JP2006350237A - 光源装置、ランプハウジング、ランプユニット、及び投影型画像表示装置 - Google Patents

光源装置、ランプハウジング、ランプユニット、及び投影型画像表示装置 Download PDF

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浩 椎名
Hideki Oshima
秀樹 大島
Tomoyuki Aiura
友幸 相浦
Koji Miyauchi
恒治 宮内
Takuya Shimoda
卓也 下田
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Abstract

【課題】 閉鎖構造の光源装置の冷却性を高める。
【解決手段】 光源装置30は、ボックス状の筐体の内部に、略コ字状の固定部材50で光源21を固定配置すると共に、固定部材50の把持壁部51、55及び側壁部52〜54と、筐体の周壁部32〜34とを対向させて両者の間にダクト空間70を形成する。筐体は周壁部32〜34の内面32b〜34bに内部フィン39を設け、外面32a〜34aに外部フィン38を設ける。閉鎖部材60を筐体の開口に取り付けて筐体の内部を閉鎖すると共に、閉鎖部材60に取り付けた循環ファン64によりダクト空間70に沿って空気を循環させて光源21を冷却すると共に、光源21を冷却して温度が高くなった空気を内部フィン39と接触させて、空気の熱を内部フィン39へ移動させ、内部フィン39に移動した熱を外部フィン38から外方へ放出する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、防爆構造に係る光源に対して、冷却性を向上すると共に良好なメンテナンス性を確保した光源装置、ランプハウジング、ランプユニット、及び投影型画像表示装置に関する。
従来、光源を用いて生成した画像に係る変調光をスクリーンに投影してスクリーン上に画像表示を行うプロジェクタ(投影型画像表示装置)が存在する。このような投影型画像表示装置は、変調光の投影方式に応じてフロントプロジェクション方式と、リアプロジェクションテレビに代表されるリアプロジェクション方式に分かれる。投影型画像表示装置に用いられる光源は、色再現性が優れた精細な画像表示のために高輝度であることが要求され、メタルハライドランプ及び高圧水銀ランプ等のランプ(放電式の発光体)を凹状のリフレクタに取り付けた構造の光源が適用されることが多い。
光源の発光体(ランプ)は、内部に水銀、ハロゲンガス等が封入されると共に、点灯時には内部圧力が150気圧を越えるため、何らかの要因により破裂すると大音量の破裂音が発生すると共に、封入物及び発光体を形成する管部材のガラス片等が飛散する。そのため、リフレクタの開口側をガラス板又は光学レンズ等で閉鎖し、破裂音及び封入物等の漏洩を防ぐようにした防爆仕様の光源がある。
また、光源は一般的に、光軸が規定の方向に合うように固定された状態で収納箱に収められ、光源装置としてユニット化されることが多い。ユニット化された光源装置は、投影型画像表示装置の筐体内に取り付けられる際、光学系に応じた所定箇所に位置決めできるように、筐体内には光源装置を装着するランプハウジングが通常設けられている。
また、光源は使用中、発光に伴い高温(発光体の最も高温になる箇所で約1000℃)になるため、光源を収納した光源装置内に空気を通過させて光源を冷却するようにした光源装置が存在する(下記の特許文献1、2参照)。さらに、光源装置の内部を密閉して防爆性を高めると共に、光源装置の内部の空気を循環させるファンを設けて光源を冷却するようにした光源装置も存在する(下記の特許文献3、4参照)。
特開2000−36214号公報 特開2000−36215号公報 実開平2−113731号公報 特開2002−75014号公報
特許文献1、2に係る光源装置では、冷却のため光源装置内を外部と連通させているため、防爆性に関して内部を密閉した光源装置に比べて劣ると云う問題がある。一方、内部を密閉した特許文献3、4に係る防爆構造の光源装置では、冷却のために空気を循環させているが、循環する空気は高温になった光源と触れることで、空気自体の温度も上昇するため、時間の経過と共に冷却効率が低下して充分な冷却性を確保できないという問題がある。
また、光源は一定期間の使用に伴い製品寿命に達するので、一定期間毎に交換する必要があるが、上述した特許文献1乃至4に係る光源装置では、交換のための脱着性に充分な配慮がなされていないため、交換に手間がかかると共に、新たに取り付けた光源装置の光学的な位置決めが適切であるか否かに注意しなければならないと云う問題がある。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、防爆的な構造の光源装置に対して内部を循環させる空気の外部との熱交換性を高めて冷却性を向上させた光源装置、ランプハウジング、ランプユニット、及び投影型画像表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は光源装置を容易に脱着可能にしてメンテナンス性を高めると共に、装着した光源装置を容易に位置決めできるようにした光源装置、ランプハウジング、ランプユニット、及び投影型画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る光源装置は、凹状のリフレクタに発光体を取り付けた光源が、該光源の光を通過させる通過孔を設けた収納箱の内部に配置してある光源装置において、前記光源は、リフレクタ内が前記収納箱の内部空間と連通するように配置してあり、前記収納箱の周壁の内周面に間隔を隔てて対向する対向壁と、前記光源のリフレクタ内の気体を前記対向壁及び前記収納箱の内周面の間に形成された空間を通じて循環させる循環ファンとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源のリフレクタ内の気体を、対向壁により収納箱の内周面に沿って形成されるダクト空間を通じて循環させるので、循環する気体は収納箱の内周面と接触しながら進行することになる。収納箱を形成する周壁の温度は、光源冷却のため高温のリフレクタ内を通過した気体の温度に比べて低いため、光源の冷却により温度が高くなった気体は循環する間に内周面と連続的に接触することで、気体の熱が収納箱の周壁へ移動すると云う熱伝導が継続的に生じて気体から熱が奪われる。その結果、熱が奪われて温度の下がった気体は高温の光源を効率的に冷却し、収納箱で光源を被う密閉型の光源装置でも充分な冷却性が確保される。
