JP2012097200A - ポリウレタン樹脂組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬化時間が適度に短く、硬化時に高温高湿の条件下で発泡現象が発生しにくく、硬化した際に高硬度で機械物性に優れるポリウレタン樹脂組成物を提供する。
【解決手段】イソシアネート類(I)と、特定のビスフェノール系ポリオール(II−1)と、ひまし油系ポリオール(II−2)と、を含む硬化剤(II)と、を混合して調製されるポリウレタン樹脂組成物において、イソシアネート類(I)のイソシアネート基含有率が6.0〜50.0質量%であり、硬化剤(II)が、さらにビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を含み、硬化剤(II)が、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を20〜50質量%、ひまし油系ポリオール(II−2)を10〜30質量%、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を20〜70質量%含むポリウレタン樹脂組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、硬化した際に高硬度で機械物性に優れるポリウレタン樹脂組成物に関するものである。
ポリウレタン樹脂組成物として、ビスフェノール系ポリオールとひまし油系ポリオールとからなるポリオール成分と、ポリイソシアネート成分とからなるポリウレタン系組成物が開示されている(特許文献1)。
また、脂肪族ポリウレタン樹脂組成物として、硬化剤としてのビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類と、脂肪族イソシアネート類とを含む組成物が開示されている(特許文献2)。該組成物では、アミノ基を嵩高いアルキル基で置換した第2級の脂肪族ジアミンであるビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類にポリプロピレングリコール(PPG)を併用している。
特開昭57−92015号公報 特開平7−149860号公報
特許文献1に記載のポリウレタン樹脂組成物は、確かに該ポリウレタン樹脂組成物を硬化したポリウレタン硬化組成物のJIS D硬度は70°以上であり、高硬度のポリウレタン硬化組成物として有用である。しかしながら、ポリイソシアネート類とポリオール類との反応時間が長く、完全に硬化するには1週間程度かかる。また硬化時間が長いため、特に夏期即ち高温高湿の条件下でポリイソシアネート類が空気中の水分と反応して発泡現象が生じる場合がある。特に発泡の問題は、ポリウレタン硬化組成物の透明性が低下し、ポリウレタン硬化組成物の表面に凹凸が発生する等の要因になるため、重大な問題であった。
一方、特許文献2に記載のポリウレタン樹脂組成物を用いた場合、硬化時間を数分〜数十分にすることができる。しかしながら、特許文献2ではビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類のみでイソシアネート類と反応させる場合、硬化時間は約1分以下と短すぎるため、硬化時間を適正に延ばすための希釈剤としてPPGを用いている。そのためPPGの影響で、特許文献2に例示されているポリウレタン硬化組成物のJIS D硬度は11〜60°と低〜中硬度に限られている。60°以上の高硬度を達成するにはPPGをはじめとするポリオール類の配合量を少なくする必要があり、その結果、硬化時間が短くなりすぎる問題があった。
本発明の目的は、硬化時間が適度に短く、硬化時に高温高湿の条件下で発泡現象が発生しにくく、硬化した際に高硬度で機械物性に優れるポリウレタン樹脂組成物を提供することである。
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、イソシアネート類(I)と、
少なくとも下記式(1)で表されるビスフェノール系ポリオール(II−1)と、ひまし油系ポリオール(II−2)と、を含有する硬化剤(II)と、
を混合して調製される二液硬化型のポリウレタン樹脂組成物において、
イソシアネート類(I)のイソシアネート基含有率が6.0質量%以上、50.0質量%以下であり、
硬化剤(II)が、さらに下記式(2)で表されるビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を含み、
硬化剤(II)が、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を20質量%以上、50質量%以下、ひまし油系ポリオール(II−2)を10質量%以上、30質量%以下、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を20質量%以上、70質量%以下含有することを特徴とする。
Figure 2012097200
(式(1)中、R1及びR2はそれぞれ独立して炭素数2〜4のアルキレン基を示し、m及びnはそれぞれ独立して1以上の整数を示し、m+nは2〜10である。)
Figure 2012097200
(式(2)中、R3及びR4はそれぞれ独立して炭素数1〜10のアルキル基を示し、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を示す。)
本発明によれば、硬化時間が適度に短く、硬化時に高温高湿の条件下で発泡現象が発生しにくく、硬化した際に高硬度で機械物性に優れるポリウレタン樹脂組成物を提供することができる。
