JP2007006692A - 記録ディスク駆動用スピンドルモータを備えたモータユニット、および、これを備えた記録ディスク駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 大幅な工程時間や設備を投資せずに容易かつ安価な方法にて良好に部材間の導通を確保できるスピンドルモータを備えたモータユニットを提供すること。
【解決手段】 本発明の一例のモータユニットは、密閉された内部空間を形成するハウジングの少なくとも一部であるベース部と、ベース貫通孔内に配置された流体動圧軸受機構と、流体動圧軸受機構に支持されたロータと、を備える。ベース部と流体動圧軸受機構とは導電性シート部材を介して互いに導通が確保される。
【選択図】図4
【解決手段】 本発明の一例のモータユニットは、密閉された内部空間を形成するハウジングの少なくとも一部であるベース部と、ベース貫通孔内に配置された流体動圧軸受機構と、流体動圧軸受機構に支持されたロータと、を備える。ベース部と流体動圧軸受機構とは導電性シート部材を介して互いに導通が確保される。
【選択図】図4
Description
本発明は、部材間の導電性を確保することが必要となる記録ディスク駆動用スピンドルモータを備えたモータユニットおよびこれを備えた記録ディスク駆動装置に関する。
ハードディスク駆動装置(以下、HDDと称する)に代表される情報記録再生装置の故障原因の一つとして、磁気ヘッドの静電気による静電破壊がある。これは、HDDに搭載される記録ディスクの脱着の際、記録ディスクを保持するスピンドルモータとの摩擦、もしくは記録ディスクの回転と空気との摩擦により発生する静電気がHDD内に帯電してしまい、静電気に弱い磁気ヘッドにこの静電気が放電してしまうことにより磁気ヘッドが故障してしまう。これを防ぐためにスピンドルモータでは、例えばHDDの筐体であるハウジングと導通を図れていない部材間には導電性接着剤を塗布し、導通を図っている。これにより、静電気をHDD内に帯電させないようにしている(このようなスピンドルモータの例として、例えば特許文献1参照)。
しかしながら、導電性接着剤は、接着剤を硬化させるのに、例えば60℃〜90℃の恒温槽内にスピンドルモータを入れ、接着剤を熱硬化させる必要がある。スピンドルモータを前述の恒温層内に所定時間収容しないといけないため、スピンドルモータの量産に際し、大幅な工程時間や恒温槽等の設備を投資しなければならない。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的は、大幅な工程時間や設備を投資せずに容易かつ安価な方法にて良好に部材間の導通を確保できるスピンドルモータを備えたモータユニットを提供することである。
本発明の請求項1のモータユニットは、中心軸に沿う方向に貫通する貫通孔を備え、密閉された内部空間を形成するハウジングの少なくとも一部であるベース部と、貫通孔内に配置された流体動圧軸受機構と、流体動圧軸受機構に支持されたロータと、ベース部と流体動圧軸受機構とに接触して両者間を電気的に接続する導電層、および、導電層のベース部と流体動圧軸受機構とに接触する面とは反対の面に取り付けられた基材層、を少なくとも備える導電性シート部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2記載のモータユニットは、中心軸に沿う方向に貫通する貫通孔を備え、密閉された内部空間を形成するハウジングの少なくとも一部であるベース部と、貫通孔内に配置された流体動圧軸受機構と、
磁極が環状に配列したロータマグネットと、外周部に記録ディスクが載置されるディスク載置部とを備え、流体動圧軸受機構に支持されたロータと、
先端を中心軸に向けて中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、複数のティースを連結するコアバックと、複数のティースのそれぞれに巻回することにより形成された巻線と、を有し、ロータマグネットと半径方向に間隙を介し対向するステータと、
軟磁性材料から構成されると共にディスク載置部と巻線との軸方向において間に配置された磁気シールド板と、
ベース部と磁気シールド板とに接触して両者間を電気的に接続する導電層、および、導電層のベース部と磁気シールド板とに接触する面とは反対の面に取り付けられた基材層、を少なくとも備える導電性シート部材と、を備えることを特徴とする。
磁極が環状に配列したロータマグネットと、外周部に記録ディスクが載置されるディスク載置部とを備え、流体動圧軸受機構に支持されたロータと、
