JP2007022131A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧縮機高速回転域にて吐出容量を減少させる保護制御を実行する車両用空調装置において、この保護制御の実行に伴う冷房フィーリングの悪化を抑制する。
【解決手段】 可変容量型圧縮機の稼働状態および高速回転域をステップS30、S40にて判定すると、ステップS50にて内外気切替手段を強制的に内気吸い込み状態にする。これにより、冷房用熱交換器の熱負荷を減少できるので、車室内吹出温度が吐出容量減少によって上昇することを抑制できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、吐出容量を電気的に制御可能な可変容量型圧縮機を備える車両用空調装置における内外気吸い込み制御に関する。
従来より、吐出容量を電気的に制御可能な可変容量型圧縮機を備える車両用空調装置は種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
可変容量型圧縮機の代表例は特許文献1に記載の斜板式の可変容量型圧縮機であり、斜板の傾斜角度を変更してピストンストロークを変更し、それにより、冷媒の吐出容量を変更するようになっている。
具体的には、斜板が配置されている斜板室(クランク室)の圧力、すなわち、制御圧Pcを低下させると、斜板の傾斜角度が増加→ピストンストロークが増加→吐出容量が増加し、制御圧Pcを上昇すると、逆の関係が生じて吐出容量が減少する。
そして、制御圧Pcは電磁機構を有する容量制御弁によって可変制御するようになっている。容量制御弁は圧縮機吐出側冷媒流路と斜板室との間の連通路を開閉制御するもので、斜板室は所定の絞りを介して圧縮機吸入側冷媒流路にも連通している。このため、容量制御弁によって連通路の開度を小さくすると、圧縮機吐出側冷媒が斜板室内に流入する程度が小さくなって、制御圧Pcが低下し、吐出容量が減少する。
特開2003−129956号公報
ところで、車両用空調装置の圧縮機は車両エンジンにより回転駆動されるので、車両エンジンの高速時には圧縮機も高速回転することになる。従って、斜板式の可変容量型圧縮機の場合、斜板室内に収容される斜板、シュー、軸受け部等の機器の摺動摩擦部の摺動速度も上昇して、これらの摩擦摺動部に対する潤滑の必要性が高まる。
しかるに、圧縮機高速回転時に圧縮機の最大容量(100%容量)状態が設定されると、容量制御弁によって上記連通路が閉状態になったり、連通路開度が非常に小さい状態となる。これにより、圧縮機吐出側から容量制御弁を通して斜板室内に流入する冷媒量および潤滑油量が減少するので、斜板室内の収容機器の潤滑不足が発生し、圧縮機耐久寿命に悪影響を及ぼす。
なお、圧縮機の低速回転時には、斜板室内の収容機器の摺動摩擦部の摺動速度が低いので、圧縮機の最大容量状態が設定されても潤滑不足の状態は発生しない。
以上の事情を考慮して、圧縮機高速回転時には圧縮機吐出容量を最大容量から所定の中間容量まで引き下げるようにすれば、圧縮機の潤滑不足を解消することができる。しかし、このような対策を採用すると、圧縮機吐出容量の減少→サイクル循環冷媒流量の減少が起こり、蒸発器での冷房能力が低下する。
従って、高熱負荷時には、高速回転時での圧縮機吐出容量の減少により車室内吹出空気温度が上昇して冷房フィーリングを悪化させるという不具合が生じる。
本発明は、上記点に鑑み、圧縮機高速回転域にて吐出容量を減少させる保護制御を実行する車両用空調装置において、この保護制御の実行に伴う冷房フィーリングの悪化を抑制することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために案出されたものであり、車室内へ向かう空気通路(2a)の吸い込み口に設けられる内外気切替手段(6、7)と、
前記空気通路(2a)の空気を冷却する冷房用熱交換器(9)と、
電気的に制御可能な容量制御手段(11b)により吐出容量を変化させるように構成され、前記吐出容量の変化により前記冷房用熱交換器(9)の冷房能力を調整する可変容量型圧縮機(11)と、
前記内外気切替手段(6、7)および前記容量制御手段(11b)を制御する空調制御手段(30)とを備え、
前記空調制御手段(30)は、前記可変容量型圧縮機(11)の回転数が所定値以上の高速回転域にあるとき、前記容量制御手段(11b)を最大容量より小さい所定の中間容量状態に制御するとともに、前記内外気切替手段(6、7)を強制的に内気吸い込み状態にすることを特徴としている。
