JP2011252995A - 表示器用ホルダ及び表示ユニット - Google Patents

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Masatomo Inoue
昌朋 猪上
Daichi Hoshiba
大地 干場
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Abstract

【課題】基板上に保持されるLCD素子等の表示器の位置及び姿勢の安定性を向上させる。
【解決手段】回路基板10上にLCD素子20を保持するための表示器用ホルダ40。このホルダ40は、LCD素子20の素子本体22を支持する素子支持部48と、当該素子本体22を上下方向に挟持する第1挟持部54及び第2挟持部58とを備える。これら第1挟持部54及び第2挟持部58は、それぞれ素子本体22を挟持する挟持面56a、58aを有しており、これら挟持面56a、58aは、回路基板10から離れるに伴いそれらの距離が狭まるように前後方向に沿って傾斜しており、素子支持部48に支持される素子本体22に上下方向の両側から当接することにより当該素子本体22を挟持するとともに、第1挟持部54の弾発力を素子支持部48側に素子本体22を押し付ける力に変換して当該素子本体22を素子支持部48に押圧する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリント基板等にLCD(Liquid Crystal Display)やVFD(Vacuum Fluorescent Display)などの表示器を保持するための表示器用ホルダ及び同ホルダを備えた表示ユニットに関するものである。
従来から、LCD表示ユニットを組み込んだ電気機器が知られている。例えば特許文献1には、図5に示すようなLCD表示ユニットが組み込まれたものが記載されている。
このLCD表示ユニットは、回路基板70と、その上に実装されるLCD素子80と、前記回路基板70上に固定されてLCD素子80を保持するLCDホルダ(表示器用ホルダ)90とを備える。前記LCD素子80は、LCDホルダ90に保持される本体部分82と図略の端子とを有し、これらの端子が回路基板70にはんだ付けされている。
LCDホルダ90は、LCD素子80の支持部92と、この支持部92の両側に位置するリブ94および付勢部96とを有する。前記支持部92は、リブ94及び付勢部96の間にLCD素子80の本体部分82が介在した状態で当該本体部分82を支持する。前記付勢部96は、ばね構造を有し、その弾発力により本体部分82を押圧してリブ94に押し当てる。前記付勢部96は、その先端に爪98を有し、この爪98が前側から本体部分82に係合することでLCD素子80がLCDホルダ90に係止される。
特開2000−4087号公報
特許文献1のLCD表示ユニットでは、付勢部96がLCD素子80をリブ94に押し当ててその爪98がLCD素子80の片側(同図では下側)を係止するのみであるため、LCD素子80の端子を回路基板上にはんだ付けする際にユニット全体の姿勢を変えると、同図中に破線矢印で示すように爪98の係合部分を支点としてLCD素子80の本体部分82が傾き、当該本体部分82が支持部92から浮き上がった状態ではんだ付けが行われてしまうといった組立不良を招くおそれがある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、基板上に保持されるLCD素子等の表示器の位置及び姿勢の安定性をより向上させることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、基板及びこれに実装される表示器を備えた表示ユニットの当該基板に固定され、前記表示器をその表示面が基板とは反対側を向く姿勢で前記基板上に保持する表示器用ホルダであって、前記表示器を前記基板の側から支持する支持部と、この支持部に支持される前記表示器の両側の位置であって前記表示面に沿った特定方向に互いに離間する位置にそれぞれ設けられ、当該表示器を前記特定方向に挟持する第1挟持部及び第2挟持部とを備え、これら第1挟持部及び第2挟持部は、それぞれ前記表示器と接触してこれを挟持する挟持面を有し、かつ前記第1挟持部が前記特定方向に弾性変位可能に形成されており、これら各挟持部の挟持面は、前記基板から離れるに伴い当該挟持面同士の距離が狭まるように前記特定方向と直交する方向に沿って傾斜しており、前記支持部に支持される表示器を前記第1挟持部の弾発力により挟持するとともに、当該弾発力を前記傾斜した挟持面が前記支持部側に当該表示器を押し付ける力に変換するように形成されているものである。