先端を中心軸に向けて中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、複数のティースを連結するコアバックと、複数のティースのそれぞれに巻回することにより形成された巻線と、を有し、ロータマグネットと半径方向に間隙を介し対向するステータと、
軟磁性材料から構成されると共にディスク載置部と巻線との軸方向において間に配置された磁気シールド板と、
ベース部と磁気シールド板とに接触して両者間を電気的に接続する導電層、および、導電層のベース部と磁気シールド板とに接触する面とは反対の面に取り付けられた基材層、を少なくとも備える導電性シート部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3記載のモータユニットは、ベース部には、金属で形成されたベース部の外周表面を覆う態様にて被覆層が形成され、被覆層の一部に金属面露出部が形成され、金属面露出部に、導電性シート部材の導電層が取り付けられることを特徴とする。
本発明の請求項4記載のモータユニットは、金属面露出部は、ベース部の外周表面を覆う被覆層の一部をベース部の金属部分の一部と共に削り取ることにより形成されることを特徴とする。
本発明の請求項5記載のモータユニットは、金属面露出部の平均粗度が1.5μm以下であることを特徴とする。
本発明の請求項6記載のモータユニットは、ベース部には、環状の段部が形成され、段部は軸方向上側に窪むと共に、段部に導電性シート部材が挿入されることを特徴とする。
本発明の請求項7記載のモータユニットは、ベース部には、金属で形成されたベース部の外周表面を覆う態様にて被覆層が形成され、被覆層の一部に金属面露出部が形成され、段部内に金属面露出部が形成されることを特徴とする。
本発明の請求項8記載のモータユニットは、段部の軸方向長さは、導電性シート部材の軸方向長さより長いことを特徴とする。
本発明の請求項9記載のモータユニットは、ベース部には、環状の段部が形成され、段部は軸方向下側に窪むと共に、段部に前記磁気シールド板が挿入されることを特徴とする。
本発明の請求項10記載のモータユニットは、段部の軸方向長さは、磁気シールド板の高さと略同一であることを特徴とする。
本発明の請求項11記載のモータユニットは、ベース部は、アルミニウムから形成されていることを特徴する。
本発明の請求項12記載のモータユニットは、導電層は、導電性物質を含む粘着剤であることを特徴とする。
本発明の請求項13記載のモータユニットは、導電性シート部材は、更にアルミニウム層を備えることを特徴とする。
本発明の請求項14記載の記録ディスク駆動装置は、記録ディスクを回転させる請求項1乃至13のいずれかに記載のモータユニットと、記録ディスクの所要の位置に情報を書き込みまたは読み出すヘッド移動機構と、モータユニットのベース部と共に、記録ディスク、モータユニットのモータ、および、ヘッド移動機構を内部空間に収容して外部空間から隔離する装置ハウジングと、を備えることを特徴とする。
本発明に従えば、大幅な工程時間や設備を投資せずに容易かつ安価な方法にて良好に部材間の導通を確保できるスピンドルモータを備えたモータユニット及び記録ディスク駆動装置を提供することができる。
図1は、本発明に係るHDDの実施例の一形態を示した縦断面図である。図2は、本発明に係るスピンドルモータの実施例の一形態を示した縦断面図である。図3a)は、図2の導電性シート部材120の固定前の上面図であり、図3b)は図2のベースプレート10と磁気シールド板110との当接部の拡大図である。また図4a)は図2のベースプレート10とスリーブハウジング20との固定部の拡大図であり、図4b)はa)の点線円を拡大し、導電性シート部材130の取り付け前のベースプレート10の形状を示した図である。図5および図6は他の実施形態を示した縦断面図である。
なお、本発明の説明において、各部材の位置関係や方向を上下左右で説明するときは、あくまで図面における位置関係や方向を示し、実際の機器に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。
<第一実施形態>
図1を参照して、記録ディスク駆動装置1は、略矩形状のハウジング2を備える。ハウジング2の内部は、塵・埃等が極度に少ないクリーンな空間を形成しており、その内部には、環状凹部2aが形成され、環状凹部2a内に情報を記録する円板状のハードディスク3が装着されたスピンドルモータ4が配設されている。またハウジング2と後述するベースプレート10とは単一部材またはそれぞれ別部材から成形できる。
