JP2007003817A - 光導波路構造体、光モジュールおよびレンズアレイ - Google Patents

光導波路構造体、光モジュールおよびレンズアレイ Download PDF

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Abstract

【課題】 光導波路構造体と光素子との間隔を一定範囲内に保つ。
【解決手段】 基板4上に設けた位置決めプレート5に面型発光素子2aと面型受光素子2bを配置する際、位置決めプレート5との間に弾性体層6a,6bを設け、光導波路構造体40の第1の突起41a,41bを位置決めプレート5の孔5a,5bに嵌合して固定する際には、光導波路構造体40に所定の寸法で形成された第2の突起441,443,444,445を面型発光素子2aと面型受光素子2bに突き当てる。これにより、レンズ431〜438と面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとの間隔が第2の突起441,443,444,445の寸法に応じた一定範囲内に制御される。また、突き当てによって生じる応力は、弾性体層6a,6bによって分散され、面型発光素子2aと面型受光素子2bの破損が防止される。
【選択図】 図1

Description

本発明は光導波路構造体、光モジュールおよびレンズアレイに関し、特に、面発光型レーザ等の光素子と光ファイバ等の光伝送媒体との光結合に用いられる光導波路構造体、そのような光導波路構造体を用いた光モジュール、およびレンズがアレイ状に配置されたレンズアレイに関する。
面発光型レーザは、端面発光型レーザに比べてアレイ配置する場合に高集積化が可能であり、基板への実装性が優れている。現在、面発光型レーザをはじめとする各種面型光素子は、大容量伝送が必要な光通信や高集積化が必要な光情報処理のキー部品となってきている。
例えば、小型光トランシーバでは、内蔵される基板上に面発光型レーザがアレイ状に実装される。そして、そのような面発光型レーザから出射されたレーザ光は、その基板に対して平行にアレイ状に配置された光ファイバに受光される。この場合、モジュール内で光の進行方向を90°曲げる必要があるが、これを可能にする光学系としては、従来、光の伝播経路内にミラーを傾けて配置し、面発光型レーザから出射されたレーザ光の進行方向をそのミラーで曲げ、そのレーザ光を光ファイバに光結合させるようにしたもの等が提案されている。ただし、このような目的で使用されるミラーは、高平坦度や低面粗度が要求されるため、その作製は必ずしも容易でない。
従来は、このようなミラーに代え、断面が円弧状に湾曲した曲面に光の伝播経路(光導波路)を形成した光導波路構造体を用い、略直角に配置された面型光素子と光ファイバとの光結合を行えるようにした提案もなされている(特許文献1参照)。この提案では、そのような光導波路構造体を用いることにより、ミラーの作製およびミラーを含む光軸合わせを不要とし、光モジュールの組み立ての容易化が図られている。
ところで、光モジュールの製造においては、それを構成する要素、例えば光素子や光ファイバあるいはそれらの間に設けられる光導波路構造体等を組み立てる上で、それらの位置合わせが、高い光結合効率を得るために非常に重要になってくる。
なお、従来、光モジュール組み立て時の位置合わせに関しては、例えば、部分的に光導波路が形成された基板上に端面受光型の光素子を搭載する際に、光導波路コアと光素子活性層の光軸の高さを調整するため、光素子と基板の間に絶縁層を形成して光素子活性層の基板からの高さ制御を行う提案がなされている(特許文献2参照)。また、端面発光型素子と光ファイバの間にシリコーン樹脂等を用いて形成されたテーパ型光導波路を挟み、かつ、各部品に接続ガイドを設ける等してそれらを突き合わせて接続し、温度変化に伴う各部品の相対的な位置の変化や接続部の形状変化を抑えて光の損失低減を図った提案もなされている(特許文献3参照)。
特開2005−115346号公報 特開2001−108871号公報 特許第3059171号公報
光モジュールを組み立てる上での位置合わせには、上記のようなもののほかにも、光素子からの出射光あるいは光素子への入射光をレンズで集光する構成とした場合には、光素子とレンズとの間隔をレンズの焦点距離近傍に制御する必要がある。
その制御方法のひとつとしては、例えば、面型光素子を基板上にアレイ状に配置し、さらに、アレイ状にレンズを設けた光導波路構造体を用いて、この光導波路構造体にあらかじめ突起構造を形成しておき、その突起を面型光素子が実装されている基板に突き当てて、面型光素子とレンズとの間隔をその突起の長さに応じた間隔に制御するといった方法が考えられる。あるいは、そのような光導波路構造体と基板との間にスペーサを設け、面型光素子とレンズとの間隔をそのスペーサの厚みに応じた間隔に制御するといった方法も考えられる。
しかし、これらの方法を用いたとしても、基板自体に反りが発生していたり、あるいは基板と光素子の間に設けられることのあるヒートシンクや接着剤層の厚さにばらつきが発生したりしていると、光素子とレンズとの間隔を精度良く制御することが難しいという問題があった。
