JP2006518675A - 貫通孔を備えた複数のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

皮膚層を貫通させるのに使用される、基板と、貫通孔を有する一連の突出するマイクロエレメントと、を備えるタイプのマイクロ構造物を製造するための方法が提供される。マイクロエレメントは、最初の基板構造にエンボス加工またはプレスされ、該基板構造は、いくつかの実施態様においては、押出し成型されたポリマー材料から形成され、いくつかの場合においては、共押出し成型された2層のポリマーから形成される。貫通孔は、第2材料で満たされた貫通する円柱形から形成され、第2材料は、エンボス加工またはプレス工程後に除去される。その他の場合において、貫通孔は、エンボス加工またはプレス工程中に中空のままにしておかれる。

Description

本発明は、概してマイクロ構造物の製造に関し、特に、基板と、貫通孔を備えた一連の突出するマイクロエレメントを有するタイプのマイクロ構造物に関する。本発明は、皮膚層を貫通し得るマイクロ構造物を構成する方法として特に開示され、この中において、該マイクロエレメントは、最初の基板構造にエンボス加工またはプレスされ、この最初の基板構造は、いくつかの実施態様においては、押出し成型されたポリマー材料から形成され、いくつかの場合においては、共押出し成型された2層のポリマーから形成される。いくつかの実施態様において、貫通孔は、第2材料で満たされた貫通する円柱形から形成され、第2材料は、エンボス加工またはプレス工程後に除去される。その他の実施態様においては、貫通孔は、エンボス加工またはプレス工程中に中空のままにしておかれる。
(発明の背景)
一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物は、様々な特許刊行物に開示されてきているが、それらの多くが開口部を備え、それにより、マイクロエレメント配列の上面と下面との間における液体の交換が可能となっている。個々のマイクロエレメントは、典型的には、動物の皮膚の角質層を貫通するように、または何らかの他のタイプの膜を貫通するように設計される。一旦貫通が達成されると、流体(例えば液体の薬物など)が、マイクロ構造物内の貯蔵所から体内へと分配され得、またはその逆の方向において、体液が、マイクロ構造物内のそうした貯蔵所へと、試料として採取され得る。
マイクロエレメントの適切な大きさおよび形状は、多くの要因に依存し、いくつかの適用においては(例えば、薬物の送出または人の皮膚を通じた体液の試料採取)、いくつかの異なる大きさ、そして特に形状で十分である。マイクロ構造物の適用のいくつかにおいては、貫通孔を必要としない。しかし、貫通開口部が必要でないそうした適用においては、マイクロ構造物の製造中に不良率を下げるために許容できる精度の範囲内で、安価な(および量産できる)手法でそうした装置を製造する方法を見つけることが重要である。
下記の通り、共通に譲渡された米国特許出願において、マイクロ構造物の多様な大きさおよび形状が、本発明者らによって開示されている。以下に挙げる文献は、その全体が本明細書中で参考として援用される:皮内マイクロニードル配列装置、米国特許出願番号09/328,947、1999年6月9日出願;皮内マイクロニードル配列を使用する装置および方法、米国特許出願番号09/329,025、1999年6月9日出願、現在、米国特許番号6,256,533B1、2001年7月3日発行;皮内マイクロニードル配列を製造する装置および方法、米国特許出願番号09/328,946、1999年6月9日出願、現在、米国特許番号6,312,612B1、2001年11月6日発行;鋭くした皮内マイクロニードル装置、米国特許出願番号09/580,780、2000年5月26日出願;皮内マイクロニードル配列装置、米国特許出願番号09/580,819、2000年5月26日出願;皮内マイクロニードル配列の製造方法、米国特許出願番号09/579,798、2000年5月26日出願;ソフトリソグラフィーおよびフォトリソグラフィーを使用するマイクロニードル構造物の製造方法、米国特許出願番号09/808,534、2001年3月14日出願;皮膚を処置するおよび整えるためのマイクロ構造物、米国特許出願番号09/952,403、2001年9月14日出願;皮膚を通じて組成物を送出するためのマイクロ構造物、米国特許出願番号09/952,391、2001年9月14日出願;回転可能な構造物を使用する皮膚を通じて組成物を送出するためのマイクロ構造物、米国特許出願番号10/216,148、2002年8月9日出願。
基板および個々のマイクロエレメントを通過して伸びる開口部を有するマイクロ構造物を製造するための改善された方法を提供すること、および大量生産でき、安価な方法でそれを行うことは、有益であろう。また、ほとんど、または全てのマイクロエレメントがその周辺部内に少なくとも1つのそうした貫通孔を確実に備えるような方法で、そうしたマイクロ構造物の製造方法を提供することも、有益であろう。
(発明の要約)
従って、本発明の利点は、貫通する開口部を有する一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論であって、この場合において該マイクロ構造物は、エンボス加工または鋳型成型の方法を使用して、うまく位置が調節される2つのポリマーのシステムによって形成され得る、方法論を提供することである。
本発明の別の利点は、貫通する開口部を有する一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論であって、この場合において該マイクロ構造物は、エンボス加工または鋳型成型の方法を使用して、うまく位置が調節される2つのポリマーのシステムによって形成され得、該マイクロエレメントは、共押出し成型工程により形成される、方法論を提供することである。
本発明の更に別の利点は、貫通する開口部を有する一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論であって、この場合において該マイクロ構造物は、エンボス加工または鋳型成型の方法を使用して、穴が半ランダムに配置される2つのポリマーのシステムによって形成され得る、方法論を提供することである。
本発明のなお別の利点は、貫通する開口部を有する一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論であって、この場合において該マイクロ構造物は、エンボス加工または鋳型成型の方法を使用して、うまく位置が調節される2つのポリマーのシステムによって形成され得、該マイクロエレメントは、共押出し成型工程により形成され、穴は半ランダムな方法で配置される、方法論を提供することである。
本発明の更なる利点は、エンボス加工または鋳型成型の工程を使用して、うまく位置が調節された一組の穴、または半ランダムな方法で配置された穴として、個々のマイクロエレメントに貫通孔を形成する、マイクロ構造物を製造する方法を提供することである。
本発明のまた更なる利点は、マスクプレートおよび高圧の液体またはガスのジェットを使用してマイクロエレメントに貫通孔を形成する、一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論を提供することである。
本発明のまた更なる利点は、加熱されたプレートを使用してマイクロエレメントに貫通孔を形成する、一連のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論を提供することである。
本発明の更なる利点は、金型の上下半分、または鋳型の上下半分が提供されて、貫通孔を有する個々のマイクロエレメントが形成され、金型/鋳型の上下半分は、ある程度自ら位置を調節する、個々のマイクロエレメントを有するマイクロ構造物を形成するための方法論を提供することである。
本発明の付加的な利点およびその他の新規な特徴については、一部は後の説明に記載され、一部は以下に示される検査によって当業者にとって明らかとなり、あるいは本発明の実施により学び得るものである。
前述の、ならびにその他の利点を得るために、および本発明の1つの局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:第1材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、第1の実質的に平らな表面と、該第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面と、を有し、該基板は第1表面と第2表面の間に形成された複数の開口部を有する;そして、該材料より成る基板の第1表面に対して、予め定められた形状を有する物体をプレスすることにより、第1表面に複数のマイクロエレメント突出部を形成すること。この際、該複数のマイクロエレメント突出部は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有し、該複数のマイクロエレメント突出部の各々が、第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有し、複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、周辺部内に複数の開口部のうち少なくとも1つを有する。
本発明の別の局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:実質的に固体の材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有する複数のマイクロエレメント突出部を有する第1表面を有し、各マイクロエレメント突出部は、該第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有し、基板は、第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面を有し、更に基板は、第1表面と第2表面の間において実質的に無孔である;第3の実質的に平らな表面および該第3表面に対向する第4表面を有するマスクプレートを提供すること。この際、該マスクプレートは、第3表面と第4表面との間に形成された複数の開口部を有する;マスクプレートの第3の実質的に平らな表面を、基板の第2の実質的に平らな表面に近接するように配置し、マスクプレートの第4表面から複数の開口部を通じて加圧下で液体を押出すことにより、加圧下の複数の流体ジェットを形成すること;そして、複数の加圧された流体ジェットにより、基板に第2の複数の開口部を形成すること。この際、複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に、該第2の複数の開口部のうち少なくとも1つを備える。