これによると、圧縮機高速回転域にて吐出容量を減少させる保護制御を実行する際に、内外気切替手段(6、7)を強制的に内気吸い込み状態にして、低温内気を冷房用熱交換器(9)に再循環するから、冷房用熱交換器(9)の熱負荷を低減できる。これにより、吐出容量の減少に伴って冷房用熱交換器(9)の冷房性能が低下しても、車室内吹出温度の上昇を抑えて冷房フィーリングの悪化を抑制できる。
本発明では、具体的には、空調制御手段(30)は、圧縮機高速回転域において冷房用熱交換器(9)の冷房熱負荷が所定量以上の高熱負荷条件であるときのみ内外気切替手段(6、7)を強制的に内気吸い込み状態にする。
これによると、強制的内気吸い込み状態を冷房用熱交換器(9)の高熱負荷時のみに限って設定することになる。従って、圧縮機高速回転域であっても、冷房用熱交換器(9)の低熱負荷時には内外気吸い込み状態を既存の通常制御にて決めることができる。従って、圧縮機高速回転域であっても、低熱負荷時には外気吸い込み状態を設定して、車室内換気作用の確保、窓ガラス防曇作用の確保等の効果を発揮できる。
また、本発明では、具体的には、冷房熱負荷の判定を外気温に基づいて行うようにすれば、冷房熱負荷の判定を簡便に行うことができる。
また、本発明では、具体的には、空調制御手段(30)が、強制的内気吸い込み状態を停止する条件を判定したときに、所定時間経過してから、内外気切替手段(6、7)を通常制御状態に移行させるようにすれば、内外気切替手段(6、7)による内外気吸い込み状態の制御を、ハンチングを起こすことなく安定的に行うことができる。
なお、上記各手段および特許請求の範囲の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は本実施形態の全体構成の概要を示すもので、車両用空調装置は車室内最前部の計器盤(インストルメントパネル)内側部等に配設される室内空調ユニット1を備えている。
この室内空調ユニット1はケース2を有し、このケース2内に車室内へ向かって空気が送風される空気通路2aを構成する。このケース2内の空気通路2aの最上流部に内気導入口3および外気導入口4を有する内外気切替箱5を配置している。この内外気切替箱5内に内外気切替ドア6を回転自在に配置している。
この内外気切替ドア6はサーボモータ7によって駆動されるもので、内気導入口3および外気導入口4の開口面積を連続的に調整する。この内外気切替ドア6により、内気導入口3を全開して外気導入口4を全閉することにより、内気導入口3から内気(車室内空気)のみを導入する全内気モードを設定できる。
逆に、内外気切替ドア6により、内気導入口3を全閉して外気導入口4を全開することにより、外気導入口4から外気(車室外空気)のみを導入する全外気モードを設定できる。更に、全内気モードと全外気モードとの間で、内気導入口3および外気導入口4の開口比率を連続的に調整することにより、内気と外気の導入比率を連続的に変化させる内外気混入モードを設定できる。なお、内外気切替ドア6とサーボモータ7とにより本実施形態の内外気切替手段が構成される。
内外気切替箱5の下流側通路には車室内に向かって空気を送風する電動式の送風機8を配置している。この送風機8は、遠心式の送風ファン8aをモータ8bにより駆動するようになっている。送風機8の下流側通路には送風空気を冷却する冷房用熱交換器をなす蒸発器9を配置している。
この蒸発器9は、冷凍サイクル装置10を構成する要素の一つである。蒸発器9に流入した低圧の冷媒は送風機8によって送風された送風空気から吸熱して蒸発し、送風空気を冷却することができる。なお、冷凍サイクル装置10は周知のものであり、蒸発器9、圧縮機11、凝縮器12、気液分離器(レシーバ)13、膨張弁14によって構成される。
圧縮機11は、冷媒を吸入、圧縮および吐出するものであり、プーリ11aおよびベルトVを介して車両エンジンEの回転動力が伝達されて回転駆動される。なお、圧縮機11は可変容量型圧縮機であり、その詳細は後述する。
一方、室内空調ユニット1において、蒸発器9の下流側通路にはケース2内を流れる空気を加熱するヒータコア15を配置している。このヒータコア15は車両エンジン冷却水を熱源として、蒸発器9通過後の空気(冷風)を加熱する暖房用熱交換器である。ケース2内部においてヒータコア15の側方部位にはバイパス通路16が形成され、このバイパス通路16をヒータコア15のバイパス空気が流れる。
