリットを享受する当業者には、理解されるように、カップリングメカニズム109Aは、必要に応じて、様々な形式をとり得る。特定のインプリメンテーションの選択は、多数の要因(例えば、所望のアプリケーション、設計、および、性能仕様など)に依存する。例として、カップリングメカニズムは、必要に応じて、PLD103上のコンダクタ、ワイヤまたはコンダクタトレース、相互接続などを含み得る。
駆動回路203と受信回路205のそれぞれは、それぞれPLD103(図1参照)内のソースと宛先ブロック(例えば、プログラマブルロジック106、プロセッサ118、メモリ124など)と通信し得る。換言すれば、駆動回路203は、PLD103内のソースから信号を受け取り、その信号をカップリングメカニズム109Aを介して受信回路205に通信する。受信回路205は、カップリングメカニズム109Aから受け取った信号をPLD103内の宛先に提供する。
それは、PLD103の(1つのセグメント内の、または、それより小さな相互接続セグメント)に掛かるので、相互接続109は、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のような電気部品を多数含むことが多い。トランジスタの動作は、PLD103内で比較的大きな電力損を引き起こし得る。より特定的には、トランジスタの動作は、静的な電力損(典型的には、リークに起因)および動的な電力損(典型的には、トランジスタのスイッチングに起因)を引き起こし得る。これは、本発明の記載のメリットを享受する当業者には、理解される。
図4は、相互接続109の一次モデルの分析を促進する回路配置208を示す。回路配置208は、相互接続109Aを、抵抗器210とコンデンサ213を含む抵抗器コンデンサネットワークとして、モデル化している。抵抗器210は、駆動回路203の出力抵抗、および、カップリングメカニズム109Aの抵抗を含み得る。コンデンサ213は、カップリングメカニズム109Aの容量、および、受信回路205の入力容量を含み得る。
抵抗器210が無視し得る値(すなわち、駆動回路203内に比較的強いバッファ、低抵抗カップリングメカニズム109Aなど)を有すると仮定し、駆動回路203の電力損をモデル化し得る。カップリングメカニズム109Aを介して通信される信号が、周波数fでスイッチする場合、電力損Pは、
P=CV
の値を有する。ここで、Cはコンデンサ213の容量を、Vは駆動回路203の出力電圧をそれぞれ示す。上式は、駆動回路203の出力に補完的回路網を仮定している(すなわち、電圧がグラウンド電圧とVとの間でスイングする)ことに留意されたい。受信回路205は、典型的には、駆動回路203に類似した回路網を有し、こうして、信号のスイッチングの結果として、電力を分散する。
上記の式が示すように、C、Vおよび/またはfの増加にともない、スイッチングの電力損は増加することに留意されたい。カップリングメカニズム109Aの物理的属性は、信号通信および分配を行うために、PLD103のレイアウトによって決定されることが多い。これらの属性は、容量C(設計者は、実用的に可能な範囲でCの低減を探索する)の値を決定する。同様に、周波数fの値は、PLDのユーザが実行する機能性に依存する。
しかしながら、Vの値を低減して、相互接続109における電力損に影響を与えてもよい。図5の電力損(P)に対する電圧(V)のグラフ250に示すように、電力Pは、電圧Vの二乗で増加することに留意されたい。このように、Vを低減することは、同様にCまたはfを低減することに比べ、電力損に対し、より顕著な効果がある。
従来型の相互接続において、信号はグラウンドと供給電圧(VDD)の間でスイングする。以下に詳細に述べるように、本発明のコンセプトは、その一部において、グラウンド以上供給電圧(VDD)以下でスイングする電圧を低減するための装置とそれに対応する方法を意図している。別の言い方をすると、本発明に従う相互接続は、以下で示す下の値(V)と上の値(V):
=VGND+Δ
および
=VDD−Δ
との間でスイングする電圧をそれぞれ用いる。ここで、ΔとΔは、それぞれ、使用された特定の回路のトポロジと設計に依存する値を意味する。
図6は、本発明に従う相互接続109の説明的な実施形態の回路配置255を示す。回路配置255の駆動回路203は、前駆動回路または条件付け回路260A(第一のステージ)およびレベル変換回路263A(第二のステージ)の2つのステージを含む。前駆動回路260Aは、レベル変換器263を駆動する。レベル変換器263Aは、カップリングメカニズム109Aに結合し、1つ以上の入力信号から得られた信号を、カップリングメカニズム109Aに供給する。カップリングメカニズム109Aに供給された信号は、電圧スイングが低減している。