本発明の更に別の局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:予め定められた固体の材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、第1の実質的に平らな表面と、該第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面とを有し、該基板は、第1表面と第2表面の間において実質的に無孔である;第1の予め定められた形状を有する第1の物体と、第2の予め定められた形状を有する第2の物体とを提供し、基板の第1の実質的に平らな表面が第1の物体に近接する一方で、基板の第2の実質的に平らな表面が第2の物体に近接するように、基板を第1の物体と第2の物体との間に配置すること;そして、固体の材料から成る基板の第1表面に対して第1の物体を、第2表面に対して第2の物体を同時にプレスすること:この際、(i)第1の予め定められた形状が、第1表面に複数のマイクロエレメント突出部を形成し、該複数のマイクロエレメント突出部が少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有し、各マイクロエレメント突出部が、第1表面に沿って周辺部を形成する基部の形状を有するように、第1表面が第1の物体によってプレスされる;(ii)第2の予め定められた形状が基板内に複数のマイクロ穴を形成し、該複数のマイクロ穴のうち少なくとも1つが、基板を貫通する形で第1表面と第2表面との間に伸びるように、第2表面が第2の物体によってプレスされる;(iii)複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に複数のマイクロ穴のうち少なくとも1つを備える;(iv)プレス工程において、第1の物体と第2の物体が互いに対してプレスされるときに、第1の物体の第1の予め定められた形状および第2の物体の第2の予め定められた形状が、自ら位置を調節する効果を発揮する。
本発明のまた更に別の局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:第1材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、第1の実質的に平らな表面と、該第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面と、を有し、該基板は、第1表面と第2表面との間に形成された複数の開口部を有する;複数の開口部のうち少なくとも1つの中に、第2材料を配置すること。この際、第2材料は、第1材料の少なくとも1つの特性と異なる少なくとも1つの特性を有する;材料の基板の第1表面に対して、予め定められた形状を有する物体をプレスすることにより、第1表面に複数のマイクロエレメント突出部を形成すること。この際、該複数のマイクロエレメント突出部は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有し、各マイクロエレメント突出部は、第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有する;そして、複数の開口部のうち実質的に全てから、第2材料を除去すること。この場合において、複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に複数の開口部のうち少なくとも1つを備える。
本発明の更なる局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:第1材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、第1の実質的に平らな表面と、該第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面と、を有し、該基板は、第1表面と第2表面との間に形成される複数の開口部を有する;そして、材料の基板の第1表面に対して、予め定められた形状を有する物体をプレスすることにより、第1表面に複数のマイクロエレメント突出部を形成すること。この際、該複数のマイクロエレメント突出部は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有し、各マイクロエレメント突出部は、第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有する。この場合において、複数の開口部のうち少なくとも1つは、プレス操作によって完全に閉じられてはおらず、複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に、複数の開口部のうち少なくとも1つを有する。
本発明の更なる局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:実質的に固体の材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有する複数のマイクロエレメント突出部を有する第1表面を有し、各マイクロエレメント突出部は、第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有し、該基板は、第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面を有し、該基板は、第1表面と第2表面との間において実質的に無孔である;第3の実質的に平らな表面と、該第3表面に対向する第4表面とを有するマスクプレートを提供すること。この際、該マスクプレートは、第3表面と第4表面との間に形成される複数の開口部を有する;マスクプレートの第3の実質的に平らな表面を、基板の第2の実質的に平らな表面に近接するように配置し、マスクプレートの第4表面から複数の開口部を通じて加圧下で液体を押出すことにより、加圧下の複数の流体ジェットを形成すること;そして、複数の加圧された流体ジェットにより、基板に第2の複数の開口部を形成すること。この場合において、複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に、第2の複数の開口部のうち少なくとも1つを備える。
本発明の更なる局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:実質的に固体の材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有する複数のマイクロエレメント突出部を有する第1表面を有し、各マイクロエレメント突出部は、第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有し、該基板は、第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面を有し、該基板は、第1表面と第2表面との間において実質的に無孔である;予め定められた形状の上面を有する固体の物体を提供すること。この際、該形状は、該固体の物体の基部部材の上に伸びる複数の突起部を備える;固体の物体の上面を、基板の第2の実質的に平らな表面に近接するように配置し、基板材料の融解点よりも高い温度まで、固体の物体を加熱すること;そして、複数の突起部の位置において基板材料が溶けることにより、該複数の突起部を基板に突き通すようにすることによって、基板に複数の開口部を形成すること。この場合において、複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に、複数の開口部のうち少なくとも1つを備える。
本発明の更なる局面に従って、マイクロ構造物を構成する方法が提供されるが、その中において、該方法は以下の工程を備える:予め定められた固体の材料より成る基板を提供すること。この際、該基板は、第1の実質的に平らな表面と、該第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面とを有し、該基板は、第1表面と第2表面との間において実質的に無孔である;第1の予め定められた形状を有する第1の物体と、第2の予め定められた形状を有する第2の物体とを提供し、基板の第1の実質的に平らな表面が第1の物体に近接する一方で、基板の第2の実質的に平らな表面が第2の物体に近接するように、基板を第1の物体と第2の物体との間に配置すること;そして、固体の材料から成る基板の第1表面に対して第1の物体を、第2表面に対して第2の物体を同時にプレスすること:この際、(i)第1の予め定められた形状が、第1表面に複数のマイクロエレメント突出部を形成し、該複数のマイクロエレメント突出部が少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有し、各マイクロエレメント突出部が、第1表面に沿って周辺部を形成する基部の形状を有するように、第1表面が第1の物体によってプレスされる;(ii)第2の予め定められた形状が基板内に複数のマイクロ穴を形成し、該複数のマイクロ穴のうち少なくとも1つが、基板を貫通する形で第1表面と第2表面との間に伸びるように、第2表面が第2の物体によってプレスされる;(iii)複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、その周辺部内に複数のマイクロ穴のうち少なくとも1つを備える;(iv)プレス工程において、第1の物体と第2の物体が互いに対してプレスされるときに、第1の物体の第1の予め定められた形状および第2の物体の第2の予め定められた形状が、自ら位置を調節する効果を発揮する。
本発明の更にその他の利点については、本発明を実施するために意図された最良の形態の1つにおける本発明の好ましい実施態様が記載され、示された、以下の記載および図面により、当業者にとって明らかとなろう。本発明は、その他の異なる実施態様を可能とし、その詳細のいくつかについては、すべて、本発明から逸脱することなく、多様かつ自明の局面において変更することが可能であることが、理解されるであろう。したがって、図面および明細書の記載は、事実上例示的なものであって、限定的なものではないとみなされるであろう。