蒸発器9とヒータコア15との間に温度調整手段をなすエアミックスドア17を回転自在に配置してある。このエアミックスドア17はサーボモータ18により駆動されて、その回転位置(開度)が連続的に調整可能になっている。
このエアミックスドア17の開度によりヒータコア15を通る空気量(温風量)と、バイパス通路16を通過してヒータコア15をバイパスする空気量(冷風量)との割合を調節し、これにより、車室内に吹き出す空気の温度を調整するようになっている。
ケース2の空気通路の最下流部には、車両の前面窓ガラスWに向けて空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口19、乗員の顔部に向けて空調風を吹き出すためのフェイス吹出口20、および乗員の足元部に向けて空調風を吹き出すためのフット吹出口21の計3種類の吹出口が設けられている。
これら吹出口19〜21の上流部にはデフロスタドア22、フェイスドア23およびフットドア24が回転自在に配置されている。これらのドア22〜24は、図示しないリンク機構を介して共通のサーボモータ25によって開閉操作される。
次に、圧縮機11について説明すると、本実施形態の圧縮機11は、外部からの制御信号により吐出容量を連続的に可変制御できる可変容量型圧縮機である。具体的には、斜板式の圧縮機において吐出圧と吸入圧を利用して斜板室の圧力を制御することにより、斜板の傾斜角度を可変してピストンのストロークを変化させ、これにより、圧縮機吐出容量を略0%〜100%の範囲で連続的に変化させることができる。
このような斜板式の可変容量型圧縮機11は周知である。本実施形態は、斜板式の可変容量型圧縮機の中でも特に特開2001−107854号公報等により公知になっている流量制御タイプの可変容量型圧縮機を圧縮機11として用いている。
この流量制御タイプの可変容量型圧縮機11の概要を説明すると、圧縮機11は容量制御弁11bを備えている。この容量制御弁11bは、圧縮機11の吐出冷媒流量に応じた差圧ΔPによる力F1を発生する差圧応動機構(図示せず)と、この吐出冷媒流量に応じた差圧による力F1と対抗する電磁力F2を発生する電磁機構(図示せず)とを内蔵している。この電磁機構の電磁力F2は、後述の制御装置30から出力される制御電流Inによって決定される。
そして、この差圧ΔPに応じた力F1と電磁力F2に応じて変位する弁体(図示せず)により圧縮機11の斜板室(図示せず)の圧力、すなわち、制御圧Pcを変化させて斜板の傾斜角度を変化させ、それにより、吐出容量を連続的に変化させるようになっている。ここで、吐出容量は冷媒の吸入圧縮を行う作動空間の幾何学的な容積であり、具体的には、ピストンストロークの上死点と下死点との間のシリンダ容積である。
なお、斜板式可変容量型圧縮機11においては、周知のように制御圧Pcの低下→斜板の傾斜角度の増加→ピストンストロークの増加→吐出容量の増加となり、逆に、制御圧Pcの上昇→斜板の傾斜角度の減少→ピストンストロークの減少→吐出容量の減少となるように吐出容量変更機構が構成されている。
ところで、上記電磁力F2は、差圧ΔPに応じた力F1に対抗する力であるから、電磁力F2を増減することにより目標差圧を決定することになり、現実の差圧ΔPがこの電磁力F2により決定される目標差圧となるように斜板室の制御圧Pcが制御され、吐出容量が変化することになる。更に、差圧ΔPと吐出冷媒流量は比例関係にあるから、目標差圧を決定することは目標吐出冷媒流量を決定することになる。
そして、電磁力F2は容量制御弁11bの電磁機構に供給される制御電流Inに応じて決定されるから、図2に示すように、制御電流Inの増加に応じて目標差圧および目標吐出冷媒流量が増加する関係となる。
なお、制御電流Inは具体的には電流制御回路の構成上、デューティ制御により変化させる方式とするのが通常であるが、制御電流Inの値をデューティ制御によらず直接、連続的(アナログ的)に変化させてもよい。
また、斜板式可変容量型圧縮機11においては制御圧Pcの調整により吐出容量を100%から略0%付近まで連続的に変化させることができる。そして、吐出容量を略0%付近に減少することにより、圧縮機11を実質的に作動停止状態にすることができる。従って、圧縮機11の回転軸をプーリ11a、ベルト等を介して車両エンジンE側のプーリに常時連結するクラッチレスの構成とすることができる。もちろん、圧縮機11の回転軸に必要に応じて電磁クラッチを装着して電磁クラッチにより圧縮機11への動力伝達を断続する構成にしてもよい。
