JPH02113731A - エコーキャンセラ - Google Patents

エコーキャンセラ

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Publication number
JPH02113731A
JPH02113731A JP26860788A JP26860788A JPH02113731A JP H02113731 A JPH02113731 A JP H02113731A JP 26860788 A JP26860788 A JP 26860788A JP 26860788 A JP26860788 A JP 26860788A JP H02113731 A JPH02113731 A JP H02113731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output signal
coefficient
circuit
signal
limiter circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26860788A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadasuke Maruyama
唯介 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP26860788A priority Critical patent/JPH02113731A/ja
Publication of JPH02113731A publication Critical patent/JPH02113731A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエコーキャンセラに関し、特に通信路の2線4
線変換等により生じるエコーを消去するエコーキャンセ
ラに関する。
〔従来の技術〕
従来、通信路において自分の音声が相手側の2線4線変
換回路を通じて遅延され戻ってくるため、これがエコー
となって通話に障害を与えることがあるが、このような
場合、エコーキャンセラを用いてエコーを消去している
エコーキャンセラでは、送信出力信号が零になるように
内部の係数を修正するため、送信側にエコー信号のみが
存在する受信通話状態のとき、エコー経路のインパルス
応答を正しく推定することができる。一方、送信側にエ
コー信号と送信出力信号との両方が同時に存在する双方
向通話状態のときは、見かけ上大きな雑音か存在するの
と同じことになり、正しいインパルス応答を推定するこ
とができない、そこでインパルス応答の乱れを防ぐため
、双方向通話状態を検出して推定動作を停止する双方向
通話検出回路が用いられている。
−船釣に、2線4線変換回路では、通信路の鳴音余裕の
ために6dB以上の損失がある。従って、受信通話状態
のときには送信出力信号が受信入力信号より6dB以上
小さくなる。一方、双方向通話状態のときには受信入力
信号と送信出力信号がほぼ等しくなる。これを利用して
双方向通話状態を検出し、インパルス応答の推定動作を
停止して推定インパルス応答が乱れるのを防止している
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のエコーキャンセラは、送信出力信号の電
力が確定する丈でに一定の時間が必要なため、双方向通
話状態の検出が遅れる。このため、本来、インパルス応
答の推定動作を停止ずべき状態になってからも、しばら
くの間はインパルス応答の推定動作を続けてしまうので
、インパルス応答が乱れエコーの消去能力が劣化すると
いう問題点がある。
本発明の目的は、双方向通話状態を検出する前に、イン
パルス応答が大きく乱れてしまうことのないエコーキャ
ンセラを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のエコーキャンセラは、受信入力信号が送信入力
信号に廻り込むことにより生じるエコーをFIR形フィ
ルタにより推定して擬似エコーを生成し、生成された擬
似エコーを送信入力信号から差引いて送信出力信号とす
るエコーキャンセラにおいて、 (A)前記送信出力信号の電力を計測し送信出力信号電
力値として出力する電力検出回路、(B)前記送信出力
信号と送信出力信号電力値とを受信し、前記送信出力信
号の絶対値の最大値を前記送信出力信号の電力値で制限
しリミタ回路出力信号として出力するリミタ回路、を備
え、前記FIR形フィルタの係数を修正する係数修正回
路が前記リミタ回路出力信号を受信し、前記リミタ回路
出力信号により前記FIR形フィルタの係数を修正して
前記FIR形フィルタに係数信号として送出するように
構成されている。
〔実施例〕
エコーキャンセラは、一般に次のような計算アルゴリズ
ムによってインパルス応答を推定しエコーを消去する。
e(i)−y(i)−y(i)   ・・・ ・・・・
・・・・・・・・・・(2)h ′+’(j)= h 
’(j)+ μ・e(i)・x (i−j)−(3)(
j=o、1,2.・・・・・N−1)ここで、x (i
)、y (i)、y (i)、e(i)はそれぞれ時刻
iの受信入力信号、擬似エコー信号、送信入力信号、送
信出力信号であり、h’(j)は時刻iでの推定インパ
ルス応答、μは収束速度係数である。
(3)式が推定インパルス応答の修正式である。
この式により、送信側にエコー信号のみが存在するとき
正しい修正を行うことができる。一方、双方向通話状態
では、e(1)にエコーの残留分以外に送信出力信号が
あられれる。このため、双方向通話状態でり3)式を実
行するとh’(j)が大きく乱れる。
h’(j)を大きく乱さないためには、e(i)の絶対
値を制限することで修正量をおさえ、h’(j)の変化
を小さくする。さらに、収束速度の向上のために、収束
が十分でないときにはe(i)の制限値を大きくし、十
分収束したときには小さくする。この方法は、(3)式
の代りに次の(4) 、 (5)式を計算することによ
り実現することができる。
ここで、Pelは送信出力信号の電力であり、Mは送信
出力信号の電力を検出するのに必要なサンプル数である
h ”’(j)= h ’(j)+ μεl’X (i
−D −−−−−・(5)(j=o、I、2.・・・・
・・N−1)ここて、1e(i)l< K(t’++)
1/2ならばe 、=e (i)とし、1e(i)l≧
L(+’e+)””ならばε1はそノ絶対値をK・(p
 e 、 ) l / 2とし符号をe(1)と同じと
する。
