JP2007009102A - 芳香族鎖長延長剤を含有する2液型ポリウレア樹脂形成用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業環境性及びスプレー性に優れ、発泡の危険性がなく、塗膜が強靱で、かつ良好な耐温水性、耐候性を持つ無溶剤型の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物を提供すること。
【解決手段】 脂肪族ポリイソシアネートを含有してなるA液と、鎖長延長剤及びポリオキシアルキレンポリアミンを含むB液とを組み合わせてなり、鎖長延長剤として芳香族ジアミン/第2級脂環族ジアミンの重量比が2/8〜10/0のジアミンを使用し、A液とB液を混合することにより常温でポリウレア樹脂被膜を形成することができる2液型ポリウレア樹脂形成用組成物。

Description

本発明は脂肪族ポリイソシアネートを含有するA液と、芳香族ジアミン/第2級脂環族ジアミンからなる鎖長延長剤及びポリオキシアルキレンポリアミンを含むを含有するB液の2液からなり、作業環境性及びスプレー性に優れ、かつ塗膜が強靱で耐温水性、耐候性の優れた無溶剤型の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物、その使用及びポリウレア樹脂に関するものである。
化学量論的に過剰の4,4’−及び/又は2,4’−ジイソシアナトジフェニルメタン(MDI)と、ポリオキシプロピレングリコールを反応させたMDI系の準プレポリマーと、ジエチルトルエンジアミン(DETDA)を主成分とする鎖長延長剤とポリオキシプロピレンポリアミンを含むポリアミン成分とからなる芳香族ポリウレアスプレーは高速硬化で、優れた耐水性、耐温水性、耐薬品性、耐熱性を示し、各種塗料、床材、防水材等広範な用途で使用されている。しかしながら、芳香族ポリウレア樹脂は紫外線暴露による黄変や表面チョーキング等の性能劣化が問題であり、屋外用途に使用する場合には通常溶剤系の無黄変塗料を塗布する必要があった。
芳香族ポリウレアスプレーの問題点を解決するため、全脂肪族ポリウレア樹脂が広く検討されてきた。特許文献1にはポリオキシプロピレンポリアミンを化学量論的に大過剰のイソホロンジイソシアネート(IPDI)やm−テトラメチルキシリレンジイソシアネート(m−TMXDI)等の脂肪族ポリイソシアネートと反応させた準プレポリマーと、イソホロンジアミンまたは1,4−ジアミノシクロヘキサン及びポリオキシアルキレンポリアミンからなるポリアミンを反応させるポリウレア樹脂が開示されている。
なお、この文献において脂肪族系の準プレポリマーとはIPDI、TMXDI等の脂肪族イソシアネート単量体と水酸基含有化合物(ポリオール)やポリアミン等との反応をNCO/Hの比率が3以上の条件で反応したもので、多量のイソシアネート単量体を含んだイソシアネート末端プレポリマーを示す。
全脂肪族ポリウレア樹脂の硬化速度を遅延させスプレー作業性を改善する方法として、第2級のジアミンであるビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類を使用する方法が特許文献2に、イソホロンジアミン等の脂環族ジアミンの約20%から80%を2級化したジアミンを使用する方法が特許文献3に開示されている。
過剰量のm−TMXDIとポリオキシプロピレンジアミンを反応させて得られる準プレポリマーと、DETDAとポリオキシプロピレンジアミンを含むポリアミンからなるポリウレア樹脂が特許文献4に開示されている。
しかしながら、特許文献1による方法では、反応の遅いIPDIやm−TMXDIを使用した準プレポリマーを使用しても、第1級脂肪族ジアミン鎖長延長剤の脂肪族イソシアネートとの反応が非常に速いため、高速硬化用の高圧衝突混合スプレー機を用いても混合・吐出が不十分で、均一な塗膜形成を連続して行うことが難しいという問題があった。
特許文献2及び3による技術では、いずれもポリオキシプロピレンポリアミンと大過剰のIPDIやm−TMXDIと反応させた準プレポリマーを使用したものであり、多量のイソシアネート単量体を含有しており、その飛散に伴う作業環境上の問題や、反応性の低いイソシアネートに起因する発泡の危険性を抱えていた。
また、本発明者等による評価では、これらの全脂肪族ポリウレア樹脂は生成した塗膜の耐温水性が悪く、本来ポリウレア樹脂の使用が強く望まれている水回り部位等の用途への展開が制限される問題点があった。さらに全脂肪族ポリウレア樹脂の現場での実用性を上げる上では低粘度で適度な反応性でスプレー性に優れた全脂肪族ポリウレア樹脂が求められている。
特許文献4の技術は反応性の低いm−TMXDI準プレポリマーとDETDA鎖長延長剤の組み合わせであり、硬化速度が非常に遅く発泡しやすい問題点と他の従来技術と同様にイソシアネート単量体に起因する作業環境上の問題を抱えていた。
