JP2007010466A - 圧力センサ - Google Patents

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    • G01L19/00Details of, or accessories for, apparatus for measuring steady or quasi-steady pressure of a fluent medium insofar as such details or accessories are not special to particular types of pressure gauges
    • G01L19/14Housings

Abstract

【課題】 部品の位置決め精度を高めて、組み立て作業の円滑化を図る。
【解決手段】 スペーサ35の位置決め突起36,37を検出回路基板21の位置決め孔23と表示回路基板32の位置決め孔38とにそれぞれ緊密に嵌合させることで、両基板21,32が互いに位置決めされる。また、リアケース6の位置決め突起16を検出回路基板21の位置決め孔22に嵌合に緊密に嵌合させることで、検出回路基板21がリアケース6に位置決め状態で保持される。リアケース6に対し、圧力検出手段3、表示手段4等を順次組み付けた後、フロントケース5とリアケース6とを係合させることで、圧力検出手段3、表示手段4等が両ケース5,6間に挟持されるため、組み立てを簡単に行うことができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、圧力センサに関する。
圧力センサとして、ダイアフラム式の圧力検出素子により計測した流体(気体または液体)の圧力をデジタル表示するものが知られている(例えば特許文献1参照)。このような圧力センサは、フロントケースとリアケースとからなるケーシング内に、圧力検出素子を実装した圧力検出用の基板や、表示部の制御を行うための表示用の基板等の各部品を積み重ねて収容した構成となっている。各基板は、例えば、その外縁部を枠状の保持部材に嵌め付けることで所定間隔を空けて保持され、一方の基板から延出させたリード線を他方の基板の回路に半田付けすることにより互いに電気的に接続される。
特開平10−142090号公報
しかしながら、上記構成では、ケーシング内に各部品を組み付ける工程の途中で、基板間の配線のために半田付けを行う必要があるので、組み立て工程が複雑になるという問題があった。そこで、各基板に組み立て工程の前に実装される基板接続用のコネクタを設け、組み立て工程において両基板のコネクタを嵌合させることで基板間の配線を行う構成が本願出願人により提案されている。これにより、半田付けなしで各構成部品を組み付けることができるため、組み立て工程の簡略化が実現できる。
ところで、前述のように、各基板はその外縁部を保持部材に嵌めること等により保持されるが、基板の外形は、一般的には±0.2mm程度の比較的大きな寸法誤差があるため、両基板の保持位置が互いに板面方向に位置ずれすることがある。両基板間の位置ずれが大きいと、両基板のコネクタが嵌合し難くなってしまう。このように、基板等の各構成部品の位置決め精度が低かったり、あるいは位置決めされていないと、組み付けし難くなったり、作業者が位置決めする手間がかかるなど、組み立て作業が円滑に行われなくなるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、部品の位置決め精度を高めて、組み立て作業の円滑化を図ることが可能な圧力センサを提供するところにある。
上記の目的を達成するための手段として、被測定流体の圧力を検出して表示する圧力センサであって、窓部を有したフロントケースと前記被測定流体を導入するための導入口を有したリアケースとからなるケーシングと、前記導入口に導入される被測定流体の圧力を検出する圧力検出素子と圧力検出手段とを有した検出回路基板と、前記窓部から視認可能でかつ前記圧力検出手段により検出された圧力を表示する表示部とこの表示部の表示制御を行う表示手段とを有した表示回路基板と、前記検出回路基板及び前記表示回路基板にそれぞれ実装されて互いに嵌合されることで両基板を接続する基板接続用コネクタと、少なくとも前記フロントケース及び前記リアケースの一方と前記検出回路基板と前記表示回路基板とをそれぞれ相互に位置決めする位置決め手段とを備え、前記フロントケースと前記リアケースとは、それぞれ互いに係合可能な係合手段を備えており、前記フロントケースと前記リアケースとが前記係合手段により係合されることにより、前記検出回路基板と前記表示回路基板とが前記フロントケースと前記リアケースとの間に挟持され、前記両基板の前記基板接