JP2007022539A - 梱包箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレーと上箱とから成る梱包箱を、容易に製造でき、梱包時の美観にも優れたものとする。
【解決手段】トレー1及び上箱2を一枚の薄板材から構成し、この薄板材のトレー1及び上箱2となる部分の境界に繋部を有する切離線10を入れ、上箱2の高さ方向の稜線となる罫線11,12に沿って切離線10から上方へ切込13を設けておき、使用時に切離線10の繋部を切断して、トレー1となる部分と上箱2となる部分とを分割し、これらの各部分からトレー1及び上箱2をそれぞれ組み立て、上箱2の切込13とトレー1の周壁稜部とを噛み合わせることにより、上箱2の周壁の隣接する二面の一方をトレー1の外側に出し、他方をトレー1の内側に入れ、トレー1と上箱2とを結合する。
【選択図】図5
【解決手段】トレー1及び上箱2を一枚の薄板材から構成し、この薄板材のトレー1及び上箱2となる部分の境界に繋部を有する切離線10を入れ、上箱2の高さ方向の稜線となる罫線11,12に沿って切離線10から上方へ切込13を設けておき、使用時に切離線10の繋部を切断して、トレー1となる部分と上箱2となる部分とを分割し、これらの各部分からトレー1及び上箱2をそれぞれ組み立て、上箱2の切込13とトレー1の周壁稜部とを噛み合わせることにより、上箱2の周壁の隣接する二面の一方をトレー1の外側に出し、他方をトレー1の内側に入れ、トレー1と上箱2とを結合する。
【選択図】図5
Description
この発明は、テレビ等の商品を輸送用に梱包する梱包箱に関するものである。
従来、テレビの輸送に使用する段ボール製梱包箱として、図6に示すように、テレビTを載せるトレー51と、その上に被せる上箱52とから成り、上箱52の下部をトレー51の内側に嵌め込み、トレー51及び上箱52の周壁の重なり合う部分にそれぞれ設けた挿通穴にプラスチック製のジョイント具53を挿通して、トレー51と上箱52とを結合した状態で運搬するものが使用されている(下記特許文献1参照)。また、上箱の下部をトレーの外側に嵌め込むものも使用されている(図示省略)。
しかしながら、上記のような梱包箱では、トレーと上箱の外周寸法に差を設ける必要があるため、これらの薄板材を別々に印刷・打抜して組み立てなければならず、コストが高くつくほか、トレーと上箱とで段ボールや印刷の色目が合わず、デザイン上の違和感が生じることもあった。
そこで、この発明は、製造が容易で、梱包時の美観にも優れたトレーと上箱とから成る梱包箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、物品を載せるトレーと、その上に被せる上箱とから成り、トレーと上箱とを結合して運搬する梱包箱において、トレー及び上箱を一枚の薄板材から構成し、この薄板材のトレー及び上箱となる部分の境界に繋部を有する切離線を入れ、上箱の高さ方向の稜線となる罫線に沿って切離線から上方へ切込を設けておき、使用時に切離線の繋部を切断して、トレーとなる部分と上箱となる部分とを分割し、これらの各部分からトレー及び上箱をそれぞれ組み立て、上箱の切込とトレーの周壁稜部とを噛み合わせることにより、上箱の周壁の隣接する二面の一方をトレーの外側に出し、他方をトレーの内側に入れ、トレーと上箱とを結合するようにしたのである。
また、前記薄板材では、周壁の対角の稜線となる2本の罫線を、トレー及び上箱となる部分で一直線上に揃えておき、この罫線に沿って薄板材を折り曲げ、周壁の両端を接合するようにしたのである。
さらに、前記トレー及び上箱の周壁の重なり合う部分に挿通穴をそれぞれ設け、これらの挿通穴にジョイント具を挿通して、トレーと上箱とを結合するようにしたのである。なお、トレーと上箱とは、バンド掛け等により結合することもできる。
この梱包箱では、トレー及び上箱が一枚の薄板材から成るので、トレー及び上箱について印刷・打抜を同時に行うことができ、製造が容易になると共に、段ボールや印刷の色目が統一され、トレーと上箱とを結合した梱包状態の美観も優れたものとなる。
また、周壁の対角の稜線となる2本の罫線を、トレー及び上箱の部分で一直線上に揃えておくと、トレー及び上箱について周壁の接合を同時に行うことができ、一般の溝切り形段ボール箱と同様の工程で容易に製造できる。
さらに、トレー及び上箱の周壁に設けるジョイント具の挿通穴を、結合状態での位置ずれを考慮して大きめに開けておく必要がなく、トレーと上箱とを精度よく堅固に一体化することができる。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この梱包箱は、薄型の液晶テレビを梱包するものであり、図1に示すように、一枚の段ボール製薄板材から構成される。この薄板材は、トレー1となる部分と、上箱2となる部分とから構成され、その周壁となる部分は、各一対の側板3及び端板4を交互に連設して構成されている。一方の側板3の外側には継代片5が連設され、各側板3及び端板4の下端には底板6,7が、上端には天板8,9がそれぞれ連設されている。
トレー1及び上箱2となる部分の境界には、数箇所に繋部を有する切離線10が入れられ、上箱2の高さ方向の稜線となる4本の罫線11,12に沿って切離線10から上方へ切込13が設けられている。罫線11,12のうち、周壁の対角の稜線となる2本の罫線11は、トレー1及び上箱2の部分で一直線上に揃っている。
一対の側板3には、切離線10の上下にジョイント具を挿通する四角形の挿通穴14が左右に間隔をおいて2個ずつ設けられている。また、各側板3及び端板4には、長円形の取手穴15が設けられている。
上記のような薄板材から梱包箱を製造する際には、平面状態の薄板材を、図2に示すように、2本の罫線11に沿って内側へ重ね合わせるように折り曲げ、継代片5を反対側の端板4の裏面に貼り付けて、周壁の両端を接合する。
そして、この梱包箱を使用して液晶テレビを梱包する際には、図2に示す扁平な折畳状態のまま、切離線10の繋部を切断して、図3に示すように、トレー1となる部分と上箱2となる部分とを分割する。
次に、図4に示すように、トレー1となる部分の周壁を角筒状に形成し、底板6,7を折り曲げてトレー1の底面を閉止することにより、トレー1を立体的形状に組み立てると共に、同じく図4に示すように、上箱2となる部分の周壁を角筒状に形成し、上箱2も立体的形状に組み立てる。