また、基板と、これに実装される表示器と、この表示器をその表示面が前記基板とは反対側を向く姿勢で前記基板上に保持する表示器用ホルダとを備える表示ユニットであって、表示器用ホルダとして上記のような表示器用ホルダを備えているものである。
これらの表示器用ホルダおよび表示ユニットでは、表示器は表示器用ホルダの支持部に支持され、第1挟持部の弾発力により第1、第2挟持部によって前記特定方向に挟持された状態で表示器用ホルダに保持される。その際、第1、第2挟持部の前記傾斜した挟持面により第1挟持部の弾発力が表示器を前記支持部側に押し付ける力に変換され、これにより表示器が確実に支持部に押し付けられて支持された状態が維持される。従って、表示器用ホルダに保持された表示器が支持部から浮き上がるといった不都合を未然に防止することが可能となる。
このような表示ユニットにおいて、前記表示器は一方向に延びる形状を有しており、前記表示器用ホルダは、前記表示器と同方向に延びる形状を有しかつその長手方向の両側にそれぞれ前記第1、第2挟持部を備えており、当該第1、第2挟持部により前記表示器をその長手方向と直交する方向に挟持する。
この構成によれば、表示器はその長手方向の両端部位の位置のみで安定的に基板上に保持され、これにより各挟持部が表示の邪魔になることが避けられる。
なお、このような表示ユニットにおいて、前記表示器は、その長手方向における第1、第2挟持部の挟持位置よりも内側の位置であって前記長手方向と直交する方向の一端側の位置に、前記長手方向に互いに平行に並びかつ前記表示面とは反対側に向かって延びる複数の端子を備えており、前記表示器用ホルダは、前記基板に形成される端子孔にそれぞれ前記端子が挿入される状態で当該基板上に前記表示器を保持することが可能な形状を有しており、前記第1挟持部は、前記表示器を挟んで前記端子が設けられる側とは反対側の位置に設けられている。
この表示ユニットによれば、次のような組み立て手順で組み立てることが可能であり、これにより組み立て性が良好なものとなる。すなわち、表示器の各端子をそれぞれ回路基板の端子孔に挿入し、この状態で、まず表示器の一端のうち端子が設けられる側を基板上に固定された表示器用ホルダの両挟持部の間に介在させつつ第2挟持部に押し当て、その後、表示器全体を両挟持部の間に押し込みながら第1挟持部を外側に弾性変位させて両挟持部により表示器を挟持させる。これにより表示器用ホルダに表示器を保持させる。このような組み立て手順によれば、表示器の各端子を回路基板の端子孔に挿入した状態を保ちながら両挟持部により表示器を挟持させる作業を行うことが可能であるため、表示器を表示器用ホルダに保持させる際に、一旦端子孔に挿入された端子が端子孔から抜け出す等の煩雑さを回避しつつ容易に表示器を表示器用ホルダに保持させることが可能となる。
以上説明したように、本発明の表示器用ホルダによれば、支持部により支持された表示器を第1挟持部の弾発力によりその両側から挟持するとともに、この第1挟持部の弾発力を支持部側への表示器の押し付け力に変換して当該支持部に表示器を押し付けるように構成されているので、表示器用ホルダに保持された表示器が支持部から浮き上がる等の不都合を防止することが可能であり、これにより基板上に保持される表示器の位置及び姿勢の安定性が向上する。
そして、この表示器用ホルダを備える本発明の表示ユニットによれば、上記の通り基板上における表示器の位置及び姿勢の安定性が向上するため、当該表示ユニットが組込まれる電気機器において表示器の傾きや位置のバラツキに起因する表示不良や外観不良の発生を未然に防止することが可能となる。
本発明に係る表示ユニットの実施形態であるLCD表示ユニット(本発明に係る表示器用ホルダが適用される表示ユニット)を示す斜視分解図である。 LCD表示ユニットを示す平面図である。 LCD表示ユニットを示す断面図(図2のIII−III線断面図)である。 LCD示ユニットを示す断面図(図2のIV−IV線断面図)である。 従来のLCD表示ユニットの一例を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