また、本発明に係る光源装置は、前記内周面には、気体の循環方向に沿って延在する内部フィンが設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、収納箱の内周面には内部フィンが設けてあるので、ダクト空間を通じて循環する気体と、収納箱側との接触面積が増大するため、気体が有する熱を一段と収納箱側へ移動させやすくなり、気体から周壁への熱伝達効率を向上でき、結果として光源の冷却性も高められる。また、内部フィンは気体の循環方向に沿って延在するため、内部フィンの存在が気体の循環を妨げることを最小限に抑制でき、良好な気体の循環を維持して光源冷却の安定化を図れる。
さらに、本発明に係る光源装置は、前記内部フィンには、切欠が形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、内部フィンに切欠が形成してあるので、内部フィンの存在により分断された空間領域が前記切欠を通じて連通することなる。そのため、内部フィンで分断された空間領域を循環する気体は、切欠を通過して相互に流れ込むことが可能となり、相異した空間領域を通過する気体間での温度の片寄りを解消し、一様な温度分布を確保して光源冷却の効率化に貢献できる。また、切欠を形成した箇所では、内部フィンへ気体が衝突して接触の度合も高まるので、気体から収納箱側への熱移動の程度も高められる。
さらにまた、本発明に係る光源装置は、前記リフレクタには、通気部が形成してあり、該通気部を通じてリフレクタ内は前記収納箱の内部空間と連通しており、前記内部フィンは平行的に複数設けてあり、前記通気部と位置的に対応する内部フィン間隔は、前記通気部と位置的に対応しない内部フィン間隔に比べて狭くしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、リフレクタに通気部を形成することで、リフレクタ内を気体が通過しやすくなり、リフレクタの内周面(反射面)及び発光体から効率良く熱を奪い取ることが可能になる。また、複数の内部フィンを設けることで、ダクト空間を循環する気体との接触面積の増大を図れ、循環する気体の温度を一段と下げられる。
なお、複数の内部フィンを設けた場合、通気部を形成した位置に応じた内部フィンの間は、リフレクタの通気部を通過した気体が自然に流れ込むが、通気部から離れた位置の内部フィンの間には気体が流れ込む割合が減少する傾向となる。しかし、本発明では、通気部の応じた位置の内部フィンの間隔は、他の箇所の内部フィンの間隔に比べて狭いので流入抵抗が大きくなり、通気部に応じた位置の内部フィンの間に気体が流れ込みにくくなる一方、通気部から離れた位置の内部フィンの間に気体が流れ込みやすくなる。その結果、内周面全体としては気体の流れを一様にでき、気体温度の片寄りを防止できる。
また、本発明に係る光源装置は、前記リフレクタには、通気部が形成してあり、該通気部を通じてリフレクタ内は前記収納箱の内部空間と連通しており、前記内部フィンは平行的に複数設けてあり、前記通気部と位置的に対応しない内部フィンは、気体の循環方向で上流側になる端部を前記通気部と位置的に対応する内部フィンに比べて気体の循環方向で下流となる位置に設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、リフレクタでの通気部の形成により、リフレクタ内をスムーズに気体が通過できるようになり、リフレクタ及び発光体に対する冷却性を高められ、また、複数の内部フィンを設けることで、ダクト空間を循環する気体との接触面積を増やして、温度の高くなった気体から収納箱側への熱移動を一段と効率良く行える。
なお、複数の内部フィンを設けることで、通気部を形成した位置に応じた内部フィンの間へ気体が流れやすくなる一方、通気部から離れた位置の内部フィンの間へは気体が流れにくくなるが、本発明では、通気部から離れた位置の内部フィンの端部を通気部に応じた位置の内部フィンの端部に比べて後退させることで、通気部から離れた位置の流入抵抗を相対的に低下させて、気体を流れやすくする。その結果、内周面全体としては気体の流れを同等になり、気体温度を万遍なく一様にできる。
さらに、本発明に係る光源装置は、前記収納箱の外面には、外部フィンが設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、収納箱の外面に外部フィンを設けているので、収納箱が外部空間と接触する面積の増大を図れる。そのため、収納箱の内周面に沿って循環する気体から移動してきた熱を外部へ効率良く放出でき、収納箱自体に熱が留まることを防止して、光源に対して良好な冷却性を長時間持続できる。
さらにまた、本発明に係る光源装置は、前記外部フィンは、前記内部フィンと同方向に延在することを特徴とする。
本発明にあっては、外部フィンは、内部フィンと同方向に延在するので、内部フィンで吸収された熱がスムーズに外部フィンへ移動し、外部フィンから外部の空間へ効率的に熱を放出できるようになる。
また、本発明に係る光源装置は、前記循環ファンは前記収納箱の周壁の一部分に取り付けてあり、前記循環ファンが取り付けてある部分は、他の周壁部分に比べて熱伝導率が低い材質で形成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、循環ファンが取り付けてある部分は、他の部分に比べて熱伝導率が低いので、収納箱の内部を循環する気体から収納箱側へ移動してきた熱が周壁の一部分に取り付けられた循環ファンへ伝わりにくくなる。また、循環ファンはモータ等の熱に弱い電気駆動部を有するため、上記のように熱を循環ファンへ伝わりにくくすることで、循環ファンの無用な故障を未然に防止し、安定した冷却性を長期に亘り維持できる。
本発明に係るランプハウジングは、光源装置が装着されるハウジング部を備え、該ハウジング部には光源装置を出入させる出入口、及び内部に装着した光源装置から発せられる光を通過させる光通過口が形成してあるランプハウジングにおいて、前記ハウジング部の内部の気体を吸引するように該ハウジング部に取り付けてある吸引ファンと、該吸引ファンが吸引した気体を排出する排気ダクト部とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、ランプハウジングが吸引ファン及び排気ダクト部を備えるので、ハウジング部に装着された光源装置の収納箱を形成する周壁から吸引ファンにより効率的に熱を奪い取ると共に、奪い取った熱を排気ダクトを通じて効率良く排出できる。そのため、ハウジング部に装着された光源装置内に熱が籠もることもなく、光源装置の外部空間に対する放熱性を向上できる。
本発明に係るランプユニットは、前記光源装置と、前記ランプハウジングとを備え、前記ランプハウジングのハウジング部に前記光源装置が装着してあることを特徴とする。
