JP2008172097A - 半導体集積回路 - Google Patents

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景之 清瀬
Kouen Kiyo
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Abstract

【課題】接続端子数を十分に削減することが可能な半導体集積回路を提供する。
【解決手段】信号が入力されるアナログ入力端子110を有し、アナログ入力端子110への信号入力により所定の動作を実行するアナログ回路100と、アナログ回路100外部からアナログ入力端子110への信号入力経路に接続され、アナログ入力端子110をVDD電位の状態にするVDDセル200と、アナログ回路100外部からアナログ入力端子110への信号入力経路に接続され、アナログ入力端子110をVDD電位と異なるVSS電位の状態にするVSSセル210と、VDDセル200とアナログ入力端子110との間又はVSSセル210とアナログ入力端子110との間を導通状態にするか否かを制御するアナログスイッチ330および340とを備える
【選択図】図1

Description

本発明は、ウェハー状態でのバーンイン(以下、WLBI)試験時に信号を印加すべきアナログ入力端子を削減するために、半導体集積回路内部において、アナログ回路に供給されている電源やグランドを制御することで、アナログ回路に負荷をかけることができる半導体集積回路に関する。
近年、ディジタル回路とアナログ回路とを1チップに混載したシステムLSI(Large Scale Integration)が多く開発、製造されている。また、微細プロセス技術を採用することによるチップ面積の縮小、およびウェハーの大口径化によって、1ウェハーあたりのチップの採れ数が増加している。その結果、パッケージに組み立ててからバーンインを行うパッケージ・バーンイン(以下、パッケージBI)よりも、ウェハーを一括で処理することにより大幅にコストを削減することが可能な、WLBIへの移行が急速に進んでいる。
しかし、WLBI試験では電源電圧およびグランドの供給、制御信号および入力信号の供給、並びにモニタ出力信号の受け取りが必要となるが、ウェハーへの圧力等の問題から、1ウェハーあたりの接続端子数に制限がある。従って、1ウェハーあたりの採れ数が増加すると1チップあたりの接続可能な端子数が減少する。そこで、特許文献1に記載の半導体集積回路では、電源分離セルに、電源間保護トランジスタと電源間接続スイッチとを設け、複数の電源を前記の電源分離セルに接続している。WLBI試験時に電源間接続スイッチによって、複数の電源を導通させることで、電源を共通化できるため、接続端子数が削減される。
特開2005−109238号公報
ところで、特許文献1に記載の半導体集積回路は、特にディジタル回路・アナログ回路混載のLSIは、図8に示すような構成をとる。すなわち、アナログ回路100のアナログ入力端子110がアナログスイッチ300、310及び320を介してアナログ入力セル500、510及び520と接続され、VDD端子120がVDDセル200と接続され、VSS端子130がVSSセル210と接続され、アナログスイッチ300、310及び320が制御信号301、311及び321により制御される構成をとる。従って、アナログ回路100のアナログ入力端子110は、アナログ信号の導通および切断を制御するアナログスイッチ300のみを介してアナログ入力セル500と接続される。その結果、内部回路でアナログ回路に信号を供給することが出来ず、WLBI試験時にアナログ入力セル500に信号を接続端子640から印加する必要があるため、この半導体集積回路でも接続端子数を十分に削減することができない。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、接続端子数を十分に削減することが可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体集積回路は、信号が入力される入力端子を有し、前記入力端子への信号入力により所定の動作を実行するマクロセルと、前記マクロセル外部から前記入力端子への信号入力経路に接続され、前記入力端子を第1電位の状態にする第1電源セルと、前記マクロセル外部から前記入力端子への信号入力経路に接続され、前記入力端子を前記第1電位と異なる第2電位の状態にする第2電源セルと、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記入力端子と前記第2電源セルとの間を導通状態にするか否かを制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
この構成により、マクロセルと電源セルとの導通状態を制御することによりWLBI動作のためにマクロセルの入力端子に入力する信号を半導体集積回路(チップ)内部で生成できる。その結果、WLBI動作時にマクロセルに対して、半導体集積回路外部から信号を入力することがなくなるので、半導体集積回路の接続端子数の削減が実現できる。
ここで、前記制御回路は、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記第2電源セルと前記入力端子との間を非導通状態にした時に、前記入力端子を前記第1電位および第2電位と異なる第3電位の状態にするスイッチで構成されることが望ましい。
この構成により、制御回路を、アナログスイッチのような遮断時に入力端子をハイインピーダンス(以下、“Hi−Z”)な状態とする小規模なスイッチによって実現することで、回路規模の増大を抑えることができる。
また、前記スイッチは、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記第2電源セルと前記入力端子との間に挿入されることが望ましい。
この構成により、マクロセルに対して入力する信号として、第1電位および第3電位又は第2電位および第3電位の2状態の信号を作ることができる。