図1〜図3は、本発明にかかるLCD(Liquid Crystal Display)表示ユニット(本発明に係る表示器用ホルダが適用された表示ユニット)を示しており、図1は分解斜視図で、図2は平面図で、図3は断面図でそれぞれLCD表示ユニット(以下、表示ユニットと略す)を示している。この表示ユニットは、車両に搭載されるエアコン操作装置に組込まれるもので、当該エアコン操作装置の操作に応じてエアコンの設定温度、ブロア強度、運転モード及び時刻などを横一列に表示するものである。
表示ユニットは、所謂バックライト方式のユニットであり、LED素子12(図3に示す)が実装された回路基板10と、上記設定温度等を表示するためのLCD素子20(本発明の表示器に相当する)と、LCD素子20に照射する光を拡散させるための光拡散板30と、LCD素子20および光拡散板30を回路基板10上に固定するための表示器用ホルダ40とを備えている。
回路基板10の表面には、バックライト光源となる複数の前記LED素子12が実装されており、当例では、LCD素子20の後記表示面22aの長手方向(図2では左右方向)に沿って複数のLED素子12が一定間隔で一列に配列された状態で回路基板10に実装されている。これらLED素子12は回路基板10の法線方向に光を照射する。
そして、これらLED素子12の前方の位置に前記LCD素子20及び光拡散板30が前記表示器用ホルダ40に保持された状態で配置されている。
LCD素子20は、表示面22aを有する左右方向(図2で左右方向)に細長い長方形状の素子本体22と、この素子本体22の長手方向中央部に設けられる複数の端子24とを備える。各端子24は前記表示面22aとは反対側に向かって当該表示面22aとほぼ直交する方向に延び、かつ素子本体22の一辺に沿って互いに平行に並んでいる。他方、前記回路基板10には、これら端子24に対応した端子孔(スルーホール)16が形成されており、これら端子孔16にLCD素子20の各端子24がそれぞれ挿入されかつ基板上回路に半田付けされることによりLCD素子20が当該回路基板10に固定されている。
光拡散板30は、上記LED素子12から投光される光を拡散させるもので、当例では、LCD素子20(素子本体22)と同方向に細長い長方形状をなし、例えば乳白色のアクリルやポリカーボネート等の材料から全体が形成されている。
光拡散板30は、LCD素子20の表示面22aとほぼ同等の大きさを有しており、後述するように素子本体22の裏側(表示面22aとは反対側)に配置された状態で表示器用ホルダ40に保持されている。この光拡散板30は、その長手方向両端に、同方向に撓み変形可能な形状を有しかつ先端に爪部34を備えた係止片32をそれぞれ備えており、これら係止片32を介して表示器用ホルダ40に係止されている。
表示器用ホルダ40は、LCD素子20と光拡散板30とを、これらと回路基板10との間に一定間隔を隔てた状態で当該回路基板10上に保持するものである。
この表示器用ホルダ40は、LCD素子20と同方向に細長い直方体状をなし、全体が樹脂材料により形成されている。表示器用ホルダ40は、その長手方向と直交する方向においてその一方側に向かって開口しかつ長手方向に延びる細長い凹部42を有する。
表示器用ホルダ40のうち前記凹部42が開口する側(以下、前側とする)とは反対側(後側とする)の端部は回路基板10への固定部とされ、その四隅には係止爪44が形成されている。他方、前記回路基板10には、これら係止爪44に対応する係止孔14が形成されており、前記各係止爪44がそれぞれ係止孔14に挿入されて回路基板10に裏側から係合することにより表示器用ホルダ40が当該回路基板10に固定されている。
表示器用ホルダ40の前記凹部42の内底部には、その長手方向に一定の間隔で前後方向に貫通する複数の開口42aが形成されている。これらの開口42aは回路基板10の前記LED素子12の配置に対応して形成されており、従って、上記のようにホルダ40が回路基板10に固定されることにより、前記LED素子12が開口42aを通じて前記凹部42の内側に配置されている。