カップリングメカニズム109Aは、駆動回路203から受け取った信号を、受信回路205に提供する。受信回路205は、その第一のステージと同様に、前駆動回路または条件付け回路260Bを含む。前駆動回路260Bは、必要に応じて、前駆動回路260Aと同じような回路配置またはトポロジを有し得る。前駆動回路260Bは、それが受け取る信号から1つ以上の信号を、カップリングメカニズム109Aから得る。前駆動回路260Bは、レベル変換回路263Bにこれらの信号を提供する。レベル変換回路263Bは、相互接続109の出力信号として、低スイング信号を提供する。レベル変換回路263Bは、必要に応じて、レベル変換器263Aと同じような回路配置およびトポロジを有し得る。
図7は、本発明に従う相互接続109の例示的な実施形態の回路配置265を示す。図6の回路配置とは異なり、回路配置265は、その出力として、ノーマルスイングロジック信号またはレギュラースイングロジック信号(例えば、レイルツーレイル、またはVDD対グラウンドの電圧スイングを有する信号)を提供する。
より詳しくは、回路配置255の駆動回路203は、前駆動回路または条件付け回路260A(第一のステージ)およびレベル変換回路263A(第二のステージ)の2つのステージを含む。前駆動回路260Aは、レベル変換器263を駆動する。レベル変換器263Aは、カップリングメカニズム109Aに結合し、1つ以上の入力信号から得られた信号を、カップリングメカニズム109Aに供給する。カップリングメカニズム109Aに供給された信号は、電圧スイングが低減している。
カップリングメカニズム109Aは、駆動回路203から受け取った信号を、受信回路205に提供する。受信回路205は、その第一のステージと同様に、前駆動回路または条件付け回路260Bを含む。前駆動回路260Bは、必要に応じて、前駆動回路260Aと同じような回路配置またはトポロジを有し得る。前駆動回路260Bは、それが受け取る信号から1つ以上の信号をカップリングメカニズム109Aから得、その信号を前駆動回路の出力に提供する。前駆動回路260Bは、PLD回路270と結合し、それを駆動する。PLD回路270は、ノーマルスイングロジック信号をその入力で受け入れる。
図8および図10〜図13は、本発明に従う相互接続回路網(低電力消費ドライバと、関連回路網を含む)の説明的な実施形態の回路配置を提供する。図9は、以下に詳細を述べるように、幾つかの実施形態で使われる特定の信号のプロットを示す。
図8および図10〜図13の実施形態のそれぞれは、駆動回路203と受信回路205を含む。駆動回路203(例えば、203A/203B)のそれぞれは、前駆動回路260(例えば、260A/260B)および、レベル変換回路263(例えば、263A/263B)を含む。レベル変換器263Aと263Bは、図8および図10〜図13で同様であり、同様に動作する。さらに、図8および図10〜図13の実施形態は、トランジスタ301、304および307の配置と同様であり、これらトランジスタは、これらトランジスタのゲートを駆動する関連回路網を有し、似たような態様で動作する。
図8の回路配置280について述べる。前駆動回路260Aは、トランジスタ283A、286A、289Aおよび292Aを含む。レベル変換器263Aは、トランジスタ295Aおよび298Aを含む。本発明の記載のメリットを享受する当業者には理解されるように、トランジスタ286Aおよび289Aがインバータを形成する。トランジスタ292Aは、トランジスタ289Aと直列に結合する(また、同じゲート信号(すなわち、回路配置280の入力信号)を用いる)。
トランジスタ292Aは、比較的高い閾値電圧(V)を有する。すなわち、公称閾値電圧より高く、ときどき、高V(HVT)トランジスタと呼ばれる。例えば、トランジスタ292Aは、特定の製造プロセスに対して、公称閾値電圧から+80mVだけずれた閾値電圧を有することもある。
公称閾値電圧のトランジスタ289Aと、比較的高い閾値電圧のトランジスタ292A
とを組み合わせると、前駆動回路260Aがロジックロー信号として、ゼロでない入力電圧を認識できるようになる。例えば、前駆動回路260Aは、ロジックロー信号として、概ねVTP(PMOSトランジスタの公称閾値電圧)の値を有する電圧を認識できる。トランジスタ292Aがないと、トランジスタ289Aは入力電圧値がVTP(あるいは、ほぼVTP)であっても、オフにならないこともある。
さらに、トランジスタ292Aの閾値電圧が比較的高いので、トランジスタがオンとなるのを妨げ、こうして、電力損の増大を招く電流リークも阻止する(すなわち、クローバ電流(crow−bar current)を減らす)。言い換えれば、閾値電圧が比較的高いために、直列で組み合わさったトランジスタ289Aおよび292Aのリーク電流が減り、こうして、インバータのリーク電流も減る。トランジスタ283Aは、プルアップデバイスとして機能し、再生フィードバックを使いながら、ロジックハイ入力信号を回復させる。
より特定的には、ロジックハイ入力は、公称電圧よりも低いこともある(例えば、MUXまたはパストランジスタを介するカップリングのために)。トランジスタ283Aの再生動作は、その電圧をロジックハイ信号(VDD)に回復する。本発明の記載のメリットを享受する当業者なら分かるように、インバータとトランジスタ283Aを組み合わせると、ハーフラッチが形成される。