また、前記スイッチは、前記第1電源セルと前記入力端子との間と、前記第2電源セルと前記入力端子との間とに挿入され、前記第1電源セルと前記入力端子との間と、前記入力端子と前記第2電源セルとの間とを導通状態にするか否かを制御することが望ましい。
この構成により、マクロセルに対して入力する信号として、第1電位、第2電位および第3電位の3状態の信号を作ることができる。
また、前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられたプルアップ、プルダウン回路で構成されることが望ましい。また、前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられたプルアップ回路およびプルダウン回路のいずれかで構成されることが望ましい。また、前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられたプルアップ回路およびプルダウン回路の両方で構成されることが望ましい。
この構成により、制御回路を信号入力セルに組み込むことで、半導体集積回路内部に制御回路を持たせる必要がなくなるため、半導体集積回路の回路規模の増大を抑えることができる。
また、前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する第1信号入力セルと、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する第2信号入力セルとを備え、前記制御回路は、前記第1信号入力セルの内部に備えられたプルアップ回路と、前記第2信号入力セルの内部に備えられたプルダウン回路とから構成されることが望ましい。
この構成により、プルアップ回路およびプルダウン回路を異なる信号入力セルに組み込むことで、信号入力セルの規模増大を抑えることができる。
また、前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルとを備え、前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられ、前記入力端子に入力される信号を通過又は遮断するスイッチより構成され、前記スイッチは、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記第2電源セルと前記入力端子との間に挿入されることが望ましい。
この構成により、制御回路をプルアップ、プルダウン回路では無くスイッチにより構成することで、マクロセルに接続される抵抗値をプルアップ、プルダウン回路より下げることができる。
また、前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、前記制御回路は、前記信号入力セルの外部に備えられたプルアップ回路およびプルダウン回路で構成されることが望ましい。
この構成により、制御回路を信号入力セルとは別個のセルとして持たせることで、制御回路の配置に自由度を持たせることができる。
また、前記制御回路は、前記半導体集積回路の内部で生成される高電位および低電位が任意に現れる制御信号の入力を受けて前記制御を行うことが望ましい。また、前記制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成されるスキャン出力信号の入力を受けて前記制御を行うことが望ましい。
この構成により、制御回路の制御信号としてスキャン出力信号を使用することで、半導体集積回路の接続端子を増やすことなく制御回路を動作させることができる。
また、前記制御回路は、前記第1電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第1制御回路と、前記第2電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第2制御回路とから構成され、前記第1制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成されるスキャン出力信号、および前記スキャン出力信号の反転信号のいずれか一方の入力を受けて前記制御を行い、前記第2制御回路は、前記スキャン出力信号、および前記スキャン出力信号の反転信号のいずれか他方の入力を受けて前記制御を行うことが望ましい。
この構成により、第1制御回路および第2制御回路にそれぞれ反転関係の制御信号を入力することで、第1電源セルおよび第2電源セルが短絡される、または、入力端子が開放されることなく、小規模な回路追加による第1電位、第2電位および第3電位の3状態の信号の生成が可能となる。
また、前記制御回路は、前記第1電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第1制御回路と、前記第2電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第2制御回路とから構成され、前記第1制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成される第1スキャン出力信号の入力を受けて前記制御を行い、前記第2制御回路は、前記第1スキャン出力信号とは異なる伝達経路の第2スキャン出力信号の入力を受けて前記制御を行うことが望ましい。
この構成により、第1制御回路および第2制御回路にそれぞれ独立した制御信号を入力することで、第1電位、第2電位および第3電位の3状態の信号の生成が可能となる。
また、前記制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成されるスキャン出力信号の分周信号の入力を受けて前記制御を行うことが望ましい。
この構成により、スキャン出力信号の周期がマクロセルのサンプリング周波数を超えている場合に、スキャン出力信号を分周させて周期を下げることができるので、スキャン出力信号によらないマクロセルでのサンプリングが可能となる。