続用コネクタが位置決め状態で機械的及び電気的に接続されるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記位置決め手段は、前記検出回路基板に設けられた位置決め孔と前記表示回路基板に設けられた位置決め孔とにそれぞれ緊密に嵌合されることで、前記検出回路基板と前記表示回路基板とを位置決め状態で保持する第1の位置決め手段と、前記リアケースに一体的に設けられ、前記検出回路基板に設けられた位置決め孔に緊密に嵌合されることで前記検出回路基板を位置決め状態で保持する第2の位置決め手段とを備えているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ケーシング内には、前記表示回路基板または前記検出回路基板を、前記フロントケースと前記リアケースとの挟持方向とは反対方向に弾性的に押圧する押圧部材が設けられているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記押圧部材は、前記基板面における中央部を挟んで両側位置に分かれて配置されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記押圧部材は、前記ケーシングの外面に露出して押圧操作可能な操作部を有したボタン部材により構成されているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記表示部が前記窓部の内側に収容されたLCDによって構成されており、前記押圧部材は、前記LCDに設けられた電極部と前記基板面に設けられた電極部とを電気的に接続する配線部材により構成され、前記LCDと前記表示回路基板との間に配置され前記配線部材を支持する支持部材を備えているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記表示部が前記窓部の内側に収容されたLCDによって構成されるとともに、前記LCDに設けられた電極部と前記基板面に設けられた電極部とを電気的に接続する配線部材と、前記LCDと前記表示回路基板との間に配置され前記配線部材を支持する支持部材とを備えており、前記両側位置に分かれて配置された押圧部材のうち一方側の押圧部材は、前記ケーシングの外面に露出して押圧操作可能な操作部を有したボタン部材により構成され、他方側の押圧部材が前記配線部材により構成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
フロントケース及びリアケースの少なくとも一方と、検出回路基板と、表示回路基板とをそれぞれ位置決め手段を利用して順次組み付けた後、フロントケースとリアケースとを係合させることで、検出回路基板と表示回路基板とが両ケース間に挟持されるため、組み立てを簡単に行うことができる。また、基板間の接続手段が各基板に実装される基板接続用コネクタにより構成されているため、基板接続用コネクタを予め各基板に実装しておけば、組み立て工程においては、両基板の基板接続用コネクタ同士を嵌合するだけで、半田付けを行うことなく両基板間の配線ができるため、組み立て工程が簡略化される。
<請求項2の発明>
第1の位置決め手段を検出回路基板の位置決め孔と表示回路基板の位置決め孔とにそれぞれ緊密に嵌合させることで、両基板が互いに位置決めされる。また、リアケースの第2の位置決め手段を検出回路基板の位置決め孔に緊密に嵌合させることで、検出回路基板がリアケースに位置決め状態で保持される。各基板の位置決め孔は、基板の外形に比べて高い寸法精度で形成することができるため、各基板をその外形を利用して位置決めする場合に比べて、各基板の位置決め精度を高めることができる。従って、基板接続用コネクタの嵌合を容易に行うことができ、圧力センサの組み立てを円滑に行うことができる。
<請求項3の発明>
基板を弾性的に押圧する押圧部材が設けられているため、基板のがたつきが防止される。この押圧部材なしで基板のがた防止を図る場合には、例えば各部品の寸法精度を高めることが必要になり、製造コストがかかったり、組み立てがし難くなるおそれがあるが、本構成によれば、簡易に基板のがた防止を図ることができる。
<請求項4の発明>
押圧部材は、前板面における中央を挟んで両側位置に分かれて配置されているため、押圧部材を片側のみに設ける場合に比べ、押圧力のバランスが良くなる。
<請求項5及び請求項6の発明>
押圧部材が既存の部品であるボタン部材または配線部材により構成されているため、部品点数の増加を防止できる。
<請求項7の発明>