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、イソシアネート類(I)と、少なくとも前記式(1)で表されるビスフェノール系ポリオール(II−1)と、ひまし油系ポリオール(II−2)と、を含有する硬化剤(II)と、を混合して調製される二液硬化型のポリウレタン樹脂組成物において、イソシアネート類(I)のイソシアネート基含有率が6.0質量%以上、50.0質量%以下であり、硬化剤(II)が、さらに前記式(2)で表されるビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を含み、硬化剤(II)が、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を20質量%以上、50質量%以下、ひまし油系ポリオール(II−2)を10質量%以上、30質量%以下、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を20質量%以上、70質量%以下含有することを特徴とする。
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物では、イソシアネート基を所定の含有率で含むイソシアネート類(I)を用いることにより、ポリウレタン硬化組成物の硬度、引張り強さ及び伸びの物性を向上させることができる。また、前記3種類の硬化剤を所定の配合量で含む硬化剤(II)を用いることにより、前記物性を向上させることができ、更に反応速度を適度に短くできるため、発泡現象の発生を抑制することができる。
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、イソシアネート類(I)と硬化剤(II)の二液を混合することにより調製される。
[イソシアネート類(I)]
イソシアネート類(I)としては、脂肪族系、脂環式系又は芳香族系の各種のポリイソシアネート、或いはそれらの混合物等が挙げられる。
イソシアネート類(I)としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)等が挙げられる。脂環式系ポリイソシアネートとしては、例えば、イソフォロンジイソシアネート(IPDI)、水添ジフェニルメタンジイソシアネート(H12MDI)等が挙げられる。芳香族系ポリイソシアネートとしては、例えば、トリレンジイソシアネート(TDI)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリフェニルメタンポリイソシアネート(ポリメリックMDI)等が挙げられる。また、前記各種のジイソシアネートの二量体化合物、ビューレット又はイソシアヌレート構造を有する三量体化合物、各種ジイソシアネートとポリオールとの付加反応化合物、既知の方法により得られる種々の変性体化合物等を用いることもできる。
更に、イソシアネート類(I)としては、前記イソシアネート類とポリオール類との反応生成物であるプレポリマーも使用できる。該ポリオール類としては、下記の化合物が挙げられる。エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン(TMP)、ネオペンチルグリコール、ペンタエリスリトール等の多価アルコール類、ポリオキシエチレンポリオール(PEG)、ポリオキシプロピレンポリオール(PPG)、ポリオキシブチレンポリオール(PBG)等の平均分子量200〜10000のポリエーテルポリオール類、テトラヒドロフラン(THF)の開環重合によって得られるポリオキシテトラメチレングリコール(PTMEG)、THFとプロピレンオキサイド、3−メチルテトラヒドロフラン、ネオペンチルグリコール等とのカチオン共重合により製造される平均分子量500〜5000の共重合ポリエーテルポリオール、ポリエチレンアジペートグリコール、ポリエチレンプロピレンアジペートグリコール、ポリブチレンアジペートグリコール、ポリヘキサメチレンアジペートグリコール、ポリカプロラクトンポリオール(PCL)、PCLとアジペート系ポリエステルポリオールとのエステル交換反応により製造される平均分子量500〜4000の共重合ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、アクリルポリオール、ひまし油系ポリオール等の平均分子量150〜5000の各種ポリオール。所望される性能及び性状に応じて前記ポリオール類の2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、前記ポリオール類としては、TMP、PPG、PBG、PTMEG、PCL、THFとプロピレンオキサイド、3−メチルテトラヒドロフラン、ネオペンチルグリコール等とのカチオン共重合により製造される低融点の共重合ポリエーテルポリオール、PCLとアジペート系ポリエステルポリオールとのエステル交換反応により製造される共重合ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール等が好ましい。
前記プレポリマーは、前記イソシアネート類と前記ポリオール類とを不活性ガス雰囲気下で、必要により触媒の存在下、60℃以上、100℃以下で反応させることにより製造することができる。前記イソシアネート類と前記ポリオール類との反応は、残存するイソシアネート類を適度に減少させるため、NCO/OH当量比を1.5以上、2.2以下とすることが好ましく、1.6以上、2.0以下とすることがより好ましい。また、前記イソシアネート類の混合量を余剰として前記ポリオール類と反応させ、反応完了後に未反応のイソシアネート類を薄膜蒸留法等で除去する方法も採用することができる。