本発明にあっては、上述した収納箱の内方から周壁へ熱を移動させる光源装置を、上述したランプハウジングのハウジング部に装着するので、光源装置の周壁から熱を効率良く奪い取って排出するという熱移動のサイクルを形成でき、防爆的な構造を維持した上で光源の充分な冷却性を確保したランプユニットを実現できる。
また、本発明に係るランプユニットは、前記光源装置の収納箱には、前記循環ファンへの給電に係る第1コネクタが取り付けてあり、前記ランプハウジングのハウジング部には、前記第1コネクタに接合される第2コネクタが取り付けてあり、前記第1コネクタ及び第2コネクタは、前記光源装置が前記ハウジング部に装着された状態で接合される位置に取り付けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源装置側に取り付けられた循環ファンへの給電に係る第1コネクタと、ランプハウジング側に取り付けられた第2コネクタは、光源装置がハウジング部に装着された状態で接合されるようになっているので、光源装置を装着するだけで両コネクタは自動的に接合され、コネクタの接合作業が不要になる。その結果、光源装置側に循環ファンを設けた場合でも、光源装置の交換時に必要なコネクタ接合作業を簡略化でき、良好なメンテナンス性を提供できる。
さらに、本発明に係るランプユニットは、前記光源装置の収納箱には、前記光源への給電に係る第3コネクタが取り付けてあり、前記ランプハウジングのハウジング部には、前記第3コネクタに接合される第4コネクタが取り付けてあり、前記第3コネクタ及び第4コネクタは、前記光源装置が前記ハウジング部に装着された状態で接合される位置に取り付けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源装置側の光源への給電に係る第3コネクタと、ランプハウジング側に取り付けられた第4コネクタは、光源装置がハウジング部に装着された状態で接合できる配置になっているので、光源装置を装着するだけで各コネクタ同士は自動的に接合される。そのため、コネクタ接合に係る作業が不要になり、光源装置の交換時に必要な作業量の低減を図れる。
さらにまた、本発明に係るランプユニットは、前記ハウジング部の内部には、前記光源装置の装着を案内する案内部が設けてあることを特徴とする。
本発明にあっては、光源装置の装着を案内する案内部が設けてあるので、光源装置の交換時、案内部でハウジング部に対して光源装置の出し入れを案内でき、光源装置の交換に係る作業の容易化を図れる。
また、本発明に係るランプユニットは、前記ハウジング部の出入口は、前記光通過口に対向しており、前記案内部は、ハウジング部に装着された前記光源装置に係る光軸が、前記ランプハウジングの光学系に係る光学中心と一致するように前記光学装置を位置決めするようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、ハウジング部の出入口は、光通過口に対向するので、光学系の光学中心となる軸に対して平行的に光源装置を出し入れできるようになり、また、案内部は光源装置に係る光軸と光学中心とが一致するように位置決めを行うので、光源装置をハウジング部に装着すれば、案内部で自動的に光学的な位置決めが行われる。その結果、光源装置の微妙な位置合わせを不要にでき良好なメンテナンス性を確保できる。
本発明に係る投影型画像表示装置は、前記ランプユニットと、該ランプユニットが有する光源から発せられる光で画像に係る変調光を生成する空間光変調素子と、該空間光変調素子が生成した変調光を被投影体へ投影する投影レンズとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、上述した構成のランプユニットを備えるので、光源に係る防爆性を確保した上で、光源の良好な冷却性を維持できるので安定した画像表示を行える。また、一定期間毎に必要となる光源の交換に対しては、良好なメンテナンス性によりスムーズな交換作業を行える。
本発明にあっては、光源のリフレクタ内の気体を、対向壁により収納箱の内周面に沿って形成されるダクト空間を通じて循環させるので、気体の熱が収納箱の周壁へ移動すると云う熱伝導を持続でき、防爆構造の光源装置でも充分な冷却性が確保できる。
また、本発明にあっては、収納箱の内周面には気体の循環方向に延在する内部フィンを設けているので、気体が有する熱を一段と収納箱側へ移動させやすくなり、光源の冷却性を向上できる。
さらに、本発明にあっては、切欠を通じて内部を循環する気体を混合でき、温度分布の片寄りを解消して良好な冷却性を維持できる。
また、本発明にあっては、複数の内部フィンを平行的に配列すると共に、リフレクタに形成した通気部の位置に応じた内部フィンの間隔を、他の部分の内部フィンの間隔に比べて狭くすることで、内周面においては全体的に気体流量を一様にでき、温度が部分的に上昇して冷却効率が下がるような事態を防止できる。
さらに、本発明にあっては、複数の内部フィンを平行的に配列すると共に、リフレクタに形成した通気部の位置に対応しない内部フィンの上流側の端部を、通気部の位置に対応する内部フィンの上流側の端部に比べて、下流側へ後退した位置に配置するので、内周面に沿って循環する全体的な気体流量を一様にして、安定した冷却性を確保できる。
また、本発明にあっては、収納箱の外面に外部フィンを設けているので、収納箱が外方の空間と接触する面積を増大して、内部の気体から収納箱側へ移動してきた熱を外方へ効率良く放出でき、収納箱に熱が留まることを防止できる。
さらに、本発明にあっては、外部フィンは、内部フィンと同方向に延在するので、内部フィンで吸収された熱をスムーズに外部フィンへ移動でき、外部フィンから外方へ効率的に熱を放出できる。
さらにまた、本発明にあっては、循環ファンが取り付けてある部分は、他の部分に比べて熱伝導率が低いので、光源による熱の影響で循環ファンに故障が発生するような事態を未然に防止して、循環ファンに対して良好な作動環境を確保できる。
本発明にあっては、ランプハウジングが吸引ファン及び排気ダクト部を備えるので、ハウジング部に装着された光源装置から効率的に熱を奪い取ると共に、奪い取った熱を排気ダクトを通じて効率良く排出でき、光源装置の冷却性維持に貢献できる。
また、本発明にあっては、収納箱の内方から周壁へ熱を移動させる光源装置を、ランプハウジングのハウジング部に装着するので、光源装置の周壁から熱を効率良く奪い取って排出するという熱移動のサイクルを形成して、防爆的な構造を確保しても充分な冷却性能を有するランプユニットを実現できる。
さらに、本発明にあっては、光源装置側に取り付けられた循環ファンへの給電に係る第1コネクタと、ランプハウジング側に取り付けられた第2コネクタは、光源装置がハウジング部に装着された状態で接合されるので、光源装置の交換時に必要な作業量を低減できる。