また、このように光素子とレンズとの間隔を制御する場合のほか、光導波路構造体を用いる場合で例えばレンズを介さずに光導波路構造体と光素子との間で直接光のやり取りを行う光モジュールの光導波路構造体の光導波路端面と光素子との間隔を制御しようとする場合にも、同様の問題が生じ得る。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、光素子との間隔を精度良く容易に一定範囲内に保つことのできる光導波路構造体を提供することを目的とする。
また、本発明は、光導波路構造体と光素子との間隔が精度良く一定範囲内に保たれた光モジュールを提供することを目的とする。
また、本発明は、光素子との間隔を精度良く容易に一定範囲内に保つことのできるレンズアレイを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、光を伝播する光導波路を備える光導波路構造体において、前記光導波路端面が光素子と対向するように配置する際に前記光素子との間隔が一定範囲内になるよう、前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とする光導波路構造体が提供される。
このような光導波路構造体によれば、その光導波路端面が光素子と対向するように配置する際、突起構造を光素子に当接させ、その光素子との間隔が一定範囲内になるようにしたので、例えば、光素子から出射された光は効率的に光導波路へと導かれ、また、光導波路を伝播する光は効率的に光素子へと導かれるようになる。
また、本発明では、基板に実装された光素子と、前記光素子に入射する光または前記光素子から出射された光を伝播する光導波路を備える光導波路構造体と、を有する光モジュールにおいて、前記光導波路構造体は、前記光素子との間隔が一定範囲内になるように前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とする光モジュールが提供される。
このような光モジュールによれば、光導波路構造体を、その光導波路端面が光素子と対向するように配置する際に突起構造を光素子に当接させて光素子との間隔が一定範囲内になるようにしたので、光導波路構造体と光素子との間で効率的に光のやり取りが行えるようになる。
また、本発明では、アレイ状に配置されたレンズを備えるレンズアレイにおいて、前記レンズが光素子と対向するように配置する際に前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるよう、前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とするレンズアレイが提供される。
このようなレンズアレイによれば、そのレンズが光素子と対向するように配置する際、突起構造を光素子に当接させ、その光素子との間隔が一定範囲内になるようにしたので、例えば、光素子から出射された光は効率的にレンズへと導かれ、また、レンズから出射された光は効率的に光素子へと導かれるようになる。
本発明では、光導波路構造体に、その光導波路端面が光素子と対向するように配置する際に光素子との間隔が一定範囲内になるよう、光素子に当接させる突起構造を設けるようにした。これにより、例えば光素子が実装される基板に反りが生じていたような場合であっても、光導波路構造体と光素子との間隔を確実に一定範囲内に保つことが可能になるため、光導波路構造体と光素子との間で効率的に光のやり取りを行うことができる。
また、このような突起構造を設けることにより、小型光トランシーバをはじめとする各種光モジュールの製造が格段に容易になり、歩留まりの向上およびコストダウンを図ることができる。
さらに、光素子の光導波路構造体に設けた突起構造が当接する側と反対側に弾性体層を設けるようにすれば、突起構造が光素子に当接したときに生じる応力を分散させることができ、光素子の破損を確実に防ぐことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、伝播する光の進行方向を略直角に曲げることのできるレンズ付き光導波路構造体を用いた光モジュールを例に、図面を参照して詳細に説明する。
図1は光モジュールの正面概略図、図2は光モジュールの左側面概略図である。また、図3は光導波路構造体の底面概略図である。
図1および図2に示す光モジュール1は、例えば4チャンネル(ch)のアレイ状の面型発光素子2aと面型受光素子2bをそれぞれ1個ずつ有している。そして、この光モジュール1は、面型発光素子2aから出射された光をコネクタ3を介して接続された光ファイバ30へと導き、また、光ファイバ30を伝播してきた光を面型受光素子2bへと導く光導波路構造体40を有しており、送受信モジュールとして機能するようになっている。
この光モジュール1の基板4上に設けられた水平方向の位置決めプレート5には、弾性体層6a,6b、ヒートシンク7a,7b、導電性接着剤層8a,8bが順に積層され、その上に面型発光素子2a、面型受光素子2bがそれぞれ配置されている。