本明細書の一部を成す添付図面は、本発明のいくつかの局面を例示し、発明の詳細な説明および請求項と共に、本発明の原則を説明する役割を果たす。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
次に、本発明の好ましい実施態様について詳しく言及していく。その実施例は付随する図面に示されるが、同じ数字は、全ての図面を通して同じ要素を示している。
下記に述べるように、本発明は、中空のマイクロニードルを製造するためのいくつかの異なる方法論を含み、その中において、該マイクロニードルは多様な長さであり得る。マイクロニードルは、例えば、2000ミクロンまたは3000ミクロン程度の長さであり得、若しくは、例えば、1ミクロン程度の長さであり得る(1ミクロンとは1マイクロメートルのことであり、これは10−6メートルである)。マイクロニードル(または「マイクロエレメント」)の形状は、多様な材料を使用して形成し得、所望であれば金属をも含み得る。一般的に、本開示において述べられる方法論では、ポリマーまたはプラスチック材料、あるいはその他の低コストで形成可能な材料について言及し、また、下記に開示されるいくつかの構造においては、2つの異なる材料が使用され、その両方が、ポリマー材料またはその他のタイプの鋳型成型可能な、または押し出し成型可能な材料であり得る。
図1を参照すると、ポリマーまたはその他のタイプの押し出し成型可能な、または鋳型成型可能な第1材料が、複数の穴を有するシートとして形成される。該シートは一般に参照番号10で示され、シート自体は基板12から成る。シート内に形成される穴または開口部は、参照番号14で示されるように、シートを完全に貫いて伸びる。穴は、所望であれば、鋳型成型処理中に形成され得る。あるいは、材料を固体の平らなシートにしたものを使用して構成物をつくり出し、その後で、何らかのタイプの型押、打抜プレス、または穿孔操作等の別の方法により、穴が形成される。高生産量の製造方法論においては、図1の構造物10が形成されるまでに、その中に穴が予め成型されてしまっているシートを与えるのが、最も安価であろう。
図2は、第1材料として図1に示された基板12を示しているが、この時点では、穴14が第2のタイプの材料で満たされている。これは好ましくは、第1材料よりも低い融解温度を有する。図2に示されるように、先に穴であったものが、この時点ではプラスチックまたはその他のタイプの鋳型成型可能な材料で満たされており、これは一般に参照番号16で示される。図2の構造物全体は、一般に参照番号18で示される。基板12を形成する第1材料の融解点が十分に高い限りは、第2材料16の塑性「流動性」は、粘性が比較的低いものにでき得る。これにより、例えば第2材料の「浴槽」を使用し、次に冷却して固形材料16とするなどして、開口部14を満たすことを、相当に容易にかつ迅速にする。
図2に示されるように構造物18が完成された後、エンボス加工またはその他のタイプの型押、絞り、またはプレス操作を行い、図3および図4に示されるように、ピラミッド状マイクロエレメントを形成する。図3に示されるように、各マイクロエレメントは、4つの面を有するピラミッドの形状に形成され、ピラミッドの「左」面(図3参照)は参照番号24で示され、「右」面(図3参照)は参照番号26で示される。各マイクロエレメントは基部の形を示し(図3の例における正方形)、これは、基板22の上面28に沿って周辺部を形成する。
材料16で満たされた円柱形は、図3および図4におけるマイクロ構造物20内にまだあるが、ピラミッド状の形状を有する全体構造がつくり出す状態においては、第2材料16の円柱形は、もはや図2に示されるような同じ長さではなく、また、それらの上面は、もはやこれら円柱状構造物16の縦軸に垂直ではない。
図4は、図3における線4−4に沿って切断した、これらピラミッド状構造物の側面断面図であり、各マイクロエレメントについて、左面24および右面26が容易に見られる。各ピラミッド状マイクロエレメント同士の間にある平らな「上」面は、参照番号28で示される。図4における基板は、図2における基板12の場合と異なり、もはや2つの平らな表面を有していないので、参照番号22として言及される。図4の側面断面図において、各円柱形16の上面は長円形をしている。これは、ピラミッドの側面を形成する角度に沿って円柱形の上部が切られた場合に予期されるとおりである。図3および図4におけるマイクロ構造物全体は、参照番号20として言及され、これは一連のマイクロエレメント(または「マイクロニードル」)を含む。
図3および図4で示された形状をつくり出すエンボス加工、絞り、型押、またはプレス操作は、永久変形であることを意味し、第1材料(基板12)の塑性変形を引き起こすと共に、円柱形16を形成する第2材料の塑性変形をも引き起こす。この本発明の第1の実施態様において、円柱形の第2材料16は、元の穴14から抜け出ることがあってはならない。ただし、材料16は最後には除去されることになるので、該材料のいくらかが表面から外に抜け出したとしても、特に、図4に示された「底」面に沿っては、問題は生じないであろう(このことは、図5を参照しつつ下記に述べる)。
図5は該処理における次の工程を示しており、構造物の温度を、円柱形16を形成する第2材料の融解点より高く、しかし基板22を形成する第1材料の融解点より低くすることにより、第2材料が除去される。その結果が、図5に示される一連の中空のマイクロエレメントであり、一般に参照番号30で示される。「左」面24および「右」面26が、まだピラミッド状マイクロエレメントを形成しているが、材料16の「旧」円柱形は、この時点では、開口部32となっており、構造物30を完全に貫いて伸びている。
もう1つの方法として、図4の第2材料16は、この第2材料Bのみを溶解する化学処理によって、あるいは、何らかのその他のタイプのpHの変更を伴う酸性またはアルカリ性反応を用いた化学処理によって除去され得る。または、開口部32となる場所から、第2材料16を文字通りえぐり抜き得る、さもなければ打ち抜き得る何らかのタイプの機械的処理によっても可能である。図4に示された構造物20における基板22から材料16を除去するのに、多様なタイプの方法論が使用され得、これにより図5の構造物30が得られることが理解されるであろう。本発明において使用され得るいくつかの材料には、PMMAが含まれる。PMMAは、化学上のポリメチルメタクリレートの一般的な略語または頭字語である。本発明において使用され得る別の材料はPSFである。PSFはポリスルホンの頭字語である。あるいは、該材料は、結果として形成されるマイクロ構造物へのいくつかの独自の適用を可能とする、溶解可能なポリマーであり得る。
図1〜図5における第1の実施態様において、元の穴または開口部14は、ピラミッド状マイクロエレメントをつくり出す鋳型または金型と共に「うまく位置が調節される」ことにより、図2から図3および図4へと進む工程の間に形成される、ピラミッド形(マイクロエレメント)の周辺部の中に第2材料16の円柱形が確実におさまる。したがって、材料16の円柱形は、ピラミッド形が形成される際に、そのピラミッド形の「面」内にとどまる。所望であれば(意図的なものであろうと、わずかな位置ずれによる「偶発的なもの」であろうと)、残っている平らな基板の中に(すなわち、28の基板部分に沿って)、付加的な穴があり得る。
本発明が有用であるために、図1のすべての穴14が第2材料で満たされることが重大というわけではないことが、理解されるであろう。後で図5において開口部32となる、満たされている穴の割合は、非常に小さいものであり得るが、その一方で非常に機能的な構造を与える。
次に図6を参照すると、開口部または貫通する穴を有する別の基板が示されており、これは一般に参照番号50で示される。基板の材料は52で示され、貫通する穴は54で示されている。この構造物もやはり、実質的にいかなる所望の材料によっても形成され得るが、何らかのタイプのプラスチックまたはポリマー材料であれば、穴が既に所定の位置にあるように、容易に鋳型成型され得る。あるいは、該構造物は、材料の固体の平らなシートとして形成され得、所望により、何らかのタイプの穿孔または打抜処理によって、穴が後から形成され得る。
一旦構造物50が形成されると、押出し成型機を通して、第2のプラスチックまたはポリマー材料と共に共押出し成型され得、図7に示された構造物を形成する。第2材料は、構造物52の底部(図7参照)に沿って共押出し成型され、この第2材料は、その底面が平らであり、層58として形成される。図6の空の穴54は、この時点で共押出し成型された層58からの第2材料で満たされており、これらの穴は第2材料から成る円柱形56となる。これは、第2材料の方が低い融点または塑性変形温度を有していれば、容易に完成され得る。より正確に説明すると、共押出し成型の工程中に、基板の層52を形成する第1材料における開口部54内に、第2材料が塑性流動を与えるように、処理温度が第2材料(または層58)の遷移温度まで上げられる。結果として形成される全体構造は参照番号60で示され、基板52は、その開口部内への塑性流動によって、開口部が第2材料で満たされた以外には、何ら影響を受けていない。
図7は、2層が共押出し成型された材料の見かけを示しており、この後でエンボス加工またはその他のタイプの絞り、型押し、またはプレス操作により、図8に示されるマイクロ構造物の形状を形成する。本設計において、図8は上述した図4に非常に類似して見える。但し、図8は、58において(第2)材料から成る第2層も有している。図8の構造物62は、図4の構造物22と実質的に同一であり、個々のマイクロエレメントとして4つの面を有するピラミッド形が与えられ、その各々が「左」面(図8参照)64および「右」面(図8参照)66を有し、各マイクロエレメント同士の間には、開放された平らな上面68が配される。第2材料の円柱形56は、エンボス加工/絞り/プレス工程の間に使用される金型または鋳型によって、この時点では上部が切られており、したがって、図8に示される見かけを有する。上から見ると、図8の構造物70は、図3の構造物20の場合と非常に類似して見える。
図9に示された「最終」マイクロ構造物75を得るためには、第2材料が除去される必要がある。これは、第2材料58の塑性融解点より温度を上げる(しかし基板62を形成する第1材料の融解点よりは低いままにする)ことにより成され得る。あるいは、何らかのタイプのpHの変更を伴う酸性またはアルカリ性反応、またはその他のタイプの化学反応を用いて、若しくは、何らかのタイプの機械的操作によっても成され得る。最終結果である図9の構造物75は、開口した貫通孔72を与え、これは、基板62の底部から、ピラミッド状マイクロエレメントにおける面64および66を貫通して伸びている。図8の構造物70から図9の構造物75へと移行させるための化学処理または熱処理の一部として、第2材料から成る底部層58も、第1材料から成る基板62から除去される。
