JP2006521181A5 - - Google Patents

Claims (28)

1. 心臓の卵円孔開存を治療するためのカテーテルデバイスであって、
   近位端および遠位端を有する細長いカテーテル本体と、
   該カテーテル本体の遠位端またはその付近にあり、前記卵円孔開存に隣接する組織に当接して当該組織を支持する第１組織並置部材と、
   前記カテーテル本体の遠位端またはその付近にあり、前記卵円孔開存に隣接する組織に穿孔して当該組織を支持しつつ、前記第１組織並置部材に相対的に接近可能な第２組織並置部材と、
   遠位端またはその付近にあり、並置された前記組織にエネルギを印加して、実質的に卵円孔開存を閉鎖するためのエネルギ伝達部材とを含む、ことを特徴とするカテーテルデバイス。
2. 前記第１組織並置部材は、卵円孔開存に隣接する組織に心臓の右心房から接触する、請求項１に記載のカテーテルデバイス。
3. 前記第２組織並置部材は、卵円孔開存に隣接する組織に右心房から接触する、請求項２に記載のカテーテルデバイス。
4. 閉状態のときに第１および第２組織並置部材を対向可能とする開閉可能な挟持部を備え、前記第２組織並置部材が前記組織に穿刺された状態で前記挟持部が閉状態とされることによって、前記組織が並置される、請求項３に記載のカテーテルデバイス。
5. 第１並置部材が二次中隔組織を穿刺し、第２並置部材が一次中隔組織を穿刺する、請求項４に記載のカテーテルデバイス。
6. 卵円孔開存を通って前進するガイド部材をさらに含み、前記カテーテルデバイスが前記ガイド部材上に摺動可能に配置される、請求項１乃至５のいずれか一項に記載のカテーテルデバイス。
7. 前記ガイド部材が、長さの一部分に沿って分割されたガイドワイヤを備え、前記分割部分が拡張可能な形状記憶材料を含む、請求項６に記載のカテーテルデバイス。
8. 前記ガイド部材が卵円孔開存に隣接する組織の左心房表面に接触するための少なくとも一の先端を備える、請求項６に記載のカテーテルデバイス。
9. 少なくとも一の先端が左心房表面に適合可能である、請求項８に記載のカテーテルデバイス。
10. 前記ガイド部材が収縮可能であり、少なくとも一の先端を左心房表面に係合させる、請求項８に記載のカテーテルデバイス。
11. 前記ガイド部材が、少なくとも一のエネルギ伝達部材を備える、請求項６に記載のカテーテルデバイス。
12. 前記ガイド部材が、卵円孔開存内で拡張するための拡張可能部材を備え、前記拡張可能部材が少なくとも一の無線周波エネルギ伝達部材を備える、請求項１１に記載のカテーテルデバイス。
13. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、無線周波エネルギ、極低温エネルギ、抵抗による熱エネルギ、超音波エネルギ、マイクロ波エネルギおよびレーザエネルギの少なくとも１種類を伝達する、請求項１乃至１２のいずれか一項に記載のカテーテルデバイス。
14. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、少なくとも一の組織並置部材に対して移動可能である、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
15. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が少なくとも一の組織並置部材と結合する、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
16. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が少なくとも一の組織並置部材を備える、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
17. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、少なくとも一の単極無線周波伝達部材を備える、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
18. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、少なくとも２個の双極無線周波伝達部材を備える、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
19. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、
    拡張可能部材内に配置された少なくとも一の無線周波伝達部材であって、前記拡張可能部材が、流体を放出して組織と接触させるための少なくとも一の開口を含む伝達部材と、
    拡張可能部材内に配置され、無線周波伝達部材に対して露出される少なくとも１種類の導電性流体とを含む、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
20. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が少なくとも一の曲線状無線周波伝達部材を備える、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
21. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、少なくとも一のメッシュ材料および編組材料を含む、請求項１３に記載のカテーテルデバイス。
22. 少なくとも一のエネルギ伝達部材が、卵円孔開存を通って前進するためのガイド部材を備える、請求項１乃至５に記載のカテーテルデバイス。
23. 前記ガイド部材が、卵円孔開存内で拡張する少なくとも１つの膨張可能部分であって、卵円孔開存に隣接する組織を少なくとも部分的に互いに接合するための膨張可能部分を備える、請求項２２に記載のカテーテルデバイス。
24. 前記カテーテルデバイスに結合されて、少なくとも一のエネルギ伝達部材により組織に供給されるエネルギの量を感知するための少なくとも一のセンサをさらに含む、請求項１乃至２３のいずれか一項に記載のカテーテルデバイス。
25. 少なくとも一のセンサが、赤外感知デバイス、サーミスタおよび熱電対から成る群から選択される、請求項２４に記載のカテーテルデバイス。
26. 少なくとも一のセンサに結合され、感知したデータを処理して、供給エネルギの量が所望のエネルギ量に達した時点を決定するマイクロプロセッサをさらに含む、請求項２４に記載のカテーテルデバイス。
27. 前記カテーテルデバイスに結合されて、前記エネルギ伝達部材によるエネルギの伝達を感知および制御するためのマイクロプロセッサをさらに含む、請求項１乃至２６のいずれか一項に記載のカテーテルデバイス。
28. 心臓における卵円孔開存を治療するためのシステムであって、
    請求項１乃至２７のいずれか一項に記載のカテーテルデバイスと、
    卵円孔開存を治療する位置に前記カテーテルデバイスをガイドする少なくとも一のガイド部材とを備えるシステム。