図1を参照して、記録ディスク駆動装置1は、略矩形状のハウジング2を備える。ハウジング2の内部は、塵・埃等が極度に少ないクリーンな空間を形成しており、その内部には、環状凹部2aが形成され、環状凹部2a内に情報を記録する円板状のハードディスク3が装着されたスピンドルモータ4が配設されている。またハウジング2と後述するベースプレート10とは単一部材またはそれぞれ別部材から成形できる。
また、ハウジング2の内部には、ハードディスク3に対して情報を読み書きするヘッド移動機構5が配置され、ヘッド移動機構5は、ハードディスク3上の情報を読み書きする磁気ヘッド5a、磁気ヘッド5aを支えるアーム5b、および、磁気ヘッド5aおよびアーム5bをハードディスク3上の所要の位置に移動させるアクチュエータ部5cを備える。
このような記録ディスク駆動装置1のスピンドルモータ4として、本願発明のスピンドルモータを適用することで、十分な機能を確保した上で記録ディスク駆動装置1の小型且つ薄型化を実現できると共に、信頼性並びに耐久性の高い記録ディスク駆動装置を提供することができる。
図2、図3及び図4を参照して、ベース部であるベースプレート10は、溶融した金属を精密な金型に注入する鋳造方式であるダイカスト法により高い形状精度にて形成されたアルミニウム製の鋳物、いわゆる、アルミニウムダイカストである。ベースプレート10の表面は滑らかに形成されている。図3及び図4に示すように、被覆層115は、電着塗装(いわゆる、EDコーティング)によりベースプレート10の主要面の表面を覆うように形成され、アルミニウムにより形成された主要面の表面からパーティクル等の不純物が飛散することを防止する。また、被覆層115が設けられることにより、ベースプレート10の絶縁性や耐食性の向上も実現される。なお、被覆層115は、メッキ処理等によっても形成できる。
ベースプレート10には、軸方向下側が底面となる略環状凹部11が形成されている。環状凹部11の中央部には、軸方向に貫通するベース貫通孔18が形成され、ベース貫通孔18の周囲には軸方向上側に向う円筒部12が形成されている。円筒部12の内周面には、略円筒形状のスリーブハウジング20が固定されている。さらにスリーブハウジング20の内周面には、多孔質部材を焼結等にて成形された軸受スリーブ30が固定されている。軸受スリーブ30内には、潤滑油が含油されている。
ロータハブ40は、シャフト41、円筒部42、及び、シャフト41と円筒部42とを連結する蓋部43を備える。シャフト41は、軸受スリーブ30と半径方向に微少間隙を介し対向して挿入され、軸受スリーブ30に回転自在に支持されている。シャフト41には貫通孔が形成されており、シャフト41の下端面には、キャップ50が嵌合されている。キャップ50は円板部51と中央の突部52とを備え、シャフト41の貫通孔に突部52が嵌合する。円板部51は軸受スリーブ30の外径より若干小さい外径を有し、軸受スリーブ30の下端面と軸方向に微少間隙を介して対向する。さらにスリーブハウジング20の下端部には、スリーブハウジング20を閉塞するプレート60が固定され、プレート60はキャップ50と軸方向に間隙を介し対向する。
円筒部42の外周面の一部には、記録ディスク(図示せず)を載置する載置部42aが半径方向外側に延びるように形成されている。載置部42aの外周面の下側には半径方向に延びるように円環突出部42bが形成されている。円環突出部42bと円環突出部42bより下側に形成されている円筒部42とを当接するようにロータマグネット70が固定されている。ロータマグネット70は、磁極が環状に配列されている。これらロータハブ40とロータマグネット70とが回転する。また蓋部43の下面とスリーブハウジング20の上面とは軸方向に微少間隙を介し互いに対向する。
シャフト41と軸受スリーブ30との間の微少間隙、軸受スリーブ30とキャップ50の円板部51との間の微少間隙、および蓋部43とスリーブハウジング20との間の間隙内には、潤滑油が実質的に途切れることなく充填されている。前述の各微少間隙を形成する対向面の少なくとも一方の面には動圧溝列が形成されているので、各微少間隙において動圧が発生し、ロータを軸方向および半径方向に支持している。
ベースプレート10の円環凹部11の内周面には、ステータ80が固定されている。ステータ80は、半径方向内側に放射状に延びるティース部81が複数形成され、複数のティース部81を連結するコアバック部82が複数のティース部81と一体的に形成されている。ティース部81には、巻線83が巻回されている。ティース部81の内周面とロータマグネット70の外周面とは互いに半径方向に対向している。
ステータ80の上側には円弧状のフレキシブル回路基板100(以下、FPC100と称する)が配置され、FPC100は、例えば、接着にてベースプレート10に固定されている。
