JP2006507159A - 水性インクを用いるプリント・アプリケーションのための表面処理 - Google Patents
水性インクを用いるプリント・アプリケーションのための表面処理 Download PDFInfo
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Abstract
Description
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL90/90SMW3で販売されている壁装ビニール上に4μm層の処理液を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それからXYベッド上に配置し、そこで、アプリオン(Aprion)に譲渡されたEP640481に説明されているインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。乾燥画像に対して、次の品質に関する、そして機械的な試験を実行した。グレタグ(GRETAG)の反射濃度計モデル D19C
を用いた光学濃度測定、ウォレス(Wallace)の摩擦テスターモデルA7を用いた摩擦抵抗(200rds/2Lbロード)、耐ひっかき性、耐水性、耐洗剤性、カートン(Carton)顕微鏡を用いたドット径、そして処理されて印刷されていない領域の変色。
商品名SCL90/90SMW3で販売されている非処理の壁装ビニールを、例1への対照標準として、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明されているインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%CaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL90/90(182)で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明されているインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、品質及び機械的な試験を乾燥画像に実行した。
商品名SCL90/90(182)で販売されている非処理の壁装ビニールを、例3への対照標準として、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明されているインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3 %CaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商標SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この処理ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例5への対照として、商標名SCL90/90XER3で販売されている、非処理の壁装ビニールをXYベッド上に配置した。アプリオンに譲渡されたEP640481内に説明されているインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3の%CaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL80/90DT319で販売されている壁装ビニール上に4μmの塗布層を付着させた。塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481内に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、その画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例7への対照として、商品名SCL80/90DT319で販売されている非処理の壁装ビニールを、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、品質及び機械的な試験を乾燥画像に実行した。
13.14%のZnAc、3.3の%CaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL90/120LTE15で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例9への対照として、商品名SCL90/120LTE15で販売されている非処理の壁装ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名チェンバリン90/90で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例11への対照として、商品名チェンバリン90/90で販売されている非処理の壁装ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名フォルボ(Forbo)90/90で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例13への対照として、商品名フォルボ90/90で販売されている非処理の壁装ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名ボラスタペテール(Borastapeter)4811で販売されている不織生地上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、XYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481内に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例15への対照として、商品名ボラスタペテール4811で販売されている非処理の不織生地をXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2 、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マルチフィクス・デジタルホワイト・プレミアムで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
XYベッド上に、例17への対照として、商品名マルチフィクス・デジタルホワイト・プレミアムで販売されている非処理の粘着ビニールを配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名MIIインターナショナル72Aプレミアムで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例19への対照として、商品名MIIインターナショナル72Aプレミアムsで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッドの上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名BUSmarkFLXconで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例21への対照として、商品名BUSmarkFLXconで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名JACSERILUX70100DURO−E110で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例23への対照として、商品名JACSERILUX70100DURO−E110seで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名JACSERILUX72100DURO−E110で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例25への対照として、商品名JACSERILUX72100DURO−E110で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名JACサイン・インクジェット70102ノンパームA5(JAC