両側位置に分かれて配置された押圧部材の両方が既存の部品であるボタン部材または配線部材により構成されているため、部品点数の増加を防止できる。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図10を参照して説明する。なお、以下の説明において、前後方向については図1の紙面手前側、図2の左側を前方とし、上下方向については図1及び図2を基準とする。
本実施形態の圧力センサ1は、図1及び図2に示すように、ケーシング2内に、流体(気体または液体)の圧力を検出するための圧力検出手段3や、検出した圧力を表示するための表示手段4等を収容した構成になっている。
ケーシング2は、全体として箱形をなし、合成樹脂製のフロントケース5と、同じく合成樹脂製のリアケース6とを備えている。フロントケース5は、圧力センサ1の前面及び上下左右面の一部を覆っており、その前面には後述する表示手段4の表示を視認させるための長方形の窓部7が開口されている。この窓部7には、合成樹脂材よりなる透明な表示カバー8が後側から嵌め付けられ、さらに表示カバー8の後面にはフィルム状の銘板9が貼り付けられている。また、フロントケース5の前面下部には、後述するボタン部材54の操作部56が挿通される3つのボタン用開口10が左右に並んで設けられている。
リアケース6は、図2〜図5に示すように、正面から見て方形状をなしており、圧力センサ1の後面を覆っている。リアケース6の前面外周部には、フロントケース5の後端部分の内側に嵌合可能な角筒部12が前方へ突出して設けられている。この角筒部12の外周面には、各面に一対ずつ係止爪13(本発明の係合手段に相当)が設けられており、フロントケース5を嵌合したときに、各係止爪13をフロントケース5の上下左右の各面に設けられた係止孔14(本発明の係合手段に相当)に係合させることで、フロントケース5とリアケース6とが互いに係合される。角筒部12の前端面には、4つの角部に後述する検出回路基板21を位置決めするための位置決め突起16(本発明の第2の位置決め手段に相当)が前方へ突出して設けられている。また、リアケース6の中央部には、被測定流体を取り入れるための導入口17が前後に貫通して設けられており、その開口縁部には流体を導入口17へ導くための導入管18が後方へ突出した状態で取り付けられている。
圧力検出手段3は、ダイアフラム式の圧力検出素子20や、この圧力検出素子20が実装され、圧力を検出するための検出回路(図示せず)等が形成された検出回路基板21を備えている。検出回路基板21は、図2,図3及び図6に示すように、フロントケース5の内寸法よりも僅かに小さな大きさの方形状をなしている。検出回路基板21の四つの角部には、リアケース6の位置決め突起16が緊密に嵌合可能な位置決め孔22が設けられており、検出回路基板21は、これらの位置決め孔22に位置決め突起16を嵌合させつつ、その後面外周部を角筒部12の前端面に当接させることでリアケース6に位置決め状態で保持される。また、検出回路基板21には、左辺部と右辺部に位置決め孔23が一つずつ設けられている。
また、検出回路基板21の後面中央部には、圧力検出素子20が取り付けられている。圧力検出素子20は、導入口17の導入管18内に突出する筒部20Aを備えており、この筒部20Aの外周面と導入管18の内周面との間には、弾性部材よりなるOリング24が取り付けられ、これによりケーシング2内がシールされている。また、検出回路基板21の後面上部には、外部接続用コネクタ25が実装されている。この外部接続用コネクタ25は、リアケース6に設けられたコネクタ用貫通孔26を通して外部から嵌合されるコネクタ(図示せず)と接続可能となっている。さらに、検出回路基板21の前面における正面からみて左部には、後述の表示回路基板32に設けられた基板接続用コネクタ40と嵌合接続可能な基板接続用コネクタ27が実装されている。
表示手段4は、検出された圧力等を表示するためのLCD30(本発明の表示部に相当)や、LCD30のバックライトを拡散させるための拡散部材31、LCD30を制御するための表示回路(図示せず)等が形成された表示回路基板32等を備えて構成されている。
表示回路基板32は、図7に示すように、検出回路基板21とほぼ同じ大きさの略方形状をなしている。表示回路基板32は、前述の検出回路基板21の前方にスペーサ35を挟んで重なるように配置される。このスペーサ35(本発明の第1の位置決め手段に相当)は、図3及び図8などに示すように、合成樹脂材により角筒状に形成されており、その後端面を検出回路基板21の前面に当接させ、前端面を表示回路基板32の後面に当接させることで、両基板21,32が所定間隔を空けて平行に配置される。スペーサ35の後端面には、前述した検出回路基板21の各位置決め孔23に緊密に嵌合可能な一対の位置決め突起36が後方へ突出して設けられている。また、スペーサ35の前端面には、前方へ突出する位置決め突起37が左辺部に2つ、右辺部に1つ設けられている。表示回路基板32の左辺部及び右辺部には、スペーサ35の位置決め突起37が貫通状態で緊密に嵌合可能な位置決め孔38が計3つ設けられており、これらの位置決め孔38に位置決め突起37を嵌合させることで、スペーサ35に位置決め状態で保持される。