本発明によれば、WLBI試験時に、アナログ入力信号を半導体集積回路外部から入力することなくアナログ回路を試験することが可能なため、アナログ回路を含む半導体集積回路のWLBI試験を効果的、かつ容易に実現することが可能となり、大変有効である。
以下、本発明の実施の形態における半導体集積回路について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1による半導体集積回路について、図1〜3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1による半導体集積回路の構成を示す図である。
この半導体集積回路は、1チップに設けられた回路であり、アナログ入力端子110、VDD端子120およびVSS端子130を有するアナログ回路100と、アナログスイッチ300、310、320、330及び340と、アナログ入力セル500、510および520と、VDDセル200と、VSSセル210とを備える。
VDD端子120には、VDDセル200からVDD電圧が供給され、VSS端子130にはVSSセル210からVSS電圧が供給されている。
アナログ入力端子110には、アナログ回路100を通常動作させるために、アナログスイッチ300、310および320の出力端子が接続されている。アナログスイッチ300は、制御信号301が高電位(以下、“H”)のときにアナログ入力セル500の出力信号を導通し、低電位(以下、“L”)のときにアナログ入力セル500の出力信号を切断する。また、アナログスイッチ310は、制御信号311が“H”のときにアナログ入力セル510の出力信号を導通し、“L”のときにアナログ入力セル510の出力信号を切断する。さらに、アナログスイッチ320は、制御信号321が“H”のときにアナログ入力セル520の出力信号を導通し、“L”のときにアナログ入力セル520の出力信号を切断する。
アナログ入力端子110には、同時に、アナログ回路100をWLBI動作させるために、アナログスイッチ330および340の出力端子が接続されている。アナログスイッチ330は、制御信号331が“H”のときにVDDセル200からのVDD電圧を通過させ、“L”のときにVDDセル200からのVDD電圧を遮断する。また、アナログスイッチ340は、制御信号341が“H”のときにVSSセル210からのVSS電圧を通過させ、“L”のときにVSSセル210からのVSS電圧を遮断する。
次に、上記構成を有する半導体集積回路のWLBI動作について、図8に示す従来の半導体集積回路と比較して説明する。
図8に示す従来の半導体集積回路では、WLBI動作時にアナログ入力端子110に負荷をかけるためには、アナログスイッチ300を導通状態にして、アナログ入力セル500に信号を印加する必要がある。しかし、図1の半導体集積回路では、アナログスイッチ300、310及び320を全て切断し、アナログスイッチ330のみを導通させることでアナログ入力端子110をVDD電位の状態とすることができる。つまり、“H”のアナログ入力信号をアナログ入力端子110に入力することができる。また、アナログスイッチ340のみを導通させることでアナログ入力端子110をVSS電位の状態とすることができる。つまり、“L”のアナログ入力信号をアナログ入力端子110に入力することができる。さらに、アナログスイッチ330及び340を共に切断することでアナログ入力端子110をハイインピーダンスの状態とすることができる。つまり、“Hi−Z”のアナログ入力信号をアナログ入力端子110に入力することができる。これにより、アナログ回路100に供給されているVDD電圧及びVSS電圧を用いてWLBI動作時にアナログ入力端子110に負荷をかける信号を生成できる。その結果、従来の半導体集積回路と比較して、WLBI動作時にアナログ入力セル500に外部から信号を印加する必要がなくなる分だけ、WLBI動作時に印加が必要な端子数、つまり図8の接続端子640を削減することが出来る。
なお、図1ではアナログスイッチ330及び340はそれぞれ、アナログ回路100にVDD電圧及びVSS電圧を供給するVDDセル200及びVSSセル210と接続されている。しかし、これは、アナログスイッチ330及び340に、アナログ回路100以外の回路に供給されているVDDセル及びVSSセルと接続することを制限するものではない。
また、アナログスイッチ330及び340は、両方同時に使用するのではなく、何れか一つだけ使用することで、半導体集積回路の回路規模の増大を抑えることもできる。
さらに、アナログスイッチ300、310、320、330及び340の制御論理は、前記の“H”のときに導通、“L”のときに切断というものに限定されることはない。
ここで、アナログスイッチ330及び340の制御信号331及び341としてスキャン信号を用いる場合の制御信号の生成方法について、図2および3を用いて説明する。
アナログスイッチ330および340の制御信号331および341には、WLBI動作時に半導体集積回路(チップ)の内部で生成されている、ランダムに“H”および“L”となる信号(スキャン信号、擬似ランダムパターン発生器(以下、PRPG)の出力信号等)を用いることで、動的に“H”および“L”となる信号を制御信号331および341として入力することができる。これにより、制御信号331および341を入力するために接続端子を設けることなく、アナログ入力端子110にアナログ入力信号を入力することができる。
図1に示すように複数のアナログスイッチを使用する場合には、図2に示すようにWLBI動作時にスキャン信号601を、WLBI動作以外のときに通常動作時の信号602を出力するセレクタ600と、セレクタ600の出力信号603の反転回路出力信号611を生成する反転回路610とを半導体集積回路に追加する。制御信号331にセレクタ出力信号603を、制御信号341に反転回路出力信号611を使用することで、アナログスイッチ330および340のうち、何れか一つが導通状態であれば、もう一つが切断状態になるため、アナログ入力端子110に“H”および“L”のアナログ入力信号を入力することができる。これにより、WLBI動作を行うための回路追加を小規模なものに抑えることができる。
