JP2011015402A - 電圧レベルシフタ - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ない面積を消費し、かつ、作製するのに費用効果性がより高いが、論理ゼロと論理1の両方の入力について安定である、標準セルで使用するための単一NWELL設計などの電圧レベルシフタについての要求が存在する。
【解決手段】入力電圧領域からの入力信号を受信し、前記信号をシフト電圧領域内のシフト信号に変換する電圧レベルシフタが提供される。電圧レベルシフタは、入力と、スイッチング回路要素と、パストランジスタと、出力とを有する。スイッチング回路要素は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの出力を絶縁するよう構成される。
【選択図】図3

Description

本発明の分野は、2つの異なる電圧領域間で電圧レベルをシフトさせる電圧レベルシフタに関する。
1つの電圧領域からの信号を、別の電圧領域に適した信号に変換するために電圧レベルシフタを設けることが知られている。これは、異なる電圧レベルで動作する回路が、互いにインタフェースすることを可能にする。
特定用途向け集積回路(ASIC)の設計では、回路設計は、標準セルの実装によって実施されることが多い。こうして、ASIC製造業者は、第3者機関回路設計ツールにおいて表されうる伝播遅延、キャパシタンス、およびインダクタンスなどの知られている電気特性を用いて機能ブロックを作成しうる。標準セル設計は、高いゲート密度および良好な電気性能を達成するためにこれらの機能ブロックを利用することである。したがって、標準セル設計で使用するための回路コンポーネントに対する制約(たとえば、電気特性)は、注意深く制御される。
標準セル設計に含めるための知られている電圧レベルシフタは、通常、作製するのに費用がかかり、かつ、かなり大きな回路面積を消費する2重電圧NWELLアーキテクチャを備える。知られている標準セルライブラリレベルシフタに関する問題は、レベルシフタが、理想より大きな面積を有し、高い漏洩電流を有し、遅い電圧シフト応答時間を有することである。標準セルライブラリで実装する場合に、実用的に可能である単一NWELLを有する電圧シフタの実施態様は知られていない。
したがって、標準セルライブラリで使用するのに適した、面積が低減され、漏洩が低減され、応答時間が速く、作製するのに費用効果性が高い電圧レベルシフタについての必要性が存在する。
図1は、標準セルライブラリで使用される、知られている電圧レベルシフタを概略的に示す。図1の回路は、複数の相補的金属酸化物半導体(CMOS)トランジスタを備え、かつ、2つのNWELLを備える。図1の標準セルは、この回路のパストランジスタのPMOSの別個の絶縁されたNWELLが存在することから、ダブルハイトセルである。図1の標準セルは、PMOSトランジスタ102を備える回路100であり、トランジスタのソースは低電圧領域(VDDL)に接続され、トランジスタのドレインは、NMOSトランジスタ104のドレインに接続され、NMOSトランジスタ104のソースはグラウンド電圧に接続される。NMOSトランジスタ104のゲートは、論理レベルゼロであるかまたは論理レベル1のいずれかでありうる入力電圧Vin_Lに接続される。PMOSトランジスタ102およびNMOSトランジスタ104は共に、回路100の第1の絶縁されたNWELLを表す。
第2の(別個の)NWELLは、4つのPMOSトランジスタ106、108、110、112の組によって標準セル100の回路内に形成される。PMOSトランジスタ106および108のソースは高電圧領域VDDHに接続される。4つのPMOSトランジスタ106、108、110、112に加えて、さらに2つのNMOSトランジスタ114、116が存在し、NMOSトランジスタ114、116は、高電圧領域VDDHとグラウンド電位電圧ライン117との間に接続される全部で6つのトランジスタのサブ回路を完成させる。この6トランジスタサブ回路では、PMOSトランジスタ106のゲートおよびNMOSトランジスタ114のゲートは、入力電圧Vin_Lに接続され、一方、PMOSトランジスタ108のゲートおよびNMOSトランジスタ116のゲートは、第1のNWELLのPMOS102のドレインとNMOS104のドレインとの間に位置する回路ノード152に接続される。
PMOSトランジスタ110および112は、PMOSトランジスタ112のゲートがNMOSトランジスタ114のドレインに接続され、一方、PMOSトランジスタ110のゲートが、トランジスタ116と112のドレインを接続するノード156に接続されるという意味で交差結合する。標準セル100の出力Vout_Hは、直列に接続された第1のインバータ118および第2のインバータ120を備える信号経路を介して提供される。回路100に2つのNWELLが必要とされる理由は、パストランジスタPMOS102のNWELLを、トランジスタ106、108、110、112によって形成される通常のNWELLから分離して維持することが必要であるからである。実際には、そのソースが低電圧領域VDDLに接続されるPMOSトランジスタ102の本体を、同じ対応するソース電位レベル、すなわち、VDDLに維持することが望ましい。そうでない場合、PMOSトランジスタ102の基材が、一定の電圧領域VDDに維持された場合、PMOS102の本体−ソース間の電位は、いわゆるトランジスタの「本体効果(body effect)」のために増加することになり、結果として、PMOSトランジスタ102の閾値電圧が増加することになる。PMOS102は、ゲートとソースとの間の電圧が閾値電圧V未満であるとき伝導することに留意されたい。したがって、高い閾値電圧Vは、PMOSトランジスタ102をオフすることが難しくなるという結果をもたらすことになる。この状況は望ましくない。したがって、PMOS102の本体は、別個のNWELL内の2つのトランジスタ102および104を絶縁することによって低いソース電圧レベルVDDLに維持される。
