JP2006510859A - 振動減衰要素の支持支承 - Google Patents

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Abstract

本発明は、油圧シリンダー(1)を備える振動低減要素の支持支承に関するもので、前記支持支承(7)は油圧シリンダー(1)に流体連結されている。場合によっては、油圧シリンダーは、油圧媒体用の溢流管(4)によって、気体バネ蓄圧器(2)に接続される。流体的な連結が、支持支承(7)の機能すなわち荷重の支持及び長さの補償の分離を可能にする。支持支承(7)のバネ定数(CL)は大幅に低減され得る。

Description

本発明は、請求項1の前文に基づく振動減衰要素の支持支承に関する。
油空圧式のスプリングダンパー装置においては、通例のスプリングとダンパーの構成が油圧シリンダーに置き換えられる。気体バネ蓄圧器が、スプリング効果の機能と運転荷重を支持する機能とを果たし、減衰作用は、油圧シリンダーと気体バネ蓄圧器との間の溢流管における絞りによってもたらされる。このような設計のダンパー装置が、例えば、ドイツの特許出願公開公報である特許文献1から知られる。
このような油空圧式のスプリングダンパー構成は、原理的には、従来のスプリングダンパー装置の機能を完全に果たし得る可能性があり、しかも、取り付けスペースに関する要求度の点では、従来のスプリングダンパー装置の場合よりもいくらか有利である。この油空圧式のスプリングダンパー構成については、それが、油圧を油圧シリンダーの作動空間に供給したりそれから放出したりすることによって、自動車における車体の動きまたは車輪の動きの能動減衰の実施を可能にするきわめて簡単な方法を提供するという点も好ましい。
しかし、この構成の基本的問題点は、油圧シリンダーにおける油圧アクチュエータの不可避の摩擦である。乗用車に用いる場合、支持すべき運転荷重のために、100〜200N未満のシリンダー摩擦値を達成することは事実上不可能である。しかし、これは快適性に不利な影響を及ぼす。
快適性を改善するために、図1に示すような柔軟性のある頭部支承を使用することが知られている。しかし、自由な可動空間が、基礎荷重及び要求される寿命から大幅に狭められており、その結果、1000N/mm未満の支承の剛性値を実現することは実際的に不可能である。
独国特許出願公開第 199 32 868号明細書
本発明の目的は、振動減衰要素の支持支承、特に自動車の運転における快適性を増進する油空圧式のスプリングダンパー装置の明細を規定することにある。
この目的は、特許請求項1の特徴を備えた支持支承によって実現される。
本発明は、簡素な設計の能動サスペンション装置で、特に油空圧式装置に基づく高度の快適性を備えた能動サスペンション装置を可能にする。それは、油空圧式装置の中心的な問題である油圧シリンダーにおける摩擦の妨害的な影響を本質的に除去できるか、あるいは少なくとも大幅に低減し得るからである。
本発明に基づく支持支承を頭部支承として使用すると、力伝達部品そのものの妨害的な特性を回避するかまたは減退させることができる。
さらなる利点及び有利な形態を別の請求項と本明細書とにおいて明らかにすることができる。
以下に、本発明を図面に関連付けてより詳細に説明する。
図1は公知の油空圧式スプリングダンパー装置を示す。油空圧式スプリングダンパー装置は、その全体で振動減衰させる要素として、油圧シリンダー1の内部で上下に可動なピストン6を備えた油圧シリンダー1を有している。気体バネ蓄圧器2がスプリング効果の機能と運転荷重を支持する機能とを果たす。この気体バネ蓄圧器2は溢流管4を介して油圧シリンダー1に連結されており、この溢流管4を通して、油圧シリンダー1と気体バネ蓄圧器2との間で油圧媒体を交換することができる。減衰作用は、油圧シリンダー1及び気体バネ蓄圧器2の間の溢流管4における絞り5によって作り出される。バネ定数Cを有する支持支承3が車体構造の端部に取り付けられる。
