JP2017027644A - スピンドルモータおよびディスク駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】密閉されたハウジング内部のガスの流出を防止できるディスク駆動装置用のスピンドルモータを提供する。【解決手段】上下に延びる中心軸9に沿って配置されたシャフト部31を含む軸受機構30と、軸受機構の下部が嵌まる凹部61を備える、有底円筒状の封止部材60と、ハウジングの一部を構成するベース部41を含む静止部40と、静止部に対して、軸受機構を介し中心軸周りに回転する回転部50と、を備える。ベース部は、中心軸を中心として、ベース部の上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔45を有する。封止部材は、貫通孔に嵌まり固定される。封止部材の外周部と、貫通孔を構成するベース部の内周部との間には、封止部材を固定する固定領域が存在する。固定領域において、封止部材とベース部との間を塞ぐ、封止領域が存在する。【選択図】図2

Description

本発明は、ディスク駆動装置用のスピンドルモータに関する。
近年、ハードディスク駆動装置等のディスク駆動装置では、ディスクの記録密度の増加に伴い、ディスクの回転やヘッドの移動等を高精度に制御することが求められる。このようなハードディスクドライブ(以下、単に「HDD」という)では、内部空間にヘリウムや水素等の低密度ガスを充填することにより、スピンドルモータの回転時において、ディスクやヘッドが受ける抵抗が低減される。これにより、ディスクやヘッドの振動が抑えられ、高精度にデータを記録することができる。
ところで、HDDに搭載されるスピンドルモータ(以下、単に「モータ」という)には、モータのベース部が、HDDのハウジングの一部であるものが知られている。従来のモータについては、例えば、特開2004−301154号公報に記載されている。
特開2004−301154号公報
上述のように、HDD内部に分子量の極めて小さいヘリウムや水素を充填する場合、これらの気体が、部材の隙間を通ってハウジングの外部へ、漏れ出しやすいという問題がある。このため、部材の隙間を封止して、気体の通過を従来よりもさらに防止することが求められる。隙間を封止するための構造として、特開2004−301154号公報には、ゴムボールにより気体の通過を防止することが記載されている。しかしながら、ゴムのような弾性部材を封止部材として用いる場合、封止部材と貫通孔との間の僅かな隙間から、ヘリウムガスが流出してしまう虞がある。また、ヘリウムガスは粒子径が小さいため、ゴムボールに浸透して外部へと流出してしまう虞がある。
本発明の目的は、密閉されたハウジング内部のガスの流出を防止できるモータを提供することである。
本願の例示的な第1発明は、内部空間を構成するハウジングを有するディスク駆動装置に用いられるディスク駆動用のスピンドルモータであって、上下に延びる中心軸に沿って配置されたシャフト部を含む軸受機構と、前記軸受機構の下部が嵌まる凹部を備える、有底円筒状の封止部材と、前記ハウジングの一部を構成するベース部を含む静止部と、前記静止部に対して、前記軸受機構を介し中心軸周りに回転する回転部と、を備え、前記ベース部は、前記中心軸を中心として、前記ベース部の上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記封止部材は、前記貫通孔に嵌まり固定され、前記封止部材の外周部と、前記貫通孔を構成する前記ベース部の内周部との間には、前記封止部材を固定する固定領域が存在し、前記固定領域において、前記封止部材と前記ベース部との間を塞ぐ、封止領域が存在する。
本願の例示的な第1発明によれば、密閉されたハウジングの内部から貫通孔を通ってガスが流出することを防止できる。
図1は、第1実施形態に係るディスク駆動装置の縦断面図である。 図2は、第1実施形態に係るモータの縦断面図である。 図3は、第1実施形態に係るモータの貫通孔付近の拡大断面図である。 図4は、第1実施形態に係るモータの底面図である。 図5は、第2実施形態に係るモータの縦断面図である。 図6は、第3実施形態に係るモータの縦断面図である。 図7は、変形例に係るモータの縦断面図である。 図8は、変形例に係るモータの貫通孔付近の拡大断面図である。 図9は、変形例に係るモータの縦断面図である。 図10は、変形例に係るモータの貫通孔付近の拡大断面図である。 図11は、変形例に係るモータの縦断面図である。