表示器用ホルダ40の前端部は、LCD素子20及び光拡散板30の保持部とされ、ここには、光拡散板30を後側から支持する拡散板支持部46と、これに支持される光拡散板30を外側から囲むように形成される壁部からなりかつ前記光拡散板30よりも前側の位置でLCD素子20の素子本体22を後側から支持する素子支持部48と、当該素子支持部48に支持されたLCD素子20の外周部分に断続的に形成される壁部50と、素子支持部48に支持された素子本体22を挟持するための挟持手段とが設けられている。
拡散板支持部46は、光拡散板30をその周縁部で全周に亘って支持するように形成されている。この拡散板支持部46のうち光拡散板30の長手方向両端部位を支持する位置には、それぞれ光拡散板30を位置決めするための一対の突起47が設けられている。他方、前記光拡散板30には、これら突起47に対応する貫通孔36が形成されており、これら貫通孔36に突起47が挿入されることにより表示器用ホルダ40に対して光拡散板30がその長手方向及び短手方向に位置決めされる。
前記素子支持部48は、拡散板支持部46に支持される光拡散板30をその四隅以外の部分で取り囲むように形成されている。この素子支持部48のうち、前記拡散板支持部46に支持される光拡散板30の長手方向両端に対向する位置には、それぞれ当該光拡散板30を表示器用ホルダ40に係止するための係止部52が設けられている。これら係止部52は内向きに開く凹部からなり、拡散板支持部46に光拡散板30が支持された状態で前記各係止片32の爪部34がそれぞれ当該係止部52に挿入されることにより当該光拡散板30が表示器用ホルダ40に係止されるようになっている。
前記素子支持部48に支持される素子本体22を挟持するための挟持手段は、表示器用ホルダ40の長手方向両端部位にそれぞれ設けられている。
各挟持手段は、図1及び図2に示すように、前記素子支持部48に支持される素子本体22を上下方向(図1で上下方向;素子本体22の短手方向)両側からそれぞれ挟持する第1挟持部54及び第2挟持部58からなる。
図4に示すように、第1挟持部54は、拡散板支持部46の位置から前方に延びる腕部55とその先端に形成される爪部56とを備え、上下方向に弾性変形可能に形成されている。爪部56は、前記素子支持部48に支持された素子本体22に対してその下側から接触する挟持面56aと、これより前側に位置し、後述する組立時に素子本体22を案内するための案内面56bを有している。一方、第2挟持部58は、素子支持部48の長手方向において前記第1挟持部54に合致する位置に設けられている。この第2挟持部58は、前記素子支持部48に支持された素子本体22の上部に位置する前記壁部50に下向きに突出するように形成されたリブからなり、前記素子本体22に対してその上側から接触する挟持面58aを有する。これにより、前記素子支持部48上に支持される素子本体22を前記第1挟持部54の弾発力により両挟持部54、58により上下方向に挟持するようになっている。
ここで、第1挟持部54及び第2挟持部58は、同図に示すように、回路基板10から離れるに伴い挟持面56a、58a同士の距離が狭まるように前後方向に沿って傾斜している。具体的には、第1挟持部54の挟持面56aは後側から前側に向かって先上がりの傾斜面とされる一方で、第2挟持部58の挟持面58aは後側から前側に向かって先下がりの傾斜面とされている。この構成により、第1挟持部54の弾発力により両挟持部54、58の挟持面56a、58が上下両側から素子本体22に接触して当該素子本体22が両挟持部54、58により挟持される一方で、前記傾斜した各挟持面56a、58aにより前記第1挟持部の弾発力が素子本体22を素子支持部48側に押し付ける力に変換されて当該素子本体22が素子支持部48に押し付けられるようになっている。
表示器用ホルダ40の側面部分(図1、図2では上面部分)であってその長手方向の中間部分には、当該ユニットの組立時に、LCD素子20の各端子24を回路基板10の端子孔16に導くための端子案内部60が設けられている。