図1〜5を参照して述べられた構造における方法と同様に、図6〜9に示された構造は、別の「うまく位置が調節される」システムにより形成される。このシステムにより、「満たされた穴」56が、マイクロエレメントを形成する個々のピラミッド形の周辺部内にあり、その面の一部となるように、元の貫通孔が、ピラミッド状マイクロエレメントをつくり出す金型または鋳型と共に整列される。所望により、基板の平らな上面68を貫通する穴も、このマイクロ構造物に含まれ得る。
図10は、貫通する穴が形成された基板材料の別の断面図であり、該構造物は一般に参照番号110で示される。基板材料自体は112で示され、貫通孔または開口部は114で示される。この構造物110に使用される材料は、実質的に、設計者が所望するいかなるタイプの固体でもあり得、平らな基板が製造されると同時に鋳型成型される穴を有し得る、何らかのタイプの鋳型成型可能な、または押出し成型可能なポリマーあるいはプラスチック材料であり得る。若しくは、該基板は、固体の平らなシートとして製造され得、多数の方法のいずれかによって、開口部または貫通孔が後から形成され得る。
図11は、第2材料が構造物に加えられた後の(例えば、第2材料の加熱された浴槽を使用して)、同じ基板112を示しており、一般に参照番号118で示される。以前の穴または開口部114は、この時点では第2材料で満たされており、これら円柱状の形状は参照番号116で示される。図10および11の構造物は、図1および図2を参照して上述されたものに非常に類似している。一般的に、材料116は、第1材料112よりも低い融解温度を有するように選択されるので、図10の構造物110から図11の構造物118へと推移する際に、材料116は、開口部114に容易に流入し得る。
図12〜14を精査すればわかる通り、第2材料116から成る円柱形となる穴114は「うまく位置が調節される」ことはなく、その代わりに半ランダムな配置で形成されている。この結果、周辺部内にあり、ピラミッド状マイクロエレメントとして言及されてきた突起物の一部となる場所に、多くの第2材料116から成る円柱形がおさまらなくなる。したがって、多くの第2材料から成る円柱形116は、個々のマイクロエレメント同士の間にある比較的平らな領域128に形成されるので、図14の構造物へと導く最終処理工程において形成される開口部の多くは、皮膚の障壁または膜の障壁を通じて液体を分配するのを必ずしも補助しない位置に配されることになる。他方で、半ランダムに配置された穴は十分に高い密度を有するので、お互いの間に十分に小さな間隔を置いて配置され、その多くがやはりマイクロエレメントの周辺部内におさまることになる。したがって、このような開口部は、皮膚の障壁または膜の障壁を通じて液体を分配するのを補助することになる。
次に図12を参照すると、4つの面を有する個々のピラミッドが、第2材料から成る多くの円柱形116を包含する周辺部を有する。これは、この上面図から容易に認識される。個々のマイクロエレメントは、やはり「左」面(図12参照)を124に、そして「右」面(図12参照)を126に含有している。個々のピラミッド状マイクロエレメント同士の間に配される平らな表面は、参照番号128で示され、マイクロエレメントの配列全体(またはマイクロ構造物)は、一般に参照番号120で示される。
図13は、図12の上面図のものを側面から見た、線13−13に沿って切断した断面図である。図13においては、個々のピラミッド状マイクロエレメントにおける左面124および右面126が容易に見られ、かつては平面な基板であった構造物全体が、参照番号120で示される。円柱形の材料の各々が、図13においては116として容易に見られ、これら円柱形の多くが、ピラミッド状マイクロエレメントの面の1つを貫通する一方で、その他の円柱形の第2材料116は、平らな表面128の1つを貫通するのみである。
図12および図13の構造物は、再び、エンボス加工の方法、または何らかのタイプのプレス操作によって形成され、前に特筆したように、個々のマイクロエレメントは、第2材料116の円柱形となる元の穴114のいかなる群とも「うまく位置が調節される」ことはない(本明細書における用語「プレス」または「プレッシング」は、「エンボス加工」を含め、いかなるタイプの打抜き、型押し、または絞りの方法をも意味し得るので、このような機能について述べる際に、こうした代わりの用語全てが毎回明細書において使用されるわけではないことが理解されるであろう)。やはり前に特筆したように、穴114/円柱形116の数および密度は、構造物が完成される際に、多数のピラミッド状マイクロエレメントが少なくとも1つの貫通孔を有するのに十分なものである(図14参照)。
図14の構造物130をつくり出す最終工程では、図13に示された構造物120の円柱形116内に残っている第2材料が除去される。これは、化学的に、または、第2材料(円柱形116を形成)の融解点を超えるが、基板構造122を形成する第1材料の融解温度よりは下回ったままであるように温度を上げることにより成され得る。どちらの場合でも円柱形の材料116は除去され、それによって図14に示された構造物130が残る。この時点では多数の開口部または貫通孔132があり、その多くがピラミッド状マイクロエレメントの面の1つを貫通して伸び、その他のものは基板122の底面から平らな上面128までを貫通して伸びる。もちろん、ピラミッド状マイクロエレメントの面の1つを貫通する開口部132の方が、底面から上面までを通し、皮膚構造または膜構造の層を通じて液体を送出するのを補助しやすい。
本発明は個々のマイクロエレメントの特別な大きさや形状によって限定されるものではなく、これにはマイクロエレメントの高さおよび個々のマイクロエレメント同士の間の間隔も含まれることが理解されるであろう。もちろん、うまく位置が調節される実施態様では、各マイクロエレメント同士の間に何らかの予め決定された距離を有することになろうが、この距離は実質的に、構造物の設計者が所望するいかなる寸法でもあり得る。いくつかの実施態様においては、元の基板層(例えば図1の基板12)を形成し得る可塑性薄膜の厚さが、いくらかの可撓性を確実に有するように選択され、それによって基板構造がある程度不規則な形状に適合可能とされるのが最善であろう。これも、構造物の設計者に委ねられ得る。物理的寸法に関しては、図5を参照すると、基板22の上面と底面との間の距離は、例えば、約100ミクロンまでの範囲であり得、一方で基部と各ピラミッド状マイクロエレメントの先端との間の距離は、例えば、約160ミクロンであり得る。マイクロエレメントの実際の形状および寸法がシステム設計者に委ねられ、本発明の発明者によって実質的にいかなる大きさおよび形状も意図されていると言っても過言ではない。使用され得るいくつかの形状の例が、図34〜45に示される。ピラミッド状マイクロエレメントの更なる形状が、更に図46〜56に示される。これについては後で更に詳しく述べる。
図15を参照すると、一般に参照番号150で示される開始構造物は、複数の貫通孔または開口部154を有する基板152を含む。図10の場合と同様、この構造物は、実質的にその設計者が所望するいかなる材料によっても形成され得るが、こうした材料は、好ましくは鋳型成型可能または押出し成型可能である。穴154は、基板152の製造と同時に直接鋳型成型され得る。または、基板152は、はじめは滑らかで平らなシートとし、何らかのタイプの機械的または化学的操作により、あるいは工学的操作によって(例えばレーザーで焼き切って穴をつくるなど)、後から穴が加えられ得る。
本処理における次の工程は、共押出し成型を行うことであり、これによって第2材料158より成る追加の層が、基板152の底面に沿って形成され、一般に参照番号160で示される全体構造がつくり出される。以前の開口部154は、第2材料で満たされ、円柱形156となっている。ここまでのところは、先に図6および図7を参照して述べられた方法と実質的に同一である。
次の工程は、構造物160の上面に対して、エンボス加工、あるいは金型または鋳型をプレスすること(または絞りや型押し)であり、これにより、図17に示されるように複数のピラミッド状マイクロエレメントが形成される。この構造物全体は、一般に参照番号170で示され、「左」面164(図17参照)および「右」面166(図17参照)を有する、4つの面を有する複数のマイクロエレメントを形成し、一方で、比較的平らな基板の上面168も形成する。第2材料156より成る円柱形の多くは、平らな表面168において可能なだけ最小の大きさに上部が切られており、一方でその他は、164または166におけるピラミッド状の面の1つの上面まで貫通している。図10〜14を参照して先に述べたように、穴154/円柱形156は、図15〜18において述べた実施態様においては「うまく位置が調節される」ことはなく、したがって、円柱形156の多くは、ピラミッド状マイクロエレメントの1つにおける周辺部内に整列されない。しかし、これら円柱形156の数および密度は、全てではなくともほとんどのマイクロエレメントが、構造物が完成される時までに開口部となる第2材料から成る円柱形172を、必ず少なくとも1つ有するために十分なものである。
図18は最終構造物を示し、この中において、第2材料は、底部層158を含め、除去されている。この除去方法は、第2材料の融解点よりも温度を上げることによって、あるいは、化学的またはその他のタイプの酸性またはアルカリ性操作によって成される。円柱形156であったものは、開口部172となっており、構造物全体は、一般に参照番号175で示される。図18の構造物は、実質的に図14の構造物と同一であるが、唯一の相違点は、図16の構造物160を形成する共押出し成型処理があるために、製造工程が幾分異なることである。こうした共押出し成型処理において、どちらの材料も(すなわち、基板152を形成する材料および底部層158を形成する材料)、例えばPMMAなどの(2つの異なる鎖を有する)、あるタイプのプラスチックまたはポリマー材料になることは、非常にあり得る。
図19を参照すると、多孔性ポリマーシートなどのシート状の材料が、多数の穴または開口部を有する様子が示されている。構造物全体は、一般に参照番号210で示され、シート状の材料自体は212で、穴は214で示される。図20は、図19における線20−20に沿って切断した断面図であり、開口部214が、シートまたは基材212を貫通して伸びる貫通孔であることを示している。この実施態様においては、第2材料が穴214を満たすために使用されることはなく、図20にあるように、シート210が直接的にエンボス加工(またはプレス)される。