SIGN INKJET 70102 NONPERM A5)で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例27への対照として、商品名JACサイン・インクジェット70102ノンパームA5で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタック・マックスクリーン8129(Mactac MACSCREEN 8129)で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例29への対照として、商品名マックタック・マックスクリーン8129で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタック・マックスクリーン8128で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例31への対照として、商品名マックタック・マックスクリーン8128で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタック・マッカル9829S(Mactac MACal 9829 S)で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例33への対照として、商品名マックタック・マッカル9829で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタック・マッカル8929Sで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例35への対照として、商品名マックタック・マッカル8929Sで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタックJT1629Pで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例37への対照として、商品名マックタックJT1629Pで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタックJT1628Pで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例39への対照として、商品名マックタックJT1628Pで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタックJT1828Rで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例41への対照として、商品名マックタックJT1828Rで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタックJT1829Rで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例43への対照として、商品名マックタックJT1829Rで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタックJT1820Pで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例45への対照として、商品名マックタックJT1820Pで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名マックタックJT1028Pで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例47への対照として、商品名マックタックJT1028Pで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名エイヴェリー・デニソン3112で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例49への対照として、商品名エイヴェリー・デニソン3112で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名エイヴェリー・デニソンIPMバナーADで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例51への対照として、商品名エイヴェリー・デニソンIPMバナーADで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名エイヴェリー・デニソンMPI1003で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例53への対照として、商品名エイヴェリー・デニソンMPI1003で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名エイヴェリー・デニソンMPI2002ADで販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例55への対照として、商品名エイヴェリー・デニソンMPI2002ADで販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名エイヴェリー・デニソンIPM2031で販売されている粘着ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
例57への対照として、商品名エイヴェリー・デニソンIPM2031で販売されている非処理の粘着ビニールをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2、5%のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、5%のジ(エチレングリコール)ブチルエーテル(DEGBE)、そして73.56%の脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を付着させた。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた。それから、それをXYベッド上に配置し、アプリオンに譲渡されたEP640481に説明があるインクジェット印刷ヘッドを用いて画像印刷した(600dpiの画像)。印刷後、この画像を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、乾燥画像に対して品質及び機械的な試験を実行した。
商品名SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニールを、表3に説明する、異なる表面前処理液でバフ磨きした。12μmRKロッドによって、この処理表面にインクを付着させた。それから、この薄膜を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、この乾燥薄膜に対して機械的な試験を実行した。表4は、表3に従って実行した試験の結果を要約する。
