JP2014155433A - スピンドルモータ及びこれを備える記録ディスク駆動装置 - Google Patents

スピンドルモータ及びこれを備える記録ディスク駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、スピンドルモータ及びこれを備える記録ディスク駆動装置に関する。
【解決手段】本発明は、ステータコアが外周面に設置されて設置部が備えられるベース部材と、上記設置部に挿入されて設置される下部スラスト部材と、下端部が上記下部スラスト部材に固定設置され、上端部にフランジ部が形成されるシャフトと、上記シャフト及び上記下部スラスト部材とともに軸受間隙を形成するスリーブと、上記スリーブから延長形成されるロータハブを備える回転部材と、上記ロータハブの内部面に設置されて上記ステータコアの軸方向中心及び駆動マグネットの軸方向中心が一致するように駆動マグネットの設置位置を案内するマグネット設置案内部材と、を含み、上記マグネット設置案内部材が上記ロータハブに形成されるクランプ孔の一側を閉鎖するスピンドルモータを開示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルモータ及びこれを備える記録ディスク駆動装置に関する。
情報保存装置の一つであるハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)は、記録再生ヘッド(read/write head)を用いてディスクに保存されたデータを再生したり、ディスクにデータを記録する装置である。
このようなハードディスクドライブは、ディスクを駆動させることができるディスク駆動装置が必要であり、上記ディスク駆動装置には小型のスピンドルモータが用いられる。
一方、従来のスピンドルモータは、ロータの回転のための浮上力を必要とするが、ロータの回転のために必要な浮上力以上の力が発生したり、外部衝撃が加わる場合、ロータがステータから離脱されることを防止するために、駆動マグネットの下部にプルプレートを配置させて浮上力を抑制する。
または、プルプレートを省略し、駆動マグネットの磁気中心がステータコアの磁気中心より軸方向上部に配置されるように駆動マグネットをロータハブに設置して軸方向下部側に向かう力を発生させることで、浮上力以上の力が発生したり、外部衝撃が加えられる場合、ロータがステータから離脱されることを防止する構成を採用している。
しかし、駆動マグネットの磁気中心及びステータコアの磁気中心、即ち、軸方向中心がずらされて配置される場合、騒音及び振動が発生するという問題がある。また、駆動マグネットをロータハブに設置する場合、駆動マグネットが一定の位置に配置されるように設置することが容易でないという問題があり、その結果、製造収率が悪くなるという問題がある。
一方、ロータハブにはディスクが搭載され、ディスクを搭載するために、ロータハブにはクランプ部材が設置される。また、クランプ部材は、ロータハブのクランプ孔に挿入されて固定設置されることができる。
しかし、クランプ部材の設置時に、クランプ孔によってロータハブの内部空間に異物が流入されるという問題がある。
日本公開特許公報 第2001−45728号
ロータハブのクランプ孔を閉鎖するとともに、駆動マグネットの軸方向中心及びステータコアの軸方向中心が一致するように駆動マグネットを設置することができるスピンドルモータ及びこれを備える記録ディスク駆動装置を提供する。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータは、ステータコアが外周面に設置されて設置部が備えられるベース部材と、上記設置部に挿入されて設置される下部スラスト部材と、下端部が上記下部スラスト部材に固定設置され、上端部にフランジ部が形成されるシャフトと、上記シャフト及び上記下部スラスト部材とともに軸受間隙を形成するスリーブと、上記スリーブから延長形成されるロータハブを備える回転部材と、上記ロータハブの内部面に設置されて上記ステータコアの軸方向中心及び駆動マグネットの軸方向中心が一致するように駆動マグネットの設置位置を案内するマグネット設置案内部材と、を含み、上記マグネット設置案内部材は、上記ロータハブに形成されるクランプ孔の一側を閉鎖することができる。
上記マグネット設置案内部材は、上記クランプ孔を閉鎖するように上記ロータハブの底面に接合されるシール部と、上記シール部から延長形成されて上記駆動マグネットの設置位置を案内する案内部と、を備えることができる。
上記案内部には、上記駆動マグネットの上面と、上記ロータハブの内部面を支持するように折り曲げられて形成される第1及び第2支持面と、が備えられることができる。
上記シール部は、環状を有するプレート状に形成されることができる。