図21では、エンボス加工(プレッシング)工程は既に行われており、図22にも示されるように、4つの面を有する一連のピラミッド形が、シートの上面に形成されている。図21においては、構造物全体は一般に参照番号220で示され、各ピラミッド形が、224において「左」面(これらの図を参照)、226において「右」面(これらの図を参照)を有し、かつ複数の貫通孔230を有する。基板の材料の平らな上面は228で示される。
図22は、図21における線22−22に沿って切断した断面図であり、エンボス加工工程によって、貫通孔が幾分変形しているのが見られる。これら穴の上部部分は、参照番号230で示され、主に開口部周辺で材料を部分的に押しつぶすため、完全にまっすぐでも直径が同一でもない。開口部の下部部分は、エンボス加工工程によって影響されないので、引き続き214で示される。しかし、開口部の上端は幾分変形されている。
図19〜22からわかるように、元の平らなシート210に形成されるピラミッド状マイクロエレメントの周辺部の位置に関連して、穴が「うまく位置が調節される」。このことにより、確実に、多数の開口部が突き出したマイクロ構造物自体を貫通して伸び、これによって、最終構造物220の一方の側から他方の側まで液体を分配するのを補助する一方で、皮膚の障壁または膜の少なくとも1層を貫通する。
材料およびエンボス加工またはプレッシング操作を適切に選択することにより、元の平らなシート材料210からマイクロエレメントを形成する工程中に、穴が完全に閉じられないように、処理を行い得る。マイクロエレメント1つ当たり1つより多い開口部のあるものを使用することが、エンボス加工工程の後に少なくとも1つの開口した穴が残ることを確実にするのに役立ち得る。図21および図22に見られるように、うまく位置が調節された一組の開口部を用いることにより、マイクロエレメント自体を形成する4つの面を有するピラミッド形において、1面あたりに1つの穴230が配され得る。もちろん、マイクロエレメントにはその他の形状も利用され得、所望であれば、マイクロエレメント表面のうち特定の面の中に1つより多い穴が配置され得る。このタイプの構造物にはその他の材料も使用され得るが、穴が変形されずに、シートの上面にマイクロエレメントが形成されてしまうまでに穴が完全に閉鎖する傾向があるので、エンボス加工またはプレッシング操作において材料を使用する際、注意する必要のあることが理解されるであろう。
本発明が有用であるために、図20の穴214すべてが、エンボス加工/プレス工程の後に開口したままであることが重大というわけではないことが、理解されるであろう。後で図22の開口部230となる穴214の割合は非常に小さくあり得るが、その一方で、非常に機能的な構造を与える。
図23を参照すると、別の材料のシートが、複数の開口部または穴と共に利用されており、構造物全体は、一般に参照番号250で示される。シート材料自体は参照番号252で示され、開口部は254で示される。図24は、図23における線24−24に沿って切断した、この構造物を側面から見た断面図である。図24に見られるように、穴または開口部252は、平らなシート構造物252を貫通して伸びる。
シート構造物250は、図19に示されたシート構造物210と本質的に同一である。主な相違点は、穴254の配置が、うまく位置が調節されたというよりも、半ランダムであることである。したがって、シート構造物250上においてエンボス加工またはプレス工程が行われた後、穴254のうちのいくつかは、シートの上面から突き出したマイクロエレメントの周辺部内に配置されない。これは図25および図26において見られ得、エンボス加工工程が行われた後のマイクロ構造物260が示されており、一連の4つの面を有するピラミッド形が該構造物の上面268から突き出しており、一般に参照番号260で示される。
図25において、4つの面を有するピラミッド形各々は、少なくとも1つの開口部270を有し、これら各ピラミッド形は、「左」面264および「右」面266を有する(これらの図参照)。各マイクロエレメント同士の間にある平らな構造物の上面は、268で示される。
図26において最もよく見られ得るように、開口部の上部部分は、幾分変形されているが、エンボス加工またはプレス工程によって完全に閉じられることはない。穴の下部部分は、エンボス加工工程によって影響されていないので、引き続き254で示されるが、穴の上部部分は270で示され、長手方向に幾分変形されていると共に、直径も同一ではない。穴のいくつかは、ピラミッド状マイクロエレメントの1つの中に配置されることがなく、基板262の底面から上面268へと突き出す。これらの開口部は、皮膚層または膜層を通じて液体を分配するのに、270においてマイクロエレメント内に伸びる貫通孔と比較すると、それほど有用ではないであろう。
図27を参照すると、一般に参照番号300で示されるマイクロ構造物が、基板302および一連のピラミッド状マイクロエレメントを有するものとして提供され、各ピラミッド状マイクロエレメントは、「左」面300(図27参照)および「右」面306(図27参照)を有し、かつ、各マイクロエレメント同士の間には平らな間隔が配され、308で示される。図27のマイクロ構造物300は、実質的にいかなる材料によっても形成され得るが、下に述べるように、平らな表面308において、あるいはマイクロエレメント自体の一つを通る形で、マイクロ構造の底面から上面までを貫く開口部をつくり出す目的のためには、プラスチックまたは樹脂材料が好ましいであろう。
貫通孔を形成するために、高圧液体または熱ガス流(例えば流体流)が使用され、固体の非多孔性の材料から成るマイクロ構造物300を通過する開口部を機械的に押し開ける。あるいは、マイクロ構造物300の材料を化学的に溶解する傾向のガスまたは液体(流動性の)の流れが使用され得る。マスクプレート310(図28参照)が、マイクロ構造物300の底面の平らな表面と背中あわせに配置される。このマスクプレートは、多数の開口部または貫通孔312を有する。マスクプレート310は、金属、セラミック、または所望によりシリコンからも形成され得る。金属より成る場合、穴312は、型押しまたは穿孔により作成され得る。あるいは、穴を有するプレートは、鋳造法により作成され得る。シリコンより成るプレート310は、例えば、半導体製造技術によって作成され得る。
ガスまたは液体(すなわち流体)が、マスクプレート310の底部側面(図28参照)に沿って圧力下で与えられ、マスクプレート310は、上方に向けて、マイクロ構造物300の一定の場所に対して、ガスまたは液体を方向づける傾向を有する。高圧の液体またはガス(流体)に予め定められた時間さらしておいた後、マイクロ構造物300の材料中の、図28において点線矢印314で示された場所において、開口部が形成される。これらの開口部は、液体またはガスの温度および圧力、あるいは、マイクロ構造物300の材料を化学的に溶解する傾向を有するガスまたは液体(流体)の流れの化学反応速度に依存する速度で形成される。
一旦マイクロ構造物300が、高圧のガスまたは液体(流体)に十分な時間さらされると、開口部が形成されて、マスクプレート310が取り外され得る。これにより、複数の突き出したマイクロエレメントおよび複数の貫通孔を有するマイクロ構造物が後に残され、これは一般に参照番号320で示される(図29参照)。各ピラミッド状マイクロエレメントは、やはり「左」面324および「右」面326を有する(図29参照)。さらに、各マイクロエレメントは、好ましくは330において少なくとも1つの貫通孔を有し、かつ全体構造物320における332においても更に貫通孔があり、これは、底面から、個々のマイクロエレメント同士の間にある平らな上面における328まで貫通している。
図28における製造工程中、マイクロ構造物は、空気または液体(流動性の)の圧力によってマスクプレート310と背中合わせに所定の位置に保持されるのが好ましいであろう。マイクロ構造物300をプレート310と背中合わせに所定の位置に保持するために、この「圧力方法論」が使用される場合は、底の「ジェット」圧力は、上の「保持」圧力よりも大きければならず、それにより、ガスまたは液体(流体)の流れがマイクロ構造物の上面を貫通して、図29における320の最終形状が形成されるのを可能とする。もちろん、この製造方法においては、構造物の設計者が所望するとおりに、いかなる形状のマイクロエレメントも使用され得、更に、PMMAを含め、多くの異なる材料が利用され得る。
図30を参照すると、一般に参照番号300で示されるマイクロ構造物が、基板302および多数のマイクロエレメントを有する形で再び提供されるが、この場合において、個々のマイクロエレメントは4つの面を有するピラミッドのような形状である。この実施例の構造物300における各マイクロエレメントは、「左」面304および「右」面306を有し(図30参照)、個々のマイクロエレメント同士の間に平らな上面308がある。この実施態様において、構造物300全体は、単一の材料から成り、かつ一体構造である。これは多様な技術により製造され得るが、そのうちのいくつかが、上に述べたように、同一発明者らによる特許文献として開示されている。
図31は、鋳型構造物の断面を示している。鋳型構造物は、時にツーリングとも言及され、一般に参照番号350で示され、図30のマイクロ構造物300と合わせて使用される。鋳型構造物350は、平らな底面352および大部分が平らな上面354を有する基部構造を含む。上面352から伸びるまたは突き出している複数の突起部360がある。各突起物360は、隆起した「左」壁面364および隆起した「右」壁面366(図31参照)を有すると同時に、上面362を有する。この鋳型構造物350は、金属、シリコン、またはセラミック材料を含め、多くの異なる材料から形成され得る。該鋳型構造物は、代表的には加熱されてから、マイクロ構造物300の底面に対して押し付けられる。
図32は、加熱された鋳型構造物350がマイクロ構造物300の底面に対して押し付けられた結果を示す。この状況において、突起部360は、ここでは370で示されるマイクロ構造物を貫通しており、図に示されるように、個々のピラミッド状突起物を貫通するチャネルをマイクロ構造物内に形成している。マイクロ構造物370の大部分は元の形状を保持しており、各マイクロエレメントにおいて、なお「左」面304および「右」面306を有すると共に、大部分が平らな平面308を保持している。一旦鋳型構造物350が冷却されて取り外されると、図33に示されるように、最終マイクロ構造物370が結果としてできる。各マイクロエレメントが、その「右」面306に開口部または貫通孔372を有している。
