JP2006519846A - 複素環式キナーゼインヒビター:使用および合成の方法 - Google Patents

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Abstract

キナーゼのインヒビター、このインヒビターを含む組成物、ならびにこのインヒビターおよびインヒビター組成物を使用する方法が記載される。インヒビターおよびこれらを含む組成物は、疾患または状態の症状を処置するのに有用である。本発明はまた、キナーゼインヒビター化合物を作製する方法、キナーゼ活性を阻害する方法、および疾患もしくは疾患の症状を処置するための方法を提供する。一つの実施形態において、このインヒビターは、治療用途(被験体における疾患または疾患症状の調節を含む)に有用な複素環式化合物である。

Description

(関連出願への相互参照)
本出願は、米国仮出願番号60/453,457(2003年3月10日出願)、米国仮出願番号60/460,910(2003年4月7日出願)、米国仮出願番号60/463,025(2003年4月15日出願)、および米国仮出願番号60/502,710(2003年9月12日出願)に対する優先権を主張し、これらの各々は、その全体が、本明細書中に参考として援用される。
(背景)
キナーゼは、リン酸基転移の触媒反応において機能する酵素の分類である。プロテインキナーゼは、シグナル伝達の事象に関与し、これが、細胞外メディエータおよび環境の変化に応答して、細胞の活性化、成長および分化を制御する。一般に、キナーゼは、いくつかの群に分けられる;セリン残基および/またはスレオニン残基を優先的にリン酸化する群(一般に、セイン/スレオニンキナーゼと呼ばれる)、およびチロシン残基を優先的にリン酸化する群(一般に、チロシンキナーゼと呼ばれる)[S.K.HanksおよびT.Hunter,FASEB J.,1995,9,576−596]。チロシンキナーゼは、EGFR(S.IwashitaおよびM.Kobayashi,Cellular Signaling,1992,4,123−132)および細胞質非レセプターキナーゼ(例えば、Lck、ZAP−70およびSykキナーゼ)(C.Chanら、AI.,Ann.Rev.Immun.,1994,12,555−592)のような膜貫通型成長因子レセプターが挙げられる。
不適切に高いプロテインキナーゼ活性は、異常な細胞機能から生じる多くの疾患において関与している。このことは、例えば、キナーゼの適切な制御機能の不全(例えば、酵素の変異、過剰発現または不適切な活性化に関連する);またはキナーゼの上流もしくは下流のシグナル伝達にも関与する、サイトカインもしくは増殖因子の過剰産生もしくは過小産生によって、直接的もしくは間接的のいずれかで生じ得る。これらの例の全てにおいて、キナーゼの選択的な阻害は、有益な効果を有し得る。
T細胞は、移植拒絶、自己免疫疾患および炎症性応答の惹起において重要な役割を果たし、従って、これらの徴候における医薬的介入に対する主な標的である。T細胞の活性化は、細胞の増殖および分化を生じる、複雑なプロセスである。成熟な末梢T細胞に対するT細胞レセプターの結合は、細胞増殖および複雑な機能の獲得をもたらす、複数の細胞内シグナル伝達を惹起する。これらの細胞内事象に結合するレセプターに結合する生化学的機構が調べられている(J.E.M.,Van LeeuwenおよびL.E.Samelson、Current Opin.Immun.1999,11,242−248)。SykおよびZAP−70を含むチロシンキナーゼのSykファミリーは、レセプターシグナル伝達の惹起および増幅において役割を果たす(D.H.Chuら、Immunol.Rev.1998,165,167−180)。ZAP−70は、T細胞およびNK細胞においてのみ発現される。Sykは、B細胞、脂肪細胞、好中球、マクロファージおよび血小板において見られ、そして、B細胞レセプターおよびFcレセプターのシグナル伝達に関与する。従って、ZAP−79およびSykのキナーゼインヒビターは、T細胞、NK細胞、B細胞、脂肪細胞、好中球、マクロファージおよび血小板の活性化および分化から生じる疾患を処置するために、強力な治療上の利益を有する。
(要旨)
本発明は、新規な化合物、およびこれらの化合物を含む組成物、ならびにこの化合物を使用および作製する方法に関する。この化合物は、治療用途(被験体(例えば、哺乳動物、ヒト、イヌ、ネコ、ウマ)における疾患または疾患症状の調節を含む)に有用な複素環式化合物である。この化合物(その立体異性体を含む)は、単一の様式または組み合わせの様式のいずれかで作製され、化合物の構造的および立体化学的に多様なライブラリーを生じる。この化合物は、ZAP−70およびSykのレセプターへの結合を介して、これらのレセプターのインヒビターとして有用である。
1つの局面において、本発明は、式(I):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
Aは、ベンゼン環、ピリジン環、ピリミジン環、チオフェン環、ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、チアゾール環またはオキサゾール環を形成し;
Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NR、またはアルキルであり;
は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rが1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、X−RがMeであり、かつQが、ヘテロシクリルで置換されたNHアリールである場合、RはMeではなく;そしてX−Rがアリールアルケニルである場合、Rはアセチルではなく;
nは0〜3であり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキル、またはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、必要に応じて1〜4個のR10で置換されており;
各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである。
いくつかの場合、Aがベンゼン環を形成する。
別の局面において、本発明は、式(II):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
XがO、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
がH、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rが1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各R’は、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Hetは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されたヘテロシクリルであり;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである。
いくつかの場合において、Hetが環窒素原子を介して結合している。
いくつかの場合において、R’がHである。
いくつかの場合において、Hetが環窒素原子を介して結合しており;XがNRまたはアルキルであり;そして、Rがシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、またはヘテロシクリルであり、ここで、Rが1〜4個のRで必要に応じて置換されており;そしてR’がHである。
いくつかの場合において、Hetは、
Figure 2006519846
である。
他の場合において、Hetは、
Figure 2006519846
である。
別の局面において、本発明は、式(III):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、X−RがMeであり、かつ、R12がヘテロシクリルで置換されたアリールである場合、RはMeではなく;
各Rは、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR またはアルコキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
各R12は、独立して、1〜4個のRで必要に応じて置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;そして
各R13は、独立して、アルキルまたはORで必要に応じて置換されたヘテロシクリルである。
いくつかの場合において、RがHである。
いくつかの場合において、R12が、以下:
Figure 2006519846
である。
別の局面において、本発明は、式(IV):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において、
Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであって;
は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここでRが1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、X−RがMeであり、かつQがヘテロシクリルで置換されたNHアリールである場合、RはMeではなく;そしてX−Rがアリールアルケニルである場合、Rはアセチルではなく;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NOR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、こで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々が、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々は、必要に応じて1〜4個のR10で置換されており;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルであり;そして
14は、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールまたはC(O)NHRである。
なお別の局面において、本発明は、式(V):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