次に、本実施形態の電気制御部の概要を説明すると、空調制御装置30は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。この空調制御装置30は、そのROM内に空調装置制御プログラムを記憶しており、その空調装置制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行う。
空調制御装置30の入力側には空調用センサ群31〜36からセンサ検出信号が入力され、また、車室内前部の計器盤付近に配置される空調操作パネル37に設けられた各種空調操作スイッチ38〜43から操作信号が入力される。
空調用センサ群としては、具体的には、外気温Tamを検出する外気センサ31、内気温Trを検出する内気センサ32、車室内に入射する日射量Tsを検出する日射センサ33、蒸発器9の空気吹出部に配置されて蒸発器吹出空気温度Teを検出する蒸発器温度センサ34、ヒータコア15に流入するエンジン冷却水温度Twを検出する水温センサ35、圧縮機回転数Ncを検出する圧縮機回転センサ36等が設けられる。
なお、圧縮機回転センサ36は圧縮機11の回転数Ncを直接検出するものに限らず、車両エンジンEの回転数Neに基づいて圧縮機11の回転数Ncを間接的に検出するものであってもよい。
また、空調操作パネル37には各種空調操作スイッチとして、吹出モードドア22〜24により切り替わる吹出モードをマニュアル設定する吹出モードスイッチ38、内外気切替ドア6による内外気吸込モードをマニュアル設定する内外気切替スイッチ39、圧縮機11の作動指令信号を出すエアコンスイッチ40、送風機8の風量をマニュアル設定する送風機作動スイッチ41、空調自動制御状態の指令信号を出すオートスイッチ42、および車室内温度を設定する温度設定手段をなす温度設定スイッチ43等が設けられる。
なお、エアコンスイッチ40は圧縮機11の稼働状態と停止状態を切り替えるものであり、エアコンスイッチ40をオフ状態にすると、容量制御弁110の制御電流Inを強制的に0にして、圧縮機11の吐出容量を略0容量にし、圧縮機11が実質的に停止状態となる。
これに反し、エアコンスイッチ40をオン状態にすると、空調制御装置30で演算された所定の制御電流Inを容量制御弁110に出力して、圧縮機11を稼働状態にする。
空調制御装置30の出力側には、圧縮機11の電磁式容量制御弁11b、各機器の電気駆動手段をなすサーボモータ7、18、25、送風機8のモータ8b、および凝縮器冷却ファン12aのモータ12bが接続され、これらの機器の作動が空調制御装置30の出力信号により制御される。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。最初に、空調制御装置30が実行する制御処理全体の概要を図3のフローチャートに基づき説明する。この制御処理は、図示しない車両エンジンのイグニッションスイッチの投入状態においてオートスイッチ42が投入されるとスタートする。
先ず、ステップS1ではフラグ、タイマ等の初期化がなされ、次のステップS2で空調用センサ群31〜36からのセンサ検出信号および空調操作パネル37の操作信号を読込む。
次に、ステップS3にて車室内吹出空気の目標吹出温度TAOを算出する。この目標吹出温度TAOは空調熱負荷変動にかかわらず、温度設定スイッチ43により設定した設定温度Tsetに車室内温度(内気温)Trを維持するために必要な車室内吹出空気温度である。具体的には、下記数式(1)によりTAOを演算する。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C…(1)
ここで、Trは内気センサ32により検出される内気温、Tamは外気センサ31により検出される外気温、Tsは日射センサ33により検出される日射量、Kset、Kr、Kam、Ksは制御ゲインおよびCは補正用の定数である。
次に、ステップS4にて、送風機8により送風される空気の風量を算出する。具体的にはモータ8bに印加するブロワモータ電圧をTAOに基づいて算出する。本実施形態では、TAOの極低温域(最大冷房域)および極高温域(最大暖房域)でブロワモータ電圧を最大値または最大値付近の高電圧にして、送風機8の風量を最大風量または最大風量付近に制御する。そして、TAOが極低温域または極高温域から中間温度域に向かって変化するにつれてブロワモータ電圧を低下して、送風機8の風量を減少させる。
次に、ステップS5にて、エアミックスドア17の目標開度SWを上記TAO、蒸発器吹出空気温度Te(蒸発器温度センサ34の検出温度)、及びエンジン冷却水温度Tw(水温センサ35の検出温度)に基づいて次の数式(2)により算出する。