以下に、モータおよびディスク駆動装置の例を開示する。なお、本開示では、モータの中心軸方向における図1の上側を単に「上側」と、下側を単に「下側」として説明する。また、中心軸に平行な方向を「軸方向」と、中心軸を中心とする径方向を単に「径方向」と、中心軸を中心とする周方向を単に「周方向」として説明する。ただし、この方向の定義により、モータおよびディスク駆動装置の製造時および使用時の向きを限定する意図はない。
<1.第1実施形態>
<1−1.ディスク駆動装置の構成>
図1は、第1実施形態に係るモータ20が搭載された、ディスク駆動装置1の縦断面図である。ディスク駆動装置1は、磁気ディスクを回転させ、磁気ディスクに対して情報の読み出しおよび書き込みを行う。図1に示すように、ディスク駆動装置1は、モータ20と、三枚の磁気ディスク11と、アクセス部12と、クランパ13と、ハウジング14とを有する。
ハウジング14は、モータ20の少なくとも一部と、三枚の磁気ディスク11と、クランパ13と、アクセス部12とを内部に収容する。ハウジング14は、無蓋箱状の第一ハウジング部材141と、板状のトップカバーである第二ハウジング部材142とを有する。ハウジング14は、第一ハウジング部材141と、第二ハウジング部材142とが、例えば溶接等の手段により接合されることで、内部空間を構成する。
ハウジング14の内部空間は、塵または埃が極度に少ない清浄な空間であることが好ましい。このディスク駆動装置1では、ハウジング14の内部に、ヘリウムガスが充填される。ただし、ヘリウムガスに代えて、空気、水素、または窒素等のガスが、ハウジング14の内部に充填されてもよい。また、これらのガスの混合ガスが、ハウジング14の内部に充填されてもよい。
モータ20は、三枚の磁気ディスク11を支持しながら、中心軸9を中心として磁気ディスク11を回転させる。三枚の磁気ディスク11は、それぞれスペーサ15を隔てて軸方向に配列される。また、三枚の磁気ディスク11はクランパ13およびモータ20によりクランプされる。アクセス部12は、6つのヘッド16と、ヘッド16を支持する6つのアーム17と、ヘッド移動機構18とを有する。ヘッド16は磁気ディスク11に近接して、情報の読み出しおよび書き込みを行う。ヘッド移動機構18はアーム17を移動させることで、ヘッド16を磁気ディスク11に対して相対的に移動させる。
これにより、ヘッド16は回転する磁気ディスク11に対して、所要の位置にアクセスでき、情報の読み出しおよび書き込みをすることができる。なお、ディスク駆動装置1が有する磁気ディスク11の数は、一枚、二枚、または四枚以上であってもよい。また、アクセス部12は、磁気ディスク11に対して、情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行えばよい。また、ディスクは磁気ディスク以外の光ディスク等であってもよい。
<1−2.モータの構成>
次に、ディスク駆動装置1に用いられるモータ20の詳細な構成について、説明する。図2は、第1実施形態に係るモータ20の縦断面図である。モータ20は、ステータ42の径方向外側にマグネット53が位置する、いわゆるアウターロータ型のモータである。モータ20は、軸受機構30と、静止部40と、回転部50と、封止部材60とを有する。
軸受機構30は、軸方向に配置されたシャフト部31、円環状の上スラスト部材311、および円環状の下スラスト部材312を含む。シャフト部31は、中心軸9に沿って延びる円柱状の部材である。上スラスト部材311は、シャフト部31の外周面に固定される。下スラスト部材312は、上スラスト部材311よりも下側において、シャフト部31の外周面に固定される。
シャフト部31の材料には、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス合金等が使用される。また、シャフト部31には、焼き入れ等の熱処理が施される。これにより、シャフト部31の外周面の硬度が向上する。また、シャフト部31の外周面は、窒化膜や炭化水素膜等によりコーティングされていてもよい。これにより、シャフト部31の外周面の耐摩耗性を向上できる。