インバータの出力は、レベル変換器263Aを駆動する。レベル変換器263Aは、直列に結合されたトランジスタ295Aおよびトランジスタ298Aを含む。レベル変換器263Aは、インバータと同様のトポロジを有するが、PMOSデバイスとNMOSデバイスが置き換わっている(すなわち、PMOSデバイスが下流スタックに、NMOSデバイスが上流スタックを構成する)。このトポロジのために、レベル変換器263Aの出力は電圧スイングが減少する。
より特定的には、レベル変換器263Aの出力電圧は、(VGND+VTP)と(VDD−VTN)の間の電圧スイングを有する。ここで、VTPとVTNは、それぞれトランジスタ298Aと295Aの閾値電圧を示す。こうして、レベル変換器263Aは、典型的なCMOS回路の電圧スイング(すなわち、VGNDとVDDの間)より低い電圧スイングを有する。電圧スイングの減少は、上述のように、消費電力削減の一助となる。
前駆動回路260Bは、トランジスタ283B、286B、289Bおよび292Bを含む。レベル変換器263Bは、トランジスタ295Bおよび298Bを含む。前駆動回路260Bおよびレベル変換器263Bは、それぞれ前駆動回路260Aおよびレベル変換器263Aと同様な動作をする。シミュレーション結果によれば、一つの実施形態において、回路配置280は、従来型アプローチより、29%の電力を節約できる。
カップリングメカニズム109Aおよびトランジスタ301と304は、レベル変換器263Aを前駆動260Bに結合する。CRAM133内のメモリセルは、トランジスタ301と304のゲートを駆動する。こうして、効果的に、トランジスタ301と304とは、パストランジスタとして機能する。CRAM133のメモリセル内のデータに基づいて、トランジスタ301と304は、レベル変換器263Aを前駆動260Bに選択的に結合し得る。必要に応じて、また、本発明の記載のメリットを享受する当業者には理解されるように、トランジスタの個数や配置の異なるものも使用し得る。
トランジスタ307は、プルアップトランジスタとして機能する。トランジスタ301と304との双方がオフの状況において、トランジスタ307は、前駆動260Bの入力を供給電圧近くまでプルアップでき、入力が変動したり、不確定な値を有したりすることを避けることができる。信号NFREEZEが、トランジスタ307のゲートを駆動する。図10〜図13の実施形態も同様の回路配置を使用することに留意されたい。
図9は、PLD103の初期パワーアップにおける供給電圧に対する信号NFREEZEのタイミングのプロットを示す。t=tにおいて、供給電圧313はその最終値のVDDにランプアップし始める。tよりも後のt=tにおいて、信号310(NFREEZE)は、VDD近傍の最終値にランプアップし始める。しかしながら、t=tとt=tの間では、信号310はロジックローの値を有する。その結果、トランジスタ307はオンとなり、前駆動263Bの入力をVDD近傍またはロジックハイの値に上げる。図9に示されるタイミングや信号配置以外にも、必要に応じて、また、本発明の記載のメリットを享受する当業者なら理解されるように、他の様々なタイミングや信号配置を使用し得ることに留意されたい。
図10は、本発明に従う低消費電力駆動と、関連回路網を含む相互接続回路網の説明的な実施形態に利用する回路配置320を示す。回路配置320は、駆動回路203と受信回路205を含む。駆動回路203は、前駆動回路260Aとレベル変換器263Aを含む。受信回路205は、前駆動回路260Bとレベル変換器263Bを含む。前駆動回路260Aと260Bは、同様のトポロジを有し、似たような態様で動作する。同様に、レベル変換器263Aと263Bは、同様のトポロジを有し、同様に動作する。
前駆動回路260Aは、トランジスタ283A、325A、330A、335Aおよび340Aを含む。トランジスタ283A、325A、330Aおよび335Aは、図8の前駆動260Aと同様な回路を形成する。こうして、トランジスタ335Aは、比較的高いV(HVT)(すなわち、公称閾値電圧より高い電圧)を有し、その結果、上述のように、消費電力は減少する。しかしながら、図10の前駆動260Aは、追加トランジスタ340Aを含む。
トランジスタ340Aは、VDDに結合されたドレイン端子を有する。トランジスタ340Aは、低い入力変化の間(ある意味で、トランジスタ340Aはシュミットトリガーとして機能する)に、ノード350A(すなわち、トランジスタ330AとHVTトランジスタ335Aとの間のノード)を前もって(VDD−VTN)にセットする。換言すれば、入力がロジックロー状態を有するとき(回路への入力がVTPの値を有するとき)、トランジスタ340Aはノード350を(VDD−VTN)に保つ。ロジックローの入力では、トランジスタ340Aは、トランジスタ330Aのソース電圧をより高くする。ソース電圧が高いと、トランジスタ330Aの閾値電圧も高くなり、こうして、静的消費電力も減少する。