なお、基板4には、FR−4プリント基板等を用いることができる。弾性体層6a,6bには、シリコーン樹脂等の弾性率の小さな柔らかい弾性体が用いられる。ヒートシンク7a,7bには、全面を金(Au)等でメタライズした銅(Cu)−タングステン(W)合金板等が用いられる。導電性接着剤層8a,8bには、エポキシ樹脂系の銀(Ag)ペースト等が用いられる。
光導波路構造体40は、図1から図3に示すように、その底部に第1の突起41a,41bを有し、この第1の突起41a,41bが位置決めプレート5に設けられた孔5a,5bに嵌合されて、水平方向(基板4の平面方向)の位置合わせが行われた状態で基板4側に固定されるようになっている。
この光導波路構造体40は、図2に示したように、これを基板4上の位置決めプレート5に固定したときの基板4面の垂直方向の切断面が円弧状に湾曲した曲面を有し、その凸面側に、アレイ状に形成された8本の光導波路421,422,423,424,425,426,427,428を有している。各光導波路421,422,423,424,425,426,427,428は、光導波路構造体40内での光の伝播経路となり、所定の屈折率を有するコア部をそれよりも低い屈折率を有するクラッド部で挟んで構成される。
例えば、光導波路構造体40は、基板4面に対する垂直方向の切断面が円弧状に湾曲した曲面となる第1のクラッド部の凸面側にその曲面の湾曲方向に延びる溝を形成して、その溝に第1のクラッド部に比べて高い屈折率を有するコア部を形成し、これら第1のクラッド部とコア部を覆うように第2のクラッド部を形成することによって実現される。
また、光導波路421,422,423,424の面型発光素子2a側の端面近傍、および光導波路425,426,427,428の面型受光素子2b側の端面近傍にはそれぞれ、レンズ431,432,433,434、およびレンズ435,436,437,438が形成されている。光導波路構造体40を基板4側に固定したときには、レンズ431,432,433,434は面型発光素子2aの上方に配置され、レンズ435,436,437,438は面型受光素子2bの上方に配置されるようになっている。また、各光導波路421,422,423,424,425,426,427,428の光ファイバ30側の端面は、基板4面に対して略平行方向に向くように構成されている。
このような構成の光導波路構造体40を用いることにより、ミラーを用いることなく、面型発光素子2aから出射された光をその進行方向を90°曲げて光ファイバ30へと導き、光ファイバ30を伝播してきた光をその進行方向を90°曲げて面型受光素子2bへと導くことができるようになっている。
さらに、この光導波路構造体40には、図1から図3に示したように、これを基板4側に固定した際、先端面が面型発光素子2aおよび面型受光素子2bに突き当たる第2の突起441,442,443,444,445,446が設けられている。これら6つの第2の突起441,442,443,444,445,446は、図3に示したように、レンズ431,432,433,434,435,436,437,438の形成領域を除く領域に形成されている。
図4は光導波路構造体のレンズ付近の拡大図であって、(A)は側面図、(B)は底面図である。
例えばその先端面が面型発光素子2aに突き当たる第2の突起441,442,443は、図4に示すように、レンズ431,432,433,434の近傍の領域に形成され、光導波路構造体40を基板4側に固定したときにはその先端面が面型発光素子2aに突き当たる長さであってレンズ431,432,433,434の焦点距離を考慮した長さ(基準面Sからの高さ)で形成される。
図5は光導波路構造体のレンズ付近の位置関係を示す図である。
例えば面型発光素子2aを例にとると、光モジュール1においては、前述のように、位置決めプレート5上に弾性体層6a、ヒートシンク7a、導電性接着剤層8aが順に積層形成され、その上に4chの面型発光素子2aが配置されている。
面型発光素子2aは、各chに相当する部分に光の出射口となる発光部211,212,213,214および電極221,222,223,224を有し、各電極221,222,223,224にはそれぞれ配線231,232,233,234がワイヤボンディング等で接続されている。
光導波路構造体40のレンズ431,432,433,434は、それぞれ発光部211,212,213,214の直上に配置されるように形成されている。また、第2の突起441,442,443は、発光部211,212,213,214のほか、電極221,222,223,224や配線231,232,233,234が存在する領域を避けつつ面型発光素子2aに突き当たる位置に配置されるよう、所定の寸法(直径、基準面Sからの高さ)および形状(ここでは円柱形状)で、形成されている。
この光導波路構造体40では、第2の突起441,442,443が面型発光素子2aに突き当てられ、さらに、面型発光素子2aの下に設けられた弾性体層6aの弾性力によって、発光部211,212,213,214とレンズ431,432,433,434の間隔が第2の突起441,442,443の長さに応じた長さに保たれるようになっている。