特開平5−186560 特許2759053 特開平8−53529 特開平5−194692
本発明の課題は、作業環境性及びスプレー性に優れ、発泡の危険性がなく、塗膜が強靱で、かつ良好な耐温水性、耐候性を持つ無溶剤型の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物を提供することである。
又、本発明の課題は、2液型ポリウレア樹脂形成用組成物用いて効率的にポリウレア樹脂被膜を形成する方法を提供することである。
又、本発明の課題は、2液型ポリウレア樹脂形成用組成物用いて形成されるポリウレア樹脂を提供することである。
本発明者らは種々検討を行い、前記課題を総合的に満足させる本発明を完成した。
すなわち、本発明は、脂肪族ポリイソシアネートを含有してなるA液と、鎖長延長剤及びポリオキシアルキレンポリアミンを含むB液とを組み合わせてなり、鎖長延長剤として芳香族ジアミン/第2級脂環族ジアミンの重量比が2/8〜10/0のジアミンを使用し、A液とB液を混合することにより常温でポリウレア樹脂被膜を形成することができる2液型ポリウレア樹脂形成用組成物を提供する。
本発明は、又、上記A液とB液を、対象物の表面にスプレーガンにより混合・吐出させることを特徴とするポリウレア樹脂被膜の形成方法を提供する。
本発明は、又、上記A液とB液を混合し、常温で硬化させることにより製造できるポリウレア樹脂であって、JIS D硬度が40〜80であり、かつ引張伸びが10〜350%であることを特徴とするポリウレア樹脂を提供する。
本発明の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物は揮発性のイソシアネート単量体や溶剤を実質的に含まないため施工時の作業環境性に優れ、適度な硬化速度でスプレー作業性が良好であり、塗膜が強靱で、かつ優れた耐温水性及び耐候性を示し、各種塗料、床材、防水剤等広汎な用途への展開が可能となった。
A液で用いる脂肪族ポリイソシアネートとしては、HDIの変性体であるHDIのイソシアヌレート体(3量体)、HDIのウレトジオン体(2量体)、HDIのアロハネート体、HDIのビュレット体、脂肪族イソシアネート単量体とポリオールを反応させて得られる脂肪族イソシアネート末端プレポリマー、前記HDI変成体から選ばれる少なくとも1種の化学量論的に過剰のHDI変性体とポリオールを反応させて得られるHDI変成体プレポリマーの1種又は2種以上の混合物が好ましく、特に好ましい脂肪族ポリイソシアネートはイソシアネート単量体の含量が1重量%以下のものである。
本発明で使用されるHDI変性体は従来公知の方法でHDIを変性した後、残存するHDI単量体を薄膜蒸留等で除去するのが好ましく、HDI単量体の含有量は0.3重量%以下であるのがよい。HDIウレトジオン体としては約30重量%のイソシアヌレート体を含む市販品を好適に使用できる。好ましいHDI変性体はHDIのイソシアヌレート体、HDIのウレトジオン体、HDIのアロハネート体の少なくとも1種である。
イソシアネート末端プレポリマーの製造に使用される脂肪族ポリイソシアネート単量体としては、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)、2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)、リジンジイソシアネート、リジンエステルトリイソシアネート、1,12−ドデカンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネートがあげられる。又、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、水素添加キシリレンジイソシアネート、水素添加メジフェニルメタンジイソシアネート、2,5(6)−ジイソシアネートメチルビシクロ[2,2,1]ヘプタン等の脂環式ポリイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート等の芳香環含有脂肪族ポリイソシアネート等が挙げられる。好ましい脂肪族ポリイソシアネート単量体はHDI、IPDIである。