さらにFPC100の上側には、ロータマグネット70とステータ80との半径方向間隙から漏洩する磁束を磁気ヘッド(図1の符号5a)に影響を与えないために磁性と導電性を兼ね備えた部材にて形成された磁気シールド板110がベースプレート10に固定されている。
外部電源よりFPC100を経由してステータ80に通電されることにより、ステータ80に磁場が発生し、この磁場とロータマグネット70との相互作用により回転トルクを発生させ、回転駆動する。
次に図3および図4を参照して、本発明について詳述する。
図3a)を参照して、軟磁性材料から成形される磁気シールド板110は、円環状でありステータ80を上側から覆う。磁気シールド板110の外周部はベースプレート10に固定されると共に、その内周部はロータハブ40と半径方向に間隙を介し対向する。また、磁気シールド板110のFPC100と対向する部位は、磁気シールド板110の外周部より上側に隆起しており(以下、張り出し部111と記す)、および、張り出し部111の一部であり、半径方向外側に延びる延出部112が形成されている。磁気シールド板110の張り出し部111以外の部位は、磁気ヘッド(図1の符号5a)が通過する磁気ヘッド通過部113が形成される。またベースプレート10には延出部112を収容するように円環凹部11の上端面から半径方向外側に延びる半径方向延長面11aが形成される。
ベースプレート10には導電性シート部材120が固定されている。導電性シート部材120は、ベースプレート10の半径方向延長面11aと磁気シールド板110の延出部112との少なくとも一部を覆うよう固定されている。ベースプレート10の導電性粘着層120aと当接する半径方向延長面11aの一部は、被覆層115の一部が削り取られ当該被覆層115から露出する金属面露出部である。金属面露出部は、ベースプレート10の外周表面を覆う被覆層115の一部を、ベースプレート10の金属部分の一部と共に削り取ることにより形成される。
導電性シート部材120は、少なくともベースプレート10および磁気シールド板110に直接貼り付けられる導電性粘着層120aと、導電性粘着層120aに取り付けられた基材120bと、を備える。導電性粘着層120は、導電性物質を含む粘着剤である。基材120bとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、ポリプピレン(PP)等が用いられる。なお、導電性シート部材120は、3以上の多層構造も可能である。また、導電性シート部材130は、矩形、長方形、円弧状、円環状等種々の形状に形成してもよい。
本実施形態では、導電性シート部材120を通して磁気シールド板110とベースプレート10との導通を良好に得ることができる。従来、導電性接着剤を使用していた際には、導電性接着剤を硬化させるのに、最低1時間以上恒温槽内にモータを配置しておく必要があった。しかし、導電性シート部材120を使用することにより、貼り付け作業のみの工程で磁気シールド板110とベースプレート10との固定および導通を良好に行うことができ、大幅な工程時間の削減を実現することができる。その結果、恒温槽等の設備およびスピンドルモータ組立時間の削減により、大幅なコスト削減効果を得ることができる。従って、スピンドルモータの低価格化を実現することができる。
また、半径方向延長面11aの一部に金属面露出部が形成されることにより、ベースプレート10と導電性シート部材120との導通を良好に得ることができる。また、金属と導電性粘着層112aとが互いに当接することにより、被覆層と導電性粘着層とが当接する場合に比べ、導電性粘着層112aの金属面露出部に対する密着性を向上させることができる。
なお加工工具が制御されることにより、半径方向延長面11aの金属面露出部の表面の中心線平均粗さ(Ra)は、0.2μm〜1.5μmの範囲内である。この数値範囲を採用することにより、導電性シート部材120とベースプレート10との密着性をより一層向上させることができ、導電性シート部材120をベースプレート10により強固に固定することができる。
また図3b)を参照して、磁気シールド板110の延出部112の外縁部は、半径方向外側に向かうに従って下側に傾斜する傾斜面112aおよびベースプレート10の半径方向延長面11aに当接する当接面112bを備える。
また少なくとも当接面112bと当接するベースプレート10の半径方向延長面11aの部位には、磁気シールド板110の軸方向厚さと略同一の深さを有する段部11bが形成されている。これにより、磁気シールド板110を半径方向延長面11aの段部11bに当接させた際に、磁気シールド板110の当接面112bの上面と半径方向延長面11aの上面とが半径方向に面一になる。これにより、導電性シート部材120を余計な応力をかけることなく固定させることができる。