この端子案内部60には、LCD素子20の前記端子24と同数のガイド孔(図示省略)が表示器用ホルダ40の長手方向に一列に形成されるとともに、これらガイド孔に各端子24を個別に案内するための前後方向に延びるガイド溝62が設けられている。前記各ガイド孔は、LCD素子20の各端子24をそれらの配列を維持しつつ回路基板10側に貫通させることが可能となるように前後方向に貫通する貫通孔からなり、表示器用ホルダ40が回路基板10に固定された状態において、それぞれ回路基板10の前記各端子孔16とそれぞれ一致するように設けられている。
なお、LCD素子20および光拡散板30は、以下のようにしてホルダ40に保持されている。まず、回路基板10に固定された表示器用ホルダ40に対して光拡散板30が保持される。具体的には、光拡散板30がその両側の各係止片32を内側に弾性変位させた状態で前側から拡散板支持部46上に支持され、各係止片32の弾性復帰により各係止片32の爪部34がそれぞれ前記係止部52に挿入されることにより当該光拡散板30が表示器用ホルダ40に係止されている。この際、拡散板支持部46の突起47が光拡散板30の拡散板支持部46に挿入されることにより光拡散板30が位置決めされる。
次に、LCD素子20の素子本体22が素子支持部48に支持され、この状態で素子本体22の長手方向両端部位が第1挟持部54及び第2挟持部58により挟持される。これによりLCD素子20および光拡散板30が互いに前後方向に並んだ状態で表示器用ホルダ40により保持されている。
なお、LCD素子20を表示器用ホルダ40に保持させる際には、まず、LCD素子20の各端子24を端子案内部60のガイド溝62に沿ってそれぞれガイド孔に挿入し、当該ガイド孔を通じて回路基板10の各端子孔16に端子24を挿入しておき、この状態で、素子本体22の上端部(端子24が設けられる側)を両挟持部54、58の間に介在させつつ等第2挟持部58の挟持面58aに当接させる。次いで、素子本体22の下端部を第1挟持部54の爪部56に押し当て、その案内面56bに沿って素子本体22を素子支持部48の側に押し込む。この際、爪部56の挟持面56aは表示器用ホルダ40の前側から後側に向かって先上がりの形状であり、これにより素子本体22を押し込むに伴い第1挟持部54が自ずと下向きに弾性変形する。
このようにして素子本体22をその裏面が素子支持部48に当接する位置まで押し込むと、第1挟持部54が弾性復帰して第1挟持部54及び第2挟持部58の各挟持面56a、58aがそれぞれ素子本体22の上下両端に当接し、これにより両挟持部54、58により素子本体22が上下方向に挟持さるとともに、素子本体22が第1挟持部54の弾発力により素子支持部48側に押し付けられる。そして、この状態で、各端子24が回路基板10の基板上回路に半田付けされることにより当該LCD素子20が回路基板10に固定される。
以上のような本発明の表示ユニットによれば、LCD素子20は、その素子本体22が表示器用ホルダ40の素子支持部48に支持され、第1挟持部54の弾発力により両挟持部54、58によって上下方向に挟持された状態で当該表示器用ホルダ40に保持される。この際、第1、第2挟持部54,58の前記傾斜した挟持面56a、58aにより第1挟持部54の弾発力が素子本体22を素子支持部48側に押し付ける力に変換され、これによって素子本体22が素子支持部48に確実に押し付けられた状態で保持される、そのため、表示器用ホルダ40に保持されたLCD素子20が素子支持部48から浮き上がるといった不都合が未然に防止されることとなる。
従って、この表示ユニットによれば、表示器用ホルダ40により回路基板10上に保持されるLCD素子20の位置及び姿勢の安定性が向上し、さらに、この表示ユニットが組み込まれるエアコン操作装置(電気機器)においては、LCD素子20の傾きや位置のバラツキに起因する表示不良や外観不良等の発生を未然に防止することができるようになる。
なお、上述した表示ユニットは、本発明にかかる表示ユニットの好ましい実施形態の例示であって、表示ユニットやこれに適用される表示器用ホルダ40の具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、この実施形態では、表示器用ホルダ40の第1挟持部54及び第2挟持部58は、LCD素子20の長手方向両端部の位置のみで素子本体22を挟持するが、これ以外の位置で素子本体22を挟持するものであってもよい。但し、LCD素子20はガラス素材で構成されており撓みや変形が比較的生じ難いため、実施形態のように素子本体22の長手方向両端部を挟持する構成によれば、LCD素子20の表示を邪魔することなく、少ない挟持部の数で素子本体22の全体を安定的に保持することが可能となる。