イソシアネート類(I)のイソシアネート基(NCO)含有率は、6.0質量%以上、50.0質量%以下である。NCO含有率が6.0質量%未満では、硬化反応後のポリウレタンの硬度や引張り強さ等の物性が低下する。一方、NCO含有率が50.0質量%を越えると伸びが低下し、可とう性が低下する。NCO含有率は、6.0質量%以上、40.0質量%以下であることが好ましい。なお、NCO含有率の測定方法はJIS K7301に準じる。
[硬化剤(II)]
本発明において、硬化剤(II)は、少なくとも前記式(1)で表されるビスフェノール系ポリオール(II−1)と、ひまし油系ポリオール(II−2)と、前記式(2)で表されるビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)とを含む。
(ビスフェノール系ポリオール(II−1))
ビスフェノール系ポリオール(II−1)は前記式(1)で示される化合物である。前記式(1)において、R1及びR2はそれぞれ独立して炭素数2〜4のアルキレン基を示し、m及びnはそれぞれ独立して1以上の整数を示し、m+nは2〜10である。
このようなビスフェノール系ポリオール(II−1)は、ビスフェノールAにアルキレンオキシドを反応させることにより得ることができる。
アルキレンオキシドとしては炭素数2〜4のアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドの一種又は二種以上を用いることができる。この中でも、アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシドを用いることが好ましい。
ビスフェノールAに対するアルキレンオキシドの付加モル数(オキシアルキレン基の数)、即ち前記式(1)におけるm+nは、2〜10である。m+nは2〜5であることが好ましい。またアルキレンオキシドは、ビスフェノールAの2つのフェノール性水酸基に対し、それぞれ1モル以上付加している。二種以上のアルキレンオキシドを用いて付加する場合、その付加方法は順次付加する方法、混合して付加する方法のいずれでも良い。また、これらのビスフェノール系ポリオール(II−1)は、一種のみを用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
(ひまし油系ポリオール(II−2))
ひまし油系ポリオール(II−2)は、当量が200以上、2000以下のひまし油及びその誘導体が挙げられる。例えば、ひまし油脂肪酸のジグリセライド及びその誘導体、ひまし油脂肪酸のモノグリセライド、それらの混合物等が挙げられる。なお、前記当量とは、ひまし油系ポリオールに含まれる水酸基のグラム当量を示し、測定方法は後述する。
(ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3))
ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)は前記式(2)で表される化合物である。前記式(2)において、R3及びR4はそれぞれ独立して炭素数1〜10のアルキル基を示し、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を示す。ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)としては、R5、R6が水素またはメチル基、R7及びR8が水素原子、R3及びR4炭素数4〜8のアルキル基が好ましい。これらは一種のみを用いてもよく、二種以上を併用してもよい。
硬化剤(II)は、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を20質量%以上、50質量%以下、ひまし油系ポリオール(II−2)を10質量%以上、30質量%以下、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を20質量%以上、70質量%以下含有する。
ここで(II−1)〜(II−3)の各化合物の含有率は以下の式で求められる。
ビスフェノール系ポリオール(II−1)(質量%)
=(II−1)/((II−1)+(II−2)+(II−3))×100
ひまし油系ポリオール(II−2)(質量%)
=(II−2)/((II−1)+(II−2)+(II−3))×100
ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)(質量%)
=(II−3)/((II−1)+(II−2)+(II−3))×100。
ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)の含有率が前記範囲を超える場合、硬度は大きくなるが可とう性が低下する。一方、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)の含有率が前記範囲に満たない場合、硬度が低下する。また、ビスフェノール系ポリオール(II−1)やひまし油系ポリオール(II−2)の含有率が前記範囲を超える場合、硬度が低下する。一方、ビスフェノール系ポリオール(II−1)やひまし油系ポリオール(II−2)の含有率が前記範囲に満たない場合、硬度は大きくなるが可とう性が低下する。
ビスフェノール系ポリオール(II−1)の含有率は、30質量%以上、50質量%以下が好ましい。ひまし油系ポリオール(II−2)の含有率は、20質量%以上、30質量%以下が好ましい。ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)の含有率は、20質量%以上、50質量%以下が好ましい。なお、イソシアネート類(I)として前記プレポリマーを用い、プレポリマー合成で硬化剤(II)に含まれるポリオールを用いる場合には、プレポリマー合成において該ポリオールの水酸基は全て反応するため、該ポリオールは前記含有率の算出には含めない。
[触媒]