さらにまた、本発明にあっては、光源装置側の光源への給電に係る第3コネクタと、ランプハウジング側に取り付けられた第4コネクタは、光源装置がハウジング部に装着された状態で接合されるので、光源装置を装着するだけで両コネクタを自動的に接合でき、良好なメンテナンス性を提供できる。
また、本発明にあっては、光源装置の装着を案内する案内部が設けているので、光源装置の交換をスムーズに行える。
さらに、本発明にあっては、ハウジング部の出入口は、光通過口に対向するので、光学系の光学中心となる軸に対して平行的に光源装置を出し入れでき、光源装置の光学的な位置決めを容易に行える。
また、本発明にあっては、光源に係る防爆性を確保した上で、光源の良好な冷却性を維持できるので安定した画像表示を行えると共に、一定期間毎に必要となる光源の交換に対しては、良好なメンテナンス性によりスムーズな交換作業を行える。
図1(a)は、本発明の実施形態に係るリアプロジェクション装置1(投影型画像表示装置)を示す。本実施形態のリアプロジェクション装置1は、内部に収納した光源に対する冷却性及びメンテナンス性を従来に比べて向上させたことを特徴としている。
リアプロジェクション装置1は、外観的には下部筐体2及び上部筐体3を組み合わせた構成になっており、下部筐体2は内部に、投影レンズ12を通じて画像を表す変調光の投影処理を行う光学ユニット10、装置の全体的な制御処理を行う制御ユニット5、及び各ユニットへ給電を行う給電ユニット4などを収納している。また、上部筐体3は、背面壁部3aの内面側に反射ミラー1aを取り付けると共に、前面側の枠部3b内にスクリーン1b(被投影体に相当)を取り付けている。上記構成によりリアプロジェクション装置1では、投影レンズ12から投影した変調光が反射ミラー1aでスクリーン1bへ反射され、スクリーン1bに画像を表示する。
図1(b)は、下部筐体2に収められた光学ユニット10の平面視を示している。光学ユニット10はベースプレート10a上に、ランプユニット20、空間光変調素子14を内含する光学エンジン13、及び光学エンジン13に対する処理回路を含む基板回路部15を載置している。なお、ランプユニット20は、ランプハウジング40の内部に光源21を含む光源装置30を装着する一方、ランプハウジング40の端部を下部筐体2に形成した排気口2aと通気ダクト2bで繋ぎ、ランプユニット20内の光源21が発する熱を外方へ排出するようにしている。
また、光学エンジン13は内部に、光源21からの光を通過及び反射させる様々な光学系の透光部材を収納し、各種透光部材の通過及び反射により空間光変調素子14へ光を導き、基板回路部15の制御処理に基づき空間光変調素子14で画像を表す変調光を生成する。さらに、光学エンジン13は、出光箇所に投影レンズ12を所定の角度で取り付けており、生成した変調光を投影レンズ12から投影する。
図2は、光学ユニット10のランプユニット20を構成するランプハウジング40及び光源装置30を分解した状態を示している。ランプハウジング40は、開口した出入口41cから光源装置30を装着するボックス状のハウジング部41、ハウジング部41の内部の空気(気体)を吸引する吸引ファン43、及び吸引した空気を排出する排気ダクト部42を有する。
ハウジング部41は、基本的に出入口41c以外の他の五面を被う構造であり、光学ユニット13へ接合される側の壁部41aに光源装置30が発する光を通過させるための光通過口41bを形成し、この光通過口41bは光学的な中心軸K2を設計上有しており、ハウジング部41に光源装置30が装着されると、光源装置30の光軸K3と光通過口41の中心軸K2が一致する設計になっている(図6参照)。また、ハウジング部41は、出入口41cの反対側の周壁部41eの外面に吸引ファン43を取り付けており、周壁部41eには吸引ファン43用の吸引口41fを開口している(図6、7参照)。
さらに、図7に示すように、ハウジング部41は、上板部41dに計2個のコネクタブラケット41g、41hを立設し、一方のコネクタブラケット41gに光源用のメスコネクタ67(第4コネクタに相当)を取付固定すると共に、他方のコネクタブラケット41hに光源装置30に設けられた循環ファン64用のメスコネクタ68(第2コネクタに相当)を取付固定している。なお、各メスコネクタ67、68は図示していないが、下部筐体2内の所定の電気回路に接続されているものとする。
さらにまた、ハウジング部41は、上下内面41i、41jに光源装置30の装着を案内する案内部として凹状の案内溝45、46を形成しており、案内溝45、46は、光源装置30の装着方向に沿って延在している。
なお、図6に示すように、ハウジング部41の吸引口41fから吸引ファン43に吸引された空気は吸引ファン43の側方より排出され、吸引ファン43の側方に繋がった排気ダクト部42の端部に形成された開口42aから空気が排出される(図6中の矢印の流れ参照)。また、ランプハウジング40は図2に示すように、ベースプレート10aに固定されると、ハウジング部41の壁部41aの外面が、光学エンジン13の端部に形成されたフランジ部13aの端面に接合すると共に、光通過口41bの中心軸K2が光学エンジン13の光学中心K1と一致するようになる。
一方、光源装置30は、図2乃至図4に示すように、ボックス状の筐体31の内部に光源21を略コ字状の固定部材50を介して固定すると共に、循環ファン64を取り付けた逆L字状の閉鎖部材60で筐体31の内部を閉鎖し、筐体31及び閉鎖部材60で光源21の収納箱を構成している。本実施形態の光源装置30は、内部の光源21が発する熱を外方へ効率良く放熱できるように、循環ファン64で筐体31内の空気を循環させて、光源21の熱を循環する空気に移動させると共に、空気が有する熱を効率良く外方へ放出して光源21の冷却効率を高めたことを特徴にしている。
図3、4に示すように、光源装置30の筐体31の内部に収められる光源21は略防爆仕様であり、凹状のリフレクタ22内に発光体24を取り付けると共に、リフレクタ22の反射側の開口22cに円板状の防爆ガラス23を取り付けている。リフレクタ22は、所要の曲率を有する内周面側を反射面にすると共に外周部における対向箇所に通気部として通気穴22a、22bを形成し、さらに外周壁の頂部に発光体24の端部を取り付ける円筒部22dを突設している。
リフレクタ22の円筒部22dは、端部にブロック部材25を取り付け、このブロック部材25は発光体24に導通接続される給電線d1、d2を繋いでいる。各給電線d1、d2は、リフレクタ22と接触しないように光源21の後方から筐体31の外方へ導かれると共に、端末にはオスコネクタ65(第3コネクタに相当)を取り付けている(図3参照)。なお、発光体24は、両端を封止した管状部材の中央付近に球状に拡径したチャンバー部24aを形成すると共に、チャンバー部24aの内部に電極を対向配置したものであり、具体的にはメタルハライドランプ及び高圧水銀ランプ等が相当する。