また、実施形態では、表示器用ホルダ40の第1挟持部54及び第2挟持部58は、互いに上下に合致する位置に設けられているが(図2参照)、これら挟持部54、58は表示器用ホルダ40の長手方向に互いにオフセットされていてもよい。
また、実施形態の表示器用ホルダ40は、素子支持部48を有しており、この素子支持部48によりLCD素子20(素子本体22)を支持するように構成されているが、例えば素子本体22を直接光拡散板30に重ねて当該光拡散板30で支持するようにしてもよい。つまり、光拡散板30が本発明の支持部として機能するように構成してもよい。この構成によれば、両挟持部54、58により素子本体22を挟持しつつ第1挟持部54の弾発力より素子本体22を隙間無く光拡散板30に押し付けた状態で保持することが可能となる。
また、実施形態では、本発明の適用例として回路基板10上にLCD素子20が保持されるLCD表示ユニットについて説明したが、勿論、回路基板10上にVFD(Vacuum Fluorescent Display)等のその他の表示器が保持される表示ユニットについても本発明は適用可能である。
10 回路基板
12 LED素子
20 LCD素子(表示器)
22 素子本体
24 端子
30 光拡散板
40 表示器用ホルダ
46 拡散板支持部
48 素子支持部(支持部)
54 第1挟持部
56 爪部
56a 挟持面
58 第2挟持部
58a 挟持面

Claims (4)

  1. 基板及びこれに実装される表示器を備えた表示ユニットの当該基板に固定され、前記表示器をその表示面が基板とは反対側を向く姿勢で前記基板上に保持する表示器用ホルダであって、
    前記表示器を前記基板の側から支持する支持部と、この支持部に支持される前記表示器の両側の位置であって前記表示面に沿った特定方向に互いに離間する位置にそれぞれ設けられ、当該表示器を前記特定方向に挟持する第1挟持部及び第2挟持部とを備え、
    これら第1挟持部及び第2挟持部は、それぞれ前記表示器と接触してこれを挟持する挟持面を有し、かつ前記第1挟持部が前記特定方向に弾性変位可能に形成されており、
    これら各挟持部の挟持面は、前記基板から離れるに伴い当該挟持面同士の距離が狭まるように前記特定方向と直交する方向に沿って傾斜しており、前記支持部に支持される表示器を前記第1挟持部の弾発力により挟持するとともに、前記弾発力を前記傾斜した挟持面が前記支持部側に当該表示器を押し付ける力に変換することを特徴とする表示器用ホルダ。
  2. 基板と、これに実装される表示器と、この表示器をその表示面が前記基板とは反対側を向く姿勢で前記基板上に保持する表示器用ホルダとを備える表示ユニットであって、
    前記表示器用ホルダとして請求項1に記載の表示器用ホルダを備えていることを特徴とする表示ユニット。
  3. 請求項2に記載の表示ユニットにおいて、
    前記表示器は一方向に延びる形状を有しており、
    前記表示器用ホルダは、前記表示器と同方向に延びる形状を有しかつその長手方向の両側にそれぞれ前記第1、第2挟持部を備えており、当該第1、第2挟持部により前記表示器をその長手方向と直交する方向に挟持することを特徴とする表示ユニット。
  4. 請求項3に記載の表示ユニットにおいて、
    前記表示器は、その長手方向における第1、第2挟持部の挟持位置よりも内側の位置であって前記長手方向と直交する方向の一端側の位置に、前記長手方向に互いに平行に並びかつ前記表示面とは反対側に向かって延びる複数の端子を備えており、
    前記表示器用ホルダは、前記基板に形成される端子孔にそれぞれ前記端子が挿入される状態で当該基板上に前記表示器を保持することが可能な形状を有しており、
    前記第1挟持部は、前記表示器を挟んで前記端子が設けられる側とは反対側の位置に設けられていることを特長とする表示ユニット。
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