Aは、ベンゼン環、ピリジン環、ピリミジン環、チオフェン環、ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、チアゾール環またはオキサゾール環を形成し;
は、H、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここでRは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;Rがハロ、ハロで置換されたインドール、フェニルまたはハロで置換されたフェニルである場合、RはMeではなく;Rがハロで置換されたフェニルである場合、Rはイソプロピルではなく;Rがハロで置換されたインドールである場合、Rはヘテロシクリルで置換されたアルキニルではなく;RがHである場合、Rはフェニルではなく;Rがハロで置換されたインドールまたはハロで置換されたフェニルである場合、Rはハロではなく;そして、Rがフェニルまたは置換フェニルである場合、Rはアセチルではなく;
nは0〜3であり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々が、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである。
いくつかの場合において、Aがベンゼン環を形成する。
1つの局面において、本発明は、式(VI):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
は、H、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここで、Rは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、Rがハロ、ハロで置換されたインドール、フェニルまたはハロで置換されたフェニルである場合、RはMeではなく;Rがハロで置換されたフェニルである場合、Rはイソプロピルではなく;
各R’は、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Hetは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されたヘテロシクリルであり;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々が、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである。
いくつかの場合において、Hetが、環窒素原子を介して結合しており;RがHではなく;そして、R’がHである。
いくつかの場合において、Hetは、
Figure 2006519846
である。
いくつかの場合において、Hetは、
Figure 2006519846
である。
別の局面において、本発明は、式(VII):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
は、H、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されている;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、RがHである場合、Rはフェニルではなく;
各R’は、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
各R12は、独立して、1〜4個のR13で必要に応じて置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;そして
各R13は、独立して、アルキルまたはORで必要に応じて置換されたヘテロシクリルである。
いくつかの場合において、RがHではなく;そして、R’がHである。
いくつかの場合において、R12が以下:
Figure 2006519846
である。
1つの局面において、本発明は、式(VIII):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
はH、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており、ここで、Rがハロ、ハロで置換されたインドール、またはハロで必要に応じて置換されたフェニルである場合、RはMeではなく;EYがハロで置換されたフェニルである場合、Rはイソプロピルではなく;Rがハロで置換されたインドールである場合、Rはヘテロシクリルで置換されたアルキニルではなく;Rがフェニルまたは置換フェニルである場合、Rはアセチルではなく;
各nは0〜3であり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルであり;そして
14は、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールまたはC(O)NHRである。
いくつかの場合において、nが1であり、かつRはHではない。
別の局面において、本発明は、式(XIV):
Figure 2006519846
の化合物を特徴とし、この式において;
Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
nは0〜3であり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(0)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、必要に応じて1〜4個のR10で置換されており;
各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである。
なお別の局面において、本発明は、式(II):
Figure 2006519846
の化合物を作製する方法を特徴とし、
上記式において、X、R、R、R’およびHetは以下に定義されるとおりであり、この方法は、以下;
式(IX)の化合物を、マロン酸で処理して、式(X)の環拡大化合物を提供する工程;
Figure 2006519846
式(X)の化合物を、Pd触媒を用いて式(XI)の化合物とカップリングし、式(XII)の化合物を提供する工程;
Figure 2006519846
式(XII)の化合物をPOCl3で処理して、式(XIII)の塩化物を提供し、そして、式(XII)のカルボン酸を、式Het−Hのアミンとカップリングさせて、式(XIII)の化合物を提供する工程;ならびに
Figure 2006519846
式(XIII)の化合物を、1種以上のカップリング剤とカップリングし、
式(II)の化合物を提供する工程;
Figure 2006519846
を包含し、ここで、式IIおよびIX〜XIIIについて、
Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)R、C(O)NRまたはアルキルであり;
は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
’は、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NRS2、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々が1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
Hetは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されたヘテロシクリルであり;
各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々がアルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである。
いくつかの場合において、上記Het−HのHが窒素に結合している。
いくつかの場合において、上記カップリング剤がHNRである。
いくつかの場合において、上記カップリング剤がMgCl−RおよびPdである。
いくつかの場合において、上記カップリング剤がHSRである。
別の局面において、本発明は、被験体において自己免疫障害を処置する方法を特徴とし、この方法は、本明細書中に記載される化合物または組成物の化合物のいずれかをこの被験体に投与する工程を包含する。
いくつかの場合において、上記方法は、追加の治療剤を投与する工程をさらに包含する。
いくつかの場合において、前記自己免疫障害が狼瘡である。
別の局面において、本発明は、被験体において臓器移植拒絶を処置する方法を特徴とし、この方法は、本明細書中に記載される化合物または組成物のいずれかをこの被験体に投与する工程を包含する。
別の局面において、本発明は、被験体において炎症性障害を処置する方法を特徴とし、この方法は、本明細書中に記載される化合物または組成物のいずれかをこの被験体に投与する工程を包含する。
いくつかの場合において、上記方法は、追加の治療剤を投与する工程をさらに包含する。上記追加の治療剤は、鎮痛薬またはステロイドであり得る。
いくつかの場合において、上記炎症性障害が関節炎である。上記関節炎は、例えば、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、痛風性関節炎、外傷性関節炎、風疹性関節炎、乾癬性関節炎または変形性関節症であり得る。
いくつかの場合において、上記炎症性障害が、炎症性腸疾患またはクローン病である。
別の局面において、本発明は、本明細書中に記載される化合物のいずれかを含む、組成物を特徴とする。
いくつかの場合において、上記組成物は、薬学的に受容可能なキャリアをさらに含む。
いくつかの場合において、上記組成物は、追加の治療剤をさらに含む。
別の局面において、本発明は、式(I)〜(VIII)のいずれかの化合物のライブラリーを特徴とする。
なお別の局面において、本発明は、被験体においてIL−2産生を阻害する方法を特徴とし、この方法は、本明細書中に記載される化合物または組成物のいずれかをこの被験体に投与する工程を包含する。
なお別の局面において、本発明は、被験体においてZAP−70を調節する方法を特徴とし、この方法は、本明細書中に記載される化合物または組成物のいずれかを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
他の局面において、本明細書中に描写される化合物、組成物および方法は、本明細書中の表1の化合物のいずれかのものである。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面および以下の説明に示される。本発明の他の特徴、目的および利点は、これらの説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかである。