表示回路基板32の後面左部には、検出回路基板21の基板接続用コネクタ27と嵌合接続可能な基板接続用コネクタ40が実装されている。また、表示回路基板32の前面には、LCD30のバックライトとして複数のLED41が実装されている。さらに、表示回路基板32の前面における上端部には、後述の配線部材49が接続される表示用電極部42が形成されている。また、表示回路基板32の前面下端部には、スイッチ部43が左右に3つ並んで設けられている。
拡散部材31は、図9に示すように、合成樹脂材により全体として方形の厚板状に形成されている。拡散部材31の後面には、図3にも示すように、スペーサ35の位置決め突起37に対応する位置に位置決め孔44が計3つ凹設されており、各位置決め孔44に表示回路基板32に貫通されたスペーサ35の位置決め突起37の先端部が緊密に嵌合されることで拡散部材31がスペーサ35に対して位置決め状態で保持される。拡散部材31の前面には、長方形の枠状をなしたLCD装着部45が設けられており、ここには拡散フィルム46を挟んで長方形平板状のLCD30が嵌め込まれる。LCD装着部45の後方には、長方形状のバックライト用開口部47が計3つ貫通して形成されており、前述した表示回路基板32上のLED41が各バックライト用開口部47の内側に配置されている。
拡散部材31の上端部には、左右方向に延びた溝状の配線部材装着部48が貫通して設けられており、その内側に配線部材49が緊密に装着されている。この配線部材49(本発明の押圧部材に相当)は、弾力性を有する導電ゴムと絶縁ゴムとを交互に重ねることで平板状に形成されている。配線部材49の後端部は表示回路基板32の表示用電極部42に接続されており、前端部はLCD30の後面上端に設けられた電極部(図示せず)に接続されている。なお、配線部材49の長さ寸法は、表示用電極部42とLCD30の電極部との距離よりも大きくされているため、配線部材49は両電極部で圧縮され、その反発力により両電極部に当接する。また、拡散部材31の前面下部には、ボタン部材54を装着するためのボタン装着部50が設けられている。ボタン装着部50は、表示回路基板32のスイッチ部43に対応する位置に設けられた3つの貫通孔51と、その貫通孔51の周縁部から前方へ突出した略角柱状の突起部52とを備えている。
ボタン部材54(本発明の押圧部材に相当)は、弾力性を有するゴム部材からなり、図2及び図10に示すように、後方に開口する角筒状の基部55と、この基部55から前方に突出する略角柱状の3つの操作部56と、各操作部56の後面から後方へ延出する円柱状の操作伝達部57とを備えている。ボタン部材54は、基部55をボタン装着部50の突起部52に嵌合させることで拡散部材31に取り付けられており、基部55はボタン装着部50とフロントケース5(より正確にはフロントケース5の後面に重なる表示カバー8)との間で前後に挟まれて圧縮された状態となる。また、各操作部56は、前述した各ボタン用開口10からフロントケース5の前面に突出しており、各操作伝達部57は貫通孔51に挿通されその後端部が表示回路基板32のスイッチ部43に当接している。これにより操作部56の押圧操作によってスイッチ部43の入力がなされるように構成されている。
次に圧力センサ1の組み立て工程の一例を図2〜図4等を参照しつつ説明する。
この組み立て工程に先だって行われるSMT(Surface Mount Technology)工程において、検出回路基板21には、圧力検出素子20、基板接続用コネクタ27や外部接続用コネクタ25等の各部品が実装され、表示回路基板32には、基板接続用コネクタ40やスイッチ部43等の各部品が実装される。
圧力センサ1を組み立てるには、まずリアケース6の導入口17に後側から導入管18を嵌め付け、その導入口17における導入管18の内側にOリング24を装着する。そして、検出回路基板21の位置決め孔22にリアケース6の位置決め突起16を嵌合させるつつ、検出回路基板21の後面を角筒部12の前端面に押し付ける。これに伴って、圧力検出素子20の筒部20AがOリング24の内側に差し込まれ、また、外部接続用コネクタ25がリアケース6のコネクタ用貫通孔26に嵌まり込む。これにより検出回路基板21がリアケース6によって位置決め状態で保持される。