より特定的には、トランジスタ340Aの閾値電圧VTは、例えば、ソースとボディ間での電圧など数多くの要因に依存する。次式は、閾値電圧をボディからソースへの電圧の関数として、提供する。
Figure 2007028611
あるいは、(1)式を
Figure 2007028611
として、ソースからボディへの電圧として、書くこともできる。ここで、
T(0)=ソースからボディへの電圧(またはボディからソースへの電圧)がゼロにセットされたときの閾値電圧;
γ=ボディ因子で、ボディのドーピングレベルに依存する定数;
φ=定数;
νBS=ボディからソースへの全電圧(すなわち、ACおよびDC成分を含む);
νSB=ソースからボディへの全電圧(すなわち、ACおよびDC成分を含む)
である。
ボディからソースへの電圧νBS(あるいはソースからボディへの電圧νSB)がゼロに等しいとき、閾値電圧VはVT(0)に等しいことに留意すべきである。式2に示すように、ボディ因子γが有限な場合、トランジスタの閾値電圧は、ソースからボディへの電圧νSBが増加するにつれて、増加する。閾値電圧が高くなると、リーク電流が減少し、それゆえ、静的消費電力も減少する。こうして、トランジスタ330Aのトランジスタのソース電圧を上げることによって、つまり、そのソースからボディへの電圧νSBを上げることによって、トランジスタ340Aは前駆動回路260Aの消費電力を減らす。シミュレーション結果によると、一つの実施形態において、回路配置280は、従来のアプローチに比べ、35%節電できる。
前駆動回路260Bは、トランジスタ325B、330B、335Bおよび340Bを含む。レベル変換器263Bは、トランジスタ295Bおよび298Bを含む。前駆動回路260Bおよびレベル変換器263Bは、それぞれ前駆動回路260Aおよびレベル変換器263Aと同様に動作する。シミュレーション結果によると、一つの実施形態において、回路配置280は、従来のアプローチに比べ、35%節電できる。
図11は、本発明に従う低消費電力駆動と、関連回路網を含む相互接続回路網の説明的な実施形態に利用する回路配置360を示す。回路配置360は、駆動回路203と受信回路205を含む。駆動回路203は、前駆動回路260Aとレベル変換器263Aを含む。受信回路205は、前駆動回路260Bとレベル変換器263Bを含む。前駆動回路260Aと260Bは、同様のトポロジを有し、似たような態様で動作する。同様に、レベル変換器263Aと263Bは、同様のトポロジを有し、同様に動作する。
前駆動回路260Aは、トランジスタ363A〜384Aを含む。トランジスタ372
Aおよび375Aは、直列スタック状に結合し、補完信号によって駆動される。以前の図で示した前駆動回路と異なり、前駆動260Aは、ハーフラッチを含まない。その代わりに、個別の回路が、トランジスタ372Aと375Aのゲートを、補完ゲート信号を用いて駆動する。
より特定的には、トランジスタ363A、366Aおよび369Aは、PMOSトランジスタ372Aのゲートを駆動する。トランジスタ372Aを駆動する回路は、NMOSトランジスタの直列スタック(すなわち、トランジスタ366Aおよび369A)を含む。逆に、トランジスタ384A、378Aおよび381Aは、NMOSトランジスタ375Aのゲートを駆動する。トランジスタ375Aを駆動する回路は、PMOSトランジスタの直列スタック(すなわち、トランジスタ378Aおよび381A)を含む。このトランジスタ372Aおよび375Aを駆動する回路の配置は、前駆動回路260Aを介するクローバ電流を減らす。
前駆動回路260Aは以下のように動作する。入力信号がロジックハイの信号(VDD−VTN)を有する場合、トランジスタ363Aはオフであり、その間、トランジスタ366Aおよび369Aはオンである。ロジックハイの入力信号では、トランジスタ378Aと381Aがオフになり、トランジスタ384Aがオンとなる原因となり、トランジスタ375Aのゲートを回路のグラウンドの方に追いやる。その結果、トランジスタ375Aがオフであり、トランジスタ372Aがオンとなり、ロジックハイの信号をレベル変換器263Aに供給する。
逆に、入力信号がロジックローの信号VTPを有する場合、トランジスタ363Aはオンであり、その間、トランジスタ366Aおよび369Aはオフである。ロジックローの入力信号では、トランジスタ378Aと381Aがオンになり、トランジスタ375Aのゲートをハイに引き上げ、トランジスタ384Aをオフにする。その結果、トランジスタ375Bがオフであり、トランジスタ375Aがオフとなり、ロジックローの信号をレベル変換器263Aに供給する。
前駆動回路260Bは、前駆動回路260Aと同様に配置されるトランジスタ363B〜384Bを含む。レベル変換器263Bは、トランジスタ295Bと298Bを含む。前駆動回路260Bとレベル変換器263Bは、それぞれ前駆動回路260Aとレベル変換器263Aと同様に動作する。シミュレーション結果によると、一つの実施形態において、回路配置320は、従来のアプローチに比べ、20%節電できる。
