JP2006507814A5

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Info

Publication number: JP2006507814A5
Application number: JP2004545280A
Authority: JP
Filing date: 2003-10-15
Publication date: 2007-08-30
Anticipated expiration: 2023-10-15

Claims

直交アミノアシルｔＲＮＡシンテターゼ（Ｏ−ＲＳ）を含む組成物であって、Ｏ−ＲＳがｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンとＯ−ｔＲＮＡと配列番号１８〜２０から選択されたアミノ酸配列を含むポリペプチドとを含む翻訳系の効率の少なくとも５０％の効率でＯ−ｔＲＮＡをｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンで優先的にアミノアシル化する前記組成物。
Ｏ−ＲＳが配列番号１８〜２０のいずれか１種又はその保存変異体を含むアミノ酸配列を含む請求項１に記載の組成物。
Ｏ−ＲＳがＭｅｔｈａｎｏｃｏｃｃｕｓｊａｎｎａｓｃｈｉｉに由来する請求項１に記載の組成物。
前記Ｏ−ＲＳを含む細胞を含む請求項１に記載の組成物。
細胞が大腸菌細胞である請求項４に記載の組成物。
翻訳系を含む請求項１に記載の組成物。
前記Ｏ−ｔＲＮＡを更に含む請求項１に記載の組成物。
Ｏ−ｔＲＮＡが配列番号２１のポリヌクレオチド配列を含むか又はこれによりコードされる請求項７に記載の組成物。
翻訳系を含む細胞であって、翻訳系が
直交ｔＲＮＡ（Ｏ−ｔＲＮＡ）と；
直交アミノアシルｔＲＮＡシンテターゼ（Ｏ−ＲＳ）と；
ｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンを含み；
Ｏ−ＲＳがｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンと前記Ｏ−ｔＲＮＡと配列番号１８〜２０から選択されたアミノ酸配列を含むポリペプチドとを含む翻訳系の効率の少なくとも５０％の効率でＯ−ｔＲＮＡをｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンで優先的にアミノアシル化する前記細胞。
Ｏ−ｔＲＮＡが配列番号２１に記載のポリヌクレオチド配列又はその相補的ポリヌクレオチド配列を含むか又はこれによりコードされ、Ｏ−ＲＳが配列番号１８〜２０のいずれか１種又はその保存変異体を含むアミノ酸配列を含む請求項９に記載の細胞。
細胞が非真核細胞である請求項９に記載の細胞。
非真核細胞が大腸菌細胞である請求項１１に記載の細胞。
該当ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む核酸を更に含み、ポリヌクレオチドがＯ−ｔＲＮＡにより認識される少なくとも１つのセレクターコドンを含む請求項９に記載の細胞。
直交ｔＲＮＡ（Ｏ−ｔＲＮＡ）と；
ｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンと前記Ｏ−ｔＲＮＡと配列番号１８〜２０から選択されたアミノ酸配列を含むポリペプチドとを含む翻訳系の効率の少なくとも５０％の効率でＯ−ｔＲＮＡをｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンで優先的にアミノアシル化する直交アミノアシルｔＲＮＡシンテターゼ（Ｏ−ＲＳ）と；
ｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンと；
該当ポリペプチドをコードし、Ｏ−ｔＲＮＡにより認識される少なくとも１つのセレクターコドンを含むポリヌクレオチドを含む核酸を含む大腸菌細胞。
Ｏ−ｔＲＮＡが配列番号２１に記載のポリヌクレオチド配列又はその相補的ポリヌクレオチド配列を含むか又はこれによりコードされ、Ｏ−ＲＳが配列番号１８〜２０のいずれか１種又はその保存変異体を含むアミノ酸配列を含む請求項１４に記載の細胞。
配列番号１８〜２０のいずれか１種を含む人工ポリペプチド。
請求項１６に記載のポリペプチドをコードする人工ポリヌクレオチド。
請求項１７に記載のポリヌクレオチドを含むか又はこれをコードするベクター。
ベクターがプラスミド、コスミド、ファージ、又はウイルスを含む請求項１８に記載のベクター。
ベクターが発現ベクターである請求項１８に記載のベクター。
請求項１８に記載のベクターを含む細胞。
特定位置にｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンを組込んだ該当蛋白質を細胞で生産する方法であって、
少なくとも１個のセレクターコドンを所定位置に含み、該当蛋白質をコードする核酸を導入した細胞を適当な培地で増殖させる段階と；
適当な培地にｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンを提供する段階を含み；
細胞が更に、
細胞で機能し、セレクターコドンを認識する直交ｔＲＮＡ（Ｏ−ｔＲＮＡ）と；
ｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンと前記Ｏ−ｔＲＮＡと配列番号１８〜２０から選択されたアミノ酸配列を含むポリペプチドとを含む翻訳系の効率の少なくとも５０％の効率でＯ−ｔＲＮＡをｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンで優先的にアミノアシル化する直交アミノアシルｔＲＮＡシンテターゼ（Ｏ−ＲＳ）を含み；
更に前記核酸中の前記少なくとも１個のセレクターコドンの所定位置が前記該当蛋白質中のｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンの前記特定位置に対応するよう該当蛋白質の翻訳中に該当蛋白質の特定位置にｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンを組込むことにより、特定位置にｐ−アセチル−Ｌ−フェニルアラニンを組込んだ該当蛋白質を生産する段階を含む前記方法。
Ｏ−ＲＳが配列番号１８〜２０のいずれか１種又はその保存変異体を含むアミノ酸配列を含む請求項２２に記載の方法。
Ｏ−ｔＲＮＡが配列番号２１に記載のポリヌクレオチド配列又はその相補的ポリヌクレオチド配列を含むか又はこれによりコードされる請求項２２に記載の方法。
細胞が非真核細胞である請求項２２に記載の方法。
非真核細胞が大腸菌細胞である請求項２５に記載の方法。