上述した構成の光源21は、固定部材50で固定されて姿勢を一定にした状態で筐体31の内部に配置される。固定部材50は、光源21のリフレクタ22の外周面を左右から把持する把持壁部51、55を有すると共に、一方の把持壁部51から他方の把持壁部55へ周方向に連なる三方の側壁部52、53、54を有し、一つの側壁部54だけを屈折させた形状にしている。なお、把持壁部51、55には、光源21のリフレクタ22の外周曲率に応じた円弧状の切欠部51a、55aを形成し、光源21を確実に把持すると共に、把持壁部51、55とリフレクタ22との間に隙間ができないようにしている。
固定部材50は、筐体31の内部に収められた場合、把持壁部51、55及び側壁部52、53(対向壁に相当)が、筐体31の三方の周壁部32、33、34の内面(内周面)と間隔を隔てて対向し、対向する両者の間にダクト空間70を形成する(図4参照)。なお、このダクト空間70は、光源21のリフレクタ22に形成された通気穴22a、22bを通じてリフレクタ22の内部と連通する。また、光源装置30の完成状態では、固定部材50の一方の側壁部54は、閉鎖部材60の循環ファン64が取り付けられた側板部61と対向し、屈曲した把持壁部55側の端部54aを側板部61の内面に当接させて循環ファン64へ空気を導く導入路を形成している。
さらに、光源装置30の筐体31は図3に示すように、上部及び一方の側部を開口した内部が空洞の立方体形状であり、一方の周壁部32には光源21から発せられる光を通過させる通過孔37を形成している。さらにまた、筐体31は、図4にも示すように、三方の周壁部32、33、34の外面32a、33a、34aのそれぞれに複数の外部フィン38を設けている。外部フィン38の各々は水平方向に延在し、垂直方向(高さ方向)に間隔を隔てて平行的な配列になっている。
また、外部フィン38を設けた筐体31の外形寸法は、図6、7に示すランプハウジング40のハウジング部41の内部に収まる範囲内で、出来るだけ大きくなるように、外部フィン38の突出寸法を規定している(図7では、光源装置30の外形を二点鎖線で示す)。このように外部フィン38の突出寸法を規定することで、光源装置31をハウジング部41に装着した場合、光源装置31の側方外面とハウジング部41の側方内面との間では、光源装置31の各外部フィン38間で主に空気が通過するような通過空間75を生じ、ランプハウジング部41の吸引ファン43が作動すると、各外部フィン38間の通過空間75を空気が流れて吸引され(図6の矢印参照)、空気と外部フィン38との接触程度を高めて、外部フィン38が有する熱を光源装置30の外方を流れる空気で効率的に奪うようにしている。
さらに、筐体31は、三方の周壁部32、33、34の内面32b、33b、34bのそれぞれに複数の内部フィン39を設けている。内部フィン39の各々は外部フィン38と同様に水平方向に延在すると共に、垂直方向に間隔を隔てて平行的に配列されている。また、内部フィン39の突出寸法は、筐体31の内部に固定部材50が配置されて形成されるダクト空間70の幅寸法Wに収まる範囲で、出来るだけ大きくなるように設定している(図5参照)。このように内部フィン39の突出寸法を規定することで、ダクト空間70内の空気は、各内部フィン39間を移動することになり、空気と内部フィン39との接触する程度を高め、空気が有する熱を内部フィン39へ移動しやすくしている。
なお、筐体31は、図4に示すように、内部の隅部には内部フィン39を設けないようにして、空気だまりとなる隅空間70a、70b、70cが形成している。隅空間70a〜70cでは各内部フィン39の間を流れてきた空気が混ざり合い、循環する空気温度が万遍なく同等になるようにして、一部の空気だけが温度が高くなるような事態を回避し、スムーズに空気へ熱が移動するようにしている。
また、内部フィン39から周壁部32、33、34を通じて外部フィン38への熱移動をスムーズに行うためには、筐体31を構成する材質には熱伝導性が良好なもの(例えば、アルミニウムなどの金属材料)を用いることが好ましく、本実施形態ではコストとのバランスを考慮して、筐体21の周壁部32〜34、底部35、外部フィン38、及び内部フィン39を鉄で形成している。なお、各フィン38、39は鋳造等により周壁部32〜34と一体的に形成すること、又は別体の両者を取り付けて一体化することの両方が適用可能である。
さらにまた、筐体31は、上下の縁端部に凸部31a、31bを突設している(図3、7参照)。各凸部31a、31bは、光源装置30をランプハウジング40のハウジング部41に装着する際、ハウジング部41の上下内面41i、41jに設けた案内溝45、46内に嵌合すると共に、案内溝45、46に沿って摺動し、光源装置30の装着案内及び位置決めを行えるようにしている。さらに、筐体31は、側方の開口側の端に循環ファン64用のダクト部36を設けている。
一方、筐体31の開口を閉鎖する閉鎖部材60は、筐体31の上方を閉鎖する上板部62と筐体31の側方を閉鎖する側板部61が組み合わされた構造であり、側板部61に循環ファン64を取り付けている。側板部61は、光源装置30の内部を循環する空気の熱が循環ファン64に伝わりにくくするため、筐体31の各周壁部32〜34に比べて熱伝導率が低い材質を用いており、本実施形態ではセラミックスを用いている。なお、セラミックス以外には石英等を材料にするガラス部材、金属に比べて熱伝導率が低い合成樹脂等を用いることが可能である。
また、閉鎖部材60は、側板部61の上端にコネクタホルダー61aを突設しており、このコネクタホルダー61aに光源21用のオスコネクタ65及び循環ファン64用のオスコネクタ66(第1コネクタに相当)を取り付けている。なお各オスコネクタ65、66の取付位置は、光源装置30がランプハウジング40のハウジング部41に装着された際、ハウジング部41の上部に取り付けられた各メスコネクタ67、68に接合できる箇所になっている。
側板部61に取り付けられた循環ファン64は、シロッコファンであり、図4に示すように側板部61に形成した吸入口61bから空気を吸引し、側方に設けた排気口64a(図3参照)から吸引した空気を排出する。