マイクロ構造物の設計者が所望すれば、マイクロ構造物各々において複数の貫通を設け得ることが理解されるであろう。また、本発明の原則から逸脱することなく、構造物の大きさや形状に加え、面の傾斜する角度を変え得ることも理解されるであろう。上面354と、隆起した側壁364または366の1つとの間の角度は、最小でも90°でなければならず、突起部360がより容易にマイクロ構造物300をはじめに貫き通し、また、貫通した後でより容易にマイクロ構造物300からはずれるように、好ましくは90°よりも幾分大きい。
個々のマイクロエレメントの多様な形状のうちのいくつかの例が、図34〜45に示されている。図34〜35においては、マイクロ構造物400の一部として4つの面を有するピラミッド形が示されている。基板の平らな上面は402で示され、ピラミッド形の面のうちの1つは404で示されており、これは貫通孔または開口部406を有している。
図36〜37では、マイクロ構造物410の一部として、コーン形のマイクロエレメントが示されている。基板の平らな上面は412で示され、円錐形のマイクロエレメントが上に向かって突き出すと共に側壁構造を414に有し、貫通孔または開口部416を有する。
図38〜39には、マイクロ構造物420の一部として、楔形のマイクロエレメントが示されており、マイクロエレメントは2つの楔形端部を有している。基板の平らな上面は422で示され、個々のマイクロエレメントが424に平らな上面を有する。マイクロエレメントは、主に垂直な側壁428を有し、上面424は、貫通孔または開口部426を与える。
図40および41は、基板面432上にお互いに間隔を置いて配置された複数の楔形マイクロエレメントから成るマイクロ構造物430を示す。楔形マイクロエレメントの各々が、上に向かって角度をなす側壁434を有し、側壁434のうちのいくつかが、貫通孔または開口部436を与える。より大きな構造物は、図40〜41に示されるように、基板432上に間隔を空けて配置されるマイクロエレメント434を、3つの群として有し得る。
図42および43は、先端が切られた円錐形マイクロエレメントを有するマイクロ構造物440を示す。基板の平らな上面は442で示され、マイクロエレメントの、円錐形の上に向かって角度をなす表面は、444で示される。マイクロエレメントの先端が切られた上面は448で示され、貫通孔または開口部446を与える。
「とがった」端部を有する中空のマイクロニードル構造物が、マイクロ構造物450の一部として図44および45に示される。マイクロニードルは、基板の平らな上面452から側壁458に沿って上に向かって突き出す。マイクロエレメントまたはマイクロニードルの最上面は454で示され、貫通孔または開口部456を与える。
図34〜45に示されたマイクロエレメントの多様な形状は、本発明の原則に従って、マイクロ構造物の形成に使用され得る大きさおよび形状の実例を単に示しただけであることが理解されるであろう。その他の多くの形状が、同じ発明者らによって、様々な特許文献に開示されており、上に列挙した特許文献は、引用することにより本明細書の一部をなす。
図46を参照すると、2つの金型(または鋳型)システムが示され、金型または鋳型の上半分500は、金型または鋳型の下半分510の上に配置され、その間に平らな層またはフィルム状の材料530が配置される。金型または鋳型の下半分510は、実質的に平らな上面518を含み、ここから多数の突起部512が突き出している。これら突起部の各々が、「左」面514および「右」面516を有し(図46参照)、これら2つの面が520で先端部を成す。金型または鋳型の上半分500は、いくつかの凹部502を含み、その各々が「左」面504および「右」面506を有し(図46参照)、また、実質的に平らな底面508をも有する。
フィルム530は、平らな底面534および平らな上面532を含む。一般に、フィルムは、好ましくは加熱され、それにより比較的柔軟になり、その温度において加圧されると、容易に溶解して流れる。その時点までは加熱されるが、フィルム530は、重力のみにより変形する時点までは加熱されない。
図47は、構造工程の次の工程を示し、鋳型/金型の上半分500と鋳型/金型の下半分510が合わされることにより、可塑性フィルムが押し込まれて最終形状に成型される。この状況において、可塑性フィルムは、今度は一般に参照番号540で示され、その上面は542で示される。各突起部512は、フィルム540を貫通して突き出し、鋳型/金型の上半分500の凹部502の中に入っている。これによりマイクロ穴または開口部550を有するピラミッド状マイクロエレメントが形成され、これは図48においてより良く見られる。マイクロ穴550は、図47におけるフィルム540の表面544と表面546との間に存在するチャネルから形成される。金型または鋳型の上下半分共が冷却されて離されると、可塑性フィルム構造物540が金型/鋳型の上下から分離されて、図48に示されるマイクロ構造物540がつくり出される。基板の上面は542で示され、4つの面を有するピラミッド状マイクロエレメントの各々は、「左」面552および「右」面554を有し(図48参照)、ピラミッド形の先端またはその付近に開口部または貫通孔550を有する。
図46〜48に示された設計における重要な特徴の1つは、2つの金型または鋳型の上下である500と510とが、一定の許容差内で本質的に自ら位置を調節することである。言い換えれば、金型/鋳型の半分の1つが、水平方向において適所に保持され得る(これらの図参照)一方で、他方の対向する金型/鋳型の半分は、同じ水平方向において、ある程度まで「漂う」ことが許容され得る。図46の位置から図47の位置への推移において、500と510の2つが合わされるとき、先端部520は側壁面504または506のいずれかを上に向かってスライドするので、500と510の2つが完全に配列されない場合でも、合わされるときに位置を調節する傾向を有するように、突起部512および凹部502の形状が与えられている。これにより、金型/鋳型の上下半分、500および510の実際の位置決めを極端に正確に行う必要がなく、マイクロ構造物540の構造を非常に正確に完成させることが可能となる。もちろん、許容差は、金型/鋳型の下半分510の先端部520が、金型/鋳型の上半分500の開口部502の周辺部内に来るのに十分な小ささでなければならない。
図49は、金型/鋳型の上下半分の別の一組、500および560を示す。これらは、薄い層またはフィルムである材料530を押し込んで一組のマイクロエレメントを形成するのに使用される。金型または鋳型の上半分500は、やはり多数の開口部またはスペース502を与え、その各々が傾斜した「左」壁504および傾斜した「右」壁506を有する(図49参照)。金型または鋳型の下半分560は、基材の上面578に乗る、またはそこから突き出す多数の突出部または高くなる構造562を与え、基板は平らな底面を有する。これら鋳型エレメント562の各々は、「左」壁564、「右」壁566および「上」面568を含む(図49参照)。また、図49に示されるように、「近」面574、および2つの先端部570と572とがある。これら鋳型エレメント562の1つの斜視図が、図50に示される。図50に見られるように、この突出部562は、プラスの符号(+)の形状に形成され、「左」壁564は、対向する「右」壁566を有し、また、「近」壁574が、金型または鋳型の下半分560の基板上面578から全て突き出しているのが見られ得る。2つの先端部570および572も、図50において容易に見られ得る。
図46〜48に示された方法において、フィルム530は、平らな上面532および平らな底面534を与え、好ましくは、金型または鋳型の上下半分500および560に押し付けられる前に加熱される。フィルムが加熱される適切な温度は、フィルム530の材料が、加圧下で容易に溶解して流れることを可能にするものでなければならない。しかし、フィルム530は、重力のみにより変形する時点までは加熱されない。
図51は、金型/鋳型の半分ずつである500および560がその間にフィルム580をはさんで互いに押し付けられた際の配置を示し、フィルムの上面582が押し付けられて一連のマイクロエレメントになる。これは図52においても見られ得る。図51において、各マイクロエレメントは、内部「左」壁584および内部「右」壁586を有する(図51参照)。これらの壁構造584および586は、フィルム580の上面582に交わるまで上に向かって突き出し、その地点において開口部590および592が形成される。これらの開口部は、図52に見られるように、最終生産物において見られ得る。
金型/鋳型の両半分が、冷却されて分離されると、フィルム580も分離されて、一連のマイクロエレメントから成るマイクロ構造物を形成する。図52において、マイクロエレメントは4つの面を有するピラミッド形の外観を有し、その各々がマイクロ穴または開口部を有する。4つの面を有するピラミッド形は上面582から形成され、各マイクロエレメントのピラミッド形は、傾斜した「左」壁594および傾斜した「右」壁596を有する(図52参照)。傾斜した壁594は、開口部または貫通孔590を有し、傾斜した壁596は、開口部または貫通孔592を有する。もちろん、本発明の原則から逸脱することなく、異なる形状が形成され得、各形状が1つの貫通孔のみを有し得、あるいは図52に見られるように複数の貫通孔を有し得る。金型または鋳型の両半分である500および560は、ある程度自ら位置を調整するものでもあり、これら両半分500および560のうち1つのみが、必ず、水平方向において適所に固定して保持されねばならず(図49参照)、もう一方は、同じ水平方向において、小範囲において「漂う」ことが許容され得る。金型/鋳型の下半分560の各突起部の上端部570および572が、金型/鋳型の上半分500の開口部502内で伸びている限りは、金型/鋳型の下半分560の正確な整列を維持する必要はない。もちろん、形成される構造物はそれ自体が非常に小さく、それによりマイクロエレメントと言及されているのであるから、水平方向の許容差自体は、結局相当に小さいものになるであろう。