(詳細な説明)
用語「ハロ」は、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素の任意のラジカルを指す。用語「アルキル」は、炭化水素鎖(直鎖であっても分枝鎖であってもよい)を指し、示された数の炭素原子を含む。例えば、C〜C10は、1〜10(含める)個の炭素原子を基中に含み得る基を示す。用語「低級アルキル」は、C〜Cアルキル鎖を指す。任意の数の表示がない場合、「アルキル」は、鎖中に1〜10(含める)個の炭素原子を有する鎖(直鎖または分枝鎖)である。用語「アルコキシ」は、O−アルキルラジカルを指す。用語「アルキレン」は、二価のアルキル(すなわち、−R−)を指す。用語「アルキレンジオキソ」は、構造−O−R−O−の二価種を指し、この式において、Rは、アルキレンを表す。用語「アミノアルキル」は、アミノで置換されたアルキルを指す。用語「メルカプト」は、−SHラジカルを指す。用語「チオアルコキシ」は、−S−アルキルラジカルを指す。
用語「アルケニル」は、直鎖であっても分枝鎖であってもよく、1つ以上の炭素−炭素二重結合を有する炭化水素鎖を指す。アルケニル部分は、示された数の炭素原子を含む。例えば、C〜C10は、2〜10(含める)個の炭素原子を基中に有し得る基を示す。用語「低級アルキニル」は、C〜Cアルケニル鎖を指す。任意の数の表示がない場合、「アルケニル」は、2〜10(含める)個の炭素原子を鎖中に有する鎖(直鎖または分枝鎖)である。
用語「アルキニル」は、直鎖であっても分枝鎖であってもよく、1つ以上の炭素−炭素三重結合を有する炭化水素鎖を指す。アルキニル部分は、示された数の炭素原子を含む。例えば、C〜C10は、2〜10(含める)個の炭素原子を基中に有し得る基を示す。用語「低級アルキニル」は、C〜Cアルキニル鎖を指す。任意の数の表示がない場合、「アルキニル」は、2〜10(含める)個の炭素原子を鎖中に有する鎖(直鎖または分枝鎖)である。
用語「アリール」は、6炭素の単環式芳香族環系または10炭素の二環式芳香族環系を指し、ここで、各環の0、1、2、3または4個の原子が、置換基で置換され得る。アリール基の例としては、フェニル、ナフチルなどが挙げられる。用語「アリールアルキル」または用語「アラルキル」は、アリールで置換されたアルキルを指す。用語「アリールアルケニル」は、アリールで置換されたアルケニルを指す。用語「アリールアルキニル」は、アリールで置換されたアルキニルを指す。用語「アリールアルコキシ」は、アリールで置換されたアルコキシを指す。
用語「シクロアルキル」は、本明細書中で採用される場合、3〜12個の炭素、好ましくは3〜8個の炭素原子、より好ましくは、3〜6個の炭素原子を有する飽和および部分不飽和の環式炭化水素基を含み、ここで、このシクロアルキル基は、必要に応じて置換され得る。好ましいシクロアルキル基としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルが挙げられるが、これらに限定されない。
用語「ヘテロアリール」は、単環式の場合は、1〜3個のヘテロ原子、二環式の場合は1〜6個のヘテロ原子、または三環式の場合は、1〜9個のヘテロ原子を有する、芳香族5〜8員単環式、芳香族8〜12員二環式、または芳香族11〜14員三環式を指し、上記へテロ原子は、O、NまたはSから選択され(例えば、炭素原子および、単環式である場合1〜3個、二環式である場合、1〜6個、または三環式である場合、1〜9個の、N、OまたはSのヘテロ原子)、ここで、各環の0、1、2、3、または4個の原子は置換基により置換され得る。ヘテロアリール基の例としては、ピリジル、フリルまたはフラニル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、ピリミジニル、チオフェニルまたはチエニル、キノリニル、インドリル、チアゾリルなどが挙げられる。用語「ヘテロアリールアルキル」または用語「ヘテロアラルキル」は、ヘテロアリールで置換されたアルキルを指す。用語「ヘテロアリールアルケニル」は、ヘテロアリールで置換されたアルケニルを指す。用語「ヘテロアリールアルキニル」は、ヘテロアリールで置換されたアルキニルを指す。用語「ヘテロアリールアルコキシ」は、ヘテロアリールで置換されたアルコキシを指す。
用語「ヘテロシクリル」は、単環式の場合は1〜3個のヘテロ原子、二環式の場合は1〜6個のヘテロ原子、三環式の場合は1〜9個のヘテロ原子を有する、非芳香族5〜8員単環式、非芳香族8〜12員二環式、または非芳香族11〜14員三環式を指し、上記へテロ原子は、O、NまたはSから選択され(例えば、炭素原子および、単環式である場合1〜3個、二環式である場合、1〜6個、または三環式である場合、1〜9個の、N、OまたはSのヘテロ原子)、ここで、各環の0、1、2、または3個の原子は置換基により置換され得る。ヘテロシクリル基の例としては、ピペラジニル、ピロリジニル、ジオキサニル、モルホリニル、テトラヒドロフラニルなどが挙げられる。用語「ヘテロシクリルアルキル」は、ヘテロシクリルで置換されたアルキルを指す。
用語「オキソ」は、炭素に結合する場合にカルボニルを形成し、窒素に結合する場合にN−オキシドを形成し、そして、硫黄に結合する場合にスルホキシドまたはスルホンを形成する、酸素原子を指す。
用語「アシル」は、アルキルカルボニル置換基、シクロアルキルカルボニル置換基、アリールカルボニル置換基、ヘテロシクリルカルボニル置換基またはヘテロアリールカルボニル置換基を指し、これらのいずれかは、置換基でさらに置換され得る。
用語「スルホニル」は、二重結合を介して2つの酸素原子に結合する硫黄を指す。「アルキルスルホニル」は、スルホニルで置換されたアルキルを指す。
用語「置換基」は、その基の任意の原子において、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロシクリル基またはヘテロアリール基で「置換された」基を指す。適切な置換基としては、ハロ基、ヒドロキシ基、メルカプト基、オキソ基、ニトロ基、ハロアルキル基、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、チオアルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、アルコキシカルボニル基、アミド基、カルボキシ基、アルカンスルホニル基、アルキルカルボニル基およびシアノ基が挙げられるがコレラに限定されない。
用語「Me」は、メチルを意味する。
用語「Ac」は、アセチルを意味する。
用語「dppf」は、1,1ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンを意味する。
用語「Mops」は、3−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸を意味する。
用語「BSA」は、ウシ血清アルブミンを意味する。
用語「LAT」は、全てのTリンパ球で発現されているパルミトイル化されたp36/38kDaの原形質膜関連タンパク質を意味し、これは、活性型ZAP−70の生理学的基質である。
用語「TMB」は、3,3’,5,5’−テトラメチルベジジンを意味する。
用語「キナーゼ媒介性障害」は、プロテインキナーゼが、疾患の進行または症状のシグナル伝達、媒介、変調または調節に関与する障害を意味する。キナーゼ媒介性障害は、以下のクラスの疾患および障害によって例示される:癌、自己免疫性疾患、代謝性疾患、炎症性疾患、感染(細菌、ウイルス、酵母、真菌など)、中枢神経系の疾患、変性神経疾患、アレルギー/喘息、皮膚病、脈管形成、新脈管新生、脈管新生、心脈管疾患など。
Figure 2006519846
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**上記の構造において、二次窒素原子に結合した水素原子は、示されない。
本明細書中に記載される化合物、組成物および方法は、ZAP−70およびSykを阻害することに有用である。従って、記載される組成物および方法は、哺乳動物(特に、人間)におけるZAP−70およびSyk媒介性の疾患もしくは疾患状態を処置するのに有用である。ZAP−70およびSyk媒介性の疾患は、以下に例示される:狼瘡、臓器移植拒絶、および炎症性障害。炎症性障害の例としては、関節炎(例えば、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、痛風性関節炎、外傷性関節炎、風疹性関節炎、乾癬性関節炎または変形性関節症)、炎症性腸疾患およびクローン病が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の化合物、組成物および方法は、例えば、狼瘡、臓器移植拒絶(例えば、腎臓、肝臓、心臓、肺、膵臓(膵島細胞)、骨髄、角膜、小腸、皮膚の同種移植または異種移植)、および炎症性障害を処置するのに有用である。炎症性障害の例としては、関節炎(例えば、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、痛風性関節炎、外傷性関節炎、風疹性関節炎、乾癬性関節炎または変形性関節症)、喘息、アレルギー、湿疹、炎症性腸疾患およびクローン病が挙げられるが、これらに限定されない。
本発明の他の局面は、本明細書中に記載される式のいずれかの化合物、および薬学的に受容可能なキャリア;または、本明細書中に記載される式のいずれかの化合物、さらなる治療剤(例えば、抗炎症性薬物;非ステロイド性抗炎症性薬物(NSAID);ステロイドなど)および薬学的に受容可能なキャリア;または、本明細書中に記載される式のいずれかの化合物、さらなる治療剤、および薬学的に受容可能なキャリアを有する組成物に関し、さらなる治療剤は、キナーゼ結合剤(例えば、ポリペプチド、抗体または有機分子)である。
本発明のなお別の局面は、キナーゼ媒介性の障害または障害の症状(疼痛および炎症が挙げられるがこれらに限定されない)を有する被験体(例えば、哺乳動物)を処置する方法に関する。この方法は、被験体(このような処置を必要とすることが同定されている被験体を含む)に、本明細書中に記載される化合物、本明細書中に記載される組成物の有効量を投与して、このような効果を生じる工程を包含する。このような処置を必要とする被験体を同定することは、被験体の判断、またはヘルスケアの専門家の判断であり得、そして、主観的(例えば、オピニオン)であっても客観的(例えば、試験または診断方法により測定可能)であってもよい。
本発明はさらに、上記の方法によって作製される製品(すなわち、本明細書中の式のいずれかの化合物)にも関連する。