イソシアネート末端プレポリマーやHDI変成体プレポリマーの製造に使用されるポリオールは特に制限はないが、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリスリトール等の多価アルコール類、ポリオキシエチレンポリオール(PEG)、ポリオキシプロピレンポリオール(PPG)、ポリオキシブチレンポリオール(PBG)等の平均分子量200〜10000のポリエーテルポリオール類、テトラヒドロフラン(THF)の開環重合によって得られるポリオキシテトラメチレングリコール(PTMEG)、THFとプロピレンオキサイド、3−メチルテトラヒドロフラン、ネオペンチルグリコール等とのカチオン共重合により製造される平均分子量500〜5000の共重合ポリエーテルポリオール、ハイドロキノン、ビスフェノールA等の多価フェノールにエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド等の低分子アルキレンオキシドの1種以上を付加重合して得られる平均分子量300〜5000のポリエーテルポリオール、ポリエチレンアジペートグリコール、ポリエチレンプロピレンアジペートグリコール、ポリブチレンアジペートグリコール、ポリヘキサメチレンアジペートグリコール、ポリカプロラクトンポリオール(PCL)、PCLとアジペート系ポリエステルポリオールとのエステル交換反応により製造される平均分子量500〜4000の共重合ポリエステルポリオール、アクリルポリオール、変性ひまし油ポリオール、ポリカーボネートポリオール、水添ビスフェノールA、水添ポリブタジエンポリオール等の平均分子量150〜5000の各種ポリオールなどが挙げられる。所望される性能及び性状に応じて前記ポリオールの2種以上を併用してもよい。
脂肪族イソシアネート末端プレポリマーやHDI変成体プレポリマーの製造に使用される好ましいポリオールはPPG、PBG、PTMEG、PCL、THFとプロピレンオキサイド、3−メチルテトラヒドロフラン、ネオペンチルグリコール等とのカチオン共重合により製造される共重合ポリエーテルポリオール、PCLとアジペート系ポリエステルポリオールのエステル交換反応により製造される共重合ポリエステルポリオールの1種又は2種以上の混合物が好ましい。
脂肪族イソシアネート末端プレポリマーの製造は、脂肪族イソシアネート単量体とポリオールを不活性ガス雰囲気下、必要により触媒の存在下、60〜100℃で行う。脂肪族イソシアネート単量体と活性水素化合物との反応は未反応のイソシアネート単量体を減少させるためNCO/OH当量比が1.5〜2.2であるのが好ましく、より好ましくは1.6〜2.0で行うのが好ましい。脂肪族イソシアネート単量体と活性水素化合物との反応を脂肪族イソシアネート単量体が大過剰の条件下で反応し、反応完了後に残存するイソシアネート単量体を薄膜蒸留法等で除去する方法で脂肪族イソシアネート末端プレポリマーを製造することができる。本発明では、脂肪族イソシアネート末端プレポリマーとして、平均分子量400〜5,000程度のものを用いるのが好ましい。
HDI変成体プレポリマーの製造は大過剰のHDI変成体とポリオールを不活性ガス雰囲気下、必要により触媒の存在下、60〜100℃で行うのが好ましい。市販されているHDI変成体に含まれるHDI単量体は通常0.3wt.%以下であり、HDI変成体とポリオールのNCO/OH当量比は所望される物性や得られるHDI変成体プレポリマーの粘度により決められる。HDI変成体100重量部に対するポリオール量はHDI変成体の種類、ポリオールの種類や分子量により異なるが、5〜50重量部、好ましくは10〜40重量部である。
A液中のHDI変性体の含有量は30重量%以上であるのが好ましく、より好ましくは90〜40重量%、脂環族イソシアネート末端プレポリマー含有量は5〜70重量%であるのが好ましく、より好ましくは10〜60重量%である。
本発明のA成分の粘度は25℃で5,000mPa・s/25℃以下であるのが好ましく、より好ましくは3,000mPa・s/25℃以下である。特に好ましくは、300〜3,000mPa・s/25℃である。
本発明においてB液で用いる芳香族ポリアミンとしては、2,4−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,3−ジメチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,3−ジメチル−2,5−ジアミノベンゼン、1,3−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,3−ジエチル−2,5−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼン、1,3,5−トリエチルー2,6−ジアミノベンゼン、tert−ブチルトルエンジアミン、ジメチルチオトルエンジアミン等のジアミノベンゼン類、3,5,3’,5’−テトラエチル−4,4’−ジアミノジフェニルメタン等のジアミノジフェニルメタン類、ポリテトラメチレングリコールビス(4−アミノベンゾエート)、ポリプロピレングリコールビス(4−アミノベンゾエート)等のポリオキシアルキレン鎖を有する芳香族ジアミン類、第2級の4,4’−ビス(N−sec−ブチルアミノ)ジフェニルメタン等が挙げられる。