回路100の2重NWELL構造およびダブルハイトセルは、セルの面積が大きく、かつ、作製するのに費用がかかることを意味する。標準セル回路100はまた、大量の電力を消費し、著しい電流漏洩を有する。
図1の回路では、入力電圧Vin_Lが論理ゼロに相当するとき、第1のNWELLでは、NMOSトランジスタ104がオフし、一方、PMOSトランジスタがオンする。第2のNWELLでは、入力電圧が論理ゼロであるとき、NMOSトランジスタ114およびPMOSトランジスタ112は共にオフするため、ノード154は高電圧領域VDDHにあり、一方、ノード156はゼロ電圧である。しかし、PMOSトランジスタ108は、入力電圧が論理ゼロであるとき、準安定状態であり、パストランジスタ102および104の出力が高電圧領域VDDHから確実に絶縁されないことを意味する。したがって、ノード156は、不定な電圧であり、したがって、いわゆる「弱いゼロ(weak zero)」電圧に相当するだけである。回路100についてのPMOSトランジスタ108の準安定性に関するこの問題は、入力電圧が論理ゼロに相当する状況でのみ起こる。入力電圧Vin_Lが、図1の回路において論理1に相当するとき、トランジスタ106、110、116、および102は全て、確実にオフし、一方、トランジスタ114、104、108、および112は全てオンし、出力電圧Vout_Hは、高電圧領域VDDHに相当する。
したがって、図1の知られている標準セル電圧レベルシフタ回路では、第1のNWELLのパストランジスタ102および104の正しい動作を確保するという問題が存在し、その問題は、スイッチング回路内のトランジスタのうちの1つ、すなわち、PMOSトランジスタ108の準安定性のために生じる可能性がある。この問題は、入力電圧が論理レベルゼロを有するときに生じる。さらに、図1の回路110に比べて、面積が低減し、漏洩電流が低減された標準セル電圧レベルシフタを設けることが望ましい。
図2は、Fujio IshiharaおよびFarhanaSheikhによるサーチ論文「Level Conversion for Dual−Supply Systems」IEEE Transactions on Very Large Scale Integration(VLSI)Systems,volume12,no.2,February2004に記載された2重供給電圧設計で使用するための知られている単一NWELL電圧レベルシフタを概略的に示す。図2の回路は、ダイドードベースの単一ウェル電圧レベルシフタであるが、この単一NWELL回路は、標準セル電圧レベルシフタの厳しい要件に適合しない。図2のダイオードベースの設計は、厚い酸化物および高電圧トランジスタを使用するオプションが存在する入力/出力回路でうまく働きうるだけである。単一NWELL電圧レベルシフタについての以前から知られているトポロジは、その物理的特性のために、ベリーディープサブミクロン技術の標準セルライブラリで使用するのに実用的でないだけである。
図2の単一NWELL回路200は、NMOSパストランジスタ210を備え、そのソースは入力電圧Vin_Lに接続され、そのドレインは回路ノード250に接続される。回路200は、さらにPMOSトランジスタ212を備え、そのソースは高電圧領域VDDHに接続され、そのドレインはNMOSトランジスタ214のドレインに接続される。トランジスタ214のソースは、さらに、グラウンド電圧に接続される。回路200は、4番目のCMOSトランジスタを備え、4番目のCMOSトランジスタはPMOSトランジスタ216であり、そのソースとドレインは、高電圧領域VDDHとノード250との間に接続され、そのゲートは、回路200の出力ライン上のさらなる回路ノード252に接続される。信号は、Vout_Hとして出力される前に単一のインバータ218を通過する。
回路200では、入力電圧Vin_Lが論理ゼロに相当するとき、パストランジスタ210が切り替わり、PMOSトランジスタ212もまたオンする。論理ゼロ入力の場合、NMOSトランジスタ214は、確実にオフであるが、PMOSトランジスタ216は不確実なオフであるに過ぎない(すなわち、準安定状態である)。PMOSトランジスタ216の準安定性のために、ノード252は、明確な電圧を持たず、このノードは、高電圧レベルVDDHに上昇する前に、最初はゼロ電圧であることになる。インバータ218を通過した後、出力電圧はゼロになることになる。PMOSトランジスタ216の準安定性はまた、回路200内に準安定性が存在しない場合にそうなると思われるよりも高いレベルの漏洩電流をもたらす。PMOSトランジスタ216の準安定性のために、パストランジスタ210の出力のノード250における電圧レベルが明確に規定されないという問題も存在する。