また、第2の突起441,442,443が面型発光素子2aに突き当てられることによって第2の突起441,442,443と面型発光素子2aの間に発生する応力は、弾性体層6aによって分散され、それによって面型発光素子2aの破損が防止されるようになっている。なお、特に弾性体層6aを設けることなく第2の突起441,442,443によって発光部211,212,213,214とレンズ431,432,433,434の間隔を一定範囲内に保つことも可能ではあるが、それに起因した破損を防止するためには、このように弾性体層6aを設けることが望ましい。
このように、光導波路構造体40は、面型発光素子2aからの発光を妨げることなく、発光部211,212,213,214とレンズ431,432,433,434の間隔を一定範囲内に保ち、面型発光素子2aから出射された光を高効率でレンズ431,432,433,434に集光させることが可能になっている。
なお、上記図4および図5では、面型発光素子2a側を例にして説明したが、面型受光素子2b側についても同様のことが言える。すなわち、光導波路構造体40の面型受光素子2b側の第2の突起444,445,446は、レンズ435,436,437,438の近傍領域に形成され、面型受光素子2bの受光部や電極および電極配線を避けつつ面型受光素子2bに突き当たる位置に配置されるような寸法(直径、基準面Sからの高さ)および形状(ここでは円柱形状)で形成されている。このような光導波路構造体40により、面型受光素子2bへの光の入射を妨げることなく、面型受光素子2bの受光部とレンズ435,436,437,438の間隔を一定範囲内に保ち、光ファイバ30からの光をレンズ435,436,437,438を介して高効率で面型受光素子2bに入射させることが可能になる。
続いて、上記構成を有する光モジュール1の形成方法を、具体例を挙げて説明する。
まず、基板4として厚さ約1.6mmのFR−4プリント基板上に、直径約1mmの孔5a,5bを有する位置決めプレート5を、接着剤によって接着する。接着剤にはエポキシ樹脂系のものを用い、それを窒素(N)雰囲気中、温度約100℃、時間約40分間の硬化条件で加熱硬化させ、基板4上に位置決めプレート5を接着固定する。
次いで、位置決めプレート5上の所定位置に弾性体層6a,6bを形成する。例えば、二液加熱硬化型エポキシ樹脂を、面型発光素子2aと面型受光素子2bが実装されることとなる2箇所の領域それぞれに自動ディスペンサで約0.15μL滴下し、N雰囲気中、温度約100℃、時間約1時間の硬化条件で加熱硬化させる。これにより、硬化後の位置決めプレート5上には、それぞれ縦約0.5mm、横約1.5mm、厚さ約0.2mmのサイズの弾性体層6a,6bが形成される。
次いで、弾性体層6a,6b上にそれぞれ、全面がAuでメタライズされた縦約0.4mm、横約1.4mm、高さ約0.4mmのサイズのCu−W合金製のヒートシンク7a,7bをダイボンダで実装する。ヒートシンク7a,7bの接着には弾性体層6a,6bと同じ材質の接着剤(樹脂)を用い、それを弾性体層6a,6bを形成したときと同じ条件で硬化させ、弾性体層6a,6b上にそれぞれヒートシンク7a,7bを接着する。
次いで、ヒートシンク7a,7b上にそれぞれ、導電性接着剤層8a,8bとしてエポキシ樹脂系Agペーストを用い、250μmピッチで並んだ4chの面型発光素子2aおよび面型受光素子2bを実装する。その際は、ヒートシンク7a,7b上にAgペーストをディスペンサで塗布した後、そこに面型発光素子2a、面型受光素子2bをそれぞれ配置して、クリーンオーブンを用い、N雰囲気中、温度約150℃、時間約5分間の硬化条件で加熱硬化させる。なお、加熱硬化は、基板4を加熱可能なダイボンダを用い、大気中でパルスヒート加熱によって行うようにしても構わない。
次いで、光導波路構造体40をその第1の突起41a,41bを孔5a,5bに嵌合して位置決めプレート5に接着固定する。
ここで、光導波路構造体40は、例えば次のようにして形成される。まず、所定の射出成形用金型に透明なクラッド材料、例えばポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂を充填して射出成形を行い、湾曲した曲面を有する第1のクラッド部を形成する。この第1のクラッド部には、コア部が形成される湾曲方向の8本の溝、レンズ431,432,433,434,435,436,437,438、第1の突起41a,41b、および第2の突起441,442,443,444,445,446が形成される。また、その内部は空洞になっており、軽量化および低コスト化が図られていると共に、その空間内に面型発光素子2aおよび面型受光素子2bが収められるようになっている。このような第1のクラッド部の凸面にディスペンサを用いて適量の液状コア材料、例えばエポキシ系樹脂やアクリル系樹脂等の液状紫外線硬化樹脂を滴下し、さらにこの凸面に第2のクラッド部として第1のクラッド部と屈折率が等しいクラッド材料からなるフィルムを貼り付ける。そして、上から一定の圧力で押さえ付け、その状態で紫外線を照射して液状コア材料を硬化させてコア部を形成し、光導波路421,422,423,424,425,426,427,428を形成する。これにより、光導波路構造体40が形成される。