図53〜56は、図49〜52を参照して先に述べた構造物の変形を示す。図53を参照すると、金型または鋳型の下半分が、一般に参照番号600で示され、プラスの符号の外観を有する別の一連の突出物を与えているが、これらの突出物は、同じ上端部が与えられていない。その代わりに、上の方に突出する部材の各々は、面取り形式の効果を有しており、水平面と垂直面との間に45°の角度を成す傾斜面がある。より具体的には、「左」突出部面604に沿って(図53参照)、この垂直面は、水平面608と交わる前に、角を成す面606のところで終わっている。同様の種類の物理的形状が、「右」側面614に与えられており(図53参照)、これが最上部の水平面608に到達する前に、角を成す面616のところまで上に向かって垂直に突出している。また、角を成す面612に交わるまでほぼ垂直に上に向かって進む「近」面610も存在する(図53参照)。これらの面は、図54の斜視図においてより良く見える。
金型または鋳型の下半分600全体は、平らな上面618を与え、マイクロ鋳型600のエレメントとしての、上方突出部の各々は、一般に参照番号602で示される。これら突出部602の各々は、上方突出部562に関して図49で述べられたのと同様の方法で、金型/鋳型の上半分500の開口するスペース502内にはまるように設計される。
材料530が、加圧下で相当容易に溶解し、流れることを可能にする温度まで加熱された後、金型/鋳型の両半分500と600は、図55に示されたように互いに押し付けられる。各突出物602により、フィルム材料630の上面632の、一般に620および622の位置に開口部が形成される。これは、金型/鋳型の両半分500および600が冷却されて分離された後の最終結果630を示した図56において、より良く見える。
図56においては、一連の個々のマイクロエレメントが、マイクロ構造物630の上面632に形成されているのが見られ得る。この図示において、マイクロエレメントの各々は、4つの面を有するピラミッド形をしており、各々が傾斜する「左」面624および傾斜する「右」面626を有する(図56参照)。傾斜する面624は、開口部または貫通孔620を有し、傾斜する面626は、開口部または貫通孔622を有する(例えばマイクロ穴)。
先に示した実施例のように、金型/鋳型の両半分500および600は、ある程度自ら位置を調整するものでもあり、それにより500および600のどちらか一方が水平方向において正確に適所に保持され得る(図53参照)一方で、他方は、同じ水平方向において、一定の許容差まで「漂う」ことが許容され得る。各突起部602の上面が上半分500における開口部502内におさまる限りは、金型/鋳型の両半分は、それらの正確な位置の間にわずかな許容差が存在することを許容するのに十分なだけ、自らの位置を調整でき、一方で、高度な正確性で構成部分を形成する。
金型または鋳型の下半分の突起物の正確な形状は、本発明の原則から逸脱することなく、図46〜56に示されたものから変化し得ることが理解されるであろう。
本発明の好ましい実施態様に関する先の記述は、例示および説明のために示したものである。本発明を網羅すること、あるいは開示された形状そのものに本発明を限定することが意図されてはいない。上述の教示に照らし、自明な変更または変化が可能である。実施態様は、本発明の原則およびその実際の適用を最も良く例示するために選択され、説明されており、それにより当業者は、意図される特別な使用に適合するように、多様な実施態様において多用な変更を加えつつ、本発明を最も良く利用できるようになる。本発明の範囲は、本明細書に添付された特許請求の範囲によって定義される。
図1は、本発明の原則に従った、穴および突起部がうまく位置が調節されるシステムを使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための工程における、多様な工程を示す側面断面図である。 図2は、本発明の原則に従った、穴および突起部がうまく位置が調節されるシステムを使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための工程における、多様な工程を示す側面断面図である。 図3は、本発明の原則に従った、穴および突起部がうまく位置が調節されるシステムを使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための工程における、多様な工程を示す平面図である。 図4は、本発明の原則に従った、穴および突起部がうまく位置が調節されるシステムを使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための工程における、多様な工程を示す側面断面図である。 図5は、本発明の原則に従った、穴および突起部がうまく位置が調節されるシステムを使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための工程における、多様な工程を示す側面断面図である。 図6は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための、別のうまく位置が調節されるシステムの側面断面図である。 図7は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための、別のうまく位置が調節されるシステムの側面断面図である。 図8は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための、別のうまく位置が調節されるシステムの側面断面図である。 図9は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すための、別のうまく位置が調節されるシステムの側面断面図である。 図10は、本発明の原則に従った、マイクロエレメントとして形成される突起部に関して、開口部が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における多様な工程を示す側面断面図である。 図11は、本発明の原則に従った、マイクロエレメントとして形成される突起部に関して、開口部が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における多様な工程を示す側面断面図である。 図12は、本発明の原則に従った、マイクロエレメントとして形成される突起部に関して、開口部が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における多様な工程を示す平面図である。 図13は、本発明の原則に従った、マイクロエレメントとして形成される突起部に関して、開口部が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における多様な工程を示す側面断面図である 図14は、本発明の原則に従った、マイクロエレメントとして形成される突起部に関して、開口部が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における多様な工程を示す側面断面図である。 図15は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、穴が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すために使用される多様な工程の側面断面図である。 図16は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、穴が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すために使用される多様な工程の側面断面図である。 図17は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、穴が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すために使用される多様な工程の側面断面図である。 図18は、本発明の原則に従った、共押出し成型工程を使用した、穴が半ランダムな方法で配置される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントをつくり出すために使用される多様な工程の側面断面図である。 図19は、本発明の原則に従った、形成される個々のマイクロエレメントに関して開口部の位置がうまく調節され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す平面図である。 図20は、本発明の原則に従った、形成される個々のマイクロエレメントに関して開口部の位置がうまく調節され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す側面断面図である。 図21は、本発明の原則に従った、形成される個々のマイクロエレメントに関して開口部の位置がうまく調節され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す平面図である。 図22は、本発明の原則に従った、形成される個々のマイクロエレメントに関して開口部の位置がうまく調節され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す側面断面図である。 図23は、本発明の原則に従った、個々のマイクロエレメントの配置に比較して半ランダムな方法で開口部が配置され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す平面である。 図24は、本発明の原則に従った、個々のマイクロエレメントの配置に比較して半ランダムな方法で開口部が配置され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す側面断面図である。 図25は、本発明の原則に従った、個々のマイクロエレメントの配置に比較して半ランダムな方法で開口部が配置され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す平面図である。 図26は、本発明の原則に従った、個々のマイクロエレメントの配置に比較して半ランダムな方法で開口部が配置され、工程に関わる材料が1つのみである、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを構成する際の工程を示す側面断面図である。 図27は、本発明の原則に従った、マスクプレートおよび加圧下でのガスまたは液体ジェットいずれかの使用により貫通孔が製造される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成する工程における工程を示す側面断面図である。 図28は、本発明の原則に従った、マスクプレートおよび加圧下でのガスまたは液体ジェットいずれかの使用により貫通孔が製造される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成する工程における工程を示す側面断面図である。 