JP2007008826A - 高純度の4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】粗F−ECを比誘電率が2.0〜3.5である有機溶媒中から再結晶する。該有機溶媒としては、芳香族系炭化水素が好ましく、トルエンが特に好ましい。本発明によれば、系内に数千ppmの塩素根が共存した粗F−ECからも、1回〜数回の再結晶操作によって、塩素根濃度が100ppm以下(再結晶の条件、回数次第で20ppm以下)の高純度F−ECを得ることができる。本発明は、4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをフッ素化して、粗F−ECを合成した場合に、特にその利点を発揮する。
【選択図】なし
Description
[1]4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンに、乾燥条件下で等モルのフッ化カリウムを加え反応させ、次いで蒸留する方法(特許文献2)。本方法によれば、70%以上の収率で4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンが得られると記載されている。
[2]「エチレンカーボネートの融解液か、エチレンカーボネートの無水HF溶液」に、「F2ガスまたは、F2ガスと不活性ガスの混合ガス」を導入し、温度−20〜100℃で反応させる方法(特許文献3)。該文献によると、無水HFを過剰に共存させた条件下では比較的高い選択率で目的化合物が得られる。さらに、該反応をアセトニトリル溶媒中で行う方法も知られている(特許文献4)。
第1工程(フッ素化工程):4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをMFで表される金属フッ化物(ここでMはカリウム、ナトリウム、リチウムの何れかを表す。)と、無水条件下で接触させて、粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。
第2工程(精製工程):前記第1工程で得られた粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを、比誘電率が2.0〜3.5である有機溶媒から再結晶して、共存する塩素根を除去し、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。
第1工程(フッ素化工程):4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをフッ化カリウムと、アセトニトリル中、無水条件下で接触させて、粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。
第2工程(精製工程):前記第1工程で得られた粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを、トルエンを溶媒として、5℃以下の温度で少なくとも2回再結晶して、共存する塩素根を除去し、併せて蒸留精製を行う工程。
第1工程(フッ素化工程):4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをフッ化カリウムと、アセトニトリル中、無水条件下で接触させて、粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。
第2工程(精製工程):前記第1工程で得られた粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを、トルエンを溶媒として、5℃以下の温度で少なくとも2回再結晶して、共存する塩素根を除去し、併せて蒸留精製を行う工程。
=(該当化合物のピーク面積)/(全面積−残留溶媒ピーク面積)×100
全塩素量(「塩素根」含量)は、フラスコ燃焼法により、反応混合物または4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン中に存在しているCl成分を全てCl-に変換した後、Cl-イオン濃度を陰イオン液体クロマトグラフィーによって測定し、下記の値として算出した。
撹拌機能を備えた100Lの反応器に、4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オン(「Cl−EC」と呼ぶ)11.56kg(94.4mol、1.0当量)とアセトニトリル45L、フッ化カリウム(スプレードライ品)6.60kg(114mol、1.2当量)を仕込み、内温80℃〜85℃で11時間攪拌した。反応液を冷却した後、反応で生じた塩化カリウムを濾別し、濾紙上の塩化カリウムはアセトニトリル12Lで洗浄した。濾液と洗浄液を混合し、濃縮して溶媒を留去し、粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン(「F−EC」と呼ぶ)を10.0kg得た。この粗F−ECを分析したところ、目的とするF−ECの含量は87.5%であり、原料のCl−ECの含量は0.1%。副生物であるビニレンカーボネート(「VC」と呼ぶ)とエチレンカーボネート(「EC」と呼ぶ)の含量はそれぞれ5.9%、4.1%であった。反応混合物中の全塩素量は4500ppmであった。
撹拌機能を備えた500mlの四つ口フラスコに、第1工程により得られた粗F−EC 100g(全塩素量4500ppm)と300gのトルエンを仕込み、70℃に加熱して完全に溶解させた。次いで撹拌しながら、1時間当り5℃の速度で5℃まで冷却した。その後0℃から5℃に維持したまま3時間攪拌し、目的物の結晶を成長させた。その後、結晶を濾別し、5℃のヘキサンで2回洗浄した後、加熱融解し、液体を回収した。その結果、72%の回収率でF−ECの結晶が得られた。当該結晶中のF−ECの純度は99.77%であり、全塩素量は65ppmであった。
実施例1(第2工程)と同一の装置を用い、溶媒として「トルエン300g」の代わりに、「トルエン280g」を用いた他は同一の条件で、粗F−EC 100g(塩素根含量4500ppm)の再結晶を行った。その結果、75%の回収率でF−ECの結晶が得られた。当該結晶中のF−ECの純度は99.48%であり、全塩素量は78ppmであった。
実施例1(第2工程)と同一の装置を用い、溶媒として「トルエン300g」の代わりに、「トルエン250g」を用いた他は同一の条件で、粗F−EC 100g(塩素根含量4500ppm)の再結晶を行った。その結果、73%の回収率でF−ECが得られ、当該結晶中のF−ECの純度は99.39%であり、全塩素量は80ppmであった。