上記マグネット設置案内部材は、上記クランプ孔を閉鎖するように上記ロータハブの底面に接合されるシール部と、上記シール部から延長形成され、上記駆動マグネットの上面に接合される案内部と、上記案内部から軸方向下側に延長形成され、外周面が上記ロータハブの内周面に接合されるヨーク部と、を備えることができる。
上記マグネット設置案内部材は、磁性体材質からなることができる。
上記マグネット設置案内部材は、焼成加工によって成形されることができる。
上記ロータハブには、上記フランジ部の外周面とともにラビリンスシールを形成するための延長壁部が備えられることができる。
上記したスピンドルモータは、上記延長壁部に固定設置されて潤滑流体の漏れを防止するためのキャップ部材をさらに含むことができる。
本発明の一実施形態による記録ディスク駆動装置は、記録ディスクを回転させる上記したスピンドルモータと、上記スピンドルモータに搭載された記録ディスクの情報を検出するヘッドを上記記録ディスクに移送するヘッド移送部と、上記スピンドルモータ及びヘッド移送部を収容するハウジングと、を含む。
マグネット設置案内部材によってクランプ孔を閉鎖するとともに、駆動マグネットの軸方向中心及びステータコアの軸方向中心が一致するように駆動マグネットを設置することができる効果がある。
本発明の一実施形態によるスピンドルモータを示した概略断面図である。 本発明の一実施形態によるスピンドルモータの組立方法を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態によるスピンドルモータを示した概略断面図である。 本発明の他の実施形態によるスピンドルモータの組立方法を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態による記録ディスク駆動装置を示した概略断面図である。
以下では、添付の図面を参照し、本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。なお、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
図1は本発明の一実施形態によるスピンドルモータを示した概略断面図であり、図2は本発明の一実施形態によるスピンドルモータの組立方法を説明するための説明図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は一例として、ステータ110及びロータ150で構成されることができる。
また、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は一例として、ハードディスク駆動装置などの情報記録再生装置に採用されるモータであることができる。
ステータ110は、ロータ150を回転可能に支持する。
ステータ110についてより詳細に説明すると、ステータ110は一例として、ベース部材120と、下部スラスト部材130と、シャフト140と、を含んで構成されることができる。下部スラスト部材130はスラスト部材の一例であってよい。
ベース部材120は、ステータコア102が設置される設置部122を備えることができる。設置部122は、上記した下部スラスト部材130が挿入される設置孔122aを形成し、軸方向上部側に向かって延長形成されることができる。
また、設置部122の外周面には、ステータコア102を支持する支持面122bが形成されることができる。ステータコア102は一例として、設置部122の支持面122bに装着された状態で、設置部122に固定設置されることができる。
本実施形態では、ステータコア102の内径部側がベース部材120の設置部122に装着設置される場合を例に挙げて説明するが、これに限定されず、ステータコア102は、別途の設置部材に設置されることができ、またはステータコア102の設置のために形状が変更された下部スラスト部材に設置されることもできる。この場合、ベース部材120には設置部122が備えられなくてもよい。
下部スラスト部材130は、設置部122の設置孔122aに挿入配置され、下部スラスト部材130の外周面が設置部122の内周面に接合されることができる。
このとき、下部スラスト部材130は、接着、圧入、溶接のうち少なくとも一つの方式で設置部122に固定設置されることができる。
また、下部スラスト部材130は、シャフト140の下端部が挿入される貫通孔132aが形成される円盤状を有する円盤部132と、円盤部132の端から軸方向上側に延長形成されるシール壁部134と、を備えることができる。
なお、シール壁部134の先端部は、後述する回転部材155のロータハブ170の底面に隣接配置されることができる。これに対する詳細は後述する。
さらに、下部スラスト部材130は、回転部材155とともに潤滑流体が充填される軸受間隙を形成し、シール壁部134は、回転部材155とともに潤滑流体と空気との界面(即ち、気液界面)が形成されるシール部を形成することができる。