図2の回路200への入力電圧Vin_Lが論理1に相当するとき、トランジスタ210、214、216は全てオンし、一方、そのゲートがノード250に接続されるPMOSトランジスタ212は、オフであるが、不確実なオフであるに過ぎない。そのため、トランジスタ212は、この状況で準安定状態である。これは、ノード250に不定の電圧をもたらし、不定の電圧は、高電圧レベルVDDHであるべきであるが、実際には、不確実に所望の電圧レベルであるに過ぎない。ノード252の電圧レベルは、ゼロであるべきであるため、インバータ218の出力の電圧はVDDHに相当するべきである。図2の回路は、半フィードバック回路に相当するに過ぎない。先に説明したように、論理ゼロおよび論理1のそれぞれの電圧入力についてトランジスタ216および212の一部の準安定性によって引起される問題が存在する。図2の電圧レベルシフタのより効率的な動作の場合、ノード250は、論理ゼロの入力電圧についてより確実なゼロ電圧であるべきであることが望ましい。これは、システムの漏洩電流を低減することになる。
図2の回路200は、いわゆる半ラッチ回路に相当し、論理ゼロの入力電圧について回路200がうまく機能しないようにさせる。入力電圧Vin_Lが論理0であるとき、ノード250は、NMOSパストランジスタ210および入力電圧Vin_Lを駆動するさらなるNMOSトランジスタ(図2では図示せず)によって駆動される。これらの2つのNMOSトランジスタは共に、ゲート−ソース間の電圧Vgsと、閾値電圧Vとの差がごく小さくかつゼロに近い結果として著しく不確実であることになる。このことは、トランジスタ210を含む2つのNMOSトランジスタが、トランジスタの所望の「線形領域(linear region)」にないことを意味することになる。線形領域では、ゲート−ソース間の電圧Vgsは、閾値電圧Vを超え、かつ、本体−ソース間の電圧Vbsは、VgsとVとの差より小さい。この不安定性の結果として、図2の単一NWELL電圧シフタは、ディープサブミクロン技術の標準セルライブラリで使用されることができない。さらに、高速NMOSおよび高速PMOSトランジスタに相当するいわゆる「FFコーナ(FF corner)」および漏洩電流が大きくなる可能性がある高温コーナでは、入力電圧Vin_Lとノード250との間の高い抵抗性経路のために、図2のノード250の電位は、ゼロの論理入力の場合でさえ、非ゼロになる可能性がある。結果として、PMOSトランジスタ212は、おそらく「トライオード領域(triode region)」(すなわち、線形領域)に入ることになり、トライオード領域は、回路200の出力のノード252の論理を不確実にすることになる。
したがって、より少ない面積を消費し、かつ、作製するのに費用効果性がより高いが、論理ゼロと論理1の両方の入力について安定である、標準セルで使用するための単一NWELL設計などの電圧レベルシフタについての要求が存在する。
第1の態様によれば、本発明は、入力電圧領域からの入力信号を受信し、前記信号をシフト電圧領域内のシフト信号に変換する電圧レベルシフタを提供し、前記電圧レベルシフタは、前記入力電圧領域から前記入力信号を受信する入力と、供給電圧の電圧レールとグラウンド電圧の電圧レールとの間に配列されるスイッチング回路要素と、前記入力と前記スイッチング回路要素との間の経路内に配置されるパストランジスタと、前記シフト信号を出力するための前記スイッチング回路要素のノードに接続される出力とを備え、前記スイッチング回路要素は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの出力を絶縁するよう構成される。
本発明は、入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、電圧レベルシフタのスイッチング回路要素がパストランジスタの出力を供給電圧レールから絶縁するよう構成されることを保証することによって、以前から知られている標準セル電圧レベルシフタと比べて改善された性能特性を有する電圧レベルシフタが提供されうることを認識する。これは、パストランジスタの出力において確実なゼロが存在することを保証し、それにより、パストランジスタの正しい動作を保証し、また、以前から知られている電圧レベルシフタ構成において示されたスイッチング回路要素のトランジスタの高閾値現象および準安定性を回避する。スイッチング回路要素の構成によってパストランジスタの出力を供給電圧レベルから絶縁することは、電圧レベルシフタの出力におけるより良好なスルーをもたらし、かつ、電圧レベル間の急峻な移行を可能にする。
一実施形態では、電圧レベルシフタのスイッチング回路要素は、完全フィードバックを提供するよう構成される。単一NWELL設計を有する以前から知られている電圧レベルシフタ(標準セルライブラリでの実装に適さない電圧レベルシフタ)では、スイッチング回路要素は、半フィードバックだけを提供し、これは、パストランジスタの出力に不定の電圧をもたらしうる。完全フィードバックを設けることは、より信頼性がありかつ頑健な回路を可能にし、電圧レベルシフタが単一NWELLによって提供されうることを意味する。パストランジスタをスイッチング回路要素のその他の部分から絶縁するために第2のNWELLを設ける必要性を不要にすることにより、設計の回路面積を低減することを容易にする。
スイッチング回路要素は多くの異なる構成を有しうるが、一実施形態では、スイッチング回路要素は、パストランジスタを介して入力に接続されるプルアップトランジスタを備え、かつ、パストランジスタをバイパスする信号経路を介して入力に接続されるプルダウントランジスタをさらに備える。