次に、光学ユニット10のランプユニット20の組立に係る手順を説明する。先ず、光源装置30を組み立てるには、図3に示すように、光源21を挟持した固定部材50を筐体31の内部に配置固定する。この配置固定により、リフレクタ22の反射面が筐体31の通過孔37に対向すると共に防爆ガラス23の外面が周壁部32の内面32aに当接して光源21の姿勢が固定され、光源装置30の光軸K3が規定通りに定まる。この状態で循環ファン64を有する閉鎖部材60を筐体31の開口に取り付けることで筐体31の内部が閉鎖され、防爆構造の光源装置30が完成する。なお、完成した状態では、循環ファン64の排気口64aが筐体31のダクト部36と連結されると共に、光源装置30の内部には、筐体31の周壁部32〜34に沿って空気が循環できる循環路としてダクト空間70が形成される。
また、図2に示すように、ランプハウジング40は、光学ユニット10のベースプレート10aの所定位置に固定され、光学エンジン13と接合される。それから、ベースプレート10aに固定されたランプハウジング40のハウジング部41に光源装置30を出入口41cから装着する。
この装着の際、光源装置30は、図7に示すように、凸部31a、31b及び案内溝45、46の摺動案内によりスムーズに装着される。さらに、光源装置30を奥まで押し込むと、図8(a)(b)に示すように、ペアとなる光源21用のメスコネクタ67及びオスコネクタ65、並びに循環ファン64用のメスコネクタ68及びオスコネクタ66が対向していた状態から接合されて、各コネクタ65〜68のロック部65a〜68aによりロック結合される。そのため、各コネクタ65〜68の接合作業は不要になっている。このように光源装置30を装着してから、光源装置30及びハウジング部41の所定箇所をネジ止めして両者を固定することで、光源装置31の光軸K3とハウジング部41の中心軸K2が一致し、ランプユニット20は完成する。
次に、完成したランプユニット20を含むリアプロジェクション装置1(図1(a)(b)参照)で画像を表示する際の光源装置31に対する冷却状況を説明する。図4に示すように、画像表示中、循環ファン64が作動して光源装置31の空気の吸引及び排気を行うことで、光源装置31の内部の空気は図中の矢印方向に循環する。
詳しくは、循環ファン64の排気口64aから排出された空気は、リフレクタ22の一方の通気穴22aを通過して、リフレクタ22内に進行して発光体24及びリフレクタ22の内面と接触し、発光体24及びリフレクタ22から熱を奪う。熱を奪って熱くなった空気は、リフレクタ22の他方の通気穴22bを通過してダクト空間70を循環することになる。
この際、図5に示すように、空気は複数の内部フィン39の間の空間を通過することになるため、各内部フィン39及び周壁部32〜34の内周面と接触する程度が高く、ダクト空間70を通過中に空気の有する熱は内部フィン39及び周壁部32〜34の内周面を通じて周壁部32〜34へ効率的に移動する。また、筐体31の隅空間70a、70b、70cでは、平行的な複数の内部フィン39の間を通過してきた空気が混ざり合うため、一部の空気のみの温度が高くなること、及び温度が高い空気が流れる箇所で良好な熱移動が妨げられるような事態が発生しないようにしている。
このような熱の移動により、光源装置30の内部を循環する空気は光源21で温度が上がる一方、光源21を通過してから循環ファン64で吸引されるまでに温度が低下するため、温度が下がった状態で循環ファン64から排出されて光源21のリフレクタ22内を再通過することで光源21を継続して効率的に冷却できる。なお、内部フィン39は水平方向に延在するため、空気の循環をスムーズに案内する。
一方、光源装置30の外方では、図6に示すように、画像表示中、ランプハウジング40の吸引ファン43が作動しているため、光源装置30の外部ファン38に沿った方向に空気の流れが生じており、移動する空気の流れにより光源装置30の周囲温度は周壁部32〜34の温度に比べて低くなっている。そのため、光源装置31の周壁部32〜34に移動した熱は外部フィン38から光源装置30の外方を流れる空気へ移動する。
この際、光源装置30の外方を流れる空気は、図7に示すように、外部フィン38の間の通過空間75を通るので、外部フィン38及び周壁部32〜34の外面と接触する程度が高くなり、外部フィン38及び周壁部32〜34が有する熱を効率的に奪い取る。光源装置31から熱を奪い取った空気は、図6に示すように、吸引ファン43により吸引されて排気ダクト部42の開口42aを通じて外方へ排出される。
よって、本発明に係るリアプロジェクション装置1は、閉鎖構造の光源装置30により防爆仕様を確保した上で、上述したような熱の移動により、良好な冷却性を有するため、安定した画像表示を行える。また、光源装置30を何らかの理由で交換する必要がある場合も、ハウジング部41の案内により出し入れが容易であると共に、各コネクタ65〜68の接合作業も不要であるため、良好なメンテナンス性を確保している。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例の適用が可能である。ランプハウジング40に光源装置30を装着した構成のランプユニット20は、図1(a)(b)に示すリアプロジェクション装置1以外にも、フロントプロジェクション方式の投影型画像表示装置にも適用可能であり、この場合は、光学ユニット10及び投影レンズ12のレイアウトをフロントプロジェクション方式に合うように修正することになる。
また、光源装置30では、外部フィン38及び内部フィン39は側壁となる周方向以外にも、上下板部の外面及び内面に設けて、熱伝導性を更に高めてもよい。さらに、筐体31の各周壁部32〜34に設ける外部フィン38及び内部フィン39の数は最低1つから可能であり、さらにまた複数設ける場合は2以上の数から適用可能である。また、各フィン38、39には切欠としてスリットを形成することも可能である。
例えば、図9(a)に示すように、周壁部33の内面33bに設けた複数の内部フィン39′の延在する方向(図中の矢印方向、空気の循環する方向と一致、以下同様)の途中にスリット39a′を設けてもよい。このようにスリット39a′を設けることで、各内部フィン39′の間を流れる空気がスリット39a′を通じて相互に入り込むことになり、図4に示す隅空間70a〜70c以外でも循環する空気が適宜混合し、空気温度の片寄りを確実に解消できる。また、スリット39a′を設けた箇所では、内部フィン39′の切欠端部39b′に空気が衝突する程度が高まり、空気から内部フィン39′への熱移動を一段と促進できる。
なお、スリット39a′を設ける箇所は、平行的に配列された各内部フィン39′の垂直方向での同一位置に限定されず、各内部フィン39′ごとに位置をずらしてスリット39a′を設けても良い。さらに、一つの内部フィン39′に複数のスリット39a′を設けてもよく、複数設けた場合は、空気の混合度合及び内部フィン39′と空気の衝突度合を更に高められる。