図12は、本発明に従う低消費電力駆動と、関連回路網を含む相互接続回路網の説明的な実施形態に利用する回路配置400を示す。回路配置400は、駆動回路203と受信回路205を含む。駆動回路203は、前駆動回路260Aとレベル変換器263Aを含む。受信回路205は、前駆動回路260Bとレベル変換器263Bを含む。前駆動回路260Aと260Bは、同様のトポロジを有し、似たような態様で動作する。同様に、レベル変換器263Aと263Bは、同様のトポロジを有し、同様に動作する。
前駆動回路260Aは、トランジスタ403A、406A、409A、412A、415Aおよび418Aを含む。トランジスタ403Aおよび418Aは、駆動回路203用のフィードバックメカニズムを提供する。トランジスタ406Aと409Aは結合して、直列のPMOSスタックを形成する。逆に、トランジスタ412Aと415Aは結合して、直列のNMOSスタックを形成する。入力信号はPMOSスタック(すなわち、トランジスタ406Aと409Aのゲート)とNMOSスタック(すなわち、トランジスタ412Aと415Aのゲート)の双方に結合し、双方を駆動する。
駆動回路203にPMOSとNMOS、および、フィードバックトランジスタ403Aと418Aを含めることで、図11の対応する回路と同様に、前駆動260Aのクローバ電流は減少する。しかしながら、図11の回路と違って、回路配置400は、それを行うために、フィードバック(トランジスタ403Aと418Aを介して)を用いる。さらに、PMOSとNMOSスタックは、静的リーク電流を減らすか、あるいは、減らす傾向がある。その結果、回路配置400の電力消費は、従来型の回路に比べ、少ない。
前駆動回路260Aは、以下のように動作する。前駆動回路260A(すなわち、ノード425)が、ロジックローの値(VTP)を有し、入力信号がロジックローの値で変化するものと仮定する。その結果、トランジスタ406Aと409Aはオンになり、その間、
トランジスタ412Aと415Aはオフである。したがって、PMOSスタック(トランジスタ406Aと409A)は、ノード421をハイ(VDD−VTN)に引き上げる。
フィードバックメカニズムのために、入力がそれを低い信号に変化させるとき、トランジスタ403Aはほぼ完全にオフになる。また、フィードバックメカニズムのために、トランジスタ418Aはほぼ完全にオンになる。本発明の記載のメリットを享受する当業者なら理解されるように、入力値が逆の場合、反対のイベントが起こる。
前駆動回路260Bは、トランジスタ403B、406B、409B、412B、415Bおよび418Bを含む。レベル変換器263Bは、トランジスタ295Bと298Bを含む。前駆動回路260Bとレベル変換器263Bは、それぞれ前駆動回路260Aとレベル変換器263Aと同様に動作する。シミュレーション結果によると、一つの実施形態において、回路配置400は、従来のアプローチに比べ、42%節電できる。
図13は、本発明に従う低消費電力駆動と、関連回路網を含む相互接続回路網の説明的な実施形態に利用する回路配置430を示す。回路配置430は、駆動回路203と受信回路205を含む。駆動回路203は、前駆動回路260Aとレベル変換器263Aを含む。受信回路205は、前駆動回路260Bとレベル変換器263Bを含む。前駆動回路260Aと260Bは、同様のトポロジを有し、似たような態様で動作する。同様に、レベル変換器263Aと263Bは、同様のトポロジを有し、同様に動作する。
前駆動回路260Aには、PMOSトランジスタ433AとNMOSトランジスタ436Aを含む。当業者には周知のように、トランジスタ433Aと436Aは、連結して、インバータとして機能する。しかしながら、通常のインバータと異なり、トランジスタ433Aと436Aは、比較的高い閾値V(すなわち、公称閾値電圧より高い)を有し、ときどき超高V(SHVT)トランジスタと呼ばれる。例えば、トランジスタ433Aまたは436Aは、特定の製造プロセスに対して、公称閾値電圧から80mVだけずれた閾値電圧を有することもある。
比較的高い閾値電圧のトランジスタ433Aと436Aを使うことによって、前駆動回路260Aのクローバ電流が低減する。より特定的には、ロジックハイの値(VDD−VTN)を有するものと仮定する。公称閾値電圧を有する通常のPMOSトランジスタは、オンになり、幾分かの電流を導き得るので、その結果、比較的高いクローバ電流が生じる。
しかしながら、入力がロジックローの値(VTP)を有する場合、通常のNMOSトランジスタは、公称閾値電圧で、オンになり得て、有限量の電流を導き、その結果、高いクローバ電流が生じる。しかしながら、トランジスタ433Aと436Aを高い絶対値の閾値電圧(例えば、SHVT)で用いると、このような状況を避けることができる。別の言い方をすれば、トランジスタ433Aの閾値電圧が比較的高いと、ロジックローの入力が存在しても、オンとなるのを妨げる。逆に、トランジスタ433Bの閾値電圧が比較的高いと、入力信号がロジックハイの値を有するとき、オンになるのを妨げる。