スイッチング回路要素は多数の異なるスイッチ配置のうちの任意のスイッチ配置を備えうるが、一実施形態では、スイッチング回路要素はインバータ回路要素を備える。インバータ回路要素は、入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、パストランジスタの出力を供給電圧レールから絶縁する好都合な手段を提供する。
インバータ回路要素は、インバータを形成する多数の異なるタイプのスイッチング要素のうちの任意の1つのスイッチング要素を備えうるが、一実施形態では、インバータ回路要素は、単一NMOSトランジスタおよび単一PMOSトランジスタを備える。これは、実装が容易であり、かつ、作製するのに費用効果がある。
一実施形態では、パストランジスタは、インバータ回路要素のPMOSトランジスタの閾値電圧に比べて低い閾値電圧を有する。これは、より頑健な特性を有する電圧レベルシフタを提供する。
一実施形態では、インバータ回路要素のPMOSトランジスタは、入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、供給電圧レールからのパストランジスタの出力の絶縁を実施するのに役立つ。
一実施形態では、スイッチング回路要素は、スイッチング回路要素のNMOSトランジスタのドレインと、PMOSトランジスタのドレインとの間に配置される第1のノードを備える。
一部の実施形態では、スイッチング回路要素は、スイッチング回路要素のプルアップトランジスタのドレインとプルダウンランジシタのドレインとの間に配置される第2のノードを備え、前記インバータ回路要素の入力は、前記第2のノードに接続される。スイッチング回路要素のこの配置は、実装が簡単でかつ面積効率的である回路構成で完全フィードバックを提供する。
一部の実施形態では、インバータ回路要素の出力は、プルアップトランジスタの入力に接続される
スイッチング回路要素の出力は、多数の代替の出口経路を介してシフトデジタル信号として提供されうるが、一実施形態では、電圧レベルシフタは、出力につながる信号経路(すなわち、出口経路)内で直列に接続される少なくとも1つのインバータを備える。
本技法による電圧レベルシフタは、多数の異なる環境で使用されうることが理解されるであろう。しかし、一実施形態では、電圧レベルシフタは、回路設計ツールの標準セルライブラリ内の標準セルコンポーネントである。これは、以前から知られている標準セル電圧レベルシフタと比べて低減された漏洩および改善された性能特性を有する面積効率がより高い回路を表す。
一実施形態では、電圧レベルシフタのスイッチング回路要素は、少なくとも1つの相補的金属酸化物半導体(CMOS)トランジスタを備える。代替の実施形態では、スイッチング回路要素は、少なくとも1つのカーボンナノチューブ電界効果トランジスタを備える。本技法による電圧レベルシフタは、さらなる代替のタイプのトランジスタを使用して実装されうることが理解されるであろう。
一実施形態では、電圧レベルシフタは、単一電圧領域NWELLを備える。これは、電圧レベルシフタの面積が、2重NWELL設計と比べて減少することを可能にし、作製のために低解像度NWELLマスクを提供することによってプロセスコストを低減させる。
一部の実施形態では、電圧レベルシフタは、ダブルハイトではなくシングルハイトを有する。
第2の態様によれば、本発明は、入力電圧領域からの入力信号の電圧レベルを、前記入力信号をシフト電圧領域内のシフト信号に変換することによってシフトさせる方法を提供し、前記方法は、
入力において、前記入力電圧領域からの前記入力信号を受信すること、
供給電圧の電圧レールとグラウンド電圧の電圧レールとの間にスイッチング回路要素を配列すること、
前記入力と前記スイッチング回路要素との間の経路内にパストランジスタを配置すること、および、
前記シフトデジタル信号を出力するために、前記スイッチング回路要素のノードに出力を接続することを含み、
前記スイッチング回路要素は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの出力を絶縁するよう構成される。
本発明の先のまた他の目的、特徴、および利点は、添付図面に関連して読まれる例証的な実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
標準セルライブラリで使用される、知られている2重NWELL電圧レベルシフタを概略的に示す図である。 標準セルライブラリで使用するのに適さない、知られている単一NWELL電圧レベルシフタを概略的に示す図である。 本発明の第1の実施形態による電圧レベルシフタを概略的に示す図である。 入力供給電圧が論理ゼロに相当する状態の図3の電圧レベルシフタの構成を概略的に示す図である。 入力供給電圧が論理1に相当する図3の電圧レベルシフタの構成を概略的に示す図である。 本発明の第2の実施形態による電圧レベルシフタを示す図である。 立上り遅延、立下り遅延、動的電力比、および漏洩電力比の特性についての、図1の知られている2重Nwellアーキテクチャと図3の実施形態の単一Nwellアーキテクチャとの比較を概略的に示す表である。 立上り遅延、立下り遅延、動的電力比、および漏洩電力比の特性についての、図1の知られている2重Nwellアーキテクチャと図3の実施形態の単一Nwellアーキテクチャとの比較を概略的に示す表である。 図1の知られている標準セル電圧レベルシフタの漏洩特性と図3の実施形態の漏洩特性の比較を提供する表である。 遅延および動的電力特性の、図1の知られている標準セル電圧レベルシフタと、図3の実施形態の電圧レベルシフタとの比較を概略的に示す表である。