静止部40は、ディスク駆動装置1のハウジング14に対して、相対的に静止する。静止部40は、ベース部41とステータ42とを備える。ベース部41は、図1の第一ハウジング部材141の一部を構成する。ベース部41は、中心軸9を中心として、上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔45を有する。
ステータ42は、ステータコア46と複数のコイル47とを有する電機子である。ステータコア46は、磁性体である。ステータコア46は、ベース部41に固定される。また、ステータコア46は、径方向外側へ向けて突出した複数のティース48を有する。コイル47は、各ティース48に巻かれた導線の集合体である。
回転部50は、軸受機構30を介してモータ20の中心軸9周りを静止部40に対して回転可能に支持される。回転部50は、スリーブ51と、ハブ52と、マグネット53とを有する。スリーブ51は、軸受機構30の周囲において、軸方向に筒状に延びる。スリーブ51は、上下に貫通する中央貫通孔54を有する。軸受機構30の少なくとも一部は、中央貫通孔54内に収容される。
なお、軸受機構30と、スリーブ51との間には、潤滑液55が介在する。スリーブ51は、軸受機構30に対して、潤滑液55を介して、回転可能に支持される。なお、回転部50は、このような流体軸受に代えて、ボール軸受けまたはすべり軸受けなどの他の構成の軸受けによって、静止部40に対して回転可能に支持されてもよい。
ハブ52は、スリーブ51の径方向外側に配置される。ハブ52の材料には、例えば、ステンレス合金等の金属が使用される。図2の例では、スリーブ51とハブ52とが、一体に形成されているが、スリーブ51とハブ52とは互いに別部材であってもよい。
ハブ52は、ハブ上板部56と、ハブ円筒部57と、ディスク載置部58とを有する。ハブ上板部56は、ステータ42の上側において、環状に拡がる。また、ハブ上板部56は、ハブ円筒部57の上端から径方向内側に拡がる。ハブ円筒部57は、ハブ上板部56の径方向外側の端部から、下側へ向けて筒状に延びる。
ディスク載置部58は、ハブ円筒部57の外周から径方向外側に拡がる。図2の例では、ディスク載置部58は、ハブ円筒部57の下端部付近から突出する。下段の磁気ディスク11の下面は、円環状のディスク載置部58の上面の少なくとも一部分に接触する。すなわち、ディスク載置部58の上面は、ディスク載置面となる。
マグネット53は、略円筒形状であり、ハブ円筒部57の内側に固定される。マグネット53の内周面には、N極とS極とが、周方向に交互に着磁される。また、マグネット53の内周面は、複数のティース48の径方向外側の端面と、僅かな間隙を介して径方向に対向する。すなわち、マグネット53は、ステータ42と径方向に対向する磁極面を有する。
このようなモータ20において、コイル47に駆動電流を供給すると、複数のティース48に磁束が生じる。そして、ティース48とマグネット53との間の磁束の作用により、静止部40と回転部50との間に、周方向のトルクが発生する。その結果、回転部50は静止部40に対して、中心軸9周りに回転する。そして、ハブ52に支持された磁気ディスク11は、回転部50とともに、中心軸9周りに回転する。
封止部材60は、凹部61を備える有底円筒状の部材である。封止部材60の材料には、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス合金等が使用される。軸受機構30のシャフト部31は、少なくとも下側の端部が凹部61内に嵌まり固定される。封止部材60は、少なくとも一部が貫通孔45内に嵌まり固定されることで、貫通孔45を塞ぐ。これにより、ハウジング14内部に充填されたガスが、貫通孔45を通り外部へ流出することを防止できる。
シャフト部31の外周部と封止部材60の内周部とは、例えば、圧入により固定される。これにより、封止部材60とシャフト部31との締結強度を高くすることができる。また、封止部材60とシャフト部31の材料は同一であることが好ましい。そうすると、封止部材60とシャフト部31との熱膨張係数が略同一となる。これにより、温度が変化した場合であっても、封止部材60とシャフト部31との締結強度を保つことができる。
図3は、第1実施形態に係るモータ20の貫通孔45の近傍の拡大断面図である。図4は、モータ20の貫通孔45付近の横断面図である。封止部材60の外周部と、貫通孔45を構成するベース部41の内周部との間には、封止部材60を固定する固定領域70が存在する。また、固定領域70には、封止部材60とベース部41との間を塞ぐ封止領域80が存在する。