なお、制御信号331にスキャン信号、制御信号341にスキャン信号の反転信号を用いる、または、制御信号341にスキャン信号、制御信号331にスキャン信号の反転信号を用いることができれば、追加される回路の構成は、図2の回路構成に限定されるものではない。
このとき、図2の回路構成では、アナログ入力端子110に対して、“H”および“L”の何れかしか入力することができない。しかし、図3の回路構成では、セレクタ620および630が用いられ、セレクタ620は、WLBI動作時にスキャン信号621を、WLBI動作以外のときに通常動作時の信号622を出力し、セレクタ630は、WLBI動作時にスキャン信号621とは独立した伝達経路のスキャン信号631を、WLBI動作以外のときに通常動作時の信号632を出力する。制御信号331にセレクタ620の出力信号623を、制御信号341にセレクタ630の出力信号633を使用することで、アナログスイッチ330および340の状態が、図2の場合における何れか一方のみ導通している、というものに加えて、共に切断されている状態も作り出すことができる。これにより、アナログ入力端子110に“Hi−Z”のアナログ入力信号も入力することができるため、アナログ回路100に対して、より効果的に負荷をかけることができる。しかし、本構成では、アナログスイッチ330および340が共に導通している状態も作り出されるため、これを防止する回路の追加が必要になり、図2の回路構成と比較して回路規模が増大してしまうことになる。
なお、制御信号331および341にそれぞれ独立した伝達経路のスキャン信号を用いることができれば、図3の構成に限定されるものではない。
また、制御信号331および341にスキャン信号の分周信号が用いられてもよい。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2による半導体集積回路について、図4〜6を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態2による半導体集積回路の構成を示す図である。
この半導体集積回路は、図1の半導体集積回路のようにアナログスイッチ330および340を用いてアナログ入力信号を生成するのでは無く、アナログ入力セル530に設けたプルアップ、プルダウン回路によりアナログ入力信号を生成するという点で実施の形態1の半導体集積回路と異なる。
この半導体集積回路は、図8の従来の回路において、アナログ入力セル500の代わりに、制御信号400によってプルアップ信号の導通および切断が制御でき、かつ制御信号410によってプルダウン信号の導通および切断が制御できるプルアップ、プルダウン回路を備えているアナログ入力セル530を設けた構成を有する。
次に、上記構成を有する半導体集積回路のWLBI動作について説明する。
図4の半導体集積回路では、WLBI動作時にプルアップ、プルダウン回路を備えたアナログ入力セル530に接続されているアナログスイッチ300のみを導通状態にして、プルアップ、プルダウン回路が無いアナログ入力セル510および520に接続されているアナログスイッチ310および320を全て切断し、さらにトランジスタ430のみを導通状態にしてプルアップ回路のみ有効にすることで“H”のアナログ入力信号をアナログ入力端子110に入力することができる。また、トランジスタ440のみを導通状態にして、プルダウン回路のみ有効にすることで“L”のアナログ入力信号をアナログ入力端子110に入力することができる。さらに、トランジスタ430および440を共に非導通状態とすることで“Hi−Z” のアナログ入力信号をアナログ入力端子110に入力することができる。これにより、実施の形態1同様、従来の半導体集積回路と比較して、WLBI試験時にアナログ入力セル500外部から信号を印加する必要がなくなる分だけWLBI試験時に印加が必要な接続端子を削減することができ、端子数を削減することが出来る。
さらに、実施の形態1の半導体集積回路は、WLBI試験時のみに使用される、アナログ入力信号の制御を行うアナログスイッチ330および340を備えるとした。しかし、本実施の形態の半導体集積回路では、同様の機能をアナログ入力セル530が備え、アナログスイッチ330および340は設けられない。よって、実施の形態1と同様の端子削減効果を実現しながら、半導体集積回路の回路規模の増大を抑えることができる。
なお、本実施の形態の半導体集積回路は、図5に示すように、図8の従来の回路において、アナログ入力セル500の代わりにアナログ入力セル540が設けられ、アナログ入力セル510の代わりにアナログ入力セル550が設けられた構成を有してもよい。このとき、アナログ入力セル540は、制御信号400によってプルアップ信号の導通および切断が制御できる回路を備え、アナログ入力セル550は、制御信号410によってプルダウン信号の導通および切断が制御できる回路を備えている。この回路は、アナログスイッチ300および310を導通状態にし、制御信号400および410を与えることでWLBI動作する。これにより、個々のアナログ入力セルの規模増大を抑えながら、図4の構成と同様の端子削減効果を実現できる。従って、アナログ入力セル530の大きさの点で、プルアップ、プルダウン回路を備えたアナログ入力セル530を作成することが困難な場合でも端子削減効果を実現できる。
また、本実施の形態の半導体集積回路は、図6に示すように、アナログ入力セル570内部にVSS端子との導通および遮断を制御するスイッチ450を設けた構成を有してもよい。これにより、実施の形態1と同等の効果が得られる上に、チップ内部に追加回路を設ける必要がないため、チップ面積の削減が図れる。ここで、図6の回路では、VSS電圧ではなくVDD電圧の通過および遮断を制御するスイッチがアナログ入力セル570内部に設けられても良い。