図3は、本発明の第1の実施形態による標準セルに適した単一ウェル電圧レベルシフタ設計を概略的に示す。回路は、NMOSパストランジスタ310、ならびに、高電圧領域VDDH(ソース電圧)とグラウンド電圧レール351との間に接続される4つのトランジスタ312、314、316、318を備える。これらの4つのトランジスタは、そのゲートがパストランジスタ310の出力に接続され、そのソースが高電圧領域VDDHに接続される第1のPMOSトランジスタ312を備える。PMOSトランジスタ312のドレインは、NMOSトランジスタ314のドレインに接続され、NMOSトランジスタ314のソースは、さらに、グラウンド電圧レール351に接続される。
PMOSトランジスタ316およびNMOSトランジスタ318を備える一対のトランジスタは共に、インバータ回路を形成する。PMOSトランジスタ316のソースは、高電圧領域VDDHに接続され、一方、NMOSトランジスタ318のソースはグラウンド電圧レール351に接続される。インバータ回路トランジスタ316、318のゲートは、ノード350を介して、PMOSトランジスタ312のドレインとNMOSトランジスタ314のドレインとの間のポイントに接続される。さらなる2つのインバータ320および322は、電圧レベルシフタ回路の出力Vout_Hの前に設けられる。
図3の回路では、単一経路は、インバータのPMOSトランジスタ316のドレインとNMOSトランジスタ318のドレインとの間のノード353から導出される出力経路上のポイント352と接続し、かつ、パストランジスタ310の出力をPMOSトランジスタ312のゲートに接続するワイヤ309に戻るようにポイント352と接続する。NMOSパストランジスタ310のゲートは、「TIEHIセル」(CMOSゲートに電源を接続するのに使用される標準的なセルシステム)に接続されるため、低電圧領域VDDLは、パストランジスタ310のゲートに供給される。図3の回路トポロジは、ディープサブミクロン技術の標準セルライブラリで使用するのに実用的に実現可能な単一NWELL電圧レベルシフタを提供する。図3の回路のトポロジのレイアウト設計は、単純であり、自動回路設計ツールを使用して行われうる。
回路300の面積は、図1の以前から知られている標準セルの面積より小さい。所与のプロセスの場合、図3のトポロジに相当する回路の漏洩は、図1に示す標準セルライブラリの電圧レベルシフタの漏洩より小さい。図3のレベルシフタはまた、所与のプロセスの場合、図1のレベルシフタより速い。
図3の実施形態では、パストランジスタ310は、低閾値電圧トランジスタとして実装され、一方、論理入力ゼロが存在するとき、パストランジスタ310の出力からノード352を絶縁するPMOSトランジスタ316は、かなり高い閾値電圧トランジスタとして実装される。これは、設計をより頑健にする。トランジスタ312は、パストランジスタ310を介して入力電圧に接続されるプルアップトランジスタとみなされることができ、一方、NMOSトランジスタ314は、パストランジスタ310をバイパスさせる信号経路311を介して入力Vin_Lに接続されるプルダウントランジスタと見られることができる。
図3のレベルシフタへの入力は、アナログ入力である。しかし、あるいは、デジタル入力信号が使用されうることが理解されるであろう。
図4は、電圧入力Vin_Lが、ゼロの論理値に相当する、すなわち、Vin_L=0であるときの、図3の回路の種々のトランジスタの状態を概略的に示す。図4に示すように、入力電圧がゼロボルトに相当するとき、パストランジスタがオンする。PMOSトランジスタ312およびインバータのNMOSトランジスタ318は共にオンする。しかし、NMOSトランジスタ314およびPMOSトランジスタ316は共に、確実にオフである。PMOSトランジスタ316が確実にオフであると言う事実は、パストランジスタ310の出力に接続するノード352において確実なゼロ電圧が得られることを可能にする。PMOSトランジスタ316の存在は、論理入力がゼロであるとき、ノード352において、ノード352のVDDHに対する経路が存在しないことを意味する。これは、図2の回路で特定される準安定性問題に対処する。
図4に示すように、論理ゼロの入力電圧の場合、ノード350の電圧は、この特定の実施形態では1.08Vに相当するVDDHに相当し、パストランジスタ310の出力の電圧は、ノード352の電圧がそうであるように、ゼロボルトに相当する。これは、インバータ322の出力にゼロ電圧をもたらす。