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、必要により従来公知の触媒を含有してもよい。該触媒としては、オレイン酸等の有機酸、アミン系、オクテン酸錫、オレイン酸錫、スタナスオクトエート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート等の錫系触媒、ネオデカン酸ビスマス等のビスマス系触媒やジルコンキレート等のジルコン系触媒等が挙げられる。これらは一種のみを用いてもよく、二種以上を併用することもできる。また触媒の添加量は、環境保全の観点から最小限にすることが好ましい。
[可塑剤]
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、必要により従来公知の可塑剤を含有してもよい。該可塑剤としては、具体的には、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ブチルベンジル等のフタル酸エステル類、アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソノニル、コハク酸ジイソデシル、セバシン酸ジブチル、オレイン酸ブチル等の脂肪族カルボン酸エステル類、ペンタエリスリトールエステル等のアルコールエステル類、リン酸トリオクチル、リン酸トリクレジル等のリン酸エステル類、塩素化パラフィン、前記プレポリマーの合成に使用されるポリエーテルポリオールをエーテル化又はエステル化等した水酸基を含有しないポリオキシアルキレン類、中でもシユークロース等の糖類多価アルコールにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加重合したポリエーテルポリオールをエーテル化又はエステル化等した水酸基を含有しない糖類系ポリオキシアルキレン類、ポリ−α−メチルスチレン、ポリスチレン等のポリスチレンのオリゴマー類、ポリブタジエン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリクロロプレン、ポリイソプレン、ポリブテン、水素添加ポリブテン等のオリゴマー類、(メタ)アクリレート共重合物等のイソシアネート基と反応しない可塑剤が挙げられる。これらは単独あるいは2種以上を混合して使用できる。
[添加剤]
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、顔料や染料等の着色剤、体質顔料、難燃剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、脱水剤等の添加剤を必要に応じ含有することができる。該添加剤はイソシアネート類(I)及び硬化剤(II)いずれに添加してもよい。また該添加剤はイソシアネート類(I)及び硬化剤(II)にそれぞれ添加してもよく、また硬化剤(II)や前記可塑剤と混練又は溶解したマスターバッチとして別途添加してもよい。
[溶剤]
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、粘度の調整等目的に応じて溶剤を含有してもよい。該溶剤としてはイソシアネート類(I)、硬化剤(II)及び前記添加剤に対して不活性であり、均一に溶解又は分散させることができれば特に限定されるものではない。そのような溶剤としては、例えばトルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル等のエステル系溶剤、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、エチル−3−エトキシプロピオネート等のグリコールエーテルエステル系溶剤、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル系溶剤等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上混合して使用することができる。
[ポリウレタン樹脂組成物]
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物はイソシアネート類(I)と硬化剤(II)との二液混合型であり、これらを混合し反応させることで調製される。イソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合方法としては、例えばディスペンサのミキシングヘッドによる混合方法や、衝突混合式のスプレー装置による混合方法が挙げられる。
イソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合比率は、当量比でイソシアネート類(I)/硬化剤(II)=0.8〜1.3であることが好ましい。該混合比率は、0.9〜1.1であることがより好ましい。該混合比率が0.8以上であることにより、硬化剤(II)の量が余剰でないため、物性(引張り強さ、硬度等)の低下を抑制することができる。また、混合比率が1.3以下であることにより、イソシアネート基が塗膜中に残存しにくいため、水分との反応による発泡を抑制することができる。
なお、イソシアネート類(I)/硬化剤(II)の当量比は、グラム当量(eq.)比を示す。イソシアネート基と反応する活性水素化合物としては、水酸基(ビスフェノール系ポリオール(II−1)とひまし油系ポリオール(II−2))と、2級アミン基(ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3))がある。このため、前記当量比は下記式で示される。
イソシアネート類(I)/硬化剤(II)の当量比=(イソシアネート基(eq.))/(水酸基(eq.)+2級アミン基(eq.))