商品名SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニールを、表5に説明する、異なる表面前処理液でバフ磨きした。12μmRKロッドによって、この処理表面にインクを付着させた。それから、この薄膜を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、この乾燥薄膜に対して機械的な試験を実行した。表6は、表5に従って実行した試験の結果を要約する。
商品名SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニールを、表7に説明する、異なる表面前処理液でバフ磨きした。12μmRKロッドによって、この処理表面にインクを付着させた。それから、この薄膜を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、この乾燥薄膜に対して機械的な試験を実行した。表8は、表7に従って実行した試験の結果を要約する。
13.14%のZnAc、3.3%のCaCl2 、5%のツイン20(HLB16.7)、10%のブチルラクテート、そして68.56%の脱イオン水からなる表面前処理エマルションを、次の手法に従って準備した。ツイン20(HLB16.7)によって安定させた水中でブチルラクテートのエマルションを形成し、それから、塩を添加して、塩水溶液中にブチルラクテート・エマルションを形成する。RKロッドを用いて、商品名SCL90/90XER3で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を塗布した。この塗布ビニールを10秒間45℃で乾燥させた後、12μmRKロッドによって、この処理表面にインクを付着させた。それから、この薄膜を15秒間150℃から170℃で乾燥させた。例1で説明したように、この乾燥薄膜に対して機械的な試験を実行した。表9は、例64の結果を要約する。
0.8MのZnAc塩、あるいはZnCl2塩、あるいはCaCl2塩、そして脱イオン水からなる表面前処理液を準備した。RKロッドを用いて、商品名SCL90/90SMW3で販売されている壁装ビニール上に処理液の4μm層を塗布した。対照をオーブン内に入れずに、塗布ビニールの各々を170℃で1分間オーブン内に配置した。これらの試料を取り出した後、基体の変色を対照に比較した。表10は、記録メディア内の変色を要約する。
1:1の水:エタノール溶液中に7.5%のCaCl2及び2%のZnCl2からなる表面前処理液を、コート段ボール上に手でこすりつけた。この段ボールを、ボブスト(Bobst)によるマスター・フレックス・モデル160FTプリンター上に配置した。未処理のコート段ボールを、同じ条件下で印刷した。フレキソ印刷の結果を、表11に説明する。
図1a〜dは、従来の技術における2溶液印刷処理の方法を示す。
表2は、粘着ビニール上で行った試験の、試験結果を要約する。
表3は、例61で用いた異なる表面前処理液の説明である。
表4は、表3に応じて実行した試験の結果を要約する。
表5は、例62で用いた異なる表面前処理液の説明である。
表6は、表5に応じて実行した試験の結果を要約する。
表7は、例63で用いた異なる表面前処理液の説明である。
表8は、表7に応じて実行した試験の結果を要約する。
表9は例64の結果を要約する。
表10は、記録メディア内の変色を要約する。
表11は、フレキソ印刷結果の説明である。
Claims (29)
- 水性インクを用いるプリント・アプリケーションのための表面処理の方法であって、
前処理された記録メディアを提供するために、多価金属塩、そしてポリマー膨潤剤及び融合剤の少なくとも一つからなる前処理液を、記録メディアの表面上に適用するステップ、
前記前処理液を半乾きの状態にさせるステップ、
前記前処理した記録メディア上にインク調合物で印刷するステップ、そして
インク調合物が載った前記前処理した記録メディアを高温で乾燥させるステップからなる方法。 - 前記適用ステップが、ラビングモーションで前記前処理液を適用することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記適用ステップが、湿っている状態で最高約10μmの厚さの層を適用する、請求項1に記載の方法。
- 前記記録メディアが無孔性である、請求項1に記載の方法。
- 前記記録メディアがビニールである、請求項4に記載の方法。
- 前記記録メディアが低多孔性である、請求項1に記載の方法。
- 前記記録メディアがコート紙である、請求項6に記載の方法。
- 前記インク調合物が着色剤及び樹脂からなる、請求項1に記載の方法。
- 前記樹脂が、少なくとも一つの酸性基からなるアクリル樹脂である、請求項8に記載の方法。
- 前記樹脂が水性エマルション中に存在する、請求項8に記載の方法。
- 前記樹脂が水溶液中に存在する、請求項8に記載の方法。
- 水性インクを用いるプリント・アプリケーションのための前処理液であって、多価金属塩、そしてポリマー膨潤剤及び融合剤の少なくとも一つからなる前処理液。
- 前記液が溶液である、請求項12に記載の前処理液。
- 前記ポリマー膨潤剤が水中の有機相エマルションであり、前記膨潤剤及び前記融合剤の少なくとも一つが、前記多価金属塩を含む水中に乳化した前記有機相内にある、請求項12に記載の前処理液。
- 前記多価金属塩が、二価の、そして三価の金属陽イオンの少なくとも一つを含む、請求項12に記載の前処理液。
- 前記金属陽イオンが、Ca2+、Zn2+、Ba2+、Mg2+、Al3+、Fe3+及びCr3+からなるグループから選択される、請求項12に記載の前処理液。
- 前記金属陽イオンが、Ca2+及びZn2+からなるグループから選択される、請求項12に記載の前処理液。
- 前記カルシウム陽イオンが、前記前処理液の約2%から約25%を占める、請求項17に記載の前処理液。
- 前記カルシウム陽イオンが、前記前処理液の約3%から約20%を占める、請求項17に記載の前処理液。
- 前記亜鉛陽イオンが、前記前処理液の約5%から約20%を占める、請求項17に記載の前処理液。
- 前記亜鉛陽イオンが、前記前処理液の約10%から約17%を占める、請求項17に記載の前処理液。
- 前記多価金属塩が、Cl- 、I- 、Br- 、NO3 -、RCOO- 及びSO4 2-のグループからの陰イオンからなる、請求項12に記載の前処理液。
- 前記多価金属塩が、Cl- 及びCH3COO- のグループから陰イオンからなる、請求項12に記載の前処理液。
- 前記ポリマー膨潤剤が、Nーメチルピロリドン、エチルアセテート、プロピルアセテート、ブチルアセテート、エチルラクテート、ブチルラクテートを含む有機酸エステル、アセトン及びメチルエチルケトンを含むケトン、そしてテトラヒドロフランを含む環状エーテルからなるグループから選択される、請求項12に記載の前処理液。
- 前記ポリマー膨潤剤が、重量で、前記前処理液の約0.1%から約15%を占める、請求項12に記載の前処理液。
- 前記ポリマー膨潤剤が、重量で、前記前処理液の約0.5%から約7.5%を占める、請求項12に記載の前処理液。
- 前記融合剤が、ブチルグリコール、ブチルカルビトール、そしてジ(プロピレングリコール)メチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル及びジプロピレングリコールジメチルエーテルを含むグリコールエーテルからなるグループから選択される、請求項12に記載の前処理液。
- 前記融合剤が、重量で、前記前処理液の約0.1%から約15%を占める、請求項12に記載の前処理液。
- 前記融合剤が、重量で、前記前処理液の約0.5%から約6%を占める、請求項12に記載の前処理液。
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