図5は、入力電圧が論理1に相当する場合の、図3の実施形態の回路を概略的に示す。この場合、論理1の入力電圧は、Vin_L=0.5Vに相当する。図5に示すように、パストランジスタ310は、Vin_L=0.5V(低電圧領域VDDLと同じである)であるためオフであることになる。パストランジスタ310のゲート−ソース間の電圧がゼロであるため、トランジスタスイッチはオフする。PMOSトランジスタ312およびインバータのNMOSトランジスタ318はまた、論理入力が1に相当するときオフされる。しかし、NMOSトランジスタ314は、オンであることになり、インバータのPMOSトランジスタ316もまた、オンされることになる。結果として、ノード352の電圧は、VDDH(すなわち、1.08V)に相当することになり、ノード350の電圧は、ゼロ電圧に相当することになる。NMOSトランジスタ314は、オンであるとき、ノード350をグラウンド電位にプルダウンし、したがって、PMOSトランジスタ316は、オンし、ノード352は、高電圧領域VDDHにプルアップされる。この結果として、出力電圧はVDDH(すなわち、1.08V)に相当する。
図3の回路は、図2の半フィードバックシステムと対照的に完全フィードバックシステムに相当する。ノード352の位置は、論理ゼロ入力に対して、確実なゼロ電圧をそこで得る能力を決めるときに重要である。図3の配置構成では、これは、インバータトランジスタ316、318の出力を、PMOSトランジスタ312の入力(すなわち、ゲート)に接続することによって達成される。図3の回路は、図2の知られている単一ウェル電圧レベルシフタによって達成されるのに比べて、出力Vout_Hにおける改善された「スルー(slew)」および急峻な移行をもたらす。図3の回路配置構成は、入力電圧Vin_Lが論理レベルゼロを有するときに、VDDHからパストランジスタ310の出力を絶縁することを意図される。
図3の実施形態では、電圧レベルシフタの特性は、以下の通りである。
Figure 2011015402
図3のレベルシフタはまた、シングルハイトおよび単一NWELLを有する。
図6は、本発明による単一ウェル電圧レベルシステムの第2の実施形態を概略的に示す。図6の回路は、図3の回路に機能的に等価であるが、CMOSトランジスタの代わりに、回路は、カーボンナノチューブ電界効果トランジスタ(CNTFET)を使用して構築される。図6の回路は、図3の(出力経路上の)インバータ320、322がそれぞれ、一対のCNTFETトランジスタによって置換えられ、共に、高電圧領域VDDHとグラウンド電圧VFSに接続されることを除いて、図3の配置構成と構造的に同じである。
図6の回路600は、パストランジスタ610、図3のトランジスタ312、314、316、および318にそれぞれ対応する一組の4つのスイッチングCNTFETトランジスタ612、614、616、618を備える。そのソースがVDDHに接続されるトランジスタ612、616はそれぞれ直径d1を有し、一方、トランジスタ614、618はそれぞれ、d2の直径を有する。図3の配置構成と同様に、トランジスタ616および618は共に、インバータを形成する。図3の実施形態の場合と同様に、パストランジスタ610の出力に戻るように接続する、インバータの出力のノード652からの回路経路が存在する。一対のCNTFETトランジスタ620、621は、第1の出力経路インバータを形成する。トランジスタ620は直径d1を有し、トランジスタ621は直径d2を有する。この第1のインバータ620、621は、一対のトランジスタ622、623に直列に接続され、Vout_Hに提供される前に、信号がそこを通過しなければならない第2の出力経路インバータを形成する。
図3の実施形態と同様に、図6の実施形態は、トランジスタ616を介して、論理入力がゼロであるとき、VDDHからノード652を絶縁することによって働き、したがって、ノード652において確実なゼロを提供する。適切なPタイプCNTFETおよびNタイプCNTFETを使用して、トランジスタの必要とされる直径d1、d2を選択することによって、図6のレベルシフタシステムは、図3のCMOSトランジスタシステムと機能的に等価であるように実現されうる。
図7Aおよび7Bは、立上り遅延、立下り遅延、動的電力比、および漏洩電力比の特性についての、図1の知られている2重Nwellアーキテクチャと図3の実施形態の単一Nwellアーキテクチャとの比較を概略的に示す表である。図7Aおよび7Bの表では、「Arch 1」は、図1の以前から知られている2重NWELL電圧シフタに相当し、一方、「Arch 3」は、図3の実施形態の単一NWELL電圧シフタに相当する。
図7Aおよび7Bの最も左の列は、デバイス/トランジスタのゲートの最小長が32ナノメートルである32ナノメートル技術プロセスノードの場合のシミュレーションで使用されるPVT(電力、電圧、温度)コーナ用のパラメータを指定する。たとえば、「ff_nominal_min_1p10v_1p10v_125c」は、高速NMOSおよび高速PMOS(ff)、最小密集状況における公称抵抗および公称キャパシタンス、1.10V入力電圧、1.10V出力電圧、および摂氏125度(125℃)の温度に相当し、「ss_nominal_max_0p76v_0p90v_m40c」は、低速NMOSおよび低速PMOS(ss)、公称抵抗、公称キャパシタンス(公称)、0.76入力電圧、0.90出力電圧、および摂氏−40度(−40℃)の温度に相当する。
図8および9は、単一NWELL設計が効率的に機能することがそれについて最も重要である機能コーナだけにおける、図1のアーキテクチャ(2重NWELLとして知られる)および図3のアーキテクチャ(単一NWELLの実施形態)の性能特性および比較を与える表である。