本発明により包含される置換基および変数の組み合わせは、安定な化合物の形成を生じるもののみである。用語「安定な」とは、本明細書中で使用される場合、製造を可能にするのに十分な安定性を有し、本明細書中に詳述される目的(被験体への治療的もしくは予防的な投与)に有用であるように、十分な期間化合物の一体性を維持する、化合物をいう。
(複素環式キナーゼインヒビターの合成)
式II(全ての式(例えば、式(II)についての変数は、本明細書中に記載される通りである))の化合物は、式(IX)の化合物をマロン酸で処理して、環拡大化合物を生じ、次いで、これを、Rを含む化合物とカップリングさせて、式(XII)の化合物を生じることにより調製される。
Figure 2006519846
式(XII)の化合物を、塩素処理剤(例えば、POCl)で処理し、このカルボン酸を、複素環式(例えば、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル)化合物(「Het」)とカップリングさせて、式(XIII)の化合物を生じる。
Figure 2006519846
この得られた化合物を、次いで、1つ以上のカップリング剤とカップリングさせて、式(II)の化合物を生じる。
Figure 2006519846
上記の例は、キノリノンコアと共に示されているが、他の複素環式コアもまた使用され得る。例えば、上記の合成は、以下の例示的な複素環で、上記式(IX)の出発物質を置換することによって実施され得る:
Figure 2006519846
これらの化合物は単に例示的なものであり、合成スキームの範囲を制限することは意図されない。
用語「カップリング剤」は、1つの化学部分とカップリング剤からの別の部分との間に結合を形成する反応において使用される化学的薬剤を意味する。カップリング剤のいくつかの例としては、Pd、CuおよびMgのような遷移金属、および遷移金属触媒、ならびに、ホウ素含有化合物(例えば、ボラン)が挙げられる。カップリング剤としてはまた、アミン、アルコキシド、スルフィドまたは対応するプロトン化形態のような求核試薬が挙げられ得る。
当業者に理解され得るように、本明細書中の式の化合物を合成するさらなる方法は、当業者に明らかである。さらに、種々の合成工程は、所望の化合物を生じるために、代替的な順序で実施され得る。本明細書中に記載される化合物を合成する際に有用な、合成化学変換、および保護基の方法論(保護および脱保護)は、当該分野で公知であり、これらとしては、例えば、R.Larock、Comprehensive Organic Trarasformations,VCH Publishers(1989);T.W.GreeneおよびP.G.M.Wuts,Protective Groups、Organic Synthesis,第2版、John Wiley and Sons(1991);L.FieserおよびM.Fieser,Fieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis,John Wiley and Sons(1994);ならびにL.Paquette編、Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis,John Wiley and Sons(1995)、ならびにこれらのその後の版に記載されるものが挙げられる。
本発明の化合物は、1種以上の非対称中心を含み得、従って、ラセミ体およびラセミ混合物、単一の鏡像異性体、個々のジアステレオマー、ならびにジアステレオマー混合物として生じる。これらの化合物の全てのこのような異性体形態は、本発明に明白に含まれる。本発明の化合物はまた、複数の互変異性形態で表され得、このような場合、本発明は、本明細書中に記載される化合物の全ての互変異性形態を明白に含む(例えば、環系のアルキル化が、複数の部位において、アルキル化を生じ得、本発明は、全てのこのような反応生成物を明白に含む)。このような化合物の全てのこのような異性体形態は、本発明に明白に含まれる。本明細書中に記載される化合物の全ての結晶形態は、本発明に明白に含まれる。
本明細書中で使用される場合、本発明の化合物(本明細書中に記載される式の化合物を含む)は、その薬学的に受容可能な誘導体もしくはプロドラッグを含むように規定される。「薬学的に受容可能な誘導体もしくはプロドラッグ」は、本発明の化合物の薬学的に受容可能な塩、エステル、エステルの塩、または他の誘導体のいずれかを意味し、レシピエントへの投与の際に、本発明の化合物を(直接的または間接的に)提供し得る。このような化合物が哺乳動物に投与される場合(例えば、血中により容易に吸収されるように、化合物を経口投与させることによって)、特に好ましい誘導体およびプロドラッグは、本発明の化合物のバイオアベイラビリティを増加させるもの、または、生物学的コンパートメント(例えば、脳またはリンパ系)への親化合物の送達を親種に対して増強するものである。好ましいプロドラッグは、腸の膜を通る水溶性または活性な輸送を増強する基が、本明細書中に記載される式の構造に付加された誘導体を含む。
本発明の化合物は、選択的な生物学的特性を増強するために、適切な官能性を付加することによって修飾され得る。このような修飾は、当該分野で公知であり、そして、所定の生物学的コンパートメント(例えば、血液、リンパ系、中枢神経系)内への生物学的浸透を増加し、経口アベイラビリティを増加し、可溶性を増加させて注射による投与を可能にし、代謝を変化させ、排泄速度を変化させるものを含む。
本発明の化合物の薬学的に受容可能な塩としては、薬学的に受容可能な無機および有機の酸および塩基から誘導されたものが挙げられる。適切な酸塩の例としては、以下が挙げられる:酢酸塩、アジピン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、酪酸塩、クエン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グリコール酸塩、ヘミスルフェート、ヘプタノエート、ヘキサノエート、塩酸塩、臭化水素塩、乳酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、パルメート、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピルビン酸塩、プロピオン酸塩、サリチル酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、トシル酸塩、およびウンデカン酸塩。適切な塩基由来の塩としては、以下が挙げられる:アルカリ金属(例えば、ナトリウム)、アルカリ土類金属(例えば、マグネシウム)、アンモニウムおよびN−(アルキル)4+塩。本発明はまた、本明細書中に開示される化合物の基を含む任意の塩基性窒素の四級化を想定する。水溶性または油溶性または分散可能な生成物は、このような四級化により得られ得る。
本明細書中に記載される式の化合物は、例えば、注射、静脈内、動脈内、皮下(subdermally)、腹腔内、筋肉内、もしくは皮下(subcuaneously);または経口、舌下、経鼻、経粘膜、局所、眼科調製物によって、あるいは、吸入によって、体重1kgあたり約0.001mg〜100mgの範囲の投薬量で、好ましくは、10mg〜100mg/用量の投薬量で、4〜12時間毎に、または特定の薬物の要件に従って、投与され得る。本明細書中の方法は、所望の効果もしくは言及される効果を達成するために、化合物または化合物の組成物の有効量の投与を意図する。代表的に、本発明の薬学的組成物は、1日あたり、約1回〜約6回、あるいは、連続注入として投与される。このような投与は、慢性または急性の治療として使用され得る。単一の投薬形態を生成するためにキャリア物質と組み合わせられ得る活性成分の量は、処置される宿主および投与の特定の様式に依存する。代表的な調製物は、約5%(w/w)〜約95%(w/w)の活性化合物を含む。あるいは、このような調製物は、約20%〜約80%の活性化合物を含む。
上で列挙されるものよりも少ないか、またはこれより多い用量が必要とされ得る。任意の特定の患者についての特定の投薬量および処置レジメンは、採用される特定の化合物の活性、年齢、体重、全身的な健康状態、性別、食事、投与時間、排泄速度、薬物の組み合わせ、疾患の重篤度および経過、状態もしくは症状、患者の疾患に対する傾向、状態もしくは症状、処置する医師の判断を含む種々の因子に依存する。
患者の状態を改善する際に、本発明の化合物、組成物もしくは組み合わせの維持用量が、必要な場合投与され得る。その後、投薬もしくは投与頻度、またはその両方が、症状の関数として、改善された状態が保持されるレベルまで減少され得る。しかし、患者は、疾患の症状の任意の再発に基づいて、長期の断続的な処置を必要とし得る。
本発明の薬学的組成物は、本明細書中に記載される式の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩、さらなる薬剤(例えば、ステロイドまたは鎮痛薬を含む)、および薬学的に受容可能なキャリア、賦形剤もしくはビヒクルを含む。本発明の代替的な組成物は、本明細書中に記載される式の化合物、またはその薬学的に受容可能な塩;および薬学的に受容可能なキャリア、賦形剤またはビヒクルを含む。本明細書中で描写される組成物は、本明細書中に描写される式の化合物、ならびに、存在する場合、さらなる治療剤を、疾患もしくは疾患の症状(キナーゼ媒介性の障害もしくはその症状を含む)の調節を達成するための有効量で含む。この組成物は、本明細書中に描写される1種以上の化合物と、1種以上のキャリア、そして、必要に応じて、1種以上の本明細書中に描写されるさらなる治療剤を組み合わせる工程を包含する方法によって作製される。
用語「薬学的に受容可能なキャリア、または賦形剤」は、本発明の化合物と一緒に患者に投与され得、そして、化合物の治療有効量を送達するのに十分な用量で投与される場合に、その薬理学的活性を破壊せず、非毒性である、キャリアまたは賦形剤をいう。
薬学的組成物は、例えば、滅菌注射用水性懸濁剤もしくは滅菌注射用油性懸濁剤のような、滅菌注射用調製物の形態であり得る。この懸濁剤は、適切な分散剤もしくは湿潤剤(例えば、Tween 80)および懸濁剤を使用して、当該分野で公知の技術に従って処方され得る。滅菌注射用調製物はまた、例えば、1,3−ブタンジオール中の溶液のような、非毒性の非経口的に受容可能な希釈剤もしくは溶剤中の、滅菌可能な注射用溶液もしくは懸濁剤であり得る。採用され得る受容可能なビヒクルおよび溶剤の中でも、とりわけ、マンニトール、水、リンガー溶液、および等張性塩化ナトリウム溶液である。さらに、滅菌の不揮発性油が、溶剤または懸濁媒体として簡便に使用される。この目的のために、合成のモノもしくはジグリセリドを含む任意の無臭の不揮発油が使用され得る。脂肪酸(例えば、オレイン酸およびそのグリセリド誘導体)が、注射液の調製において有用であり、天然の薬学的に受容可能な油としては、例えば、オリーブ油またはキャスター油、特に、そのポリオキシエチル化されたバージョンである。これらの油用溶液または懸濁液はまた、長鎖アルコール希釈剤もしくは分散剤、または、カルボキシメチルセルロースもしくは乳化剤および/または懸濁剤のような、薬学的に受容可能な投薬形態の処方に通常使用される類似の分散剤を含み得る。他の通常使用される界面活性剤(例えば、Tween類またはSpan類)、および/または、薬学的に受容可能な固体、液体もしくは他の投薬形態の製造において通常使用される他の類似の乳化剤もしくはバイオアベイラビリティ増強剤がまた、処方の目的のために使用され得る。