車両が距離Xeだけスプリングダンパー装置の撓みを受ける場合、ピストン6に力Fが作用し、ピストン6は、その力の作用する方向に距離Xzだけ上方に押し上げられる。一方、油圧シリンダー1はΔXだけ変位する。支持すべき運転荷重、例えば車両荷重のために、油圧シリンダー1とピストン6の不可避の摩擦が快適性の損失をもたらす。これを補償する1つの可能性は、支持支承7のバネ定数Cを下げることである。しかし、この場合も、形状に関する設計裁量余地が、車両の減衰の場合における高い基礎荷重と既存の要求寿命とから大幅に狭められている。このため、略C=1000N/mm以下の値を有するバネ定数Cを実現することは事実上不可能である。
図2は、従来の油空圧式スプリングダンパー装置の撓みを正弦波形状に生起させた場合の摩擦力の影響を示す。このスプリングダンパー装置は、支持支承のバネ定数が略C=1200N/mmであり、ピストンの摩擦力が150Nである。図3では、関係するスプリングダンパーの力の変化(dF_Zyl[N])が、スプリング部分(dF_elast)との比較において示されている。ピストン6の動きが反転すると、200〜400Nの力の急変を生起することがあり、これは、特にスプリングダンパー装置の撓みが低い場合、快適性を減殺するきわめて妨害的な影響を有していることが明らかである。ピストンの力は、特に動きの反転があった場合、ピストン6の摩擦力の2倍に及び事実上突然変化する。このケースの頭部支承の場合、支持支承7の柔軟さはあまりにも小さいので、摩擦に起因するこの力の変化を効果的に平滑化したり、取り除いたりすることはできない。
本発明に基づく解決策の原理は図4に要約される。ただ1つの支持支承7が詳細として表現されており、他の構成(図示なし)は図1の装置とほとんど一致している。この場合、スプリングダンパー装置はスプリング減衰要素として提供される。支持支承7は、定められた油圧特性、弾性特性、及び場合によっては減衰特性を有しており、油圧シリンダー1(この図には図示なし)に流体連結されている。支持支承7の本体は、定められた硬さの特性を備えていることが望ましい。
油圧作用面積Aが、支持支承7と油圧シリンダー1との間に設けられる。支持支承7はバネ定数Cのハウジング10を有している。ハウジング10には油圧媒体を完全に充満しておくことが望ましい。ハウジング10の内部には圧力pが作用している。支持支承7は中空シリンダー1の作動空間に流体連結されているので、pはまたその作動空間の圧力でもある。
支持支承7と油圧シリンダー1とが流体連結されていることは、支持支承7の本来の機能、すなわち荷重の支持と長さの補償とを分離することができることを意味している。存在する油圧媒体が荷重の支持に用いられる。従って、与えられた油圧作用面積において、支持支承7が、あらゆる必要かつ通常の負荷を支持する機能を確実に達成することが可能になる。長さの補償、すなわち支持支承7の縦方向の柔軟性は、この場合、ゴム部品または鋼製のバネ部品によって実現することができる。基礎荷重が取り除かれているので、調整範囲が形状の制限によって限定されることはほとんどない。従って、本発明に基づく支持支承のバネ定数は、図1による従来型の支持支承7の場合よりも著しく低くすることができる。例えば、一般的に少なくともC=1000N/mmである従来型の支持支承におけるこれまでの限界値は、およそ50N/mm、好ましくは約25N/mmの値まで低下させることができる。
油圧シリンダー1及び支持支承7の間の作用面積Aは、油圧シリンダー1及び/又は支持支承7が変位する際に本質的に一定であることが好ましい。このようにすると、快適性において顕著な改善を実現することができる。しかし、油圧作用面積がたとえ変動するとしても、周知の装置に比べて、少なくとも1つの改善は認めることができる。本質的に一定の油圧作用面積A、すなわち面積の点で中立点にある作用面積は、油圧シリンダー1における摩擦を「取り除く」ための利用可能な十分の変位行程を作り出すために望ましいのである。
例えば、スプリングダンパー装置の圧縮中に支持支承7がΔXの変位を受けたとすると、支持支承7は、バネ定数Cと、支持支承7上の油圧作用面積Aに作用する反対向きの油圧力とによる反作用を受ける。すなわち、次式:
Figure 2006510859
の、変位ΔXに対抗する支持力Kを受ける。
支持支承7内の限定された空間のために、同時に、次式:
Figure 2006510859
の油圧媒体の移送容積流量SLが、油圧作用面積Aを通過して油圧シリンダーに流入することが必要である。
油圧作用面積Aを油圧シリンダーの有効油圧作用面積に略合わせることが特に望ましい。さらに、同時に、支持支承の機械的バネ定数Cを比較的小さくすることが望ましい。これらの手段は、支持支承7に対して、ピストン6の摩擦力における変化をいわば「取り除く」ことを可能にする。
油圧媒体は油圧シリンダー1から気体バネ蓄圧器2(図示なし)に流出することができる。支持支承7は気体バネ蓄圧器2と流体的に並列に配置するのが望ましい。
図5は本発明に従った第1の好ましい構成を示す。支持支承7は楕円体の本体として形成されている。その他の点では、この構成は図1の基本的な概略と大部分一致している。支持支承7は、油圧シリンダー1の軸上に、その油圧シリンダー1の縦方向の延長方向に配置されている。支持支承7は、油空圧式スプリングダンパーの頭部支承を形成している。この構成を能動装置として作動させることも可能であり、追加する油圧媒体をこの構成の中に送り込んだり、それから抜き出したりする油圧ポンプ(図示なし)を用いることができる。
図6は本発明に従った第2の好ましい構成を示す。この場合は、楕円体の本体の代わりに、波形ベローズが支持支承7として用いられている。この構成は、この場合、ピストン6の動きの間、あるいはスプリングダンパー装置の圧縮又は伸張の動きの間、油圧作用面積Aが面積の点で中立のままであるという特別な利点を有している。ハウジングの材料としてはゴム状弾性部材を使用することができる。さらに好ましい、また特に耐腐食性の代替材料は金属ベローズである。
図7及び8は、図1に基づく従来型の装置に対する図2及び3に比べて、明らかな改善を示している。
図7においては、油空圧式スプリングダンパー装置の撓みを正弦波励振させた場合の摩擦力の影響が示されている。このスプリングダンパー装置は、本発明に関わる支持支承7のバネ定数が略C=25N/mmであり、ピストンの摩擦力が150Nである。図8は、関係するスプリングダンパーの力の変化(dF_Zyl[N])をバネ要素部分(dF_elast)との比較において示している。ピストン6の動きが反転しても、力の急変が実際上全く生じていないことが明らかに看取される。動きが反転した場合、図7に基づく力の変化は連続的で、反対の動きになだらかに移行している。
図8の時間/力の変化の形の結果は調和的で滑らかであり、従来型の装置に比較して、快適性に対する弊害を避け得ることを示している。
図9は、前記の図7及び8に関連する油圧シリンダー1の変位値Xz、支持支承7の変位値ΔX、及びスプリングダンパー装置の撓みXeを示す。本発明に従って油圧シリンダー1に流体連結されている支持支承7が、この作動の場合は、スプリングダンパー装置の撓みの多くの部分を担っている。本来の油圧シリンダーの変位値Xzへの移行は調和的かつ平滑に行われている。摩擦力のレベルに関する不確実性は実際上何の役割も果たしておらず、摩擦力における変動は、シリンダーが用いられる時点を単に若干移動させるだけであろう。しかし、これは動きが反転した場合の連続的な移行を乱すものではない。
図10は、本発明に基づく支持支承7のさらに好ましい形態を示す。支持支承7の形態については、支持支承7の軸方向の剛性をできるだけ小さくすることが特に目的に適っており、同時に、スプリングダンパー装置の圧縮または伸張の間、油圧作用面積Aが全く変化しないかごく僅かしか変化しないようにすることが適切である。このため、支持支承7は、少なくともある面積はゴム状弾性部材から形成されるハウジング10を備えることができる。このハウジング10は、油圧シリンダー1及び力吸収手段9に直接取り付けることが好ましい。このため、ハウジング10を油圧シリンダー1のハウジングに直接安全装着する留め具リング11を備えてもよい。さらに、ハウジング10を力吸収手段9に固定する相応の安全装着手段12、例えば留め具リングを設けることもできる。油圧シリンダー1には、開口絞り8を備えるとよい。開口絞り8の開口が油圧作用面積Aを形成する。