図8は、知られている標準セルの図1の電圧レベルシフタと本発明の実施形態による図3のアーキテクチャの電圧レベル比較についての漏洩比較を提供する表である。図8の表では、列「PVTコーナ」は、図1のアーキテクチャと図3のアーキテクチャのそれぞれに印加される電力、電圧、および温度パラメータの関連する組を指定する。特に、パラメータの組「leak_fff_125_1p155_1p115」は、高速NMOSおよび高速PMOSのモンテカルロシミュレーションコーナについての、摂氏125度の温度、1.155Vの入力電圧、および1.155Vの出力電圧における漏洩コーナに相当する。
図8の列「VSS_leak_0」は、入力/出力の論理レベルがゼロであるときの、グラウンドノードにおける漏洩(マイクロアンペア単位)を指定する。列「VSS_leak_1」は、入力/出力の論理レベルが1であるときの、グラウンドノードにおける漏洩(マイクロアンペア単位)を指定する。最も右の列は、マイクロアンペア単位で総合漏洩電流を与える。図3の単一Nwellの実施形態の総合漏洩電流は0.35マイクロアンペアであり、一方、図1の知られている2重Nwellの実施形態の総合漏洩電流は、0.27マイクロアンペアで、わずかに低いだけである。
図9は、図1の2重標準セルと図3の実施形態との総合的な漏洩比較を指定する表である。列「PVTコーナ」は、試験下のアーキテクチャに印加される電力、電圧、および温度特性を指定する。PVTコーナ「del_ss_m40_0p72_0p72」は、入力から出力への遅延で、低速NMOSおよび低速PMOSにおいて、電圧レベル0.72Vから電圧レベル0.72Vへ、に相当する。PVTコーナ「del_ss_m40_0p72_1p155」は、入力から出力への遅延で、低速NMOSおよび低速PMOSにおいて、電圧レベル0.72Vから電圧レベル1.155Vの、に相当する。PVTコーナ「del_tt_25_0p72_0p72」は、入力から出力への遅延で、典型的なNMOSおよび典型的なPMOSについて、電圧レベル0.72Vから電圧レベル0.72Vへ、に相当する。
図9の表の次の列は、ナノ秒単位で立上り遅延を指定し、次の列は、ナノ秒単位で立下り遅延を指定する。最も右の列は、所与のPVTコーナパラメータについての対応する回路の総合動的電力消費を指定する。
図3の実施形態のレベルシフタは、低電圧領域の低速PMOS、高速NMOSコーナにおいて信頼性がある機能を有することが図8および9の表から見てわかる。これは、機能の点から重要なコーナである。
全体として、図7A、7B、8、および9の表に提示される結果は、図3の実施形態の単一Nwellアーキテクチャが、性能特性(漏洩電流、遅延、動的電力)の点で、図1の知られている2重Nwellレベルシフタに匹敵することを示す。さらに、図3の単一Nwellアーキテクチャは、低速PMOS、高速NMOS、入力電圧0.72V、出力電圧1.155V、および温度摂氏−40度に相当するパラメータ空間の「重要コーナ」において機能する。表における結果はまた、図3の単一Nwellシフタが、標準的な電圧領域およびプロセスコーナにおいて、うまく働き、図1の2重Nwellアーキテクチャに匹敵することを実証する。これは、たとえば、「tt_nominal_max_1p00v_1p10v_25c」(すなわち、典型的なNMOSおよび典型的なPMOS、公称抵抗および公称キャパシタンスで、考えられる最大の密集の状況における、1.00Vの入力電圧、1.10Vの出力電圧、および摂氏25度)に相当する図7Bの表の一番下から4番目の行から見てわかる。図7Bの表内のこのエントリから、この組のパラメータの場合、立上り遅延の差は、アーキテクチャ1(図1の2重Nwell配置構成に相当する)がアーキテクチャ3(図3の実施形態に相当する)より5.7ピコ秒遅く、立下り遅延の差は、アーキテクチャ1がアーキテクチャ3より15.5ピコ秒遅く、動的電力比は、アーキテクチャ1がアーキテクチャ3より1.1倍多くの電力を消費し、漏洩電力比(アーキテクチャ1[図1]/アーキテクチャ3[図3])は、97.7であり、すなわち、アーキテクチャ1がアーキテクチャ3より97.7倍多く漏洩することを見ることができる。
本発明の例証的な実施形態が、添付図面を参照して本明細書で詳細に述べられたが、本発明は、これらの厳密な実施形態に限定されないこと、および、添付特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲および精神から逸脱することなく、当業者によって種々の変更および修正が本明細書において行われうることが理解される。
VDDH 高電圧領域
309 ワイヤ
310 NMOSパストランジスタ
311 信号経路
312,316 PMOSトランジスタ
314,318 NMOSトランジスタ
320,322 インバータ
350,353 ノード
351 グラウンド電圧レール
352 ポイント

Claims (20)

  1. 入力電圧領域からの入力信号を受信し、前記信号をシフト電圧領域内のシフト信号に変換する電圧レベルシフタであって、
    前記入力電圧領域から前記入力信号を受信する入力と、
    供給電圧の電圧レールとグラウンド電圧の電圧レールとの間に配列されるスイッチング回路要素と、
    前記入力と前記スイッチング回路要素との間の経路内に配置されるパストランジスタと、
    前記シフトデジタル信号を出力するための前記スイッチング回路要素のノードに接続される出力とを備え、
    前記スイッチング回路要素は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの出力を絶縁するよう構成される電圧レベルシフタ。
