JP2007023869A - エンジン始動方法及びエンジン始動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンスタータ作動時にエアヒータを作動し、エンジンスタータ作動時より第一設定時間t1経過後にセルモータを作動し、このセルモータの作動時より第二設定時間t2経過後にセルモータ及びエアヒータを停止し、このセルモータ及びエアヒータの停止時より第三設定時間t3経過後にエアヒータを作動し、このエアヒータの作動時より第四設定時間t4経過後にセルモータを作動し、このセルモータの作動時より第五設定時間t5経過後に燃料を噴射するように制御する。
【選択図】図7
Description
例えば、特許文献1においては、電子制御式燃料噴射装置の制御部を用い、エアヒータの出力制御を機関の始動状態に応じて行い、プリヒート時やアフターヒート時におけるエアヒータの出力や通電時間などを制御する技術が開示されている。これにより、エンジンの始動性の改善や制御装置のコスト低減が図られている。
また、吸気通路に吸気温度検出手段を設けることにより、正確な吸気温度がわかり、この吸気温度に基づいて、エンジンが始動可能となる噴射タイミングを容易に割り出せることから、吸気通路内の温度が十分に上昇してから燃料噴射を開始することが可能となり、的確な噴射時期による良好な始動性を得ることができる。
さらに、セルモータやエアヒータへ電力を供給するバッテリが劣化してセルモータによるクランキング時間が長くなるにともない、エアヒータによって吸気温度が上昇するまでの時間も長くなるので、燃焼室内への燃料噴射開始までの時間もクランキング時間に合わせて長くなり、良好な始動性を確保することができる。
また、吸気通路に吸気温度検出手段を設けることにより、正確な吸気温度を検出することができ、この吸気温度に基づいて、クランキング開始から燃焼室内への燃料噴射開始までの時間が制御されることから、吸気通路内の温度が十分に上昇してから的確な時期に燃料噴射を開始することが可能となり、良好な始動性を得ることができる。
さらに、セルモータやエアヒータへ電力を供給するバッテリが劣化することにより、セルモータによるクランキング時間が長くなっても、それにともないエアヒータによって吸気温度が上昇するまでの時間も長くなるので、クランキング時間に合わせて燃焼室内への燃料噴射開始までの時間も長くなり、良好な始動性を確保することができる。
また、上限温度(許容温度)の制約から自ずと限定されるエアヒータが連続して吸気に与えることができる熱量を、エアヒータの許容温度を超えることなく大幅に増やすことができる。これにより、バッテリを有効利用することができ、バッテリの寿命を向上することができる。
さらに、燃焼室内へ燃料噴射開始するまでの時間を、吸気温度検出手段により検出される吸気温度に基づいて変更することにより、さらに良好な始動性が得られエミッションの低減を図ることができる。
また、エアヒータが連続して吸気に与えることができる熱量は、その上限温度(許容温度)の制約から自ずと限定されることとなるが、エアヒータから得られる熱量をその許容温度を超えることなく大幅に増やすことができる。これにより、バッテリの有効利用及びバッテリの長寿命化を図ることができる。
さらに、燃焼室内へ燃料噴射開始するまでの時間を、吸気温度検出手段により検出される吸気温度に基づいて変更することにより、的確な噴射時期によるより良好な始動性が得られエミッションの低減を図ることができる。
また、冷却水温度及び潤滑油温度の両方を用いることにより、エンジンの温まり状態をより正確に把握することができ、エンジンの温度状況により即したエンジン始動制御を行うことができる。
まず、本発明に係るエンジン始動装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
本発明に係るエンジン始動装置は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の液体燃料が用いられるエンジンに用いられるものであり、燃焼室1に燃料を噴射する燃料噴射装置2と、エンジンをクランキングさせるセルモータ(スタータ)3と、吸気通路に設けられ吸気温度を上昇させるエアヒータ4と、タイマ5と、これらを制御する制御手段としてのECU(Engine Control Unit)6とを備えている。なお、以下の説明においては、本発明に係るエンジンとしてディーゼルエンジンを例に説明する。
吸気ポート11は、シリンダヘッド8の一側に取り付けられる吸気マニホールド15と連通しており、燃焼室1への吸気経路が構成されている。この吸気経路に前記エアヒータ4が設けられており、その上流側にはエアフィルタ17が設けられている。一方、排気ポート12は、シリンダヘッド8の他側に取り付けられる排気マニホールド16と連通しており、燃焼室1からの排気経路が構成されている。この排気経路には図示せぬマフラー等が設けられる。
吸気経路に設けられるエアヒータ4は、リレーを介して図示せぬバッテリからの電力供給を受けるとともにECU6と接続されており、該ECU6によりエアヒータ4の作動(通電)が制御される。