レベル変換器263Aは、トランジスタ295Aおよび298Aを含む。トランジスタ295Aおよび298Aは比較的低い閾値電圧を有し、ときどき低閾値電圧(LVT)と呼ばれる。例えば、トランジスタ295Aまたは298Aは、特定の製造プロセスに対して、公称閾値電圧から−80mVだけずれた閾値電圧を有することもある。トランジスタ295Aと298Aの閾値電圧が比較的低いと、レベル変換器263Aにおいて、信頼性高く促進された動作が確保される。
より特定的には、トランジスタ295Aと298Aが比較的低い閾値電圧(LVT)を有するので、スイング出力信号(すなわち、ロジックハイのレベルVDD−VTN(LVT)、および、ロジックローのレベルVGND+VTP(LVT))が減少する。ここで、VTN(LVT)とVTP(LVT)とは、比較的低い閾値電圧(LVT)を示す。前駆動回路260Bは、絶対値の大きな閾値電圧(SHVT)のトランジスタ433Bと436Bを用いるため、印加されたロジックハイのレベルとローのレベルは、前駆動回路260B内のトランジスタを完全に「オフ」にすることを確実にする。
換言すれば、回路は、駆動回路203の第二のステージにあるトランジスタの閾値電圧と、受信回路205の第一のステージにあるトランジスタの閾値電圧との差に依存して、休止状態において静的リーク電流なく(あるいは、比較的低く)、正常な動作を確保する。さらに、閾値電圧が比較的低いと、トランジスタ295Aと298Aの電流駆動能力が増加し(同様にトランジスタ295Bと298Bも)、こうして、その動作速度も速まる。
前駆動回路260Bは、PMOSトランジスタ433BとNMOSトランジスタ436Bとを含む。トランジスタ433Bおよび436Bは、それぞれトランジスタ433Aおよび436Aと同様な特徴を有する。レベル変換器263Bは、トランジスタ295Bと298Bを含む。前駆動回路260Bとレベル変換器263Bは、それぞれ前駆動回路260Aとレベル変換器263Aと同様に動作する。トランジスタ295Bおよび298Bは、それぞれトランジスタ295Aおよび298Aと同様な特徴を有する。シミュレーション結果によると、一つの実施形態において、回路配置430は、従来のアプローチに比べ、42%節電できる。
必要に応じて、また、本発明の記載のメリットを享受する当業者なら分かるように、本発明のコンセプトは、プログラマブルまたはコンフィギュレーション可能なロジック回路網を含む様々なプログラマブル集積回路(IC)に有効に適用し得ることに留意されたい。このような回路網には、例えば、複合プログラマブルロジックデバイス(CPLD)、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、構造化特定用途向けIC、(構造化ASIC)、および、フィールドププログラマブルゲートアレイ(FPGA)が含まれる。
図面に関して言うと、図示されたブロックは、概念的機能および信号の流れを主として表し得ることを、当業者は気付くものである。実際の回路インプリメンテーションは、様々な機能ブロックに対して、個々の同一のハードウェアを含むことも含まないこともあり得るし、図示された特定の回路網を用いることも用いないこともあり得る。例えば、必要に応じて、1つの回路ブロックに様々なブロックの機能を組み合わせし得る。さらに、必要に応じて、1つのブロックの機能を幾つかの回路ブロックで実行し得る。本発明の記載のメリットを享受する当業者なら理解されるように、回路インプリメンテーションの選択は、あるインプリメンテーションに対する特定の設計および性能仕様などの様々な因子による。また、本発明の記載のメリットを享受する当業者には、上述した事項に加え、本発明の他の改変や代替的な実施形態を行えることは明白である。したがって、本記述は、当業者に、本発明の実施態様を教示するものであり、説明的なものであるに過ぎないものと解釈されるべきである。
図示され、記載された発明の形式は、現在のところ、好ましい実施形態あるいは説明的な実施形態として考えられるべきである。当業者なら、本明細書に記載した発明の範囲から逸脱することなく、パーツの形状、寸法および配置を様々に変更し得る。例えば、当業者は、ここに図示および記載されたエレメントを同等のエレメントで代替し得る。さらに、本発明の記載のメリットを享受する当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、本発明のある特徴を他の特徴とは、独立して使用し得る。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。
相互接続回路は、駆動回路と受信回路を含む。受信回路は、駆動回路に結合する。駆動回路は、入力信号を受け取り、入力信号から限定スイング駆動出力信号を得るように、構成される。受信回路は、限定スイング駆動出力回路から、限定スイング受信出力信号を得るように、構成される。