このようにして形成される光導波路構造体40をその第1の突起41a,41bを孔5a,5bに嵌合して位置決めプレート5に接着固定する際は、嵌合時の加重をモニタし、1g以上の加重をかけた状態で光導波路構造体40と位置決めプレート5を紫外線硬化型樹脂で接着する。これにより、光導波路構造体40は、その第2の突起441,442,443が面型発光素子2aの3点に突き当てられ、第2の突起444,445,446が面型受光素子2bの3点に突き当てられて、位置決めプレート5および基板4に固定される。
ここで一例として、250μmピッチで並んだ4chの面型発光素子と4chの曲率半径130μmのレンズアレイとの間で光結合させ、集光されたレーザ光を光導波路に入射させる場合を想定する。その場合、光導波路に結合する最大光強度に対して−0.5dBの光出力を得るためには、面型発光素子とレンズアレイとの理想的な間隔280μmに対し、その間隔を±20μmの範囲に制御する必要がある。
光導波路構造体40は、ここではその第2の突起441,442,443,444,445,446を直径が約0.2mmで、基準面S(図4参照)からの高さが約0.33mmの円柱形状に構成した。さらに、ここでは、アレイ状に形成された曲率半径130μmのレンズ431,432,433,434が面型発光素子2aの上方に、また、アレイ状に形成された曲率半径130μmのレンズ435,436,437,438が面型受光素子2bの上方に、それぞれ配置されるように構成した。
このような構成を有する光導波路構造体40を上記の手順で位置決めプレート5および基板4に固定したところ、面型発光素子2aの各chの発光部211,212,213,214とレンズ431,432,433,434との間隔の理想値からのズレ、および面型受光素子2bの各chの受光部とレンズ435,436,437,438との間隔の理想値からのズレを、第2の突起441,442,443,444,445,446の寸法公差範囲内であって±20μmの範囲に制御することができた。
以上のような方法を用いて形成される光モジュール1について、弾性体層6a,6bの材料としてスリーボンド社製1230Hを使用し、熱サイクル試験を行った。熱サイクル試験は、−40℃〜+85℃の昇降温サイクルを−40℃での1時間保持と+85℃での1時間保持を行いながら100回繰り返すことにより行った。この熱サイクル試験の前後での弾性体層6a,6bの針入度を同一条件で測定したところ、熱サイクル試験前後の針入度変化は5%程度であった。
したがって、光モジュール1の長期使用によってゲル状の弾性体層6a,6bの劣化による体積収縮が発生したとしても、その厚みの変化は、弾性体層6a,6bの厚さが0.2mmのときに10μm程度であり、面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとレンズ431,432,433,434,435,436,437,438との間隔制御にほとんど影響を及ぼすことはない。
なお、弾性体層6a,6bに比較的経時劣化が大きい弾性体を用いるような場合には、第2の突起441,442,443,444,445,446とヒートシンク7a,7bの間を接着剤等を用いて固定するようにしてもよい。
図6は第2の突起とヒートシンクとの間を固定する場合の説明図である。なお、図6では、図5に示した要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明の詳細は省略する。
例えば面型発光素子2aの側を例にとると、まず、図6において、面型発光素子2a、レンズ431,432,433,434、第2の突起441,442,443の位置関係は、上記図5に示したものと同じとする。そして、この図6においては、面型発光素子2aに突き当てられている第2の突起441,442と面型発光素子2aの下層に設けられているヒートシンク7aとが接着剤50aによって接続され、同様に第2の突起443とヒートシンク7aとが接着剤50bによって接続されている。接着剤50a,50bには、例えば紫外線硬化型接着剤を用いることができる。
図7は第2の突起とヒートシンクとの間を接着剤で固定した場合の光モジュールの正面図である。なお、図7では、図1に示した要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明の詳細は省略する。
図7に示す光モジュール1aにおいては、上記図6に示したような接着剤50a,50bによる固定を、面型受光素子2bの側についても行い、第2の突起444とヒートシンク7bとを接着剤51aによって接続し、第2の突起445,446(図7には第2の突起445のみを図示)とヒートシンク7bとを接着剤51bによって接続する。