シャフト140は、下端部が下部スラスト部材130に固定設置され、上端部にフランジ部142を備えることができる。
一例として、シャフト140の下端部は、下部スラスト部材130の貫通孔132aに挿入されて下部スラスト部材130に固定設置されることができる。即ち、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100は、シャフト140が固定設置される固定軸構造を有することができる。
また、シャフト140は、回転部材155とともに潤滑流体が充填される軸受間隙を形成する。なお、シャフト140のフランジ部142の底面は、回転部材155とともに気液界面が形成されるシール部を形成することができる。
一方、ロータ150は、ステータ110によって回転可能に支持される固定部材で、回転部材155と、キャップ部材180と、マグネット設置案内部材190と、を含んで構成されることができる。
回転部材155は、下部スラスト部材130及びシャフト140とともに軸受間隙を形成するスリーブ160と、スリーブ160から延長形成されるロータハブ170と、を備えることができる。
ここで、方向に関する用語を定義すると、まず、軸方向は図1における上下方向、即ち、シャフト140の下端部から上端部に向かう方向またはシャフト140の上端部から下端部に向かう方向を意味し、半径方向は図1における左右方向、即ち、シャフト140からロータハブ170の外周面に向かう方向またはロータハブ170の外周面からシャフト140に向かう方向を意味する。
また、円周方向はシャフト140の外周面に沿って回転する方向を意味する。
スリーブ160は、シャフト140のフランジ部142と下部スラスト部材130の円盤部132との間に配置され、シャフト140及び下部スラスト部材130とともに軸受間隙を形成する。
スリーブ160には、シャフト140が貫通される軸孔162が形成されることができる。
また、スリーブ160の内周面及びシャフト140の外周面のうち少なくとも一つには、上下部ラジアル動圧グルーブ(図示せず)が形成されることができる。上下部ラジアル動圧グルーブは、軸方向に所定間隔離隔配置され、スリーブ160の回転時にラジアル方向の流体動圧を発生させる。
これにより、回転部材155がより安定的に回転することができる。
また、スリーブ160の外周面の下端部には、下部スラスト部材130のシール壁部134とともに気液界面を形成するための傾斜面164が形成されることができる。これにより、毛細管現象により、潤滑流体と空気との界面が傾斜面164及びシール壁部134の内周面によって形成される空間に形成されることができる。
一方、シール壁部134は、先端がロータハブ170の底面に隣接配置されることができる。これにより、シール壁部134の内周面の上端部は、スリーブ160の外周面の上端部に対向配置される。即ち、シール壁部134の内周面の上端部及びスリーブ160の外周面の上端部はラビリンスシールを形成することができる。
上記の通り、シール壁部134の内周面の上端部及びスリーブ160の外周面の上端部がラビリンスシールを形成するため、潤滑流体の蒸発を低減させるとともに、潤滑流体の漏れを防止することができる。
ロータハブ170は、スリーブ160から延長形成されることができる。一方、本実施形態では、ロータハブ170とスリーブ160が一体形成される場合を例に挙げて説明するが、これに限定されず、ロータハブ170及びスリーブ160は別途に製造されて組み立てられることもできる。
また、ロータハブ170は、円盤状を有する本体172と、本体の172の端から軸方向下側に向かって延長形成されるマグネット装着部174と、マグネット装着部174の先端から半径方向に延長形成されるディスク支持部176と、を備えることができる。
なお、本体172には、クランプ部材(図示せず)の固定設置のためのクランプ孔173が形成されることができる。クランプ孔173は、円周方向に沿って複数が離隔配置されることができる。
一方、上記したマグネット装着部174の内部面に駆動マグネット174aが固定設置されることができる。これにより、駆動マグネット174aの内部面がステータコア102の先端に対向配置されることができる。
一方、駆動マグネット174aは、円周方向にN極、S極が交互に着磁され、一定強度の磁気力を発生させる永久磁石であることができる。
ここで、回転部材155の回転駆動方式について簡単に説明すると、ステータコア102に巻線されたコイル104に電源が供給されると、コイル104が巻線されたステータコア102及び駆動マグネット174aの電磁相互作用によって回転部材155を回転させる駆動力が発生して回転部材155が回転する。