本発明の説明的な実施形態に従うPLDの一般的なブロック図を示す。 本発明の例示的な実施形態に従うPLDの平面図を示す。 相互接続のルーティング機能を表す回路配置を示す。 相互接続回路の一次モデルを分析するための回路配置を示す。 電力損(P)を電圧(V)の関数としたグラフを示す。 本発明に従う相互接続の説明的な実施形態の回路配置を示す。 本発明に従う相互接続の別の説明的な実施形態の回路配置を示す。 本発明に従う相互接続の例示的な実施形態の回路配置を示す。 本発明に従う例示的な実施形態で、パワーアップ中に使われる信号のプロットを示す。 本発明に従う相互接続の例示的な実施形態の回路配置を示す。 本発明に従う相互接続の例示的な実施形態の回路配置を示す。 本発明に従う相互接続の例示的な実施形態の回路配置を示す。 本発明に従う相互接続の例示的な実施形態の回路配置を示す。
符号の説明
103 PLD
106 プログラマブルロジック
109 プログラマブル相互接続
112 I/O回路網
115 テスト/デバッグ回路網
118 プロセッサ
121 通信回路網
124 メモリ
130 コンフィギュレーション回路網
133 コンフィギュレーションメモリ(CRAM)
136 制御回路網

Claims (35)

  1. 入力信号から限定スイング駆動出力信号を得るように構成された駆動回路と、
    該駆動回路と結合され、該限定スイング駆動出力信号から限定スイング受信出力信号を得るように構成された受信回路と
    を備える、相互接続回路。
  2. 前記限定スイング駆動出力信号は、
    グラウンド電位より高い電位を有する該限定スイング駆動出力信号に対応する第一の信号状態と、
    供給電圧より低い電位を有する該限定電圧スイング駆動出力信号に対応する第二の信号状態と
    を有する、請求項1に記載の相互接続回路。
  3. 前記限定スイング受信出力信号は、
    グラウンド電位より高い電位を有する該限定スイング受信出力信号に対応する第一の信号状態と、
    供給電圧より低い電位を有する該限定電圧スイング受信出力信号に対応する第二の信号状態と
    を有する、請求項1に記載の相互接続回路。
  4. 前記入力信号は、プログラマブルロジックデバイス(PLD)内の第一のプログラマブルロジック回路によって、供給される、請求項1に記載の相互接続回路。
  5. 前駆動回路と、
    該前駆動回路に結合されたレベル変換回路と
    をさらに備える、請求項1に記載の相互接続回路。
  6. 前記レベル変換回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタを備える、請求項5に記載の相互接続回路。
  7. 前記前駆動回路は、複数のトランジスタのカスケード結合をさらに備え、
    該複数のトランジスタの第一のトランジスタは公称閾値電圧より高い閾値電圧を有する、請求項5に記載の相互接続回路。
  8. 前記前駆動回路は、
    前記第一のトランジスタに結合された第二のトランジスタと、
    該第一のトランジスタとグラウンド電位とに結合された第三のトランジスタと
    をさらに備える、請求項7に記載の相互接続回路。
  9. 前記前駆動回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタをさらに備え、
    該PMOSトランジスタは第一の信号によって駆動され、
    該NMOSトランジスタは第二の信号によって駆動され、
    該第一の信号と該第二の信号は、相補的な信号を構成する、請求項5に記載の相互接続回路。
  10. 前記前駆動回路は、
    前記駆動出力信号から得られたフィードバック信号によって駆動するPMOSトランジスタと、
    該駆動出力信号から得られた該フィードバック信号によって駆動するNMOSトランジスタと
    をさらに備える、請求項5に記載の相互接続回路。
  11. 前記前駆動回路は、
    公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するPMOSトランジスタと、
    該公称閾値電圧より高い閾値電圧を有し、該PMOSトランジスタに結合されたNMOSトランジスタと
    をさらに備える、請求項5に記載の相互接続回路。
  12. プログラマブルロジックデバイス(PLD)内のリソースを結合するための相互接続回路であって、
    該相互接続回路は、公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ含む駆動回路を備える、相互接続回路。
  13. 前記駆動回路は、レベル変換回路に結合された前駆動回路を備える、請求項12に記載の相互接続回路。
  14. 前記公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ含む受信回路をさらに備える、請求項12に記載の相互接続回路。