前記タイマ5は、ECU6に内蔵されており、このタイマ5により時間が計測され、ECU6に接続される燃料噴射装置2、セルモータ3及びエアヒータ4の作動の時間的な制御が行われる構成となっている。なお、タイマ5は、ECU6と別体に設ける構成であってもよい。
低温時では、まず、キースイッチのキー操作あるいはボタンスイッチのボタン操作等によりエンジンスタータを作動させることで、エアヒータ4が作動して予熱が行われ、その後、セルモータ3によるエンジンのクランキング及び燃料噴射装置2による燃焼室1内への燃料噴射が行われるが、本発明に係るエンジン始動制御では、極低温時(例えば、−30〜−10℃)においては、クランキング開始から所定時間の間、燃焼室1内への燃料噴射を行わないように制御する。そして、そのクランキング開始から燃料噴射までの所定時間は、吸気通路に設けられる吸気温度センサ21により検出される吸気温度に基づいて制御する。
低温時では、まず、前記のとおりキー操作等によりエアヒータ4を作動(ON)する(時間t=0)。これにより、時間の経過とともにエアヒータ4の温度は上昇する。そして、設定時間s1の間予熱を行った後、セルモータ3を作動(ON)させクランキングを開始する。
ここで、極低温時の場合、クランキング開始と同時には、燃料噴射装置2による燃焼室1への燃料の噴射は行わないこととする。
極低温時において、燃焼室1内への燃料噴射をともなわないクランキングが開始されると、吸気経路におけるエアヒータ4と吸気との熱交換により、時間の経過とともにエアヒータ4の温度は下降して吸気温度は上昇する(グラフ(イ)及び(ロ)参照)。
ここで、時間s2は、吸気温度の上昇時間に即して変更される。すなわち、クランキング開始後、吸気温度センサ21により検出される吸気温度が、前記設定吸気温度Tiに達した時点で、燃焼室1内への燃料噴射が開始される(グラフ(ロ)点A参照)。この設定吸気温度Tiは、ECU6にて予め設定される(例えば、Ti=10℃)。
つまり、極低温時において、セルモータ3によるクランキング開始と同時に燃焼室1内への燃料噴射を開始させると、吸気ポート11、シリンダ7及びピストン9の温度が低いうえに燃焼しない燃料の蒸発潜熱によって熱を奪われるので、燃焼室1内の温度が上がらないためエンジンの始動が困難となり、未燃燃料がエミッションとなって排出されることとなるが、前記のとおりクランキング開始から時間s2経過後に燃料噴射を開始することにより、燃焼室1内の温度が高められた状態で燃料噴射が開始されることとなるので、始動限界温度(最低温度)を改善でき(極低温時でも始動が可能となり)、極低温時におけるエンジン始動性を向上することができる。また、燃焼しない未燃燃料を少なくすることができることから、エミッションの低減を図ることができる。
さらに、セルモータ3やエアヒータ4へ電力を供給するバッテリが劣化することにより、セルモータ3によるクランキング時間が長くなっても、それにともないエアヒータ4によって吸気温度が上昇するまでの時間も長くなるので、クランキング時間に合わせて時間s2も長くなり、良好な始動性を確保することができる。
手動スタートでは、まず、低温時であると判断したユーザによるキー操作やボタン操作によってエアヒータ4が作動され予熱が行われる。これにより、エアヒータ4が事前に温められる。このエアヒータ4作動時から設定時間s1経過後に、ユーザによるキー操作などによって、ECU6はセルモータ3を作動する(S10)。これにより、エンジンのクランキングが開始される。つまり、手動スタートの制御においては、エアヒータ4作動開始時からクランキング開始時までの予熱時間である設定時間s1は、ユーザによる手動操作によって制御される。
すなわち、ECU6は、クランキングを開始してから、吸気温度センサ21により検出される吸気温度が設定吸気温度Tiを上回るまで燃焼室1内への燃料噴射を行わないことにより、吸気ポート11の温度が上昇するまで待機する。ここでのクランキング開始から吸気温度が設定吸気温度Tiを上回るまでの時間が、前述した時間s2となる。
自動スタートでは、ユーザがモメンタリスイッチやトリガスイッチ等により構成される始動スイッチを操作してECU6にエンジンの起動を知らせることにより、ECU6によって始動シーケンスが自動的に実行されエンジンの始動制御が行われる。
次に、ECU6は、検知したエンジン温度Tに基づき、低温であるか否かの判断を行う(S21)。ここでの判断は、水温センサ18により検出される冷却水温度T1及び油温センサ19により検出される潤滑油温度T2の少なくともいずれかに基づいて行われる。
例えば、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tの比較対象として、低温状態の基準温度(例えば、10℃)をECU6に予め設定して記憶させておき、ECU6が、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tが前記低温状態の基準温度よりも低いと判断した場合に、低温であると判断するようにする。