特に好ましい芳香族ポリアミンは1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼンの混合物であり、具体的にはEthyl.Corp.製のEthacure 100である。
本発明においてB液で用いる第2級の脂環族ジアミンは、下記式(1)で表される化合物が好ましい。
Figure 2007009102
(式中、R1は1,3−ビス(アルキルアミノ)シクロヘキサン、1,4−ビス(アルキルアミノ)シクロヘキサン、ビス(4−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン、ビス(4−アルキルアミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、N,N’−ジアルキルイソホロンジアミンのアルキルアミノ基を除く残基を表し、R2及びR3は同一でも異なってもよい1〜10個の炭素原子を有するアルキル基を表す)。
好ましい第2級の脂環族ジアミンはビス(4−sec−ブチルアミノシクロヘキシル)メタン、ビス(4−sec−ブチルアミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、ビス(4−オクチルアミノシクロヘキシル)メタン、N,N’−ジプロピルイソホロンジアミンである。具体的にはDorf Ketal Chemicals社製のClearlink 1000、Clearlink 3000やHuntsman社製のJefflink 754が市販されている。
また、第2級脂環族ジアミンの一部をスプレー性が損なわれない範囲で、1,4−ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、m−キシリレンジアミン、4,4’−メチレンジシクロヘキシルアミン、ビス(4−アミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン等の第1級脂環族ジアミンに置き換えて実施することができる。
鎖長延長剤である芳香族ポリアミン/第2級脂環族ジアミンの重量比は2/8〜10/0であり、好ましくは3/7〜8/2である。鎖長延長剤中の芳香族ジアミン含有率が増加するに従い、硬化速度は遅延され、耐温水性は向上する傾向にあり、本発明の範囲内では適度な硬化性で良好なスプレー性と優れた耐温水性を示す。また、耐侯性試験時の黄変性についても、通常塗料、床材、防水材等でよく使用されるグレー色やグリーン色等では黄変に伴う色変化が目視では判別できない程度であり、本発明品は実用レベルの耐黄変性を示す。
B液で用いるポリオキシアルキレンポリアミンとしては炭素数が2〜6のオキシアルキレン連鎖からなるポリオキシアルキレンポリアミンで、第1級もしくは第2級のポリオキシプロピレンジアミン、ポリオキシプロピレントリアミン、ポリオキシテトラメチレンジアミン等が挙げられる。好ましいポリオキシアルキレンポリアミンは平均分子量が200〜10000の第1級もしくは第2級のポリオキシプロピレンジアミンやポリオキシプロピレントリアミンである。具体的にはポリオキシアルキレンポリオールを還元アミノ化したHuntsman社製のジェファーミンシリーズがある。第1級のジアミンとしてD−230、D−400、D−2000、D−4000、第1級トリアミンとしてT−403,T−3000、T−5000、第2級のN−アルキルジアミンとしてXTJ−584,XTJ−585,XTJ−576、第2級のN−アルキルトリアミンとしてXTJ−586が挙げられる。
B液中の鎖長延長剤含有量は所望される物性に応じて処方されたA液中のイソシアネート含有率に連動して調整されるが、10〜80重量%であるのが好ましく、より好ましくは20〜70重量%である。残部をポリオキシアルキレンポリアミンとするのが好ましい。
又、B液の粘度はA液の粘度に比べて低く、通常1,500mPa・s/25℃以下であり、特に好ましくは、100〜1,000mPa・s/25℃である。
本発明の脂肪族ポリウレア樹脂を製造する際のA液とB液の混合比は容積比率でA:B=1:10〜10:1の範囲で設定するのが好ましく、A液及びB液の混合精度やスプレー機の汎用性より、容積比率で1:1またはその近傍が特に好ましい。容積比率設定においてNCO/NH2(当量比)は0.8〜1.4になるよう調整するのがよい。好ましい当量比は0.9〜1.2である。当量比が0.8以上であると、物性低下が生じにくく残存するアミンに起因する黄変が起こりにくくなる。当量比が1.4以下だと余分のイソシアネートが塗膜中に残らなくなり、水分との反応による部分発泡が起こりにくくなる。
A液とB液を混合・反応させる場合のゲルタイムについては特に制限はないが、25℃でスタティックミキサー混合・吐出した場合に2〜360秒であるのが好ましく、より好ましくは5〜240秒である。