即ち、駆動マグネット174aと駆動マグネット174aに対向配置されるコイル104が巻線されたステータコア102との電磁相互作用によって回転部材155が回転する。
一方、ロータハブ170には、シャフト140のフランジ部142の外周面とともにラビリンスシールを形成するための延長壁部178が備えられることができる。延長壁部178は、本体172の上面中央部から軸方向上側に延長形成され、環状を有することができる。
キャップ部材180は、上記した延長壁部178に固定設置されて潤滑流体の漏れを防止する。
また、キャップ部材180は、内周面が延長壁部178の外周面に接合設置される接合部182と、接合部182から半径方向の内側に折り曲げられる覆い部184と、を含むことができる。
即ち、キャップ部材180の接合部182が延長壁部178に接合される場合、覆い部184は、シャフト140のフランジ部142の上部に配置されて潤滑流体の漏れを防止する。
また、キャップ部材180は、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100の必需的構成ではなく、省略されることができる。即ち、本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100には、キャップ部材180が備えられなくてもよい。
マグネット設置案内部材190は、ロータハブ170の内部面に設置されてステータコア102の軸方向中心及び駆動マグネット174aの軸方向中心が一致するように駆動マグネット174aの設置位置を案内する。
また、マグネット設置案内部材190は、上記したロータハブ170に形成されるクランプ孔173の一側を閉鎖する役割を行う。
これにより、マグネット設置案内部材190は、クランプ孔173を閉鎖するようにロータハブ170の底面に接合されるシール部192と、シール部192から延長形成されて駆動マグネット174aの設置位置を案内する案内部194と、を備えることができる。
一方、案内部194とシール部192とを連結する部分は傾斜して形成される。また、案内部194には、駆動マグネット174aの上面及びロータハブ170の内部面を支持するように折り曲げられて第1及び第2支持面194a、194bが形成されることができる。
また、シール部192は、環状を有するプレート状に形成されることができる。
ここで、図2を参照して駆動マグネット174aの組立方法について説明すると、まず、マグネット設置案内部材190をロータハブ170の内部面に設置する。このとき、シール部192がロータハブ170の底面と接触し、案内部194の第2支持面194bがマグネット装着部174の内部面と接触する。
これにより、本体172に形成されるクランプ孔173の一側がシール部192によって閉鎖される。
その後、環状を有する駆動マグネット174aの上面が案内部194の第1支持面194aと接触するように駆動マグネット174aをマグネット装着部174の内部面に組立する。
このように、駆動マグネット174aの上面が案内部194の第1支持面194aと接触するように駆動マグネット174aをマグネット装着部174に組み立てるのみで、駆動マグネット174a及びステータコア102の軸方向中心を一致させることができる。
即ち、設置案内部材190によって駆動マグネット174aの磁気中心及びステータコア102の磁気中心が一致するように駆動マグネット174aをマグネット装着部174に設置することができる。
また、マグネット設置案内部材190によってロータハブ170の本体172に形成されるクランプ孔173の一側を閉鎖することができるため、クランプ部材(図示せず)の装着時に発生する異物がロータハブ170の内部空間に流入されることを防止することができる。
なお、マグネット設置案内部材190は、非磁性体材質からなることができ、軟質の薄板をプレス加工によってマグネット設置案内部材190に成形することができる。
但し、これに限定されず、マグネット設置案内部材190は、射出成形など多様な成形方法によって製造されることができる。
上記の通り、マグネット設置案内部材190によってクランプ孔173を閉鎖することができるとともに、駆動マグネット174aの軸方向中心及びステータコア102の軸方向中心が一致するように駆動マグネット174を設置することができる。
これにより、ロータハブ170及びベース部材120によって形成される内部空間により、クランプ部材(図示せず)の設置時に発生する異物の流入を防止することができる。
また、駆動マグネット174aの軸方向中心及びステータコア102の軸方向中心が一致するように駆動マグネット174aを設置するため、騒音及び振動の発生を低減させることができるとともに、駆動トルクを増加させることができる。
なお、駆動マグネット174aの軸方向長さを減少させることができるため、製造費用を節減させることができる。