このように第2の突起441,442,443,444,445,446とヒートシンク7a,7bとの間を接着剤50a,50b,51a,51bによって接続して固定することにより、たとえ弾性体層6a,6bが比較的劣化しやすい材質で構成されていた場合でも、レンズ431,432,433,434と面型発光素子2aとの間隔およびレンズ435,436,437,438と面型受光素子2bとの間隔を共に一定範囲内にすることができる。そのため、長期にわたって使用しても、面型発光素子2aから出射された光を高効率でレンズ431,432,433,434に集光して光導波路421,422,423,424に導くことができ、また、光導波路425,426,427,428を伝播する光をレンズ435,436,437,438を介して高効率で面型受光素子2bに入射させることができるようになる。
なお、このような接着剤50a,50b,51a,51bを用いた固定方法は、弾性体層6a,6bに比較的経時劣化が大きい弾性体が用いられている場合のほか、弾性体層6a,6bに経時劣化の心配がほとんどない弾性体が用いられているような場合にも、同様に適用可能である。
以上説明したように、上記光モジュール1,1aは、基板4とそれに実装される面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとの間にそれぞれ弾性体層6a,6bを設けると共に、レンズ431,432,433,434,435,436,437,438を備えた光導波路構造体40に水平方向の位置決め用の第1の突起41a,41bに加えて面型発光素子2aおよび面型受光素子2bに突き当てられる第2の突起441,442,443,444,445,446を設けるようにした。
これにより、レンズ431,432,433,434,435,436,437,438と面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとの間隔を一定範囲内に保つことが可能になるため、光導波路構造体40と面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとの間で光を高効率でやり取りすることが可能になる。また、突き当てによって面型発光素子2aおよび面型受光素子2bに生じる応力を下層に設けた弾性体層6a,6bによって分散させ、過剰な応力による面型発光素子2aおよび面型受光素子2bの破損を防止することが可能になる。
図8は第2の突起を設けない場合の光モジュールの正面概略図、図9は第2の突起を設けない場合の光モジュールの左側面概略図である。ただし、図8および図9においては、図1および図2に示した要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明の詳細は省略する。
上記図1および図2に示したような第2の突起441,442,443,444,445,446を設けないこととした場合、図8および図9に示すように、光モジュール100は、例えば、基板4上に設けられた位置決めプレート5の上にエポキシ樹脂系接着剤層101a,101b、ヒートシンク7a,7b、導電性接着剤層8a,8bが順に積層形成され、その上に面型発光素子2aおよび面型受光素子2bがそれぞれ配置される。そして、位置決めプレート5に設けられた孔5a,5bに、第2の突起を有しない光導波路構造体110の水平方向の位置決め用の第1の突起41a,41bが嵌合され、光導波路構造体110が基板4側に接着固定される。
このような構成の光モジュール100では、面型発光素子2aおよび面型受光素子2bの高さ方向の位置が、位置決めプレート5の上面が基準面S´となり、エポキシ樹脂系接着剤層101a,101b、ヒートシンク7a,7b、導電性接着剤層8a,8b、面型発光素子2aおよび面型受光素子2bの厚み公差と共に、位置決めプレート5や基板4の反り量によって変動する。したがって、そのような厚み公差や反り量が、光導波路構造体110のレンズ431,432,433,434,435,436,437,438と面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとの間隔のズレ量となって現れ、精密な間隔制御が難しい場合があった。
それに対し、上記光モジュール1,1aは、上記図1から図7に示したように、弾性体層6a,6bと共に、光導波路構造体40に第2の突起441,442,443,444,445,446を設けるようにしたため、レンズ431,432,433,434,435,436,437,438と面型発光素子2aおよび面型受光素子2bとの間隔を一定範囲内に保ち、また、突き当て時の応力を分散させて面型発光素子2aおよび面型受光素子2bの破損を防止することができる。
なお、以上の説明では、一方の面型発光素子2aに円柱形状の3個の第2の突起441,442,443を突き当て、もう一方の面型受光素子2bに同じく円柱形状の別の3個の第2の突起444,445,446を突き当てるようにしたが、突起の形状、個数、形成位置等は、実装される面型光素子の形態に応じて任意に変更可能である。
また、以上の説明では、光導波路構造体40に8本の光導波路421,422,423,424,425,426,427,428を設けると共に、8個のレンズ431,432,433,434,435,436,437,438を設ける構成としたが、光導波路の数やレンズの数についても、実装される面型光素子の形態に応じて任意に変更可能である。