但し、Kは最終消去量によってきまる定数である。
収束が十分てないときには、c(i)が大きいためP 
e lも大きくなり、収束速度は劣化しない。そして収
束が十分すすむとPe+は小さくなる。ここで、e(1
)が急激に変化しても(4)式て求めた送信出力信号の
電力Pe+は、同程度には変化せず、ε、は小さく制限
されインパルス応答は大きく変化しない。そして、もし
双方向通話状態てあれば、しばらくすると双方向通話検
出回路か働き、修正を停止する。一方、通信回線の接続
の変化なとのエコー経路の変動が生じたときには、しば
らく時間が経過しても双方向通話検出回路は動作せず、
Pe+か大きくなり、ε1も大きくなって修正が進む。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。
第1図に示ずエコーキャンセラは、送信入力信号から擬
似エコー信号を差引いて得られる信号を送信出力信号と
して出力する減算回路2、送信出力信号の電力を計測し
送信出力信号電力値として出力する電力検出回路3、送
信出力信号の絶対値の最大値を送信出力信号電力値で制
限しリミタ回路出力信号として出力するリミタ回Fl@
 4、リミタ回路出力信号によりFIR形フィルタ]の
係数を修正しFIR形フィルタ1に係数信号として送出
する係数修正回路6、受信入力信号と送信入力信号の電
力を計測し、且つそれぞれの電力を比較して送信入力信
号が受信入力信号より大きいとき、係数修正回路6に係
数修正機能停止信号を送出する双方向通話検出回路5、
受信入力信号と係数信号とを受信して擬似エコー信号を
生成し出力するFIR形フィルタ1から構成されている
次に、動作を説明する。
まず、受信入力信号x(i)は、FIR形フィルタ1に
入力され、前述したように、(1)式により推定インパ
ルス応答h’(j)と共に畳みこまれて擬似エコーy(
i)となる。そして減算回路2に入力された送信入力信
号y (i)から擬似エコーy(i>が差引かれて(2
)式のように送信出力信号e(1)となる。
さらに、送信出力信号e(1)が電力検出回路3に入力
され、電力検出回路3から送信出力信号の電力Pe+が
出力される。同時に送信出力信号e(i>はリミタ回路
4に入力され、送信出力信号の絶対値が送信出力信号の
電力値により制限されたリミタ回路出力信号ε1かりミ
タ回路4から出力される。このリミタ回路出力信号ε1
は係数修正回路6に入力され、係数修正回路6は、(5
)式に従ってFIR形フィルタ1から入力されたインパ
ルス応答h’(、Nを修正し、新しいインパルス応答h
”’(j)として再びFIR形フィルタ1に出力する。
そして、双方向通話検出回路5において、受信入力信号
と送信入力信号の電力を計測し、それぞれの電力を比較
して送信入力信号が受信入力信号より大きいときは、係
数修正回路6に係数修正機能停止信号を送出して係数修
正回路6の係数修正動作を停止させる。
このように、双方向通話状態に入ってから双方向通話検
出回路により双方向通話状態が検出されるまでの間に、
推定インパルス応答が大きく乱れてしまうことがないよ
うにすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、双方向通話状態を検出
する前に、推定インパルス応答が大きく乱れてしまうこ
とがないようにすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。 1・・・・・・FIR形フィルタ、2・・・・・・減算
回路、3・・・・・電力検出回路、4・・・・・リミタ
回路、5・・・・・・双] O 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 受信入力信号が送信入力信号に廻り込むことにより生じ
    るエコーをFIR形フィルタにより推定して擬似エコー
    を生成し、生成された擬似エコーを送信入力信号から差
    引いて送信出力信号とするエコーキャンセラにおいて、 (A)前記送信出力信号の電力を計測し送信出力信号電
    力値として出力する電力検出回路、 (B)前記送信出力信号と送信出力信号電力値とを受信
    し、前記送信出力信号の絶対値の最大値を前記送信出力
    信号の電力値で制限しリミタ回路出力信号として出力す
    るリミタ回路、 を備え、前記FIR形フィルタの係数を修正する係数修
    正回路が前記リミタ回路出力信号を受信し、前記リミタ
    回路出力信号により前記FIR形フィルタの係数を修正
    して前記FIR形フィルタに係数信号として送出するよ
    うに構成されていることを特徴とするエコーキャンセラ
JP26860788A 1988-10-24 1988-10-24 エコーキャンセラ Pending JPH02113731A (ja)

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JP26860788A JPH02113731A (ja) 1988-10-24 1988-10-24 エコーキャンセラ

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JP26860788A JPH02113731A (ja) 1988-10-24 1988-10-24 エコーキャンセラ

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JPH02113731A true JPH02113731A (ja) 1990-04-25

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ID=17460889

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JP (1) JPH02113731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350237A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Sharp Corp 光源装置、ランプハウジング、ランプユニット、及び投影型画像表示装置
JP2007537563A (ja) * 2004-04-15 2007-12-20 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ランプユニット

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