以下では、図面を参照して本発明の他の実施形態によるスピンドルモータについて説明する。但し、上記で説明した構成要素と同一構成要素に関しては、同一の図面符号を用いて図面に示し、ここでは詳しい説明は省略する。
図3は本発明の他の実施形態によるスピンドルモータを示した概略断面図であり、図4は本発明の他の実施形態によるスピンドルモータの組立方法を説明するための説明図である。
図3及び図4を参照すると、本発明の他の実施形態によるスピンドルモータ200は一例として、ステータ110及びロータ150からなることができる。
また、ステータ110は、ベース部材120と、下部スラスト部材130と、シャフト140と、を含んで構成されることができる。
なお、ロータ150は、回転部材155と、キャップ部材180と、マグネット設置案内部材290と、を含んで構成されることができる。
一方、ベース部材120、下部スラスト部材130、シャフト140、回転部材155及びキャップ部材180は、上記した実施形態で説明した構成要素と同一構成要素であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
以下では、マグネット設置案内部材290について説明する。
マグネット設置案内部材290は、ロータハブ170の内部面に設置されてステータコア102の軸方向中心と駆動マグネット174aの軸方向中心が一致するように駆動マグネット174aの設置位置を案内する。
また、マグネット設置案内部材290は、上記したロータハブ170に形成されるクランプ孔173の一側を閉鎖する役割を行う。
これにより、マグネット設置案内部材290は、クランプ孔173を閉鎖するようにロータハブ170の底面に接合されるシール部292と、シール部292から延長形成されて駆動マグネット174aの設置位置を案内する案内部294と、案内部294から軸方向下側に延長形成され、外周面がロータハブ170の内周面に接合されるヨーク部296と、を備えることができる。
一方、案内部294とシール部292とを連結する部分は傾斜して形成される。また、案内部294には、折り曲げられて形成され、駆動マグネット174aの上面を支持する第1支持面294aが備えられることができる。
また、マグネット設置案内部材290は、磁性体材質からなり、これによって磁束密度の漏れを防止することができる。即ち、駆動マグネット174aから発生する磁場がヨーク部296によってステータコア102側に集中することができる。
また、シール部292は、環状を有するプレート状に形成されることができる。
ここで、図4を参照して駆動マグネット174aの組立方法について説明すると、まず、マグネット設置案内部材290に駆動マグネット174aを組み立てる。このとき、駆動マグネット174aは、上面が第1支持面294aと接触し、外周面がヨーク部296の内周面に接合される。
その後、マグネット設置案内部材290をロータハブ170の内部面に組み立てる。
これにより、本体172に形成されるクランプ孔173の一側がシール部292によって閉鎖される。
このように、マグネット設置案内部材290をロータハブ170に設置するのみで、駆動マグネット174aの軸方向中心及びステータコア102の軸方向中心を一致させることができる。
即ち、マグネット設置案内部材290によって駆動マグネット174aの磁気中心及びステータコア102の磁気中心が一致するように駆動マグネット174aをマグネット装着部174に設置することができる。
また、マグネット設置案内部材290によってロータハブ170の本体172に形成されるクランプ孔173の一側を閉鎖することができるため、クランプ部材(図示せず)の装着時に発生する異物がロータハブ170の内部空間に流入されることを防止することができる。
なお、軟質の薄板をプレス加工によってマグネット設置案内部材290に成形することができる。
但し、これに限定されず、マグネット設置案内部材290は、射出成形など多様な成形方法によって製造されることができる。
上記の通り、マグネット設置案内部材290によってクランプ孔173を閉鎖することができるとともに、駆動マグネット174aの軸方向中心及びステータコア102の軸方向中心が一致するように駆動マグネット174aを設置することができる。
これにより、ロータハブ170及びベース部材120によって形成される内部空間により、クランプ部材(図示せず)の設置時に発生する異物の流入を防止することができる。
また、駆動マグネット174aの軸方向中心及びステータコア102の軸方向中心が一致するように駆動マグネット174aを設置するため、騒音及び振動の発生を低減させることができるとともに、駆動トルクを増加させることができる。
なお、駆動マグネット174aの軸方向長さを減少させることができるため、製造費用を節減させることができる。