本発明の薬学的組成物は、任意の経口的に受容可能な投薬形態で経口投与され得、これらの投薬形態としては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:カプセル、錠剤、エマルジョン、および水性懸濁液、分散剤ならびに溶液。経口用途のための錠剤の場合、通常使用されるキャリアとしては、ラクトースおよびトウモロコシデンプンが挙げられる。潤滑剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム)がまた、代表的には添加される。カプセル形態での経口投与について、有用な希釈剤としては、ラクトースおよび乾燥トウモロコシデンプンが挙げられる。水性懸濁剤および/またはエマルジョンが経口投与される場合、活性成分は、油相中に懸濁もしくは溶解され得、これが、乳化剤および/または懸濁剤と組み合わせられる。所望される場合、特定の甘味料および/または矯味矯臭剤および/または着色料が添加され得る。
本発明の薬学的組成物はまた、直腸投与のための坐剤の形態で投与され得る。これらの組成物は、適切な非刺激性の賦形剤(室温では固体であるが、直腸温度では液体であり、従って、直腸において融解して、活性成分を放出する)と本発明の化合物とを混合することによって調製され得る。このような材料としては、ココアバター、蜜蝋およびポリエチレングリコールが挙げられるがこれらに限定されない。
本発明の薬学的組成物において使用され得る薬学的に受容可能なキャリア、賦形剤およびビヒクルとしては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:イオン交換剤、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、自己乳化薬物送達系(SEDDS)(例えば、d−およびα−トコフェロールポリエチレングリコール 1000コハク酸塩)、薬学的投薬形態において使用される界面活性剤(例えば、Tween類または他の類似のポリマー性送達基質)、血清タンパク質(例えば、ヒト血清アルブミン)、緩衝物質(例えば、リン酸塩)、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、飽和植物性脂肪酸の部分グリセリド混合物、水、塩または電解質(例えば、硫酸プロタミン、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩、コロイド状ケイ素、三ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、セルロースベースの物質、ポリエチレングリコール、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ポリアクリル酸、蝋、ポリエチレン−ポリオキシプロピレン−ブロックポリマー、ポリエチレングリコールおよび羊毛脂。シクロデキストリン(例えば、α−、β−およびγ−シクロデキストリン)がまた、本明細書中に記載される式の化合物の送達を増強するために有利に使用され得る。
いくつかの場合、処方物のpHは、薬学的に受容可能な酸、塩基または緩衝液を用いて調節され得、処方された化合物またはその送達形態の安定性を増強する。
用語「非経口」とは、本明細書中で使用される場合、皮下、皮内、静脈内、筋肉内、関節内、動脈内、髄液内、基質内(intrastemal)、くも膜下腔内、病巣内および頭蓋内の、注射または注入の技術を含む。
本発明の薬学的組成物の局所投与は、所望される処置が、局所適用により容易にアクセス可能な領域または器官を含む場合に有用である。皮膚への局所的な適用について、薬学的組成物は、キャリア中に懸濁または溶解された活性成分を含有する適切な軟膏を用いて処方されるべきである。本発明の化合物の局所投与のためのキャリアとしては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:鉱物油、鉱油、石油エーテル、プロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリエオキシプロピレン化合物、乳化蝋、および水。あるいは、薬学的組成物は、適切な乳化剤を用いて、キャリア中に懸濁もしくは溶解された活性化合物を含有する、適切なローションまたはクリームを用いて処方され得る。適切なキャリアとしては、以下が挙げられるがこれらに限定されない:鉱物油、モノステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート 60、セチルエステル蝋、セテアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、ベンジルアルコールおよび水。本発明の薬学的組成物はまた、直腸の坐剤処方物または、適切な浣腸処方物によって、下部腸管に局所適用され得る。代表的な経皮パッチがまた、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の薬学的組成物は、鼻のエアロゾルまたは吸入によって投与され得る。このような組成物は、製剤処方の分野で周知の技術に従って調製され、そして、ベンジルアルコールもしくは他の適切な保存剤、バイオアベイラビリティを増強するための吸収促進剤、フッ化炭素、および/または、当該分野で公知の他の溶解剤もしくは分散剤を使用して、生理食塩水中の溶液として調製され得る。
本発明の化合物は、本明細書中に記載される式の化合物、および1種以上のさらなる治療剤もしくは予防剤の組み合わせを含み、この化合物およびさらなる薬剤の両方が、約1〜100%の間の投薬レベルで存在すべきであり、そして、より好ましくは、約5%〜95%の投薬量が、一回の治療レジメンにおいて通常投与される。さらなる薬剤は、複数の投薬レジメンの一部として、本発明の化合物とは別個に投与され得る。あるいは、これらの薬剤は、単一の投薬形態の一部であり得、本発明の化合物と一緒に、単一の組成物内で混合され得る。
(実施例1:2−アミノキノリンの合成)
Figure 2006519846
200mLの氷酢酸中の5−ヨードイサチン1(10g、36.3mmol)およびマロン酸(7.5g、72mmol)を、一晩還流した。この沈殿物を濾過により回収し、AcOHおよびアセトンを用いて洗浄した。次いで、この固体を、EtOHを用いて1時間還流した。濾過し、EtOHおよびEtOで洗浄して、生成物として、6−ヨード−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−キノリン−4−カルボン酸2を得、収率は、8.8g(76%)であった。H−NMR(400MHz,DMSO−d):δ14.0(br s,1H),12.13(s,1H),8.56(d,1H,J=8.1Hz),7.83(dd,1H,J=8.7,1.8Hz),7.17(d,1H,J=8.4Hz),6.93(s,1H)。
Figure 2006519846
60mLの脱気HO中の6−ヨード−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−キノリン−4−カルボン酸2(3.15g、10mmol)、3,4−(メチレンジオキシ)フェニルボロン酸(2.49g、15mmol)、KPO(8.49g、40mmol)およびPd(OAc)(112mg、0.5mmol)の混合物を、アルゴン下、60℃にて2時間加熱した。室温まで冷却した後、この固体を濾過して回収し、HOおよびアセトンで洗浄した。次いで、これを、20mLの1M HClで処理し、得られた緑黄色の固体を再度濾過して、HOで洗浄した。Pで真空下で乾燥し、2.53g(82%)の生成物3を、緑黄色の固体として生じた。H−NMR(400MHz,DMSO−d):δ14.0(br s,1H),12.11(s,1H),8.34(s,1H),7.79(d,1H,J=7.6Hz),7.40(d,1H,J=8.6Hz),7.18(s,1H),7.08(d,1H,J=7.1Hz),7.01(d,1H,J=8.2Hz),6.91(s,1H),6.06(s,2H)。
Figure 2006519846
10mLのオキシリン塩化物(oxyphosphourus chloride)中の6−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−キノリン−4−カルボン酸3(1.0g、3.2mol)を、4時間還流させ、室温まで冷却した。この溶液を、乾燥状態まで濃縮して、茶色がかった黄色の固体を生じた。次いで、この固体を20mLのメチレンジクロライドに溶解した。ジイソプロピルエチルアミン(1.50g、11.5mmol)および2−(S)−ピロリジニルメチルピロリジン(0.59g、3.84mmol)を、0℃にて、この溶液にゆっくりと添加した。この混合物を、室温にて、12時間撹拌させた。ロータリーエバポレーションにより溶媒を除去した後、この残留物を、酢酸エチルに溶解し、飽和NaHCO水溶液およびブラインで洗浄した。この有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、濃縮した。この残留物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(EtN−AcOEt 5:95)により精製して、(6−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イル−2−クロロ−キノリン−4−イル)−(2−ピロリジン−1−イルメチル−ピロリジン−1−イル)−メタドン4(1.20g、81%)を生じた。MS m/z 464.2(M+1);H−NMR(400MHz,CDCl):δ8.05(m,1H),7.93(m,1H),7.85(br s,1H),7.41(s,1H),7.13(m,1H),7.11(s,1H),6.92(m,1H),6.03(s,1H),4.58(m,1H),3.92(m,0.5H),3.75(m,0.5H),3.38−3.13(m,2H),2.94(m,3H),2.35−2.15(m,2H),2.04(m,3H),2.01−1.85(m,4H),1.83(m,1H).