さらに段部11bは磁気シールド板110の位置決めも兼ね備えるので、磁気シールド板120の位置が半径方向および/又は周方向にずれることによる導電性シート部材120の貼りズレを抑えることができ、導電性シート部材120の剥がれ不良の低減を図ることができる。その結果、導電性シート部材120が剥がれが防止されるので、信頼性の高いスピンドルモータを提供することができる。
次に図4a)を参照して、ベースプレート10とスリーブハウジング20との導通に関して詳述する。ベースプレート10の下面の一部には、被覆層115の一部が削り取られ当該被覆層115から露出する地肌面16が形成されている。地肌面16は、ベースプレート10の外周表面を覆う被覆層115の一部を、ベースプレート10の金属部分の一部と共に削り取ることにより形成される。地肌面16およびスリーブハウジング20の下端面には、導電性シート部材130が当接して固定される。
導電性シート部材130は、少なくとも地肌面16およびスリーブハウジング20の下端面に直接貼り付けられる導電性粘着層130aと、導電性粘着層130aに取り付けられた基材130bと、を備える。導電性粘着層120は、導電性物質を含む粘着剤である。基材130bとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、ポリプピレン(PP)等が用いられる。基材130aの導電性粘着層130aと当接する面とは反対の面(図4の下端面)には、製品名、履歴番号、シリアル番号などの文字情報及び/又はコード情報等の情報を印刷することができる。銘板として使用できる。部材点数を削減することができるので、スピンドルモータのさらなる低価格化を図ることができる。なお、導電性シート部材130は、3以上の多層構造も可能である。また、導電性シート部材130は、矩形、長方形、円弧状、円環状等種々の形状に形成してもよい。
ベースプレート10とスリーブハウジング20との固定には例えば嫌気性接着剤が使用される。導電性接着剤は締結力に劣るので、剛性が求められる接合および負荷がかかる部材間の接合には適していない。そこで従来は、ベースプレート10とスリーブハウジング20との接合後に、導通を得るために導電性接着剤を塗布していた。しかし導電性接着剤は前述のように恒温槽内にモータを配置しておく必要があり、工程時間および設備等が必要となる。
本実施形態では、導電性シート部材130を用いることにより、スリーブハウジング20とベースプレート10との導通を簡便且つ良好に得ることができる。スピンドルモータの駆動時、記録ディスクの周囲に発生する静電気をロータからスリーブ30およびスリーブハウジング20を経て、ベースプレート10へ導通させることができる。
また図4b)を参照して、ベースプレート10の地肌面16の近傍部位には、導電性シート部材130のベースプレート10の当接形状に沿った段部13が形成されている。そして段部13内に導電性シート部材130が嵌合される。これにより、導電性シート部材130の位置決めを容易に行なうことができ、安定した固定を実現することができる。
また、段部13の軸方向高さを導電性シート部材130の厚さ以上に形成することにより、導電性シート部材130の下端面がベースプレート10の下端面14より突出しない。ベースプレート10の下端面14をHDDの筐体への取付基準面もしくはHDDが搭載される情報機器への取付基準面とした場合、導電性シート部材130がHDDの筐体や情報機器に当接しないため、モータが傾くことによる磁気ヘッド(図1の符号5a)と記録ディスク(図1の符号4)との接触による書き込み/読み出しエラーを防ぐことができる。またHDDと情報機器の他の部品との干渉もなくなり、良好な配置を図ることができる。
また地肌面16とスリーブハウジング20の下端面とが半径方向に面一に形成されることにより、導電性シート部材130に余計な応力がかからず、安定した固定を実現することができる。また、地肌面16とスリーブハウジング20の下端面との間に空気が介在することを極端に低減することができ、導電性シート部材130を地肌面16及びスリーブハウジング20に安定して固定することができる。
さらに地肌面16の表面の中心線平均粗さ(Ra)を、0.2μm〜1.5μmの範囲内に形成することにより、地肌面16と導電性シート部材130との密着性をより一層向上させることができ、導電性シート部材130をベースプレート10により強固に固定することができる。