力吸収手段9は、支承点13を利用して、例えば自動車の車体に接合される。
ハウジング10は、実際の支承要素となるゴムのシリンダーから構成するのが望ましい。ゴム自体が、支持支承7のh方向における縦方向の柔軟性を生じさせる。好ましい圧縮強度と、b方向における十分な半径方向の剛性は、ゴムのシリンダー内または表面に接線方向あるいは少なくともほとんど接線方向の補強繊維によって作り出すことができる。十分に好ましい形態にすると、ゴムのシリンダー自体も支持支承7の横方向ガイドの役割を果たすことができる。もし、比較的高い横方向の力が伝動されたり、横方向のガイドの精度について比較的厳しい要求が課せられたりする場合は、縦方向の相応のガイド手段を導入することができる。
図11に支持支承7の1つの好ましい形態が示されている。この構成は本質的に図10の構成に合致しているが、それに加えて、ハウジング10内にロッド14が配置され、油圧シリンダーの軸方向に向けられて、油圧シリンダーの中に突き出すことができるようになっている。圧縮側のストッパー15及び/又は伸張側のストッパー16をロッド14に具備してもよい。これによって、支持支承7の最大圧縮量及び/又は伸張量を制限もしくは調節することができる。
さらに好ましい支持支承7の形態が図12に示される。支持支承7の横方向の変位を制限または防止する縦方向のガイド手段18がロッド14に設けられている。縦方向のガイド手段17はロッドを同芯に取り囲むシリンダーでもよい。底部側でこのシリンダーは開口絞りの方向に拡大しており、その部分にリングを有していることが望ましい。開口絞り8には、その断面積が全体として油圧作用面積Aを形成するような溢流開口が適宜設けられる。ガイド手段18は、力吸収手段9に当接している支持支承14の側に取り付けることもできる。
油圧シリンダー1に流体連結される支持支承の他の形態も、当然考えることができる。
本発明は、本発明に基づく支持支承7が、負荷するべき高い静荷重から流体的に解放されているという事実によって規定される。これによって「柔軟な」構造、例えばゴム状弾性部材の使用が可能になる。
もし、支持支承7が油圧シリンダー1の頭部支承を形成すれば、特段に有利である。支持支承7の全体の剛性を次のように構成することが特に望ましい。すなわち、スプリングダンパー装置が荷重を受けるとき、その荷重が油圧シリンダー1とピストン6の静止摩擦力を超えるまで、支持支承7が分担し、変位し得るように該部のバネ定数、ストッパーを構成する。このようにすると、支持支承7がその変位限界に達する前に、ピストン6が摩擦固定された位置からまた確実に離れることができるようになる。必要な剛性は、支持支承7またはハウジング10の弾性材料の特性のみによっても、あるいはまた、油圧作用面積Aを、スプリングダンパー装置の撓みの行程に対して補充的にまたは代替方式として変化させることによっても、具備させることができる。全体剛性を上記の条件に従って構成してしまえば、上記のいずれでも同等に機能する。
柔軟性のある頭部支承を備えた従来型の油空圧式スプリングダンパー装置を示す図である。 150Nの摩擦力の影響の下で正弦波励振された場合の、変位/スプリングダンパー装置の撓みの関数としての力の変化を示すグラフである。 図2に従って正弦波励振された場合のスプリングダンパーの力の変化を示すグラフである。 好ましい油圧式支持支承の基本図である。 第1の好ましい支持支承を備えた好ましい油空圧式スプリングダンパー装置の基本図である。 第2の好ましい支持支承を備えた好ましい油空圧式スプリングダンパー装置の基本図である。 本発明に基づく構成において、150Nの摩擦力の影響の下で正弦波励振された場合の、変位/スプリングダンパー装置の撓みの関数としての力の変化を示すグラフである。 図7に従って正弦波励振された場合のスプリングダンパーの力の変化を示すグラフである。 図7及び8に基づく頭部支承またはシリンダーの変位値を示すグラフである。 支持支承の好ましい形態の基本図である。 伸張側のストッパーと圧縮側のストッパーとを具備した支持支承のさらに好ましい形態の基本図である。 縦方向のガイド手段を具備した支持支承のさらに好ましい形態の基本図である。