SW=〔(TAO−Te)/(Tw−Te)〕×100(%)…(2)
なお、SW=0(%)は、エアミックスドア17の最大冷房位置であり、バイパス通路16を全開し、ヒータコア15側の通風路を全閉する。これに対し、SW=100(%)は、エアミックスドア17の最大暖房位置であり、バイパス通路16を全閉し、ヒータコア15側の通風路を全開する。
次に、ステップS6にて吹出モードを決定する。この吹出モードもTAOに基づいて決定する。本実施形態では、TAOが低温域から高温域へと上昇するにつれて吹出モードをフェイスモード→バイレベル(B/L)モード→フットモードへと順次切り替える。
次に、ステップS7にて内外気切替ドア6の目標開度を算出する。この内外気切替ドア6の目標開度算出によって内外気吸い込みモードが決定される。このステップS7の具体的処理は図4、図5に基づいて後述する。
次に、ステップS8にて、蒸発器9の目標冷却温度TEOを算出する。この目標冷却温度TEOは蒸発器9にて車室内吹出空気を冷却する際の目標温度であり、車室内吹出空気の温度調整や湿度調整を行うために必要な温度である。この目標冷却温度TEOは前述のTAOや外気温Tam等に基づいて算出される。
具体的には、TEOはTAOが低下するにつれて低下するように算出され、また、外気温Tamの低温域では、窓ガラスWの曇り防止のためにTEOは外気温Tamの低下とともに低下するように算出される。
次に、ステップS9は圧縮機11の制御であり、具体的には、電磁式容量制御弁11bに供給する制御電流Inを算出する。この制御電流Inは実際の蒸発器吹出空気温度Teと目標冷却温度TEOとの偏差En(En=Te−TEO)を算出し、この偏差Enに基づいてTeをTEOに近づけるための制御電流Inを比例積分制御(PI制御)などによるフィードバック制御手法にて算出する。
本実施形態では、TEOが低下すると偏差Enが拡大するので、TeがTEOに近づくように制御電流Inが増加する。そして、制御電流Inの増加により圧縮機11の吐出容量が増加するので、圧縮機11の冷媒吐出流量も増加することになる。
上記説明は、制御電流Inの算出するための基本的な考え方であるが、圧縮機回転数が所定回転数以上に上昇すると、制御電流Inを強制的に引き下げて圧縮機吐出容量を減少させ、これにより、圧縮機11の保護制御を行う。
図6は制御電流Inを圧縮機回転数Ncに基づいて制御する具体例であり、縦軸は制御電流Inのデューティ比Dtをとり、横軸は圧縮機回転数Ncをとっている。圧縮機回転数Ncが所定回転数N1(例えば、3700rpm)以上に上昇すると、デューティ比Dtを最大値の100%から引き下げる。
そして、圧縮機回転数Ncが更に上昇して所定回転数N3(例えば、6000rpm)に達すると、デューティ比Dtを60%まで引き下げる。以後、圧縮機回転数Ncが更に上昇してもデューティ比Dt=60%を維持する特性にしてある。
以上のように圧縮機回転数Ncが所定回転数N1以上となる高速回転時には圧縮機吐出容量を強制的に引き下げるので、容量制御弁11bは圧縮機11の吐出冷媒流路を斜板室に連通させる状態を維持することになる。つまり、容量制御弁11bは、圧縮機斜板室の制御圧Pcをある程度高くした状態を維持する。これにより、圧縮機11の斜板室内には、圧縮機11の吐出冷媒とともに潤滑油が流入し続けるので、斜板室内収容機器の潤滑性を高速回転時にも確保できる。
次に、ステップS10に進み、上記ステップS4〜S7およびS9で算出、決定された制御状態が得られるように、空調制御装置30より各種機器のアクチュエータ駆動部(11b、7、18、25、8b、12b)に対して出力信号が出力される。次のステップS11で制御周期τの間待機し、制御周期τの経過を判定するとステップS2に戻るようになっている。
次に、図4に基づいて上記ステップS7による「内外気切替ドア6の目標開度算出」の制御処理を具体的に説明する。まず、ステップS20にて内外気切替ドア6の目標開度として、マニュアル設定の開度またはオート制御の開度を算出する。
ここで、本実施形態では、オート制御の開度を図5に示すようにTAOに基づいて算出している。図5の縦軸は内外気切替ドア6の目標開度であり、目標開度=0%は内気導入口3を全開して外気導入口4を全閉する全内気モード時の開度で、目標開度=100%は内気導入口3を全閉して外気導入口4を全開する全外気モード時の開度である。そして、TAOが低温側から高温側へと上昇するにつれて内外気切替ドア6の目標開度が0%から100%側へと増大する。