また、本実施の形態の半導体集積回路は、図7に示すように、図8の従来の回路において、プルアップ、プルダウン回路を備えたフィラーセル560をさらに設けた構成を有してもよい。アナログ入力セル500の出力と、フィラーセル560の出力とをチップ内で接続することで、入出力セルの配置に自由度を持たせながら、図4の構成と同様の端子削減効果を実現できる。このとき、プルアップ、プルダウン回路を備えたセルであれば、図8の従来の回路に新たに加えられるセルは図7のフィラーセル560に限定するものではない。
さらに、本実施の形態においても、制御信号400および410の生成方法として、実施の形態1で示した制御信号331および341の生成方法を用いることができる。
さらにまた、本実施の形態の半導体集積回路は、プルアップ回路およびプルダウン回路のいずれかでのみがアナログ入力セルに設けられた構成を有してもよい。
以上、本発明の半導体集積回路について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態において、本発明のマクロセルとしてアナログ回路を例示した。しかし、信号が入力される入力端子を有し、入力端子への信号入力により所定の動作を実行する回路であればこれに限られない。
また、本発明の第1電源セルおよび第2電源セルとしてVDDセルおよびVSSセルを例示した。しかし、アナログ回路外部からアナログ入力端子への信号入力経路に接続され、アナログ入力端子を所定の電位状態とするセルであればこれに限られない。
また、本発明の第1電位の状態および第2電位の状態としてVDD電位の状態およびVSS電位の状態を例示したが、異なる電位の状態であればこれに限られない。同様に、本発明の第3電位の状態としてハイインピーダンスの状態を例示したが、VDD電位の状態およびVSS電位の状態と異なる電位の状態であればこれに限られない。
また、本発明の制御回路として複数のアナログスイッチ330および340、トランジスタ430および440、又はスイッチ450から構成される回路を例示した。しかし、アナログ入力端子とVDDセルおよびVSSセルとの間に挿入され、VDDセルおよびVSSセルとアナログ入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する回路であればこれに限られない。
また、本発明の信号入力セルとしてアナログ入力セルを例示した。しかし、アナログ入力端子と接続され、信号をアナログ入力端子に入力するセルであればこれに限られない。
また、本発明の第1制御回路としてアナログ回路のアナログ入力端子とVDDセルとの間に挿入されたアナログスイッチ330から構成される回路を例示した。しかし、アナログ入力端子とVDDセルとの間に挿入され、VDDセルとアナログ入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する回路であればこれに限られない。同様に、本発明の第2制御回路としてアナログ入力端子とVSSセルとの間に挿入されたアナログスイッチ340から構成される回路を例示した。しかし、アナログ入力端子とVSSセルとの間に挿入され、VSSセルとアナログ入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する回路であればこれに限られない。
本発明は、半導体集積回路に利用でき、特に半導体集積回路のWLBI試験等に利用することができる。
本発明の実施の形態1における半導体集積回路の構成を示す図である。 同実施の形態における制御信号の生成方法を示す図である。 同実施の形態における制御信号の生成方法を示す図である。 本発明の実施の形態2における半導体集積回路の構成を示す図である。 同実施の形態における半導体集積回路の変形例の構成を示す図である。 同実施の形態における半導体集積回路の変形例の構成を示す図である。 同実施の形態における半導体集積回路の変形例の構成を示す図である。 従来技術における半導体集積回路の構成を示す図である。
符号の説明
100 アナログ回路
110 アナログ入力端子
120 VDD端子
130 VSS端子
200 VDDセル
210 VSSセル
300、310、320、330、340 アナログスイッチ
301、311、321、331、341、400、410 制御信号
430、440 トランジスタ
500、510、520、530、540、550、570 アナログ入力セル
560 フィラーセル
600、620、630 セレクタ
601、621、631 スキャン信号
602、622、632 信号
603、623、633 出力信号
610 反転回路
611 反転回路出力信号
640 接続端子

Claims (15)

  1. 信号が入力される入力端子を有し、前記入力端子への信号入力により所定の動作を実行するマクロセルと、
    前記マクロセル外部から前記入力端子への信号入力経路に接続され、前記入力端子を第1電位の状態にする第1電源セルと、
    前記マクロセル外部から前記入力端子への信号入力経路に接続され、前記入力端子を前記第1電位と異なる第2電位の状態にする第2電源セルと、
    前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記入力端子と前記第2電源セルとの間を導通状態にするか否かを制御する制御回路とを備える
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記制御回路は、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記第2電源セルと前記入力端子との間を非導通状態にした時に、前記入力端子を前記第1電位および第2電位と異なる第3電位の状態にするスイッチで構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記スイッチは、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記第2電源セルと前記入力端子との間に挿入される