続いて、スペーサ35の後側に突出する位置決め突起36を検出回路基板21の位置決め孔23に嵌合する。これにより、スペーサ35が検出回路基板21に対し位置決め状態で保持される。そして、スペーサ35の前側に突出する位置決め突起37を表示回路基板32の位置決め孔38に嵌合させつつ、表示回路基板32の後面をスペーサ35の前端面に押し付ける。これに伴って、各基板21,32の基板接続用コネクタ27,40が互いに嵌合され、これにより両基板21,32が互いに機械的及び電気的に接続される。また、検出回路基板21がスペーサ35に対して位置決め状態で保持される。
次に、拡散部材31の各位置決め孔44に表示回路基板32を貫通したスペーサ35の位置決め突起37の先端部を嵌合させつつ、拡散部材31の後面を表示回路基板32の前面に押し付ける。これにより拡散部材31が位置決め状態で保持される。そして、拡散部材31の配線部材装着部48に配線部材49を嵌め込み、さらにLCD装着部45に拡散フィルム46を載せ、それに重ねてLCD30を嵌め込む。一方、表示カバー8の後面に銘板9を貼り付けた後、この表示カバー8をフロントケース5の窓部7に後方から嵌め付ける。そして最後に、リアケース6に組み付けられた圧力検出手段3や表示手段4等に前方からフロントケース5を被せ、フロントケース5の係止孔14にリアケース6の係止爪13を係合させる。このとき、配線部材49及びボタン部材54の基部55が前後から圧縮された状態となり、その反発力により、拡散部材31、表示回路基板32、スペーサ35及び検出回路基板21の各部がリアケース6側に押圧され、LCD30及び表示カバー8が前方へ押圧される。これにより、拡散部材31、表示回路基板32、スペーサ35及び検出回路基板21が位置決め突起16,36,37の抜け方向に変位することが規制され、各部品がフロントケース5とリアケース6との間に挟まれた状態でがたつきなく保持される。こうして、圧力センサ1の組み立てが完了する。このように本実施形態の圧力センサ1は、各構成部品をリアケース6に対し順次組み付けていくことで完成されるため、組み立て作業が簡単である。
以上のように本実施形態によれば、リアケース6と圧力検出手段3、圧力検出手段3と表示手段4をそれぞれ位置決め手段(16,35)を利用して順次組み付けた後、フロントケース5とリアケース6とを係合させることで、表示手段4と圧力検出手段3とが両ケース5,6間に挟持されるため、組み立てを簡単に行うことができる。
また、基板21,32間の接続手段が各基板21,32に実装される基板接続用コネクタ27,40により構成されているため、基板接続用コネクタ27,40を予め各基板21,32に実装しておけば、組み立て工程においては、両基板接続用コネクタ27,40同士を嵌合するだけで、半田付けを行うことなく両基板21,32間の配線ができるため、組み立て工程が簡略化される。
また、スペーサ35の位置決め突起36,37を検出回路基板21の位置決め孔23と表示回路基板32の位置決め孔38とにそれぞれ緊密に嵌合させることで、両基板21,32が互いに位置決めされる。各基板21,32の位置決め孔23,38は、基板21,32の外形に比べて高い寸法精度で形成することができるため、各基板をその外形を利用して位置決めする場合に比べて、両基板21,32の位置決め精度を高めることができる。従って、圧力センサ1の組み立てを円滑に行うことができる。
また、リアケース6の位置決め突起16を検出回路基板21の位置決め孔22に嵌合に緊密に嵌合させることで、検出回路基板21がリアケース6に位置決め状態で保持される。検出回路基板21をその外形を利用して位置決めする場合に比べて、検出回路基板21の位置決め精度を高めることができるため、圧力センサ1の組み立てをより円滑に行うことができる。
また、表示回路基板32を後方(フロントケース5とリアケース6との挟持方向とは反対方向)へ弾性的に押圧する押圧部材(49,54)が設けられているため、表示回路基板32のがたつきが防止される。この押圧部材なしで基板のがた防止を図る場合には、例えば各部品の寸法精度を高めることが必要になり、製造コストがかかったり、組み立てがし難くなるおそれがあるが、本構成によれば、簡易に基板のがた防止を図ることができる。
また、押圧部材(49,54)は、基板32面における中央部を挟んで上下両側位置に分かれて配置されているため、押圧部材(49,54)を片側のみに設ける場合に比べ、押圧力のバランスが良くなる。従って、例えば組み立て時に押圧力偏りによって傾いて、作業がやりづらくなるような事態が防止される。
また、押圧部材が既存の部品であるボタン部材54または配線部材49により構成されているため、部品点数の増加を防止できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1) 上記実施形態では、表示部にバックライト付きのLCDを用いたものを示したが、本発明によれば、表示部としてLED等を用いても良い。