これにより、TAOの低温領域(最大冷房領域)では全内気モードを設定して車室内空気を再循環するにより車室内吹出空気温度を下げて車室内冷房性能を向上させる。一方、TAOの高温領域(最大暖房領域)では全外気モードを設定するにより、内気に比して低湿度の外気を車室内に導入して冬期暖房時の窓ガラスの防曇を図る。
これに対し、マニュアル設定の開度は、具体的には、空調操作パネル37の内外気切替スイッチ39のマニュアル操作信号により決まる開度であって、内外気切替スイッチ39が全内気モード位置に操作されると、目標開度=0%が算出され、内外気切替スイッチ39が全外気モード位置に操作されると、目標開度=100%が算出される。
次に、ステップS30では、圧縮機1が稼働状態であるか判定する。ここで、圧縮機1の稼働状態とは、空調操作パネル37のエアコンスイッチ40がオン状態に操作され圧縮機1が作動する状態、あるいはエアコンスイッチ40がオフ状態であっても、空調制御装置30が圧縮機1の稼働を必要とする状態を判定して圧縮機1が作動する状態を言う。
ステップS30の判定がYESであると、ステップS40に進み、圧縮機回転数Ncの関数f(Nc)が1であるか判定する。ここで、関数f(Nc)は図7の制御マップに示すように、圧縮機回転数Ncが所定回転数N3以上になると「1」となり、そして、圧縮機回転数Ncが所定回転数N2よりも低くなると、「0」となる。なお、図7のN2、N3は、図6のN2、N3と同じ値である。
ステップS40は、圧縮機11が所定回転数N3以上の高速回転域にあるかどうかを判定することになる。そして、圧縮機11が高速回転域にあると、ステップS40からステップS50に進み、図5の目標開度=0%とし、強制全内気モードを決定する。
ところで、圧縮機回転数Ncが所定回転数N3以上となる圧縮機高速回転時には、図6に示すように制御電流Inのデューティ比Dtを所定量以上(図6の例では、Dt=60%のレベルまで)強制的に引き下げて吐出容量を減少させ、これにより、圧縮機11の潤滑性確保による圧縮機保護を図っている。しかし、その反面、圧縮機吐出容量の減少によって蒸発器9の冷媒流量が減少し、蒸発器9の冷房能力が低下する。
そこで、本実施形態においては、圧縮機高速回転時には圧縮機吐出容量を減少させるとともに、ステップS50にて内外気吸い込みモードとして強制全内気モードを決定する。これにより、圧縮機高速回転時には、外気に比較して低温になっている内気を吸入(再循環)して蒸発器9で冷却できる。つまり、強制全内気モードの実行により蒸発器9の熱負荷を減少できる。
そのため、圧縮機高速回転域で吐出容量が減少しても蒸発器吹出空気温度の上昇を抑制できるので、冷房フィーリングの悪化を抑制できる。
一方、ステップS30にて圧縮機1が稼働状態でないと判定されたとき、あるいはステップS40にて圧縮機11が高速回転域でないと判定されたときは、いずれも、ステップS60に進み、内外気吸い込みモードの通常制御を行う。
ここで、内外気吸い込みモードの通常制御とは、ステップS20で算出されたマニュアル設定の開度またはオート制御の開度で内外気吸い込みモードを決定することである。
つまり、内外気吸い込みモードがマニュアル設定されている場合は、そのマニュアル設定に従った目標開度を算出する。また、内外気吸い込みモードがマニュアル設定されていない場合は、オート制御によりTAOに応じた目標開度(図5参照)を算出する。
このようにして、圧縮機11の停止時および圧縮機11の低速回転域では、内外気吸い込みモードの通常制御を従来通り実行できる。
以上の説明から理解されるように、圧縮機11が稼働状態にあって、かつ、圧縮機11が高速回転域にあるとき(AND条件の成立)のみ、強制全内気モードを実行する。
一方、圧縮機11の停止時あるいは圧縮機11の低速回転域のいずれか一方(OR条件)を判定すると、内外気吸い込みモードの制御を通常制御にて行う。
図8は第1実施形態による内外気吸い込みモードの遷移を示す概要図であって、「通常制御状態」から「強制内気モード」への遷移Aは、上記AND条件が成立した時に行われ、一方、「強制内気モード」から「通常制御状態」への遷移Bは、上記OR条件が成立した時に行われる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、「通常制御状態」と「強制内気モード」との間の遷移を、圧縮機11の稼働状態と圧縮機11の回転数の判定に基づいて決定しているが、第2実施形態では、圧縮機11の稼働状態と圧縮機11の回転数と外気温Tamの判定に基づいて「通常制御状態」と「強制内気モード」との間の遷移を決定するようにしている。