一方、ステップS21において、ECU6が低温であると判断した場合には、ECU6は、ステップS23におけるセルモータ3の作動開始まで、エアヒータ4を作動し、設定時間s1の間、エアヒータ4へ通電し予熱を行う(S22)。
すなわち、設定時間s1は、エンジン温度Tを変数とする関数f1(T)に基づいて決定され、ECU6は、この関数f1(T)に基づき、冷却水温度T1及び潤滑油温度T2の少なくともいずれかにより設定時間s1を計算するか、あるいは、予めECU6に記憶される関数f1(T)に基づいたエンジン温度Tと設定時間s1との関係を示すマップ上から設定時間s1を決定する。
また、このような制御を発電機や冷凍機などの駆動機関に適用して、自動的に始動することが可能となる。
本実施例では、ユーザによるエンジンの起動操作のみであとはECU6により始動シーケンスが自動的に実行され、エアヒータ4、セルモータ3及び燃料噴射装置2の制御が行われる。
この燃料無噴射のクランキングが開始されると、吸気経路におけるエアヒータ4と吸気との熱交換により、時間の経過とともにエアヒータ4の温度は下降して吸気温度は上昇する(グラフ(ニ)及び(ホ)参照)。
ここで、第五設定時間t5は、吸気温度の上昇時間に即して変更されることが好ましい。すなわち、二度目のクランキング開始後、吸気温度センサ21により検出される吸気温度が所定温度に達するまでは燃焼室1内へ燃料を噴射しないようにすることで、吸気の温度状況に即して的確な時期に燃料噴射を開始することが可能となり、良好な始動性を得ることができるとともにエミッションの低減を図ることができる。
また、エアヒータによる予熱や燃料無噴射のクランキングにより吸気温度が十分に高まった状態で燃焼室内への燃料噴射が開始されるので、始動限界温度(最低温度)を改善でき(極低温時でも始動が可能となり)、極低温時におけるエンジン始動性を向上することができる。また、燃焼しない未燃燃料を少なくすることができることから、エミッションの低減を図ることができる。
さらに、燃焼室1内へ燃料噴射開始するまでの時間を、吸気温度センサ21により検出される吸気温度に基づいて変更することにより、さらに良好な始動性が得られエミッションの低減を図ることができる。
まず、ユーザによるスイッチ操作などのエンジンの起動操作が行われると、ECU6は、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tを検知する(S100)。
ここで、ECU6が低温でないと判断した場合には、ECU6は、セルモータ3への通電を行い、セルモータ3を作動する(S106)。一方、ECU6が低温であると判断した場合には、ECU6は、予熱1、無噴射クランキング、セルモータ3及びエアヒータ4の停止及び予熱2(S102〜105)を行った後、ステップS106へ移行する。
ステップS102において、ECU6は、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tに応じて、第一設定時間t1を変更する。すなわち、第一設定時間t1は、エンジン温度Tを変数とする関数f1(T)に基づいて決定される(例えば、約20秒)。
具体的に関数f1(T)は、例えば、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tの温度範囲を、常温〜−10℃、−10〜−20℃、−20〜−30℃等のように、複数の温度範囲に区分し、各温度範囲に対応する第一設定時間t1を定めるように設定される。これにより、ECU6によってエンジン温度Tの温度範囲に応じて段階的に第一設定時間t1が変更されるように制御する。
ECU6は、第三設定時間t3の間、セルモータ3及びエアヒータ4を停止した後、再びエアヒータ4を作動し、第四設定時間t4の間、エアヒータ4へ通電し予熱2を行う(S105)。第四設定時間t4も、エンジン温度Tを変数とする関数f4(T)に基づいて決定される(例えば、5〜7秒)。
例えば、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tの比較対象として、極低温状態の基準温度(例えば、−10℃)をECU6に予め設定して記憶させておき、ECU6が、温度センサ20により検出されるエンジン温度Tが前記極低温状態の基準温度よりも低いと判断した場合に、極低温であると判断するようにする。
一方、ステップS107において、ECU6が極低温であると判断した場合には、ECU6は、ステップS109における燃料噴射開始まで、第五設定時間t5の間、燃焼室1内への燃料噴射を行わないように燃料噴射装置2を制御し待機する(S108)。第五設定時間t5も、エンジン温度Tを変数とする関数f5(T)に基づいて決定される。
なお、以上説明した始動制御における、各設定時間t1〜t6は、ECU6に予め固定の時間として設定したり、バッテリ電圧に基づいてECU6にてマップ上から計算して変更したりしてもよい。また、第五設定時間t5については、前述したように、吸気温度センサ21により検出される吸気温度に基づいて変更することにより、吸気の温度状況に即して的確な時期に燃料噴射を開始することが可能となり、良好な始動性を得ることができるとともにエミッションの低減を図ることができる。