イソシアネート基(eq.)=42/NCO含有率(質量%)*100
水酸基(eq.)=56110/水酸基価
2級アミン基(eq.)=56110/アミン価
水酸基価の測定方法はJIS K1557−1、アミン価の測定方法はJIS K7237に準ずる。
また、イソシアネート類(I)として前記プレポリマーを用い、プレポリマー合成で硬化剤(II)に含まれるポリオールを用いる場合には、プレポリマー合成において該ポリオールの水酸基は全て反応するため、該ポリオールは前記混合比率の算出には含まれない。
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、イソシアネート類(I)と硬化剤(II)とを前記範囲の混合比率で混合し、硬化させることにより製造できるポリウレタン硬化組成物のJIS D硬度が、60°以上、90°以下であることが好ましい。なお、JIS D硬度の測定方法は後述する。
本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、硬化時間が適度に短く、硬化時に高温高湿の条件下で発泡現象が発生しにくく、硬化した際に高硬度で機械物性に優れるため、各種工業用途に用いられる。本発明に係るポリウレタン樹脂組成物は、例えば、塗料、接着剤、シーラント、コーティング材、注型ポッティング材等に好適に用いることができる。
以下、実施例及び比較例により本発明を説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例及び比較例に使用した商品/合成したポリマー]
ミリオネートMR200:商品名、日本ポリウレタン工業(株)製、ポリメリックMDI、NCO含有率 31.0質量%
コロネートHXLV:商品名、日本ポリウレタン工業(株)製、HDIのイソシアヌレート構造を有する三量体、NCO含有率 23.2質量%
コロネート1021:商品名、日本ポリウレタン工業(株)製、MDI/TDIの混合品、NCO含有率 45.2質量%
コロネート4080:商品名、日本ポリウレタン工業(株)製、TDI/PTMEG系プレポリマー、NCO含有率 3.0質量%。
(脂肪族プレポリマー1)
脂肪族プレポリマー1は、下記に示す試薬(i)〜(iii)を85℃で8時間反応させた後、フリーのIPDIを薄膜蒸留で除去することにより合成した(NCO/OH=5.6(当量比))。脂肪族プレポリマー1のNCO含有率は7.63質量%であった。なお、脂肪族及び脂環族を合わせて脂肪族とする。また、NCO含有率はJIS K7301により求めた。
(i)ポリオキシテトラメチレングリコール(平均分子量1000):100質量部
(ii)トリメチロールプロパン(TMP):12.8質量部
(iii)イソフォロンジイソシアネート(IPDI):300質量部。
(ビスフェノール系ポリオール(II−1))
ポリオール(II−1)(a)
BA−P2グリコール:商品名、日本乳化剤(株)製、水酸基価321.0
(前記式(1)において、R1、R2がプロピレン基の化合物、m+n=2)
ポリオール(II−1)(b)
BA−P3グリコール:商品名、日本乳化剤(株)製、水酸基価280.0
(前記式(1)において、R1、R2がプロピレン基の化合物、m+n=3)
ポリオール(II−1)(c)
BA−4Uグリコール:商品名、日本乳化剤(株)製、水酸基価275.0
(前記式(1)において、R1、R2がエチレン基の化合物、m+n=4)。
(ひまし油系ポリオール(II−2))
ポリオール(II−2)(a)
URIC H−854:商品名、伊藤製油(株)製 水酸基価218.0
ポリオール(II−2)(b)
URIC F−25:商品名、伊藤製油(株)製 水酸基価184.0。
(ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3))
(II−3)(a)
CLEAR LINK1000:商品名、Dorf Ketal Chemical製、アミン価378.5
(前記式(2)において、R3及びR4がイソブチル基、R5〜R8が水素の化合物)
(II−3)(b)
CLEAR LINK3000:商品名、Dorf Ketal Chemical製、アミン価352.7
(前記式(2)において、R3及びR4がイソブチル基、R5及びR6がメチル基、R7及びR8が水素の化合物)
(II−3)(c)
CLEAR LINK8000:商品名、Dorf Ketal Chemical製、アミン価284.4
(前記式(2)において、R3及びR4がオクチル基、R5〜R8が水素の化合物)。
(溶剤)
酢酸ブチル 特級。
(触媒)
ネオスタン U−830:商品名、日東化成(株)、ジオクチル錫系。
(イソシアネート類(I)の調製)
市販品をそのまま用いた。又は、攪拌機、温度計が取り付けられたフラスコに、窒素雰囲気下で表1に示す試薬を仕込み、60℃で2時間攪拌し、均一混合することで調製した。さらにNCOの測定を行い、最後に溶剤を加え均一混合した。