さらに、マグネット設置案内部材290のヨーク部296によって磁束密度の漏れを低減させることで、駆動トルクをさらに増加させることができる。
以下では、図面を参照して本発明の一実施形態による記録ディスク駆動装置について説明する。
図5は本発明の一実施形態による記録ディスク駆動装置を示した概略断面図である。
図5を参照すると、本発明の一実施形態による記録ディスク駆動装置300は、ハードディスク駆動装置であり、スピンドルモータ320と、ヘッド移送部340と、ハウジング360と、を含む。
上記スピンドルモータ320は、上記した本発明の一実施形態によるスピンドルモータ100及び本発明の他の実施形態によるスピンドルモータ200のうち何れか一つであることができ、スピンドルモータ320には記録ディスクDが搭載される。
上記ヘッド移送部340は、上記スピンドルモータ320に搭載された記録ディスクDの情報を検出するヘッド342を、検出しようとする記録ディスクDの面に移送させる。上記ヘッド342は、上記ヘッド移送部340の支持部344上に配置される。
上記ハウジング360は、上記スピンドルモータ320及びヘッド移送部340を収容する内部空間を形成するために、ベース部材322と、上記ベース部材322の上部を遮蔽するトップカバー362と、を含むことができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有するものには明らかである。
100、200、320 スピンドルモータ
110 ステータ
120 ベース部材
130 下部スラスト部材
140 シャフト
150 ロータ
155 回転部材
160 スリーブ
170 ロータハブ
180 キャップ部材
190、290 マグネット設置案内部材
300 記録ディスク駆動装置
340 ヘッド移送部
360 ハウジング

Claims (10)

  1. ステータコアが外周面に設置されて設置部が備えられるベース部材と、
    前記設置部に挿入されて設置されるスラスト部材と、
    軸方向一方側が前記スラスト部材に固定設置され、軸方向他方側にフランジ部が形成されるシャフトと、
    前記シャフト及び前記スラスト部材とともに軸受間隙を形成するスリーブ、及び前記スリーブから延長形成されるロータハブを備える回転部材と、
    前記ロータハブの内部面に設置されて前記ステータコアの軸方向中心及び駆動マグネットの軸方向中心が一致するように前記駆動マグネットの設置位置を案内するマグネット設置案内部材と、を含み、
    前記マグネット設置案内部材は、前記ロータハブに形成されるクランプ孔の一側を閉鎖する、スピンドルモータ。
  2. 前記マグネット設置案内部材は、前記クランプ孔を閉鎖するように前記ロータハブの底面に接合されるシール部と、前記シール部から延長形成されて前記駆動マグネットの設置位置を案内する案内部と、を備える、請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 前記案内部には、前記駆動マグネットの軸方向他方側の面と、前記ロータハブの内部面を支持するように折り曲げられて形成される第1及び第2支持面と、が備えられる、請求項2に記載のスピンドルモータ。
  4. 前記シール部は、環状を有するプレート状に形成される、請求項2または3に記載のスピンドルモータ。
  5. 前記マグネット設置案内部材は、前記クランプ孔を閉鎖するように前記ロータハブの底面に接合されるシール部と、前記シール部から延長形成され、前記駆動マグネットの軸方向他方側の面に接合される案内部と、前記案内部から軸方向一方側に延長形成され、外周面が前記ロータハブの内周面に接合されるヨーク部と、を備える、請求項1から4の何れか一項に記載のスピンドルモータ。
  6. 前記マグネット設置案内部材は、磁性体材質からなる、請求項5に記載のスピンドルモータ。
  7. 前記マグネット設置案内部材は、焼成加工によって成形される、請求項1から6の何れか一項に記載のスピンドルモータ。
  8. 前記ロータハブには、前記フランジ部の外周面とともにラビリンスシールを形成するための延長壁部が備えられる、請求項1から7の何れか一項に記載のスピンドルモータ。
  9. 前記延長壁部に固定設置されて潤滑流体の漏れを防止するためのキャップ部材をさらに含む、請求項8に記載のスピンドルモータ。
  10. 記録ディスクを回転させる請求項1から9の何れか一項に記載のスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータに搭載された記録ディスクの情報を検出するヘッドを前記記録ディスクに移送するヘッド移送部と、
    前記スピンドルモータ及びヘッド移送部を収容するハウジングと、を含む、記録ディスク駆動装置。
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