撹拌機能を備えた100mlの四つ口フラスコにトルエン50gを仕込み、5℃まで冷却した。その後実施例3で得られたF−EC 20g(全塩素量80ppm)を撹拌しながら、0℃から5℃に温度を維持したまま滴下した。その後0℃から5℃に温度を維持したまま1時間攪拌した。そして固体を濾別し、5℃のヘキサンで2回洗浄した後、加熱融解し、液体を回収した。その結果、85%の回収率でF−ECが得られ、当該結晶中のF−ECの純度は99.92%であり、全塩素量は9ppmであった。
実施例1(第2工程)と同一の装置を用い、溶媒として「トルエン300g」の代わりに、「トルエン300gと酢酸エチル100gの混合溶媒」を用いた他は同一の条件で、粗F−EC 100g(塩素根含量4500ppm)の再結晶を行った。その結果、25%の回収率でF−ECが得られ、当該結晶中のF−ECの純度は99.50%であり、全塩素量は85ppmであった。
[比較例1]蒸留のみによる精製
実施例1(第1工程)で得られたF−EC(全塩素量4500ppm)200gを粗蒸留(94℃〜99℃/2.5kPa)して4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オン148g(回収率74%)を得た。この蒸留で得られた留分を分析したところ、目的とする4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの含量は93.0%であり、4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの含量は0.2%。副生物であるVCとECの含量はそれぞれ2.2%、1.9%であった。この留分を4段の蒸留塔を使用し、還流比2〜5で精密蒸留して、F−EC 99g(回収率67%)を得た。このF−ECを分析したところ、目的とするF−ECの含量は99.7%であった。全塩素量は197ppmであった。
[比較例2]酢酸エチルを用いた再結晶
撹拌機能を備えた500mlの四つ口フラスコに、実施例1(第1工程)で得られた粗F−EC 10g(全塩素量4500ppm)と30gの酢酸エチルを仕込み、60℃に加熱して完全に溶解させた。次いで撹拌しながら、1時間当り5℃の速度で5℃まで冷却した。その後0℃から5℃に維持したまま3時間攪拌したが、結晶を得ることはできなかった。
Claims (12)
- 粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを、比誘電率が2.0〜3.5である有機溶媒から再結晶し、共存する塩素根を除去することを特徴とする、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 請求項1において、比誘電率が2.0〜3.5である有機溶媒が芳香族系炭化水素であることを特徴とする、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 次の各工程を含む、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
第1工程(フッ素化工程):4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをMFで表される金属フッ化物(ここでMはカリウム、ナトリウム、リチウムの何れかを表す。)と、無水条件下で接触させて、粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。
第2工程(精製工程):前記第1工程で得られた粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを、比誘電率が2.0〜3.5である有機溶媒から再結晶して、共存する塩素根を除去し、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。 - 精製工程で使用される有機溶媒が芳香族系炭化水素であることを特徴とする、請求項3に記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 芳香族系炭化水素がベンゼン、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレンから選ばれるものであることを特徴とする、請求項4に記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 金属フッ化物がフッ化カリウムであることを特徴とする、請求項3乃至請求項5の何れかに記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 再結晶を5℃以下の温度で行うことを特徴とする、請求項3乃至請求項6の何れかに記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 再結晶を少なくとも2回行うことを特徴とする、請求項3乃至請求項7の何れかに記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- フッ素化工程で有機溶媒を使用することを特徴とする、請求項3乃至請求項8の何れかに記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 有機溶媒がアセトニトリルであることを特徴とする、請求項9に記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 蒸留精製を併せて行うことを特徴とする、請求項3乃至請求項10の何れかに記載の、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
- 次の各工程を含む、高純度4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンの製造方法。
第1工程(フッ素化工程):4−クロロ−1,3−ジオキソラン−2−オンをフッ化カリウムと、アセトニトリル中、無水条件下で接触させて、粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを得る工程。
第2工程(精製工程):前記第1工程で得られた粗4−フルオロ−1,3−ジオキソラン−2−オンを、トルエンを溶媒として、5℃以下の温度で少なくとも2回再結晶して、共存する塩素根を除去し、併せて蒸留精製を行う工程。
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