Figure 2006519846
ベンジルアミン(0.3mL)中の2−クロロキノリン4(80mg、0.17mg)を、120℃にて12時間加熱した。LC−MS分析は、反応が完了したことを示した。次いで、この反応混合物を3mLのDMSO/CHCN(3:1)中に溶解し、分取LCにより精製して、生成物5を生じた。MS m/z 535.3(M+1)。
(実施例2:2−アルキルキノリンの合成)
Figure 2006519846
4−クロロベンジルマグネシウム塩化物の溶液(0.43mL、EtO中の0.25M溶液)を、0.5mLのジオキサン中の2−クロロキノリン4(25mg、0.054mg)およびPdCl(dppf)(2.2mg、0.0027mmol)の混合物に、アルゴン下で添加した。この反応混合物を、100℃にて12時間撹拌した。室温まで冷却した後、NHCl水溶液を添加した。この混合物を、EtOAcで抽出し、ブラインで洗浄した。この有機層を、NaS0で乾燥させ、濃縮した。この残留物を、分取LCにより精製して、生成物6を生じた。MS m/z 554.3(M+1)。
(実施例3:6−置換キノリンの合成)
(手順A:)
Figure 2006519846
ビス(ピナコラト)ジボロン(279mg、1.1mmol)、KOAc(294mg、3.0mmol)およびPdCl(dppf)(24.5mg、0.03mmol)を充填した25mlの丸底フラスコに、DMSO(6mL)中の6−ヨードキノリン7(607mg、1.0mmol)の溶液を添加した。この混合物を、真空およびアルゴンに交互に接続されたフラスコによって完全に脱気した。この得られた混合物を、次いで、80℃にて一晩加熱し、EtOAc(40mL)により希釈し、CELITEを通して濾過した。得られた生成物8を、濃縮した後に、さらに精製することなく、次の工程に使用した。分子量は、608.3であり、LC−MSは、609.2(M+1)を示した。
Figure 2006519846
アルゴン下で、ジオキサン(2.0mL)中の6−ボロン酸8(15mg、0.025mmol)を、上記フラスコに添加し、これに、Pd(dppf)Cl(2mg)、CsCO(17mg、0.055mmol)および3,4−エチレンジオキシヨードベンゼン(15mg、0.057mmol)を添加した。この混合物を、真空およびアルゴンに交互に接続されたフラスコによって完全に脱気した。得られた溶液を、70℃まで加熱し、一晩撹拌した。これを、室温まで冷却した後、EtOAcにより希釈した。この固体を、CELITEを通して濾過することによって除去し、いくらかのEtOAcで洗浄した。濃縮して溶媒を除去し、得られた残渣を、LCにより精製して、生成物9を生じた。正確な質量は、616であり、LC−MSは617(M+1)を示した。
(手順B:)
Figure 2006519846
反応容器に、6−ヨードキノリン7(25.0mg、0.0411mmol、1.00当量)、Pd(dppf)Cl(1.5mg、0.0021、0.050当量)、KPO(35.0mg、0.164mmol、4.00当量)および3,5−ジクロロフェニルボロン酸(15.7mg、0.0811mmol、2.00当量)を充填した。容器をアルゴンでフラッシュした後、ジオキサン(2.0mL)をアルゴン下で導入し、この得られた懸濁液を80℃にて一晩撹拌した。この粗反応混合物を、室温まで冷却させ、EtOAcの助けを借りてCELITEを通して濾過し、濃縮した。この粗残留物をLCにより精製して、生成物10を生じた。LC−MS m/z 627.2(M+1)。
同一の手順を、対応する6−ブロモキノリンからの6−アリールキノリンの合成に使用した。
(手順C:)
Figure 2006519846
6−ヨードキノリン7(61mg、0.1mmol)、フェニルアセチレン(1モル当量)、Pd(PPhCl(4.0mg)およびCuI(1.0mg)を充填した丸底フラスコに、EtN(2mL)を添加した。この混合物を、真空およびアルゴンに交互に接続されたフラスコによって完全に脱気し、次いで、45〜50℃まで加熱し、一晩撹拌した。この混合物を、室温まで冷却した後にEtOAc(20ml)で希釈し、CELITEを通して濾過した。濃縮した後、粗生成物11を、さらに精製することなく次の工程に使用した。少量をLCにより精製した。正確な質量は、582であり、LC−MSは、583(M+1)を示した。
Figure 2006519846
(1atm)下にて、メタノール中の5% Pd/C(5mg)の存在下で、この粗アセチレン化合物11(15mg)をHを用いて、室温にて一晩還元した。この混合物を、CLEITEを通して濾過し、触媒を取り除き、減圧下で濃縮して、粗生成物を生じた。化合物12を、さらにLCにより精製した。正確な質量は、586であり、LC−MSは、587(M+1)を示した。
Figure 2006519846
(1atm)下にて、メタノール中の5% パラジウム/硫酸バリウム(5mg)の存在下で、この粗アセチレン化合物11(15mg)を室温にて一晩還元した。この混合物を、CLEITEを通して濾過し、触媒を取り除き、減圧下で濃縮して、粗生成物を生じた。試験のために、調製LCにより純粋な生成物13を生じた。正確な質量は、584であり、LC−MSは、585(M+1)を示した。
(実施例4:2−チオキノリンの合成)
Figure 2006519846
アルゴン下にて、乾燥DMF(1.0mL)中の2−クロロキノリン4(15mg、0.032mmol)および4−クロロベンジルメルカプタン(8.6mg、0.048mmol)の溶液に、CsCO(16mg、0.048mmol)を添加した。この得られた混合物を、80℃まで加熱し、この温度にて2時間撹拌した。室温まで冷却した後、EtOAc(20ml)を添加し、この混合物を希釈して、この有機相を、水およびブラインにより洗浄して、NaSOで乾燥した。濃縮した後、残留物をLCにより精製して、生成物14を生じた。正確な質量は、586であり、LC−MSは、587(M+1)を示した。
(実施例5:DELFIAアッセイ)
キナーゼ反応の開始前に、化合物を、ZAP−70と共に事前にインキュベートした。この事前インキュベーション反応は、40mlの総容量中に、62.5mM Mops pH 7.0、12.5mM MgCl、12.5% グリセロール、3.1nM ZAP−70、62.5nM ビオチン化ポリ(glu、Tyr)、0.1mg/ml BSA、6.25% DMSOおよび0〜100mMの化合物を含んだ。室温で10分間インキュベートした後、10mlの5mM ATPを添加して、反応を開始した。反応を、室温にて30分間インキュベートし、次いで、5mlの500mM EDTAを添加することによって終了させた。ビオチン化ポリ(glu、tyr)へのリン酸基転移の量を、Perkin Elmer製のDissociation Enhanced Lanthhanide Fluorescence Immuno−assay(DELFIA)を、製造業者のプロトコールに従って使用して測定した。簡単には、ビオチン化ポリ(gly、tyr)を、ストレプトアビジンコーティングしたプレート上に捕捉し、2回洗浄し、次いで、Europium標識した抗リン酸チロシン抗体と共にインキュベートした。遊離の抗体を6回の洗浄により除去し、Europiumを抗体から解離させ、そして、340nMの励起波長および615nMの放射波長を使用して、Europium蛍光を測定した。
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
Figure 2006519846
「A」は、化合物がインビトロにおいて10μMを超えるIC50を有することを意味し、「B」は、化合物が、インビトロにおいて1〜10μMの間のIC50を有することを意味し、そして、「C」は、化合物が、インビトロにおいて1μM未満のIC50を有することを意味する。
(実施例6:ZAP−70媒介性のLATリン酸化の細胞ベースのアッセイ)
活性型Jurkat T細胞中に存在するZAP−70チロシンキナーゼ活性を、LATのリン酸化状態を評価することによって測定した。LATは、全てのTリンパ球において発現する、パルミトイル化されたp36/38kDaの原形質膜関連タンパク質であり、これは、活性型のZAP−70の生理学的な基質である。Jurkat細胞が、表面抗原レセプターCD3複合体と架橋する抗CD3モノクローナル抗体により刺激される場合、ZAP−70は、活性型になり、LATのTyr−191およびTyr−226上の2つのチロシン残基をリン酸化する。従って、抗CD3刺激したJurkat T細胞におけるLATのTyr−191およびTyr−226のリン酸化の評価は、細胞内ZAP−70活性の特異的な指標である。従って、LATのTyr−191およびTyr−226のリン酸化を阻害する化合物は、首尾よいZAP−70チロシンキナーゼ活性の拮抗作用、または、ZAP−70経路の上流の活性化を示す。
15〜20×106細胞/mLで培養したJurkat細胞(ATCC)を、阻害化合物またはキャリア(DMSO)と共に、37℃にて15分間事前にインキュベートし、次いで、1mg/mLの最終濃度の抗CD3モノクローナル抗体(UCHT−1またはOKT−3;E−Bioscience)を添加することにより、5分間刺激する。次いで、この細胞を、界面活性剤ベースの緩衝液により溶解し、そして、抽出物を、市販のリン酸チロシン特異的モノクローナル抗体(4G10;Upstate Biotechnology Inc.)およびプロテインA結合体化アガロースビーズを使用する全てのリン酸チロシン含有タンパク質の免疫沈降のために使用する。免疫複合体を洗浄して、非特異的に結合したタンパク質を除去した後、免疫沈降したリン酸チロシンタンパク質を、沸騰および変性によりアガロースビーズから遊離させ、SDS−PAGEにより分解し、そして、ニトロセルロース膜に移す。次いで、Tyr−191およびTyr−226でリン酸化されたLATを、LAT上のリン−Tyr−191またはリン−Tyr−226のいずれかと特異的に反応する市販のリン特異的抗体(Upstate Biotechnology Inc.)、酵素結合体化二次抗体(西洋ワサビペルオキシダーゼ結合体化ヤギ抗ウサギIgG抗血清)およびStorm Imagingシステム(Amersham−Pharmacia)を使用する標準的なウェスタンブロッティング技術により検出する。
阻害を、本明細書中に記載する代表的な化合物を用いて観察した。
(実施例7:IL−2阻害細胞ベースのアッセイ)