また、この光導波路構造体40には、面型発光素子2aや面型受光素子2bの側にレンズ431,432,433,434,435,436,437,438を設ける構成としたが、コネクタ3が接続される側にもレンズを設けるようにしてもよい。あるいは、いずれの側にもレンズを設けないような構成とすることも可能であり、上記のような突起構造を形成することにより、光導波路構造体と面型光素子との間隔を一定範囲内に保つことは可能である。このほか、光導波路構造体40には、テーパ構造の光導波路を形成したり、スラブ型の光導波路を形成したりすることも可能である。
また、上記の例では基板4にFR−4プリント基板を用いたが、基板4には他の種類のガラスエポキシ系基板、セラミック基板、ガラス基板、シリコン基板等を用いてもよい。また、弾性体層6a,6bに用いる材料は、上記のシリコーン樹脂に限らず、弾性率、生産性、品質等を考慮して任意に選択することができる。また、上記の例においては種々の接着剤を用いているが、光モジュール1,1aの機能や性能を損なわない限り、その種類は特に限定されない。
また、上記の例では、光モジュール1,1aを送受信モジュールとして構成した場合を例にして述べたが、面型光素子として面型発光素子のみを実装して送信モジュールとしたり、面型受光素子のみを実装して受信モジュールとしたりすることも可能である。それらの場合においても、上記光導波路構造体40と同様の構成の光導波路構造体を用い、同等の効果を得ることが可能である。
また、面型光素子の個数は2個に限定されるものではなく、その個数に応じて光導波路構造体40の構成(光導波路の数やレンズの数等)も任意に変更可能である。
なお、以上の説明では、伝播する光の進行方向をほぼ90°曲げることのできるレンズ431,432,433,434,435,436,437,438の付いた光導波路構造体40を用いた場合を例にして述べた。このほかにも、他の構成の光導波路構造体、例えば光の進行方向を90°曲げるようなものでない光導波路構造体であっても、面型光素子側に弾性体層を設けて光導波路構造体側に面型光素子の突き当て用の突起構造を設けた構成とすることにより、上記同等の効果を得ることが可能である。また、このような光導波路構造体のほか、面型光素子側に弾性体層を設けてレンズアレイの一部に同様に面型光素子の突き当て用の突起構造を設けた構成とすることによっても、上記同等の効果を得ることが可能である。
また、以上の説明では、光モジュールに面型光素子を用いるようにしたが、その他種々の形態の光素子を用いた光モジュールに対しても同様に適用可能である。
(付記1) 光を伝播する光導波路を備える光導波路構造体において、
前記光導波路端面が光素子と対向するように配置する際に前記光素子との間隔が一定範囲内になるよう、前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とする光導波路構造体。
(付記2) 前記光素子との対向位置に一体化されたレンズを有し、前記突起構造は、前記光素子に当接して前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるように構成されることを特徴とする付記1記載の光導波路構造体。
(付記3) 前記突起構造は、前記光導波路と前記光素子との間を伝播する光の伝播経路外に形成されていることを特徴とする付記1記載の光導波路構造体。
(付記4) 前記光導波路は、断面円弧状に湾曲した曲面の凸面側に前記曲面の湾曲方向に延びる構造を有することを特徴とする付記1記載の光導波路構造体。
(付記5) 前記光導波路は、断面円弧状に湾曲した曲面の凸面側に前記曲面の湾曲方向に延びる溝を有する第1のクラッド部と、前記溝を埋め入射した光が伝播されるコア部と、前記コア部を覆って前記曲面の凸面側に形成された第2のクラッド部とによって構成されることを特徴とする付記1記載の光導波路構造体。
(付記6) 基板に実装された光素子と、前記光素子に入射する光または前記光素子から出射された光を伝播する光導波路を備える光導波路構造体と、を有する光モジュールにおいて、
前記光導波路構造体は、前記光素子との間隔が一定範囲内になるように前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とする光モジュール。
(付記7) 前記光導波路構造体は、前記光素子との対向位置に一体化されたレンズを有し、前記突起構造は、前記光素子に当接して前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるように構成されることを特徴とする付記6記載の光モジュール。
(付記8) 前記突起構造は、前記光導波路と前記光素子との間を伝播する光の伝播経路外に形成されていることを特徴とする付記6記載の光モジュール。
(付記9) 前記基板と前記光素子との間に、前記突起構造が前記光素子に当接したときに生じる応力を分散させる弾性体層を有することを特徴とする付記6記載の光モジュール。
(付記10) 前記光導波路構造体は、断面円弧状に湾曲した曲面の凸面側に前記曲面の湾曲方向に延びる溝を有する第1のクラッド部と、前記溝を埋め入射した光が伝播されるコア部と、前記コア部を覆って前記曲面の凸面側に形成された第2のクラッド部と、を有することを特徴とする付記6記載の光モジュール。