具体的には、第2実施形態では、図9に示すように、ステップS40とステップS50との間に、外気温の関数f(Tam)が「1」であるかを判定するステップS70を設けている。ここで、関数f(Tam)は図10の制御マップに示すように、外気温Tamが所定温度T1(例えば、15℃)以上になると「1」となる。
図10のT1’はT1よりも低い所定温度(例えば、14℃)であって、外気温Tamがこの所定温度T1’よりも低くなると、関数f(Tam)は「0」となる。
従って、図9のステップS70は、外気温Tamが所定温度T1以上の高温域にあるかどうかを判定することになる。そして、外気温Tamが所定温度T1以上の高温域にあれば、ステップS70からステップS50に進み、強制全内気モードを決定する。
第2実施形態によると、圧縮機11が稼働状態にあって、圧縮機11が高速回転域にあり、かつ、外気温Tamが高温域であるというAND条件が成立したときのみ、強制全内気モードを実行する。
そして、外気温Tamの判定により、蒸発器9の熱負荷の高低を判定できる。従って、圧縮機11の高速回転域において、蒸発器9の熱負荷が大きい条件にあるときのみに強制全内気モードを実行できる。
それ故、蒸発器9の熱負荷が小さいとき、すなわち、低外気温時には圧縮機11の高速回転域であっても強制全内気モードとせずに、ステップS60の通常制御にて内外気吸い込みモードを決定する。
蒸発器9の熱負荷が小さいときは、圧縮機吐出容量を引き下げても車室内吹出空気温度が上昇しないから、冷房フィーリングの悪化等の不具合は生じない。むしろ、蒸発器9の熱負荷が小さいときにステップS60の通常制御にて外気モードを実行することにより、車室内の換気作用の確保、車両窓ガラスの防曇作用の確保等の効果を発揮できる。
(第3実施形態)
第1、第2実施形態では、ステップS30、ステップS40およびステップS70のいずれか1つの判定がNOになると、換言すると、強制全内気状態を停止する条件を判定すると、ステップS60に進み、直ちに、内外気吸い込みモードの通常制御を実行するようにしている。このような制御であると、ステップS30、ステップS40およびステップS70の判定条件がごく短時間の間のみ「NO」側へ変化した場合でも、ステップS60に進み、内外気吸い込みモードの通常制御を実行するので、内外気吸い込みモードがごく短時間で頻繁に切り替わる現象(ハンチング)が生じる。
そこで、第3実施形態では、強制全内気状態を停止する条件を判定したときに内外気吸い込みモード切替のハンチング現象を防止できるようにしたものである。
図11は第3実施形態を示すフローチャートであって、ステップS30、ステップS40およびステップS70の判定がいずれもYESになると、ステップS80にてフラグRREC=1にしてから、ステップS50に進み、強制全内気モードを決定する。
これに対し、ステップS30、ステップS40およびステップS70のいずれか1つの判定がNOになると、ステップS90に進み、フラグRREC=1であるか判定する。すなわち、強制全内気モードを実行したかどうかを判定する。
ステップS90の判定がYESであると、ステップS100にてタイマーカウントをスタートする。次のステップS110にてタイマーカウント時間が所定時間t0(例えば、3秒)より大きいか判定し、タイマーカウント時間が所定時間t0以内であれば、ステップS50に進み、強制全内気モードを維持する。
これに対し、タイマーカウント時間が所定時間t0を超えると、ステップS110の判定がYESになり、ステップS120にてフラグRREC=0にするとともに、タイマーカウント=0にクリアする。その後、ステップS60に進み、内外気吸い込みモードの通常制御を行う。
ステップS120にてフラグRREC=0になると、以後、ステップS90からステップS60に直接進む。そして、ステップS80にてフラグRREC=1になったときのみ、ステップS90から再びステップS100側へ進む。
上記のように第3実施形態によると、ステップS30、ステップS40およびステップS70のいずれか1つの判定がNOになって、強制全内気状態を停止する条件を判定した場合にも、所定時間t0の間は強制全内気モードを維持するから、内外気吸い込みモードがごく短時間で頻繁に切り替わるハンチング現象を防止できる。
(他の実施形態)