A液とB液と組み合わせてなる本発明の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物は無触媒であるのが好ましいが、必要によりオレイン酸等の有機酸、オクテン酸錫、オレイン酸錫、スタナスオクトエート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート等の錫系触媒、ネオデカン酸ビスマス等のビスマス系触媒やジルコンキレート等のジルコン系触媒等従来公知の触媒を使用してもよい。これらは、B液に添加しておくのがよい。
本発明の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物には、必要により従来公知の可塑剤を含有させることができる。具体的にはジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、ジノニルフタレート、ジオクチルアジペート、ジノニルアジペート、アクリルオリゴマー等が挙げられる。これらの可塑剤は、A液、B液のいずれに添加してもよい。
本発明の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物には、さらに、必要により従来公知の安定剤を使用することができる。具体例としてはヒンダードフェノール系のチバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「イルガノックス1010」、「イルガノックス1072」、ウエルファイド社製「GSY−930」、ヒンダードアミン系のチバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「チヌビン144」、旭電化製「アデカスタブLA−601」、「アデカスタブLA−62」、ベンゾトリアゾール系のチバ・スペシャリティーズ・ケミカル社製「チヌビンP」、「チヌビン327」、「チヌビン328」、等が挙げられる。これらは、B液に添加しておくのがよい。
本発明の2液型ポリウレア樹脂形成用組成物には、さらに、顔料や染料等の着色剤、体質顔料、難燃剤、安定剤、消泡剤等を必要に応じて含有させることができる。これらはA液、B液のいずれに添加してもよいが、B液に添加するのがよい。またこれらはそれぞれ個別のA液、B液に添加してもよく、またB液で用いるポリアミンや可塑剤と混練または溶解したマスターバッチとして別途添加してもよい。
本発明では、A液とB液を、スプレー装置により混合して反応させることによって、好ましくは、対象物の表面にスプレーガンにより混合・吐出させることにより脂肪族ポリウレア樹脂被膜を形成するのがよい。A液及びB液は混合の定量性を確保するため、両液の粘度が同等になるよう30〜90℃の範囲で加温して行なうのがよい。
スプレー装置としては、調圧調温計量装置と混合装置を備えたスプレーガン及び加温のできるホットホースからなり、スプレーガンとしては2液を衝突混合させる方式のものやスタティックミキサー混合方式のものが好ましい。特に好ましいスプレーガンは衝突混合方式のものである。具体例としてはGusmer社製の調圧調温計量装置「H−2000」、ホットホース及び直接衝突させる混合装置を装着したスプレーガンからなるスプレーシステム、ヒガキマシナリーサービス社製の衝突混合型スプレーガンシステム「PF−1600」、「PF−800」等が挙げられる。
本発明では、上記A液とB液を混合し、常温で硬化させることにより製造できるポリウレア樹脂であって、JIS D硬度が40〜80であり、かつ引張伸びが10〜350%であることを特徴とするポリウレア樹脂をも提供する。ここで、JIS D硬度及び引張伸びは、それぞれJIS K6253及びJIS K6251(1号形ダンベル、引張速度200mm/分)に規定の測定方法に基づいて求めるのがよい。
以下、実施例及び比較例により本発明を説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例及び比較例に記載の%、部はそれぞれ重量%、重量部を示す。
[実施例及び比較例に使用した合成品及び商品の説明]
1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)の変成体
コロネート HXLV:日本ポリウレタン工業(株)製の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートのトリマー変成体。NCO含有率23.1wt.%、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート単量体含有率0.15wt.%。