(付記11) 前記光素子は、面型発光素子または面型受光素子であることを特徴とする付記6記載の光モジュール。
(付記12) アレイ状に配置されたレンズを備えるレンズアレイにおいて、
前記レンズが光素子と対向するように配置する際に前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるよう、前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とするレンズアレイ。
(付記13) 前記突起構造は、前記レンズの領域外に形成されていることを特徴とする付記12記載のレンズアレイ。
光モジュールの正面概略図である。 光モジュールの左側面概略図である。 光導波路構造体の底面概略図である。 光導波路構造体のレンズ付近の拡大図であって、(A)は側面図、(B)は底面図である。 光導波路構造体のレンズ付近の位置関係を示す図である。 第2の突起とヒートシンクとの間を固定する場合の説明図である。 第2の突起とヒートシンクとの間を接着剤で固定した場合の光モジュールの正面図である。 第2の突起を設けない場合の光モジュールの正面概略図である。 第2の突起を設けない場合の光モジュールの左側面概略図である。
符号の説明
1,1a,100 光モジュール
2a 面型発光素子
2b 面型受光素子
3 コネクタ
4 基板
5 位置決めプレート
5a,5b 孔
6a,6b 弾性体層
7a,7b ヒートシンク
8a,8b 導電性接着剤層
30 光ファイバ
40,110 光導波路構造体
41a,41b 第1の突起
50a,50b,51a,51b 接着剤
101a,101b エポキシ樹脂系接着剤層
211,212,213,214 発光部
221,222,223,224 電極
231,232,233,234 配線
421,422,423,424,425,426,427,428 光導波路
431,432,433,434,435,436,437,438 レンズ
441,442,443,444,445,446 第2の突起
S,S´ 基準面

Claims (10)

  1. 光を伝播する光導波路を備える光導波路構造体において、
    前記光導波路端面が光素子と対向するように配置する際に前記光素子との間隔が一定範囲内になるよう、前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とする光導波路構造体。
  2. 前記光素子との対向位置に一体化されたレンズを有し、前記突起構造は、前記光素子に当接して前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるように構成されることを特徴とする請求項1記載の光導波路構造体。
  3. 前記光導波路は、断面円弧状に湾曲した曲面の凸面側に前記曲面の湾曲方向に延びる構造を有することを特徴とする請求項1記載の光導波路構造体。
  4. 前記光導波路は、断面円弧状に湾曲した曲面の凸面側に前記曲面の湾曲方向に延びる溝を有する第1のクラッド部と、前記溝を埋め入射した光が伝播されるコア部と、前記コア部を覆って前記曲面の凸面側に形成された第2のクラッド部とによって構成されることを特徴とする請求項1記載の光導波路構造体。
  5. 基板に実装された光素子と、前記光素子に入射する光または前記光素子から出射された光を伝播する光導波路を備える光導波路構造体と、を有する光モジュールにおいて、
    前記光導波路構造体は、前記光素子との間隔が一定範囲内になるように前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とする光モジュール。
  6. 前記光導波路構造体は、前記光素子との対向位置に一体化されたレンズを有し、前記突起構造は、前記光素子に当接して前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるように構成されることを特徴とする請求項5記載の光モジュール。
  7. 前記突起構造は、前記光導波路と前記光素子との間を伝播する光の伝播経路外に形成されていることを特徴とする請求項5記載の光モジュール。
  8. 前記基板と前記光素子との間に、前記突起構造が前記光素子に当接したときに生じる応力を分散させる弾性体層を有することを特徴とする請求項5記載の光モジュール。
  9. 前記光導波路構造体は、断面円弧状に湾曲した曲面の凸面側に前記曲面の湾曲方向に延びる溝を有する第1のクラッド部と、前記溝を埋め入射した光が伝播されるコア部と、前記コア部を覆って前記曲面の凸面側に形成された第2のクラッド部と、を有することを特徴とする請求項5記載の光モジュール。
  10. アレイ状に配置されたレンズを備えるレンズアレイにおいて、
    前記レンズが光素子と対向するように配置する際に前記レンズと前記光素子との間隔が一定範囲内になるよう、前記光素子に当接する突起構造を有することを特徴とするレンズアレイ。
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