なお、第1実施形態では、容量制御弁11bの電磁機構に供給される制御電流Inにより目標吐出冷媒流量を決定する流量制御タイプの可変容量型圧縮機11について説明しているが、容量制御弁11bの電磁機構に供給される制御電流Inにより目標低圧圧力を決定する低圧制御タイプの可変容量型圧縮機は周知であり、この周知の低圧制御タイプの可変容量型圧縮機を備える空調装置においても本発明は同様に適用できる。
また、第1実施形態では、斜板式の可変容量型圧縮機11について説明しているが、斜板式以外の他の形式の可変容量型圧縮機11においても、高速回転域において吐出容量減少による圧縮機保護制御(潤滑性確保の制御)を行う必要があれば、本発明を同様に適用できる。
また、第1実施形態では、図6、図7に示すように、制御電流Inのデューティ比Dtを最大値(Dt=100%)から所定量(40%)以上引き下げる圧縮機回転数N3において内外気吸い込みモードを強制全内気モードに切り替えるようにしているが、この圧縮機回転数N3よりもデューティ比Dtの減少幅が小さい圧縮機回転数、例えば、圧縮機回転数N2、あるいは圧縮機回転数N2よりも低い回転数で、圧縮機回転数N1を若干上回る回転数(N1+α)などにおいて内外気吸い込みモードを強制全内気モードに切り替えるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態を示す全体システム構成図である。 第1実施形態における容量制御弁の制御電流と目標差圧および目標流量との関係を示す特性図である。 第1実施形態の空調制御全体の概要を示すフローチャ−トである。 第1実施形態の内外気切替ドア開度算出の具体例を示すフローチャ−トである。 第1実施形態の内外気切替ドア開度とTAOとの関係を示す特性図である。 第1実施形態における容量制御弁の制御電流のデューティ比Dtと圧縮機回転数Ncとの関係を示す特性図である。 第1実施形態の圧縮機回転数の関数f(Nc)の決定方法を示す特性図である。 第1実施形態による内外気吸い込みモードの遷移を示す概略説明図である。 第2実施形態の内外気切替ドア開度算出の具体例を示すフローチャ−トである。 第2実施形態の外気温の関数f(Tam)の決定方法を示す特性図である。 第3実施形態の内外気切替ドア開度算出の具体例を示すフローチャ−トである。
符号の説明
2…ケース、2a…空気通路、6…内外気切替ドア(内外気切替手段)、
7…サーボモータ(内外気切替手段)、9…蒸発器(冷房用熱交換器)、
11…可変容量型圧縮機、11b…容量制御弁(容量制御手段)、
30…空調制御装置(空調制御手段)。

Claims (4)

  1. 車室内へ向かって空気が流れる空気通路(2a)と、
    前記空気通路(2a)の吸い込み口に設けられ、内気と外気の吸い込み状態を切り替える内外気切替手段(6、7)と、
    前記空気通路(2a)内に設けられ、前記空気通路(2a)の空気を冷却する冷房用熱交換器(9)と、
    電気的に制御可能な容量制御手段(11b)により吐出容量を変化させるように構成され、前記吐出容量の変化により前記冷房用熱交換器(9)の冷房能力を調整する可変容量型圧縮機(11)と、
    前記内外気切替手段(6、7)および前記容量制御手段(11b)を制御する空調制御手段(30)とを備え、
    前記空調制御手段(30)は、前記可変容量型圧縮機(11)の回転数が所定値以上の高速回転域にあるとき、前記容量制御手段(11b)を最大容量より小さい所定の中間容量状態に制御するとともに、前記内外気切替手段(6、7)を強制的に内気吸い込み状態にすることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記空調制御手段(30)は、前記高速回転域において前記冷房用熱交換器(9)の冷房熱負荷が所定量以上の高熱負荷条件であるときのみ前記内外気切替手段(6、7)を強制的に内気吸い込み状態にすることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記空調制御手段(30)は、前記冷房熱負荷の判定を外気温に基づいて行うことを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調制御手段(30)は、前記強制的内気吸い込み状態を停止する条件を判定したときに、所定時間経過してから、前記内外気切替手段(6、7)を通常制御状態に移行させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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