封止領域80には、全周に亘って接着剤8を配置してもよい。これにより、封止部材60とベース部41との間の僅かな隙間を塞ぐことができる。その結果、ハウジング14の内部から貫通孔45を通じて外部へ、ガスが流出することを防止できる。また、封止領域80の下端部には、封止部材60の外周部とベース部41の内周部との間に、全周に亘って、円環状の間隙部を設けてもよい。間隙部は、例えば、封止部材60およびベース部41のいずれか一方に溝を設けることにより、形成すればよい。そして、間隙部に接着剤8を全周に亘って配置する第一封止領域81を設けてもよい。また、円環状の間隙部は、軸方向上方に向かうにつれて、径方向の隙間が狭くなる、テーパ形状であってもよい。そうすると、接着剤8は、毛細管現象により、間隙部の隙間内に十分に行き渡ることができる。よって、ベース部41の下面側において、封止部材60とベース部41との間に接着剤8を保持しやすくなる。これにより、封止部材60とベース部41との間に多くの接着剤8を配置でき、接着剤8による封止効果を向上できる。
また、封止領域80の上端部には、封止部材60の外周部とベース部41の内周部との間に、全周に亘って、円環状の間隙部を設けてもよい。間隙部は、例えば、封止部材60およびベース部41のいずれか一方に溝を設けることにより、形成すればよい。そして、間隙部に接着剤8を全周に亘って配置する第二封止領域82を設けてもよい。また、円環状の間隙部は、軸方向下方に向かうにつれて、径方向の隙間が狭くなる、テーパ形状であってもよい。そうすると、接着剤8は、毛細管現象により、間隙部の隙間内に十分に行き渡ることができる。よって、ベース部41の上面側においても、封止部材60とベース部41との間に接着剤8を保持しやすくなる。これにより、封止部材60とベース部41との間に多くの接着剤8を配置でき、接着剤8による封止効果を向上できる。
また、ベース部41の内周部と封止部材60の外周部との境界である境界部77を、全周に亘って溶接してもよい。そうすると、境界部77は接合され、ハウジング14の内部からのガスの流出をさらに防止できる。なお、溶接する境界部77は、ベース部41の下面側であっても、上面側であってもよい。また、ベース部41の上面側の境界部77と下面側の境界部77との両方を溶接してもよい。また、上面側の境界部77および下面側の境界部77のいずれか一方を溶接し、他方に接着剤8を設けてもよい。また、第一封止領域81に配置される接着剤と、第二封止領域82に配置される接着剤とは、異なる接着剤であってもよい。
なお、封止部材60の外周面または貫通孔45を構成するベース部41の内周面のうち、一方の表面粗さを、粗くしてもよい。これにより、封止部材60の外周面と貫通孔45の内周面との隙間において、接着剤8をより保持しやすくなる。なお、接着剤8は、エポキシ系であり、熱硬化性を有するものが好ましい。ただし、接着剤8は、嫌気性や紫外線硬化性等を有するものであってもよい。
なお、ベース部41の材料には、封止部材60と同じ材料が使用されることが好ましい。そうすると、封止部材60の熱膨張係数と、ベース部41の熱膨張係数とは、略同一となる。これにより、温度が変化した場合であっても、封止部材60の外周部と、貫通孔45の内周部との間の間隙の発生を抑えることができる。したがって、温度が変化した場合であっても、ハウジング14の内部からのガスの流出を抑えることができる。
<2.第2実施形態>
図5は、第2実施形態に係るモータ20Aの縦断面図である。モータ20Aはディスク駆動装置に用いられる、アウターロータ型のモータである。モータ20Aは、軸受機構30Aと、静止部40Aと、回転部50Aと、封止部材60Aとを有する。回転部50Aは静止部40Aに対して、中心軸9A周りに回転する。回転部50Aは、スリーブ51Aと、ハブ52Aと、マグネット53Aとを有する。
静止部40Aは、ベース部41Aと、ステータ42Aとを備える。ベース部41Aは、モータ20Aを有するディスク駆動装置のハウジングの一部を構成する。ベース部41Aは、中心軸9Aを中心として、上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔45Aを有する。軸受機構30Aの下端は、封止部材60Aに嵌まり固定される。なお、第1実施形態に係るモータ20と同等の点については記載を省略する。