コロネート 2365:日本ポリウレタン工業(株)製の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートのダイマー変成体。NCO含有率22.6wt.%、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート単量体含有率0.16wt.%。
コロネート 2770:日本ポリウレタン工業(株)製の1,6−ヘキサメチレンジイソシアネートとモノアルコールから製造されたアロハネート変成体。NCO含有率19.2wt.%、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート単量体含有率0.10wt.%。
イソシアネート末端プレポリマー
プレポリマー1
157部の平均分子量1,000のPPGと632部の平均分子量2,000のPPG を211部のIPDIと反応させて得られたイソシアネート末端プレポリマー。NCO含有率3.9wt.%、IPDI単量体含有率1.20wt.%、粘度5,600mPa・s/25℃。
プレポリマー2
713部の平均分子量1,000のPPGと287部のIPDIと反応させて得られたイソシアネート末端プレポリマー。NCO含有率4.7%、IPDI単量体含有率2.10%、粘度22,000mPa・s/25℃。
HDI変性体プレポリマー1
550部のコロネートHXLVと350部のコロネート2365を100部の平均分子量2,000のPPGと反応させて得られたイソシアネート末端HDI変性体プレポリマー。NCO含有率20.0%、HDI単量体含有率0.12%、粘度690mPa・s/25℃。
HDI変性体プレポリマー2
750部のコロネート2365と旭化成製の平均分子量1000のテトラヒドロフランとネオペンチルグリコールのカチオン共重合によって製造された共重合ポリエーテルポリオール(商品名:PTXG−1000)250部と反応させて得られたイソシアネート末端プレポリマー。NCO含有率14.3%、HDI単量体含有率0.11%、粘度1,180mPa・s/25℃。
比較用準プレポリマー1
400部のm-TMXDIを480部のジェファーミンD−2000と120部のジェファーミンT−5000を常温で反応させた準プレポリマー。NCO含有率11.1%、m-TMXDI単量体含有率32%、粘度3,800mPa・s/25℃。
比較用芳香族系プレポリマー1
600部の日本ポリウレタン工業(株)製のMFH−M(2,4’−アイソマーが26.9%のモノメリックMDI)と400部の平均分子量2,000のPPGを反応させて得られた準プレポリマー。NCO含有率18.2%、粘度420mPa・s/25℃。
芳香族ジアミン
Ethacure100:Ethyl Corp.社製のジエチルトルエンジアミン(DETDA)
Unilink4200:Dorf Ketal Chemicals社製の4,4’−ビス(sec―ブチルアミノ)ジフェニルメタン
第2級脂環族ジアミン
Clearlink1000:Dorf Ketal Chemicals社製のN,N’−ジ(sec−ブチル)−4,4’−メチレンビスシクロヘキシルアミン
ポリオキシアルキレンポリアミン
ジェファーミンD−2000:Huntsman社製の平均分子量2000のポリオキシプロピレンジアミン
ジェファーミンT−5000:Huntsman社製の平均分子量5000のポリオキシプロピレントリアミン
[試験体作製法]
A液とB液をMIXPAC社製の容量比1:1のカートリッジに各々充填し、これにエレメント数21のスタティックミキサーを取り付け、手動で2mmのスペーサーを置いたポリプロピレン板上に吐出し、直ちに上部より押さえて約2mmのシートを作製した。25℃で7日間養生したシートを用い、以下に示す物性試験を行った。25℃で7日間養生した物性を標準物性とした。
[物性試験方法]
ゲル化時間:25℃でポリプロピレン板上にスタティックミキサーで混合・吐出・流延させた3〜4mm厚の混合液をスパチュラーで上方に引っ張り糸を引かなくなるまでの時間を測定し、ゲル化時間とした。
引張強度及び破断時の伸び:作製したシートよりJIS K6251に規定される1号型ダンベルを打ち抜き、上島製作所製ユニトロンTS−3013型試験機により200mm/分の引張速度で測定した。
硬度:作製したシートを3枚重ねにし、JIS K6253に規定されるJIS D硬度計により測定した。
耐温水物性:25℃で7日間養生したシートから打ち抜いた1号型ダンベルを70℃の水に7日間浸漬した後、25℃の水に2時間浸漬し試験片の表面水分を拭き取り、直ちに硬度、引張強度及び破断時の伸びを測定した。
耐候性試験:日塗工2003年BのBN−75版(グレー)及びB37−50L(グリーン)に着色したシートを作製し、サンシャインウエザメーターによる暴露試験を行った。暴露時間が200時間、400時間の試験前との色差(ΔE)及び目視による色変化を評価した。色差(ΔE)は値が小さいほど、色変化が小さいことを示す。