2 燃料噴射装置
3 セルモータ
4 エアヒータ
5 タイマ
6 ECU
18 水温センサ
19 油温センサ
21 吸気温度センサ
s1 設定時間
t1 第一設定時間
t2 第二設定時間
t3 第三設定時間
t4 第四設定時間
t5 第五設定時間
Claims (7)
- 燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置と、エンジンをクランキングさせるセルモータと、吸気通路に設けられ吸気温度を上昇させるエアヒータと、タイマと、これらを制御する制御手段とを備えるエンジンの始動方法であって、
吸気通路に吸気温度を検出する吸気温度検出手段を設け、該吸気温度検出手段を前記制御手段と接続し、
エンジンスタータ作動時に前記エアヒータを作動し、エンジンスタータ作動時より設定時間経過後に前記セルモータを作動し、このセルモータ作動後、前記吸気温度検出手段により検出される吸気温度が設定温度を超えるまで燃料を噴射しないように制御することを特徴とするエンジン始動方法。 - 燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置と、エンジンをクランキングさせるセルモータと、吸気通路に設けられ吸気温度を上昇させるエアヒータと、タイマと、これらを制御する制御手段とを備えるエンジンの始動装置であって、
吸気通路に吸気温度を検出する吸気温度検出手段を設け、該吸気温度検出手段を前記制御手段と接続し、
前記制御手段は、エンジンスタータ作動時に前記エアヒータを作動し、エンジンスタータ作動時より設定時間経過後に前記セルモータを作動し、このセルモータ作動後、前記吸気温度検出手段により検出される吸気温度が設定温度を超えると燃料を噴射するように制御することを特徴とするエンジン始動装置。 - 燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置と、エンジンをクランキングさせるセルモータと、吸気通路に設けられ吸気温度を上昇させるエアヒータと、タイマと、これらを制御する制御手段とを備えるエンジンの始動方法であって、
前記エンジンに、吸気温度を検出する吸気温度検出手段と、冷却水温度を検出する冷却水温度検出手段と、潤滑油温度を検出する潤滑油温度検出手段とを設け、これら吸気温度検出手段、冷却水温度検出手段及び潤滑油温度検出手段を前記制御手段と接続し、
エンジンスタータ作動時に前記エアヒータを作動し、エンジンスタータ作動時より第一設定時間経過後に前記セルモータを作動し、このセルモータの作動時より第二設定時間経過後に該セルモータ及び前記エアヒータを停止し、このセルモータ及びエアヒータの停止時より第三設定時間経過後に前記エアヒータを作動し、このエアヒータの作動時より第四設定時間経過後に前記セルモータを作動し、このセルモータの作動時より第五設定時間経過後に燃料を噴射するように制御することを特徴とするエンジン始動方法。 - 燃焼室に燃料を噴射する燃料噴射装置と、エンジンをクランキングさせるセルモータと、吸気通路に設けられ吸気温度を上昇させるエアヒータと、タイマと、これらを制御する制御手段とを備えるエンジンの始動装置であって、
前記制御手段は、エンジンスタータ作動時にエアヒータを作動し、エンジンスタータ作動時より第一設定時間経過後に前記セルモータを作動し、このセルモータの作動時より第二設定時間経過後に該セルモータ及び前記エアヒータを停止し、このセルモータ及びエアヒータの停止時より第三設定時間経過後に前記エアヒータを作動し、このエアヒータの作動時より第四設定時間経過後に前記セルモータを作動し、このセルモータの作動時より第五設定時間経過後に燃料を噴射するように制御することを特徴とするエンジン始動装置。 - 請求項4記載のエンジン始動装置において、
前記エンジンに、冷却水温度を検出する冷却水温度検出手段を設け、該冷却水温度検出手段を前記制御手段と接続し、
前記制御手段は、前記冷却水温度検出手段により検出される冷却水温度に応じて、前記第二・第三・第四・第五設定時間を変更することを特徴とするエンジン始動装置。 - 請求項4記載のエンジン始動装置において、
前記エンジンに、潤滑油温度を検出する潤滑油温度検出手段を設け、該潤滑油温度検出手段を前記制御手段と接続し、
前記制御手段は、前記潤滑油温度検出手段により検出される潤滑油温度に応じて、前記第二・第三・第四・第五設定時間を変更することを特徴とするエンジン始動装置。 - 請求項4記載のエンジン始動装置において、
前記エンジンに、冷却水温度を検出する冷却水温度検出手段と、潤滑油温度を検出する潤滑油温度検出手段とを設け、これら冷却水温度検出段及び潤滑油温度検出手段を前記制御手段と接続し、
前記制御手段は、前記冷却水温度検出手段により検出される冷却水温度及び前記潤滑油温度検出手段により検出される潤滑油温度に応じて、前記第二・第三・第四・第五設定時間を変更することを特徴とするエンジン始動装置。
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