軸受機構30Aは、シャフト部31Aと、上側カップ部32Aと、下側カップ部33Aと、潤滑液55Aとを有する。下側カップ部33Aは、底部34Aと、壁部35Aとを備える。シャフト部31Aは、中心軸9Aに沿って延びる円柱状の部位である。底部34Aは、シャフト部31Aの下部から径方向外側に延びる板状の部位である。壁部35Aは、底部34Aの外縁から軸方向上側に延びる円筒状の部位である。下側カップ部33Aは、底部34Aと壁部35Aとにより、その縦断面の形状が略L字状となっている。このモータ20Aでは、シャフト部31Aと下側カップ部33Aとが一繋がりの部材で構成されているが、シャフト部31Aと下側カップ部33Aとは、互いに別部材であってもよい。
上側カップ部32Aは、板部36Aと筒部37Aとを有する。板部36Aは、シャフト部31Aの外周面に固定され、シャフト部31Aから径方向外側へ延びる円板状の部位である。筒部37Aは、板部36Aの外縁から軸方向下側に延びる円筒状の部位である。上側カップ部32Aは、板部36Aと筒部37Aとにより、その縦断面の形状が略L字状となっている。
シャフト部31Aは、回転部50Aのスリーブ51Aの径方向内側に挿入される。また、スリーブ51Aは、下側カップ部33Aの壁部35Aの径方向内側に挿入される。また、スリーブ51Aの上面から下方に凹む円環状の環状凹部38Aには、上側カップ部32Aの筒部37Aが挿入される。
シャフト部31A、上側カップ部32A、および下側カップ部33Aとスリーブ51Aとの間の微小な間隙には、潤滑液55Aが介在する。潤滑液55Aの上側の界面は、上側カップ部32Aの筒部37Aの外周面とスリーブ51Aの環状凹部38Aを構成する内周面との間に形成される。また、潤滑液55Aの下側の界面は、下側カップ部33Aの壁部35Aの内周面とスリーブ51Aの外周面との間に形成される。これにより、スリーブ51Aを含む回転部50Aは、シャフト部31A、上側カップ部32A、および下側カップ部33Aに対して、潤滑液55Aを介して回転可能に支持される。
封止部材60Aは、凹部61Aを備える有底円筒状の部材である。軸受機構30Aの少なくとも下側の端部は、凹部61A内に嵌まる。また、封止部材60Aは、少なくとも一部が貫通孔45Aの内部に嵌まり固定されることで、貫通孔45Aを塞ぐ。これにより、モータ20Aにおいても、ハウジングの内部に充填されたガスが、外部へ流出することを防止できる。
<3.第3実施形態>
図6は、第3実施形態に係るモータ20Bの縦断面図である。モータ20Bは、アウターロータ型のモータであり、ディスク駆動装置に用いられる。モータ20Bは、軸受機構30Bと、静止部40Bと、回転部50Bと、封止部材60Bとを有する。回転部50Bは静止部40Bに対して、中心軸9B周りに回転する。なお、第1実施形態に係るモータ20と同等の点については記載を省略する。
静止部40Bは、ベース部41Bとステータ42Bとを備える。ベース部41Bは、モータ20Bを有するディスク駆動装置のハウジングの一部を構成する。ベース部41Bは、中心軸9Bを中心として、上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔45Bを有する。軸受機構30Bの下端は、封止部材60Bに嵌まり固定される。回転部50Bは、ハブ52Bと、マグネット53Bと、環状部材59Bとを有する。
軸受機構30Bは、シャフト部31Bと、静止軸受ユニット39Bとを有する。シャフト部31Bは、中心軸9Bに沿って延びる円柱状の部材である。シャフト部31Bの上部は、ハブ52Bのハブ上板部56Bの内端部に固定される。これにより、シャフト部31Bは、回転部50Bとともに、静止部40Bに対して回転する。
静止軸受ユニット39Bは、スリーブ391Bとキャップ392Bとを有する。スリーブ391Bは、シャフト部31Bの周囲において、軸方向に略円筒状に延びている。スリーブ391Bの下部は、封止部材60Bの内部に収容される。
スリーブ391Bの内周面は、シャフト部31Bの外周面と、径方向に対向する。また、キャップ392Bは、スリーブ391Bの下側の開口を塞ぐ。
シャフト部31B、ハブ52Bのハブ上板部56B、および環状部材59Bと、静止軸受ユニット39Bとの間の微小な間隙には、潤滑液55Bが介在する。潤滑液55Bの界面は、スリーブ391Bと環状部材59Bとの間に形成される。これにより、シャフト部31B、ハブ52Bおよび環状部材59Bは、静止軸受ユニット39Bに対して、潤滑液55Bを介して回転可能に支持される。