(実施例1)
A液の調製
攪拌機、温度計を取り付けたフラスコに窒素雰囲気下で45.0重量部のコロネート HXLV、30.0重量部のコロネート2770及びプレポリマー1を仕込み、50℃で30分間攪拌し、均一混合した。ついで、減圧下で脱泡し、A液を得た。A液の粘度は1,060mPa・s/25℃、HDI単量体の含有量は0.40%であった。
B液の調製
攪拌機を取り付けたフラスコに窒素雰囲気下で15.0部DETDA、33部のClearlink1000、及び52部のジェファーミンT−5000を順次添加して均一混合し、B液を得た。B液の粘度は420mPa・s/25℃であった。
シートの作製及び物性試験
調製したA液及びB液を用い、スタティックミキサーによる前記方法でシートを作製した。スタティックミキサーによる混合・吐出性は良好で、均一なシートが作製された。前記物性試験方法によりゲル化時間、標準物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)及び耐温水性(硬度、引張強度、破断時の伸び)の試験を実施した。結果を表1に示す。
(実施例2〜7)
表1に示す実施例2〜7のA液及びB液を、実施例1と同様の操作により調製した。A液の粘度、イソシアネート単量体含有率の結果を表1に示す。実施例2〜7はA液として、HDI変成体とイソシアネート末端プレポリマーからなる脂肪族ポリイソシアネート成分を使用し、B液のDETDA/Clearlink1000の比率を検討したものである。実施例2〜7のスタティックミキサーによる混合・吐出性はいずれも良好で無発泡の均一なシートが作製された。前記物性試験法による実施例2〜7のゲル化時間、標準物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)及び耐温水物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)の結果を表1に示す。
(実施例8〜9)
表2に示す実施例8〜9のA液及びB液を、実施例1と同様の操作により調製した。A液の粘度、イソシアネート単量体含有率の結果を表2に示す。実施例8〜9はB液のDETDA/Clearlink1000の比率をほぼ一定にし、A液のHDI変成体プレポリマーを検討したものである。実施例8〜9のスタティックミキサーによる混合・吐出性はいずれも良好で無発泡の均一なシートが作製された。前記物性試験法による実施例8〜9のゲル化時間、標準物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)及び耐温水物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)の結果を表2に示す。
(実施例10)
ヒガキマシナリーサービス社製の調圧調温計量装置、ホットホース及びスプレーガンからなる衝突混合型スプレーガンシステム「PF−1600」を用いて実施例3処方物の100m2のスプレー試験を行った。A液温度70℃、B液温度60℃に調温したところ、A液とB液の圧バランスは同等で、良好なスプレー性を示した。100m2の連続スプレーでガン詰まりは無く、塗膜表面はスムーズで良好であった。テフロン(登録商標)板上に約2mm厚でスプレーして作製したシートによる標準物性はJIS D硬度:67、伸び:50%、引張強度:21.0N/mm2、70℃耐温水性はJIS D硬度:60、伸び:50%、引張強度:16.2N/mm2であった。この結果は、実施例3のスタティックミキサーの結果とほぼ同等であった。























Figure 2007009102
(比較例1〜5)
表2に示す比較例1〜4のA液及びB液を、実施例1と同様な操作により調製した。比較例1はA液としてm−TMXDI準プレポリマーを使用した例であり、比較例2、3は鎖長延長剤中のDETDA含有率が19重量%、0重量%の例であり、比較例4はA液として芳香族ポリイソシアネートを使用し、鎖長延長剤としてDETDAと硬化速度を遅延させるためUnilink 4200とを併用した例である。比較例1〜4のスタティックミキサーによる混合・吐出はいずれも良好で、均一なシートを作製することができた。比較例1のm−TMXDI準プレポリマーをA液に用いた場合には、ゲル化時間が520秒と遅く部分発泡が見られ、標準物性及び耐温水物性は未試験である。
前記物性試験法による比較例1〜4のゲル化時間、標準物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)及び耐温水物性(硬度、引張強度、破断時の伸び)の結果を表2に示す。







