図29は、本発明の原則に従った、マスクプレートおよび加圧下でのガスまたは液体ジェットいずれかの使用により貫通孔が製造される、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成する工程における工程を示す側面断面図である。 図30は、本発明の原則に従った、マイクロ構造物内に開口部を形成するために加熱された最下部に配置する鋳型を使用する、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における工程を示す側面断面図である。 図31は、本発明の原則に従った、マイクロ構造物内に開口部を形成するために加熱された最下部に配置する鋳型を使用する、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における工程を示す側面断面図である。 図32は、本発明の原則に従った、マイクロ構造物内に開口部を形成するために加熱された最下部に配置する鋳型を使用する、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における工程を示す側面断面図である。 図33は、本発明の原則に従った、マイクロ構造物内に開口部を形成するために加熱された最下部に配置する鋳型を使用する、マイクロ構造物上に一連のマイクロエレメントを形成するための工程における工程を示す側面断面図である。 図34は、マイクロエレメントとしての4つの面を有するピラミッド形を示す平面図である。 図35は、マイクロエレメントとしての4つの面を有するピラミッド形を示す斜視図である。 図36は円錐形のマイクロエレメント示す平面図である。 図37は円錐形のマイクロエレメント示す斜視図である。 図38は、水平に配向された2つの楔形の形状のマイクロエレメント構造物を示す平面図である。 図39は、水平に配向された2つの楔形の形状のマイクロエレメント構造物を示す斜視図である。 図40は、マイクロエレメントとしての垂直に配向された楔形構造物の一組を示す平面図である。 図41は、マイクロエレメントとしての垂直に配向された楔形構造物の一組を示す斜視図である。 図42は、上部が切られた円錐形のマイクロエレメントを示す平面図である。 図43は、上部が切られた円錐形のマイクロエレメントを示す斜視図である。 図44は、とがった端部を有する中空のマイクロニードルを示す平面図である。 図45は、とがった端部を有する中空のマイクロニードルを示す斜視図である。 図46は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す側面断面図である。図46において、金型/鋳型の下半分は円錐形の突起部を使用する。 図47は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す,側面断面図である。 図48は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す,平面図である。 図49は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す,一部の側面断面図である。 図50は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す,斜視図である。 図51は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す一部の側面断面図である。図51において、金型/鋳型の下半分の形は、プラスの符号に類似する。 図52は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す、平面図である。 図53は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す(マイクロエレメントがいくぶん異なる形状を有する)、一部の側面断面図である。 図54は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す(マイクロエレメントがいくぶん異なる形状を有する)、斜視図である。 図55は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す(マイクロエレメントがいくぶん異なる形状を有する)、一部の側面断面図である。 図56は、本発明の原則に従って構成された、自ら位置を調節する金型/鋳型の上下半分を使用して、マイクロ構造物上に、一組のうまく位置が調節されたマイクロエレメントを形成する工程工程を示す(マイクロエレメントがいくぶん異なる形状を有する)、平面図である。

Claims (10)

  1. マイクロ構造物を構成するための方法であって、該方法が、
    (a)第1材料より成る基板を提供し、該基板は、第1の実質的に平らな表面と、該第1表面に対向する第2の実質的に平らな表面と、を有し、該基板は、該第1表面と該第2表面との間に形成される複数の開口部を有すること、および、
    (b)該材料より成る基板の該第1表面に対して、予め定められた形状を有する物体をプレスすることにより、該第1表面に複数のマイクロエレメント突出部を形成し、該複数のマイクロエレメント突出部は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有し、該複数のマイクロエレメント突出部の各々が、該第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有すること、によって特徴づけられること、を包含し、
    該複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、該周辺部内に該複数の開口部のうち少なくとも1つを有する、方法。
  2. 前記基板における前記複数の開口部の位置が、
    (a)該複数の開口部の少なくとも1つが、前記周辺部の少なくとも1つの内におさまるように、前記複数のマイクロエレメント突出部の該周辺部に関してうまく位置が調節されること、および、
    (b)該複数の開口部が該周辺部の少なくとも1つの内におさまらなくとも、該複数のマイクロエレメント突出部の少なくとも1つが、該開口部の少なくとも1つを有するように、該複数の開口部の間隔の数および/または密度が十分であるように、半ランダムであること、のうち少なくとも1つであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の開口部の少なくとも1つが、前記プレス操作によって完全に閉じられてはいないことを特徴とする、請求項1および2に記載の方法。
  4. 前記基板に対してプレスする前記工程が、エンボス加工、鋳型成型、打抜き、絞り、および型押しのうちの1つを包含することを特徴とする、請求項1、2および3に記載の方法。
  5. (c)前記プレス工程前に、前記複数の開口部の少なくとも1つの内に、第2材料を配置し、該第2材料が、前記第1材料の少なくとも1つの特性と異なる少なくとも1つの特性を有することに特徴付けられること、および、
    (d)該プレス工程後に、該複数の開口部の少なくとも1つから、該第2材料を除去すること、の工程を更に包含する、請求項1、2、3および4に記載の方法。
  6. 前記複数の開口部の少なくとも1つの内に第2材料を配置する前記工程(c)が、
    該第2材料が前記複数の開口部内に容易に流れ込むように、高温において、前記第1材料より成る基板を該第2材料の浴槽に通すこと、および
    該第1材料より成る基板上に該第2材料を共押出し成型すること、のうちの1つを包含することによって特徴づけられる、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2材料を除去する前記工程が、
    該第2材料の融解点よりも高い温度まであげること、
    該第2材料を溶解するが前記第1材料を溶解しない化学物質を適用すること、
    該第2材料と反応するが該第1材料とは反応しない化学物質を適用すること、
    該第2材料を、前記複数の開口部から機械的に打ち抜くこと、および
    該第2材料を、該複数の開口部から機械的に穿孔操作で除くこと、のうち1つを包含することを特徴とする、請求項5および6に記載の方法。
  8. 前記第2材料を共押出し成型する前記工程により、前記第1材料より成る基板の前記第2表面上に追加的層が形成され、前記複数の開口部の実質的に全てから該第2材料を除去する前期工程により、該第2材料より成る該追加的層も、該第1材料より成る基板の該第2表面から除去されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. マイクロ構造物を構成するための方法であって、該方法が、
    (a)実質的に固体の材料より成る基板を提供し、この際、該基板は、少なくとも1つの予め定められた形状および大きさを有する複数のマイクロエレメント突出部を有する第1表面を有し、該マイクロエレメント突出部の各々は、該第1表面に沿った周辺部を形成する基部の形状を有し、該基板は、該第1表面に対向する、第2の実質的に平らな表面を有し、該基板は、該第1表面と該第2表面の間において実質的に無孔であること、
    (b)第3の実質的に平らな表面および該第3表面に対向する第4表面を有するマスクプレートを提供し、この際、該マスクプレートは、該第3表面と該第4表面との間に形成された複数の開口部を有すること、
    (c)該マスクプレートの該第3の実質的に平らな表面を、該基板の該第2の実質的に平らな表面に近接するように配置すること、
    (d)該マスクプレートの該第4表面から該複数の開口部を通じて加圧下で流体を押出すことにより、加圧下の複数の流体ジェットを形成すること、および
    該複数の加圧された流体ジェットにより、該基板に第2の複数の開口部を形成し、この際、該複数のマイクロエレメント突出部のうち少なくとも1つが、該周辺部内に、該第2の複数の開口部のうち少なくとも1つを包含することによって特徴づけられること、を包含する、方法。
  10. 前記加圧された流体ジェットが、スチーム、加熱されたガス、液体の溶媒、および加熱された液体のうち1つを備えることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
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