また、ベースプレート10及び/又は導電性シート部材130を例えば40℃〜50℃に加熱したのち、導電性シート部材130をベースプレート10に貼ってもよい。導電性シート部材130が加熱されて温められることにより、導電性粘着層130aの温度も上昇して粘度が下がり、導電性粘着層130aを形成する粘着剤の流動性が向上する。このため、地肌面16の表面の微小な凹部にも粘着剤が入り込んで導電性粘着層130aのベースプレート10に対する密着性がより一層向上する。また40℃〜50℃であると、作業者もベースプレート10を手で持つことが可能であるので、作業性の向上も図ることができる。
さらにベースプレート10とスリーブハウジング20とを同じ材料から形成された部材、もしくは材料が異なったとしても熱膨張係数が略同一である部材を用いることにより、高温環境下においても熱膨張による変形を抑えることができ、導電性シート部材130に応力が働くことを低減できる。これにより導電性シート部材130の剥がれ不良を抑えることができ、信頼性の高いスピンドルモータを提供することができる。
<第二実施形態>
図5に示すように、ベースプレート10のステータ80の各ティース81と対向する部位には、各ティース81に巻回された巻線83の一部を収容する巻線収容孔17が形成されている。この構成により、スピンドルモータを薄型化することができる。
図5に示すように、ベースプレート10のステータ80の各ティース81と対向する部位には、各ティース81に巻回された巻線83の一部を収容する巻線収容孔17が形成されている。この構成により、スピンドルモータを薄型化することができる。
ステータ80からの電磁波は比較的大きく、スピンドルモータを搭載するHDDから漏洩する可能性があり、HDDを搭載する情報機器に不具合を与えてしまう可能性がある。本実施形態では、ベースプレート10の下端面全面を、少なくとも導電性粘着層とアルミニウム層と備えた導電性シート部材140にて固定することにより、巻線収容孔17を閉塞できると共にベースプレート10とスリーブハウジング20との導通を図ることができる。また、ステータ80から発生する電磁波のHDD外部への漏洩を防止することができる。
更に、導電性シート部材140は、アルミニウム層の導電性粘着層と当接する面とは反対側の面(図5の下側の面)に、基材を取り付けてもよい。基材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリイミド(PI)、ポリエチレン(PE)、ポリプピレン(PP)等が用いられる。基材の表面は銘板として使用できる。
<第三実施形態>
図6を参照して、ロータマグネット70がステータ80の半径方向外方に配置されたアウターロータ型について説明する。
図6を参照して、ロータマグネット70がステータ80の半径方向外方に配置されたアウターロータ型について説明する。
ベースプレート10の円筒部12の下面とスリーブハウジング20の下面との位置が軸方向にずれている場合、例えば図6に示すように、スリーブハウジング20の下面がベースプレート10の円筒部12の下面より高い位置に固定されている場合の導通に関しても、導電性シート部材150は好適である。この場合、導電性シート部材150は特に可撓性の富んだ部材を使用するとよい。これにより導電性シート部材150を折り曲げることができるので、スリーブハウジング20の下面とベースプレート10の円筒部12の内周面とに導電性シート部材150を固定することができる。
従来、導電性接着剤では、ベースプレート10の円筒部12とスリーブハウジング20との嵌合部に接着溜りを形成しなければならなかったが、導電性シート部材150を使用することにより、接着溜りを形成する工程を省くことができる。したがって、ベースプレート10およびスリーブハウジング20の単純形状化を実現することができ、各々の部材価格を抑えることができる。なお、ベースプレート10の導電性シート部材150と当接する部位は、金属面露出部である。
以上、本発明に係る実施例を記載してきたが、本発明は、実施例に限定されることなく種々の変形が可能である。
例えば、スリーブとスリーブハウジングとを単一部材から形成し、当該単一部材でシャフトを支持してもよい。この場合、導電性シート部材は、ベースプレートと当該単一部材とに跨って取り付けられる。
また、スピンドルモータの流体動圧軸受機構は、例えば、空気を流体とした、いわゆる気体動圧軸受を用いてもよい。また、流体動圧軸受機構は、必ずしも流体動圧を利用するものである必要はなく、例えば、ボールベアリングであってもよい。
また、シャフトがベースプレートに固定され、スリーブが回転支持される軸固定型スピンドルモータにも、本発明を適用することができる。
10 ベースプレート