続いて、図5に示すように、トレー1に液晶テレビTを載置し、上方から上箱2を被せ、上箱2の切込13にトレー1の周壁稜部を差し込み、上箱2の側板3と端板4のうち、一方の下部をトレー1の外側に出し、他方の下部をトレー1の内側に入れて、トレー1と上箱2とを噛合させ、天板8,9で上箱2の天面を閉止する。
その後、トレー1と上箱2の周壁の一致した挿通穴14にプラスチック製のジョイント具16を挿通して、箱内でジョイント具16の爪を開かせることにより、ジョイント具16を抜け止めし、トレー1と上箱2とを結合する。
上記のような梱包箱では、トレー1となる部分と、上箱2となる部分とが一枚の薄板材から構成されているので、トレー1及び上箱2の双方の部分について印刷・打抜を同時に行うことができ、製造が容易になる。
また、罫線11がトレー1及び上箱2の部分で一直線上に揃っているので、トレー1及び上箱2について周壁の接合を同時に行うことができ、一般の溝切り形段ボール箱と同様の工程で容易に製造できる。また、薄板材の輸送・保管時の取り扱いも容易になる。
さらに、梱包状態において、トレー1及び上箱2の段ボールや印刷の色目が統一されているので、デザイン上の違和感がなく、美観に優れた梱包物となり、商品のイメージを高めることができる。
また、従来の梱包箱では、トレーと上箱の外周寸法に差があることから、結合状態での位置ずれを考慮して、挿通穴を大きめに開けておく必要があったが、上記梱包箱では、トレー1と上箱2の外周寸法が同一であり、嵌合精度がよくなるため、挿通穴14の遊びを最小限にしておくことができ、トレー1と上箱2とを堅固に一体化することができる。
1 トレー
2 上箱
3 側板
4 端板
5 継代片
6,7 底板
8,9 天板
10 切離線
11,12 罫線
13 切込
14 挿通穴
15 取手穴
16 ジョイント具
2 上箱
3 側板
4 端板
5 継代片
6,7 底板
8,9 天板
10 切離線
11,12 罫線
13 切込
14 挿通穴
15 取手穴
16 ジョイント具
Claims (6)
- 物品を載せるトレー1と、その上に被せる上箱2とから成り、トレー1と上箱2とを結合して運搬する梱包箱において、トレー1及び上箱2を一枚の薄板材から構成し、この薄板材のトレー1及び上箱2となる部分の境界に繋部を有する切離線10を入れ、上箱2の高さ方向の稜線となる罫線11,12に沿って切離線10から上方へ切込13を設けておき、使用時に切離線10の繋部を切断して、トレー1となる部分と上箱2となる部分とを分割し、これらの各部分からトレー1及び上箱2をそれぞれ組み立て、上箱2の切込13とトレー1の周壁稜部とを噛み合わせることにより、上箱2の周壁の隣接する二面の一方をトレー1の外側に出し、他方をトレー1の内側に入れ、トレー1と上箱2とを結合するようにしたことを特徴とする梱包箱。
- 請求項1に記載の梱包箱において、前記薄板材では、周壁の対角の稜線となる2本の罫線11を、トレー1及び上箱2となる部分で一直線上に揃えておき、この罫線11に沿って薄板材を折り曲げ、周壁の両端を接合するようにしたことを特徴とする梱包箱。
- 請求項1又は2に記載の梱包箱において、前記トレー1及び上箱2の周壁の重なり合う部分に挿通穴14をそれぞれ設け、これらの挿通穴14にジョイント具16を挿通し、トレー1と上箱2との位置ずれを防止して、これらを結合するようにしたことを特徴とする梱包箱。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の梱包箱において、薄板材のトレー1及び上箱2となる部分を同時に印刷したことを特徴とする梱包箱。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の梱包箱において、薄板材のトレー1及び上箱2となる部分を罫線11に沿って共に扁平に折り畳んだ状態で納品するようにしたことを特徴とする梱包箱。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の梱包箱において、薄板材のトレー1及び上箱2となる部分を同時に打抜加工して形成したことを特徴とする梱包箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005202566A JP2007022539A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 梱包箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005202566A JP2007022539A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 梱包箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007022539A true JP2007022539A (ja) | 2007-02-01 |
Family
ID=37783826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005202566A Pending JP2007022539A (ja) | 2005-07-12 | 2005-07-12 | 梱包箱 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007022539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014019477A (ja) * | 2012-07-19 | 2014-02-03 | The Pack Corp | 梱包箱 |
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-
2005
- 2005-07-12 JP JP2005202566A patent/JP2007022539A/ja active Pending
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