(硬化剤(II)の調製)
攪拌機、温度計が取り付けられたフラスコに、窒素雰囲気下で表1に示す試薬を仕込み、室温で30分間攪拌し、均一混合することで調製した。
(イソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合方法)
2液型ディスペンサーST−2D型(製品名、(株)シーテック製)を用いて、イソシアネート類(I)と硬化剤(II)とを、表1に示す混合比で吐出できるように量を調整して混合し、ポリウレタン樹脂組成物(以下、混合液とも示す)を調製した。
[硬化剤(II)中の(II−1)〜(II−3)の混合比率]
硬化剤(II)中の(II−1)〜(II−3)の混合比率は以下の式で計算した。
ビスフェノール系ポリオール(II−1)(質量%)
=(II−1)/((II−1)+(II−2)+(II−3))×100
ひまし油系ポリオール(II−2)(質量%)
=(II−2)/((II−1)+(II−2)+(II−3))×100
ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)(質量%)
=(II−3)/((II−1)+(II−2)+(II−3))×100。
[半硬化時間測定]
前記混合方法で混合したイソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合液を、約5秒間でアルミカップ(深さ10mm)に流し込んだ。該混合液が徐々に硬化し、JIS K6253に規定されるJIS A硬度計(高分子計器(株)製 A型)で20°以上になるまでの時間を記録し、半硬化時間とした。半硬化時間が1分以下の場合、ディスペンサのノズル部で該混合液が固まる場合があるため、2分以上〜1時間以内で好適とした。
[引張り強さ/伸び、硬度測定]
前記混合方法で混合したイソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合液を、2mm高さの枠を置いたポリプロピレン板(厚さ3mm)上に流し込み、2mm厚さのシートを作製した。該シートを25℃、50%の環境下で、7日間静置した後、以下に示す評価を行った。
引張り強さ/伸び:作製したシートについて、JIS K6251に規定される3号型ダンベルを使用して引張り強さ/伸びを測定した。試験機にはユニトロンTS−3013型(製品名、(株)上島製作所製)を用いた。引張り強さは20MPa以上を良好とした。伸びは20%以上を良好とした。
硬度:作製したシートを5枚重ねにし、JIS K6253に規定されるJIS D硬度計(Elastron社製、ゴム硬度計ESD型)によりJIS D硬度を測定した。硬度は60°以上90°以下で良好とした。
[環境試験]
前記混合方法で混合したイソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合液を、前記物性試験で用いた型に流し込み、2mm厚さのシートを作製した。該シートを25℃、50%の環境下で48時間静置し、さらに40℃、95%の環境下で2週間放置した。そのときの発泡の有無を外観で目視確認した。判定は以下の基準で行った。
○:発泡なし。
×:発泡あり。
[実施例1]
表1に示すイソシアネート類(I)100質量部と、硬化剤(II)119.7質量部とを前記混合方法で混合し、混合液を調製した。該混合液について、半硬化時間測定、引張り強さ/伸び測定、硬度測定、環境試験を行った。結果を表1に示す。なお、表1において各材料の配合量の単位は質量部であり、これらは省略する。後述する表2についても同様である。
[実施例2〜8]
表1に示す配合比としたこと以外は、実施例1と同様の方法によりイソシアネート類(I)と、硬化剤(II)との混合液を調製し、半硬化時間測定、引張り強さ/伸び測定、硬度測定、環境試験を行った。結果を表1に示す。
Figure 2012097200
実施例1及び3においては、硬化剤(II)中に、ビスフェノール系ポリオール(II−1)は約20質量%、ひまし油系ポリオール(II−2)は約10質量%、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)は約70質量%含まれ、半硬化時間はそれぞれ2分、3分であった。
実施例2及び4においては、硬化剤(II)中に、ビスフェノール系ポリオール(II−1)は約50質量%、ひまし油系ポリオール(II−2)は約30質量%、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)は約20質量%含まれ、(II−3)の配合比を本発明の(II−3)の配合比の範囲の下限としても、半硬化時間はそれぞれ3分、4分であった。
実施例5及び6においては、イソシアネート類(I)として脂肪族イソシアネートであるコロネート−HXLV及び脂肪族プレポリマー1を用い、半硬化時間はそれぞれ2分、4分であった。