18 ベース貫通孔
110 磁気シールド板
120、130、140、150 導電性シート部材
18 ベース貫通孔
110 磁気シールド板
120、130、140、150 導電性シート部材
Claims (14)
- 中心軸に沿う方向に貫通する貫通孔を備え、密閉された内部空間を形成するハウジングの少なくとも一部であるベース部と、
前記貫通孔内に配置された流体動圧軸受機構と、
前記流体動圧軸受機構に支持されたロータと、
ベース部と流体動圧軸受機構とに接触して両者間を電気的に接続する導電層、および、前記導電層のベース部と流体動圧軸受機構とに接触する面とは反対の面に取り付けられた基材層、を少なくとも備える導電性シート部材と、を備えることを特徴とする記録ディスク駆動用スピンドルモータを備えたモータユニット。 - 中心軸に沿う方向に貫通する貫通孔を備え、密閉された内部空間を形成するハウジングの少なくとも一部であるベース部と、
前記貫通孔内に配置された流体動圧軸受機構と、
磁極が環状に配列したロータマグネットと、外周部に記録ディスクが載置されるディスク載置部とを備え、前記流体動圧軸受機構に支持されたロータと、
先端を中心軸に向けて前記中心軸を中心に放射状に配置された複数のティースと、前記複数のティースを連結するコアバックと、前記複数のティースのそれぞれに巻回することにより形成された巻線と、を有し、前記ロータマグネットと半径方向に間隙を介し対向するステータと、
軟磁性材料から構成されると共に前記ディスク載置部と前記巻線との軸方向において間に配置された磁気シールド板と、
前記ベース部と前記磁気シールド板とに接触して両者間を電気的に接続する導電層、および、前記導電層のベース部と前記磁気シールド板とに接触する面とは反対の面に取り付けられた基材層、を少なくとも備える導電性シート部材と、を備えることを特徴とする記録ディスク駆動用スピンドルモータを備えたモータユニット。 - 前記ベース部には、金属で形成された前記ベース部の外周表面を覆う態様にて被覆層が形成され、前記被覆層の一部に金属面露出部が形成され、
前記金属面露出部に、前記導電性シート部材の導電層が取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載のモータユニット。 - 前記金属面露出部は、前記ベース部の外周表面を覆う前記被覆層の一部を前記ベース部の金属部分の一部と共に削り取ることにより形成されることを特徴とする請求項3記載のモータユニット。
- 前記金属面露出部の平均粗度が1.5μm以下であることを特徴とする請求項3又は4記載のモータユニット。
- 前記ベース部には、環状の段部が形成され、前記段部は軸方向上側に窪むと共に、前記段部に前記導電性シート部材が挿入されることを特徴とする請求項1記載のモータユニット。
- 前記ベース部には、金属で形成された前記ベース部の外周表面を覆う態様にて被覆層が形成され、前記被覆層の一部に金属面露出部が形成され、
前記段部内に前記金属面露出部が形成されることを特徴とする請求項6記載のモータユニット。 - 前記段部の軸方向長さは、前記導電性シート部材の軸方向長さより長いことを特徴とする請求項6又は7記載のモータユニット。
- 前記ベース部には、環状の段部が形成され、前記段部は軸方向下側に窪むと共に、前記段部に前記磁気シールド板が挿入されることを特徴とする請求項2記載のモータユニット。
- 前記段部の軸方向長さは、前記磁気シールド板の高さと略同一であることを特徴とする請求項9記載のモータユニット。
- 前記ベース部は、アルミニウムから形成されていることを特徴する請求項1乃至10のいずれかに記載のモータユニット。
- 前記導電層は、導電性物質を含む粘着剤であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のモータユニット。
- 前記導電性シート部材は、更にアルミニウム層を備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のモータユニット。
- 情報を記録できる記録ディスクを備えた記録ディスク駆動装置であって、
前記記録ディスクを回転させる請求項1乃至13のいずれかに記載のモータユニットと、
前記記録ディスクの所要の位置に情報を書き込みまたは読み出すヘッド移動機構と、
前記モータユニットの前記ベース部と共に、前記記録ディスク、前記モータユニットの前記モータ、および、前記ヘッド移動機構を内部空間に収容して外部空間から隔離する装置ハウジングと、を備えることを特徴とする。
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