抗CD3抗体および抗CD28抗体を用いる同時刺激の後に、IL−2の産生を、Jurkat細胞において測定した。細胞を、抗CD3抗体で予めコーティングした96ウェルプレート(BD Biocoat T細胞活性型プレート、抗ヒトCD3プレート=カタログ番号354725 BD BioSciences製)において、1×10細胞/ウェル(200μl/ウェルの培養)で撒いた。抗CD28抗体(eBioScience、カタログ番号 16−0289−85;機能グレード、同時刺激、クローン28.2)を、20μg/ウェルの最終濃度において、プレートに添加する。細胞を、48時間インキュベートし、その後、細胞上清の50μlのアリコートをIL−2力価測定のために取り除く。IL−2力価測定を、Endogen酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)キット(PierceのEndogen、カタログ番号EH2−IL2−5)を使用して、製造業者により記載されるように、実施した。簡単には、このアッセイは、ヒトIL−2の捕捉のために、抗IL−2抗体で予めコーティングされた96ウェルのマイクタイタープレートから構成される。捕捉されたIL−2を検出するために、ビオチン化した二次抗IL−2抗体を全てのウェルに添加する。このことにより、任意のIL−2のサンドイッチを生じる(捕捉 IL−2 Ab C IL−2 C 検出 IL−2−ビオチン Ab)。一連の洗浄により未結合の抗体を除去した後、ビオチンに対して高い親和性を有する西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)結合体を添加する。未結合のストレプトアビジン−HRPを除去し、次いで、TMB基質の添加による色素形成反応を介して、結合した酵素標識された抗体を測定され得る。得られた色素形成反応を、HSO(停止溶液)を使用して停止し、次いで、各ウェルの光学密度を適切な波長において読み取る。基質変換のレベルを、IL−2の量に比例する吸光度を測定することによって、決定する。
本明細書中に記載される代表的な化合物は、IL−2の阻害を実証した。
要約書、記事、雑誌、刊行物、文書、学術論文、インターネットのウェブサイト、データベース、特許および特許公報を含むがこれらに限定されない、本明細書中に引用される全ての参考文献(印刷物、電子データ、コンピュータ読み取り可能な格納媒体もしくは他の形態のいずれであれ)は、その全体が参考として明白に援用される。
本発明の多数の実施形態が記載されている。それにもかかわらず、種々の改変が、本発明の精神および範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解される。従って、他の実施形態が、添付の特許請求の範囲内である。

Claims (46)

  1. 式(I):
    Figure 2006519846
    の化合物であって;
    Aは、ベンゼン環、ピリジン環、ピリミジン環、チオフェン環、ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、チアゾール環またはオキサゾール環を形成し;
    Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NR、またはアルキルであり;
    は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、X−RがMeであり、かつQが、ヘテロシクリルで置換されたNHアリールである場合、RはMeではなく;そしてX−Rがアリールアルケニルである場合、Rはアセチルではなく;
    nは0〜3であり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキル、またはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、必要に応じて1〜4個のR10で置換されており;
    各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである、化合物。
  2. 請求項1、式(I)に記載の化合物であって、Aは、ベンゼン環を形成する、化合物。
  3. 請求項1に記載の化合物、式(II):
    Figure 2006519846
    であって;
    Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
    は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各R’は、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Hetは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されたヘテロシクリルであり;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである、化合物。
  4. 請求項3、式(II)に記載の化合物であって、Hetは、環窒素原子を介して結合している、化合物。
  5. 請求項3、式(II)に記載の化合物であって、R’は、Hである、化合物。
  6. 請求項3、式(II)に記載の化合物であって:
    Hetは、環窒素原子を介して結合しており;
    Xは、NRまたはアルキルであり;そして
    は、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、またはヘテロシクリルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;そして
    ’は、Hである、化合物。
  7. 請求項3、式(II)に記載の化合物であって、Hetは、
    Figure 2006519846
    である、化合物。
  8. 請求項3、式(II)に記載の化合物であって、Hetは、
    Figure 2006519846
    である、化合物。
  9. 請求項1に記載の化合物、式(III):
    Figure 2006519846
    であって、
    Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
    は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、X−RがMeであり、かつ、R12がヘテロシクリルで置換されたアリールである場合、RはMeではなく;
    各Rは、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR またはアルコキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    各R12は、独立して、1〜4個のRで必要に応じて置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;そして
    各R13は、独立して、アルキルまたはORで必要に応じて置換されたヘテロシクリルである、化合物。
  10. 請求項9、式(III)に記載の化合物であって、Rは、Hである、化合物。
  11. 請求項9、式(III)に記載の化合物であって、R12は、
    Figure 2006519846
    である、化合物。
  12. 式(IV):
    Figure 2006519846
    の化合物であって、
    Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
    は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここでRは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、X−RがMeであり、かつQがヘテロシクリルで置換されたNHアリールである場合、RはMeではなく;そしてX−Rがアリールアルケニルである場合、Rはアセチルではなく;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々は、必要に応じて1〜4個のR10で置換されており;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルであり;そして
    14は、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールまたはC(O)NHRである、化合物。
  13. 式(V):
    Figure 2006519846
    の化合物であって;
    Aは、ベンゼン環、ピリジン環、ピリミジン環、チオフェン環、ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、チアゾール環またはオキサゾール環を形成し;
    は、H、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここでRは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;Rがハロ、ハロで置換されたインドール、フェニル、またはハロで置換されたフェニルである場合、RはMeではなく;Rがハロで置換されたフェニルである場合、Rはイソプロピルではなく;Rがハロで置換されたインドールである場合、Rはヘテロシクリルで置換されたアルキニルではなく;RがHである場合、Rはフェニルではなく;Rがハロで置換されたインドールまたはハロで置換されたフェニルである場合、Rはハロではなく;そして、Rがフェニルまたは置換フェニルである場合、Rはアセチルではなく;
    nは0〜3であり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである、化合物。
  14. 請求項13、式(V)に記載の化合物であって、Aは、ベンゼン環を形成する、化合物。
  15. 請求項13に記載の化合物、式(VI):
    Figure 2006519846
    であって、ここで、
    は、H、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここで、Rは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、Rがハロ、ハロで置換されたインドール、フェニルまたはハロで置換されたフェニルである場合、RはMeではなく;Rがハロで置換されたフェニルである場合、Rはイソプロピルではなく;
    各R’は、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Hetは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されたヘテロシクリルであり;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである、化合物。
  16. 請求項15、式(VI)に記載の化合物であって、
    Hetは、環窒素原子を介して結合しており;
    は、Hではなく;そして
    ’は、Hである、化合物。
  17. 請求項15、式(VI)に記載の化合物であって、Hetは、
    Figure 2006519846
    である、化合物。
  18. 請求項15、式(VI)に記載の化合物であって、Hetは、
    Figure 2006519846
    である、化合物。
  19. 請求項13に記載の化合物、式(VII):
    Figure 2006519846
    であって、
    は、H、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されている;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;ここで、RがHである場合、Rはフェニルではなく;