  2. 前記スイッチング回路要素は、完全フィードバックを提供するよう構成される請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  3. 前記スイッチング回路要素は、前記パストランジスタを介して前記入力に接続されるプルアップトランジスタを備え、かつ、前記パストランジスタをバイパスする信号経路を介して前記入力に接続されるプルダウントランジスタを備える請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  4. 前記スイッチング回路要素は、インバータ回路要素を備える請求項3に記載の電圧レベルシフタ。
  5. 前記インバータ回路要素は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの前記出力の前記絶縁を実施するよう構成される請求項4に記載の電圧レベルシフタ。
  6. 前記インバータ回路要素は、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタを備える請求項5に記載の電圧レベルシフタ。
  7. 前記パストランジスタは、前記インバータ回路要素の前記PMOSトランジスタの閾値電圧に比べて低い閾値電圧を有する請求項6に記載の電圧レベルシフタ。
  8. 前記インバータ回路要素の前記PMOSトランジスタは、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの前記出力の前記絶縁を実施する請求項7に記載の電圧レベルシフタ。
  9. 前記スイッチング回路要素は、前記NMOSトランジスタのドレインと、前記PMOSトランジスタのドレインと、前記パストランジスタのドレインとの間に配置される第1のノードを備える請求項8に記載の電圧レベルシフタ。
  10. 前記スイッチング回路要素は、前記プルアップトランジスタのドレインと前記プルダウンランジシタのドレインとの間に配置される第2のノードを備え、前記インバータ回路要素の入力は、前記第2のノードに接続される請求項9に記載の電圧レベルシフタ。
  11. 前記インバータ回路要素の出力は、前記プルアップトランジスタの入力に接続される請求項5に記載の電圧レベルシフタ。
  12. 前記出力につながる信号経路内で直列に接続される少なくとも1つのインバータを備える請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  13. 回路設計ツールの標準セルライブラリ内の標準セルコンポーネントである請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  14. 前記スイッチング回路要素は、少なくとも1つの相補的金属酸化物半導体(CMOS)トランジスタを備える請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  15. 前記スイッチング回路要素は、少なくとも1つのカーボンナノチューブ電界効果トランジスタを備える請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  16. 単一電圧領域NWELLを備える請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  17. シングルハイトを有する請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  18. 前記パストランジスタのゲートは、前記供給電圧より低い非ゼロ電圧を有するTIEHI標準セルに接続される請求項1に記載の電圧レベルシフタ。
  19. 入力電圧領域からの入力信号の電圧レベルを、前記入力信号をシフト電圧領域内のシフト信号に変換することによってシフトさせる方法であって、
    入力において、前記入力電圧領域からの前記入力信号を受信すること、
    供給電圧の電圧レールとグラウンド電圧の電圧レールとの間にスイッチング回路要素を配列すること、
    前記入力と前記スイッチング回路要素との間の経路内にパストランジスタを配置すること、および、
    前記シフトデジタル信号を出力するために、前記スイッチング回路要素のノードに出力を接続することを含み、
    前記スイッチング回路要素は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタの出力を絶縁するように構成される方法。
  20. 入力電圧領域からの入力信号を受信し、前記信号をシフト電圧領域内のシフト信号に変換する電圧レベルシフタであって、
    前記入力電圧領域から前記入力信号を受信する手段と、
    供給電圧の電圧レールとグラウンド電圧の電圧レールとの間に配列されるスイッチングする手段と、
    前記入力と前記スイッチング回路要素との間の経路内に配置されるパストランジスタ手段と、
    前記シフトデジタル信号を出力するための前記スイッチング回路要素のノードに接続される出力する手段とを備え、
    前記スイッチングする手段は、前記入力電圧領域が論理ゼロに相当するとき、前記供給電圧レールから前記パストランジスタ手段の出力を絶縁するよう構成される電圧レベルシフタ。
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