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記スイッチは、前記第1電源セルと前記入力端子との間と、前記第2電源セルと前記入力端子との間とに挿入され、前記第1電源セルと前記入力端子との間と、前記入力端子と前記第2電源セルとの間とを導通状態にするか否かを制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  5. 前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、
    前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられたプルアップ、プルダウン回路で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  6. 前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、
    前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられたプルアップ回路およびプルダウン回路のいずれかで構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  7. 前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する第1信号入力セルと、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する第2信号入力セルとを備え、
    前記制御回路は、前記第1信号入力セルの内部に備えられたプルアップ回路と、前記第2信号入力セルの内部に備えられたプルダウン回路とから構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  8. 前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、
    前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられたプルアップ回路およびプルダウン回路の両方で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  9. 前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルとを備え、
    前記制御回路は、前記信号入力セルの内部に備えられ、前記入力端子に入力される信号を通過又は遮断するスイッチより構成され、
    前記スイッチは、前記第1電源セルと前記入力端子との間又は前記第2電源セルと前記入力端子との間に挿入される
    ことを特徴とする請求項1および5〜8のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  10. 前記半導体集積回路は、さらに、前記入力端子と接続され、前記信号を前記入力端子に入力する信号入力セルを備え、
    前記制御回路は、前記信号入力セルの外部に備えられたプルアップ回路およびプルダウン回路で構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  11. 前記制御回路は、前記半導体集積回路の内部で生成される高電位および低電位が任意に現れる制御信号の入力を受けて前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に半導体集積回路。
  12. 前記制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成されるスキャン出力信号の入力を受けて前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  13. 前記制御回路は、前記第1電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第1制御回路と、前記第2電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第2制御回路とから構成され、
    前記第1制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成されるスキャン出力信号、および前記スキャン出力信号の反転信号のいずれか一方の入力を受けて前記制御を行い、
    前記第2制御回路は、前記スキャン出力信号、および前記スキャン出力信号の反転信号のいずれか他方の入力を受けて前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  14. 前記制御回路は、前記第1電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第1制御回路と、前記第2電源セルと前記入力端子との間を導通状態にするか否かを制御する第2制御回路とから構成され、
    前記第1制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成される第1スキャン出力信号の入力を受けて前記制御を行い、
    前記第2制御回路は、前記第1スキャン出力信号とは異なる伝達経路の第2スキャン出力信号の入力を受けて前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  15. 前記制御回路は、前記半導体集積回路の内部で前記半導体集積回路のテスト時に生成されるスキャン出力信号の分周信号の入力を受けて前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
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