  15. 前記駆動回路が、入力信号から限定スイング駆動出力信号を得る、請求項14に記載の相互接続回路。
  16. 前記限定スイング駆動出力信号は、グラウンド電圧より高い電圧の第一の信号状態と、供給電圧より低い電圧の第二の信号状態とを有する、請求項15に記載の相互接続回路。
  17. 前記受信回路が、前記限定スイング駆動出力信号から、限定スイング受信出力信号を得る、請求項14に記載の相互接続回路。
  18. 前記限定スイング受信出力信号は、グラウンド電圧より高い電圧の第一の信号状態と、供給電圧より低い電圧の第二の信号状態とを有する、請求項17に記載の相互接続回路。
  19. 前記レベル変換回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタを備える、請求項13に記載の相互接続回路。
  20. 前記駆動回路は、複数のトランジスタのカスケード結合をさらに備え、
    該複数のトランジスタの第一のトランジスタは前記公称閾値電圧より高い閾値電圧を有する、請求項12に記載の相互接続回路。
  21. 前記駆動回路は、
    前記第一のトランジスタに結合された第二のトランジスタと、
    該第一のトランジスタとグラウンド電位とに結合された第三のトランジスタと
    をさらに備える、請求項20に記載の相互接続回路。
  22. 前記駆動回路は、NMOSトランジスタに結合されたPMOSトランジスタをさらに備え、
    該PMOSトランジスタは第一の信号によって駆動され、
    該NMOSトランジスタは第二の信号によって駆動され、
    該第一の信号と該第二の信号は、相補的な信号を構成する、請求項12に記載の相互接続回路。
  23. 前記駆動回路は、
    前記駆動出力信号から得られたフィードバック信号によって駆動するPMOSトランジスタと、
    該駆動出力信号から得られた該フィードバック信号によって駆動するNMOSトランジスタと
    をさらに備える、請求項12に記載の相互接続回路。
  24. 前記駆動回路は、
    前記公称閾値電圧より高い閾値電圧を有するPMOSトランジスタと、
    該公称閾値電圧より高い閾値電圧を有し、該PMOSトランジスタに結合されたNMOSトランジスタと
    をさらに備える、請求項12に記載の相互接続回路。
  25. 前記駆動回路は、前記PLD内の第一のプログラマブルロジック回路に結合し、
    前記受信回路は、該PLD内の第二のプログラマブルロジック回路に結合する、請求項14に記載の相互接続回路。
  26. プログラマブルロジックデバイス(PLD)内の回路網を相互接続する方法であって、該方法は、
    第一の回路内でソースから入力信号を受け取ることと、
    限定スイングを有する該第一の回路の出力信号を生成することと、
    該第一の回路の出力信号を第二の回路に供給することと、
    限定スイングを有する該第二の回路の出力信号を生成することと
    を包含する、方法。
  27. 前記入力信号を受け取ることは、前記PLD内の第一のプログラマブルロジック回路から該入力信号を受け取ることをさらに包含する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第二の回路の出力信号を、前記PLD内の第二のプログラマブルロジック回路に、供給することを、さらに包含する、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第一の回路は、公称閾値電圧と異なる閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ備える、請求項26に記載の方法。
  30. 前記第二の回路は、公称閾値電圧と異なる閾値電圧を有するトランジスタを少なくとも1つ備える、請求項26に記載の方法。
  31. 前記第一の回路は、駆動回路を備える、請求項26に記載の方法。
  32. 前記第二の回路は、受信回路を備える、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第一の回路の出力信号を前記第二の回路に供給することは、該第一の回路の出力信号を複数のトランジスタを介してルーティングすることを、さらに包含する、請求項26に記載の方法。
  34. 前記第一の回路の出力信号は、
    グラウンド電圧とは異なる電圧レベルに対応する第一の状態と、
    供給電圧とは異なる電圧レベルに対応する第二の状態と
    を有する、請求項26に記載の方法。
  35. 前記第二の回路の出力信号は、
    グラウンド電圧とは異なる電圧レベルに対応する第一の状態と、
    供給電圧とは異なる電圧レベルに対応する第二の状態と
    を有する、請求項26に記載の方法。
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