Claims (17)

  1. 振動減衰要素の支持支承であって、前記振動減衰要素が油圧シリンダー(1)を備えている支持支承において、
    前記支持支承(7)が前記油圧シリンダー(1)に流体連結されていることを特徴とする支持支承。
  2. 前記油圧シリンダーが、油圧媒体用の溢流管(4)を介して、気体バネ蓄圧器(2)に接続されていることを特徴とする請求項1記載の支持支承。
  3. 前記支持支承(7)が前記気体バネ蓄圧器(2)と流体的に並列に配置されていることを特徴とする請求項2記載の支持支承。
  4. 前記油圧シリンダー(1)と前記支持支承(7)との間に油圧作用面積(A)が設けられ、前記面積は、前記油圧シリンダー(1)及び/又は前記支持支承(7)が変位しても本質的に一定のままであることを特徴とする請求項1記載の支持支承。
  5. 前記油圧作用面積(A)が前記油圧シリンダー(1)の有効作動面積に略等しいことを特徴とする請求項4記載の支持支承。
  6. 前記支持支承(7)が油圧媒体を充満されたハウジング(10)によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の支持支承。
  7. 前記ハウジング(10)と連結点(13)との間に分離力吸収手段(9)が配置されていることを特徴とする請求項6記載の支持支承。
  8. 前記ハウジング(10)が、少なくともある範囲の面積、波形ベローズによって形成されていることを特徴とする請求項6あるいは7記載の支持支承。
  9. 前記ハウジング(10)が、少なくともある範囲の面積、ゴム状弾性部材のシリンダーによって形成されていることを特徴とする請求項6または7記載の支持支承。
  10. 前記ハウジング(10)が前記油圧シリンダー(1)に直接接続されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の支持支承。
  11. 前記支持支承(7)が伸張側のストッパー(16)及び/又は圧縮側のストッパー(15)を有していることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項記載の支持支承。
  12. 前記支持支承(7)が縦方向のガイド(17)を有していることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項記載の支持支承。
  13. 前記油圧シリンダー(1)と前記支持支承(7)との間に開口絞り(8)が配置されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項記載の支持支承。
  14. 前記支持支承(7)の全体剛性が、スプリングダンパー装置の圧縮または伸張が生じる際に、前記支持支承(7)における力の変化が前記油圧シリンダー(1)の摩擦力よりも大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項記載の支持支承。
  15. 前記支持支承(7)の機械的なバネ定数(C)が50N/mm未満であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項記載の支持支承。
  16. 前記支持支承(7)が前記油圧シリンダー(1)の頭部支承を形成していることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項記載の支持支承。
  17. 前記支持支承(7)が油空圧式スプリングダンパーの頭部支承であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項記載の支持支承。
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