封止部材60Bは、凹部61Bを備える有底円筒状の部材である。軸受機構30Bの少なくとも下側の端部は、凹部61B内に嵌まる。また、封止部材60Bは、少なくとも一部が貫通孔45Bの内部に嵌まり固定されることで、貫通孔45Bを塞ぐ。これにより、モータ20Bにおいても、ハウジングの内部に充填されたガスが、外部へ流出することを防止できる。
<4.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されない。
図7は、一変形例に係るモータ20Cの縦断面図である。図8はモータ20Cの貫通孔45C付近の拡大断面図である。モータ20Cの封止部材60Cは、下側の側面から径方向外側に延びる第一フランジ部601Cを備える。第一フランジ部601Cは、ベース部41Cの下側の開口から、径方向外側に向けて、ベース部41Cの下面の少なくとも一部を覆う。そして、第一フランジ部601Cの上面はベース部41Cの下面と軸方向に重なる。これにより、ベース部41C下面側においても、ベース部41Cと封止部材60Cとの間を塞ぐ、封止領域80Cを設けることができる。また、ベース部41Cの下面側においても、封止部材60Cとの間に接着剤8Cを配置することができる。
また、図8に示すように、第一フランジ部601Cの径方向の外側の端部において、第一フランジ部601Cの上面とベース部41Cの下面との間に、全周に亘って、円環状の間隙部を設けてもよい。そして、間隙部に接着剤8Cを全周に亘って配置する第三封止領域83Cを設けてもよい。第三封止領域83Cは、第一フランジ部601Cの上面とベース部41Cの下面との間の、円環状の間隙部において、間隙部の全周を塞ぐように接着剤8Cが介在する。また、円環状の間隙部は、径方向内側に向かうにつれて、軸方向の隙間が狭くなるテーパ形状であってもよい。そうすると、接着剤8Cは、毛細管現象により、間隙部の隙間内に十分に行き渡ることができる。よって、第一フランジ部601Cとベース部41Cとの間に接着剤8Cを保持しやすくなる。これにより、第一フランジ部601Cとベース部41Cとの間に多くの接着剤8Cを配置でき、接着剤8Cによる封止効果を向上できる。
また、第一フランジ部601Cの径方向の外側の端部とベース部41Cの下面との境界である境界部77Cを、全周に亘って溶接してもよい。また、第三封止領域83Cとして、ベース部41Cの下面と第一フランジ部601Cの上面側の端部との間の境界部77Cを、全周に亘って溶接してもよい。また、第二封止領域82Cとして、ベース部41Cの内周部上端と封止部材60Cの外周部上端との境界である境界部77Cを、全周に亘って溶接してもよい。
図9は、他の変形例に係るモータ20Dの縦断面図である。図10はモータ20Dの貫通孔45D付近の拡大断面図である。モータ20Dの封止部材60Dは、上側の側面から径方向外側に延びる第二フランジ部602Dを備える。第二フランジ部602Dは、ベース部41Dの上側の開口から、径方向外側に向けて、ベース部41Dの上面の少なくとも一部を覆う。そして、第二フランジ部602Dの下面はベース部41Dの上面と軸方向に重なる。これにより、ベース部41D上面側においても、ベース部41Dと封止部材60Dとの間を塞ぐ、封止領域80Dを設けることができる。また、ベース部41Dの上面側においても、封止部材60Dとの間に接着剤8Dを配置することができる。
また、図10に示すように、第二フランジ部602Dの径方向の外側の端部において、第二フランジ部602Dの下面とベース部41Dの上面との間に、全周に亘って、円環状の間隙部を設けてもよい。そして、間隙部に接着剤8Dを全周に亘って配置する第四封止領域84Dを設けてもよい。また、円環状の間隙部は、径方向内側に向かうにつれて、軸方向の隙間が狭くなる、テーパ形状であってもよい。そうすると、接着剤8Dは、毛細管現象により、間隙部の隙間内に十分に行き渡ることができる。よって、第二フランジ部602Dとベース部41Dとの間に接着剤8Dを保持しやすくなる。これにより、第二フランジ部602Dとベース部41Dとの間に多くの接着剤8Dを配置でき、接着剤8Dによる封止効果を向上できる。