    各R’は、独立して、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    各R12は、独立して、1〜4個のR13で必要に応じて置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;そして
    各R13は、独立して、アルキルまたはORで必要に応じて置換されたヘテロシクリルである、化合物。
  20. 請求項19、式(VII)に記載の化合物であって、
    は、Hではなく;そして
    ’は、Hである、化合物。
  21. 請求項19、式(VII)に記載の化合物であって、R12は、
    Figure 2006519846
    である、化合物。
  22. 式(VIII):
    Figure 2006519846
    の化合物であって、
    はH、ハロ、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニルまたはヘテロアリールアルキニルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アセチル、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており、ここで、Rがハロ、ハロで置換されたインドール、またはハロで必要に応じて置換されたフェニルである場合、RはMeではなく;Rがハロで置換されたフェニルである場合、Rはイソプロピルではなく;Rがハロで置換されたインドールである場合、Rはヘテロシクリルで置換されたアルキニルではなく;RがHである場合、Rはフェニルではなく;そして、Rがフェニルまたは置換フェニルである場合、Rはアセチルではなく;
    各nは0〜3であり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(O)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルであり;そして
    14は、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールまたはC(O)NHRである、化合物。
  23. 請求項22、式(VIII)に記載の化合物であって、ここで、nは、1であり、かつRはHではない、化合物。
  24. 式(XIV):
    Figure 2006519846
    の化合物であって、
    Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)、C(O)NRまたはアルキルであり;
    は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、H、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    nは0〜3であり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NR 、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Qは、H、ハロ、C(O)R、C(O)R、C(S)R、C(S)R、C(O)NR 、C(O)NR、S(O)R、S(O)R、S(O)NR 、S(0)NR、SO、SO、SONR 、SONR、NR 、NR、RS−アルキル、アルキルまたはヘテロシクリルであり、ここで、アルキルまたはヘテロシクリルの各々は、必要に応じて1〜4個のR10で置換されており;
    各Rは、独立して、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリールアルキルまたはヘテロアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のR10で必要に応じて置換されており;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである、化合物。
  25. 式(II):
    Figure 2006519846
    の化合物を作製する方法であって、
    該式において、X、R、R、R’およびHetは以下に定義されるとおりであり、該方法は、以下;
    式(IX)の化合物を、マロン酸で処理して、式(X)の環拡大化合物を提供する工程;
    Figure 2006519846
    式(X)の化合物を、Pd触媒を用いて式(XI)の化合物とカップリングし、式(XII)の化合物を提供する工程;
    Figure 2006519846
    式(XII)の化合物をPOCl3で処理して、式(XIII)の塩化物を提供し、そして、式(XII)のカルボン酸を、式Het−Hのアミンとカップリングさせて、式(XIII)の化合物を提供する工程;ならびに
    Figure 2006519846
    式(XIII)の化合物を、1種以上のカップリング剤とカップリングし、
    式(II)の化合物を提供する工程;
    Figure 2006519846
    を包含し、ここで、式IIおよびIX〜XIIIについて、
    Xは、O、S、NR、N(R)N(R)、C(O)、N(R)C(O)R、C(O)NRまたはアルキルであり;
    は、H、シクロアルキル、アルキル、ヘテロシクリル、アリール、ヘテロアリール、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アルキニル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、RO−アルキル、(RSi、アシルであり、ここで、Rは1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、NR 、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アリール、ハロ、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、アリールアルケニル、ヘテロアリールアルケニル、アリールアルキニル、ヘテロアリールアルキニル、アリールオキシまたはヘテロアリールオキシであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    ’は、H、ハロ、NH、アルキル、OH、C(O)Me、アリール、ヘテロアリールであり;
    各Rは、独立して、H、アルキル、RO−アルキルまたはアリールアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、C(O)R、NR 、N(R)C(O)R、CN、OCF、SOもしくはSiR ;またはアルキルオキシ、アリールオキシ、アルキル、ヘテロシクリル、RO−アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチオ、ハロアルキルオキシ、ヘテロアリールまたはアリールアルキルであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、Hまたはアルキルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、OH、CF、アルキル、アルキルオキシ、N(R)−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキルまたはヘテロシクリルであり;
    各Rは、独立して、ハロ、CN、OR、CF、N(R)C(O)R、C(O)R、OCF、SCF、NRS2、C(O)NR 、OH、RO−アルキル、アルキル、アルキルスルホニル、ヘテロシクリルまたはヘテロアリールであり、この各々は、1〜4個のRで必要に応じて置換されており;
    各Rは、独立して、ORまたはアルキルであり;
    Hetは、1〜4個のR10で必要に応じて置換されたヘテロシクリルであり;
    各R10は、独立して、アルキル、CF、C(NH)NR11、C(NH)R11、CN、R N−アルキル、NR11−アルキル、RO−アルキル、R11、ヘテロアリール、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリルアルキルであり、この各々は、アルキルまたはORで必要に応じて置換されており;そして
    各R11は、独立して、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、シクロアルキルまたはヘテロシクリルである、方法。
  26. 前記Het−HのHが窒素に結合している、請求項25に記載の方法。
  27. 前記カップリング剤がHNRである、請求項25に記載の方法。
  28. 前記カップリング剤がMgCl−RおよびPdである、請求項25に記載の方法。
  29. 前記カップリング剤がHSRである、請求項25に記載の方法。
  30. 被験体において自己免疫障害を処置する方法であって、該方法は、請求項1〜24に記載の化合物のいずれかを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
  31. 追加の治療剤を投与する工程をさらに包含する、請求項30に記載の方法。
  32. 前記自己免疫障害が狼瘡である、請求項30に記載の方法。
  33. 被験体において臓器移植拒絶を処置する方法であって、該方法は、請求項1〜24に記載の化合物のいずれかを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
  34. 追加の治療剤を投与する工程をさらに包含する、請求項33に記載の方法。
  35. 被験体において炎症性障害を処置する方法であって、該方法は、請求項1〜24に記載の化合物のいずれかを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
  36. 追加の治療剤を投与する工程をさらに包含する、請求項35に記載の方法。
  37. 前記追加の治療剤が、鎮痛薬またはステロイドである、請求項36に記載の方法。
  38. 前記炎症性障害が関節炎である、請求項35に記載の方法。
  39. 前記関節炎が、慢性関節リウマチ、リウマチ様脊椎炎、痛風性関節炎、外傷性関節炎、風疹性関節炎、乾癬性関節炎または変形性関節症である、請求項38に記載の方法。
  40. 前記炎症性障害が、炎症性腸疾患またはクローン病である、請求項35に記載の方法。
  41. 請求項1〜24に記載の化合物のいずれかを含む、組成物。
  42. 薬学的に受容可能なキャリアをさらに含む、請求項41に記載の組成物。
  43. 追加の治療剤をさらに含む、請求項41に記載の組成物。
  44. 式(I)〜(VIII)のいずれかの化合物のライブラリー。
  45. 被験体においてIL−2産生を阻害する方法であって、該方法は、請求項1〜24のいずれかに記載の化合物を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
  46. 被験体においてZAP−70を調節する方法であって、該方法は、請求項1〜24のいずれかに記載の化合物を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
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