(2) 上記実施形態では、圧力検出手段と表示手段とが一枚ずつ基板を備えたものを示したが、本発明によれば、各手段が複数枚の基板を備えていても良い。
本発明の一実施形態における圧力センサの正面図 図1のA−A線断面図 図1のB−B線断面図 圧力センサの分解側面図 リアケースの正面図 検出回路基板の正面図 表示回路基板の正面図 スペーサの正面図 拡散部材の正面図 ボタン部材の底面図
符号の説明
1…圧力センサ
2…ケーシング
3…圧力検出手段
4…表示手段
5…フロントケース
6…リアケース
7…窓部
13…係止爪
14…係止孔
16…位置決め突起(第2の位置決め手段)
17…導入口
20…圧力検出素子
21…検出回路基板
22,23,38…位置決め孔
27,40…基板接続用コネクタ
30…LCD(表示部)
32…表示回路基板
35…スペーサ(第1の位置決め手段)
36,37…位置決め突起
49…配線部材(押圧部材)
54…ボタン部材(押圧部材)

Claims (7)

  1. 被測定流体の圧力を検出して表示する圧力センサであって、
    窓部を有したフロントケースと前記被測定流体を導入するための導入口を有したリアケースとからなるケーシングと、
    前記導入口に導入される被測定流体の圧力を検出する圧力検出素子と圧力検出手段とを有した検出回路基板と、
    前記窓部から視認可能でかつ前記圧力検出手段により検出された圧力を表示する表示部とこの表示部の表示制御を行う表示手段とを有した表示回路基板と、
    前記検出回路基板及び前記表示回路基板にそれぞれ実装されて互いに嵌合されることで両基板を接続する基板接続用コネクタと、
    少なくとも前記フロントケース及び前記リアケースの一方と前記検出回路基板と前記表示回路基板とをそれぞれ相互に位置決めする位置決め手段とを備え、
    前記フロントケースと前記リアケースとは、それぞれ互いに係合可能な係合手段を備えており、前記フロントケースと前記リアケースとが前記係合手段により係合されることにより、前記検出回路基板と前記表示回路基板とが前記フロントケースと前記リアケースとの間に挟持され、前記両基板の前記基板接続用コネクタが位置決め状態で機械的及び電気的に接続されることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記位置決め手段は、前記検出回路基板に設けられた位置決め孔と前記表示回路基板に設けられた位置決め孔とにそれぞれ緊密に嵌合されることで、前記検出回路基板と前記表示回路基板とを位置決め状態で保持する第1の位置決め手段と、前記リアケースに一体的に設けられ、前記検出回路基板に設けられた位置決め孔に緊密に嵌合されることで前記検出回路基板を位置決め状態で保持する第2の位置決め手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記ケーシング内には、前記表示回路基板または前記検出回路基板を、前記フロントケースと前記リアケースとの挟持方向とは反対方向に弾性的に押圧する押圧部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記押圧部材は、前記基板面における中央部を挟んで両側位置に分かれて配置されていることを特徴とする請求項3に記載の圧力センサ。
  5. 前記押圧部材は、前記ケーシングの外面に露出して押圧操作可能な操作部を有したボタン部材により構成されていることを特徴とする請求項3に記載の圧力センサ。
  6. 前記表示部が前記窓部の内側に収容されたLCDによって構成されており、
    前記押圧部材は、前記LCDに設けられた電極部と前記基板面に設けられた電極部とを電気的に接続する配線部材により構成され、
    前記LCDと前記表示回路基板との間に配置され前記配線部材を支持する支持部材を備えていることを特徴とする請求項3に記載の圧力センサ。
  7. 前記表示部が前記窓部の内側に収容されたLCDによって構成されるとともに、
    前記LCDに設けられた電極部と前記基板面に設けられた電極部とを電気的に接続する配線部材と、
    前記LCDと前記表示回路基板との間に配置され前記配線部材を支持する支持部材とを備えており、
    前記両側位置に分かれて配置された押圧部材のうち一方側の押圧部材は、前記ケーシングの外面に露出して押圧操作可能な操作部を有したボタン部材により構成され、他方側の押圧部材が前記配線部材により構成されていることを特徴とする請求項4に記載の圧力センサ。
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