また、第二フランジ部602Dの径方向の外側の端部とベース部41Dの上面との境界である境界部77Dを、全周に亘って溶接してもよい。また、第四封止領域84Dとして、ベース部41Dの下面側において、ベース部41Dの内周部下端と封止部材60Dの外周部下端との間の境界部77Dを全周に亘って溶接してもよい。また、第一封止領域81Dとして、ベース部41Dの内周部下端と封止部材60Dの外周部下端との境界である境界部77Dを、全周に亘って溶接してもよい。
図11は、他の変形例に係るモータ20Eの縦断面図である。モータ20Eは、アウターロータ型のモータであり、ディスク駆動装置に用いられる。モータ20Eは、軸受機構30Eと、静止部40Eと、回転部50Eと、封止部材60Eとを有する。静止部40Eは、ベース部41Eと、ステータ42Eとを備える。ベース部41Eは、モータを有するディスク駆動装置のハウジングの一部を構成する。ベース部41Eは、中心軸9Eを中心として、上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔45Eを有する。軸受機構30Eの下端は、封止部材60Eに嵌まり固定される。
軸受機構30Eはシャフト部31Eを含む。シャフト部31Eは中心に軸方向に延びる連通孔311Eを有する。回転部50Eは静止部40Eに対して、中心軸9E周りに回転する。封止部材60Eは、少なくとも一部が貫通孔45E内に嵌まり固定されることで、貫通孔45Eおよび連通孔311Eを塞ぐ。これにより、ハウジング内部に充填されたガスが、貫通孔45Eおよび連通孔311Eを通り外部へ流出することを防止できる。
また、各部材の細部の形状については、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、スピンドルモータおよびディスク駆動装置に利用できる。
1 ディスク駆動装置
8,8C,8D 接着剤
9,9A,9B 中心軸
11 磁気ディスク
12 アクセス部
13 クランパ
14 ハウジング
15 スペーサ
16 ヘッド
17 アーム
18 ヘッド移動機構
20,20A,20B,20C,20D,20E モータ
30,30A,30B,30E 軸受機構
31,31A,31B,31E シャフト部
32A 上側カップ部
33A 下側カップ部
34A 底部
35A 壁部
36A 板部
37A 筒部
38A 環状凹部
39B 静止軸受ユニット
40,40A,40B,40E 静止部
41,41A,41B,41C,41D,41E ベース部
42,42A,42B,42E ステータ
45,45A,45B,45C,45D,45E 貫通孔
46 ステータコア
47 コイル
48 ティース
50,50A,50B 回転部
51,51A スリーブ
52,52A,52B ハブ
53,53A,53B マグネット
54 中央貫通孔
55,55A,55B 潤滑液
56,56B ハブ上板部
57 ハブ円筒部
58 ディスク載置部
59B 環状部材
60,60A,60B,60C,60D 封止部材
61,61A,61B 凹部
70 固定領域
77,77C,77D 境界部
80,80C,80D 封止領域
81,81D 第一封止領域
82,82C 第二封止領域
83C 第三封止領域
84,84D 第四封止領域
141 第一ハウジング部材
142 第二ハウジング部材
311E 連通孔
391B スリーブ
392B キャップ
601C 第一フランジ部
602D 第二フランジ部

Claims (14)

  1. 内部空間を構成するハウジングを有するディスク駆動装置に用いられるディスク駆動用のスピンドルモータであって、
    上下に延びる中心軸に沿って配置されたシャフト部を含む軸受機構と、
    前記軸受機構の下部が嵌まる凹部を備える、有底円筒状の封止部材と、
    前記ハウジングの一部を構成するベース部を含む静止部と、
    前記静止部に対して、前記軸受機構を介し中心軸周りに回転する回転部と、
    を備え、
    前記ベース部は、
    前記中心軸を中心として、前記ベース部の上面と下面とを軸方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記封止部材は、前記貫通孔に嵌まり固定され、
    前記封止部材の外周部と、前記貫通孔を構成する前記ベース部の内周部との間には、前記封止部材を固定する固定領域が存在し、前記固定領域において、前記封止部材と前記ベース部との間を塞ぐ、封止領域が存在する、スピンドルモータ。