図9(b)は周壁部33の内面33bに設けた内部フィン39″に対して、多数のスリット39a″を形成した場合を示し、このようにスリット39a″を多数設けることで、残存する内部フィン39″は内面33bから細片状に突出した形態になり、空気と各内部フィン39″との接触箇所が格段に増加すると共に、空気の混合度が一段と増し、空気から内部フィン39″への熱の移動を一段とスムーズに行える。なお、上述した切欠に係る変形例の構成は、外部フィン38に対しても勿論適用可能である。
図10(a)は内部フィンに係る別の変形例を示し、この変形例では、周壁部33の内面33bに設けた複数の内部フィン81〜87の間隔(ピッチ)を同一にしていないところが特徴である。具体的には、図3、4に示す光源21のリフレクタ22に形成した通気穴22a、22bに高さ方向(垂直方向)で対応する位置範囲(通気穴22a、22bと同等の高さ範囲)に含まれる中央部分の内部フィン83〜85の間隔寸法X1を、高さ方向で中央部分から上下側に位置する内部フィン81〜83、85〜87の間隔寸法X2に比べて狭くしている(X1<X2)。
即ち、リフレクタ22に形成した通気穴22a、22bと同じ高さになる中央部分は、通気穴22bを通過した空気が自然と流れ込むが、中央部分より上側及び下側(通気穴22a、22bと位置的に対応しない部分)は通気穴22bを通過した進路を曲げなければならないため、流量が不足がちになる。そのため、上述したように、中央部分の内部フィン83〜85の間隔寸法X1を狭くすることで、内部フィン83〜85の間には空気が流れ込みにくくなる一方、上下側へ空気が流れやすくなり、周壁部33の内面33bで全体的にみると、空気の流れる量が平均化され、中央部分に集中して空気が流れることが解消される。その結果、光源装置30の内部を流れる空気から筐体31への熱移動も全体的に行われ、部分的に温度が上昇して冷却を妨げる事態を確実に防止できる。
また、内部フィン39のピッチを変える以外にも、図10(b)に示すように、周壁部33の内面33bに設けた各内部フィン91〜97の延在長さを変えて、空気流量の平均化を図ってもよい。即ち、リフレクタ22の通気穴22a、22bに高さ的に対応した中央部分に位置する内部フィン93〜95は、空気の循環方向で上流側に位置する端部93a〜95aを周壁部33の端部33c側に配置している。また、中央部分から上下に少し離れた内部フィン92、96の上流側の端部92a、96aは、中央部分の端部93a〜95aより下流側に後退させており、中央部分から更に離れた上下の内部フィン91、97の上流側の端部91a、97aは、中央部分寄りの内部フィン92、96の端部92a、96aより下流側に位置させている。
上述したように上流側の端部91a〜97aを配置することで、中央部分の内部フィン93〜95の間へ入り込む抵抗が、中央部分より上下に比べて大きくなり、中央部分の空気を上下方向へ振り分けて空気流量の分散できる。
また、図11は、光源装置30の一つの周壁部33の外面33aに設けた外部フィン38の変形例を示している。光源装置30がランプハウジング40のハウジング部41に装着された場合、周壁部33の外面33aはランプハウジング40に取り付けられた吸引ファン43に吸引口41fを通じて対向するため(図6、7参照)、吸引ファン43が有する回転羽根(図7参照)の位置及び傾きに合わせて複数のスリット38aを設けている。このようにスリット38aを設けることで、吸引ファン43で吸引される空気が各スリット38aを通じて吸引されやすくなり、それに伴い光源装置30の冷却効率を向上に貢献できる。
図12は、変形例のランプユニット100を示している。変形例のランプユニット100は、光源装置110をランプハウジング140のハウジング部141へ、光軸K3に沿った方向から装着することを特徴にしており、このようにすることで、ランプハウジング140の光通過口141bに係る中心軸K2に光源装置110の光軸K3を一致させる精度を高めることができる。
具体的に変形例のランプハウジング140は、ハウジング部141の出入口141cを、光通過口141bを設けた壁部41aに対向する側に形成すると共に、上下内面には案内溝145を中心軸K2に平行に形成している。また、吸引ファン43から延出する排気ダクト部142は、ハウジング部141の出入口141cを塞がない形状にしている。一方、変形例の光源110は、循環ファン113の位置を光源120の後方側に配置するようにレイアウトを変形し、筐体111の三方の外周面には外部フィン115を形成し、上下部にはハウジング部の案内溝145に係合摺動する凸部111aを突設している。なお、案内溝145及び凸部111aは、中心軸K2及び光軸K3を一致させるように精度良く形成されている。
よって、光源装置110をハウジング部141に装着すると、凸部111aが案内溝145に係合して光源装置110が位置決めされ、光軸K3と中心軸K2が一致し、凸部111aを案内溝45に沿って摺動させることで、光源装置110を精度良くハウジング部141に装着可能となる。なお、光源及び循環ファン113に係る電気的な接続を行うコネクタ接合に関しては(図8(a)(b)参照)、接合に係るロック係合力を高めることで、ハウジング部141(41)へ装着した光源装置110(30)のネジ止めを省略できるようにしてもよい。また、光源装置110(30)の循環ファン113(64)を取り付けた側面には、取手を設けて光源装置110(30)の引き抜きの容易化を図ってもよい。
図13は、別の変形例の光源装置150を示しており、この変形例の光源装置150は、リフレクタ162に防爆ガラスを取り付けていない非防爆仕様の光源161を用いる一方、筐体151の通過孔157に防爆ガラス190を取り付けることで、筐体151側で防爆に対応している。光源161は、発光体164を取り付けたリフレクタ162の端面162cを筐体151の周壁部152の内面から間隔を隔てて固定部材170により固定配置されている。このように配置されることでリフレクタ162の内部は筐体151の内部と連通する。
その他の箇所は、図4に示す構成と同等であり、筐体151の周壁部152〜154の外面には外部フィン158を設けると共に、周壁部153〜154の内面に内部フィン159を設け、循環ファン180によりダクト部156から排出する空気を循環路に相当するダクト空間175を通じて循環させている。この変形例では、リフレクタ162に通気穴を形成していないので、リフレクタ162の製作が容易であると共に、リフレクタ162の大面積の前方開口から空気が流入及び流出するため、空気の通過がスムーズになり、リフレクタ162及び発光体164の熱を効率良く奪い取ることが可能になる。