Figure 2007009102
上記実施例及び比較例の結果から、本発明の脂肪族ポリウレア樹脂は第1に揮発性の脂肪族イソシアネート単量体含量が1重量%以下で臭気が無く作業環境性に優れている、第2に脂肪族イソシアネート単量体が少ないにも拘わらず、低粘度で適度な硬化速度のため良好な作業性を示し、かつ発泡の危険性が小さい、第3に耐温水性の引張強度保持率が比較例の全脂肪族ポリウレア樹脂に比べて大幅に改善され、芳香族系ポリウレア樹脂以上である、第4にグレー及びグリーン着色シートのサンシャイン・ウエザ・オ・メーター試験より実用レベルでの耐黄変性を持つことが明らかであり、各種塗料、床材、防水材等広汎な用途に好適に使用できる。

Claims (11)

  1. 脂肪族ポリイソシアネートを含有してなるA液と、鎖長延長剤及びポリオキシアルキレンポリアミンを含むB液とを組み合わせてなり、鎖長延長剤として芳香族ジアミン/第2級脂環族ジアミンの重量比が2/8〜10/0のジアミンを使用し、A液とB液を混合することにより常温でポリウレア樹脂被膜を形成することができる2液型ポリウレア樹脂形成用組成物。
  2. 脂肪族ポリイソシアネートが、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のイソシアヌレート体、HDIのウレトジオン体、HDIのアロハネート体及び脂肪族イソシアネート末端プレポリマーから選ばれた少なくとも1種であり、かつイソシアネート単量体を実質的に含まないものである請求項1に記載の組成物。
  3. 脂肪族ポリイソシアネートが、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のイソシアヌレート体、HDIのウレトジオン体及びHDIのアロハネート体から選ばれた少なくとも1種と、脂肪族イソシアネート末端プレポリマーの混合物である請求項2に記載の組成物。
  4. イソシアネート末端プレポリマーが、脂環族イソシアネート単量体とポリオールとの反応生成物である請求項2又は3記載の組成物。
  5. イソシアネート末端プレポリマーが、HDIのイソシアヌレート体、HDIのウレトジオン体、HDIのアロハネート体、HDIのビューレット体の少なくとも1種の化学量論的過剰量とポリオールを反応して得られるプレポリマーである請求項2又は3記載の組成物。
  6. 芳香族ポリアミンが、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン及び1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼンの混合物である請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。
  7. 第2級の脂環族ジアミンが、下記式(1)で表される化合物群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜6のいずれか1項記載の組成物。
    Figure 2007009102
    (式中、R1は1,3−ビス(アルキルアミノ)シクロヘキサン、1,4−ビス(アルキルアミノ)シクロヘキサン、ビス(4−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン、ビス(4−アルキルアミノ−3−メチルシクロヘキシル)メタン、N,N’−ジアルキルイソホロンジアミンのアルキルアミノ基を除く残基を表し、R2及びR3は同一でも異なってもよい1〜10個の炭素原子を有するアルキル基を表す)
  8. ポリオキシアルキレンポリアミンが、第1級もしくは第2級のポリオキシプロピレンジアミン及び/又はポリオキシプロピレントリアミンである請求項1〜7のいずれか1項記載の組成物。
  9. 無溶剤型であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の組成物。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項記載のA液とB液を、対象物の表面にスプレーガンにより混合・吐出させることを特徴とするポリウレア樹脂被膜の形成方法。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項記載のA液とB液を混合し、常温で硬化させることにより製造できる脂肪族ポリウレア樹脂であって、JIS D硬度が40〜80であり、かつ引張伸びが10〜350%であることを特徴とするポリウレア樹脂。
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