  2. 請求項1に記載のスピンドルモータであって、
    前記封止領域の全周に亘って、接着剤が介在する、スピンドルモータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスピンドルモータであって、
    前記ベース部下面側において、前記内周部と前記封止部材外周部との間に間隙を構成する第一封止領域がさらに存在し、
    前記第一封止領域の全周に亘って、接着剤が配置される、スピンドルモータ。
  4. 請求項1または請求項2に記載のスピンドルモータであって、
    前記ベース部下面側において、前記封止部材の外周部と、前記貫通孔を構成する前記ベース部の内周部との、境界である境界部の全周に亘って、溶接される、スピンドルモータ。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスピンドルモータであって、
    前記ベース部上面側において、前記内周部と前記封止部材外周部との間に間隙を構成する第二封止領域がさらに存在し、
    前記第二封止領域の全周に亘って、接着剤が配置される、スピンドルモータ。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスピンドルモータであって、
    前記ベース部上面側において、前記封止部材の外周部と、前記貫通孔を構成する前記ベース部の内周部との、境界である境界部が全周に亘って、溶接される、スピンドルモータ。
  7. 請求項1、請求項2、請求項5、または請求項6に記載のスピンドルモータであって、
    前記封止部材は、前記ベース部下面側において側面から径方向外側に延びる第一フランジ部をさらに有し、
    前記第一フランジ部の上面は前記ベース部の下面と軸方向に重なり、前記第一フランジ部の上面と前記ベース部の下面との間に、接着剤が介在する、スピンドルモータ。
  8. 請求項7に記載のスピンドルモータであって、
    前記第一フランジ部上面と、前記ベース部下面との間に、間隙を構成する第三封止領域がさらに存在し、
    前記第三封止領域の全周に亘って接着剤が配置される、スピンドルモータ。
  9. 請求項7に記載のスピンドルモータであって、
    前記第一フランジ部外径端部と、ベース部下面との間の境界部において、前記境界部が全周に亘って溶接される、スピンドルモータ。
  10. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスピンドルモータであって、
    前記封止部材は、前記ベース部上面側において側面から径方向外側に延びる第二フランジ部をさらに有し、
    前記第二フランジ部の下面は前記ベース部の上面と軸方向に重なり、前記第二フランジ部の下面と前記ベース部の上面との間
    に、接着剤が介在する、スピンドルモータ。
  11. 請求項10に記載のスピンドルモータであって、
    前記第二フランジ部下面と、ベース部上面との間に、間隙を構成する第四封止領域がさらに存在し、
    前記第四封止領域の全周に亘って接着剤が配置される、スピンドルモータ。
  12. 請求項10に記載のスピンドルモータであって、
    前記第二フランジ部外径端部と、ベース部上面との間の境界部において、前記境界部が全周に亘って溶接される、スピンドルモータ。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載のスピンドルモータであって、
    前記軸受機構の外周部と、前記封止部材の内周部とが、圧入により固定される、スピンドルモータ。
  14. ディスクを回転させる請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載のスピンドルモータと、
    前記ディスクに対して情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、
    前記ディスクを前記スピンドルモータにクランプするクランパと、
    前記ディスク、前記スピンドルモータ、前記アクセス部および前記クランパを収容する、トップカバーを含んだ前記ハウジングと、
    を備える、ディスク駆動装置。
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