(a)は本発明の実施形態に係るリアプロジェクション装置の断面図であり、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 光学ユニットの分解斜視図である。 光源装置の分解斜視図である。 図2のB−B線における光源装置の断面図である。 図4のD−D線における光源装置の要部断面図である。 図2のC−C線におけるランプユニットの断面図である。 図6のE方向からのランプハウジングの視図である。 (a)は光源装置が装着される際の各コネクタが接合される前の状態を示す概略図、(b)は各コネクタが接合された状態を示す概略図である。 (a)はスリットを設けた変形例の内部フィンを示す概略図、(b)は別の変形例の内部フィンを示す概略図である。 (a)は各内部フィンの間隔を相異させた変形例の概略図、(b)は各内部フィンの端部の位置を相異させた変形例の概略図である。 スリットを設けた変形例の外部フィンを示す概略図である。 変形例のランプユニットの概略断面図である。 変形例の光源装置の断面図である。
符号の説明
1 リアプロジェクション装置
10 光学ユニット
20 ランプユニット
21 光源
22 リフレクタ
22a、22b 通気穴
24 発光体
31 筐体
31a、31b 凸部
32〜34 周壁部
37 通過孔
38 外部フィン
39 内部フィン
40 ランプハウジング
41 ハウジング部
42 排気ダクト部
43 吸引ファン
45、46 案内溝
50 固定部材
51、55 把持壁部
52、53、54 側壁部
60 閉鎖部材
61 側板部
64 循環ファン
65、66 オスコネクタ
67、68 メスコネクタ
70 ダクト空間

Claims (15)

  1. 凹状のリフレクタに発光体を取り付けた光源が、該光源の光を通過させる通過孔を設けた収納箱の内部に配置してある光源装置において、
    前記光源は、リフレクタ内が前記収納箱の内部空間と連通するように配置してあり、
    前記収納箱の周壁の内周面に間隔を隔てて対向する対向壁と、
    前記光源のリフレクタ内の気体を前記対向壁及び前記収納箱の内周面の間に形成された空間を通じて循環させる循環ファンと
    を備えることを特徴とする光源装置。
  2. 前記内周面には、気体の循環方向に沿って延在する内部フィンが設けてある請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記内部フィンには、切欠が形成してある請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記リフレクタには、通気部が形成してあり、
    該通気部を通じてリフレクタ内は前記収納箱の内部空間と連通しており、
    前記内部フィンは平行的に複数設けてあり、
    前記通気部と位置的に対応する内部フィン間隔は、前記通気部と位置的に対応しない内部フィン間隔に比べて狭くしてある請求項2又は請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記リフレクタには、通気部が形成してあり、
    該通気部を通じてリフレクタ内は前記収納箱の内部空間と連通しており、
    前記内部フィンは平行的に複数設けてあり、
    前記通気部と位置的に対応しない内部フィンは、気体の循環方向で上流側になる端部を前記通気部と位置的に対応する内部フィンに比べて気体の循環方向で下流となる位置に設けてある請求項2又は請求項3に記載の光源装置。
  6. 前記収納箱の外面には、外部フィンが設けてある請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の光源装置。
  7. 前記外部フィンは、前記内部フィンと同方向に延在する請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記循環ファンは前記収納箱の周壁の一部分に取り付けてあり、
    前記循環ファンが取り付けてある部分は、他の周壁部分に比べて熱伝導率が低い材質で形成してある請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の光源装置。
  9. 光源装置が装着されるハウジング部を備え、該ハウジング部には光源装置を出入させる出入口、及び内部に装着した光源装置から発せられる光を通過させる光通過口が形成してあるランプハウジングにおいて、
    前記ハウジング部の内部の気体を吸引するように該ハウジング部に取り付けてある吸引ファンと、
    該吸引ファンが吸引した気体を排出する排気ダクト部と
    を備えることを特徴とするランプハウジング。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載の光源装置と、
    請求項9に記載のランプハウジングと
    を備え、
    前記ランプハウジングのハウジング部に前記光源装置が装着してあることを特徴とするランプユニット。
  11. 前記光源装置の収納箱には、前記循環ファンへの給電に係る第1コネクタが取り付けてあり、
    前記ランプハウジングのハウジング部には、前記第1コネクタに接合される第2コネクタが取り付けてあり、
    前記第1コネクタ及び第2コネクタは、前記光源装置が前記ハウジング部に装着された状態で接合される位置に取り付けてある請求項10に記載のランプユニット。
  12. 前記光源装置の収納箱には、前記光源への給電に係る第3コネクタが取り付けてあり、
    前記ランプハウジングのハウジング部には、前記第3コネクタに接合される第4コネクタが取り付けてあり、
    前記第3コネクタ及び第4コネクタは、前記光源装置が前記ハウジング部に装着された状態で接合される位置に取り付けてある請求項10又は請求項11に記載のランプユニット。
  13. 前記ハウジング部の内部には、前記光源装置の装着を案内する案内部が設けてある請求項10乃至請求項12のいずれか1つに記載のランプユニット。
  14. 前記ハウジング部の出入口は、前記光通過口に対向しており、
    前記案内部は、ハウジング部に装着された前記光源装置に係る光軸が、前記ランプハウジングの光学系に係る光学中心と一致するように前記光学装置を位置決めするようにしてある請求項13に記載のランプユニット。
  15. 請求項10乃至請求項14のいずれか1つに記載のランプユニットと、
    該ランプユニットが有する光源から発せられる光で画像に係る変調光を生成する空間光変調素子と、
    該空間光変調素子が生成した変調光を被投影体へ投影する投影レンズと
    を備えることを特徴とする投影型画像表示装置。
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