実施例7ではイソシアネート類(I)のNCO含有率が6.7質量%であり、半硬化時間は3分であった。一方、実施例8ではNCO含有率が45.2質量%であり、半硬化時間が2分であった。
また、硬度については、実施例1〜8いずれの場合も60°以上、90°以下の範囲内であり、好適であった。引張り強さについても、実施例1〜8いずれの場合も20MPa以上であり好適であった。伸びは、実施例1〜8いずれの場合も20%以上であり好適であった。環境試験においては、実施例1〜8の混合液は全て反応速度が速いため、発泡することはなかった。
[比較例1〜7]
表2に示す配合比としたこと以外は、実施例1と同様の方法によりイソシアネート類(I)と、硬化剤(II)との混合液を調製し、半硬化時間測定、引張り強さ/伸び測定、硬度測定、環境試験を行った。結果を表2に示す。
Figure 2012097200
比較例1においては、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を使用しなかった。その結果、半硬化時間が約8時間であり、実施例と比べて反応速度が著しく遅く、環境試験において発泡が観察された。
比較例2においては、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を使用しなかった。その結果、硬度が58°、引張り強さが17.1MPaであり、実施例と比べて硬度、引張り強さが低下した。
比較例3においては、ひまし油系ポリオール(II−2)を使用しなかった。その結果、半硬化時間が1分以下であり、極めて反応が速く、ディスペンサのノズル部で混合液が固まってしまうことがあった。
比較例4においては、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を余剰に使用した。その結果、伸びが10%以下であり、実施例と比べて伸びが低下した。また半硬化時間が1分以下であり、極めて反応が速く、ディスペンサのノズル部で混合液が固まってしまうことがあった。
比較例5においては、ひまし油系ポリオール(II−2)を余剰に使用した。その結果、硬度が46°、引張り強さ14.8MPaであり、実施例と比べて硬度、引張り強さが低下した。また、半硬化時間が約7時間であり、実施例と比べ反応速度が著しく遅く、環境試験において発泡が観察された。
比較例6においては、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を余剰に使用した。その結果、半硬化時間が約7時間であり、実施例と比べ反応速度は著しく遅く、環境試験において発泡が観察された。
比較例7においては、NCO含有率が3.0質量%のイソシアネート類(I)を用いた。その結果、硬度が53°であり、実施例と比べて硬度が低下した。
以上より、本発明によれば、硬化時間が短く、高温高湿の条件下で発泡現象が発生しにくく、高硬度で機械物性に優れたポリウレタン樹脂組成物を提供することができる。

Claims (2)

  1. イソシアネート類(I)と、
    少なくとも下記式(1)で表されるビスフェノール系ポリオール(II−1)と、ひまし油系ポリオール(II−2)と、を含有する硬化剤(II)と、
    を混合して調製される二液硬化型のポリウレタン樹脂組成物において、
    イソシアネート類(I)のイソシアネート基含有率が6.0質量%以上、50.0質量%以下であり、
    硬化剤(II)が、さらに下記式(2)で表されるビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を含み、
    硬化剤(II)が、ビスフェノール系ポリオール(II−1)を20質量%以上、50質量%以下、ひまし油系ポリオール(II−2)を10質量%以上、30質量%以下、ビス(N−アルキルアミノシクロヘキシル)メタン類(II−3)を20質量%以上、70質量%以下含有することを特徴とするポリウレタン樹脂組成物。
    Figure 2012097200
    (式(1)中、R1及びR2はそれぞれ独立して炭素数2〜4のアルキレン基を示し、m及びnはそれぞれ独立して1以上の整数を示し、m+nは2〜10である。)
    Figure 2012097200
    (式(2)中、R3及びR4はそれぞれ独立して炭素数1〜10のアルキル基を示し、R5、R6、R7及びR8はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を示す。)
  2. イソシアネート類(I)と硬化剤(II)との混合比率が、当量比でイソシアネート類(I)/硬化剤(II)=0.8〜1.3であり、
    前記ポリウレタン樹脂組成物を硬化させて得られるポリウレタン硬化組成物のJIS D硬度が、60°以上、90°以下である請求項1に記載のポリウレタン樹脂組成物。
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